ある火山学者のひとりごと


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<最新10発言>
19909. 2018年12月30日 22時36分20秒  投稿:Mr.T 
ちば様
再度の早々のご教示,ありがとうございました.

以下,私の拙い考えです.
キノコ岩の暗色の傘と明色の柄は,異なった火砕流堆積物と思われる.
明色の柄の部分は,先行した火砕流堆積物の上部で非溶結である.
暗色の傘の部分は,後発の火砕流堆積物の下部で同様に非溶結である.
両者を比べると,暗色の傘の部分が強度が大きいか透水性が低い.
よって,暗色の傘の部分が侵食に対するキャップロックとなった.
両者の差は,火砕流堆積物の上部と下部における溶結度の微妙な差に
原因があるとみられるも詳細は不詳.

傘の部分が,パラゴナイト化作用で透水性が低くなったとしたら…
何となく希望が出てきました.
ただ,パラゴナイト化は苦鉄質な感じですが,珪長質な火砕流でも同様に
起こるのでしょうか?

かつて現地で確認していますが,暗色部は表層だけでバクテリアか何かが
原因と邪推しています.
また,暗色部の表層下は珪長質で非溶結な火砕流堆積物でした.



19908. 2018年12月30日 14時19分28秒  投稿:ちば 
 [https://www.flickr.com/photos/jsjgeology/39431051110]
そうです
新第三系です 絶対年代は 約1000万年前
火砕流の体積は80km^3もあるようです
湖成層であるとの記載があったので
傾動したのかなと思いましたが
誤解かもしれません 
火砕流のリジナルの傾斜でおかしくないと思います

透水性の議論は先の論文の主題ですが
まだ詳しく読んでいません

私のアイディアですが
一般的に火砕物はパラゴナイト化作用とよばれる
変質によって透水性が下がります カッパドキアの場合
もともとの粒子組成(軽石の割合など)にばらつきがあって
透水性の低い部分が 妖精の塔の帽子caprock
になったというのではどうでしょうか

論文の抜粋です

According to Le Pennec et al. (1994), the Kavak member covers an
area of at least 2600 km2 and has a volume of approximately 80 km3.

In previous studies, the age of the
Kavak member was determined as 8.6±1.7 Ma by Innocenti et al.
(1975) and 11.2± 2.5 Ma by Temel (1992) based on the radiometric
dating (K/Ar method).

19906. 2018年12月29日 16時44分41秒  投稿:Mr.T 
ちば様
早速のご教示,ありがとうございました.
ご迷惑でしょうが,再度質問させて頂きます.
19903に関する質問です.
>第三紀の火砕流
正確には新第三紀ではないでしょうか?
>傾動してできた台地
Fig.6の明瞭な面は,火砕流堆積物の堆積原面ではないでしょうか?
>透水性の低い層や岩が
>傘のような役割するために
一般的に非溶結の火砕流堆積物は透水性が高いはずで,透水性の低い部分はどのようにしてできたのでしょうか?

19905. 2018年12月29日 12時19分23秒  投稿:ちば 
 [https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0013795209000301]
降水よる湿潤と乾燥、冬季の凍結融解の影響と塔の形の関係


Fig. 6. The capillary effects on fairy chimneys (Pasabaglari) (a),

Zeynal Abiddin Erguler(2009)Field-based experimental determination of the weathering rates of the Cappadocian tuffs, Engineering Geology, 105,186-199.



19903. 2018年12月29日 08時43分22秒  投稿:ちば 
 [https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0013795209000301]
Mr.T さん>
書き込みをありがとうございます

カッパドキアの奇岩は、
第三紀の火砕流が堆積した平坦面がその後
傾動してできた台地が侵食されてできた地形です。

火砕流台地の縁の崖を見ると
透水性の低い層や岩が
傘のような役割をするために
その下側が雨に触れにくくなり、
侵食速度が小さくなるので
垂直な崖や塔が多くなるようです

その後は、凍結融解などで徐々に表面がはがれるように
侵食されますが、下部ほど水分が抜けにくいので
円錐の地形ができるようです

19902. 2018年12月26日 19時55分27秒  投稿:Mr.T 
トルコのカッパドキアには珪長質な火砕流堆積物が分布するらしいのですが,有名なキノコ岩がどのようにしてできたかご存知でしたらご教示お願いいたします.

19900. 2018年12月09日 11時22分08秒  投稿:ちば 
伊豆大島巡検無事に終わりました。
おかげさまで満員で、天候にも恵まれ、いろいろな感動がありました。
これは三原山からみた伊豆諸島です

19899. 2018年11月08日 09時58分12秒  投稿:ちば 
伊豆大島巡検 定員まであと1名になりました

19898. 2018年10月24日 17時06分02秒  投稿:ちば 
地質学会関東支部主催の伊豆大島巡検の案内です
まず、問い合わせて定員に達していないことを確認し 
仮予約してから振り込んでください

********************************************
1.「伊豆大島巡検」のお知らせ:お早めに!
********************************************
日本地質学会関東支部では伊豆大島ジオパーク推進委員会と共催で「伊豆大島
巡検」を開催致します.
伊豆大島火山は相模湾に浮かぶ玄武岩質の火山島で,1986年の噴火から32年が
経過し,次の噴火に警戒しなければならない時期になりつつあります.
巡検では参加者に皆様に伊豆大島火山のテフラと溶岩流,カルデラ形成や側噴
火に伴う様々な堆積物と地形の観察,火山地域での防災施設見学などを通じて,
玄武岩質火山の噴火についての知識を深めるとともに,次の噴火への備えを考
えて頂きたいと思います.宿泊先では夕食後に伊豆大島火山についての勉強会
も予定しています.
日本地質学会会員の方はもとより,広く参加者を募集致します.

共催:日本地質学会関東支部,及び,伊豆大島ジオパーク推進委員会
日時:2018年11月22日(木)〜24日(土),2泊3日(船中1泊),雨天決行

見学ルート概要(天候などにより変更有り)
11月22日(木):PM9:15竹芝桟橋集合 PM10出発(大型客船乗船:夜行船)
11月23日(金):AM6:00岡田港着〜朝海館(朝食)〜AM8:00大島町役場横の
公共駐車場(島内からの参加者と合流)〜土砂災害跡地〜御神火茶屋〜
三原山ハイキング〜御神火茶屋(昼食)〜大島温泉ホテル駐車場(テフラ観察)
〜1986年C火口列〜御神火温泉(入浴)〜朝海館 
11月24日(土):朝海館〜筆島〜波浮港〜イマサキ〜地層断面〜火山博物館(
昼食)〜乳が崎〜15:30岡田港発〜17:35竹芝桟橋着解散
※ジェット便:岡田港16:25発〜熱海17:30着
※航空機:大島空港16:10発〜調布空港16:35着
※現地解散の場合,帰路は各自で手配をお願い致します.
現地での移動手段:バスなどを利用.

CPD単位:16単位
募集人数:伊豆大島島外から 会員および一般・20名程度
     伊豆大島島内から 会員および一般・10名程度
宿泊施設:朝海館(大島町岡田字助田58-1)
案内者:川邉禎久(産業技術総合研究所)・千葉達朗(アジア航測株式会社)
巡検幹事:荒井健一・細根清治(日本地質学会関東支部)
     臼井里佳(伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局) 

参加費用:集合解散場所により以下の通り
 Aコース:竹芝桟橋集合・解散の場合 27,000円
 Bコース:竹芝桟橋集合・伊豆大島解散の場合 20,000円
 Cコース:伊豆大島集合解散(宿泊施設利用する)の場合 16,000円
※伊豆大島以外の伊豆諸島からの参加の場合 大島までの交通費・前日宿泊
の場合は各自で手配して下さい.

 Dコース:伊豆大島島内からの参加者の場合 ※参加希望者に別途案内

申込締切:11月10日(土)
(注)定員に達した時点で締切.まだ若干名余裕があります.お早めに!

申込方法・問合せ先
Aコース,Bコース,Cコース
住所,氏名,年齢,性別,携帯電話番号,メールアドレス,所属,集合解散場
所(コース名)をメールで下記へご連絡下さい.その際には,銀行振込を確認出
来る「ご利用明細標」のコピー(PDF,JPEG等)も添付して下さい.
(日本地質学会関東支部幹事)
メールアドレス: s.hosone28@gmail.com
携帯:080-4337-2841 

Dコース
伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局       
メールアドレス: geopark@town.oshima.tokyo.jp
TEL:04992-2-1446

銀行振込先:Aコース,Bコース,Cコース
ゆうちょ銀行0三九店(ゼロサンキュウ店)
日本地質学会関東支部 郵便振替 口座番号00330-9-4159
(当座預金 0004159)

(ポスターあり; http://kanto.geosociety.jp/)

19897. 2018年09月17日 04時07分57秒  投稿:ちば 
写真コメント位置
ポンペイの道路は舗装されている。材料は玄武岩。まるで柱状節理のようだ。厚さはわだちの深さ以上だから20cm程度か。形は見事なボロノイ分割形。ぴったりになるように、その場で玄武岩を加工したのだろうか。
エルコラーノの遺跡(Hercolaneum)。手前の階段を降りたアーチの部屋には骸骨の展示がある
Pozzuoli市内の「セラピスの寺院」
ライエルの地質学原理の裏表紙にこの遺跡のこの3本の柱が描かれ、大地が沈降・上昇することの証拠として取り上げられた。柱の中央やや下の黒っぽい部分には穿孔貝の穴がある。

地質学原理の挿絵