6487. 2000年11月20日 22時30分23秒 投稿:10OR@横浜 
自然科学系の大学をだいぶ前に卒業したものです。
久々に外がすごく「温泉」臭い(?)ので、一言発言しようと思いました。

ここで、発言することではないのかもしれませんが、
神奈川の環境が11月1日から「三宅島の噴煙に関する…」を更新しなくなったのが、
すごく残念です。
南風も強まってきました。しかも雨(酸性雨?)
これからの状況を専門家の人にお聞きしたいのですが…。
 
 
 
 
 
 

[133.130.90.53][Mozilla/4.6 [ja] (Win98; I)]

6488. 2000年11月20日 23時11分17秒 投稿:さの 
 [http://www-aeros.nies.go.jp/]
国会中継を見ていて目を離していましたが、そらまめ君↑22時現在では、横浜−千葉を結ぶ
線まで南より風系が達している模様です。神奈川県中部で若干SO2濃度の上昇が見られます。
これから明け方の寒冷前線通過までに、強い南風系が関東平野内奥まで達するでしょう。
夜間で日射による大気混合が強くないので、8月下旬から9月上旬にしばしば見られたような
広範なSO2濃度上昇にはならないのではないかなと思いますが、SO2に弱い方は明け方まで
要警戒でしょう。神津島は大丈夫だろうか?
[210.165.70.248][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)]

6489. 2000年11月21日 00時09分44秒 投稿:Cauli. 
 [http://www-aeros.nies.go.jp/cgi-bin/fig3-4.cgi?point2=14&year=00&month=11&date=20&time=23&select=SO2&saisin=&point=14111020]
そらまめ君より横浜市港南区野庭中学校の時系列図↑。本日21時から急激に二酸化硫黄が急激に増加し、23時には106ppb(0.106ppm)に

神奈川県環境科学センター神奈川県内における大気の常時監視測定は依然ダウン中の模様。

[211.2.44.67][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

6490. 2000年11月21日 00時15分57秒 投稿:らら。 
今日は、東京都と神奈川のHPの大気の常時観測リアルタイムデータ−見られるようになってました。土、日だけ、サーバーエラーだったみたいです。これでほっとしました。細かい地域で見られるので頼りにしているので・・
ありがとうございました。
[211.9.1.6][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

6492. 2000年11月21日 01時01分01秒 投稿:Cauli. 
6490らら。さん>
本当だ、40分前には死んでた神奈川復活してる。
[211.2.44.65][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

6493. 2000年11月21日 05時45分44秒 投稿:さの 
起きてみたらそらまめ君の0時以降の南関東の集信が止まっている?みたい。
生きている東京都を見ると、6789 Cauliさんご指摘のSO2高濃度ピークは、
東京都区部を0時〜1時くらいに風系に乗って南から北に通過していったように見えますね。
SO2濃度のピーク値は20ppb程度だったようです。
[210.165.70.30][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)]

6494. 2000年11月21日 12時30分02秒 投稿:みき@神奈川 
今朝、羽田まで横浜経由で行って来ました。
いつもはベイブリッジのあたりでは何も臭わないのに、
窓を閉めていても臭いました。
この臭気が三宅島起源とすれば、防災関係者の作業は中止でしょう。

今日は、三宅島は大雨警報が出ているとか(8:00頃のNHKラジオによる)。
これまでに降った火山灰による泥流や地盤のゆるんでいるところの崩落の被害が心配です。

[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

6495. 2000年11月21日 15時59分13秒 投稿:松島 
 [http://homepage1.nifty.com/telemeter/menu.htm]
宮城県でも20日深夜から21日未明にかけて強い南よりの風が一時的に吹きました。
問題になるような濃度ではないですが、21日未明に通常は起こらないようなSO2濃度の上昇が起きています。
風向が南よりから西寄りに変化するとともに濃度が減少しています。
なお、上のホームページでは風向は「WD」、風速は「WV」で表示されています。
[130.34.125.208][Mozilla/4.75 [ja] (Windows NT 5.0; U)]

6500. 2000年11月22日 11時10分35秒 投稿:ちば 
 [http://www.sbs-np.co.jp/shimbun/]
富士山の大沢で発生した土石流
量は約35万立方メートルで、除去には
14億円もかかるそうな

「この時期、日本海で低気圧が急速に発達するときは、
暖かい南風が吹き込み、富士山の高いところでも雨がふる
山頂付近はすでに雪や氷があって、不透水になっているから
夏のように浸透することなく、ただちに表流水となって下流に出てくる
そうすると、雪や氷や砂礫と水の混じったスラッシュなだれが発生、
下流では土石流や泥流が発生する・・・・」
と、
暖かくて硫黄臭い雨を浴びながらしていた心配が
現実のものとなったのでしょうか

[202.32.150.2][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]
6522. 2000年11月24日 20時20分08秒  投稿:hotahota 
 [http://www.glocomnet.or.jp/criepi/147/147.main.html]
ほたほたです.
誰かすでに発言したかもしれませんが,日本全体の二酸化硫黄の排出量は
80万トン/年くらいなのですね.三宅島はこれを一か月たらずで出しています.
中国が1190万トン/年です.これは三宅島の1年分に匹敵します.
長期間続くと酸性雨被害が増えそうですね.
[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]
6525. 2000年11月24日 21時47分01秒  投稿:ちば 
 [http://www.koe.gr.jp/miyake-gas/]
ほたほたさん>
 まったく、同感です。
 二酸化硫黄(亜硫酸ガス)による被害についての資料は
昭和40年代の公害関連の文献に詳しく載っていると
思います。その当時は、酸性雨という話はありませんでしたが、
きっと、降っていたんでしょうねぇ。
 ただそのころの情報は、インターネットの検索には
かかりにくいかもしれないですね。
(IT革命は、インフラだけでなく、コンテンツをもっと)
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]
6526. 2000年11月24日 23時52分41秒  投稿:村松 
6525ちばさん:
硫黄酸化物は、石炭からだとたくさん出ますが、中国のはそれが原因です。日本の場合、以前にも述べましたが、四日市喘息の原因物質として有名になりました。でも、石炭化学華やかなりし頃は、日本全体で結構出ていたはずですが、観測されていなかったのでわからなかった、というのもあるでしょうね。
特定の症状と、いわゆる“公害”が結びついた例は、それほど多くないことに、言いしれぬ恐怖を感じます。我々化学屋は、足尾銅山のことを忘れてはいけない、と思っています。
田中正造になれ、とは言わないまでも、どんな研究の中にも、生命の大切さを常に考えていかないといけない、と思っています。

#今晩は「一の蔵」純米で4合目。。。。 (_ _;)

[211.10.64.124][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0; DigExt)]
6527. 2000年11月25日 00時12分04秒  投稿:村松 
6526への補足:
硫黄酸化物と足尾銅山、それだけではわからないシトへ
松木村 というキーワードで、結びつきます。
実は最近の三宅島雄山の近くを見たとき、これを思い出したのでした。

#5合目突入。。。 (_ _;)

[211.10.64.124][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0; DigExt)]
6528. 2000年11月25日 00時35分34秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/product/3dscan/asio199902/ASIO5.jpg]
↑今の松木川。この谷あいに精錬ガスが充満した昭和初期の写真が有名だが、植生の壊滅そのものは山火事と言われています。

日光の中禅寺湖から尾根ひとつ挟んだ南側を西から東に流れ、渡良瀬川、利根川へそそぎます。
私が土石流の研究で2週間に1度行くところです。
 
 

[210.250.0.56][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]
6530. 2000年11月25日 01時29分53秒  投稿:なや 
 [http://www.net-ibaraki.ne.jp/kintaro/sub1.htm]
日立銅山も、銅山と硫黄酸化物公害の問題が大きかったところですね。
↑のページにある 日立鉱山によれば、植生にも甚大な影響があったようです。
ただ、その当時としては公害対策に真剣に取り組んだということは、新田次郎著の「ある町の高い煙突」の物語にもなっています。
[210.170.173.27][Mozilla/4.72 [ja]C-NSCPCD (Win98; U)]
6531. 2000年11月25日 22時54分06秒  投稿:吉野@千葉県 
久しぶりに書き込みます。このところSO2の話題が復活してきているようです。

実は、本日午後、14時ごろから千葉県の各地で大気中の二酸化硫黄の値が高くなりました。
15時ごろが千葉県内ではピークで、市川市、浦安市の観測点で0.1ppmを越えたようです。この時点の風向きは北東からの風(強風ではなかった)です。私も注意してきましたが、基準値を超えたのは9月以来初めてかと思います。

16時ごろからは、神奈川県(横浜市、横須賀市方面)の濃度が高まったようです。18時ごろに、ほぼ終息した。この時点でも南風ではありませんでした。

このボードの書き込みでは、冬場は南風から、北西風、北東風に変わるから、三宅島からの二酸化硫黄は首都圏には到達しないだろうとのことでした。そうした中で、三宅島・雄山からの二酸化硫黄の排出が一日あたり9〜10月ごろの3万トン/日から、やがて6万トン/日、8万トン/日といわれ、北東風の日でも千葉県の市川市あたりで基準値を超えるとなると、今後どうなるのでしょうか? 改めてご専門の方々の見解を聞かせていただければと思います。
 

[202.238.108.75][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)]
6532. 2000年11月25日 23時24分44秒  投稿:智 
今日(25日)18時伊丹発羽田行きの全日空で東京に戻って気ました。
着陸態勢に入るころ機内で硫黄の匂いがしました。
機内放送では三宅島の噴火の影響だとの説明がありました。

報道されなくなってつい忘れそうになるけど
まだ続いているんですね。
 

[210.197.122.12][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]
6533. 2000年11月26日 01時27分42秒  投稿:Cauli. 
6531吉野さん>
そらまめ君の風向風速表示は地上付近の風であることに留意する必要があります。地上が北風でも上空が南風なら、雄山が放出した火山ガスは本州上空に到達することがあります。

気象庁は火山観測情報第374号(25日9:45)において、25日の雄山上空約1000mでは南東の風4〜6m/sと予想していました。実はこの情報がWebに載ったのは夕方になってからの上、24日発表の火山観測情報では、第372号(9:30)で「南東のち東3m/s前後」と予想していたのに第373号(16:30)で「北東5〜8m/s」に変更したので、これらの情報により我々一般市民が火山ガス来襲に備えるにはまったく不十分だったわけです。

さらに、25日15時の地上天気図(新日本気象海洋(株)へのリンクですがURLは変更されるかもしれない)を見ると、本州中部に弱い気圧の尾根が認められます。つまり、上空の南寄りの風により本州上空まで運ばれてきていた火山ガスが、この気圧の尾根による下降気流により地表にまで吹き降ろされたというのが25日の二酸化硫黄濃度上昇の原因だったとわたしは考えます。

[211.2.44.109][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]
6534. 2000年11月26日 06時17分22秒  投稿:さの 
昨日(25日)の三宅島から関東平野にかけての上空(10000-2000m)風は南西だった
ようです。三宅島の火山ガスはこの上空風にのって、正午位には千葉県北部上空に達した
ようです。午後になると、小春日和の日射で大気混合層が発達し、次第に火山ガスは対流
で地上に引き下ろされる状況となりました。このとき、関東地方の地上の風系は、埼玉・
群馬県境、茨城・栃木県境付近を境にして、それより北では南より、南では、北−北東で
弱いものでした。

こうして地上に舞い降りてくた火山ガスは、千葉県北部あたりから北−北東系の地上風に
かき寄せられるようにして、上空とは逆に南−南西方向に動いていき、14時頃には京葉
工業地帯付近、16-17時頃に横浜市付近でSO2濃度のピーク(約100ppb)を生じさせ、
薄まりながらさらに南−南西方向に去っていったと思われます。なお、午後には東京で
「煙霧」が観測されています。

一方、上空で千葉県北部を通り、さらに北進していった火山ガスは、茨城県北部あたりか
ら大気混合層の対流で地上付近に降下し始め、地上の南より風系に乗って北進し、午後に
栃木県の北部あたりまで達したようです(黒磯で12時から16時に40ppb程度のSO2濃度ピーク
がでています)。

本日(26日)も、昨日と同じような気象状況が続くので、上記と似たようなことが起きるの
ではないかと思います。ただし、本日は、日本海北部を低気圧がやや発達しながら東進し、
関東地方の地上風系は、午前中にも南よりとなるでしょうから(昨日の南関東地上風系は
午後でも北よりであった)、SO濃度の高いところが出ても、昨日よりその範囲は広がるも
のの、ピーク値は低くなる(広く薄くなる)のではないかなと思います。

以上参考資料
そらまめ君
関東甲信地方府県天気予報文(11月26日5時気象庁発表)(国際気象海洋(株)HP) など

[210.165.70.106][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)]
6535. 2000年11月26日 07時18分25秒  投稿:吉野@千葉県 
 [http://www.koe.gr.jp/chiba-report/]
6533 Cauliさん>
6534 さのさん>

早速のレス、ありがとうございました。

なるほど、上空の風向きに要注意なのですね。

三宅島の火山活動がいつまで続くのか不明な現在ですが、それだけにマスコミ各社は自らの紙面、画面に、一段扱いで結構ですから三宅島関連のコーナーを設け「上空の風向き予報」を発信して、首都圏に住む人々へ伝えてほしい。また、そうした社会的使命を是非とも果たしてほしいと期待します。

[202.238.121.28][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]
6536. 2000年11月26日 16時58分53秒  投稿:hotahota 
 [http://www.eic.or.jp/ecolife/c006.html#C-7]
ちばさん.
長期間今の状況が続けば影響があるだろうと心配しただけです.
例えば10年間この状況が続いたとしたら,土壌に対する影響はかなり出てくると思います.最近の日本では日常的に酸性雨が降り続いていますので,それにさらに影響が上乗せされます.それが,どの程度になるのか専門家の評価が必要でしょう.
中国から日本にやってくる酸性物質と比べてどの程度なのか興味があります.
[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]