ひとつ前へ WWWルートへ mad@mail.wind.ne.jp

ある火山学者のひとりごと 11400-11499


11499. 2003年12月09日 11時18分35秒 投稿:あきら 
石黒耀です。

いけださん>
 御助言、有難うございました。昭和初期まで、高温の噴気があったんですね。情報、役に立ちました。実は、週刊ダイヤモンドという雑誌から、「来年の富士山噴火はあるか?」についてのコメントを求められたので、資料を集めておりました。一応、原稿は送りましたが、まだ採用になるかどうかは不明です。どうぞ今後共、色々教えて下さい。m(__)m

みきさん、じこぼーさん>
 タイトルには「死都日本」の時から、悩まされっぱなしです。じこぼーさんがおっしゃるように、作者としては「噴火」をどこかに入れたく、実は今でも自分で考えた「破局噴火」の方が良かったのでは・・、と悩みます。(これもあまりインパクト無いかもしれませんが)
 次作のタイトルも、小生が望んだ「東海地震戦記」にして貰えるかどうか、怪しくなってきました。(多分、ダメでしょう。泣) 内容も明かさずこんな事をお願いするのは気が引けるのですが、「東海地震、娘を政官業ヤクザ連合体に殺されたボーリング屋とその父親の復讐戦、地震を機に緊迫する国際情勢、国家経済破綻の危機」というキーワードで、良いタイトルを思いつかれたら幾つか教えて頂けませんか? 内容を知らなくても、思わず手が伸びるようなやつを(笑)
 因みに、講談社の販売担当さんは「死都日本」に一票を投じた時、まだ本を読んでいませんでした。どうも出版社では内容ではなく、フィーリングで決めてしまう傾向があるようです。
[211.3.118.47][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

11498. 2003年12月08日 01時25分35秒 投稿:じこぼー 
>あきらさま
以前、漫画化の件で結局お役に立てなかったものです。
次回作、非常に期待しておりますが、
私、雑誌の仕事をやっているものとして、タイトルの大切さは
ずっとたたき込まれておりまして、次回作についてもタイトルはもう一度
詰められることを、失礼とは知りつつお願いいたします。
前作については、インパクトのあるタイトルではありましたが、
あと一歩、その内容「噴火」をイメージさせるものがあれば
もっと売れ行きは違ったと思っています。
次回作では、題材は分かりますが、今度は逆にインパクトに欠けているように思えます。
たとえば「東海地震200x」とか、せめて「東海大震災」とか
(これもいまいちですが)、もう一つインパクトのあるものを
お願いいたします。そうでないと書店にあっても、新書リストに出ていても
目を引かないのではないかと心配しております。
[219.107.156.176][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC; ja-JP; rv:1.0.2) Gecko/20030208 Netscape/7.02]

11497. 2003年12月07日 10時08分08秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/temp/fuji-20031123.jpg]
#11495への自己レス
 この写真には足跡がほとんど見えていませんが
撮影直前に歩いたことは間違いないので
それくらい硬い氷ということなります
 気象庁の山頂の測候所に行くには
右側の斜面にある道を通るしかないのですが
吹き溜まりになってさらに表面に氷が張っています
 夏の富士山とは大違いですね
[61.198.254.250][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11496. 2003年12月06日 22時19分19秒 投稿:ちば 
 [http://www1.kaiho.mlit.go.jp/]
#11490Marineさんからもご紹介がありましたが
 海上保安庁海洋情報部から海域火山データベースが公開されました。
トップメニューのトピックスから入れます
 今年の地球惑星関連学会合同大会で予告したものです
pdfファイルへのリンク
ご意見などお聞かせくだされば幸いです。
[210.138.224.194][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11495. 2003年12月06日 21時55分46秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/temp/fuji-20031123.jpg]
先日、富士山で転落が相次ぎ1名の方が亡くなったことがありましたが
その翌朝の富士山山頂の状況を撮影した写真を紹介いたします
 撮影は日大文理の1年生の本田さんです。山岳部の一員として
完全冬山装備でアイゼンピッケルで登ったそうですが
転落が相次いだ日はアイスバーン状となった雪面で
強風にさらされるという悪コンディションだったようです

御殿場口登山道の終点で下の方を振り返って撮影
 大変印象的な写真です
[210.138.224.194][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11494. 2003年12月06日 16時53分55秒 投稿:ひできち 
ひできちです.


昨日,秋田出張中に鳥海山の噴火騒ぎに遭遇いたしました.


http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=5333
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20031206e

何事もなくてホントよかった
[202.221.5.30][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

11492. 2003年12月06日 01時58分49秒 投稿:いけだ 
あきらさん11479>ゆでたまご

つじよしのぶ著『富士山の噴火-万葉集から現代まで』築地書館(1992)p231

「…略…昭和14年7月に昭和書房から刊行された『富士と其付近の山々』(春日俊吉著)のなかに頂上のお鉢まわりの説明文があり、伊豆岳から成就岳、東安河原のコースの説明中に、「途中に噴気孔があって、ナマ玉子がゆだるといふ場所だ」と説明されている。…略…」

と記されています。(数字は算用数字に勝手になおしました)

…いや、どなたかが必ず書かれると思っていたもので遅くなりました。

この本、『ウエツフミ』や『東日流外三郡誌』が堂々と引用されており、そうかこの手の奴も使って良いのだ!と妙な影響をわたしに与えて下さった本でして。印象に残っておりました。その意味でも、「正当」な意味でも参考資料の宝庫。重宝しております。
[203.141.130.129][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11490. 2003年12月06日 00時05分44秒 投稿:Marine 
 [http://http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KIKAKU/kaiikidb/list-2.htm]
☆海上保安庁、海底火山のデータベースをHPで公開

 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20031205AT3K0504B05122003.html

 (三宅島11月撮影写真あり)
 
[61.44.10.233][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 95)]

11488. 2003年12月04日 12時37分50秒 投稿:みき 
 [http://shop.kodansha.jp/bc/books/bungei/mephist/]
11484 あきらさん>
 
次作、発売時にはまたタイトルが変わっていたりして、二度びっくりとか (^^ゞ

>来年の初夏までには、できればGW頃には出版に漕ぎ着けたいと考えております。
では、GWは読書三昧。
ただ、小説の舞台が実家の辺りなので、お手柔らかに願いたく。。。
[210.138.222.68][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11487. 2003年12月04日 07時01分12秒 投稿:ちば 
 [http://www.minamishinshu.co.jp/news2003/11/1102n3.htm]
11月2日に飯田市美術博物館で行われた
坂本先生の講演会の記事をみつけました
隕石を20年間探しているそうです
(飯田ケーブルテレビも特集番組を組んだらしい)

必読論文は
坂本 正夫(2001):御池山周辺より発見した特異な石英粒とガラス片,
飯田市美術博物館研究紀要, ,11,97-114,(飯田市美術博物館)

○石英粒子中のラメラは断層運動などでも形成されるが
ここで確認されたラメラはそれとは明らかに異なり、
石英粒子ごとの結晶構造と対応する密なもので
普通2方向、時に3方向のものが交わる
○ガラスの粒子は火山灰起源のものとは明らかに
色や形、発泡の状態が異なり、世界各地で報告されている
インパクトガラスと共通の特徴を持つ
ガラス化していない粒子と付着しているものもある
○これらの特徴を持つ粒子の第四紀的な時空分布を確認したところ
御池山周辺のクレータ状地形の近傍の表土内に限られていた
 という点が重要だと思います
[61.198.254.131][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11486. 2003年12月04日 06時41分53秒 投稿:ちば 
最近の御池山の写真レポートクレーターの案内板など(名理会のページ)
[61.198.254.131][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11485. 2003年12月04日 03時28分19秒 投稿:Moon 

コメントありがとうございます。
でもお池のクレーター認定というご意見はおかしいのではとおもっています。
・論文にあるように層状に並んだ石英発見層は、海底堆積のあととも理解されます。
・ガラスは、いんせきの破片が皆無ですので、他の要因でも説明できます。
・因みに、アルプス周辺の山頂のクレーターの形成は、人工衝突でも説明できます。
・変な石英が山頂付近の石英組織は、断層でもまれていて、断層前にできたか、同時的なもの
 とおもわれる。<とても数万年前形成とはおもえません。垂直に切り立った山頂の断層の鏡肌 のすべり面は、隕石衝突ではできません。いわゆる断層面ですね。>
・坂本さんが11月の講演でネットにでている内容でいわれた重力異常はその場所では確認されて いません(近くにありますが)。シャッターコーンがあるとの内容報告も、山中付近でさがし ても、どうみても、白(石英)と黒(ベイン)が破壊された組織で、とても数万年前にできた 石英にはみれません。隕石破片が実際ないのは、坂本さんも認められています。
・山頂に垂直衝突モデルなら、山体にその衝撃の後が残るはずです。見た限りありません。
 西部の膨れがそうであるなら、垂直衝突でなく、東部からの衝突で、その後が谷でなく、
 数万年前なら残っているはずです。地形には山岳地形の侵食面がおもにあります。
・西部の平地に巨礫が落ちているのは、山頂から活断層地帯で落下したので、隕石衝突だけでせ つめいするのは、説得力に乏しい。
これから、ある石英をふくむ巨礫が列島系形成時に海底から山頂にもちあげられたのを偶然みているだけでたないか、との意見でメールしました。この解釈の報告は、前にどこかでみました。
隕石なら、その破片がある。お池にはない。衝突圧縮なら、その石英とシャッターコーンぐらい残っている新しいのならわかる。お池には後者がない。クレーターなら、おわん状構造が、地形と重力異常で見られるはず。お池は山頂なので、わかりませんしありません。山頂がたまたまそう見えるでも説明できます。その意味で坂本さんの論文、いろんな意見を聞かれて、ご自分で
クレーターとおもっておられるのでは。日本列島の山頂にある石英があっただけではないでしょうか。また、アルプスのクレーターの話題をはじめた小さな池の点在(佐保さんらの報告)は、隕石破片よりは爆弾などの人工衝突でも説明できるのがあったり、水が地殻変動でたまったりしたものとおもいます。お池山にもある池の円形構造は隕石衝突でないとわかりますが、この坂本さんが、そこをはっきりいわないので、みなさん、やはりあのお池もそうですか、です。因みに、坂本さんの言われるクレーターの中に御池ははいっていませんし、衝突の反動でできる構造には思えません。すべての問題点が説明できないと単なる考えではわかりません。まだ坂本モデルですね。論文の件のご指摘ありがとうございました。外国では、火山地震がないので、ある石英でもクレーターといわれるので、外国人にそれだけ見せれば、その気になります。しかし火山列島日本では、どんな問題でも説明できるモデルでナイトわかりませんね。現地は相当に行くまでは険しく、またいたるところに木板で観光向けにここがその報道された場所ですとなっていましたよ。これは村興しなのかな。
[133.62.237.101][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)]

11484. 2003年12月04日 03時18分11秒 投稿:あきら 
Pochiさん>
 早速の書き込みと参考HPのアドレス、本当に有難うございました。m(__)m
ゆで卵は観光客や参拝者に売られていたんでしょうね。温泉卵のように。


みきさん>
 ほんとにタイトルが「東海地震」で、びっくり! 著者も驚かされる文芸世界です。
かなり以前になりますが、拙著の書評の掲載されたダカーポは無事入手できました。
日本の論点の店頭情報など色々教えて頂き感謝に堪えません。
次作ですが、今年の冬休みはまだ初稿の書き直しの真最中の予定です。すみません。m(__)m
来年の初夏までには、できればGW頃には出版に漕ぎ着けたいと考えております。


[211.3.120.83][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

11482. 2003年12月03日 10時24分36秒 投稿:みき 
 [http://shop.kodansha.jp/bc/books/bungei/mephist/]
あきらさん>
予告が出てます。↑

それによると「東海地震」になってますよ、タイトル。

ときに、本編はいつ頃書店に並びそうですかね? 
楽しみなんだけど(*^_^*)
(冬休みに一気に読めるとか??)
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11481. 2003年12月03日 10時18分42秒 投稿:みき 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000001-mai-l20]
浅間山の火山防災マップが改訂されました。8年ぶり。
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11480. 2003年12月03日 07時41分41秒 投稿:Pochi 
 [http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/019/13.htm]
あきらさん
次回作楽しみにしています。
富士山関連の著作ではたまに見かけるんですが、さてどこだったか。
↑昭和30年代ころまでゆでたまごができたそうですが、ホットスポット
は一箇所だけと覚えていました。浅間神社の本社奥宮って、杖に焼印だか
朱印だかを押してくれるところでしたっけ。
宮居の勧請と関連しているのかなあとふと考えました。

地元の人によれば、雪が融けるくらいの地熱は珍しくも何ともないそうです。


AKさん
届いております。くれぐれもお気をつけて。
[202.213.133.176][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11479. 2003年12月03日 01時58分32秒 投稿:あきら 
ちばさん、みなさま>
 石黒耀です。こんばんわ。
すみませんが、9月頃に話題になった富士山の噴気について教えて下さい。
どなたかが、「昭和の初め頃に、富士山の頂上付近で、噴気でゆで卵を作って売っていた」と書き込みされていたような記憶があるのですが、どうも過去ログに見つかりません。私の記憶違いかもしれませんが、そのような熱噴気にお心当りがおありの方がいらっしゃいましたら、お教え頂けませんか? 

 話は変わりますが、今月10日頃発売の小説現代別冊メフィストに、次作の冒頭部分が予告編として掲載される事になりました。タイトルは「東海地震戦記(仮)」だか、「戦記 東海地震(仮)」だかまだ不明です。(どうして作者が知らない!? 笑) メフィストはミステリ専門雑誌ですので、ミステリでないものが載るのは珍事のようです。宜しければ、立ち読みなさってみて下さい。

[211.3.118.154][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

11478. 2003年12月02日 23時22分06秒 投稿:ちば 
 [http://www.iida-museum.org/]
Moonさん
 はじめまして
 御池クレーターの認定は、地形や地質の検討
特に土壌中に見いだされるインパクトガラスと得意な石英の
分布に基づいています。わたしも、半信半疑だったのですが
坂本さんの論文2編を読んでからニュアンスが変わりました。
いちど、お読みになってから、検討されてみてはどうでしょうか。
 それにしても、現地に行ってみたいですね。
ことしはもう遅いかなあ。
[210.138.222.68][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11477. 2003年12月02日 21時35分13秒 投稿:ちば 
AKさん
 確認しましたが、届いておりませんので、いまいちど送信をお願いいたします。
メールのタイトルと差出人が英文表記で、
差出人のアドレスがフリーメールの場合
自動消去されているかもしれません
(特にタイトルが「Hi」なんてのは即刻消去されているとおもいます)
[210.138.222.68][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11476. 2003年12月02日 10時05分55秒 投稿:AK 
ちばさん、Pochiさん、お早うございます。

1週間ほど前に連名DMにて送信したのですが届いたでしょうか?
受信は大丈夫みたいなのですが、メーラーの調子が悪く送信が出来ない事が多いのです。
送信されているか不安に思い掲示板に書いてます。
お手数ですが返信などして頂けると嬉しいです。
[220.220.112.213][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)]

11475. 2003年12月02日 07時59分06秒 投稿:Hal.T 
35年も前ですが大学の図書館でNASAの技術公開文書を読んだことがあります。
衛星の温度を平均化するためのヒートパイプなど斬新な技術が掲載されていました。
宇宙技術が人々の暮らしの役に立つであろうとした情報公開の先駆的な試みだったのかな。

先日の加波山であった土砂の崩壊実験でも、最終段階で崩壊するか? が観察している
周囲の人々の間で話題になりました。未解明の実験であれば常に失敗の可能性はあります。

ロケット技術についてはすでに実験の段階を通り過ぎたとしていたのですが、残念ながら
日本のロケット技術は未だに実験的なレベルであることが実証されたわけです。
どんなに確立した技術でも人のなすことには完全はありません。

この失敗を、公開性を保ちつつ研究することができるかどうか。ほんとうの意味での
システム開発能力があるかどうかが問われており、注視していたいと思います。

[61.211.245.153][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11474. 2003年12月01日 01時06分07秒 投稿:Moon 
御池の問題
・いん石(かけらなし)、衝突構造(お椀構造でない)、重力異常が点線に沿って全くない、
・山頂衝突のいん石衝突例ない、衝突破壊のエネルギー論がない(800m径なら山体破壊される)、
・近くを走る構造帯・断層の影響・サブダクションで衝突隆起した影響が語られてない。
いわゆるいん石衝突孔としては、余りにもデータがないのにネエ。イルージョンか。
千葉さんの円形山体地形図は、硬い岩をよけて断層が走った跡かでも説明可能。
山頂の石英は断層破砕体のもので、変な組織があっても、とても数万年前形成とは思えない。
TL年代は断層でできたガラス化の年代ではないのか。皆さんも実際行ってみてください。
[133.62.137.100][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

11473. 2003年11月29日 21時38分15秒 投稿:竜 
 [http://www.sacj.org/openbbs/]
HIIA6号機打ちあげ失敗。情報収集衛星を積んでいたやつです。詳しくは上記URLの宇宙作家クラブ
ニュース掲示板にて(どうせ一般のマスコミは.....なので ^_^;)。でもまた、「○○億円がパー」なん
てしょーもない見出しが出るのでしょうね。
[219.214.191.7][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/85.7 (KHTML, like Gecko) Safari/85.6]

11472. 2003年11月29日 17時52分32秒 投稿:学生 
カバーグラスの件で書き込みをさせていただいた者です。
薄片観察をしているのではなく、実験産物の3次元像を撮影しています。
透過できない部分が広く存在すると、像の構成自体が不可能となってきます。
結局エネルギーを通常より上昇させることでしのぎましたが。。。
どうやら悪さをしていたのはCaOのようです。
以前Pyrexを使用したときにはこのような問題が生じなかったもので、
大丈夫であろうと油断していました。
無知をさらすような書き込みをしてしまい、お恥ずかしい次第です。
どうもありがとうございました。
[203.181.216.55][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

11471. 2003年11月29日 15時13分25秒 投稿:nabe 
EPMAだと電子線が入り込むのはせいぜい数μmまでなので試料直に
電子線を当るけど、(SPring-8ということなので)放射光ならカバー
"グ"ラス程度は透過してくれることを期待するのもわからないでもない
ような気はします。

ところで学生さんは組成がわかったところで問題の解決になるので
しょうか?もしカバーグラスがX線を透過しないのであれば、試片の
作り方を考え直す方がいいのではないでしょうか?ちなみに、カバー
グラスにも色々とあるみたいですが、一般的なのはNaガラスみたいですね。
例えば、http://www.tech-jam.com/items/kn3321811.phtml

>(現在SPring-8で実験中なもので組成を測定する手段がないもので。。。)

蛍光X線・・・まぁ、SPring-8にあっても使える環境ではないのでしょうけど。
[210.159.165.143][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

11470. 2003年11月29日 07時56分47秒 投稿:ちば 
学生殿
 カバーガラスの化学組成ですが、
もしSiO2だけだといわゆる石英ガラスになるわけで
これは融点が非常に高く(1700K)
とてもカバーガラスのように薄く加工するのは困難だと思います
普通にわれわれが利用するガラスは、
ガラス転移点を下げるためにNa2OやCaOなどがある割合で入っています
 それはそれとして、
何をどうしようとしているのかよくわかりませんが
もし、EPMAで薄片を観察したり測定したりするときは
普通カバーガラスをかぶせない研磨薄片を使用しますが
それはもちろん常識ですよね
[61.198.254.235][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11468. 2003年11月28日 14時40分52秒 投稿:学生 
突然ですが、皆様、顕微鏡用カバーガラスの化学組成はご存知でしょうか?
SiO2に少々何かが添加してあるようで、なんと13keV程度のX線を透過しません。
驚きました。原因がわからず困っています。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
(現在SPring-8で実験中なもので組成を測定する手段がないもので。。。)
[203.181.216.55][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

11467. 2003年11月27日 02時11分15秒 投稿:アームチェア 
紀伊半島南東沖の深発地震による「異常震域」波動伝播アニメーション(11月19日公開)
http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/tokai031112/

この情報を伝えた日本工業新聞記事(11月26日)
[43.244.107.25][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/85.7 (KHTML, like Gecko) Safari/85.5]

11466. 2003年11月26日 22時42分32秒 投稿:nabe 
 [http://www.f2.dion.ne.jp/~nkd25/html/skyfish2.html]
ちばさんこんにちは、

スカイフィッシュの件は映像の専門家が見ればすぐにハエの類と
いうのがわかる筈なんですけどね。個人のページでも検証したものが
かなり以前からあります。例えば
http://www.f2.dion.ne.jp/~nkd25/html/skyfish2.html

今回の日本テレビでの放映したのに対してフジテレビがどのような
反応をするのかが興味のあるところです。

それから、「確かにハエでもそういう映像は撮れるけど本物のスカイ
フィッシュは別に存在する」と信じている人々もいるようです。
[210.159.165.96][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

11465. 2003年11月25日 12時33分50秒 投稿:ちば 
未確認動物「スカイフィッシュ」というものが
実はビデオカメラに写ったハエだったという番組を見た
なかなか明快痛快、久々のヒット
 ビデオはシャッタースピードが1/30秒なので
毎秒100回くらいの羽ばたきをしながら飛行するハエは
3つ羽がある棒状の飛行物体として写るのだという
ビデオの駒送りでしか確認されないということも納得
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11464. 2003年11月22日 02時10分57秒 投稿:竜 
 [http://www.jaxa.jp/missions/projects/sat/exploration/nozomi/index_j.html]
火山の話とは直接には関係ありませんが、一週間ほど前に火星探査船「のぞみ」に関して
読売が11月13日に出した記事
"火星探査機「のぞみ」、火星衝突の危機"
について、事実誤認を正す発表がJAXAから正式に出ていた(上記URL)のでお知らせまで。関係者
の間では記事がでた当初から「なんだこれ?」と議論になっていたのですが、正式な訂正まで
ちょっと時間がかかってしまったようです。
[219.214.188.80][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/85.7 (KHTML, like Gecko) Safari/85.6]

11463. 2003年11月20日 19時39分48秒 投稿:みき 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000001-mai-l44]
鶴見岳と由布岳のハザードマップが公表されたそうです。
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11462. 2003年11月20日 13時28分25秒 投稿:アキュパン 
 ご無沙汰しております。宮城県矢本町の者です。
宮城北部地震の時にはお世話になりました。
こちらもだいぶ復興してきており、私の実家も12月中に新築されます。
 突然ですが、2003年11月18日09:00ごろ竜巻状の地震雲らしきものが出ました。
私も実際見ましたが、この辺のうわさになっております。
場所は矢本町役場方面から見て滝山(7月26日07:13地震の震源付近)方向です。
地震雲のことはよくテレビなどでみますが。その信憑性などはいかがなものでしょうか。
通勤中なので写真とかありませんが。快晴の空にでたのでどなたか撮っているかもしれません。
[220.107.157.115][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11461. 2003年11月18日 20時25分37秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad3d/Report/20031114_kabasan/20031117_doryou.htm]
TBSは600トンと報道していたが? ともあれ加波山での崩壊実験のレポ
http://www.madlabo.com/mad3d/Report/20031114_kabasan/20031118_photo.htm
写真集
[61.211.245.153][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11460. 2003年11月18日 08時51分07秒 投稿:こやま 
 [http://www.top500.org/list/2003/11/]
↑ふうん.PowerMacG5を1100台クラスタリングすると,地球シミュレータといい勝負になるのか.
[218.219.6.59][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1]

11459. 2003年11月18日 04時16分57秒 投稿:いけだ 
>ちばさん
Fanが形成されたとき「湖」にたっぷりと水があったかどうか、わたしには分かりません。むしろ、干潟状態のところに「とろとろ」した水が流れ込んだように思えます。

543eの24S、34〜35Wあたりの湖に水があったときは、等高線から推定してFanのある窪地にも水がたっぷりあったとは思います。湖底面はこのときのものの可能性も大きそう。水位の低下にともない、上下の湖はいちど分離し、Fanのある下部の湖の方が先に干潟化し、周りの高地からの水源を持つ上部の湖から少しづつ水が供給されていた。
というのは543dの古いchannelはFanによって造られる以前の、干潟化した湖に部分的に残された水が流れた跡に見えること、Fanの末端があまりに枝分かれしていて、水中に堆積した砕屑物とは見えにくいこと。をおもな根拠とした推論です。

また、Fanの先端にある白っぽいものはいちど静止したFanからしみ出した何らかのより高純度の蒸発岩なのではないか?(泥流末端の水のしみ出しに似ている。それが蒸発岩を造るのだから「とろとろ」。薄片を作るときガラス面に押しだされる研磨剤混じりの水とそっくり。)

湖底堆積物の最上位に礫層がほぼ平面に水平に近い緩斜面を造って堆積することは考えにくい。従って、流路以外の「固さ」は蒸発岩によって造られているように思います。だからこそ蛇行部のガリー状の流れ込みがかつての上流方向に向かっても造られうる。

その後、新しい流れが干上った湖底に二股に分かれて(真中の黒っぽい部分はFanではない)流れ込みFanを造った(段丘もガリーも見られない)。わたしはこのように考えつつあります(逃げ)。

けれど琵琶湖より大きな湖。周りの高地から流れ込みの跡はあるけどこれだけで出来るのかなぁ。水源がやはり分からない。
[203.141.130.133][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11458. 2003年11月17日 11時42分18秒 投稿:里吉 
ほたほた様、井戸掘り様、みね様、梓川に関する貴重な考察ありがとうございました。
これで納得しました。
聞いてみて良かったです。
どうもありがとうございます。
[61.117.154.99][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

11457. 2003年11月17日 10時59分09秒 投稿:ちば 
 [http://www3.nhk.or.jp/news/2003/11/15/k20031115000057.html#]
富士山のハザードマップ
電子立体版?が開発されたというニュース
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11456. 2003年11月17日 08時20分31秒 投稿:ちば 
 [http://soho.nascom.nasa.gov/]
いけださん>
 水の流れたところだけ地形が逆転しているということは
礫や固い蒸発岩があるのでしょうが、何億年も
くずれないほどの固さがあることが驚き
 火星表面は植生がないし、
地球の写真判読よりもわかりやすいですね
[210.166.90.30][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Alexa Toolbar)]

11455. 2003年11月16日 07時03分19秒 投稿:いけだ 
 [http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/3264859.stm]
と、そのような書き込みをするためにここを開いたのではなかった。

>ちばさん
面白い!最初なんだか泥流っぽいなぁ…と思ったのでしたが三日月湖の出来そうな蛇行が発達する間、川は流れていたわけで…流れ込んだ水は思いのほか豊富だったみたいですね。水源はどこにあったのだろう?

しかもその蛇行する流れは、543aの上のほうにある先行するFanの先端と同じようなところで消えている。加えて蛇行する河川にガリー状に流れ込む小河川は皆、殆ど平行でそれ以前の面が水平に近い平面で、湖底だったことを伺わせる。下の方のFanはずっと先まで拡がっていて、各所に蒸発岩のようなものが見える。蛇行する河川を切る新しい河川にはガリー状の流れ込みが見られない。

543dでは切られている古いChannelやその周りのCannelには数の同じ湖岸段丘が発達していて、新しいChannelには段丘もガリーも見られない。
543fの左下のクレーター内部には同心円状の痕跡があるし…(ここにも水は溜まっていたのだろうか?だとしたらどのように?)

湖とやらの全体像が掴めず、それがちょっと残念ですが、緩斜面をゆっくり水は流れ込み、(洪水堆積物やそれを思わせる地形が全く見られない。)その後急速に蒸発した。そんな感じですかね。水の存在は確かなのだろうけれど、やはり気圧の低さから地表では長時間の水たまりは存続しにくいのだなぁ。と、遠ざかる火星を見ながら思った次第です。

急速に水が蒸発してゆくような環境で、蛇行やFanをつくるだけの水がどうして現れたのか、次はそれを知りたいものです。

なかなか長時間楽しめました。

月には水を期待できそうになさそうですけど…↑
[203.141.130.152][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11452. 2003年11月16日 03時19分22秒 投稿:いけだ 
昨日の地震で「印象」を少し分かってくれるかなー?と思っていたのですが…

えーと、歴史の新しい観測点はデータが少なく、古い観測点は多い。これは当たり前のこと。回数をかけと言われたらわたしも書くのです。しかしそれを単純に比較することは比較にはなりません。5年間の間に各観測点がいつ観測を始めたかの記載があるといつからのデータを比較すれば比較となりうるかがかわかると思います。

「印象」ってのは12日の地震では、福島県浜通り地方では、宮城県丸森鳥屋、同亘理町下小路。から福島県棚倉町棚倉、同いわき市小名浜迄の間に震度3と1の「空白域」があるんじゃないかなーという、そう言う印象です。また、昨日の地震と比較すると有感地震の記されている観測点の数が極めて少ない。これは殆どの観測点で無感だったからではなかろうか?それを前提として浪江町幾代橋の震度4が突出した「印象」を受けたとそう言う訳です。
また、同じ地名の観測点が引っ越をしていることや名前だけ変わったこともままあり、過去の回数から地盤の影響とか結論を出すのは、結構困難だなぁ。と思った記憶がわたしにはあります。

有感地震の記録は報道されたデータから何を知ることが出来るのだろうという興味から始めたのですが、あまり大したことは分からないものだ。というのがこれまたわたしの「印象」です。
[203.141.130.166][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11451. 2003年11月16日 00時25分36秒 投稿:みね 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html]
気象庁HP 地震の各種資料等 震度データベース検索 ↑

備考1:気象庁観測点(福島県内)の、5年間の『震度別回数表作成 (1998.1.1-2002.12.31)』を作表しました。
    (浜通りだけでなく、中通り、会津も含まれています。)

備考2:地震の特性(震央、規模、距離、深さ、発震機構等々)は、考慮せずに単純に集計しています。


1998.1.1-2002.12.31 震度1 震度2 震度3 震度4 震度5以上 合計
福島市松木町 89 24 13 0 0 126
郡山市朝日 106 39 11 2 0 158
白河市郭内 109 36 8 1 0 154
大玉村曲藤 73 18 3 0 0 94
棚倉町棚倉 141 53 12 1 0 207
船引町船引 123 44 9 0 0 176
いわき市小名浜 109 44 6 2 0 161
原町市三島町 86 31 7 0 0 124
川内村下川内 100 32 8 0 0 140
浪江町幾世橋 163 59 19 2 0 243
会津若松市材木町 37 8 2 0 0 47
田島町田島 65 15 3 0 0 83
西会津町野沢 34 14 1 0 0 49
猪苗代町城南 63 23 6 0 0 92
福島柳津町大成沢 13 1 1 0 0 15


私見:地震計は、大局的な設置場所や機器性能だけでなく、局所条件の影響を受けているように感じます。
    『浪江町幾世橋』は、鋭敏な観測点のような感じがします。
[210.251.21.168][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)]

11450. 2003年11月15日 07時50分25秒 投稿:おおさと 
 [http://www12.ocn.ne.jp/~shiosato/hitorigoto/namie1112.htm]
独立行政法人 防災科学技術研究所KIK−Netのデータの浪江観測点における。
地盤情報と11月12日の地震における波形及び応答スペクトルです。↑
NS成分のみですが・・・・・
減衰比は5%のみピックアップしています。
[220.96.192.12][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)]

11449. 2003年11月15日 03時53分29秒 投稿:いけだ 
あまり意味のない書き込みではあるのですが、浪江町の印象は94年以降出来る限り保存した気象庁発表の震度分布を見比べてのものです。と言っても当時は観測点が極めて少なく、比較の仕様が無いので、2000年以降の有感地震の中から浪江町震度2以上かつ震源からの距離が50km以上のものを選び出しました。
「きっちり」ではないとは思いますが、そーんなにいい加減ではないつもり。

あ、地震だ。茨城県北部震度4
03:44震源は茨城県沖、深さ40km、M5.3
[203.141.130.147][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11448. 2003年11月15日 01時57分43秒 投稿:竜 
まず、自己フォロー。下でそれぞれのプレートでのQ構造の違いと書きましたが、
プレートとアセノスフェアをいっしょくたにして書いてしまいました。地震波が
遅くなり、かつ減衰する効果の一番の要因がアセノスフェアの存在ですね。ここ
を長い距離にわたって通過するか、あるいは短い距離しか通らないかがカギ。

例外的な震度については、私はやはり局所的な地盤の影響が思い浮かびますが。
あと、地震波が通る経路・距離が変われば波のスペクトルも変わりますが、その
波形によって各震度観測点で揺れやすかったりそうでなかったりなんてありそう
です。

ただ、12日の震度分布をざっと見ましたが、浪江町だけ突出しているような印象
は私は受けませんでした。周囲は大体震度2〜3。「2」で囲まれているという
感じではないです。例えば、2〜3年間くらいの気象庁からの有感地震情報を参
考にして、各震度観測点での震度と各地震のMや震源距離などの相関をきっちり
調べれば局所的な影響か否かはわかるのでしょうけど、今のところ余裕なくて調
べ切れず。

浪江町の震度観測点、「浪江町幾世橋」といって地図で見ると川の側のようです
が、ここが例えば茨城沖や福島沖のM4クラス程度の小さめの地震でも他の点と
比べて頻繁に有感になる傾向が見えたりすると局所的ということが言えるかもし
れませんね。
#単なる思いつきですが。
[219.214.191.7][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

11447. 2003年11月14日 23時21分00秒 投稿:Hal.T 
茨城の加波山でおこなわれた崩壊実験に参加した。初日は崩壊せずくたびれはて、再実験は水が一滴も無くなった段階でようやっと崩壊。滑り込みセーフ。

崩壊した音を聞いた感じでは、ほとんど流体。バッシャーン、ちょっと予想外だった。
ズルズルドドドという音かなと思っていた。
[61.211.245.153][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11446. 2003年11月14日 17時36分00秒 投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000089-kyodo-soci]
NASAの火星探査機が、火星の表面で水が流れた痕跡を確認というニュース
湖に流れ込む三角州の痕跡だという、ミシシッピーデルタみたいだったのかなあ

○オリジナルのNASAのページ ムービーもある。
 いくつもの地形が紹介されていますが、蛇行河川の痕跡がすごい。
地形が逆転し、旧河道跡が逆に高まりになっている。
表面にはクレーターのあばたもあるから確かに古そう。
まわりの砂丘は今も動いていそうだ。
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11444. 2003年11月14日 17時34分35秒 投稿:みき 
 [http://www.jmc.or.jp/map/shudai/shousai/kazan.html]
国土地理院が
富士山の「火山土地条件図」
を11月15日から販売するそうです。
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11443. 2003年11月14日 03時42分02秒 投稿:いけだ 
10月31日の福島県沖の地震と比較してみました。
このときは深さ30km、M6.8。涌谷町、泊町、桃生町で震度4
今回は深さ390km、M6.5。浪江町、宇都宮市、日立市で震度4
40倍以上の距離の差があり、しかもマグニチュードが小さかった今回の地震と遜色がない。
なるほどなぁ。これでは伝播速度より以上に波の減衰の小ささを優先的に考えざるを得ません。

ただ、すっきりはしません。今回の地震は基本的には関東地方を中心とした地震であって、浪江町の4はかなり例外的。諏訪のようにいつも震度が大きければ地盤の問題なのだなと、推測することもできるのですが、浪江町はそうではない印象を持っています。周りは震度2で囲まれている。このような突出は何故起こるのか?
また、Hayamaさんが比較の対象としてあげておられた外房地域はずらっと震度2が並んでいる。やはり最初の疑問が復活してきてしまうわけです。

しかし、いろいろ勉強になりました。重ねてありがとうございました。
[203.141.130.173][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11440. 2003年11月14日 00時59分14秒 投稿:いけだ 
>Hayamaさん、竜さん
と言うことは、極めて乱暴に単純化してしまうと、例えば太平洋プレートが引き起こした地震の震度(分布)は、太平洋プレートの上に乗るプレートの側の質の違いによって決まるということですね?

伊豆-小笠原弧も東北日本弧も同様に太平洋プレートに乗り、火山フロントを持つ。従って比較の対象として妥当であると判断しておりました。伊豆-小笠原弧が火山フロントにあること、フィリピン海プレートと東北日本を乗せる北米プレートのQ構造の違いを考慮に入れておりませんでした。はい…。
どうもありがとうございました。

日本海溝などで起こる地震の場合、ほぼ糸-静線を境に震度が急に小さくなることはしばしば(今回も)見られます。これもフィリピン海プレートの仕業と考えても良いのだろうか?
[203.141.130.159][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11439. 2003年11月13日 23時59分15秒 投稿:ちあきん 
こんばんは、今回の震源地と揺れた場所がかけ離れている事についてですが。
今通説となっているプレートの構造自体が根本的に違うのでは無いでしょうか?
[219.164.0.92][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows NT; DigExt)]

11438. 2003年11月13日 23時39分01秒 投稿:竜 
RE:池田さん
(だんだん私の理解もあやしくなりますが ^_^;)既にhayamaさんが一部書かれているように
伊豆の周辺は火山地域であるために減衰しやすいことももちろんあると思います。

その他に、太平洋プレートの上に乗っているフィリピン海プレートの存在も考える必要があ
るかと思います。そもそも地上で地震動を引き起こすためには、この部分を地震波が通過し
なくてはなりません。しかしながら、フィリピン海プレートは太平洋プレートに比べて地震
波が減衰しやすい(Low Q)ので、伊豆周辺は東北日本ほどは揺れない結果になるという理解
です。

もちろん太平洋プレート内部の不均質もあるでしょうが、大局的には太平洋プレート内での
Q構造の違いより、むしろ異なるプレートでのQ構造の違いの方が異常震域をもたらす効果と
して支配的かと思います。
#とはいってもフィリピン海プレート内部のQ構造不均質も議論し始めたら一筋縄ではいか
#ないような気はしますが、私の皮相的な理解はこの程度。突っ込み歓迎(^_^)。
[219.214.191.7][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/85.7 (KHTML, like Gecko) Safari/85.5]

11437. 2003年11月13日 21時23分27秒 投稿:ちば 
 [http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2003/1111-1.htm]
1/2.5万地形図が新しくなるようです。
新聞記事には出ていなかったけど
上下左右にオーバーラップ部分がつくようですね。
ロードマップでは常識だったけど、使いやすくなりますね
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11436. 2003年11月13日 16時59分14秒 投稿:Hayama 
池田さん
伊豆・伊豆諸島はフィリピン海プレート上の火山フロントにあります.したがって減衰の著しい地域だと思います.もし前弧側(伊豆-小笠原海溝側)にも陸地があり,観測点があればもっと大きな震度が計測されたかもしれません.
大平洋スラブの不均一性(あるいは東北日本弧とのカップリング強度?)をみるためには福島と外房あたりを比較するのがいいのではないかと思います.
[133.11.55.139][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11435. 2003年11月13日 12時26分15秒 投稿:おおさと 
 [http://www.b-navi.net/big-fire/]
もうすぐ国際消防防災展が開催されます。↑
[220.96.191.230][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)]

11434. 2003年11月13日 05時09分43秒 投稿:いけだ 
>竜さん
わたしが腑に落ちないのは伊豆-伊豆諸島付近の震度の小ささなのです。このあたりでは太平洋プレート内部の減衰が比較的大きい。そう言う意味の書き込みと解釈してよろしいですか?
[203.141.130.150][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11432. 2003年11月13日 02時52分01秒 投稿:竜 
「冷たく堅いので地震波速度が速い」ことは確かにその通りですが、むしろ太平洋プレート内部を
地震波が伝播する場合は「減衰が小さい」ことを考慮すれば、距離が遠い場所での震度が大きい現
象(異常震域)をある程度理解できるかと思います。この効果が震源が深いほど強調されるわけです。
#私は地震屋さんではないが、上記のような認識。
[219.214.191.7][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/85.7 (KHTML, like Gecko) Safari/85.5]

11431. 2003年11月13日 02時18分35秒 投稿:いけだ 
プレートがらみの地震はプレートが「冷たく硬い」ので地震波の伝播速度が速く、従って、地震波はプレートを伝わる。深発地震の場合、その影響が強調されて震源地と震度分布のずれが明瞭に現れる。と、そこまでは分かるのですが、ならばプレートの形態から推測できる最短距離に最大震度が現れず、やや遠距離にあるところで最大震度が現れている。これは何故なのだろう?

火山活動が活発な地域のプレートは暖められ、地震波の伝播速度が遅くなっていて、プレート内部でも地震波は屈折しながら伝わってゆくのでしょうか?

或いは、プレートが短冊状に分かれていて、地震波はひとつの短冊の内部を最も速く伝わるのでしょうか?

そのあたり、どうも釈然としないものが残ります。
[203.141.130.146][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11430. 2003年11月13日 00時57分01秒 投稿:みね 

『異常震域』について(震源が深い地震や日本海溝近くの地震で、震央から離れた場所で震度が大きくなることがある現象)

(1)地震については、自信がないので、まず無難そうな関連ページ紹介をしておきます。
  気象庁HP 平成15年11月12日 2003年11月12日17時27分頃に発生した紀伊半島沖の地震の解説資料[PDF形式:419KB]
 (独立行政法人)防災科学技術研究所HP 2002年6月29日 ウラジオストク付近の地震
 (社)日本地震学会HP 広報紙「なゐふる」 第19号(p.6)用語解説 

(2)なお、長野県諏訪地方の報道記事等にも『異常震域』に近似した記述を見かけます(同一概念かどうかは調べていません)。

(追記)私見例示です。ごく最近の次の地震も『異常震域』の傾向含みと感じています(気象庁HP 地震・火山月報(防災編))。
 2003/07/27 15:25 日本海北部(M7.1、深さ487km)
 2002/11/17 13:53 オホーツク海南部(M7.0、深さ496km)
[210.251.15.58][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)]

11427. 2003年11月12日 20時10分14秒 投稿:大庭 
本日17時27分頃の地震。

 震源が太平洋側にあるものとしては非常に深く(390km)震源から遠く離れた関東で大きな揺れを感じました。

 7時のNHKのニュースで簡単な説明をしていましたが、今一わかりませんでした。

 どんな場所で起きた、どんな地震で、なぜ離れた場所が揺れたのか、どなたか解説して頂けないでしょうか。
[61.115.108.102][Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja-JP; rv:1.0.1) Gecko/20020823 Netscape/7.0]

11426. 2003年11月11日 21時51分54秒 投稿:みき 
11422 あきらさん 

>「日本の論点」は一昨日、著者分が届いたばかりで、
>電光石火の告知にビックリ致しました。(^^ゞ
>もう書店に出ているんでしょうか?

書店で、既に平積みになって居ましたよ@厚木
[202.221.189.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11425. 2003年11月10日 11時10分21秒 投稿:ほたほた 
井戸掘りさん ほたほたです。
取水口が上流にあったのですね。真っ先に考えなければ行けない可能性でした。これはうっかり。どうもご指摘ありがとうございます。
[158.215.75.13][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

11424. 2003年11月09日 23時23分12秒 投稿:nabe 
 [http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031109/mng_____sya_____006.shtml]
富士山の噴気地点を掘ってみたそうです↑。
結局、原因の特定には至らなかったようですが。
[210.159.165.127][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

11423. 2003年11月09日 00時13分53秒 投稿:自然科学予算受難の日々 
 [http://www.asahi.com/science/update/1107/005.html]
> 11421 ちばさん
 科学者ら220人、南極観測の継続を訴える
> 11399 Cauli.さん
 「お前もか」
[220.215.40.252][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 95)]

11422. 2003年11月08日 23時52分33秒 投稿:あきら 
>こやまさん
石黒耀です。

「日本の論点2004」の小生担当部分を御紹介いただき、
どうも有難うございました。
「日本の論点」は一昨日、著者分が届いたばかりで、
電光石火の告知にビックリ致しました。(^^ゞ
もう書店に出ているんでしょうか?

[211.3.120.24][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)]

11421. 2003年11月08日 06時53分18秒 投稿:ちば 
 [http://soho.nascom.nasa.gov/]
このところの活発な太陽活動で
国内でもオーロラが観測されているようです。
一度でいいから肉眼で見てみたいものです。

 NASAのSOHOプロジェクトのページには、太陽のイメージが多数紹介されています。
X 17.2 and 10.0 Flares! - 28 October 2003
には、最新の10月28日の大爆発の様子が紹介されています。
この17.2というのは爆発の強さの単位のようですが、「!」がついています
過去の画像をみても、こんなに大きいものは見当たりません。
 というわけで、このところのお気に入りの壁紙。
[61.198.174.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Alexa Toolbar)]

11419. 2003年11月07日 23時53分35秒 投稿:そらこ 
初めてかきこします。
ご存知かも知れませんが、富士山のことが気になって調べていたら、
防災科学研究所の温度調査の結果が出ていました。
http://www.bosai.go.jp/ad/Jpn/news/sonota/fuji/fj1C031024.pdf
[61.214.80.239][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11418. 2003年11月07日 19時14分05秒 投稿:こやま 
「富士山噴火,原発事故―東海地震の対応を誤れば「死都日本」は現実となる」by石黒耀
(日本の論点2004,文藝春秋社,論点46:地震防災対策をどうするか)
[61.211.200.173][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1]

11417. 2003年11月05日 23時23分01秒 投稿:みね 
1915.6.6 焼岳の噴火で泥流が梓川を堰き止めて生成した大正池は、東京電力霞沢発電所の調整池として使用されているそうです
大正池と霞沢発電所の関連:(社)電力土木技術協会アルピコグループ(松本電鉄など)。 東京電力関連:梓川テプコ館

「火山の恵み」の活用のように感じています(他火山での一例ですが、有珠の洞爺湖も発電に利用されているそうです)。
[210.251.18.237][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)]

11416. 2003年11月05日 20時22分49秒 投稿:井戸掘り 
初めて投稿します.
梓川の水量減少の件ですが,大正池の最下流付近(不確か)に水力発電所の取水口が
あって,沢渡の霞沢発電所に導水されてます.このため,その区間の水量が少ない
のではないかと思われます.

蛇足ながら,霞沢発電所の導水管の落差は日本一とかなんとかだったような?
これはうろ覚えです.

霞沢発電所
http://www20.big.or.jp/~electric/floor3/hydro/gallery/Nagano/Kasumi/Kasumi.html
[61.117.89.244][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11415. 2003年11月05日 17時12分33秒 投稿:ほたほた 
里吉様

ほたほたです。私も大いに興味がありますが、水文関係の方はこの掲示板には
来ていなかったと思います。
水文しろうとながら考えて見なすと二つ可能性があるように思います。
1)一見流量が少なく見えても流速が早いので、流量自体は多い。
2)地下に浸透している。
中ノ湯の近辺の状況を思い出せませんし、ましてや流速を測ったわけではないので
どちらかなのかは全然わかりません。

というわけで、答えには全くなっていませんが、とりあえずレスポンスでした。
[158.215.75.13][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

11414. 2003年11月05日 16時52分17秒 投稿:里吉 
はじめまして。
山梨県在住の公務員です。
疑問にぶち当たってすがるようにこちらに訪れてみました。
実は先月上高地に観光に行きました。
すべてがとても美しくて感動しました!
そのとき疑問に感じたのですが
上高地で豊かに流れていた梓川は
大正池より下流、中の湯付近では水の流れが弱くなっていますが
一体どこへ行ってしまうのでしょう?
地下に浸透しているのか、
それとも支流が流れているのか。
梓川はどこかからまた豊かな水量を取り戻すのですか?
できるだけ詳しく梓川について知りたいので
ぜひ教えてください。
筋違いな質問かもしれませんがよろしくお願いいたします。
[61.117.154.99][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)]

11413. 2003年11月02日 02時21分01秒 投稿:ちば 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/kikuchi031018.html]
もうすでにご存知の方も多いと思いますが
2003年10月18日9時16分
EIC地震学ノートでも有名な
東大地震研究所の菊池先生が急逝されたとのこと
たいへんショックです。ご冥福をお祈りいたします
[210.166.90.154][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Alexa Toolbar)]

11411. 2003年11月01日 22時21分41秒 投稿:大庭 
 [http://www.jaxa.jp/press/2003/10/20031029_kodama_j.html]
>ちばさん。
↑「こだま」も一時的に太陽フレアの影響を受けた様です。
 国際宇宙ステーションでも、太陽フレアの影響を避けるために、一時的に船内の安全な場所への避難を実施した様です。

 海外の衛星については、調べていませんが、何らかの影響を受けた衛星は他にもあると思います。

 太陽フレアの影響を一番に受けるのは、太陽電池パネルだと思います。
 一時的に、電池パネルの方向を変えて、フレアの影響を最小限にすることを行っている衛星もあると思います。

 みどりに引き続いて、短命に終わったみどり2号。日本の地球観測計画への影響は非常に大きいと思っています。
 
[61.115.104.65][Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja-JP; rv:1.0.1) Gecko/20020823 Netscape/7.0]

11410. 2003年11月01日 11時17分56秒 投稿:ちば 
 [http://www.jaxa.jp/press/2003/10/20031031_midori2_j.html]
大庭さん>みどりIIの件はまったく残念ですね。
 タイミングから見て原因は太陽活動なんでしょうが
ほかの衛星でそういうニュースがあまり聞かれないということは
どこかに脆弱性があったのか、あるいはほんとうに運が悪かったのかもしれない。
これから原因の究明というけど、部品に粒子線でもあてて実験するのかなあ
[61.198.175.6][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Alexa Toolbar)]

11409. 2003年10月31日 11時08分22秒 投稿:やまもと 
宮城県沿岸に津波注意報。
既に到達と推測されるが、牡鹿で10時53分に30センチの津波を観測。

ちょっと地震発生から津波注意報発令までタイムラグ会ったような感じが致します。
[219.110.68.1][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461; .NET CLR 1.1.4322)]

11408. 2003年10月31日 10時24分25秒 投稿:ハイジ 
茨城(東海村)でも揺れました。
周期の長い妙な揺れです。
さっき3階へ駆け上がったから、目眩がしてるのかなと
思いましたが、天井から吊り下げ式のコンセントが
ぷ〜らぷ〜らしているので地震とわかりました。

[133.53.248.253][Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja-JP; rv:1.0.1) Gecko/20020823 Netscape/7.0]

11407. 2003年10月31日 10時09分21秒 投稿:ほたほた 
今、揺れています。震度3ですね。秋田より
[158.215.8.26][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)]

11406. 2003年10月31日 02時03分19秒 投稿:いけだ 
 [http://www.asahi.com/international/update/0929/005.html]
隕石のはなしに便乗して

はなしはかなり矮小化されてしまうのですが↑でインド東部オリッサ州に隕石が落下し、死者1名…。との記事が載せられておりました。わたし、どこかで(たぶん岩波講座『地球科学』だったと思うのですが、諸事情により確認不能)隕石による死者は確認されていないと読んだことがあり、その後も気を付けていたのですが、この記事で初めて死者がでたという情報を得ました。
この記事が事実ならば確認されているかぎり初めての隕石による死者をだした「事件」だと思うのですが、過去に死者を伴う隕石落下は記録されているのでしょうか?

蛇足ですが、江戸時代1682年の所謂「お七火事」の前日夜、雲塊のひとつから酒甕のような光球が弾け出たという火球を思わせる記述があるのですが、この痕跡、残っていないものなのでしょうか?

ずっと気にかかっていたことなので、何か情報をお持ちの方、お教え下さい。
[203.141.130.143][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.16; Mac_PowerPC)]

11405. 2003年10月30日 18時18分23秒 投稿:大庭 
 [http://www.jaxa.jp/press/2003/10/20031029_midori2_j.html]
↑「みどりII」の運用異常に係る作業実施状況及び今後の予定について
[219.103.220.37][Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja-JP; rv:1.0.1) Gecko/20020823 Netscape/7.0]

11403. 2003年10月30日 14時44分50秒 投稿:こやま 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/hakyokuproc.html]
↑死都日本シンポジウムの報告書が刊行されました.

関係された皆様のご協力に深く感謝いたします.
[133.70.25.27][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1]

11402. 2003年10月30日 00時44分57秒 投稿:Pochi 
 [http://www.town.rikubetsu.hokkaido.jp/tenmon/]
北海道で低緯度オーロラ出現中。
[202.213.133.176][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)]

11401. 2003年10月29日 14時49分10秒 投稿:こやま 
最近知ったのですが,天変地異が人間社会に大きな影響を与えたかもしれない事例として大変興味深いので情報を流します.

2000年にイタリア中部のアペニン山脈内にシレンテクレーター群という一連のインパクトクレーター群が発見されました.調査の結果,落下年代が4世紀かもしれない可能性があり,当時のローマ帝国の歴史をひもとくと312年にコンスタンティヌス帝が見た空の十字架(この現象が彼をミルビアン橋の戦いの勝利に導いて,ひいては313年のミラノ勅令でキリスト教信仰の自由を認めたという非常に有名な話)に行き着くのだそうです.

http://irsps.sci.unich.it/research/projects/earth/sirente/
http://www.comunedisecinaro.it/sirente_crater.htm
http://www.spacehike.com/tscrater.html
http://www.spacetoday.org/SolSys/Earth/Meteorites/MeteoriteChristians.html
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/3013146.stm
[133.70.25.27][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1]

11400. 2003年10月29日 14時32分47秒 投稿:こやま 
 [http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031026k0000m040097000c.html]
みきさんが紹介された毎日新聞の記事↑
「政府の検討委員会が作成中の「富士山火山防災マップ」でも、1カ所からの噴火を想定しており」
には,若干の事実誤認があります.

山頂をはさんだ山腹同時噴火の可能性については,ハザードマップ委員会ですでに議論されており(火山学者はそれほど想像力に乏しくありません),富士山ハザードマップ委員会第7回基図部会資料(2003年2月3日)
http://www.bousai.go.jp/fujisan/h_map/kentou/kizu/007/siryou/030203-05.pdf
に以下のように書かれています.
「過去に富士山では山頂を中心として異なる方向上の山腹で,同時期に複数の噴火が発生
した事例は知られていない。しかし他火山の事例から考察すると、同じ噴火期間に異なる
方向の山腹で噴火する可能性も考えられる。このような異なる方向の複数地点からの噴火
については、火山活動状況を十分評価した上で判断する必要がある」

そもそもハザードマップは,あらかじめ火口位置が特定できないのですから,1ヶ所からの噴火を想定して描かれるものではありません.1ヶ所だけしか想定しなくてよいのなら,こんな楽なことはありません.この点でも,上の記事はハザードマップの意味をよく理解して書いたものとは思えません.
[133.70.25.27][Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1]

..end