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ある火山学者のひとりごと 10100-10199


10199. 2002年11月23日 18時15分13秒 投稿:Hal.T 
遅れ馳せながら「死都日本」を読み終わった。仮想小説は組み立て構造と個々の論理が
できを決定する。ある未知技術を仮定したSFと言うよりは、自然の小さな確率を大き
く設定したNatureSFとでも言うのだろうか。

火山関係はあまり良く知らないが、「日本沈没」の仮定とは異なって真実味のある仮定
が全体を興味深く引き付けるものにしている。

自然現象の推測をベースに危険から逃れる話題を展開しているが、読者が知らない知識
または少し上を行く知識がベースになっているのもおもしろい。想定読者に迎合する
作家が大いのだが、その意味でも好感が持てる。

できれば自然現象の推測にいくつもの仮説があり、複数の出演者が仮説を死守して
死んでいってもらえば、おもしろいと思うが、3部作になってしまうかな。


[218.223.52.128][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10198. 2002年11月23日 01時13分13秒 投稿:Hal.T 
最近モンテカルロに凝っております。賭け事はやらないのですが、雑音や乱数が好きなもので
それの元種になるものがおもしろくって。

世の中、でたらめと一言で言っても、たいていは規則性のあるでたらめ。まあ政治や経済界を
見てもわかるでしょう。

今まで、通信や情報処理っておおむね規則性のある信号を扱ってきたのですけれど、最近は
CDMAとかBluetoothとかちょっとでたらめっぽい信号でかき混ぜて通信してますね。

地震でも地震波そのものはかなり規則性があるようですが、発生頻度のほうはあまりよく
わかっていないようです。これなんかも、もっとデタラメさを理解することができれば
いいんでしょうけどね。

[218.223.52.128][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10197. 2002年11月23日 00時10分43秒 投稿:し〜ちゃん@清武町 
 みなさん、こんばんわ。
宮崎は冷たい雨が降ったりやんだり。
タイガーウッズもこの雨でゴルフ、苦戦しているみたいです(笑)

>>こうちゃん@都城さん

 あ、やっぱり、えびの高原〜山之口間の時間って
1時間で移動できるんですね。地元の方が言われるんですから、
これは、間違いないでしょう(汗)

>>石黒さん

 増刷、おめでとうございます。このまま、売れまくって、
出来れば、完全版が日の目を見ることを期待してます。
映画でもぜひ見てみたいなぁ。なんちゃって。。。

 先日、福岡出張の折、高速道路を利用したんですが、
「死都日本」を読んだ後でしたんで、
「山之口PAに着いた頃、噴火が始まったんだなぁ」とか、
「この えびの市街も一撃でうずもれちまうんだよなぁ」
なんて、道すがら、なんとも言えない気分になりながら、北上していきました(笑)



 桜島とか阿蘇とか、なんか、最近元気ですねぇ。

桜島で思い出しました。
学生時代、桜島のそばの国分市という町で暮らしたんですが、
ときどき、どこからか聞こえてくるなんともいえない、低周波音をずっと聞いていたんですよ。
あのころは、「どっかで工事でもしてるんかなぁ」ぐらいしか考えなかったんですけど、
夜通し「ぶ〜〜ん(っていうより"ごぉ〜〜"が近いかな)」みたいな感じで続いていたんで、?ってなって。

桜島が噴火する前後、とシンクロしていた気もするんで、あれは多分、
噴火前の振動みたいなもの、だったんでしょうか?これ、ずっと気になってたんです。

では。
[218.226.55.99][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.0.3705)]

10196. 2002年11月22日 11時22分11秒 投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/volcano/503-021121102007.html]
阿蘇山の中岳第一火口では
火山性地震が増加しているようです。

年末を前にして・・・。
[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

10195. 2002年11月22日 09時32分27秒 投稿:こうちゃん@都城 
>犬丸君さん
すみません。「死都日本」まだ読んでないんですよ(汗
知り合いから、本とこの掲示板の存在を聞いて、
早速アクセスし、自分が情報提供できる話題があがってたので
カキコしました。
週末に、本購入がてらリサーチしてみようと思います。
ていうか、おいらにも借して>某氏(笑

都城は近代都市に描かれているのですか?
実際は近代とは程遠い街のような気もしますが(汗

それでは。
[202.23.72.254][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 4.0)]

10194. 2002年11月21日 21時24分59秒 投稿:ポチ 
セグウェイ買えるの米本土だけだわ。

Shipping: Currently, item can be shipped only within the U.S.
[61.213.118.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10193. 2002年11月21日 12時54分20秒 投稿:桜島10kmよりchikara 
 [http://arist.edu.kagoshima-u.ac.jp/sing/topics/skrjm_pic.htm]
ちょっと追加

re:10191 Hal.Tさん>
屋内のモニターでキノコ雲が頭を出したところを見てましたので空振は聞こえませんでした。
[163.209.82.32][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; Q312461; .NET CLR 1.0.3705)]

10192. 2002年11月21日 10時42分37秒 投稿:ポチ 
 [http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00007EPJ6/ref=segway_tn_left/103-1011199-8813466]
セグウェイ販売開始ですね。4950ドル。
[61.213.118.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10191. 2002年11月20日 22時15分51秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.asahi.com/edu/lookback/051.html]
re:10190>
数年前の砂防学会で桜島YHに泊まっていて障子を蹴飛ばすような感じの空振を聞いたことがあります。
浅間山では10年に一度ぐらい大きな爆発のときに前橋でも聞こえます。
ああいうのは録音では無理なのかな、たまには聞いてみたい気がする。
[218.223.52.128][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10190. 2002年11月20日 19時56分38秒 投稿:桜島10kmよりchikara 
 [http://arist.edu.kagoshima-u.ac.jp/sing/topics/skrjm_pic.htm]
最近、桜島が活発です。
[163.209.82.32][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; Q312461; .NET CLR 1.0.3705)]

10189. 2002年11月20日 17時08分02秒 投稿:犬丸君 
>>石黒さん
 はじめまして。
すごい話をありがとうございます。
まさに目からウロコの科学小説でした。
息子(小5)共々、すっかり虜になってしまいました。
ちなみに我が家の愛車も旧型カリブです。
(単に買い換えるお金が無いからですが)
「荷物室の仕切り板が2枚に分かれる」とかやけに描写が細かく具体的なので、
石黒さんもカリブユーザーかな?と思いながら読んでましたが、やっぱり。
誰かトヨタ関係者がいたら、社内報編集部に教えてあげましょう。
こんな大冒険をしたトヨタ車も無いですよ。

>>こうちゃん@都城さん 
 都城というと、「死都日本」では最初に火砕流に襲われる近代都市ですね?
行ったことはありませんが、霧島火山が綺麗に見えるようですね。
ちょっと気になったのですが、
小説中とはいえ、あのような形で全滅させられた都城市民の皆様の間では、
「死都日本」の評価はどうなんでしょうか?
よければ現地の状況をレポートして頂ければと思うのですが、
いかがでしょうか?
[210.138.120.47][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)]

10188. 2002年11月20日 11時57分52秒 投稿:こうちゃん@都城 
はじめまして。
ちょっと古い話題ですが、「死都日本」関係の
えびの高原〜山之口PA移動時間について
1時間は妥当な線だと思います。
確かに、えびの高原〜小林I.C間は
つづら折りで状況はよくないですが、
それでも30分はかかりません。
あと小林I.C〜山之口PAも同様
30分以内で充分行けます。
よって、道に不案内な点を考慮すると、1時間は
妥当かと思います。

ご参考までに
[202.23.72.254][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 4.0)]

10187. 2002年11月20日 08時45分06秒 投稿:ほたほた 
 [http://channel.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20021117/KEIZ-1117-01-02-24.html]
大庭さん

>ほたほたさんが、授業を中断してとおっしゃられていますが、夏休みに入って
>から、学校の水泳教室の開始時間を遅らせて、教室で見た記憶があります。

私はその頃北海道にいたのですが、北海道の学校は夏休みが短いのです。
なにしろ夏でも全然暑くありませんので・・・
[158.215.75.13][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

10186. 2002年11月20日 00時45分06秒 投稿:ポチ 
「死都日本」完全版。読みたいなあ。しかしあまり版を重ねると
改版のタイミングが難しくなりそう。2年後に文庫で実現か?
[61.213.118.130][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10185. 2002年11月19日 23時13分29秒 投稿:あきら 
こやまさん、ちばさん>
 なんという偶然でしょう! 私の愛車も94年型カリブであります。これ以上好きになれる車が見つからなくて、まだしつこく乗っています。トヨタさんはエンジンだけ135馬力くらいの低公害エンジンに換えた旧型カリブを復刻してくれないものでしょうか? カメラ業界は0ライカとかニコンSPとか復刻ブームなのに…。
 こやま先生は、やはりあの「こやま先生」だったんですね。書いて下さったアドレスを辿ってホームページを覗かせて頂き、確認できました。感激です!執筆中は本当にお世話になりました。今もまた、多方面へ推薦して頂き感謝に堪えません。m(__)m

> ヒットすれば「完全版」を出してもらえるのですよね。
 講談社文芸図書第三編集部は結構ノリの良い部署で、他ではまずやらないことをよくやります。最近もあるヒット作の完全無修正版を出したばかりです。拙作も良く売れて、「無修正版が読みたい」という声が多くなれば、きっと前向きに検討してくれると思いますよ。


ハイジさん>
 バッテリー切れは本当に心配ですね。(笑) 
ガソリンは原版では小林ICを出た直後に給油していたんですが、そのシーンをカットしてしまったので心配だったのですが、第2版では清武の町外れで給油するよう変更しましたので、今は安心しています。もっともハイジさんのお便りを読み、なるほど、給油シーンを入れなかった方がハラハラできて良かったのか、と参考になりました。勉強になります。今後もいろいろ教えて下さい。
[211.3.120.201][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

10183. 2002年11月19日 09時42分40秒 投稿:ハイジ 
こんにちわ,ハイジです.

「死都日本」読みました.
正直面白かったけど,かなり怖かったです.
加久籐カルデラについてはよく知りませんでしたが,姶良や鬼界
カルデラを形成するに至った巨大噴火("破局噴火"でしょうか?;p)
のことは本などで読んで知っていたので,実際に起こりうることと
思うとぞっとしました.
私達日本人は,火山,地震が多い地域に住んでいる割には,それらに
ついての知識や防災に対してあまりにも無関心だったかもしれませんね.

ところで,主人公が車で日南を目指す場面では,私,水蒸気爆発よりも
ガス欠とバッテリー切れを心配してしまいました.(かなりマジで)
急発進,急ブレーキ,ライト点灯,途中で回復したエアコンをつけて,
カーナビも時々つけて・・・と,平常時でも燃料喰いますよね.
噴火後初めて立ち寄った民家でガソリンを分けてもらったという記載に
ほっとしました.

とりあえず,夕べ2時頃読み終わったばかりの感想(ちょっとだけ)です.
色々考えさせられることもあったのでもう一度(今度はゆっくりじっくり)
読み返したいと思います.
[133.53.228.253][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

10182. 2002年11月19日 01時36分34秒 投稿:大庭 
 Hal.Tさん>

 着陸が日本時間の早朝で、最初の一歩がお昼だったんですね。
 そう言えば、水泳教室に行く前に、11号が着陸したと言うニュースをやっていた
様な気がします。
[61.115.99.83][Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja-JP; rv:1.0.1) Gecko/20020823 Netscape/7.0]

10181. 2002年11月19日 00時45分55秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.asahi.com/edu/lookback/051.html]
↑まともな記事
Apollo 11

Launched: 16 July 1969 UT 13:32:00 (09:32:00 a.m. EDT)
Landed on Moon: 20 July 1969 UT 20:17:40 (04:17:40 p.m. EDT)
Landing Site: Mare Tranquillitatis - Sea of Tranquility (0.67 N, 23.47 E)
Returned to Earth: 24 July 1969 UT 16:50:35 (12:50:35 p.m. EDT)

UT = GMT = UTC
EDT = Eastern Daylight Time(米国東部夏時間)
よくよく考えたら、21日の朝5時17分 でもお昼の生協で見た気がする、再放送? 
[218.223.52.128][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10179. 2002年11月18日 22時13分04秒 投稿:大庭 
 ほたほたさん、Hal.Tさん、ちばさん>

 ご無沙汰してます。大庭です。
 アポロ11号の月面着陸は、日本時間では21日の11時ではないでしょうか?

 ほたほたさんが、授業を中断してとおっしゃられていますが、夏休みに入ってから、
学校の水泳教室の開始時間を遅らせて、教室で見た記憶があります。

 水泳教室があったと言うことは平日で、そうなると21日(月)だったと思います。

 どっちにしても、遠い記憶。夏の暑い日であった事だけは、良く覚えています。
[61.115.99.83][Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja-JP; rv:1.0.1) Gecko/20020823 Netscape/7.0]

10178. 2002年11月18日 22時12分30秒 投稿:こやま 
カリブは10年乗った後,5年前からレガシーです.

ニューカリブがただのファミリー乗用車に堕落してしまい,かと言って,でかくてみっともなく,日本の狭い林道では実は難儀してしまうクロカンには乗りたくなかったので,ハイトコントロール付きのレガシーが唯一解でした.

黒木先生がカリブのハイトコントロールを用いて線路上を日南海岸に脱出するシーンは,「ふっふっふ」でした.かつて噴火中の普賢岳に行くときには,わざわざカリブのレンタカーを借りました.旧型カリブの愛用者は火山学者に多いのでは? あのころ茨城大学のF先生も乗ってました.
[219.96.3.68][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

10177. 2002年11月18日 22時08分56秒 投稿:ちば 
あきらさま>
 前から気になっていることがあります
火砕流の上を走った車はトヨタカリブでしたよね
たしかKやまさんも御用達だったとおもいましたが
それを承知の上で設定したのでありましょうか?
(ちなみにわたしも乗っていた事ありますが)
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

10175. 2002年11月18日 21時50分35秒 投稿:ちば 
ほたほたさん、Hal.Tさん>
 そうですね。アポロ11号の月面着陸
有名なアームストロング船長の第一歩は
確かに午前11時だったようですね(あまり印象にない)。
 徹夜で見たのは、たしか二人目のオルドリン飛行士が
着陸船のタラップを降りてくるシーン、
これを先に降りたアームストロング船長がカメラで撮影、
降りたと思ったら直ぐに、誤ってカメラに太陽が入り、
撮像管が壊れて、割れたガラスのような絵になってしまった。
にもかかわらずその映像をずっと中継していました。
朝まで、・・・そのことをよく覚えています。
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

10174. 2002年11月18日 21時18分21秒 投稿:こやま 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Welcome.html]
あきら様,

お役に立てて幸いです.こうなれば何が何でも「完全版」が読みたくなってきました.ヒットすれば「完全版」を出してもらえるのですよね.

微力ながら普及に役立てられるよう,今私なりにあちこちに働きかけをしています.

こういう普及書を私たちが書こうと思うと,すべての仕事を犠牲にした上で1年以上はかかってしまうでしょう.それがただで用意されたのですから,広報するくらいは何でもありません.
[219.96.3.68][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

10172. 2002年11月18日 09時36分55秒 投稿:あきら 
担当編集者さんが頑張って下さり、「死都日本」第2版は帯を変えて貰えることになりました。
もっとも、カバー帯のデザインに筆者はタッチできませんので、どう変わるかは分かりません。
皆さんの疑問の声に応えてくれることを祈ります。


こやまさん
> いたく感激しましたので,ほぼ以下のような感想文を火山学・地震学関係者の
> 複数のメーリングリストに送りました.
重ね重ね、本当に有難うございます。
短縮する前の原版には、静間がK作戦要員を二次選考するための懇親会を伊東で開き、
密かに発言内容をチェックして、出席者の中から黒木助教授と井戸川教授に
白羽の矢を立てた「伊豆フォーラム」という章がありました。
そこを執筆する際、HPを参考にさせて頂いた「こやま先生」ではないかと
勝手に想像して書いておりますが、違っておりましたら、平に御容赦下さい。
ネタをばらしますと、「死都日本(原題・破局噴火)」は、
地学に無関心で、家中石だらけになることを快く思っていないある女性に、
火山がどれほど偉大か知らしめるため、
K作戦なみの(?)隠密作戦で深夜に書かれたものです。
狙いが当たり、公開以後は石を拾ってきても以前ほど迷惑がられなくなりました。
最近奥さんや娘さんの視線が冷たいとお感じの地学愛好者さんは、是非、お試し下さい。(笑)

冗談はさておき、いつかは拙作が全国の地学教育関係者に副読本として採用され、
地学に無関心な学生(もしくは伴侶?)の何%かに
「地学って案外面白い」と思われる日を夢見ております。
そのため、第2版の訂正作業が終わったばかりで気の早い事ですが、
第3版、第4版が出せることを信じて、皆さんに御指摘頂いた箇所には付箋をつけ、
あまり字数を変えずに修正する方法はないかと考えています。
おかげさまで既に付箋が林立してますが、(笑)
今後も精進を続けて行きたいと思っておりますので、
変わらぬ御支援を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
[211.3.118.75][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

10171. 2002年11月18日 08時24分18秒 投稿:ほたほた 
 [http://channel.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20021117/KEIZ-1117-01-02-24.html]
月着陸は岩石屋にとっては、月の石という物的証拠があるので疑い様がありません。
>(着陸の瞬間を徹夜しながら実況中継でみた私の経験は夢だというのか?)
あれ?昼間じゃなかったでしたっけ?授業を休みにして着陸の瞬間を見たような記憶がありますが?
[158.215.75.13][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

10170. 2002年11月18日 04時19分56秒 投稿:ちば 
 [http://moon.nasda.go.jp/ja/school/popular/story03/index.html]
月着陸疑惑>
 NASDAのサイトにある反論(というより解説)
 (yahooの新着に掲載されたのは11月14日だけど2002年2月には一部あった)
内容のほとんどは、Phil Plait氏によるサイト"Bad Astronomy"内にある
Fox TV and the Apollo Moon Hoax"の翻訳

 もとをただせば、2001年2月15日にアメリカのFoxTVでながれた番組

国内のネット上の議論のいくつか
http://www.kouzui.gr.jp/debate/keijiban/read.cgi?6&8&1
http://mentai.2ch.net/sky/kako/968/968912045.html
http://www.spaceref.co.jp/news/2Tues/2002_11_05moon.htm

CGでなんでも作れてしまうことを知っている若者に
本物の写真の見分け方を教えないといけなくなったらしい
そのうちどれが本物かわからなくなってしまう日も近いのかもしれない
科学と似非科学との違いをきちんと見分けられるように教えなくては
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10168. 2002年11月18日 03時28分28秒 投稿:ちば 
 [http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=997616324X]
 最近、若者の間で、実は人類は月に行っていないのだ
あれは、NASAのでっちあげだといううわさが流れているそうです。
(着陸の瞬間を徹夜しながら実況中継でみた私の経験は夢だというのか?)
 このまったくナンセンスなうわさは、アメリカ発の情報
テレビ朝日で放送されたために広がったもので、
さらに最近になって朝日新聞社*から本として出版されたようです。
「アポロってほんとうに月に行ったの?」

*:あの科学朝日を出していた出版社と同じところ
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10166. 2002年11月17日 12時17分51秒 投稿:こやま 
大事なことを書きわすれたのですが,宮崎自動車道を霧島から宮崎に戻る途中でカル
デラ噴火の発生に気づいた火山学者の主人公が,それからの12時間をどう生き延び
るかが,この物語の核心と言ってもよい部分です.

彼は過去の噴火実績や火砕流の流動特性,火砕流にともなう現象のすべてを熟知して
いたからこそ,その後生じたあらゆる困難を乗り越え,最終的に日南海岸から船で逃
げ延びることができます.彼がもてる知識を動員し,地形図をにらみながら脱出まで
に至る大冒険が見事です.

自然現象や災害にかんする深い理解と知識があるのとないのとで,その人間の運命が分かれることをよく表した非常に教育的な作品でもあるので,そういう読み方もしてほしいと思います.
[61.211.221.216][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

10165. 2002年11月17日 09時48分05秒 投稿:ほたほた 
 [http://channel.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20021117/KEIZ-1117-01-02-24.html]
かなり昔の話題ですが、売れはじめたんですね、セグウェイ。
[158.215.75.13][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

10164. 2002年11月16日 23時40分25秒 投稿:Hal.T 
こやまさんの掲載で、ついに購入する気になってしまった・・・
[218.223.52.128][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; T312461)]

10163. 2002年11月16日 23時01分45秒 投稿:こやま 
 [http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/shito/]
「死都日本」ようやく読了しました.いたく感激しましたので,ほぼ以下のような感想文を火山学・地震学関係者の複数のメーリングリストに送りました.

-------
大変な本です.

ほとんどの火山学者は,現実世界はもちろんフィクションの世界においても,自分が
生きているうちに(真の意味の)巨大噴火を体験できるとは夢にも思っていないこと
でしょう.しかし,その機会がこんなに早く訪れるとは,全く不意を打たれた気持ち
です.

九州の霧島火山の北西側に「加久藤カルデラ」という古いカルデラがあります.これ
が巨大火砕流噴火を起こして南九州が壊滅し(こちらが話のメイン),さらにはカル
デラ形成によって生じた地殻の伸張ひずみが南海トラフのプレート境界地震を誘発さ
せ,日本全体が大混乱に陥るという近未来小説です.

こう言うと,ハリウッドの娯楽映画のような低レベルのものを想像する人が多いと思
います.私も冒頭を読んでいるうちはそう感じていました.ところが,噴火開始以後
の現象記述は詳細をきわめ,最新の火山学的知識がちりばめられたリアリティーあふ
れるものになっています.火砕流にともなうブラスト,サージ,二次爆発,ラハール,
灰神楽など,ありとあらゆる現象のバーチャル体験ができ,完全に主人公と同化して
本の世界にトリップしてしまいました.

もちろん専門家の目から見て,「おいおい」という部分はあちこちにあります.とく
に,最初の水蒸気爆発からカルデラ噴火まで数時間で進んでしまうこと,噴火も数時
間以内で終了してしまうこと(それでいて288立方kmのマグマが噴出したとされて
います),翌日の豪雨でカルデラ湖が形成されることなど,展開がいくらなんでも早
すぎます.

しかし,全体として大きな間違いはしていません.巨大火砕流噴火を完膚無きまでに
実体験できる作品と言ってよいでしょう.少し手を加えれば,非常に魅力ある火山教
育題材にできるほどの完成度です.

しかも,たんなるパニック小説に終わっておらず,長期的視野に立てば巨大火砕流災
害とそれにともなうラハール災害もやがては国土に豊かな恵みをもららすこと,その
ような視点が巨大災害に立ち向かうための逆転の発想として必要なこと,低頻度大規
模自然災害のことを意識した国土利用計画への発想転換などが説かれています.

最低限,火山学者や火山に興味がある人には非常に強くお勧めするとともに,それ以
外の人にもぜひ一読をお勧めしたいです.
[218.219.59.194][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

10162. 2002年11月16日 14時37分10秒 投稿:ちば 
まつさん>
 なるほど、かなりの水量でしたが
もとをただせば湧水だったのですね。
当時、あれが炭酸水という認識はほとんどありませんでした。
炭酸水谷だけかとおもってたのかなぁ
 いずれにせよ、降雨で起こった反応と違ったものであった可能性があるということですね。
含水鉱物は薄片を作るのも大変で(水を使うと溶けてしまうから油擦りを)
あきらめたのですが、がんばって確かめたかったですねえ
[202.221.183.28][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.0.3705)]

10161. 2002年11月16日 12時56分30秒 投稿:まつ 
#10136ちばさん>

亀レスですいません.雲仙・普賢岳おしが谷の火山モルタルの件です.
うちの名誉教授に確認したのですが,

> 混合に使用した水は(水質測定をしたわけではありませんが)
>前日の雨起源のふつうの表流水だとおもいます。

現在は,火砕流堆積物の下になってしまって,おしが谷の炭酸水は湧出
していませんが,92年末当時では,まだ表層水としておしが谷〜水無川に
かけて流れていました.1992年12月22日の上空写真でも結構な量のおしが谷
湧水が火砕流堆積物の上を流れています.
湧出源では800ppmのCO2が溶け込んでおり,ずいぶん下流でも2〜300ppmは
あっただろうとのことです.
したがって,ちばさんが混合に使用された水は,おしが谷湧水起源の炭酸水で
あった可能性が高いと思います.もっとも発熱・固化のメカニズムに炭酸水が
どのように関与するかは,要勉強です^^;
[61.214.231.90][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

10160. 2002年11月16日 01時10分34秒 投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/culture/update/1113/001.html]
富士山の関連地域を対象にする自然科学と人文科学、
教育や防災など総合的な領域の研究を進める
「富士学会」が設立され、シンポジウムが16日に開かれます。
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)]

10159. 2002年11月14日 19時41分33秒 投稿:桜島10kmよりchikara 
 [http://arist.edu.kagoshima-u.ac.jp/sing/topics/hb13skrjm/hb13skrjm.html]
2002.11.13桜島噴火15:25のNOAA衛星画像とカメラ映像
[163.209.82.32][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; Q312461; .NET CLR 1.0.3705)]

10158. 2002年11月14日 01時24分52秒 投稿:あきら 
みなさま>
 おかげさまで、「死都日本」増刷用の訂正作業が終わりました。
様々な情報を有難うございました。
今回は、編集部より主に販売部の意向が強く、
図の書き換えは別途費用が掛かるので出来ないとか、
この板で話題になっている帯の書き換えもダメとか制限が大きく、
予定していた変更の半分近くは、この時点でボツになりました。
(例えば、清武インターに車を進める件とか。し〜ちゃん、済みません)
更に段落を丁度ページの終わりに持って来たいとか、
デザイン面での注文も多く、
行が変わるような変更も困難でした。
結局、御指摘頂いた点の半分くらいしか変更することは出来ませんでしたが、
運が良ければ再重版で…、ということでお許しを。
今後も御支援の程、どうぞよろしくお願いします。


10146 ちばさん>
> 前半では大噴火して主人公が巻き込まれるところで終了、
 ちばさん、いつの間に1300枚版を御覧になったんですか?(笑)
1600枚版を少し短縮した1300枚版というのがありまして、
これの前半が、実は破局的噴火発生の瞬間で終わってるんです。
火山の話もてんこ盛りですし、
静間や吉川、真理の描写も充分ありますので、
これで出せていれば、あちこちのサイトで指摘されている疑問は
大部分解消できた気がします。
もっとも、それでは投書が少なくて淋しかったかも…。


10151 JiroKさん>
 いやー、ホントに火山マニアには理想的な彼女ですね。 
このサイトのアイドルになるんじゃないでしょうか。
JiroKさんが書いて下さいましたので、
感想文は無理に完成させなくても良いですよ、
と言って安心させてあげて下さい。
(でも、実は読んでみたい)
[211.3.118.106][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

10157. 2002年11月13日 22時12分47秒 投稿:ポチ 
出てました。改定にあたって と補記1,2の併せて36頁および
第一章の改稿に2年もかかったのかと感慨もひとしお。
[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10156. 2002年11月13日 15時10分37秒 投稿:ポチ 
 [http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/rekishi/]
講談社版「日本の歴史」第01巻「縄文の生活誌」改訂版

もう出てるはずなんだけど、見当たらない。
いや、まだウエブ注文できないようだから、
まだなのかな。
[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10155. 2002年11月13日 14時31分42秒 投稿:ほたほた 
 [http://hakone.eri.u-tokyo.ac.jp/kazan/jishome/VSJNews.html]
かもめさん:「彗星に関しては、彗星のごとくに現れるので
 特に小型の彗星は直前にならないと分からない」というレトリック好きです。

ちばさん:人生80年は、29200日ですので、1万-10万年を一日に換算すると
2.9億年から29億年でだいたい地球の年齢とケタでは一致しますが・・・

いずれにしろ松井先生の書いた文に誰かが筆を入れたように思います。

でも、人生3万日とすると、あと1万5千日しかないですなあ,私には。
もっと楽しまないと・・・
[158.215.75.13][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

10154. 2002年11月13日 13時12分52秒 投稿:かもめ 
1)10万年ってのは、カルデラ形成を引き起こすような巨大噴火の時間スケールでは?
  加久藤カルデラの場合は、すでに30万年たってるらしいし。「人類が誕生」をいつから
 かぞえるかにも、よるでしょうが...。少し前までは、ラマピテクス1500万年前な
 んて言われていましたし...。類人猿をヒト科としたい(とても気持ちはよく分かりま
 す)人たちもいますし、それに従えばさらに古くなります。
  で、巨大噴火の時間スケールって何によって決まるかというと、おそらく、マグマの深
 部からの供給の時間スケールなんでしょうね。トモグラフィーで調べた地下(数百キロ)
 の様子を見ると、マグマは、水道管を一定量が常時流れるのではなく、固まりになって、
 間欠的にわき上がって来ているように思えます(素人に印象ですが)。実際、火山の噴火
 は、数〜十万年スケールで盛衰し、また、活動域が移動したりするのは、そのためではな
 いでしょうか? 従って、マグマたまりの調査は、今後の大規模噴火の可能性の予想をお
 こなううえで、非常に重要だとおもいます。しかし、トモグラフィーで得られる情報は、
 現状では、解像度が余り高くなく、また、時間変化を追うことは数千年間のデータでもな
 ければ、難しいようにも思います。したがって、「破局噴火を起こすようなマグマだまり
 くらい、手に取るように見えるのかもしれません。」というのは、言うほどには簡単なこ
 とではないと思います。今後の観測技術の発展を期待します。
2)恐竜の絶滅の原因に関しては、現在、隕石落下説が有力ですが、時期的にデカン高原の
 噴火と一致しており、この巨大噴火が長期にわたって地球環境に重大な影響を与えていた
 とは十分考えられるので、その相乗効果で絶滅が起きたのではないかと、私は思っていま
 す。そして、デカン高原の噴火に関しては、巨大プリュームのわき上がりが原因と考えら
 れているようです。とするならば、火山噴火も、地球規模での破局的環境変化を引き起こ
 す現象に数える必要があります(最近は隕石[=小惑星]落下一色のような印象)。
3)小惑星の衝突の頻度に関してですが、定義にもよるでしょうが、実際に存在する小惑星
 のサイズには下限はなく、砂粒サイズのものは、常時、流星として落下しています。石こ
 ろサイズ以上の物は、隕石として、地上まで達して、時にはクレータを作るほどの衝撃を
 引き起こしますが、衝撃の規模と頻度は、ベキ則で、減少するようです。ユカタン半島に
 直径数百キロメートルクレータを作ったとされる小惑星サイズ(10km程度?)のもの
 だと、数千万年に1回くらいなのでしょうが、もっと小規模な物は、もっと頻繁に衝突して
 来てるようです。有名な例では、1908ツングースカ事件があります。このときは、クレー
 タが形成されなかったので、小惑星ではなく、小さな彗星核が衝突したのだろうと考えれ
 ています。数十キロにわたって、タイガがなぎ倒されるという原水爆級の衝撃を与えてい
 るようです。当たり所がよかった?ので、人的被害はほとんどかなったようですが、比較
 的最近にも、このような事例があるということは、思われるほどには、衝突の頻度は低く
 ないのってことでしょう。欧米では、(背後の動機はきな臭く感じるのですが)地球近傍
 を通る小惑星に探索が(観測の自動化により)精力的に行われるようになり、地球付近を
 通過した物は、数十メートルサイズの物まで見つけられ、軌道計算されるようになってき
 ています。衝突により大規模災害を引き起こしそうな天体は、いずれ、ほとんどすべてを
 モニタできるようになると思います。ただ、彗星に関しては、彗星のごとくに現れるので
 特に小型の彗星は直前にならないと分からないので、今後も、ツングースカ事件のような
 ものを、事前に察知するのはむつかしいかもしれません。太陽観測衛星SOHOはこれまで
 観測開始以来数年間に数百の小彗星が太陽に落下して消えて往く姿を捉えています。この
 ような小彗星は、従来は全く観測されなかった物で、ツングースカ事件もそのような小彗
 星の衝突によるのでしょう。そして、ツングースカ事件の例にも見られるように、衝撃の
 割にはクレータを残さないので、地形学的な証拠から推測される小惑星の衝突の頻度より
 ずっと多いのかも?と思います。
ねむ。落ち。
[211.7.199.3][Mozilla/4.8 (Macintosh; U; PPC)]

10153. 2002年11月12日 15時12分02秒 投稿:ちば 
 松井先生は、最近頻繁にキューバに行って、
6500万年前にユカタン半島に衝突した小惑星
によるイベント堆積物を調べている。
 おそらく、大規模火砕流よりもさらに大きなカタストロフィを
強くイメージしているに違いないのですが、
人類が誕生してからの期間を1年とすると一日が1万年に相当する
そこをあえて10万年とした理由がよくわからない。
 オーダーの議論とは思うのですが、数千万年に1回くらい
小惑星の衝突があるという意味なのかもしれない。
[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

10152. 2002年11月11日 18時12分39秒 投稿:じこぼー 
>>10146ちばさま。
私も腰巻きの下線部は気になっておりました。
編集をやる側からすると、手を入れたくなる文章ですね。
たぶん、下線部で言いたいのは、
「そんな我々の繁栄も、地球時間に換算すれば、午後の陽を受けた
ほんの一瞬の平和なひとときに過ぎないのだ」
というようなことではないかと思っております。
文章の意味としては正反対になりますが。
僕だったらそういう感じに勝手にリライトすると思います。
[202.247.25.109][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC; ja-JP; rv:0.9.2) Gecko/20010726 Netscape6/6.1]

10151. 2002年11月11日 09時38分26秒 投稿:JiroK 
 [http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20021109k0000e040071000c.html]
あきらさん.「死都日本」,読了しました.
あ,でも,ご存じのように自分ではなくて,自分の彼女です.
早く感想を聞かせてあげなきゃ,と言ってもなかなか書いてこないので
かわりにちょこっと書きますと...

とにかく面白かったそうです.
読み始めてというもの,他のことをやっていても,常に本のことが頭にあって,
落ち着かなかったそうです.
特に,現地での動向が気になってしょうがなかったとか...
政府など中央での場面を読んでいても,現地がその時どうなっているのか気に
なったくらいで,現地に関する記述はサクサク読み進んじゃったそうです.

詳しい感想は,同時にあらすじも聞いちゃうことになるのでまだ耳をふさいでおります.
遂に本が手元に来ましたので,早く読みたいと思っております.
おとといあたりの地震電流に関するニュース↑,火山だけじゃなくて地震にも興味が湧いた
とか話す彼女が教えてくれました.もちろん死都日本の影響です.
どんどん増刷して,こーゆー人を増やしてください!英語版も出さなきゃ(笑).
[133.86.88.171][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10150. 2002年11月10日 09時31分51秒 投稿:ポチ 
むこうにも立ちましたな。

http://choco.2ch.net/test/read.cgi/disaster/1036681730/


[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10149. 2002年11月10日 08時26分17秒 投稿:ちば 
 [http://www.mystery-z.com/special/003-6.htm]
メフィスト賞についての詳しい解説
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10146. 2002年11月10日 06時05分37秒 投稿:ちば 
 [http://www.bookreview.ne.jp/book.asp?isbn=406211366X]
あきらさん>
 増刷おめでとうございます。精一杯、応援しますので・・
人類全体での共通認識として持つ必要がある内容でしょうから
もうすこし完成度を高めて、テレビドラマ化でも

竜さん>
 お久しぶりです。
>噴火に至るまでの前段階ももう少し膨らませても良いように感じましたが・・
 それは、まったく同感です。おそらく1600枚ものにはたっぷり書いてあったのでしょうね
前半では大噴火して主人公が巻き込まれるところで終了、
以下続編に乞うご期待というところで話題沸騰、その後、続編発売なんてのはだめか

 とはいえ、なかなかその辺の本屋さんで見つからないらしいのですが
東京駅前の大きなY本屋さんでも探すのが大変でした。店員に聞いてようやく
1階の小説の著者別の棚のIのコーナーに1冊だけありました。
誰かが購入すれば、その棚からは消えてしまうわけですね。
雑誌や新聞の書評欄にどんどん掲載してもらうのがいいのではないでしょうか。

 さて、本書カバー帯についている松井先生の文章ですが、
わたしには、どうしても一部意味が取れません。誰か教えてください。
「我々は今、地球システムのなかに新たな構成要素として、人間圏を作って生きている。
そんな我々の1年を地球時間に換算すれば、1万〜10万年に相当する。
では、そんな時空スケールで日本列島の人間圏を考えたら、我々は何処へ行くのか?
それが本書のテーマだ。
『日本沈没』以来久々の、日本の作家にしか書けないクライシスノベルの登場である。」

1万〜10万年に相当するの前の 1日は が抜けているのではないでしょうか
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10143. 2002年11月10日 02時02分56秒 投稿:竜 
「死都日本」読了です。実を言うとあまり購買意欲は湧いていなかったのですが(^^;)、
本屋さんでたまたま目にして開いたページにGPSの変位ベクトル図が載っており、
「小説でこんな図を見ることになるとは!!」と驚いてつい購入。結局一晩で読んで
しまいました。学生時代に、恐れ多くもカルデラ大家の教授のもとで、そうとは知
らずにバイアス型カルデラをテーマに選んで論文レビューやったのが懐かしく思い
出されます。

実は偶然にも9月下旬に南九州をレンタカーでまわり、霧島温泉にも宿泊し、さら
に加久籐峠を越えて肥薩線大畑駅まで足をのばしたのですが、記憶がまだ新しいお
かげで臨場感たっぷりに読むことができました。自分が辿った場所はすべて吹き飛
ばされてしまったのだなぁと。

マニアックに「すごい」と思ったのはGPSによる変動結果が分単位でわかるところ。
これって地殻変動屋の夢の一つですね。現状だと多分RTK/GPSでやるしかないと思い
ますが、1cmの精度を保証できる基線長は最長で5kmといったところですから、多分
技術開発が現在以上に進んでいるという設定と理解しました(もちろん、開発段階
の技術は実際にありますので)。

確かに半年間での出来事としてはちょっとムリがあるとは私も感じました。あと個
人的な好みとしては、噴火に至るまでの前段階ももう少し膨らませても良いように
感じましたが、おそらく一般的には読者を比較的早い段階での噴火に巻き込んで一
気にラストまで押しながした方が受けが良いのかもしれません。もう一つ感じたの
は、日本経済立て直しのアイディアが面白く、もう少し詳しい描写が欲しいと思っ
たこと(読者のわがままですが)。トム・クランシーの「日米開戦」でちょっと似た
ような設定(もちろんアイディアはまったく異なる)があったのを想起しました。

あと、(掲示板の主旨からは少しずれますが)人物描写が少々薄かったかなと言う感じ。
私は、登場人物の個々人の「歴史」に関心を持つたちなので、その点では物足りな
さを感じました。でも、このページ数では確かに盛り込むのは辛いですね。もっと
も、久しぶりに買ったハードカバーの読後感では「得した」と思っています。
[210.131.121.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.14; Mac_PowerPC)]

10142. 2002年11月10日 00時03分38秒 投稿:こやま 
ついでにもうひとつコメント.

>10110. 2002年11月04日 19時41分05秒 投稿:あきら 
>拙作冒頭の「日南沖M7.8」だと、えらいことになりますね(ーー;)
>これも出版してから悩んでることですが、
>M7.8にしては宮崎の被害設定が軽すぎましたね。
>改訂版が出せたらM7.0くらいに訂正しようかと考えていますが、
>皆さんはどう思われます?

M7.0だと加久藤カルデラに与える地殻歪が小さくなり過ぎますから,かえってリアリティーから遠ざかると思います.

日向灘はフィリピン海プレートとしては特異な場所であり,九州ーパラオ海嶺という古い島弧が沈み込んでいるので,その浮揚性のためか,その東隣りの南海トラフのようにあまり大きな地震を起こさずM7.5どまりが多いように思います.M7.8も少し無理があるかもしれません.

しかし,たとえば沈み込んだフィリピン海スラブが何万年に1回か大規模な破断をおこしM8クラス地震を発生させているとして(そのような事実は確かめられていませんが,たとえば西暦818年の北関東地震は,沈み込んだフィリピン海スラブ内部破壊によるM8地震という仮説もありますので,全くありえないと断言はできません),それが実は数万年に1度程度のカルデラ巨大噴火の引き金になっていたのだ,なんていう設定にすれば,より話のリアリティーが増すと思います.
[61.211.210.151][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

10141. 2002年11月09日 23時32分47秒 投稿:こやま 
石黒様,楽しく読ませて頂いております.やっと第2章まで読み終わりました.

実際には日本の火山防災を牛耳っている(おっと)気象庁と内閣府防災担当の影が薄いのが気になりますが(笑),気になる点をいくつか.

30ページの「爆発的噴火を起こして周囲にまんべんなく火砕物をまき散らすと,火山は美しい円錐形に成長する.典型例が富士山で,こういう火山を「成層火山」とか「島弧火山」とか呼ぶ」には,やや誤解があるかと思います.

大沢崩れを訪れた方は誰でもわかるように,実際には富士山の山体内部はアア溶岩の積み重なりからできています.爆発的噴火による火砕物はほとんど円錐形の山体の成長に寄与していません.これは富士山に限った話ではないと思います.爆発的噴火による火砕物は遠方にまき散らされるため,風下側の裾を広げる作用はありますが,円錐形山体の成長そのものにはあまり寄与しないと思います.

富士山のような成層火山は,ときおり爆発的な噴火をしつつも適度な粘性の溶岩流が山頂付近から繰り返し流出することによって,美しい円錐型山体を成長させていくと考えた方がよいと思います.

あ,それから「島弧火山」は,プレート沈み込み帯にできる火山すべて(成層火山だけではない)を指しますので,当然「成層火山」とはイコールではありません.
つまらないコメントですみません.導入部の黒木助教授の話のリアリティーを少しでも増したいと思い,つい書いてしまいました.
[61.211.210.151][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

10140. 2002年11月09日 19時24分51秒 投稿:あきら 
 一昨日、大阪のローカルTV局では、
「ボルケーノ・インフェルノ」をやってました。
エトナ火山の噴火に合わせたのなら大英断ですね。
内容は………、
おっと、他人様の作品をどうこう言える立場じゃなかったですね。


ポチさん>
 火山灰スキーヤーとでも言うのでしょうか?
世の中、とんでもないことを考える人がいるもんですね。
そのうちラハ-ル激流下りとかもする人も出るんでしょうか?(笑)


 ところで、昨晩、出版社から連絡があり、
僅かな冊数ですが、「死都日本」の増刷が決まりました。
これもひとえに、皆様が支えて下さったおかげと感謝しております。
ありがとうございました。
増刷が決まったとは言え、まだ書店売れ残りも多くございますので、
今後もお友達等に御推薦頂けますと幸いです。
厚かましいお願いですが、どうか宜しくお願いします。
なお、増刷時には、少しなら訂正が可能だそうです。
折角ですので、日南沖地震の規模、清武インター、
えびの高原から山之口PAまでの所要時間等、
この掲示板で教えて頂いたことを反映させたいと思っています。
もっともいろいろ制限があるそうですので、できなかった時はすみません。
その際は、改訂版が出る際に変更ということで御勘弁を。
(永久に改訂されないかも…)(^_^;)
「火山灰アスファルト」は使用回数が多過ぎて、
今回は訂正できそうにありません。
折角教えて頂いたのに、済みません。
せめて、どこかに「モルタル」という言葉を入れたいと思います。
「火山灰モルタル」や「火山灰モルタル化現象」という用語なら
うまく挿入できそうな箇所があるのですが、
「火山灰のモルタル化現象」だと語感がちょっとツライ場所です。
前2者のような表現は、火山学用語として成立しないでしょうか?
申し訳ございませんが、時間制限がございますので、
月曜日朝10時までに教えて頂ける方がいらっしゃいましたら、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
また、これ以外にも気付かれた点がございましたら、御教示下さい。
特に単純な誤字・脱字の指摘は大歓迎です。



[211.3.118.117][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

10139. 2002年11月08日 17時31分29秒 投稿:ポチ 
 [http://news.nationalgeographic.com/news/2002/11/1105_021105_TVVolcanoboarding.html]
Pumice boardとでも呼びますか。ナショナルジオグラフィックの取材
でバヌアツのヤスール火山を降下するスノーボーダー。
[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10138. 2002年11月07日 16時05分55秒 投稿:ポチ 
 [http://www.angelfire.com/sd/zcap/atubo4.html]
[http://www.angelfire.com/sd/zcap/atubo4.html]

>10133
>これって華氏ですか?

Just 12-inches under the surface the temperature was measured at
1250-plus-degrees-fahrenheit.

℃換算しましたが、え?とは思えど計測時点が不明なのですねえ。
Clark Air Baseの直前に迫る大規模火砕流のようですが、軍の公表
データの存否は未確認です。計測値が記載されており、火砕流の数
日後に表在する岩石で火傷を負う事例として紹介した次第です。


[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10136. 2002年11月07日 12時35分19秒 投稿:ちば 
 [http://www.nes2001.com/menu3/sekkou/index2.html]
#10132まつさん>
 ごぶさたしております。あのころは大変お世話になりました。

 混合に使用した水は(水質測定をしたわけではありませんが)
前日の雨起源のふつうの表流水だとおもいます。
実際に降雨でも固化したわけですから、そう不思議ではないと思います。
 使用した容器は、やや上が開いた実験用の1リットルプラスチックビーカーです。
逆さまにしたら、そのままの形でごろりと出てきたのですが
表面をよく見ると気泡起源の空隙を含んでいました。
反応中のビーカーに手のひらをあてると
ほんのり暖かいことが確認できました。
 当時、発熱を伴う水和反応で固化したことはgypsumかなと
考えましたが、結局X線で鉱物を同定する作業はしなかったので不明です
また、石膏だけでは色の変化は説明できないとおもいました。
色が茶色に近く変化したのはどういう化学反応なのか良く分かりません
 その当時の空中写真をみても、新しい火砕流程色が白く
逆に古いもの程いろが黄土色から茶色に変化していたので
雨によって生ずる非可逆反応で、
しかも反応生成物が集積するメカニズムも説明しなければいけないとおもいます。

写真もありますので、この機会にページをつくりましょうか
[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

10135. 2002年11月07日 12時00分58秒 投稿:桜島10kmよりchikara 
 [http://www-sci.edu.kagoshima-u.ac.jp/forum-v/]
諏訪之瀬島2002.11.06噴火16:16以降の写真 夜間の赤熱21:18以降確認
[163.209.82.32][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; Q312461; .NET CLR 1.0.3705)]

10134. 2002年11月07日 11時09分05秒 投稿:かもめ 
えとな大迫力@ISS
http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/2410969.stm
http://eol.jsc.nasa.gov/EarthObservatory/Etna_from_ISS.htm
  http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/NewImages/Images/etna2_ISS2002303_lrg.jpg
http://eol.jsc.nasa.gov/scripts/sseop/photo.pl?mission=ISS005&roll=E&frame=19016
  http://eol.jsc.nasa.gov/sseop/images/EO/highres/ISS005/ISS005-E-19016.JPG
http://eol.jsc.nasa.gov/scripts/sseop/photo.pl?mission=ISS005&roll=E&frame=19024
  http://eol.jsc.nasa.gov/sseop/images/EO/highres/ISS005/ISS005-E-19024.JPG
えとな@あくあ
http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/NewImages/images.php3?img_id=10804
  http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/NewImages/Images/Sicily_AMO_2002301_lrg.jpg (3472kb)
ついでに、話題になってたコルカ氷河の崩壊跡@しゃとる
http://eol.jsc.nasa.gov/EarthObservatory/Space_Shuttle_view_after_Kolka_Glacier_Collapse.htm
  http://eol.jsc.nasa.gov/sseop/images/EO/highres/STS112/STS112-E-6002.JPG (広域)
地上の☆(どこ?)@IIS
http://eol.jsc.nasa.gov/scripts/sseop/photo.pl?mission=ISS005&roll=E&frame=10643
....切りないから、止め。
[211.7.196.86][Mozilla/4.8 (Macintosh; U; PPC)]

10133. 2002年11月07日 10時09分39秒 投稿:あきら 
ああ、病院って疲れます。
って、医者がこんなことを言ってていいのか?m(__)m
もっとも主治医も疲れた顔をしてました。


 >10131 ポチさん
夕焼けも赤いメノウのようで綺麗でした。
写真に撮ったのを覚えています。
それにしても3日後で677度とは…。
これって華氏ですか?


 >10119 し〜ちゃん@清武町
古い原稿の手書き地図を引っぱり出すと、なんと、ちゃんと「清武インター」が!
ただ、当時入手した資料ではインターと清武町がどう繋がるのか分からず、
「えらい山の中にポツンとインターが出来た」と思っただけで、
意識から抜け落ちていたようです。
一昨年は猪八重渓谷まで調査に行ったのに、
清武インターのことはすっかり忘れてました(^_^;)>

>某地元TV局“M”の報道部に……
とにかく宣伝力不足で困ってますので、物凄く有難いです。
もし放送されたら、是非教えて下さい。
せめて宮崎では、各書店の宮崎本コーナーに置かれるようになりたいものです。
(各土産物屋の宮崎本コーナーに置かれたりして)(笑)

>「1時間での移動はちと厳しい」様に感じましたわ。
そうでしたか。
40キロくらいの下り行程だし、大半は高速道路なんで
1時間くらいかな?、と見当をつけましたが、
猪八重よりこっちを調査すべきでしたね(^。^)>
移動時間測定のチャンスがございましたら、
是非、結果を教えて下さい。

なんだか、すっかり地元情報局として頼りにしてますね。
今後もどうぞよろしくお願い致します。
[211.3.120.85][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

10132. 2002年11月07日 00時45分42秒 投稿:まつ 
10117 ちばさん>
>そこで、現地で断面からビーカーに未固結サンプルをとり
>すぐそばを流れる水を注いで見ました。
>すると、驚いたことには水は激しく泡をたてながら堆積物と反応
>(発熱反応)し、数分後にはビーカーの中身ごと固まってしまいました
>色も白〜肌色から茶色に近い色に変化しました。

これって,おしが谷を流れる湧き水が炭酸水だったからですか?
[61.208.205.123][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)]

10131. 2002年11月06日 22時04分17秒 投稿:ポチ 
 [http://zcap.freeyellow.com/pix3.htm]
ピナトゥボ噴火の影響で、日本でも血のような朝焼けが
しばらく続いていました。あれはいつごろ終息したのだろう。

91年6月15日の大噴火は台風のさなかだったんですね。
↑ここのPinatubo's Wrathには多分その3日後?、火砕流に
立つ写真があります。ここでサッカーやってたそうで。
アメリカ人って、・・・イイ!

表面下30cmで677℃あったそうな。

[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10127. 2002年11月06日 10時08分59秒 投稿:あきら 
エトナ火山にレベンタドル火山、賑やかですね。
さすがに火山マニアのサイトだけあって、
速報が臨場感に溢れ、感心しました。
再び、K作戦の通信指揮室みたいな状況を描写するチャンスがあれば、
参考にさせて頂きます。

ところでエトナ火山って、古い溶岩トンネルに溶岩流を誘導する工事を
してあったんじゃなかったでしょうか?
今回の噴火では、あのトンネルはどうなったんでしょう?
御存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。


 さて、レスです。
>10114 Shinbaさん
>次回もくらいしす・のヴぇるをお考えなら取材検討してみてはいかがでしょう。
火山クライシス物は次々回にまわし、
次作は小市民的地震物でいこうかと考えています。
八ヶ岳南麓天文台は話の道具立てとして魅力的ですね。
企画書が通れば、また詳しくお訊きするかもしれません。
その際はどうぞよろしくお願いします。


 レス順狂いましたが、>10111 JiroKさん
お買い上げ、そして良いエピソードをありがとうございます。
すごく可愛い彼女ですね!
私の頭の中にある真理のイメージとダブります。
石黒がワクワクして読了をお待ちしてます、とお伝え下さい。


 >10113 ポチさん、>10119 し〜ちゃん@清武町さん
清武インターチェンジの位置を教えて頂き、有難うございました。
確かに電子地図にくっきりと書かれてますね!
東九州自動車道とは盲点でした。
あの道は書いてる最中にドンドン北へ伸びていくので、
改訂するたびに記述を変えねばならず、
北端には注意してたんですが、
そうか、分岐部付近も変わってたんだ!
「改訂死都日本」が出せたら訂正させて頂きます。
(出せる程売れるかな?)(^.^;)


 >10117 ちばさん
火砕流粒子のモルタル化現象の詳細を教えて頂き、
本当に有難うございました。
私が読んだのは、ただの降下火山灰のモルタル化だったような気が
するのですが、(例によってあやふや♪)
火砕流堆積物の場合は凄い反応を起こすんですね!
おまけに実体験だけに、文章のリアリティが素晴らしいです!!
見る間に色が変わるという点は思いつきもしませんでした。
「サージ先端の粒子は酸化されて赤くなる」という意味の文献を
読んだようなあやしげな記憶があるのですが、
あれもひょっとして酸化だけではなく、
空気中の水分と反応して発色した可能性があるかも…、
なんて妄想を広げてしまいました。

火砕流堆積物というと、ついシラス台地を思い出してしまい、
25000年も経ってることを忘れて、我々素人は、
最初からあんな堅い堆積層だったのか、と思いがちですが、
きっと堆積したての時はフワフワした物だったんでしょうね。

ところで拙作で問題の積灰層の場合は、
半分以上が火砕流から吹き上がったサージ粒子が冷えて降下したもの、
残りは噴煙柱や傘雲から降下してきた火砕粒子の混成ではないかと思うのですが、
こういう場合、降下中に空中の水分を吸って
モルタル化し易い状態になることはないでしょうか?
(なってくれないと困る、というのが本音ですが)(笑)
フィリピンのクラーク空軍基地で、ピナツボ火山の火砕流噴火翌日に、
米軍兵士が飛行機の翼に積もった火山灰をスコップで除去している映像を
見たことがあるんですが、まるで雪掻きのようにザクザクと灰層を削ってました。
たしか、あの時は前の晩に雨が降ってるので、
そのせいで硬化が進んだのではないかと思うのですが、
雨が降る前のクラーク基地やマニラの積灰性状を御存知ないでしょうか?


今晩は見舞いと家族説明に行かねばなりません。
病院まで1時間半かかりますので、帰ったらもう深夜。
ひょっとすると、続きが書けないかも知れませんが、
すみません、残りのレスは後日、きっと入れます。
[211.3.120.182][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

10126. 2002年11月06日 08時15分37秒 投稿:ちば 
 [http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/021031/168/2kqcn.html]

10月31日16:14撮影(AP Photo/Fabrizio Villa)
 地震が引き金で噴火がはじまったらしい
山頂火口と山腹が同時に噴火している
しかも、山腹は180度離れた2方向
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10125. 2002年11月06日 08時03分42秒 投稿:ちば 
 [http://search.news.yahoo.com/search/news?p=etna&c=news_photos]
かもめさん>
 エトナの噴火の写真とても興味深いですね
特に、都市に降った火山灰。取り扱いに苦慮している様子。

 たしかにトモグラフィなどの手法を用いれば
破局噴火を起こすようなマグマだまりくらい、手に取るように
見えるのかもしれません。 
 そもそも、何らかのトリガーによって、まず破壊プロセスから始まる噴火を
時間と火口の位置と規模を正確に予測することは難しいわけですが
規模が大きくなればなるほど、予知ができる可能性も高くなる。
 この小説では、そういう噴火を仮に予測しえたとしても
噴火が実際に起こるまでは、無数にある可能性のひとつに過ぎないわけで
何十万人もの住民を避難させるというような判断は、やはり
できないのではないか、という点をかなりのリアリティーをもって
指摘していることに意義がある
 都市というサンゴ礁のような場所から
サンゴ虫のような人間は簡単には逃げ出せない

 ・・・SF小説とは違う、なにかシミュレーション小説というのかなあ・・
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10124. 2002年11月05日 20時54分21秒 投稿:かもめ 
さてらいとえとな:
http://www.spaceflightnow.com/news/n0210/31etna/
http://www.esa.int/export/esaCP/ESAYTG8OS7D_index_0.html
いっぱいふぉっと:
http://search.news.yahoo.com/search/news?p=etna&c=news_photos
http://www.educeth.ch/stromboli/others/etna/etna02-en.html
エトナは派手だけど「破局噴火」とは対照的?
 霧島に関しては、前回の巨大噴火から30万年?たってて、カルデラ
もかなり埋もれてきてるから、もうそろそろて気持ちはわかるけど..
最近のトモグラフィー技術の発達とかで、地下のマグマだまりの様子と
かも見えてきてるから近い将来の「破局噴火」の可能性とか予想できる
ようになるんじゃないの?

[211.7.223.53][Mozilla/4.8 (Macintosh; U; PPC)]

10123. 2002年11月05日 18時43分36秒 投稿:ポチ 
 [http://www.cnn.co.jp/showbiz/K2002110400411.html]
エトナから480キロ離れたギリシャのケファロニア島に降灰があった
そうですが、どの程度降ったんでしょうかね。
[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10122. 2002年11月05日 16時49分56秒 投稿:ちば 
 [http://news.fs.biglobe.ne.jp/news/photo/jj021030-1181515.html]
エトナの噴火の衛星写真
去年の衛星写真と比べて
ずいぶん激しいという印象を受ける
[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

10121. 2002年11月05日 12時23分53秒 投稿:みき 
 [http://news.msn.co.jp/topyom/20021105-104537.htm]
エルレベンタドル火山の続報です。
市民1人が死亡、16人負傷。
この死傷者は建物に堆積した火山灰を除去する際に
落下したためだとか。
[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

10120. 2002年11月05日 11時52分59秒 投稿:おおさと 
 [http://www.pref.miyazaki.jp/bousai/funka/kirisima.html]
霧島山の噴火ハザードマップ↑
硫黄山、大幡池、新燃岳、御鉢の4ケースを想定しています。
また風向きをクリックすると層厚20cm以上の降灰域が点滅し、表示されます。
避難所の位置や道路等が、泥流流路や降灰域の分布と重ね合わせて確認できるので、
災害時の様相を想定するには、結構解りやすいWEBハザードマップですね。

ちなみに、降灰の風向想定が東風と西風2ケース考えられているようだけれど、霧島山周辺の卓越風向って季節によってどう変わるんだろう。
[210.166.224.21][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; T312461)]

10119. 2002年11月05日 09時55分18秒 投稿:し〜ちゃん@清武町 
 [http://www.mapion.co.jp/c/f?el=131/22/35.273&scl=70000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=31/51/19.493&size=500,500]
 みなさん、おはようございます!

 昨日は、日向灘地震の影響で、当地でも揺れた"みたい"、です。
他人事モードなのは、実は、発震の時間、ちょうど、洗車機で洗車中でして。
車中で「えらく揺れる洗車機やなぁ〜壊れてるんじゃねぇ〜かぁ〜」って思っちゃって。
そのまま、ワックスかけたりとかして、3時間。
夕方帰ってきて、ニュースを見て、びっくり!ってな感じでした。

 日向灘って、都井岬沖と大分沖に空白域があるんですよねぇ?
たぶん、こいつらのどちらかは、あたしが生きてるうちに動くんだろうなぁ。
うちの築20年のオンボロアパート、果たして持つのか??(笑)


★石黒さん

>>ありがとうございます。
>>清武町は農協に本屋さんがあったように思いますが、
>>(すっごいローカルな話題!)
>>拙作は置いてありましたでしょうか?

 はい、まさしくここで購入しました。うちから、3分のところにある、
一番近い本屋さんなもんで(笑)

>>講談社からの初期配本は、宮崎県下で8書店しかなく、
>>「事件の舞台がこれでは…」と悔しがっていたんですよ。

 あ、やっぱりそうだったんですか。

 宮崎市に近いドーナツ屋併設の本屋に後日、行ってみて、
置いてあるかな?って覗いてみたら、なかったんですよ。
「売れちまったのか〜人気あるなぁ〜」って思ってて(^^ゞ
最初から置いてなかったんですね。。。m(__)m

>>地元での宣伝、よろしくお願いしますね(^。^)/

 実は謝っておこうか、と。
某地元TV局"M"の報道部に
「こういう本出てるんですけど、知ってますぅ〜?ニュースのネタにどうでしょ?」
ってメール入れたら、報道部長さんから丁寧な折り返しメールがあって。
部長さんも興味をもたれたらしく、早速購入されたそうで。
 ローカルニュースの小ネタになるかもしれませんです。

 勝手なことしちゃって、ごめんなさい、です。m(__)m

>>えっ、清武インターというのが出来てたんですか?
>>まずい…、使った地図が古かったか!?
>>私の地図では田野インターの手前は宮崎インターになってる。
>>清武インターはどこらへんにあるんですか?

http://www.mapion.co.jp/c/f?el=131/22/35.273&scl=70000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=31/51/19.493&size=500,500

ですね。国道269号にインター入り口が接続されてます。
2年ほど前に出来ました。
 あ、うちは清武駅周辺、正手ってところです(^^ゞ

 あと、もうひとつだけ、気になったんですが。
噴火直前、えびの高原を離れ、"黒木氏"が始めて噴火に気づいたのが山之口パーキングエリア付近。
ここまで、1時間経過してるっぽいって感じたんですが、
「1時間での移動はちと厳しい」様に感じましたわ。
小林インター〜えびの高原の道が、ちと悪いんで。
ってこのコース、私はが利用したのは、何年も前なんで、ひょっとしたら、
道がよくなっているかも(霧島へは、いつも、都城から上がるもんで)
機会があったら、いちどこのコースで移動時間を計ってみようかと思ってます。

>>これも出版してから悩んでることですが、
>>M7.8にしては宮崎の被害設定が軽すぎましたね。
>>改訂版が出せたらM7.0くらいに訂正しようかと考えていますが、
>>皆さんはどう思われます?

 日向灘地震における、宮崎県版のハザードマップって
ネット上ではほとんど見当たりませんねぇ。鹿児島県版はありましたが。
別冊ニュートンには掲載されていたんですが。
で、別冊ニュートンからの抜粋ですが、
日向灘南部M7.5で、発震が冬の夜のケースだと(ん?物語上の日向灘地震のまんま)
最大震度6強、死者914人、全壊大破2万2645棟を県は想定しているみたいです。


 有名な方からこうやってレスをいただけるとは夢にも思いませんでした。
ちょっとミーハーモードで舞い上がってます(笑)

 では、また!

[218.226.54.101][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.0.3705)]

10118. 2002年11月05日 03時03分29秒 投稿:ポチ 
 [http://www.eluniverso.com/core/eluniverso.asp?page=noticia&id=12&tab=1&contid=ABAAEF40D5D641559031DB5310B16FED&EUID='']
EL UNIVERSO紙にありました。日本より進んでいるかも?

Graficos参照のこと。

[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10117. 2002年11月05日 00時28分50秒 投稿:ちば 
石黒さん>
 遅ればせながら、いらっしゃいませ

(これで、あこがれの「作家の登場する掲示板」になった!)

さて、例の火山灰のモルタル化ですが
Yasさんと一緒に観察した雲仙の火砕流のケースを紹介しておきましょう

 1992年12月27日から29日にかけてです
27日と29日の2回、同じ火砕流堆積物を見ました。あいだの28日はひどい雨でした。
そのころは溶岩の噴出率が極めて低くこのまま終息するかもしれないとも思われていた時期です
総合観測班地質グループの一員として北上木場の近くで火砕流堆積物の観察をしました。
流下して10日あまりということでしたが、正確な経過時間は不明です。
とにかくきわめて新鮮な火砕流堆積物で、
堆積後、一度も雨にあたっていなかったようでした。

 火砕流は、溶岩ドームの崩壊で発生し、水無川の谷をながれておしが谷との合流点より
わずかに下流の北上木場付近まで達していました。水無川にはその名のとおり
普段水は流れていないのですが、おしが谷のほうからはきれいな水が流れてきており
新しい火砕流もかなりの部分は、そのおしが谷からの水で侵食されて段丘化していました。
 段丘化した部分では、火砕流の流下直後に表面を水が流れてできたと思われる
奇妙な真っ白い泥流?の痕跡も見られました。まるで石膏を流したような質感で、
火砕流の表面に奇妙な溝と尾根が筋状に残されていました。
段丘面のほとんどは、そのような白くて硬い表面なのですが、
一部に、まだ一度も濡れていないとおもわれる、
”だま入り小麦粉”を撒き散らした畑のような部分がありました。
 このようなところに不用意に踏み込むと、
ズボッと20cmくらい靴がもぐってしまいます。
そのとき靴の脇からは、火山灰混じりのガスがぶわっと噴き出すのです
幸いやけどするほどは熱くは無かったのですが、ほんのりとあたたかったです。
そのため、表面を歩く際には、
まず右足伸ばし、足を置きたい場所を、靴でちょんちょんと突っつきガスを出してやる
何度かちょんちょんすると、火砕流の空隙率が低下、
締まってその部分が周りよりも2・3cmくらい低くなる
こうなれば、もう足を載せてもほとんど沈まないので右足を乗せて、1歩前進する。
次に左足を踏み出す。・・・・こんな具合で、とても歩くのに苦労しました。

 ところが、翌日は大雨。夜半には土石流が発生するほど。

 翌々日に同じ地点にまた行ってみると、景色が一変しています。
土石流が通過したためというわけではありません。
まず色が白ないしは灰色だったのが、茶色から黄土色に変化している。
そして硬くなっている。火砕流の表面はどこもかしこも固い。
一昨日の苦労がうそのように、走り回れるほどに硬くなっている。
本当に車だって走れそうでした。
 興味深かったのは、一昨日にバフッと踏み込んでしまった足跡までが
クレーターのようになって点々と残っていたことです。

 また、断面の観察から、雨によって固化したのは
火砕流の表面の10-20cmだけということが判りました。
その下にはやはり”だま入りの小麦粉”のような質感の
まだ濡れていない火砕流堆積物が1m以上堆積していたのです。
そこで、現地で断面からビーカーに未固結サンプルをとり
すぐそばを流れる水を注いで見ました。
すると、驚いたことには水は激しく泡をたてながら堆積物と反応
(発熱反応)し、数分後にはビーカーの中身ごと固まってしまいました
色も白〜肌色から茶色に近い色に変化しました。

 ちょっと長くなりましたが、雲仙岳噴火でのこういう観察や実験から、
想像してみるに、火砕流の流下直後は、高温で気体を多く含んでいるので
うかつに足を踏み入れれば、ぶわっとほこりを立てながら沈んでしまうだろうと
おもいます。しかし、冷えた後さらに雨が降ると、
急速にモルタル化が進行するので、かなりの堅さを持った、
走れる(車が走れるかは不明です)地面に変化するのではないかなと思います。
[210.166.90.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10116. 2002年11月04日 23時41分12秒 投稿:じこぼー 
>>10115
ポチさまありがとうございます。乏しい英語力でなんとか断片的に理解しました。
まったく予兆がなく噴火したように書かれてますね。
もっとも、観測体制も日本ほどではないのでしょうが。
ほんのわずかな降灰でも、飛行機は飛べなくなってしまうことを再確認しました。
[219.107.200.124][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC; ja-JP; rv:0.9.2) Gecko/20010726 Netscape6/6.1]

10115. 2002年11月04日 22時48分52秒 投稿:ポチ 
 [http://www.ecuador-travel.net/information.volcano.reventador.htm]
>10112 じこぼーさま

レベンタドル火山。↑今回の噴火もう出てました。
[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10114. 2002年11月04日 22時11分35秒 投稿:Shinba 
 Shinba@四国・新居浜です。
 あきら様、観測をしているところの名称は、正確には「八ケ岳南麓天文台/地震前兆電離層観測研究センター」という長い名称です。そこで、地震前兆検知公開実験というのをやっていて、有料で参加すると、観測状況をFAXで配信されます。
 配信は不定期ですが、配信間隔はかなり頻繁で、平均すると大体3〜4日おきには配信されています。特異な現象発生や緊急を要する場合には連日または一日に二回の配信もあります。昨日の宮城沖は先月30日に、今日の日向灘は一昨日の配信で予測されました。宮城沖は予測では青森東方沖が予測領域だったので、領域推定はかなりのハズレ、まぁいろいろ事情はあるので、http://asd.fureai.or.jp/news/index.htmlでも見てください。日向灘のぶんはまだ出てないようですが、もうすぐ出るでしょう。(勝手に書いていいのか?(^^;))
 もし、本をお書きになる時にこのことをご存知でしたら、もう一人実在の人物をモデルにして、魅力的な登場人物を追加してエピソードを増やすことができたのではと思います。私なら準主役に仕立てて黒木助教授の向こうを張らせる(でも、原稿枚数が(^^;))

 上記のように、元は私設の天文台で、流星電波観測の過程で地震前兆との相関に気づき、阪神・淡路をきっかけに現在のような状況になったようです。この観測には電波源として全国津々浦々にあるFM放送局電波を使用し、現在同研究所で50チャンネル以上を観測中で、あともう少しで日本陸上全土を網羅できるところです。(http://www.yatsugatake-eorc.org)←内容は少し古い。
 FAXで配信される内容は、該当の地震が発生するまでは他言禁止・情報管理も義務付けとなっています。このへんの運用は結構慎重に行われていると私は思っています。有料で、他言禁止なのでいろいろ言いたい放題のサイトでは揶揄の対象になっていますが、現在の法制というよりも経済至上主義社会背景ではやむをえないことと思っています。
 著書に仮定の日南沖M7.8ならば同研究所で前兆は確実に捉えると思います。また、地震だけではなく火山活動前兆も捉えていますから、著書に仮定のような破局的噴火なら、計器が振りきれるほどの・・・・。しかし、ここは火山研究総本山、これ以上書くことは控えます(^^;)。

 次回もくらいしす・のヴえるをお考えなら取材検討してみてはいかがでしょう。私はこれで1作は書けると踏んでいるのですが。
[211.2.78.2][Mozilla/4.75 [ja] (Win98; U)]

10113. 2002年11月04日 22時03分35秒 投稿:ポチ 
>10110 あきらさま

>私の地図では田野インターの手前は宮崎インターになってる。
>清武インターはどこらへんにあるんですか?

田野ー宮崎間に連結している東九州道のインターですね。
あ、ゼンリン電子地図帳の3Dマップを参照しつつ、読ませて
いただいておりましたわ。はは。
[211.120.77.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461)]

10112. 2002年11月04日 21時16分53秒 投稿:じこぼー 
あきらさま。レスありがとうございます。
横レスになりますが、確か、「八ヶ岳」の会員さんは、守秘義務みたいな誓約があるんじゃなかったかと。
ずいぶん前、私のライター仲間が雑誌の取材で行き、えらく感心してそのまま会員になっていました。

ところで、エクアドルで噴火があったようですね。100km西の空港が閉鎖になっています。
http://www.yomiuri.co.jp/05/20021104id21.htm
どういった火山なのか、どなたか教えてください。
[219.107.200.124][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC; ja-JP; rv:0.9.2) Gecko/20010726 Netscape6/6.1]

10111. 2002年11月04日 20時58分01秒 投稿:JiroK 
みなさんこんにちは.こんな読者もいますってことで,かなり久々に書き込みます.
私もこの掲示板を読んで「死都日本」を買いました.でもまだ1文字も読んでいません.なぜかと言うと....
ひごろ私は大きな本屋に行く時間がないので,彼女に頼んで本を買っておいてもらいました.
地球科学などには興味も知識も無い彼女は,購入後のメールで「私にはこんな本,専門的で字が多くて読めない」などと言っていました.
しかし,,私にその本を渡してくれる日に一緒に銀行に行ったのが間違いでした.待ち時間に彼女が本の出だしを読んでしまったのです.
それ以降,まだ読み終わらないようですが今では電気の傘を見て「あのかたち,火山に似てる」などと言ったり,いきなり「火砕流って早いの?」なんて面白い質問をしてきたり.
ここ数年,フィールドガイド日本の火山シリーズや,Q&A火山噴火のような書籍が発売されていますが,この「死都日本」が大衆に与える効果,計り知れないですね.
[133.86.88.171][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10110. 2002年11月04日 19時41分05秒 投稿:あきら 
揺れましたね。
我が家も地震感度が高いものですから(笑)、
ユーラユーラと長く揺れていました。
宮崎県沖M5.7クラスで京阪神があれ程揺れるようだと、
拙作冒頭の「日南沖M7.8」だと、えらいことになりますね(ーー;)

これも出版してから悩んでることですが、
M7.8にしては宮崎の被害設定が軽すぎましたね。
改訂版が出せたらM7.0くらいに訂正しようかと考えていますが、
皆さんはどう思われます?

Shinbaさんが参加されてる「八ヶ岳の会」って、
何かの雑誌で読んだような気がするんですが、
(例によってうろ覚えですみません)
ラジオ波の反射で地震の規模や方位を予測するという、アレですか?
今回はドンピシャだったんですね。スゴイ!
どのくらいの精度なのか、一度聞いてみたかったんですが、
秘密でなかったら教えて頂けませんか?


 >10104 じこぼーさん
今朝はバタバタしていて中途半端な書き込みになり、すみませんでした。
>衛星徹甲弾のあたりも、もっとふくらんでいたんでしょうね
そーなんです。実は破局的噴火の瞬間に空中分解した種子島発鹿児島行YS11
(まだYS11が飛んでるんか!?、と突っ込まれそうですが、ファンなもので)
に衛星徹甲弾のシステムプログラマーが乗っていて、その後の混乱もあって
誰もコントロールできなくなり、一騒ぎおこる設定なんですよ。
>初心者向けの火山入門書などを書かれれば、
いいですねー。やってみたいですねー。


 >10105 し〜ちゃん@清武町さん
昼の地震の被害はありませんでしたか?
>速攻で読み終えました。
ありがとうございます。
清武町は農協に本屋さんがあったように思いますが、
(すっごいローカルな話題!)
拙作は置いてありましたでしょうか?
講談社からの初期配本は、宮崎県下で8書店しかなく、
「事件の舞台がこれでは…」と悔しがっていたんですよ。
地元での宣伝、よろしくお願いしますね(^。^)/
>清武インターから乗るほうが自然ですわ
えっ、清武インターというのが出来てたんですか?
まずい…、使った地図が古かったか!?
私の地図では田野インターの手前は宮崎インターになってる。
清武インターはどこらへんにあるんですか?


 >10108 Hal.Tさん
>めずらしく日本のSFを読んでみようかなと思ったよ。
「死都日本」はSFに入るか微妙なところですが、
(少なくともハードSFではないです)
もし読まれたら是非御感想をお教え下さい(^.^)



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10109. 2002年11月04日 15時26分36秒 投稿:Shinba 
また、またお邪魔します。Shinba@新居浜です。
 さきほど、といっても2時間ほど前、ほんのちょっと揺れました。地震感度の高い2階に居たのでわかりました。(つまり、安普請だ)
 過去ログから、ここでのエチケットを知り、余計なこととは思ったのですが初現時に、八ケ岳の会員であることを書いておきました。昨日・今日とたてつづけの比較的規模の大きな地震、配信を受けていたので、当方としては待っていたところでした。
 昨日の昼は車で移動中に速報で、「あっ、来たんだな、でも予想領域とずいぶん離れてるぞ」。さきほども急いでつけたラジオの速報で、「おお、今度はドンピシャだ」。
 位置は少し離れていますが、石黒さんがおいでになったので動いたのでしょうか(^^:)。し〜ちゃん@清武町さんのところなどは大丈夫だったでしょうか。

 タイミングが良かった?ので、つい。 余計なことを書きました。(^^;)
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10108. 2002年11月04日 11時35分53秒 投稿:Hal.T 
科学と小説、結託したのがSFじゃないかと言われたりしますね。

J・PホーガンのハードSFぐらいのものを書いてみたいなと思ったりもしましたが、
まったく才能が無いことを自覚して今にいたっています。

小説を書くのと、世界を知りたい(科学と言うのかどうかはわからない)のとは私の
中で両立しにくいものがあります。でも、まあ、実験作業で目的を忘れて装置製作に
のめりこむのと似たような気もします。と、慰めているんだな。

ポチさんの書きこみで、めずらしく日本のSFを読んでみようかなと思ったよ。

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10107. 2002年11月04日 09時56分53秒 投稿:あきら 
わっ、あっと言う間にこんなにお便りが!
さすが火山好きサイト。このBBSは反応が良いですね(^。^)
1人ずつに充分なお礼とお答えが出来ないかもしれませんが、極力頑張ります。

まず>10101 ポチさん
>失礼の段お許しください。
なにをおっしゃいます! 
お買い上げ頂いたうえに、沢山の書き込みまでして頂き、宣伝効果抜群です。
今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

>二分冊化は編集者にとっての悪夢
そうらしいですね。
素人的には、分冊した方が1冊あたりの価格が安くなっていいじゃないか、
と気安く考えていたんですが、
ヒット作を書いた経歴が無いと、とても許されないことがよく分かりました。

>イザナ(ギ)(ミ)は鯨神かも知れず、火山神その他でもあるのかも知れません。
ご指摘の通りです。
鯨の話を書いていたらきっと鯨神にしていたでしょう(笑)
だって「イザナミは自然界のあらゆる風物を産み出して(p81)」ますから、
何の神様でも良いわけですもんね(^.^)
「万物の創生神イザナミは火山神でもあり(p81)」という表現に
胸の内をお察し頂ければ。


>10103 Yasさん
激賛して頂き、有難うございました。
あの本を書いた意図をお読み取り頂き、嬉しく思います。
>あれですよね。であれば、モルタル化には降雨が必要かなと思いますが
わー、羨ましい。モルタル化を目の前で見られたんですね。
千葉さん、今度実験される時は是非私も連れて行って下さい、
って、診察があるから駄目だろうな。
10100に裏事情を書きましたように、モルタル化の文献を見つけ損ない、
拙作を書く時には参考にできなかったんですよ。
そこには、「積灰後最初の雨で出来る」とか書いてあったんでしょうか?
ああ、くやしい!
水分が必要というところまでは他の文献から察せられましたので、
一生懸命「ひどい暑さと湿度だった」(p300)他で空中に水分が多い事を
匂わせておいたのですが…。
次を書く時はこういう失敗が無いようにせねば。
>10104 じこぼーさんの御意見、私も同感です。
このBBSの火山研究家のみなさん、その時にはどうぞ宜しくお願いします!


まだ、し〜ちゃん@清武町さんや、Shinbaさんにもお返事したいのですが、
今朝はお見舞いに行かねばなりませんので、ここまで。
後日、必ずまた出現します。
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10106. 2002年11月03日 23時50分32秒 投稿:Shinba 
またお邪魔します。Shinba@新居浜です。
 さすがに、著者の方が来られると違いますね、まるでサイン会みたいな賑わい(^^;)
 1600枚が800枚ほどに圧縮されたそうで、どうりで政治的な動きが速かった。衛星徹甲弾なんて交替したばかりの政権に簡単に都合がつくものではないのでは・・・などと思っていましたが疑問氷解。自分の作品とはいえ、自由勝手にはできないものなのですね。

 地震より火山のほうが怖いとは良くわかりました。地震・雷・火事・親父の前に火山がトップに来るのですね。それが言われていないということは、今、人類がつかの間の幸せな時期に生きているのではないかとさえ思いました。有史以来、一時的に気候に影響を与えるほどの噴火はあっても、文明あるいは生命の存続が直接脅かされるような噴火はは起きていない・・・のでしょう。その種が尽きたわけではないのでいつかまた・・・。文明の寿命も、案外このへんのことで試されるような気がしてきました。
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10105. 2002年11月03日 22時50分48秒 投稿:し〜ちゃん@清武町 
 みなさん、こんにちわ。初めて書き込みます。
私もこの掲示板で『死都日本』の存在を知り、速攻で購入して
速攻で読み終えました。
 あまりにもショッキングな内容で、読み終えた日は、夜、なかなか寝付けませんでした。

 わたしが暮らしている町は、この本の舞台となった、宮崎市近郊、
日向大学(笑)も車で10分のところにあります。
まさか、自分の暮らしている土地が舞台になっているとは思いませんでした。
知っている町や実家(鹿児島ですが)周辺が火砕流で次々消滅していく描写は、
鳥肌が立ってしまって。私もどうやら噴火後30分の命みたいです(笑)

 霧島って桜島と比べて、いつも"まぁ〜たり"しているんで、そんな物騒な山だとは
全然感じていませんでした。温泉もたくさん出るし、今の時期なら紅葉がきれいですし。
加久藤カルデラ壁を登る肥薩線車中から見る、加久藤盆地の絶景さは日本一だと思ってます。

 そんなやさしい感じがする(癒し系ですか(笑))霧島の
日本をひっくり返すような噴火の描写を見せ付けられて。。。

 過度の警戒は必要ないとは思いますけど、
霧島はひょっとしたらひょっとするかもしれない、ってことだけ、頭には入れときます。
霧島にはこのまま、静かに"まぁ〜たり"と過ごしていただきたいな、と強く思いました。
(って姶良カルデラあたりが動き出されても嫌なんですが。。。)

>>石黒さん

 すばらしい作品をありがとうございました。今、知人にも読むように勧めています。
宮崎県民にはぜひ読んでもらいたい一品だと思いました。

 って、ここまでほめておいて軽く突っ込みを、ば(^^ゞ
噴火の日、記者さんを連れて、大学から霧島へ向かう際、
田野インターから高速道路に乗っていましたけど、
清武インターから乗るほうが自然ですわ。
大学からの道は必ず、清武インター入り口前を通りますので。。。(汗)
(ローカルな話題ですみません。。。)

 んではでは。

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10104. 2002年11月03日 17時48分50秒 投稿:じこぼー 
はじめまして。こちらを拝見させていただいてるのは、岩手山の異常の頃からですが、
恐れ多くも初めて書き込みされていただきます。
雑誌のライターなどをやっているものです。
「死都日本」、こちらで紹介されてからすぐに購入し、一気に読んでしまいました。
確かに読んでいて圧縮されている感じはいたしますが、久々に、読んだあともう一度
ゆっくり読み返してしまった本でした。
1600枚バージョンが、いつか詳細な地図や図解付きで世に出ることを期待します。
衛星徹甲弾のあたりも、もっとふくらんでたんでしょうね。
いっそ、この小説を材料に、どなたか火山学者の方が石黒様と一緒に
初心者向けの火山入門書などを書かれれば、きっと面白いものができると思うのですが。
それと、ぜひ映像でも見たいですね。
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10103. 2002年11月03日 15時53分57秒 投稿:Yas 
私も、このHPで石黒耀著「死都日本」を知り、一気に読みました。
この本は私の住んでる小都市では最大の本屋にもすでになく、
新宿紀伊国屋まででかけて買い求めました。
「読み終わるまで止まらない」アトラクティブな本でした。
火山学の専門用語が基本的に正しくちりばめられた本書は
啓発書としても優れた本と敬服します。と同時に、
この本のなかでクライマックスといえるところは
すでに加久藤の巨大火砕流によって壊滅的な打撃を受けた後、
さらに東南海、南海地震の発生も不可避と知った菅原首相に
しゃべらせる言葉「何て国なんだ。経済が良かった時に国民の
安全のために投資していれば、こんなていたらくにはならんかったろうに」
このあたりには、防災に対処する基本的問題が大きく横たわっています。
治水にせよ、地震、火山対策にせよ、「何年に一度クラスに対応するか」という
問題はたいへん大きい問題です。巨大火砕流は日本列島で一万年に一度でしょうか。
そうすると世界的には千年〜数千年に一度ともいえるわけで、
この本でも強調されたように、地震とちがって災害規模に上限がない火山災害では
人類全体の災害ともなるわけですから、やはり人類は備えるべきだろうと思います。
といってもダムや堤防で固めるのは非現実的で、社会の仕組みの整備こそが不可欠です。
そのための準備期間を考えると、こうした巨大火砕流の噴火の前兆が起こり初めて
どのくらいの猶予期間をおいて「破局噴火」するのかを知る必要があろうかと思います。
大隅軽石から入戸火砕流までの正確な期間、入戸噴火の正確な継続期間などを。
ついでながら、火砕流の表面がモルタル化する現象は、この物語の鍵となっていました。
雲仙で流れて10日後の火砕流の上が固まっていて、千葉さん達と一緒に
歩きましたね。千葉さんが、表面皮殻の下の100度を超す火砕流堆積物をガラス瓶に
入れて水を注ぐと沸騰面ができて、それ以上が固まっていきました。あれですよね。
であれば、モルタル化には降雨が必要かなと思いますが、
降雨の付加がなくても表面が固結する現象をご存じでしょうか?
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10102. 2002年11月03日 12時49分38秒 投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/quake/]
平成14年11月 3日12時39分に宮城県北部で
震度5弱を記録する地震がありました。

神奈川でもゆれました・・・。
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10101. 2002年11月03日 12時25分30秒 投稿:ポチ 
うわああああ。ご本人の降臨だあ。あせりまくり。

はじめまして、あきらさま。
まずあら捜しから思想に立ち入るというのが、
わたしのスタンスです。失礼の段お許しください。

考えて見れば完成稿は初稿の半分。
キャラクターや物語の進行を立体化(血肉化)する
些事の積み重ねに対するわたしの不満は、作者の
思いでもありましょう。

まあ文芸書に限ったことではありませんが、書籍の
二分冊化は編集者にとっての悪夢だと、某編集者が
嘆いていたことを思いだしました。

火山神のことですが、わたしの違和感というのは
実は書物の批評を逸脱しております。
神々の成立には異なる宗教圏の対立融合(神神習合)
があって、古代神はその歴史的集合性格の最終局面を
保存しているのだと考えています。
イサナ(ギ)(ミ)は鯨神かも知れず、火山神その他
でもあるのかも知れません。
小説内での一解釈はモチーフの問題で、論争の対象では
なかったですね。

[61.118.104.160][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

10100. 2002年11月03日 01時50分19秒 投稿:あきら 
はじめまして。石黒耀と申します。
ちばさん、Shinbaさん、ポチさん、
拙作「死都日本」をお読み頂き、有難うございました。
題の問題や、K作戦の背景が説明不足だった事情を御説明せねば…、
と思っていたのですが、ほぼポチさまに説明して頂けました。
感謝です。

少しだけ言い訳と補足をさせて頂きますと、
>10096
>記者が家族の安否を心配しなければならない立場だった
>なんて、かなり終盤になるまで分からない
ですが、一応序盤p164でちょこっと母親の心配をしてます。
分かりにくくてスミマセン。(^^ゞ

>10083
>あんな大規模プロジェクトの
>編成動機が“ええじゃないか”とは
ですが、これも大幅カットで分かりにくかったかと思います。
“ええじゃないか地変予知説”を紹介した黒木の本が
K作戦の教科書に採用されたのは作戦発動後ですから、
“ええじゃないか”でK作戦が始まったわけではないんです。
出澤と松苗と小岩井の間で自然発生的に気運が高まり(p124)、
静間のマネージメントで形が完成していった作戦企画だったんです。
元の1600枚版では、加久藤火山破局的噴火の1年前から始まったんですが、
最終版ではページ削減の都合で、半年前に圧縮せざるをえませんでした。
「半年であんな大規模プロジェクトが可能か?」と言われると、
「今の日本政府には1年がかりでも無理」と答えざるをえませんが、
そこは“ええじゃないか”の爆発的エネルギーで…、
と誤魔化す仕組みになっています。苦しい(^_^;)

あと、
>10078
>モルタル化(小説の中ではアスファルト化)
ですが、正しい用語を教えて頂き、有難うございました。
実は、昔、誰かの本で読んでうろ覚えだったんです。
出版が決まって、本や文献を片っ端から調べたんですが、
再び見つけ出すことが出来ず、方言ということで誤魔化してしまいました。
ああ、最終稿を書いてる頃に、このBBSに出会っていれば…。
もっとも、p276には「モルタルのような感じである」と書いていますので、
脳の片隅には「火山灰モルタル」でかすかに記憶されていたのかもしれませんね。
ちばさん、もし宜しければ記載文献名などお教え下さい。

なお、「ページ数をこれ以上増やさない」という至上命令がございましたので、
引用論文はUさんとA先生のだけしか掲載できませんでしたが、
他にも多くの方の論文を参考にさせて頂きました。
このBBSは多くの火山学者さんが読まれるという噂ですので、
この場を借りて、お礼を申し上げます。
なお、Uさんからは、
「あの論文だけは紹介しないで欲しかったよう」
という、暖かいメッセージ(?)を頂きました。
A先生からも丁寧な御挨拶を頂戴し、家宝にしています。
本当に有難うございました。
[211.3.118.121][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

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