5887. 2000年10月09日 00時57分22秒 投稿:みね 
 [http://www.osei.noaa.gov/]
NOAAのOSEI(Operational Significant Event Imagery)さんのHPに、↑
Total Ozone Mapping Spectrometer Inventory Pageのページがあり、
TOMS衛星による Aerosols と、SO2の画像を見ることができます。

素人コメント1:
「Sector6、ARCHIVE」で日時を選択すると、日本周辺の画像になります。
例えば、08-Oct-00 02:42 に更新されたSO2画像です。

素人コメント2:
時々見てますが、三宅島は、8/18噴火のSO2だけ観測されたみたいです。

素人コメント3:
上空の風向その他が関係しそうで、有意性は専門家の判定が必要と思います。

素人コメント4:
かzさんが、1カ月前に、成層圏以上の高度について教えてくださいました。
>3748. 2000年08月29日 投稿:かz 
>3736.みね さんへ
>TOMS(Total Ozone Mapping Spectrometer)は空のバックグラウンド
>紫外線の特定波長域におけるSO2による吸収から濃度を出しているので,
>成層圏以上の高度でないとうまく測定できません.
>したがって,大きな噴火時のSO2放出量の観測に適しています.
>8/19以降データが無いのはそのためでしょう. 

くどいようですが、私は専門家でもNASAに関係する者でもありません。
ご紹介した情報は、ご自身の責任で評価のうえ利用されるようお願いします。

[210.255.1.77][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; MSN 2.5; Windows 98)]

5888. 2000年10月09日 09時28分57秒 投稿:らら。 
5880.
みねさまありがとうございました。
東海より南関東のずれのほうが気になったもので。。

時間はかかりますが、もっともっと沢山いろいろ勉強します。

[211.9.1.21][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

5893. 2000年10月09日 18時56分42秒 投稿:ちば 
 [http://www.metro.tokyo.jp/INET/ETC/SAITAI/HISAI/MIYAK287.HTM]
↑東京都から6日に発表された、三宅島の作業時における火山ガス対策
とその運用マニュアルです。

わたしも、安達太良山の事故のすぐ後に
ガスマスクを着用して、H2Sガス測定器持参で、調査をしたことがありますが
なかなか暑くて大変でした。もっともガスの濃度の高い谷間では、
テレビクルーの何人かはきちんとマスクを装着していたのに、
頭が痛いといって高台に避難していました。
わたしは、なんともなかったのでずんずんいきましたが、
測定器の値は100ppmを振り切って警報が鳴りっぱなしでした。

すこしだけの経験からコメント

□マスクは顔全体を覆うようになっているが
人によっては隙間ができるのではないか。
きちんと密着しているのかの確認が必要
(そのNHKのひとは大顔だった)

□吸収缶は、マスクを使用するごとに装着する消耗品
有効時間が1時間程度とされているが、ガス濃度によって変化する。
硫化水素用と亜硫酸ガス用で吸収缶の種類が異なる。
どっちをつけていくかとか予備をどうするとか、あらかじめ作戦が必要である。

[202.32.150.2][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

5896. 2000年10月09日 21時10分12秒 投稿:すみれ 
まだ、どうなるかわからないのですけれど、
呼吸器病学・アレルギー学がご専門のお医者さんをお一人見つけました。
アドレスなど非公開なので、お電話した後、依頼の手紙を投函しました。
直接ここや、「住まいにおける化学物質」のサイトにご登場いただけるか、まだ、わかりませんが、
化学物質と免疫について、お考えをお持ちのようであり、また、真摯な方と思われました。
個々の相談までは出来なくとも、一般的な事、注意事項とか、何か教えていただけたら…と
内心期待しているところです。    もし空振りだったらごめんなさい m(_ _)m 
[133.205.224.91][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5934. 2000年10月12日 12時08分19秒 投稿:さの 
 [http://www-aeros.nies.go.jp/index.html]
久方ぶりの南風系でそらまめ君↑の関東南部のSO2濃度が上がってきました。
これから寒冷前線が南下するまでに要監視でしょう。なかなか終息とまでは
言えないんじゃないですかね。↓
[210.165.70.209][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)]

5943. 2000年10月12日 23時55分11秒 投稿:ちば 
5933ポチさん>
終息なんてまだまだ、とんでもないと思います。
島民が戻っていないじゃないですか。
火山活動だってまだ続いています。

たしかに一時より変化が少ないとは思いますが、
火山活動は活発に続いている状態です。
火口付近の温度はまだ高い状態で
火口から噴煙が連続的に上がっている(ときどき火山灰を含む)。
その中に含まれる火山ガスの量は減少していないし、
成分もSO2やHClなど、高温のマグマを示すものが多い。
カルデラ内の火口の地下には、高温のマグマがあることはまちがいないでしょう。

もしもSO2やHClなどの火山ガスが少なくなってくれば、
マグマの温度が低下してきた反映であり、
終息が近づいてきたと言えるかもしれません。
終息したかどうかを判断するには、それだけでなく、
さらに、三宅島の収縮が止まり垂直変動量も安定してさらに
地震や磁力や重力などの変化も見極めなければいけません。

もし、それらが安定したとしても、それでも
現在のような植生が徹底的に破壊された状態では
雨が降ったときに泥流の発生の恐れがあります。
地域によっては雨が降るたびに避難所に行かなければならない状態では
すべての住民を帰すわけには行かないと思います
それでは終息とは言えません。

火山灰や噴石、火山ガス、泥流によって破壊された山の緑が
戻り、あるいは、それ以前に防災施設が完成して、少々の雨が降っても
大丈夫な状態になって、それから島民がもどってこれるわけですが
そのときには泥流の危険の高い場所の土地利用をどうするかとか
虻田町でいまおこっているような難しい問題も発生するでしょう
実はまだまだ、これからが本番という気がしています。

その期間がどのくらいになりそうなのか
年内がどうのということではないと思いますが

[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]
5951. 2000年10月13日 08時38分21秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
5943ちばあん>
>もしもSO2やHClなどの火山ガスが少なくなってくれば、
マグマの温度が低下してきた反映であり、
終息が近づいてきたと言えるかもしれません。

言えないでしょうねえ.
わたしは,そういう事態の到来を不気味だと感じます.

そういう事態の開始で一時帰宅なんぞを実施して,破局が到来することがいちばん恐ろしい.1986年11月19-20日ころはそういうムードになって,とつぜん21日の破局を迎えた.伊豆大島.
 

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]
5955. 2000年10月13日 11時17分05秒  投稿:のんまま 
初めまして。三宅島ネタを終息に向かわしている途中にすみません。
情報、どなたか頂きたいんですが・・・
つい先日まで硫黄臭が奈良市であったんです。(月曜日まで)
雨の日だったからだと思うのですがいつまでこれは続くのでしょうか。
私は臭いに敏感なため、ちょっとでも臭いがあると
部屋の窓を開けることができないんです。(頭痛くなって)
外出なんてとんでもない!困っています。
ちょうど先月の中頃から臭っています。
こんな距離があるのに・・・まだ滞空しているのでしょうか?
[210.161.28.142][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]
5956. 2000年10月13日 12時01分09秒  投稿:Cauli. 
5955のんままさん>
10月8日午後から9日に掛けて、三宅島上空の風が東寄りになるというので注目していたところ、岐阜県や福井県で二酸化硫黄濃度が20ppb(0.02ppm)程度になった観測点がいくつかあったと記憶しています。これは普段の値(数ppbオーダー)よりも高いのですが、環境基準(1時間値100ppb、日平均値40ppb)よりも低いので、ここでは特に騒ぎませんでした。

「硫黄くさい」というのは硫化水素(腐卵臭)なのか二酸化硫黄(刺激臭)なのかわかりませんが、後者は都道府県が常時観測しているはずですので、県庁の大気汚染担当課で当時の観測値がわかるはずです。それと風の状況を対照すれば、三宅島起源か他の発生源によるものかあたりがつきましょう。

今後の推移については、雄山次第・風次第ですね。

[211.128.227.204][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]
5957. 2000年10月13日 12時48分02秒  投稿:村松@東北大 
5943ちばさん:
植生の破壊に加えて、土壌汚染があります。残念ながら土壌については全くの素人ですので、予想だにつきませんが、酸性になった土壌を改質し、元のような農作業が復活するまでかなりの時間がかかるのでは、と思いますが、いかがでしょうか。
また、飲料水用の水源もかなりダメージを受けているような気がします。
火山ガスが出なくなったといっても、まだまだ問題は山積みで、とても帰るプログラムを組むような状況ではないと思います。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5958. 2000年10月13日 13時09分19秒  投稿:ポチ 
5955:のんままさん

こんにちは。たまに狂犬となるポチです。異臭情報も最近来なくなったので、どうなんだろうと思っておりました。わたしの住む中野区では今まで1回しか異臭を確認できませんでした。こうした情報はとても貴重だと思います。より多くの地点からこうした情報が継続的に入ってくることを期待しています。

きょう新宿紀伊国屋に行って、火山関係の本を漁ってきました。以前よく通っていた阿佐ヶ谷の大書店は地学コーナーが消失してしまったので、新刊書でもないかと思ったのですが。三宅島に便乗したバッタものはまだないようです。いまはわたし、読書の時期にあります。これから三宅島がどう変貌していくのか、どこに注目すればよいのか、ネット上で得た知識を書籍で検証する作業を自分に課しています。火山観測機器のハード面の知識をもっと深めたいし、防災行政の実務にも詳しくなりたい。テーマはいくらでもあるのです。

[211.13.140.20][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5962. 2000年10月13日 18時14分52秒  投稿:sai 
#5955. のんままさんへ    はじめまして saiです。

>情報、どなたか頂きたいんですが・・・

日記をあたりました。 
2000.10.09の朝、小雨 硫化水素(H2S)臭 静岡県中部で感じました。

経験上 当地では小雨の時強く感じます。
昼間は不快感(二酸化硫黄?)がありました。

> 私は臭いに敏感なため、ちょっとでも臭いがあると
> 部屋の窓を開けることができないんです。(頭痛くなって)
> 外出なんてとんでもない!困っています。

この問題はず〜と考えていまして、当日小実験してみました。

窓を閉めて、新聞紙の上に乾燥剤の消石灰をおいて扇風機を回してみました。

結果 少しは効果がありそうでした。 不快感の減少

乾燥剤の消石灰、生石灰は危険物ですので絶対にまねしないでください!!!

村松@東北大さん なんかいい安全な方法はありませんか?

[202.208.61.183][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.5; Mac_PowerPC)]
5966. 2000年10月13日 22時54分25秒  投稿:なかじま 
こんにちは
火山ガスや防毒マスク。についての質問があります。
ある都市を火山ガスが襲うと言うようなシュミレーションがありますか?
あらかじめ、避難しておくか、住民全員に防毒、防塵マスクを支給しておくか。。。
現在市販されているマスクの規格で、このような状況下で使用できるものは有るのでしょうか。勿論、大人用として。数千ppmの濃度で数十分の仕様。避難するのにどのくらい時間が掛かるか。
子供用、赤ちゃん用というのは、有りますか。
100万人都市が襲われそうになり、避難命令がでる。というシュミレーションでも良いですが。
以前どこか外国で、毒ガス攻撃に備えて、住民に防毒マスクが支給されているという話を聞いた事がるのですが。
今回、三宅島の噴火で、関東はもとよりかなり広い範囲でイオウの匂いがした、当地でも何度か匂いがしたので、こんな事を考えました。
[210.147.32.86][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]
5967. 2000年10月13日 23時58分54秒  投稿:さの 
>5966 なかじま さま

>ある都市を火山ガスが襲うと言うようなシュミレーションがありますか?
ありません(もちろん断言も証明もできませんが)。

>100万人都市が襲われそうになり、避難命令がでる。というシュミレーションでも良い
ですが。
 軍事的研究の中にあるかもしれません。

今の三宅島からの火山ガス放出の強さでは、関東地方でガスマスクを住民全員に配布すると
いう対策を考える必要はないでしょう。ただし、少数の火山ガスに弱い方々への対策は、
もっと強調されなければならないと思います。火山ガスの人体への影響には大変な個人差が
あります。

さらには、三宅島で作業をしなければならない方々、及び、近隣の島々の住民に対する
火山ガス暴露予防対策、健康管理の強化と、そのための火山ガス濃度の測定をきちんと
行う必要がありますが、現実には極めて対応が遅れて(ずれて)います。> 東京都さん

まずは、この掲示板の表題下にある「三宅島噴火をめぐる議論の履歴へ」の中の
ある火山学者のひとりごと(ガス)indexをご覧下さい。長くてややこしくて難しくて大変ですけど。

(余計なさんこと)
・シュミレーションではなくシミュレーションです。
・イオウの匂いというのはいろいろな種類がありますので、卵の腐ったようなとか
 温泉ぽいとか、種類を表す感覚的な形容詞をつけるとよいです。
・当地とはどこですか?

[210.165.70.71][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)]
5968. 2000年10月14日 00時06分27秒  投稿:ポチ 
 [http://www.jda.go.jp/jgsdf/]
5966:なかじまさん

ちょっと取り扱い注意な話題だと思いますが、外国の話というのは湾岸戦争時のイスラエルのことです。↑陸上自衛隊のホームページに「セキュリタリアン」誌から転載された防衛研究所の喜田邦彦氏の「湾岸戦争とミサイル防衛 その時イスラエル国民は」があります。人口の65%にあたる290万人に無料配布され、マスクの原価だけで約500億円かかったそうです。
ところで情報は交換の原則があります。”当地”というのが不明ですし、”何度か”では何の情報にもなりません。
よろしくね。

[211.120.76.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5970. 2000年10月14日 01時51分12秒  投稿:のんまま 
Cauli様
ポチ様
sai様
情報ありがとうございました。

関西で異臭がする!と言われた9月の台風の時と
同じ臭いが続いていたので多分三宅島の影響だと思うのですが・・・
すみません。腐敗臭か刺激臭かあまりわからないので・・・
どこかで下水管破裂してる?と思ったときもありました。
小雨の日、雨が降る前日の夜は臭うんです。
覚えているのが雨が降った日だけなのかもしれませんけど・・・
でも、窓を閉めていれば耐えられる臭いになってきたので
濃度も薄くなってきていると言うことなのでしょうか。
10日火曜日以降は臭いは感じられませんでした。

[210.161.28.184][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]
5971. 2000年10月14日 02時16分43秒  投稿:ポチ 
化学戦のデータが参考になるかは不明ですが。さほど軍事オタクではない
わたしがいつも利用させていただいている ジェイムズ・F・ダニガン著
「新・戦争のテクノロジー」河出書房新社(1992年)の第21章 化学、
生物、核兵器 から。pp428-429,

風はガスの効果を助長したり弱めたりする。風が短時間で無害の濃度まで
ガスを薄めてしまう。
時速二十キロメートルの風は、時速四キロの風に比べて、六十%以上も有
効範囲を小さくする。風はまた、風下の地域に被害を及ぼす。
1日のうちの時間帯と風の強さによっては、神経ガスが百二十キロ離れた
ところまで、非致死性の被害を及ぼすことがある。
強風だと、時刻にかかわらず有害濃度のガスを七十五キロ先まで運ぶ。
(中略)化学剤がもっとも威力を発揮するベスト・コンディションは、寒くて
風がない夕刻、浸透性のある土壌で植物が生い茂っている、そんな環
境、反対に、科学剤の効きめがもっとも薄くなる条件は、暑くて強風、浸
透性のない土壌で茂みがない、しかもどしゃ降りの雨、である。
持続時間の長い化学剤は、相手が着ぶくれているときは別として、冬にもっ
とも効果をあらわす。マスタード・ガスの場合、効力持続時間は冬八週間、
夏七日間、雨期はわずか二日間である。
持続性のある液体神経ガスVXは、冬だと十六週間、夏三週間、雨だと十二時
間しかもたない。

[211.120.76.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5973. 2000年10月14日 08時08分04秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
ガスマスクですが,これは,公的機関に頼らずに民間レベルで対応することも可能です.大地震のあとに,デパートの防災グッズがよく売れると思います.それとおなじで,いまガスマスクを大量生産して販売すれば,近々飛ぶように売れる可能性があると思います.

冷戦時代,個人消費者にむけて核シェルターが販売されたのと同じ発想です.
それで儲かったお金の何割かを三宅島被災者にあげたら,尊敬が集中することでしょう.

起業家のかた,挑戦してみませんか?一攫千金??
わたしはこの件に関して,経済的損失の責任を,一切負いません.
 

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]
5974. 2000年10月14日 08時50分48秒  投稿:なかじま 
なかじまです
大変失礼致しました。埼玉県の南部、富士見と言うところです。
回数は、定かでありませんが2−3回です。日時不明。割と弱く、感じない人もずいぶんいました。せんじつ、火山が爆発し、ガスに襲われた夢をみたのです。それで先の投稿となりました。
 全面タイプの防塵マスクを一度着けた事がありますが、うっとおしくてとても長い時間装着する気にはなれませんでした。
 三宅島の避難以来、関連のページをROMしていますが、避難された方の苦悩は大変なものだと思います。先を見通す事の困難な今、焦りと疲れだけが、どんどん溜まっているのだと思います。支援の皆さんも過労には十分注意して、こらからもよろしくお願い致します。
 ずーと、しゅみれーしょんダト思っていました。
[210.147.74.129][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]
5975. 2000年10月14日 08時56分35秒  投稿:村松@東北大 
5973早川さん:
防毒マスクですが、ちゃんとしたやつだと、25000円くらい。吸収缶も高濃度用だと5000円くらい。初期費用は合わせて30000円くらい。それから訂正があります。以前、酸性ガスは表面処理した活性炭だろうと言いましたが、それだけではなくて、炭酸カルシウムみたいな中和剤が入っているようです。
毒ガスに対して防毒マスクを装着すれば大丈夫というのは、逃げることを想定してのことで、これをつけて恒常的に作業をすることができるという考えは支持できません。毒ガスがきたら当座は防毒マスクをつけてしのぎ、さっさと逃げる、あるいはガスが通りすぎるまで待つ、というのが正しいでしょう。
これをつけて恒常的に三宅島での作業をやらせないでください>>東京都どの
マスクは目や呼吸系は守りますが、皮膚などは守れませんから。当たり前ですけど。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5976. 2000年10月14日 09時10分10秒  投稿:村松@東北大 
5975村松の補足:
空気呼吸器というのがあります。特に我々のような化学系の建物にはあちこちにこいつが常備されていて、決死隊を結成して、倒れている仲間を救助に向かうためのマスクです。私の研究室の外にあるのは(中にあっても意味がない)、ライフゼミという空気呼吸器です。こいつは、1セット300,000円くらい。補助ボンベが100,000円くらいです。酸素濃度が18%以下のところや、有毒ガスがなんだかわからないときは、こいつをつけます。かなり、何度も練習しないと装着が間違ったり、時間がかかったりします。
あと、送気マスクは、ポンプ本体は粉塵を濾過するだけですので、あたり一面毒ガスのところでは使えません。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5977. 2000年10月14日 09時26分51秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
村松さん,

登山用の酸素吸入ボンベって,緊急時に役に立ちませんか?
あれなら,一本1000円.
ぜんそくもちのひとは,それを常時携帯して,せき込んだらそれを吸う.

これを送信してでかけます.ちょっと一ツ橋まで.

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]
5978. 2000年10月14日 10時13分10秒  投稿:ポチ 
 [http://www.sts-japan.com/J.HTM/22/32_5.htm]
おそるおそる、村松さんおはようございます。
ライフゼムって300,000円もするんですか。いや、するだろうなあ。
ダイバーであるわたしから見ると、個人が所有するなら
市販の6か8リッタータンクとハーネス、レギュレーター、
ダイブマスクで多分120,000円くらいかな。フルフェイス
マスク(面体)で組んでも200,000円以内で済むと思います。
防災仕様ではないですが、火の海をくぐったり神経ガスに
対応するわけではないので、まあ問題ないでしょう。
[211.120.78.27][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5979. 2000年10月14日 12時21分51秒  投稿:sai 
#5967. さのさんへ

>余計なさんこと)
>・当地とはどこですか?

静岡県中部です。

[202.208.61.199][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Mac_PowerPC)]
5982. 2000年10月14日 14時47分45秒  投稿:村松@東北大 
#某掲示板の件で裏で激論を交わしていたので、こっちを見る暇なしで、すんません
5977早川さん:
それでもいいでしょうが、眼がやられる可能性を危惧しています。
あと、緊急避難用に「小型空気呼吸器」というのがあります。こいつはフードをつけて(スーパーの買い物袋の大き目のやつみたいなもの)、肩に小さなボンベを下げるタイプです。
これなら、高くても30,000円です。密閉性がめちゃんこ悪いので、さっさと逃げるときだけに使えます。で空気も10分しか持ちません。
#10分で30,000円は高いような気がしますけど。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5983. 2000年10月14日 15時02分57秒  投稿:村松@東北大 
5978ポチさん:
ダイバー仕様とライフゼム、私ダイビングしないので、何が違うのか、正直言ってわかりません。
ライフゼムですが、最大補給量は、毎分550リットルで、ボンベの容量は常圧換算で1200リットルくらいです。普通に使うと30分くらいは余裕で持ちます。が、1時間は絶対に不可能と思います。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
5985. 2000年10月14日 20時33分49秒  投稿:めめ#通りすがり 
 [http://volcano.und.nodak.edu/vwdocs/volc_images/africa/nyos.html]
火山性ガスによる災害としては、 カメルーンの1986年の大惨事↑を、忘れることはできません。
原因は、SO2やH2Sではなく、CO2。いまの三宅島とは全然性質を異にしますが。
[210.166.80.151][Mozilla/4.75 (Macintosh; U; PPC)]
5987. 2000年10月15日 00時30分25秒  投稿:村松@東北大 
5985めめさん:
上の「[三宅島噴火をめぐる議論の履歴へ]」をクリックして、「ある火山学者のひとりどと(ガス)」を是非ご覧下さい。これまでの、火山ガスの議論の経緯がわかります。
事故事例も出ています。
関係各位のご尽力に感謝します>>議論のまとめ 特にCauli.さん
[211.10.64.124][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0; DigExt)]
5988. 2000年10月15日 15時57分05秒  投稿:ポチ 
 [http://www.sts-japan.com/J.HTM/22/32_5.htm]

5983:村松さん

ありがとうございました。ライフゼムとスキューバの違いについてですが。
防炎・耐腐食性などに対応した素材を用いているかは仕様書を見なければ
不明です、ただしデマンド型とプレッシャデマンド型(陽圧型)について
は、ダイビングのレギュレータはすべてデマンド型に属しており、吸気し
なければ送気はしません。どちらも二段減圧方式で、レギュレータのタン
ク側で高圧空気(200kg/cuまたは150kg/cu、小型タンクでは後者のみ)
を約8kg/cu+環境圧に減圧し(ファーストステージ)、口元のセカンドス
テージで環境圧と等圧に調整します。当然深く潜るほど呼吸可能時間は減少
します。
ライフゼムに使用する6または8リッタータンクは通常ダイビングでは補助タ
ンクとしてしか使われません。空気供給の持続時間の計算式を出したかった
のですが、今U.S.NAVYのダイビングマニュアルしか探し出せず、単位の換算
で挫折しました。すみません。
ところで川重防災工業↑のページでオキシゼムというのがありますが、これ、
ちゃんと使っているところがあるのでしょうか。公称150分使用可能というの
ですが、これは多くのダイバーを殺した純酸素の閉回路スキューバと同じもの
のようです。炭酸ガスキャニスターで純酸素を再利用するもので、現在ダイビ
ングで使用するのは論外。わたしの知識では、これを使用するときは、まず肺
と気管内の空気を純酸素で満たし、器具を装着して閉回路を作ります。窒素
(ダイビングでは空気中に79%と仮定します)が多量にこの閉回路に残留して
いると、次第に酸素分圧が低下し、死亡します。作業中にいったん大気を呼吸
することで事故に至る可能性もあります。酸素モニターがあるのでしょうが、
どんなにレクチャーを受けても潜水医学の専門的知識のない人間が使用する
環境をわたしは想像できません。

[211.120.77.62][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]