2005年8月より「ある火山学者のひとりごと」は、arukazan.jpに移動しました
ある火山学者のひとりごと


オーナー:Tatsuro CHIBA
[過去ファイルのページへ][guestbook]

火山噴火・火山災害・地震災害・土砂災害のことなど、地球科学に関することなら何でも気軽に、書き込んでください。タグも使えます*。普段からいろいろ議論していて、緊急の場合には情報連絡板として利用してください。いったん書き込んだ後でも編集可能です。削除は本人と管理者が行うことができます。個人攻撃やデマや思い込み、不適切な発言はレスごと削除することがあります。掲示板上の発言は500まで表示されます。それを超える分については、アーカイバにすべて保存されており、過去ファイルのページで、いつでも参照が可能です。なお、あらしやロボット書き込み等防止のために、発言者のIPアドレスとブラウザ情報の取得を行っております。(アクセスカウンターは2005年8月1日より)。ロボットコメント阻止のために、画像認証を導入しました。
LINK TO[火山のページ][地球科学科][レーダー雨量][気象庁][ちばのアンテナ][Web魚拓] [ある火山学者のひとりごと研究]*)危険なタグは使用できません。ロボットコメントスパム対策のため、全角文字を含まない投稿はできません。管理上の理由で投稿や修正ができないことがあります。
[浅間最新カメラ画像一覧][桜島監視カメラ][google scholar][GEOLIS][画像投稿用(予備)]
  Page18.5 / 50  Top | Bottom 
   351〜370件(保存数1000件) 
[HomePage]  ▼ 投稿する ▼ 編集する ▼ 管理用 


19615. 2014年11月04日 07時34分31秒  投稿:ちば 
 [https://nano.shinmai.co.jp/shinmai/media_detail/?id=477]
信濃毎日新聞社から
御嶽山噴火の緊急報道写真集がでたようです

アマゾンへのリンク

19614. 2014年11月02日 11時51分08秒  投稿:柱状画下 
 [http://gravireyossy.hatenablog.com/]
こんにちは。千葉先生の赤色立体図にはお世話になっております。
石の比重は2.5で、見た感じ適切ではないでしょうか。
>>19612の屋根の破壊程度と終端速度が整合しないと思われる件は、石が一度以上バウンドして来た可能性はいかがですか。
建物と周囲地形の関係はよく分りませんが、今回噴石は跳ね回っていた証言もあったと思います。

19613. 2014年10月31日 23時07分10秒  投稿:ちば 
 [http://www.jma.go.jp/jma/press/1403/31b/report.pdf]
桜島での検討は 動画などを使用していますので
かなり信憑性が高いものです
最大初速180m/s 以下ですね

落下時の衝撃が小さいのは
回転してくる効果かも

19612. 2014年10月31日 22時25分53秒  投稿:おおさと 
 [http://www.gbrc.or.jp/contents/documents/GBRC/GBRC135_681.pdf]
飛散物の軌跡の解析と建材の耐衝撃試験↑

やっぱり終端で93m/sは早すぎる。

19611. 2014年10月31日 12時44分20秒  投稿:ちば 
密度2.5は大きかったかな

19610. 2014年10月31日 12時42分27秒  投稿:おおさと 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/?file_id=MV8wMDA1NTk%3D&name=1939%8F%BA%98a14%94N%81%40%96%EC%90%ED%92z%8F%E9%8B%B3%94%CD.jpg]
ちば様
終端速度で、335q/hでの衝突力。被災状況から見るとやっぱり早すぎる。

19608. 2014年10月31日 11時25分42秒  投稿:ちば 
終端速度は 93m/sくらいという計算になります
投げあげ方向の初速は113m/s

そんなかんじではどうでしょうか

19607. 2014年10月31日 11時19分47秒  投稿:おおさと 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/?file_id=MV8wMDA1NTk%3D&name=1939%8F%BA%98a14%94N%81%40%96%EC%90%ED%92z%8F%E9%8B%B3%94%CD.jpg]
19606⇒ちばさま

 25mm厚程度の木材とトタン板を貫通していないですね。貫通するためには、着弾時の速度、侵徹体の長さ、座屈しないための靱性、展性の高さの4つが必要ですが、被害状況から見ると、着弾速度(終端速度)は、大分遅いんじゃないですか?
 もともと、形状が球形なので、貫徹力は細長い飛翔体に比べて大分落ち、抵抗側を構成している屋根の材質も木材だけでなくトタン板との複合なので、貫通抵抗は大きいとは思いますが。
 耐弾実験が必要かな?
 
 表は、旧軍の昭和14年野戦築城教範に掲載されている材質別の耐弾性能(参考)


19606. 2014年10月30日 08時48分49秒  投稿:ちば 
 [http://mainichi.jp/select/news/20141028k0000m040076000c.html]
御嶽山の火山災害は 火山防災を生業とするものの一人として
忸怩たる思いがあります
何が起きたのかを明らかにして今後に生かしていくことも大切です

水蒸気爆発の規模は初速である程度知ることができます
そして初速は 弾道を描いて飛来した岩の落下地点から推定できます
 サイズがある程度以上大きければ空気抵抗はほとんど無視できます

二の池小屋本館の屋根を突き破った噴石から初速の推定を試みました
ほぼ球形、直径30cmくらいとのことです

二の池小屋本館は地獄谷に生じた火口から、約1000m
高さはおそらく火口より100mほど高いという位置関係にあります

山小屋「二の池本館」の屋根にめり込んだ噴石
御嶽山頂付近で2014年10月19日、小寺祐介さん撮影
http://mainichi.jp/graph/2014/10/28/20141028k0000m040076000c/image/001.jpg


空気抵抗無視バージョン(自作エクセル)


USGSのEject v1.4(http://pubs.usgs.gov/of/2001/0045/
でも、空気抵抗あり、風無しでシミュレーション計算をやってみました

直径30cm球形だとあまり空気抵抗の影響がないようです
真上向きの最大初速で 130m/sが 135m/sになるくらい

サイズと空気抵抗の関係のシミュレーション 0.5,1,2,4,8m

19605. 2014年10月28日 00時59分30秒  投稿:ちば 
 [http://hvo.wr.usgs.gov/maps/uploads/image-171.jpg]
ハワイのキラウエア火山のリフトゾーンからの溶岩流は
ふたたび前進をはじめたようです

19604. 2014年10月28日 00時55分31秒  投稿:ちば 
いしどうさん>

 そうですね。神戸大学のページの内容がとても詳しいですね。

こうなると、マスコミの仕事ぶりが
ダイジェストしてわかり易くしたのかわかりにくくしたのか
はっきりわかりますね。

日本列島に住むからには、避けられない宿命で
それはいつかかならずやってくる

19603. 2014年10月23日 22時01分17秒  投稿:いしどう 
 [http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2014_10_22_01.html]
神戸大大学院の方が、『巨大カルデラ噴火』が発生する確率を今後100年で1%とされたプレスリリースを出しておられます。

“日本消滅”レベルの巨大噴火、今後100年内に発生確率「1%」 神戸大 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1410/23/news148.html

以前こちらの掲示板で話題になった「死都日本」みたいな事象が起きる確率っていうことですよね。

19602. 2014年10月22日 10時23分01秒  投稿:ちば 
ハワイのキラウエア火山のリフトゾーンからの溶岩流は
前進がほぼ止まり、幅が広がり始めています
インフレーションを示しているのでしょうか

住宅密集地への突入寸前で停止したということのようです


19601. 2014年10月22日 10時14分44秒  投稿:ちば 
 [http://www.esa.int/spaceinimages/Images/2014/10/Comet_on_15_October_NavCam]
もう 彗星から たった10km

19600. 2014年10月15日 01時16分26秒  投稿:KAWA 
アイスランド火山は、地震がまた活発化していますね。人里離れていてまだ影響は軽微ですが、硫黄ガスなど深刻な影響を
あたえる可能性も大です。

19599. 2014年10月13日 10時14分54秒  投稿:みき 
矢澤@数理設計研究所さん>

先月末、28-29日に御嶽山が噴火した直後、また噴火継続中の王滝村、木曽町に行きました。
その際、特に携帯電話が繋がらなくなるようなこともありませんでした。
普通に携帯電話を介したネットも利用出来ました(auです)。
また、衛星携帯については、今回の噴火後に王滝村内で孤立が心配される滝越地区に配備されていることからも、
今回の噴火では影響が無いと思われます。
もっとも、滝越地区はあまり噴煙が流れていない地区ではありますがが。

今回の御嶽山の噴火に限って言えば、
御嶽山の噴煙が影響した範囲には基地局はあまり無かったように思われます。
むしろ、元々の「圏外」エリアの方が効いているかもしれません。
(今回は御嶽山山麓の「圏外」方面にはあまり行きませんでした。)

それから、JAXAとNICTは桜島で2008年頃に桜島噴火による基地局破壊(直接的な破壊らしい)を想定した
衛星電話利用訓練等を行っているようです。
その結果や実施の内容等については詳細には知りませんが、
火山噴火時にも衛星電話は有用だと判断しているのだと思います。

19598. 2014年10月13日 08時49分36秒  投稿:ちば 
矢澤@数理設計研究所さん>
 火山噴火には結構遭遇していますが、
もともと携帯電話がなかった頃だったり、
携帯の圏外だったりで、通じなくなった等の経験談はないです
 もちろん、基地局との間の上空に火山灰がある場合は、通じにくくなるとおもいます
しかし、一般的に火山灰が空中に存在する時間は非常に短く
たちまち堆積するので、堆積後の影響のほうが大きいように思います


19597. 2014年10月13日 05時36分51秒  投稿:門外漢 
19596さま。
火山には素人の電気屋です。 30年ほど前ですが鹿児島市内の某大学病院に機械の点検に言ったとき
の話です。 機械を開けてみると大量の火山灰が鎮座しておりビックリした思い出があります。
清潔第一の病院内の機械ですのでかなり驚きました。
衛星電話については判りませんが、携帯電話で心配なのは多数有る基地局です。 アンテナは形状か
らして火山灰が付着しやすいでしょうし、中継器の筐体は放熱口からFANで吸排気しています(多量の
熱を出すのです)。  当然防塵フィルタが有りますので灰で目詰まりするでしょうからダウンしま
す。 灰が硫酸等の腐食ガス成分を含んでいれば、内部基板の絶縁低下や素子の損傷も有るでしょう。
問題は多数の基地局がダウンしたときの復旧にかかる日数と思います。 
ご参考になれば幸いです。
※当然ながら、パソコンを始め一般の電子機器及び電子部品は火山ガスなどの腐食成分を考慮して設
 計されていませんので。 

19596. 2014年10月11日 12時28分13秒  投稿:矢澤@数理設計研究所 
火山にお詳しい皆さんに質問です。

噴火が発生した際、火山灰等の影響によって衛星携帯や一般的な携帯電話の利用に、影響が出るものなのでしょうか。
理論・実体験いずれでも構いませんので、ご存知の方、教えて頂けませんでしょうか。

19595. 2014年10月09日 20時13分41秒  投稿:TAKO@塩釜 
北から言えば、北海道の屈斜路湖(和琴半島、アサトヌプリ(硫黄山))、摩周湖、大雪山(旭岳)、登別温泉、有珠山(昭和新山もふくめ)、恵山、恐山、十和田湖、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山、鳴子温泉、栗駒山、蔵王、吾妻山、那須、榛名山、草津白根、志賀高原、北八ヶ岳(横岳)、富士山、箱根山、伊東温泉(伊豆東部火山群)、白馬大池、乗鞍岳、阿蘇山、霧島山など、活火山で観光客が火口の近くまで行くことができたり、あるいはそのすぐ近傍の温泉を利用していたりするところは、沢山あります。
そして、今回の水蒸気爆発、噴火のような噴火は、いつでもどこでも起こりうると思います。
観測はしていますが、この程度の噴火を予測するのは、きわめて難しいと思います。
そして、噴火している期間より、噴火が休止している期間の方が、はるかに長いのです。
環境破壊にはわたしも否定的でありますが、火山の恵みとしての風景(湖なども)、温泉、そして豊穣な土壌、それらを感謝を持って用いさせて頂きつつ、最新の注意力を持って身を守るしかないと、思います。そもそも、日々火山に親しんでいないと、いざというときの変化を見逃してしまいますし、逃げる方策も浮かんできませんし。
ジオパーク運動など、もっと盛んになって、火山の国に生きる幸いを喜びつつ、災害にあわない知恵、あってしまったときの対応力をつけたいと思っています。

   351〜370件(保存数1000件)