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ある火山学者のひとりごと 13600-13699


13698. 2006年01月03日 08時37分30秒  投稿:Pochi 
 [http://teavuihuang.com/tsunamidetector/]
Engadget経由。

The Mobile Tsunami Detector

インド洋限定ですが。

13697. 2006年01月03日 08時37分05秒  投稿:Hal.T 
 [http://yu-net.info/swfup/viewswf.php/1749.swf]
このフラッシュ、思わず涙が出てきてしまった。
ロボットに名前をつけるのがはやった時代がありましたねえ、思い出してしまった。
そうだ、技術や科学ってのはあるしゅ思い入れが必須なんですねえ。がんばれえ。

13696. 2006年01月03日 08時12分57秒  投稿:ちば 
 [http://yu-net.info/swfup/viewswf.php/1749.swf]
KKDさん>
 ご紹介ありがとうございます。熱いですね。
やっぱりガレ場みたいなところに
片足ケンケンで降りようとして
転んで怪我しちゃったんですねぇ
 はやぶさ、帰って来い…

13694. 2006年01月02日 22時31分59秒  投稿:KKD 
 [http://yu-net.info/swfup/viewswf.php/1749.swf]
火山と天文好きな一介のはやぶさウォッチャーです。
M3さんとは別人、本掲示板は開設したてのころからROMしています。
税金で運営しているプロジェクトで結果が求められるのは仕方のないことですが、
工学実験衛星としては、これまでの運用実績こそが最大の成果だと思います。
しかも、これほどワクワクした国産のミッションは近年なかったような気が。

星の王子さまに 会いに行きませんか」キャンペーン等、お堅い研究所らしからぬ
粋な演出も素晴らしいと思いましたし、はやぶさまとめページ
はやぶさ探査機勝手に応援ページなどが出来たのも新しい現象でしょうか。
URLのフラッシュムービーは、著作権的にはアレですが、
泣ける傑作なのでまだ見てない方は是非。はやぶさ、帰って来い…

13693. 2006年01月02日 20時45分01秒  投稿:M3 
 [http://www.matuyaonsen.jp/index.htm]
13687
>しかし、実際のランディング・アプローチのコースはくびれ部分に垂直なのだ。(図1a参照)だから、着陸地点の重力加速度の方が途中の上空での重力加速度より大きい。

 「だから」の根拠・説明が不足しています。

 ところで、言い出した者が言うのもなんですが、実際にはイトカワの歪さによる重力異常で説明するよりは、初速を持って自由落下する経路が視線方向からズレていること、つまり時間と共にそのズレが大きくなり、その分加速が少なく見えることで説明できると思います(下図、 * がはやぶさ)。

 臼田方向

↓視線方向
------*
-------*
--------*
----------* ---加速しているのにもかかわらず
------------* ---視線方向加速は見かけ上なし。経路により上凸下凸自在
--------------* /
-----------------*/

/ イトカワ表面
   南←  →北



>y軸というのは図1cによれば「イトカワ」の自転の南北方向なのでy軸方向の傾きは、東西方向のx軸と違って自転の影響は受けない。

 はやぶさのタッチダウン予定地点はイトカワ赤道よりも南側であり、視線方向に対する垂直面からはかなり傾いています(上図)。したがって、じゅうぶんに自転の影響を受けます。


>近似的に衛星軌道のように「イトカワ」を回りかけていれば、「はやぶさ」が「イトカワ」を回りかけてると知らなければ、傾いてなくとも傾きが増加したと誤解してるだけなのだ。(

 はやぶさが「誤解している」としても、姿勢を正すためのスラスタ噴射の効果が得られなかったのはなぜですか?

13692. 2006年01月02日 10時21分14秒  投稿:Pochi 
 [http://ameblo.jp/comic/]
昨年、時事ネタで投稿しようかなと思って、ちょっと場違いかなとやめたのがこれ。

http://blog.ameba.jp/user_images/a5/16/10003250888.jpg

やめることはなかったなあ。
笑いは文系理系を超えて知性の証と生意気なことを言ってみる。

本年もまた、良きことも悪しきことも起これかし。

なお、東京新聞のコラムはこれでした。

13691. 2006年01月02日 03時08分49秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/nennga2006/nenga2006.htm]
学会以外で皆さんに会うときは何か災害があったとき。
災害にならない自然現象で会えればいいんですがねえ。
今年もよろしくお願いいたします。

13690. 2006年01月02日 00時15分20秒  投稿:みき 
13688 ちばさん>
それは理科教育じゃなくて、情報教育ですよ。
最近のヤンママの世代ならともかく、
情報の教育は今の母親世代は受けていない・・・。

それとも、この話、正月のネタですか? 

13688. 2006年01月01日 23時38分10秒  投稿:ちば 
「去年の初売りでパソコンを買ったんだけど
まだ、怖くてインターネットには繋いでないんですよ
ウイルスとかにかかったりしたら困るでしょ」
・・・・
「え、人間にはかからないんですか?
知り合いの人が危ないから子供には触らせないようにしている
と聞いたものだから、てっきり人にもうつるもんだとばかり」
・・・・・・・・
「それは知らなかった。もしうつったらどうしようと
パソコンにはびくびくしながら触っていたんですよ
これでこれからは安心して触れます。
いろいろ教えててもらってありがとうございました」

初売りの電気屋さんの店内でぱっぴを着た店員らしい人との雑談から
世の中には「リング」をSFとは思わない人もいるのかもしれない
笑っていられない 理科教育はどうなっていたんだ

13687. 2006年01月01日 23時27分47秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/index.html]
私の13683番投稿の「正弦曲線」云々の部分は間違いだったので削除して、ここに書き直す。
*****

13676 
>簡単の極致的モデルによる推定とデータが合致しないというなら、
>もうちょっとだけ正確なモデルで試してみると良くはありませんか?

13671
>イトカワの形状は判明しているのですから、もうすこし正確な近似計算を行うべきではないでしょうか。
>極端な話、主要な質量が両端にある(鉄アレイ状)形状を考えると
>重心に近づくほど重力加速度が減少する可能性すらあります。


「イトカワ」は(非対称であるのを無視すれば)鉄アレイに似ている面もある。「はやぶさ」の着陸予定地点は「鉄アレイ」で言えば真ん中のくびれた握り部分に相当する。それゆえ、もし仮に、真ん中のくびれた握り部分が極端に細い棒状で、しかも、ランディング・アプローチのコースが斜め方向から球状部分の際をかすめてくびれ部分に着地するという特殊なコースを採るなら途中の球状部分の際の方が重力加速度が大きい場合もありうるのは認める。
しかし、実際のランディング・アプローチのコースはくびれ部分に垂直なのだ。(図1a参照)
だから、着陸地点の重力加速度の方が途中の上空での重力加速度より大きい。この定性的考察はおわかりいただけるだろうか?

尚、定量的考察は私がするより、宇宙科学研究本部がなすべきだ。その能力も義務もあるからだ。


13671
>「図4b 着陸時の姿勢制御誤差の履歴」を見てください。21時49分頃から22時12分まで、
>姿勢制御誤差が直線的に増加しています。 この間は、「図4c 着陸時の化学エンジンの
>通算噴射時間の履歴」にあるとおり姿勢を正そうとスラスタを定期的に噴射していますが、
>それにもかかわらず、姿勢の誤差が毎時約30度(=イトカワの自転速度に相当する)の
>速さで増加しています。


図4b の説明がないが、もし仮に予定のランディング・アプローチのコースでまっすぐな姿勢をとった場合には「イトカワ」の自転の影響は除去されているはずだ。また、図4bで扱ってるのはy軸であり、y軸というのは図1cによれば「イトカワ」の自転の南北方向なのでy軸方向の傾きは、東西方向のx軸と違って自転の影響は受けない。
毎時約30度という数値が偶然に自転の角速度と同じだからという理由でこじつけるべきでない。

逆に、「イトカワ」の南北方向のy軸方向の傾きが時間と共に増加するのは仮想的衛星軌道に近似的に近いコースを「はやぶさ」が地表スレスレを飛んでいると解釈すべきものである。(「イトカワ」はいびつで障害物もあるので地表スレスレの軌道では周回できないが、着陸予定地点付近は平坦なのでその近辺では地表スレスレで飛ぶのも可能だったと思われる。)
図4bでの姿勢の傾きというのは、地球からまっすぐに「イトカワ」に向かってるとの想定からの傾きなので、近似的に衛星軌道のように「イトカワ」を回りかけていれば、「はやぶさ」が「イトカワ」を回りかけてると知らなければ、傾いてなくとも傾きが増加したと誤解してるだけなのだ。(たとえで言うと、日本から考えてハワイの人は斜めに傾いて立っていて、ブラジルの人は逆さまに立っているので姿勢が傾いていると言うようなものである。)

13681. 2006年01月01日 14時43分27秒  投稿: 
あけましておめでとうございます。


13678.Pochiさん、 

確かにSmall Round Structuredですね。
こいつには二度ほど酷い目にあっているんで
憎たらしい顔つきに見えちゃいます。

13680. 2006年01月01日 08時48分45秒  投稿:ちば 
2006年になりました
あけましておめでとうございます
ここ数日のハイペースの書き込み、こんな感じが
いいかなって思います。(ようやく腹痛も治まってきました)
 ことしもよろしくお願いします

13679. 2006年01月01日 02時43分25秒  投稿:M3 
 [http://www.matuyaonsen.jp/index.htm]
うーむ。とり・みきのマンガに出ていそうなお顔のウイルスですね。

13678. 2006年01月01日 02時08分38秒  投稿:Pochi 
 [http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190]


ノロウイルス

13677. 2006年01月01日 02時01分51秒  投稿:Pochi 
M3さん

そうか新年ですねえ、それじゃ仕方なかんべえ。あけおめwwww

13676. 2006年01月01日 01時46分27秒  投稿:M3 
13674
>簡単そうにおっしゃりますが容易ではありません。説明責任は宇宙科学研究本部にあります。

 簡単の極致的モデルによる推定とデータが合致しないというなら、もうちょっとだけ正確なモデルで試してみると良くはありませんか?


>どうして地上で静止してて姿勢制御のためエンジン噴射が必要なのでしょうか?

 姿勢が傾いているからです。 イトカワに接地しているかどうかを、はやぶさ自身は知らないのでしょう。“それで着陸と言えるのか”という批判は可能かもしれませんが、全くの予定外の着陸なのですから仕方ありません。私は、離陸できたのだから墜落とは言えない〜という程度の意味合いで着陸なのだと考えています。


13675 Pochiさん。
まあ、新年ですし、他にすることもないですし…。あけおめ〜。

13675. 2006年01月01日 01時22分26秒  投稿:Pochi 
M3さん


お気持ちはわかりますが、もう相手にするの、やめません?

13674. 2006年01月01日 01時02分18秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/index.html]
新年おめでとうございます。

>13671・M3さん、

レスどうも。

>データのダウンロードができなかったからです。
>・・・・・(中略)・・・・・
>もっとも指向性の緩い低利得アンテナは、1秒間に1文字程度しか送信できません


ドップラー計測は昨年11月20日時点ではDNS局から臼田局への切り替えのため利用できなかったと言い訳が
ありますが、レーザー距離計については言い訳がありませんでした。
もし、ドップラー計測データもレーザー距離計データも利用できなかったならどうして昨年11月20日に
着陸できなかったと発表できたのでしょうか?
そもそも、着陸態勢での地表との距離情報は優先順位が高いですし、工夫さえすれば1時間もあれば送信できる
でしょう。発表は5時間以上た経った日本時間午後だったそうですから。

> イトカワの形状は判明しているのですから、もうすこし正確な近似計算を行うべきではないでしょうか。

簡単そうにおっしゃりますが容易ではありません。説明責任は宇宙科学研究本部にあります。

>21時49分頃から22時12分まで、姿勢制御誤差が直線的に増加しています。


21時49分頃から21時58分まで地上で静止してたとしてますが、どうして地上で静止してて姿勢制御のため
エンジン噴射が必要なのでしょうか?
尚、21時58分以降は緊急離陸のための指令が出てます。↓参照。
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1123_hayabusa.shtml
>「はやぶさ」は、日本時間午前6時58分に地上からの指令で緊急離陸を行うまで、
>その間安定に着地を継続しました。


13673. 2006年01月01日 00時18分57秒  投稿:Pochi 
あけおめことよろ

の起源って2002年だったっけ?

あけましておめでとうございます。

13672. 2006年01月01日 00時16分19秒  投稿:M3 
ああ。新年になってしまった... orz

13671. 2006年01月01日 00時03分55秒  投稿:M3 
専門家ではないのですが、一介のはやぶさWatcherに判る範囲で埋め立てに協力します。


http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/land_or_not.htm
>しかし、探査機「はやぶさ」にレーザー距離計が搭載され、「イトカワ」地表との距離がほぼゼロ(注1)になったという単純明快なデータが「素」のデータとして当初から得られていたなら、どうしてデータ受信後数時間経ってから記者発表で着陸に失敗したとの発表をしたのか疑問に感じる(注2)。

 データのダウンロードができなかったからです。はやぶさの高利得アンテナは、探査機に固定されているために離陸後機体ごとアンテナを地球方向に向けなければ、データを送信できません。中利得アンテナはもうすこし制限がゆるいですが、それでもタッチダウンシーケンス中には使用できません。もっとも指向性の緩い低利得アンテナは、1秒間に1文字程度しか送信できませんし、タッチダウンシーケンス中はドップラー偏移を測定するためにデータの伝送はできません。


>そこで、図1aでの着陸予定地点から「イトカワ」の重心までの距離は150m以下なので、計算の便宜上から仮に「イトカワ」の質量が全て重心に集まっていると仮定した場合、(150+27)^2/(150)^2=1.39倍も重力加速度が異なるのである。

 イトカワの形状は判明しているのですから、もうすこし正確な近似計算を行うべきではないでしょうか。極端な話、主要な質量が両端にある(鉄アレイ状)形状を考えると重心に近づくほど重力加速度が減少する可能性すらあります。


>「はやぶさ」が「イトカワ」地表スレスレの軌道上で遠心力と重力がほぼ釣り合った状態にあった可能性も排除できない

「図4b 着陸時の姿勢制御誤差の履歴」を見てください。21時49分頃から22時12分まで、姿勢制御誤差が直線的に増加しています。 この間は、「図4c 着陸時の化学エンジンの通算噴射時間の履歴」にあるとおり姿勢を正そうとスラスタを定期的に噴射していますが、それにもかかわらず、姿勢の誤差が毎時約30度(=イトカワの自転速度に相当する)の速さで増加しています。
 はやぶさがイトカワ「周回軌道」上に浮いているならば、この噴射により姿勢が正されているでしょう。はやぶさがY軸姿勢誤差を増加するような回転を始めた可能性も考えられますが、その場合は傾くにつれててLRFの測定値がゼロではなくなるはずです。



13670. 2005年12月31日 23時45分36秒  投稿:Pochi 

すみません、埋め立て中です。

13669. 2005年12月31日 23時38分18秒  投稿:Pochi 
 [http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/26894.html]

あけおめ輻輳、そろそろ始まるかな。

13668. 2005年12月31日 23時28分55秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/index.html]
13641番投稿の補足

私の13641番投稿を読んで、21時9分(GMT)頃から21時12分(GMT)頃までの約3分間の距離計の測定値部分を無視すれば問題ないじゃないか、細かい事を言うなよと思われる方がおられるといけないので、別の面からも問題点があるのを示します。

*****
地球上での一般人の生活圏では近似的に重力加速度が同じとみなしています。
それゆえ、空気抵抗を無視した場合の放物線は重力加速度を一定として二次曲線になるとしています。

しかし、小惑星「イトカワ」の着陸予定地点では重心からの距離がわずか150m以下なのです。ですから、仮に小惑星「イトカワ」の重心に全質量があると仮定すれば地表から27mの場合には着陸予定地点の地表と比べて(150+27)^2/(150)^2=1.39倍も異なるのです。地表の方が上空27mより明らかに重力加速度が大きいはずです。

ところが、

宇宙科学研究本部HP・2005年11月23日発表記事:[ 「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について ]  

で、着陸の補助的根拠として利用しているドップラー計測値(注1)による降下の速度成分のグラフ図2aの20時55分(GMT)頃を頂点(地表からの距離が約 27m)として21時9分(GMT)までの部分(下のグラフに私が青枠で囲んだ部分)は重力加速度が一定か逆にわずかに減少してるようにすら見えます。




*****
地球上では、人工衛星の打ち上げはロケットで相当な高速でかなりの上空に打ち上げねばなりません。

ところが、もし仮に、完全に球状をした半径150mの小惑星があったら地表スレスレにカメのように低速な衛星を飛ばす事ができます。

「はやぶさ」のドップラー計測値のグラフの問題点は、あたかも「はやぶさ」が「イトカワ」の衛星のごとく振舞った(注3)可能性を示しています。

なぜなら、ドップラー計測値が正確でしかも「はやぶさ」が「イトカワ」から重力しか力を受けてないとすれば、ドップラー計測値が重力加速度の変化を示していない問題の原因は、グラフ図2aが「みかけの」降下の速度成分のグラフであって、「はやぶさ」が進行方向を変更させられた場合には降下の速さの変化がわからなくなる事に原因があるのです。それを一次元的に表示(注2)して根拠として示したのが原因です。

*****
(注1)自動車のスピード違反取締りの「ネズミ捕り」に似たようなもので、地上局から探査機「ハヤブサ」の速度成分を計測していた。
(注2)地球上からしか計測していないので一次元的データしか示せないが、宇宙科学研究本部は「はやぶさ」のランディングアプローチの軌道は大まかに言って地球と小惑星「イトカワ」を結んだ直線上にあったと主張していた。発表記事の図1a 等参照。
(注 3)「イトカワ」の形はいびつで障害物もあるので地上スレスレの衛星は存在できない。しかし、宇宙科学研究本部が地上に着陸中だと主張している21時36 分(GMT)頃から21時58分(GMT)頃までの間、「はやぶさ」の「イトカワ」への着陸予定地点付近はくびれて平坦なので近似的に仮想の衛星軌道に類似した軌道上を、ほぼ重力と遠心力が釣り合った状態で地上スレスレを飛んでいた可能性を示唆している。しかも、着陸中だと主張している時間帯でも、その大部分の時間で、わずかながら姿勢制御のため化学エンジンの低出力噴射をしていた事が宇宙科学研究本部発表記事 図4c から読み取れる。遠心力の不足分を化学エンジンの低出力噴射の推力によって補っていれば落下せず、その区間において仮想的な衛星軌道に類似した軌道上を飛行できたはずである。

*****
*****
>13648番・千葉さん、


高校物理の範囲でわかるように宇宙科学研究本部が発表してくれてるんだし、千葉さんがどこかの大学の地球惑星科学部の教授になって高校生に聞かれて何もわかりませんでは困るでしょ?

私のカキの経験談は、正月にふさわしくないので自主削除しときます。13650のすずきさんにも伝言しといてください。


13666. 2005年12月31日 22時38分35秒  投稿: 
ノロウィルスは電子顕微鏡でも簡単には見えない
みたいですが、検査方法はあるみたいです。

最近は多くの漁協で「検査済み出荷」を謳っています。
ただ、完全な検査方法ではないみたいですけどね。

13665. 2005年12月31日 22時03分49秒  投稿: 
大晦日の買い物で近所の港の市場に行ったのですが、おいしそうな牡蠣が
大安売り。ちょっと迷ったけど結局買わず。あたらずに済んだのか、おい
しい牡蠣を見逃したのか...

(閑話休題)
「オッカムの剃刀」を使いこなすには、やはり日頃から研いでおかないと
いけないのでしょうねぇ(意味不明? ^_^;)

13664. 2005年12月31日 21時42分15秒  投稿:M3 
ウイルスは顕微鏡では見えませんよ。
とお約束の突っ込み。
来年は/来年も/来年こそいい年でありますように。

13663. 2005年12月31日 21時40分42秒  投稿: 
確かに保健所では基本的に生の牡蠣は提供しない
ように指導しているし、店の側もリスクを恐れて
メニューから外す傾向にありますね。

13662. 2005年12月31日 20時43分40秒  投稿:ちば 
 [http://www.pref.osaka.jp/shokuhin/noro/]
まず顕微鏡で確認してから食うか

13661. 2005年12月31日 19時44分07秒  投稿:Pochi 
×易学
○疫学ね。

埋め立ても大変だわ。

13660. 2005年12月31日 18時30分29秒  投稿:Pochi 
はい、報告もしませんし、店にクレームもつけません。

易学上はどうであれ、新鮮な食材を扱うことで譴責される
のはおかしなことだと思いますんで。



13659. 2005年12月31日 17時51分21秒  投稿: 
13653.Pochiさん、

> 感染例を公式に報告すると、新鮮な生牡蠣を出す店が営業停止になっちゃう。

確かにお店からは報告することはないでしょうけど、
医者→保健所というルートもありますから。
まぁ、医者にかかる人が少ないというのと、潜伏期間が
長いので牡蠣が原因と気づく人が少ないのでしょうけど。

と、ここまで書いてから気がついたけど、営業停止に
なると困るから報告しない方がいいという話だったのかな(^^;

13658. 2005年12月31日 17時37分25秒  投稿:Pochi 
 [http://www.astroarts.co.jp/special/quadrantids2006/index-j.shtml]
松の内はしぶんぎ座流星群もおすすめよ!

13657. 2005年12月31日 17時35分01秒  投稿:Pochi 
 [http://jjy.nict.go.jp/news/2006leap-info.html]
明日はうるう秒追加ですな。

8時59分60秒

13656. 2005年12月31日 17時29分07秒  投稿:Pochi 
おっと、しばらく気絶してました。

今年も事件が多くて一年が長かったような気がします。

13653. 2005年12月31日 16時06分57秒  投稿:Pochi 
魯さん

感染例を公式に報告すると、新鮮な生牡蠣を出す店が営業停止になっちゃう。

13651. 2005年12月31日 15時44分36秒  投稿: 
ちばさん

生牡蠣のノロウィルスですかぁ、大変でしたね。
普通は2,3日で回復するとはいえ、その間の苦痛は
強烈すぎます。

ところで、公式に把握されている感染例というの
意外に少ないのですね。東京都では過去五年間の
各年で21,17,29,33,26件となっています。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/tyuudoku/2004/12-16.html

最近は剥き身の生食用は塩素等で洗っているから
感染が少ないのか、単に報告されていないだけか?
後者のような気はしますが・・・

13650. 2005年12月31日 15時20分40秒  投稿:すずき 
ちばさま
わたしも昨日の夜ひどい腹痛でした。
理由がわからず苦しんでいたのですが、確かに牡蠣かもですね。
あの時よくばって牡蠣をいくつも食べたのはわたしとちばさんと・・・

よいお年を

13649. 2005年12月31日 14時04分24秒  投稿:Pochi 
埋め立てっていうのかな、こういう投稿。ふふ

ちばさん

鮮度の高い生牡蠣を食するために、ノロウイルスとのつきあいは避けられなくなったようです。
まあそのうち無毒化するでしょう。しないかな?

13648. 2005年12月31日 10時21分19秒  投稿:ちば 
pochi>さん
 どこかのテレビ中継にでていた元JR運転士という
おじいさんの発言が毎日の社説とよく似ていたので
記者がそれを受け売りで書いて、それを元にしたんじゃないのかな
それにしても社説の書き手の科学的センスのなさが光りますねえ
 ダウンバーストについては、あの段階でもずいぶん可能性は高かったと思うのですが
無知というか理解できていなかったのでしょうねえ
 私たちも畑違いのことを調べたり書いたりするときに
そういうことをする可能性があるから気をつけなくては

 実は、大晦日だというのに、腹が痛いのです
3日前に食べた生牡蠣でノロウイルスをひろったかなあと
昨日あたりが一番ひどかったし、きょうはだいぶいいから
潜伏期間もちょうどぴったり。
北海道でもはやったらしいし、「生牡蠣注意報」

13647. 2005年12月31日 07時47分08秒  投稿:Pochi 
社説の文意を察するに、自らの主張のためには非科学をも容認するのであった。
非科学的であることは知性の命脈を継承してはいないことを示すだけですが、
脳内にES細胞が湧き出て来る人は以って如何となす?

以上、業務連絡のごときものでした。

13646. 2005年12月31日 02時29分32秒  投稿:ちば 
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20051227ddm005070124000c.html]
「突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。」
これは、非科学的としかいいようがない

13644. 2005年12月31日 02時20分18秒  投稿:ちば 
 [http://www.turbo.mech.keio.ac.jp/Projects/BURST/]
慶応大学のページ

13643. 2005年12月31日 02時00分04秒  投稿:ちば 
 [http://dentoncounty.com/dept/main.asp?Parent=82&Link=84]
downburstは、竜巻と同じように
局所的な気象現象で、確かに突然発生するのですが、
竜巻と同じ藤田先生の研究などで、メカニズムや
ある気象条件下でないと起こらないということは
明らかになっているようです
 あんなレーダー画像があるんだったら
少しは何とかできるかもしれないですね
竜巻とダウンバーストと雹もなんとかしてほしい
 JRの運転台にカーナビのようなものを設置して
リアルタイムレーダー雨量画像を表示させるとか、
何とかやれないだろうか

13642. 2005年12月30日 22時27分35秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000014-imp-sci]
気をつけましょう 久しぶりにスパイウエアに入り込まれました
いろいろ対策して ここ1年ほど見たことなかったのですが
休みで普段行かないようなところに出かけて
釘なんか拾わないように

13641. 2005年12月30日 16時32分55秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/index.html]

宇宙科学研究本部HP・2005年11月23日発表記事:[ 「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について ]  
によれば、「はやぶさ」が日本時間11月20日(11月19日GMT)に「イトカワ」に着陸した根拠として、

>距離計の情報が示すことは、一旦17m 付近で地形にならう制御への移行が行われた際に、
>やや高度を上げる現象が見られ、その後予定どおりに重力による自由落下が行われて、
>日本時間の午前6時10分頃に距離がほぼ ゼロとなって、着陸が行われたことです。
>それ続いてさらにもう1回のバウンド現象がみられた後、高度をほぼゼロに保ったまま
>推移した期間が約30分間持続しました。

としています。



しかし、グリニッジ標準時刻・2005年11月19日21時9分頃(日本時刻・2005年11月20日午前6時9分頃)に距離計の値が0m近くになっていますが、2005年11月19日21時9分(GMT)頃から21時12分頃(GMT)までの間に距離計の値が30mを超えてます。
つまり、跳ね返ったとの説明だけでは、21時9分(GMT)頃から21時12分(GMT)頃までの約3分間の距離計の測定値(下のグラフの青色枠部分参照)の説明がつきません。




説明をつけれる方がおられるでしょうか?
竜さん、なべさんは、いかがお考えでしょうか?
*****
着陸判定には低高度において高度計の代用になっているレーザー距離計だけでなく、地球上で計測された計測されたドップラー速度履歴から求めた地球視線方向への成分の速度や距離も補助的に使用されてますが、データ処理が複雑で「素のデータ」とは言いがたく、着陸時の写真のなかった事から、当初の日本時間11月20日に着陸に失敗したと発表した事を覆すのに十分な根拠足りえないと考えます。

*****
尚、詳細は私のHPにあります。
http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/geoscience/land_or_not.htm


13640. 2005年12月30日 12時34分41秒  投稿: 
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051230k0000m040064000c.html]
ダウンバーストの可能性>羽越線事故

航空気象の専門家も交えての調査だそうです>事故調査委

某所では早くに竜巻の可能性を指摘されていた方もいましたが、ダウンバーストで
吹き飛ばされるイメージの方が確かにあの現場を見る限り(映像情報のみですが)は
整合性ありそう。多分メソ気象屋さんの多くもダウンバーストの可能性を考えてい
らしゃったのでしょうねぇ。思い出しましたが、2〜3年前に近所の工場地帯&港
でダウンバースト発生した際には、貨物船にコンテナを積み込むための大型クレー
ンが倒壊しました。
#人も亡くなった。

空港ではドップラーレーダーの配備が進められつつありますが、鉄道だとほとんど
不可能に近いです。空港もまだ主立った所だけですし。

13639. 2005年12月30日 03時03分13秒  投稿:Hal.T 
そうですか。公的な研究機関では情報公開について役人意識の強い方々と現場のせめぎあいがあるとは聞きます。

ちなみに、私どもの零細研究所はあっちこっちに研究室が分散しているので、最近は市販文書も分解してスキャナ+OCRでPDF文書にしています。最初のうちはたった1冊しかない書籍などもあるのでためらっていたんですけれど、結局のところ研究用の図書室だとわりきって内部共有するために決断しました。

今では500冊ほどになりましたが、実物とは違い背表紙をちらっと見て探し出すことができないのが難点。しかしフォルダ内の全部から捜せ!などと指示すれば予想しない文献が出てくることもあるのでおもしろいものです。本棚も軽くなり床が抜けることを心配する必要もなくなりました。

まあ、このPDF図書室は公開するわけにはいきませんね。著作権が文化の質を維持するとか言いますけれど、ときどき、著作権ってのは本当に文化の質を維持するために有効なのか疑問にも思います。
江戸時代には著作権などは無かったと聞きます、それでも独自の文化を創ってますからねえ。

13638. 2005年12月30日 01時08分28秒  投稿: 
 [http://www.isas.ac.jp/publications/index_j.html]
>13635

JAXAサイトにはちゃんと和文でも掲載ありますが、確かに全てではありません。
なので、これはやはりJAXAにどんどん要望を出して充実を御願いするのが近道
かと。

ちなみに件のJPLのサイトですが、あのように充実したのは比較的最近の話です。
数年前までは、ネットで過去のTDAレポートを入手する術はありませんでした。
よく見るとわかりますが、過去の文献はイメージをPDF化しています。なので、
かなり手間暇をかけて整備したのでしょう。
#私は昔はしばしば米国の研究者に頼んでコピーを郵送してもらっていた。

13637. 2005年12月29日 19時56分45秒  投稿:おおさと 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051229-00000012-yom-soci]
泥湯温泉
硫化水素ガスで被害? ↑

参考
http://www.kk-chem.com/j/html/sc/2_1_1.html

http://staff.aist.go.jp/y-kawanabe/Volc_Gas.html


13635. 2005年12月29日 18時13分13秒  投稿:Hal.T 
 [http://tmo.jpl.nasa.gov/ipn_progress_report/tda.cfm]
捜してみたらほんの一部については英文で内容がありますね。でも、寂しいなあ。
いまどき、税金使ってるんでしたら、国民向けに日本語で成果(全文)を掲載するのが当然でしょうにねえ。

13634. 2005年12月29日 02時42分54秒  投稿: 
 [http://www.isas.ac.jp/publications/index_j.html]
いや、だからISASの文献は上記サイトにアーカイブされているのですが(^_^;)>Hal.Tさん
#確かにPDFファイルのない文献もあるので不完全ではありますが、大学図書館では入手可能

13633. 2005年12月29日 02時27分29秒  投稿:Hal.T 
 [http://tmo.jpl.nasa.gov/ipn_progress_report/tda.cfm]
13614>恐らくJPLが中心となって出しているTDA Progress Report のことではないでしょうか?
おお、すばらしい。ちゃんとPDFで載っている。

ISASのこういう技術文献はちゃんとあるのかなあ?
一般向けの解説記事はあるんだけど・・・・

13631. 2005年12月27日 23時34分38秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/gadenn_innsui/index.html]
「はやぶさ」の件ですが、イトカワに着陸した確実な証拠が現時点であるのかという疑問があります。
(もちろん、帰還すれば「はやぶさ」の船体を調べれますので証拠収集できる可能性もあるでしょうけど。)

当初、11月20日、宇宙航空研究開発機構は「はやぶさ」がイトカワに着陸失敗した可能性が高いと発表(注1)しながら、後に、11月23日になって11月20日にすでに着陸してたと変更発表し直しています(注2)。(つまり、結果として、宇宙航空研究開発機構によれば、11月20日と11月26日に着陸した事になるのです。)
11月20日に着陸したという11月23日発表のデータ(注2)は素のデータでなく、なんらかの複雑な処理をしたものでしょう。そうでなければプロの専門家がデータを待ち構えていながら11月20日にデータ受信の数時間後にいい加減な発表はしないでしょうから。

また、上空からの写真はあっても、着陸時の写真はないみたいですし、当初は着陸時に金属球を撃ち込んで岩石片採取したとの発表が誤りだったので、「はやぶさ」について宇宙航空研究開発機構が発表の確実性に疑問があります。また、着陸の有無がレーザー高度計(注3)やレーザー距離計から簡単に直接に判定できない疑いが濃厚です。それゆえ、現時点で確実な証拠がなければ(帰還して詳細に調べるまでは)着陸した事も疑問視する厳しい態度が求められるのではないでしょうか?

もし、「はやぶさ」がイトカワに着陸した確実な証拠が現時点でなければ、「はやぶさ」の最大の成果と考えられている「イトカワ」への着陸に関しては日経サイエンスの(元?)編集長の「成功したのか、失敗したのか分からないプロジェクト」という表現も当たってるのではないでしょうか?

ただ、日経サイエンスの(元?)編集長も彼の記事を批判した松浦晋也氏も言及してないみたいですが、「はやぶさ」の到達目的の小惑星はアメリカが発見したのに日本が探査機を送って調査するからと言って「イトカワ」と日本が命名させてもらった経緯(注4)から、「イトカワ」のすぐ近くに到達し写真撮影できたのは最低限の目標は達成し日本が恥をかかずに今後も堂々とあの小惑星を「イトカワ」と呼べるようになったのは最低限の成功はしたと評価すべきでしょう。

それから、日経サイエンスの(元?)編集長の記事からは中国が衛星軌道へ有人衛星や商業衛星を確実に打ち上げてるのと暗に比較してるような印象を受けましたが、衛星軌道への有人衛星や商業衛星の打ち上げとはるかかなたの小惑星への科学探査とは同じには議論できないでしょう。

*****
(注1)Yahooニュース(共同通信) - 11月20日17時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051120-00000096-kyodo-soci
>探査機はやぶさ着陸できず 25日にも再挑戦へ

(注2)宇宙科学研究本部HP記事参照
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1123_hayabusa.shtml

(注3)「イトカワ」の重力が微弱なので確実に真下にレーザー照射するのも困難な可能性があり、形もいびつでジオイドと表面の不一致があるため「レーザー高度計」と表記されてる機器も「レーザー距離計」と表現すべきシロモノである。近距離においては「レーザー高度計」と別個に「レーザー距離計」との表現がHPでの11月23日発表にあるのもそのためであろう。しかし、距離ゼロはレーザー距離計が故障してなければ「着陸」を意味するにもかかわらず、11月20日発表で着陸失敗と発表したのはレーザー距離計のデータが直接に簡単に着陸判定に利用できないモノだった疑いが濃厚である。

(注4)糸川 (小惑星)・wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/イトカワ
>糸川(いとかわ、25143 Itokawa)は、太陽系の小惑星であり、地球近傍小惑星のうちアポロ群に
>属する。1998年9月26日、アメリカ・ニューメキシコ州ソコロでマサチューセッツ工科大学リンカーン
>研究所・地球近傍小惑星研究チーム(LINEAR)により発見された。
>日本の工学実験宇宙機はやぶさ(MUSES-C)の探査対象となったことから、宇宙科学研究所(当時)が
>日本のロケット開発の父・糸川英夫の名前を付けてくれるようLINEARに依頼し、2003年8月6日に
>国際天文学連合により承認されて同協会の『小惑星会報』(MPC)で発表された。

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*****
13610番投稿の補足

地すべりによるダム湖の事故で有名なイタリアのバイオント・ダムの場合は地形や地質・地層構造から海抜による絶対的地下水位の上昇によって地すべりが引き起こされたみたいです。(ただし、事故は危険を感じてダム湖の水位減少させている時に起きたそうです。)

尚、ここの読者には地すべりの専門家も多いでしょうが、ダム湖の水位と地すべりの関係がシロウトにもわかりやすくまとめられたサイトを見つけましたので紹介します。

浅川改良事務所ホームページ(地すべり対策)
http://www.pref.nagano.jp/xdoboku/asakawa/dam/jisuberi-taisaku.htm
上記サイトの第一・第二のケースが絶対的地下水位が主として関係し、第三の場合が相対的地下水位が関係すると思います。

13621. 2005年12月27日 20時17分27秒  投稿:なべ 
レスしちゃいけないかな?と思いつつ

アポロ月着陸「捏造」疑惑を思い浮かべてしまった。自分で確かめないと信じない?突き詰めると不可知論になってしまうような。

進化か創造か。かの国の法廷で新しい創造説が否定されたようですが、「神は人間が『生物は進化した』と勘違いするようにこの世を創造した」なんてどうしようもない説もありましたね、なんてことを思い出してしまいました。

13614. 2005年12月26日 21時48分16秒  投稿: 
 [http://www.isas.ac.jp/publications/index_j.html]
恐らくJPLが中心となって出しているTDA Progress Report のことではないでしょうか?>Hal.Tさん

確かにTDAレポートは詳細な技術論文集で私もしばしば参考にしています。一応ISASも上記サイト
で紹介しているように技術報告を和英双方で出しており、掲載されている文献を読むと例えばM-V
ロケットの中身を知ることが出来ます(実際に再現して作れるかは?ですが)。また、軌道解析ソフト
の中身で使用しているモデルの数式が細かく展開されている記述も読んだことがあります。
#恐らくISAS報告も各大学に送付されていると思います。

13612. 2005年12月26日 18時10分30秒  投稿:Hal.T 
年末の支払いも終わり、零細企業もまた年を越せそうです。さて、水上の温泉にでも行ってゆっくりしようかと積雪情報を見ると、あれれ、1.5mもあります。大丈夫かなあ・・・

ところで「はやぶさ」の記事の件ですね。実は常々思っていることがあるので書いておきます。
今から35年ほど前にNASAは日本各地の大学図書館に技術レポートを送りつけていました。物珍しくて読んだ覚えがあるけれど、日本語翻訳だったかどうかは覚えていません。衛星に太陽が当たる側とあたらない側の温度差を解消するためのヒートパイプの解説が記憶に残っています。かなり詳しい技術解説だったようです。

科研費の支給条件には広く公開することがあります。科研費ではないにしてもイオンエンジンや各種のロケット構造、そして通信技術などを再現できるようにするのが「公開」だと思いますけれど、さっぱりそのような解説が見当たらないのが残念です。

学会投稿すると著作権は学会になるようですけれど、本質的な著作権は著者にあるはずなのに、これはどうしたことかと、いつも疑問に思います。

13611. 2005年12月25日 02時04分32秒  投稿: 
ふたたび「はやぶさ」関連

まず、日経新聞のサイトにあるNET EYEプロの視点にある記事
「研究の失敗に寛容な風土はできるか」
を読んで、
松浦氏のブログ記事
を読むとなかなか興味深いです。

日経サイエンスの(元?)編集長がこの認識かい?と思いましたが、考えてみれば日経サイエンスって、ようは
SCIENTIFIC AMERICAN
の翻訳雑誌なので、あまり編集長の裁量ってないのかも? この雑誌、元記事の翻訳を著者の類似
分野の日本の研究者がやることが多いので、安心して読める点が良いのですが。
#だからといって編集長が何も知らないで務まるとは思えないのだが。

13610. 2005年12月24日 22時58分57秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/Daikon/index.html]
13608番投稿の補足

なぜ、私が、急激な水位の下降の方が地すべりを起こすと考えたのか理由を述べます。

一般に、斜面の地下水位が高くなれば不安定になり低くなれば安定するという事は知られています。
しかし、人為的に水位を上下できるダム湖の周囲の斜面については、この命題の「地下水位」という語句の解釈において、絶対値すなわち海抜としての「地下水位」と、ダム湖湖水面からの相対的な「地下水位」の、いずれを重視すべきかという問題が生じます。

ここで、斜面にかかる水圧という観点からすれば、ダム湖の水面を基準にした相対的地下水位が重要な意味を持ちます。すなわち、急激にダム湖の水位を下降させれば、(絶対的な海抜基準の地下水位は下降しますが)逆に、ダム湖の湖水面を基準にした相対的な地下水位が上昇して斜面にかかる水圧が上昇するのです。それを考えると急激な水位の下降の方が地すべりの危険が高くなるのではと私は危惧します。すなわち、地すべりという観点で「地下水位」という語句の解釈においては、ダム湖水面を基準として斜面の相対的な「地下水位」を絶対的な海抜による「地下水位」より重視すべきと私は考えます。

さらに、毎年、40mもの水位の変動をさせれば、地下の透水層の土砂が流出したり、水位が下がった時に上流の都市の重慶の工場・車・家庭の排気ガスの混じった空気が地下に入り込み、長期的には石灰岩地帯での石灰岩の溶解の原因にもなります。

そういうわけで、三峡ダムのダム湖の水位の急激な下降や水位の大幅な変動はさらなる地すべり被害を出す危険があると私は考えるのです。

13608. 2005年12月23日 19時03分03秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/Daikon/index.html]
13547番投稿の補足

>実は三峡ダム建設以前から三峡は地すべり多発地帯であって、
>逮捕された戴晴氏が編集された「長江 長江」においても侯学U氏が
>朱剣虹氏によるインタビューに答えて、三峡ダムを造れば浸透水による
>軟化作用と浮力効果によってさらに地すべり多発する危険を指摘されて
>おられました。(日本語版「三峡ダム」築地書館p.305参照)


上記の私の投稿に補足しておきますと、私はすぐには上記の侯学U氏の指摘はすぐには理解できませんでした。急激な水位の下降の方が地すべりを起こすと考えていたからです。

今でも、急激な水位の下降は地すべりを起こすと考えていますし、人為的に急激に大幅な水位の変動を繰り返せば地滑りの危険は増すと考えています。水位を上昇したまま安定させるより急激な水位変動の方が地すべりの危険を増すと思います。

そのため、中国政府が増水期の前にダムの貯水余力を高めるため放水して水位を急激に下げる予定だそうですが、それが地すべりの危険を増すと考えますし、さらには急激で大幅な水位変動を毎年繰り返すことによって地すべりの危険を増すと考えています。

13607. 2005年12月22日 19時26分57秒  投稿:ちば 
 [http://www.gmail-maniacs.net/]
Gmail(googleのフリーwebメールベータ版)

使い始めて半月ですが、スパムメールの悩みから
ほとんど完全に開放されました。これまでの苦労を考えると
信じられない思いです。すこし、感想を書き留めておきます。

長所:
スパムメールフィルタが最強
必要なメールを間違えてスパムに分類されることはほとんどない
スパムメールをgoogleに報告することができる
ウイルスチェックも付属している
送信簿がどこでも同じになるからメール管理の悩みが解消
送受信メールへの添付ファイルのサイズは10Mまで
reply-toだけでなくfromも他のメールアドレスに設定できる(いったん英語版にすることが必要)
ヘッダーの詳細を見なければ受信者にはGmailを使っていることがわからない
やり取りのメールが自動的にスレッド表示になる(自分宛CCのメールも束ねられる)
メールボックス容量が2.6ギガある
アドレス帳のインポートは非常に簡単
同一のメールに複数のラベルをつけることが可能
毎日のように新しい機能が追加されている

短所:
webメールなのでオフラインでは編集できない(*popでダウンロードすることも可能)
メーラーのバージョンや設定によってはGmailからのメールを受信すると文字化けする場合がある
超長いファイル名の添付ファイルを受信できないことがある
本文の内容に関連した広告のようなものが表示されることがある
フォルダという概念がないので、これまでのメールフォルダ環境を移行するのは困難
(転送は可能ですが日付は転送日になってしまうようです)
mailto:のリンクをクリックしてもGmailは起動しない
出先で他のPCで使用する場合に、注意しないとIDとパスワードの履歴が残ったままになる
webメール特有の問題(きちんとチェックボックスを確認すれば問題ない)

G-mailの招待状が手元に100通あります(ようやく)
もし、希望される方は直メールをくださいますよう

13605. 2005年12月21日 15時42分44秒  投稿:ちば 
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051221ddm016040108000c.html]
火山学会のカレンダー 好評という記事が出ました!


ここで買えます

13604. 2005年12月21日 12時05分19秒  投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/civil/tsukiau/index.html]
土木学会火山工学研究小委員会
「火山とつきあう」web版です

13603. 2005年12月19日 22時51分09秒  投稿:浅見真規 
 [http://masanori-asami.hp.infoseek.co.jp/JP/Daikon/index.html]
中国の三峡ダムの批判にかたよっては不公平なので日本の田子倉ダムの断面図と比較しときます。

*****
13585番投稿と13594番投稿の補足(ダム直結の発電プラントが三峡ダムの当初設計ではダム土台より低かった件についての比較)

日本のダムでも田子倉ダムはダムに発電所が直結で、発電プラント部分の基礎がダムの土台より若干下になっており、断面図(注1)
http://homepage1.nifty.com/tadamiso/dengen/tagokura-hatudensho-danmen-zu.jpg
で見る限りでは不安定そうに見えます。ただし、岩盤の岩の種類や状況や工事の仕方にもよるので実際にはどうなのかはわかりません。尚、揚水式以外では発電能力日本第2位(建設当時は1位)なので発電効率を安全性より重視した可能性があります。田子倉ダム着工当時(1953年)にはダムの基礎付近の岩盤の「せん断摩擦安全率」 n=(τl+fV)/H が4以上(注2)とすべきとする日本大ダム会議の「ダム設計基準」(1957年)がなかったので、もしかしたら、ダムの基礎付近の岩盤の「せん断摩擦安全率」が4未満かもしれません。

*****
(注1)民宿・只見荘HPの田子倉ダムの解説ページ参照
http://homepage1.nifty.com/tadamiso/dengen/dam2-tagokura.html

(注2)式の記号については実質的に同じ基準を定める「河川管理施設等構造令施行規則」・第9条参照
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S51/S51F04201000013.html

..end