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ある火山学者のひとりごと 13900-13999


13999. 2006年03月18日 21時55分24秒  投稿:ちば 
 [http://www.google.com/mars/]
google mars クレーターだらけという単純なものではない
火山もあるし、砂丘もあるし、峡谷も、みたことのない凍土地形も

13998. 2006年03月18日 03時54分13秒  投稿:わんこ 
ケルマデック諸島のラウル島で噴火したそうです

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200603170005.html

13997. 2006年03月17日 16時12分04秒  投稿:ちば 
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/indonesia/news/20060302org00m030031000c.html]
タンボラ火山発掘調査の詳細記事

インドネシアのメラピ火山で噴火のアラートが出たようですが
メラピの情報を検索していたら、タンボラの記事が引っかかりました

13996. 2006年03月15日 15時34分17秒  投稿:ロム翁 
 [http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/disaster/?1142398481]
「土砂崩落で道志川に“ダム湖”、鉄砲水の恐れ…神奈川」

あぶないのう。大雨が降らんうちに対策して欲しいのう。

13995. 2006年03月11日 18時32分47秒  投稿:さくら 
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/105-20060311110000-42.html]
まため阿寒岳で地震が増えているそうです。

----------------------------------------------------
火山観測情報 第3号


平成18年3月11日11時00分 札幌管区気象台

火山名 雌阿寒岳

** 見出し ***************************

雌阿寒岳で火山性地震が増加しています。火山活動はやや活発な状態が続い
ています。

** 本 文 ***************************

 雌阿寒岳で、本日(11日)01時以降火山性地震が増加しています。地
震の規模はいずれも小さく、体に感じる地震は発生していません。

 雌阿寒岳では、2月18日から19日にかけて地震が増加しました。その
後回数は減少しましたが、2月17日以前に比べやや多い状態が続いていま
した。
 本日01時以降再び地震が増加し始め、00時から10時までの地震回数
は277回となっています(2月18日516回、19日351回)。
 火山性微動は2月21日以降観測されていません。また、GPSによる観
測では地殻変動に特段の変化は認められていません。

 10時現在、噴煙の状況は悪天のため不明です。

 雌阿寒岳の火山活動はやや活発な状態が続いていますので、引き続き、火
口近傍では注意して下さい。

 次の火山観測情報は、明日11時頃に発表する予定ですが、今後、火山活
動に変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。 

13994. 2006年03月11日 02時11分53秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.gyao.jp/]
GYAO→ドキュメンタリ→火山 コマーシャル入りです。

13993. 2006年03月10日 19時06分33秒  投稿:さとぐち 
全くの感覚で話をしているので,大ぼけな発言かもしれませんが,ご容赦ください.
たしかに,非溶結の火砕流堆積物であれば,その部分の流路は固定されるように思いますが,もう一度地形写真をみてみると,網状のぶぶんはやや山裾にも見えるので,傾斜のきついところにある火砕流堆積物をどんどん流していくと,供給量が多くなって,すぐ近くの山裾は網状の流路ができてもおかしくないように思います.
ちばさんの引用した文献をちゃんと読んでから発言すればよかったかな?

どなたかより詳しい方のご意見を聞きたいです.

13992. 2006年03月10日 00時29分03秒  投稿:ちば 
 [http://pubs.usgs.gov/pinatubo/janda/index.html]
火砕流は台地になることが多いですよね
非溶結の火砕流は結構水を通すから、
いったんガリーがはいると
どれかひとつがどんどん掘れてしまうから
流路は固定されてしまい、結局火砕流台地が出来る

丸いカルデラの周囲は勾配がゆるくとも、
上に凸の円錐形の斜面の一部で
全くフラットの平野のような網状流はできにくい
特にカルデラのすぐ近くでは出来にくいだろうと感じたのです
 溶結しているのかもしれないですね

13991. 2006年03月09日 10時24分03秒  投稿:さとぐち 
>13979 ちば様

タンボラの写真をみると確かに網状に見えます.
ので,これは,火砕流堆積物というより,その後のリワークによってできた網状河川様の地形じゃないでしょうか?

13990. 2006年03月09日 00時30分54秒  投稿:いのうえ 
レイテ災害ですが、ERSDACが災害後の画像を公開しています。
http://www.ersdac.or.jp/todayData/EDS/00.5/pict_j.html
この数日は、レイテ災害の地元ニュースも少なくなったようです。比国では、Landslide危険地帯の全国的な洗い出しと、住民移転が議論されているようです。

13989. 2006年03月08日 23時32分25秒  投稿:ちば 
 [http://science.monstersandcritics.com/news/article_1135261.php/Scientists_warn_of_a_Vesuvius_eruption]
イタリアベスビオ火山の長期予測の論文が紹介されています
ポンペイの悲劇のときの噴火よりも大きい噴火の対策をという内容
地震と同じような再来周期の考え方を入れているようです

13988. 2006年03月08日 22時18分18秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]
ちばさま
 早速ご教示いただき、ありがとうございました。

 ホームページを更新しました↑
 3/27午後の高校生向きの講演会(兵庫県伊丹市)の案内があります。


13987. 2006年03月08日 18時05分06秒  投稿:ちば 
 [http://pubs.usgs.gov/pinatubo/janda/index.html]
ピナツボ火山の噴火後の泥流対策の論文に
(日本人の著者がいない)に "sabo dam" はありましたから
まあ、証拠としてはあると答えてもいいのではないでしょうか
Assessment and Response to Lahar Hazard around Mount Pinatubo, 1991 to 1993
著者はUSGSとPHIVOLCSとイリノイ大学

tsunami karaoke のような国際語というわけではないと思います

13986. 2006年03月08日 17時30分54秒  投稿:ちば 
 [http://www.waterpowermagazine.com/graphic.asp?sc=2024954&s=eq5]
結構あると思ったのですが たしかに少ないですね
上のリンクの図にsaboという言葉があります

http://www.waterpowermagazine.com/story.asp?storyCode=2024954
のなかで解説があります

Sabo dam
Sabo is a combination of two Japanese words;
Sa and Bo, The first word means sand and the second means protection.
Sabo dam is literally a check dam in English, implying a dam for abrasion-erosion protection.
A Sabo dam is designed to protect the downstream riverbed from hydraulic scouring and undesirable erosion [10].


その[10]文献はこれかな
Council of Agriculture, 1991/11, Taiwan, Investigate on the present situation of Sabo Dam in Early Taiwan, 1-4.



13983. 2006年03月08日 13時10分53秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo200603.html]

 岩波書店『科学』2006年3月号のコラム『大地の動き・人の知恵』に、「北海道十勝岳の噴火と火山砂防」という話を書きました(239-240ページ)↑ 噴煙を上げる十勝岳の写真も載っています。

 火山麓の土木施工は砂防と呼ばれていますが、文中で私は「この用語は国際的にもそのまま定着し“sabo”という英語が用いられている。」と書きました(240ページの左欄)。

 すると読者の方から、saboが世界語になったという証拠が日本語あるいは日本発の文献以外に見あたらないのだが、というご意見をいただきました。

 拙文でも引用した岩波新書『土石流災害』の54ページには、「SABOは世界の共通語」という見出しがあります。

 どなたか国際語としてのsaboが使われている文献をご存じでしたら、教えていただけましたら幸いです。


13982. 2006年03月08日 01時25分06秒  投稿: 
はやぶさ復活!!

「はやぶさ」探査機の状況について(JAXAプレスリリース)
記者会見の模様(松浦晋也のL/D)

「より重症になっているが、杖のつきかたはうまくなっているのかも知れませんね。」(川口プロマネ)
だそうです。

13981. 2006年03月06日 20時01分46秒  投稿:ちば 
 [http://staff.aist.go.jp/a-takada/Indonesia.html]
高田さんのページにタンボラ火山への言及がありました

13980. 2006年03月06日 19時52分16秒  投稿:ちば 
 [http://crisp.nus.edu.sg/monthly_scenes/y2002/Jun02_i.html]
タンボラ火山の衛星写真
Satellite image : G. Tambora, Sumbawa island, Indonesia (10 Jun 2002)
やはり東側に何かが流れ出しているのがわかる

13979. 2006年03月06日 19時45分12秒  投稿:ちば 
 [http://local.google.co.jp/local?f=q&hl=ja&q=tambola&ll=-8.263817,118.056679&spn=0.317673,0.447693&t=k]
タンボラの東側かなあ 火砕流の地形にしては網状流に見えるのは何だろう

13978. 2006年03月06日 12時39分24秒  投稿:ちば 
 [http://www.cnn.co.jp/science/CNN200603010018.html]
インドネシア・タンボラ火山の噴火で消えた町を発掘

13977. 2006年03月01日 06時08分48秒  投稿:ちば 
 [http://unosat.web.cern.ch/unosat/asp/prod_free.asp?id=46]
UNOSAT
Leyte Island - Village of Guinsaugon - Pre-Disaster Image (landslide included)

13975. 2006年02月26日 23時55分09秒  投稿:ちば 
 [http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2006/0223c.htm]
レイテ島地すべりに関する国土地理院のプレスリリースです

13974. 2006年02月26日 23時04分51秒  投稿:みき 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060225-00000121-kyodo-pol]
国土交通省と関係都道府県が
火山噴火の「緊急減災対策計画」指針をまとめることにしたというニュース。

13973. 2006年02月26日 10時30分35秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.tbs.co.jp/radio/xitalk/]
おはようございます。今晩のTBSラジオで火山の話をします。

  TBSラジオ「サイエンス サイトーク」 954 キロヘルツ
  放送日:2月26日(日曜)夜9時-9時半

 ゲスト:鎌田浩毅(京都大学大学院教授、火山学)「知的生産のヒント」
 パーソナリティ:日垣隆(ジャーナリスト)、有村美香(TBSアナウンサー)
 番組内容:鎌田さんは火山学を研究するだけでなく、わかりやすい文章を書くため に様々な名文を分析するなどして、「火山のすごさ、火山学をはじめとした地球科学 の面白さ」を伝えようとしてきました。
 一般教養課程の講義「地球科学入門」は自然科学を敬遠しがちな文系の学生に「わ かりやすい、面白い」と大人気だそうです。
 その鎌田さんの話題の近著が「成功術 時間の戦略」(文春新書)。仕事や趣味、生 活を充実させるための「時間の活用法」や「人間関係の戦略」など、研究生活を通じ て考えてきた「良く生きるためのヒント」を語ってもらいます。

 ☆なお、放送後には上記のインターネットでも聴くことができます↑

13972. 2006年02月26日 02時07分09秒  投稿:やぎ 
追加
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32256
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32257

右上に高解像度画像へのリンクがあります。

13971. 2006年02月25日 17時49分51秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jdisaster2.htm]
「だいち」PALSAR 北西方向から見たフィリピン・レイテ島の地すべり被災地

13970. 2006年02月24日 23時22分22秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte20060224.jpg]
氾濫範囲を修正、河川を記入、等高線を太く、
100m間隔の計曲線挿入(やぎさんのはまだ見てません)

13968. 2006年02月24日 22時31分17秒  投稿:Hal.T 
レイテ島地すべり・・・・「だいち」の絵はないのかなあ? 早くほしい。

13967. 2006年02月24日 22時28分37秒  投稿:やぎ 
米海軍サイトから地滑りの様子が写っている写真をいくつか
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32089
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32074
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32073
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32126

13966. 2006年02月24日 19時53分03秒  投稿:ちば 
 [http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/natural_hazards_v2.php3?img_id=13377]
レイテ島地すべり発生後の衛星写真
雲の下ですが、少しだけ見えています。
真っ黒に見えているのが氾濫範囲の一部

13965. 2006年02月23日 18時12分20秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/SRTM_and_Landsat5TM-50.jpg]
消防研究所の新井場さんを通じて、特別研究員の鄭炳表さんが作成された
レイテ島地すべりの鳥瞰図の投稿がありましたので掲載します
「当研究所の特別研究員、鄭 炳表さんが、ランドサットの画像と
SRTMと千葉さんの作成された地すべり外縁のデータを鳥瞰図に
加工してくれました。
よければ掲示板に貼っていただけると幸いです。
本人はみんなに見ていただきたいと仰っています。」


こうやってLANDSATと重ねてみると、河川の位置がよくわかります
われわれの推定した範囲は、少し狭かった。崩壊土砂は
もう少し広がっていたということがわかります。
いそいで、修正しなくてはいけないですね。
 川でとまったという感じでしょうか

13964. 2006年02月23日 17時28分14秒  投稿:ちば 
 [http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/reite/index.html]
国土地理院の
レイテ島地すべり関連ページへのリンクです

13963. 2006年02月23日 17時21分58秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte_50000_A3_300dpi.png]
森先生>
 どうもお久しぶりです
情報をありがとうございます
 発生後の衛星写真を探していますが、まだないようですね
まだ、雨が降っていたり曇っている関係でしょうか
SARなら取れているとおもうのですが

13962. 2006年02月23日 00時31分34秒  投稿:もり 
愛媛の森です.お久しぶりです.

地震に限らず自然災害が起きると,たまに参考にさせて戴いています.
貴重な情報満載で重宝しています.

今回の地すべりの規模が大きいので興味を持って
少し写真を探してみました.
フィリピン政府の関係Websiteには写真が見つかり
ませんでしたが,米軍はさまざまな情報を
出しており,なかでも写真はUS Navyが秀逸です.

地すべりの源頭部の地質がよく見える写真があります.
少しは質感が把握できます.
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32074

千葉さんの引用しておられた斜め写真はUSPACOMの
Webに掲載のものですが,撮影者などの情報が掲載
されているオリジナルはここにあるようです.
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=32073

参考になれば幸いです.

13961. 2006年02月22日 06時56分55秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte_50000_A3_300dpi.png]
フォローありがとうございます
 追加の情報です。こちらが解像度300dpiのpngファイルです
レイテ島地すべりについて、1/50,000スケールの
赤色立体地図つき等高線図を作成し
暫定的に地すべりの範囲を記入した図面を作成したので
ここに公表します。ダウンロードして300dpiで印刷すると
縮尺が1/50,000になるように調整しました。
使用したDEMデータは、NASAのSRTM-3 
約90mの解像度のSAR画像から作成した地形モデルで
DEMというよりも熱帯雨林ではDSMと考えたほうがよい場合もあるようです
判読に使用したのは
http://www.pacom.mil/の斜め写真を基本とし、マスメディアのビデオ画像も参考にしました。
地すべりの範囲の図は、まだ誤りを含んでいる可能性があります。
なお、SRTMはSARによる計測という性質上、データの欠落部が散在しています。
赤色立体地図上ではうすいグリーンで表現されています。
基本的に急斜面に見られますので、地すべりの滑落崖付近にもあります。
(作成責任者:アジア航測 千葉達朗・鈴木雄介)

tiffで30メガもあったので困っていたのですが
サイズを小さくすることができました
#訂正
#13953の書き込みのjpgファイルは
150dpiで印刷したときに縮尺が1/50,000になるのでした。
これらは、後日きちんとしたページに公表します。

13960. 2006年02月21日 23時19分23秒  投稿:すずき 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte_landslide_map.jpg]
SRTMについて

千葉さんのアップしてくださった赤色立体地図ですが、NASAで
公開しているSRTMから作ったものですが、SRTMはSARによる計測
という性質上、データの欠落があります。
赤色立体地図上ではうすいグリーンで表現されています。
(地すべり頭部付近の南北や急斜面などに見られます)

アップしたものにも、千葉さんのコメントにも書いていなかったので
念のため。

13959. 2006年02月21日 12時02分08秒  投稿:ちば 
こういう崩壊を事前に予測することは出来なかったのか
大雨がトリガーになったらしい崩壊のタイミング予測はは別として、
 もしも、地形解析からハザードゾーニングができていたとしても、
地形的にここは危ないから集落を移転したほうがいいと
いうアドバイスを、自信をもってできたかという感じはしますね。
われわれに、なにかできることはあるか。

13957. 2006年02月21日 11時49分59秒  投稿:ちば 
こうやってみると、DEMから作った地形図というのは、
何の注記もなく、今ひとつな感じですね
フィリピンのレイテ島については、
戦前に作成された地形図があるのではないでしょうか
 それにしても地質がまだわからない、
流れ盤ではなさそうということはいえそう
(名古屋駅にて)

13956. 2006年02月21日 08時42分46秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte-3d.jpg]

鳥瞰図表示

13955. 2006年02月21日 08時22分26秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte_all_1280.jpg]
レイテ島全体の地形

使用したDEMデータは、NASAのSRTM-3 
約90mの解像度のSARで作成した地形モデル
高度段際画像に赤色立体地図を重ね合わせたものです
島の中央部を縦断するフィリピン断層の地形が見事です
(今回の地すべりはその断層のすぐそばで発生しています)
ersdacによるJERS-1による画像と解説へのリンク

13954. 2006年02月20日 23時37分16秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte_landslide_map.jpg]
ざっと計測してみました。
地すべり発生地点の高度800m 到達地点20m 高度差780m
両者の水平距離約3.5km H/L=約0.22

13953. 2006年02月20日 23時30分24秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte_landslide_map.jpg]
レイテ島地すべりについて、1/50,000スケールの
赤色立体地図つき等高線図を作成し
暫定的に地すべりの範囲を記入した図面を作成したので
ここに公表します。
ダウンロードして300dpiで印刷すると
縮尺が1/50,000になるように調整しました。
使用したDEMデータは、NASAのSRTM-3 
約90mの解像度のSAR画像から作成した地形モデルで
DEMというよりも熱帯雨林ではDSMと考えたほうがよい場合もあるようです
判読に使用したのは
http://www.pacom.mil/
の斜め写真を基本とし、マスメディアのビデオ画像も参考にしました。
地すべりの範囲の図は、まだ誤りを含んでいる可能性があり、
今後修正される可能性があり、現状で正確さは保障しません。
(作成責任者:アジア航測 千葉達朗・鈴木雄介)

13950. 2006年02月20日 19時17分42秒  投稿:ちば 
 [http://www.pacom.mil/special/0602pimudslide/photos.shtml]
訂正 地質図をよく見ると(あまりみえないけど)
花崗岩の範囲からはずれて、第三紀の火山岩の範囲のようですね

13949. 2006年02月20日 19時02分12秒  投稿:ちば 
 [http://www.pacom.mil/special/0602pimudslide/photos.shtml]
[レイテ島地すべり]米軍関係のページに ヘリコプターから撮影した
高解像度の斜め写真ありました。

これで発生地点の特定が可能です



13946. 2006年02月20日 18時24分57秒  投稿:ちば 
 [http://unosat.web.cern.ch/unosat/freeproducts/philippines/DLR_200602_philippines_landslide_elevation_mid.jpg]
[レイテ島地すべり]リンク
 発生地域を含む地形図 高度段彩陰影図 +わずかな地名

13944. 2006年02月20日 17時46分33秒  投稿:ちば 
 [http://unosat.web.cern.ch/unosat/asp/prod_free.asp?id=46]
[レイテ島地すべり]発生後の衛星写真はまだないようですね
USGSが18日に公表している画像も古い写真です

Product FOOTPRINT (LAT x LONG, WSG84 Geographic, decimal degrees)
TopLeft: 10.45 x 125
BottomRight: 10.17 x 125.28

Landsat image of Southern Leyte Province, pre-disaster overview map of the potentialy affected area St Bernard. Note: Archived imagery.

13941. 2006年02月20日 11時16分52秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm]
>13937.タロウ@毎日さん、とても面白かったです。
 島原でのその後の準備の様子を、またここに掲載してください。楽しみにしています。

 文芸春秋3月号に、『首都直下型地震』についての解説を書きました(300-301ページ)↑
「日本の常識 今何が問題なのか?どう考えればよいのか?推薦図書リスト付」という特集で、44項目に渡ってユニークな意見が述べられています。
 地震関係の本としては、『地震のすべてがわかる本』(成美堂出版)、『生き残りマニュアル 大震災その時どうする?』(日本経済新聞社)、『震災時 無事に家族と出会う地図 <首都圏版>』(実業之日本社)が、とっさの場合の役にたつと思います。

13939. 2006年02月20日 10時49分51秒  投稿:ちば 
 [http://www.fal.co.jp/geog_disaster/2006march_special.html]
日本地理学会災害対応委員会主催
2005年パキスタン地震に地形学はどのように挑んだのか?
−リモートセンシングから地震断層現地調査−
日時:2006年3月29日(水) 13:00〜16:30
場所:埼玉大学工学部総合研究棟1F シアター教室


13938. 2006年02月20日 10時48分59秒  投稿:ちば 
 [http://news.inq7.net/nation/index.php?index=1&story_id=66737]
[LEYTE]泥に埋没した小学校の生存者からのメールについて 詳報

13937. 2006年02月19日 13時44分14秒  投稿:タロウ@毎日 
続・Cities On Volcanoes5島原

小生のCOV4参加記です
(写真特集ページ=文字のみです)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/archive/news/2006/02/17/20060217ddlk42070413000c.html

(連載上)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/archive/news/2006/02/17/20060217ddlk42040406000c.html

(連載下)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20060218ddlk42040271000c.html

13936. 2006年02月19日 04時02分00秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/20030529miyagi/index.htm]
2003/05にあった宮城地震による築館の高速地すべり↑のようなものかなあ。


13935. 2006年02月18日 23時14分23秒  投稿:Pochi 
ちばさん>
 復活していたとは知りませんでした、が、役割はもう終わっているような気も・・・

ふう〜〜

13934. 2006年02月18日 21時26分17秒  投稿:さくら 
 [http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060218&j=0022&k=200602185694]
雌阿寒岳で火山性地震増加 活動やや活発  2006/02/18 20:16
 釧路地方気象台は18日、北海道東部の釧路市と足寄町などにまたがる雌阿寒岳で
火山性地震が増加し、火山活動がやや活発な状態になっていると発表、注意を呼び掛
けた。

同日午後4時現在、噴煙の状況はふだんと変わりなく、地殻変動にも変化はないという。

13933. 2006年02月18日 21時16分36秒  投稿:ちば 
 [http://esprix.net/~netfish/nagaya/nagaya.cgi?room=030]
pochiさん>
 三宅島で噴火で灰が降ったというのは、おどろきました。わたしも
昨年5月と7月にいって以来、なかなかいけなくてもう2月になってしまいました。
空港のターミナルを移転することで、空路再開をする方向にきまったそうでよかったと思います。
 さて、「ここは三宅島」ですが、 やってはみたもののwikiというスタイルには
まったくなじまないということに気がつきました。このままではよくないと考えとりあえず、
掲示板を借りて以前のスタイルに戻しています。(借家は流される危険もあるかもしれません)
今後、どのようにしていくのかは模索中ですが、積極的な書き込みをおねがいします

13932. 2006年02月18日 20時05分29秒  投稿:Pochi 
 [http://www.sankei.co.jp/news/060218/sha069.htm]
三宅島、昨年5月18日以来の噴火。

13931. 2006年02月18日 19時51分45秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/leyte-rrim.jpg]
SRTM-3の90mDEMからレイテ島の赤色立体地図を作成
その一部を切り出して、google earthに貼り付けて 
鳥瞰図を作成してみました

白い矢印で示した部分が ギンサウゴンの位置です(BBCの地図による)
ちょうど活断層の東側 下盤側の平坦地かもしれません

7時のNHKニュースの画像では 少なくとも尾根付近に2箇所の
深くえぐれた崩壊地が見えたので、表層崩壊はありえない感じですね
一番深いところでは30m という数字も出ているようですね

13930. 2006年02月18日 16時24分04秒  投稿:ちば 
 [http://www.phivolcs.dost.gov.ph/GGRDDpage/home/home.htm]
フィリピンの地形・地質の情報はここにあるようです
  ■活断層分布 ■活火山分布

13929. 2006年02月18日 16時22分51秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/international/update/0218/012.html]
朝日の記事が詳しい 
発音は ギンサウゴン と読むのらしい

13923. 2006年02月18日 15時51分25秒  投稿:ちば 
 [http://tvipacific.com/general/philrep.shtml]

地質は花崗岩かなあ とすると大規模なマサ土の表層崩壊かもしれない
google earthの簡易計測では
標高差600m、流走距離3km+α H/L 1.5-2.0 くらいか

13921. 2006年02月18日 15時37分12秒  投稿:ちば 
 [http://news.bbc.co.uk/2/shared/spl/hi/pop_ups/06/asia_pac_enl_1140174222/html/1.stm]
埋まった村の名前は guinsaugon 
遠くに見えたのは 断層崖のようですね

http://www.channelnewsasia.com/imagegallery/store/phpeRHxvb.jpg

13916. 2006年02月18日 14時57分55秒  投稿:ちば 
 [http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060218/eve_____kok_____001.shtml]
フィリピンレイテ島の地すべり 村ひとつが10mもの土砂に埋まったという
遠景にみえる崩壊地の地形をみると
馬蹄形というわけでもなさそうだ
いったいどんな地形でどんな地質なのだろう
500ミリの大雨が引き金だったのか、地震という話もあるようだ

13915. 2006年02月17日 20時34分25秒  投稿:いしどう 
 [http://www.channelnewsasia.com/stories/afp_asiapacific/view/193689/1/.html]
地すべりの直前にM2.6の地震があった、という情報が上記 Channel News Asia が伝える AFP電にありました。
でも、地すべりの原因なのかどうかについてはわからない、とも。

13914. 2006年02月17日 19時49分34秒  投稿:ちば 
 [http://thestar.com.my/news/story.asp?file=/2006/2/17/worldupdates/2006-02-17T145812Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_-237101-2&sec=Worldupdates]
Many feared dead in Philippine mudslide
空撮写真がありました。

http://thestar.com.my/news/story.asp?file=/2006/2/17/worldupdates/2006-02-17T151906Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_-237101-3&sec=Worldupdates

13913. 2006年02月17日 16時58分49秒  投稿:wakyrou 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000006-yom-int]
比レイテ島で大規模地滑り、200人死亡か

 【マニラ支局】フィリピン中部のレイテ島で17日、大規模な地滑りがあり、AFP通信は地元赤十字当局者の情報として、約200人が死亡、1500人が行方不明になったもようだと伝えた。

 地滑りが起きたのは、レイテ島南部の村で、ひとつの集落が壊滅状態になったとの情報もある。

 現地には約500戸の住宅があるとみられているが、詳細は不明。軍が現地にヘリコプターを派遣し、被害の模様の把握に努めている。
(読売新聞) - 2月17日15時25分更新

13912. 2006年02月17日 06時53分44秒  投稿:KAWA 
解析技術とかここ数年で格段に進歩、というよりお手元のPCでも見れるようになったのは便利になったものです。今海外に住んでいるのでこうして投稿できるのも技術発達あらばこそですね。そうそう話は全く違うのですが、いつも東京に帰ると驚くのは、(というか暗くなってしまうのは、)東京って(電車での)人身事故があまりにも多いこと。インターネットのメディア報道も社会欄でなく、交通情報で取り扱うことが大半ですよね。これも人間が「物」化した究極でしょうかね。毎日通勤途中に「人が死にましたー」って情報が常時流れているのはおそらく東京だけだと思います。

13911. 2006年02月16日 00時47分14秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20060214/ftu_____sci_____002.shtml]
 東京新聞のコラムに、脱デカルト主義について書きました↑
 早い話が、細切れにしても地球のことは分かりませんよ、ということです。

 もちろん、要素分割法が近代科学を進展させたのですが、地球温暖化問題などは行き詰まっていますよね。

 グレゴリー・ベイトソン(1904〜1980)の主著『精神と自然』の訳者あとがきで、佐藤良明氏は
「いま見つめていることを、そのまわりのことと一緒に考えること」
 という見事な解説を書いています(316ページ、新思索社、2001年)。

 誰かしっかりとベイトソンのあとを継いで欲しいものです。

13908. 2006年02月15日 21時29分25秒  投稿: 
 [http://www.jaxa.jp/press/2006/02/20060215_daichi_j.html]
「だいち」>ちばさん

いやー、すごいですね。かの有名な地図描画ソフト「カシミール」の実写版ですか。つまりは、
リアルミール、あるいは実ミール?(^_^;)。すみません、茶々です。

13907. 2006年02月15日 21時12分29秒  投稿:ちば 
 [http://www.jaxa.jp/press/2006/02/20060215_daichi_j.html]
陸域観測技術衛星「だいち」
パンクロマチック立体視センサ(PRISM)の画像
が公開されました

13906. 2006年02月14日 21時31分43秒  投稿:こやま 
 [http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf111-2/p222-232.pdf]
↑こっちの論文で一般化しています.地学雑誌のページ.

13905. 2006年02月12日 02時02分09秒  投稿:KAWA 
>ちば様:真黒様
ありがとうございます。火山・地震の周期性を図るというのは難しそうですね。

13904. 2006年02月11日 17時55分56秒  投稿:真黒熊象 
 [http://www004.upp.so-net.ne.jp/shioi/Hokuriku_Kanto_yoso.htm]
KAWA様、ちば様、こんにちは。

1890年台の東北日本での大規模地震と火山活動の連鎖的発生について以前調べて
みたページがあります(上記URL)。参考になれば幸いです。

13903. 2006年02月11日 16時12分12秒  投稿:ちば 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Fuji/fujid/fig2.html]
KAWAさん>
 はじめまして、
地域的にも時間的にも集中して噴火する事例がありますね 
磐梯山1888年、吾妻山1893年、安達太良山1900年の噴火や
北海道駒ケ岳1640年、有珠山1663年、樽前山1667年の噴火が
その良い例だと思います
 火山の噴火と地震の関係については、いろいろ調べられていますが
小山さんが富士山の噴火と地震の関係について整理しています↑
たとえば富士山の1707年宝永噴火の開始は、宝永地震の49日後です
 私の印象では火山学者と地震学者は結構仲良しです
というか、結構ダブっています。(以前は学会事務所が同じ住所でした)
火山観測二アリーイコール地震観測という側面もあります

13901. 2006年02月11日 05時58分41秒  投稿:KAWA 
日本の火山噴火史を見ているとある期間集中的に噴火が起きたりしてランダムに起きていません。大きな応力変化(つまり大地震)があってそれをきっかけに「集中」化をもたらすのかなと。そう考えると火山の噴火を当てることは、つまり地震を当てることなんでしょうかね。でも、火山学会と地震学会は、別々なのでこういう連携は不得意そうな。(違っていたらすいません。)

13900. 2006年02月10日 22時17分12秒  投稿:やぎ 
続報
以前から弱い噴気があったところのようで、特に温度が高いこともなく、
この冬の寒さで目立ったということらしい。あまり心配するようなことではないようです。

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