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ある火山学者のひとりごと 1400-1499


1499. 2000年04月26日 19時12分39秒 投稿:ちば 
 [http://www.mr.hda.go.jp/usudata/helicp/he03.jpg]
有珠山土砂災害対策専門家チームのサイトに掲載されはじめた
4月25日の無人ヘリ画像
(あらかじめ決められたコースをGPS頼りに飛行してくるらしい)

さすがにこのアングルはイコノスでも撮れない
国道が階段のごとくになっている
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1497. 2000年04月26日 18時34分43秒 投稿:ちば 
 [http://www.spaceimaging.co.jp/conte/jpeg/data10_3.jpg]
こりゃ、たまげた、同感です。
イコノスによる西山西火口群の4月4日の状況
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1496. 2000年04月26日 18時17分27秒 投稿:早川 
 [http://www.spaceimaging.co.jp/conte/sampleimage/jpeg8.html]
すごい.いまのNNN.
イコノス衛星画像の説明プログラム3分.
たまげだ技術だ.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1495. 2000年04月26日 09時41分28秒 投稿:びんた切れの水晶 
 昭和新山の時は、隆起場所があちこち変わったそうですから、今回も隆起場所が変わる
のかもしれませんね。

 上がってきたマグマが、出口をもとめてさまよっているのかもしれない。
[160.202.2.10][Mozilla/4.51 [ja] (Win95; I)]

1494. 2000年04月25日 16時55分56秒 投稿:ふじた 
 [http://www.nae.jgsdf.go.jp/cgi-bin/usuphoto/bigphoto.cgi?day=20000409&file=img20000409234049.jpg]
1493の訂正です。
自衛隊の撮影日は、4月7日でした。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1493. 2000年04月25日 16時54分51秒 投稿:ふじた 
 [http://www.nae.jgsdf.go.jp/cgi-bin/usuphoto/bigphoto.cgi?day=20000409&file=img20000409234049.jpg]
西山西麓の水溜りですが、
4月9日に撮影した自衛隊写真には、すでに写っています。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1492. 2000年04月25日 14時39分45秒 投稿:ちば 
 [http://www.mr.hda.go.jp/usudata/kusatu/ph51.jpg]
隆起速度が低下しているという事ですが
マグマがどんどん浅くなってきているはずなのに、・・

もしかしたら、単に、マグマヘッドが浅くなって
変形が局在化しただけかもしれないですよね

やはり、火口から離れた地点の地殻変動推移から、
マグマの先端の位置や動きを類推するには制約があるということかもしれません

だから、できれば、火口のすぐそばの、断層のそばの最も動きの激しいところの
詳細な時系列変化のデータが欲しいところですね。

[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1491. 2000年04月25日 12時39分34秒 投稿:ジロー 
1487ちば>実際に自分の目で見たことはないのですが
1487ちば>コックステイルジェットって、
1487ちば>その80-90%位は実は水(お湯)と言う感じなのでしょうね。
1487ちば>かざはやさんはみたのかな?
4月3日に洞爺湖北岸から金毘羅山周辺を撮影したビデオをずーっと見ていたのですが
コックステールジェットを伴う噴火がしばらく続くと.火口の下側斜面からモクモクと
水蒸気が上がり始めるのが確認できます.これはコックステールジェットで吹き上がっ
た熱水が多くなると,火口の外で熱泥流になって流れているのだろうと見当をつけまし
た.巨大な消防ホースから土砂混じりの熱水を吹き上げてるイメージが湧いてきます.

 ただ,直接火口からあふれて流れている可能性もありますが.噴石丘(と言って良
い?)は透水性が良いので,あふれるというよりも,リムの一部が決壊して流れ出して
いる,と言うほうが想像しやすそうです.
[133.86.88.171][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1490. 2000年04月25日 08時58分17秒 投稿:早川 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/terada/usu/morning/collapse.html]
うん,16日の写真の水たまりはよくわかる.

知りたいのは,やぎさんがいう「12日にはすでにできていました」の
水たまりです.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1489. 2000年04月25日 08時52分38秒 投稿:ちば 
 [http://www.mr.hda.go.jp/usudata/kusatu/ph51.jpg]
はやかわさん>
↑の写真の中央ややしたのやや左より、
国道320号の交差点から周辺の駐車場にかけての部分です
黄土色の泥水のように見えます。
これのことです。
[210.159.94.105][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1488. 2000年04月25日 06時30分05秒 投稿:早川 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/terada/usu/morning/collapse.html]
ちばさんのあの水たまりってどの水たまり?

火口に水がたまっているのはこれまで何度も見たけど,
この水たまりは火口ではないよね.

水が噴出する話は,↑の寺田さんのページが参考になるでしょう.

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1487. 2000年04月25日 00時09分00秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
やぎさん>
そうか、12日には見えていたということは、あの水たまりだったわけですね。
こっちのアングルから見たのがはじめてだったので、驚いてしまったらしいですね。
あそこの交差点の辺りまでおよんでいようとは思いもしませんでした。
もっと小さいような、印象を受けていました。

やぎさん>雪解け水か地下水
12日までの間はほとんど雨らしい雨は降っていないから、
その水は、降水起源ではないということは、はっきりしていると言う意味ですね。

では、地下水がどうしてそこにあるかというと
もはや、水蒸気爆発の時に火口から吹き出した、例の
コックステイルジェット起源ということでしょうね
それとも、もうもうと湯気をあげながら、火口や地割れからオーバーフローしてくる、
熱泥流(熱泥水だという意見もある)だったのでしょうか。
(この辺ではなかったように思うけど)

実際に自分の目で見たことはないのですが
コックステイルジェットって、
その80-90%位は実は水(お湯)と言う感じなのでしょうね。
かざはやさんはみたのかな?

三宅島1983年噴火のあと、新澪池の南でコックステイルジェットの堆積物をみたけど
淘汰が悪くて、流木(?)を多く含み、段波が明瞭な、「空飛ぶ土石流」という感じでした。
現地に入ったときの第一印象は、「雨上がりの採石場」みたいでした。
あのときも、新鼻火口との間の窪地にできた池が、
なかなか干上がらずに何カ月もずっとありました。
今回の「水たまり」も、きっとそれと似た類のものなのでしょうね。
すみたさんはみてる?>
[210.159.94.211][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1486. 2000年04月24日 21時29分12秒 投稿:やぎ 
水たまりですが,本当なら南に下っているはずの道路上にできた水たまりですね.

少なくとも12日にはすでにできていました.そのころまではたいして雨は降っていない
はずなので,雪解け水か地下水が溜まったもののようです.
[202.213.159.209][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1485. 2000年04月24日 20時44分03秒 投稿:ちば 
 [http://www.mr.hda.go.jp/usudata/kusatu/ph51.jpg]
昨日までのあめとか書いちゃったけど
16日の写真なら話が変わりますね

いずれにせよ、この天然ダムは、結構おおきくて、
十分に土石流発生を抑止する効果があると思う
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1484. 2000年04月24日 20時20分34秒 投稿:ふじた 
 [http://www.mr.hda.go.jp/usudata/dosha.htm]
ちばさま>
さっきの写真は、4月16日の撮影です。
(この写真に、もっと早く気づけば良かったのですが)
地形図を見ると、隆起前のこの辺りは、ほぼ水平か、
南に向かってわずかに傾斜している程度だったようです。
少なくとも、北に急傾斜している部分は、無い様に思えます。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1483. 2000年04月24日 20時11分16秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/volume2.htm]
ふじたさん>
ほんとうだ、まあ、アングルのせいかもしれないけれど、
とても登れそうにない急な坂に見えます。

左のバイパスの方には、大きな水たまりができていますね
昨日までの大雨でできたのでしょうが、
あのへんは、洞爺湖温泉側から走っていくと、
カルデラ崖のところの大きなヘアピンに峠があって
そのあとゴミ焼却場への分岐をすぎた辺りだから
ゆるい下り坂だった場所ですよね
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1482. 2000年04月24日 19時44分38秒 投稿:ふじた 
 [http://www.mr.hda.go.jp/usudata/dosha.htm]
1481の追加です。
下記のHPは、有珠山土砂災害対策チームによる調査結果報告のHPでした。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1481. 2000年04月24日 19時40分29秒 投稿:ふじた 
 [http://www.mr.hda.go.jp/usudata/kusatu/sat0417.htm]
北海道開発局 室蘭開発建設部のHP画像です。
4月16日に撮影された西山火口群の写真、3枚のうち
真中の写真に注目です。
他ではあまり見ないアングルの写真なのですが、
この写真を見ると、向かって右側の道路(県道)が
火砕丘の部分で、大きく持ちあがっているように見えます。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1480. 2000年04月24日 12時40分27秒 投稿:相原延光 
大里さん、千葉さん、風評被害の分析に関してですが、
伊豆東方沖の火山活動による初島沖での水蒸気爆発があったときや、
それに伴う群発地震では、伊豆半島全体の観光地に風評被害がひろがった
と考えられますが、そのとき伊豆大島の売店の人に聞きましたら、
パック旅行のルートの一部に問題があると、すぐにキャンセルが
入ってしまうとのことでした。観光に関しては、旅行業者の判断も
関係があるように思います。
[210.145.21.204][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1479. 2000年04月24日 12時12分21秒 投稿:大里 
 [http://news.yahoo.co.jp/headlines/hkd/000422/loc_news/08010000_hkdnws002.html]
1472の記事がなくなっていましたので、アドレス引用をyahooに変更いたします。
[210.166.224.47][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1478. 2000年04月24日 11時34分14秒 投稿:大里 
 [http://www.pref.hokkaido.jp/skikaku/sk-jkkku/usu/pasokonsetti.htm]
ちばさん>
 自由に閲覧できる。(自分で勝手に閲覧できるor補助者がいてwebを見ることがで
きない人にも閲覧できるような対応がとられている。or使用者を限定して閲覧できる。
???)かどうかの情報までは入手していませんが、少なくともアドレス引用したように、
北海道総合企画課が、各避難所にパソコンを設置しているようですよ。
[210.166.224.47][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1477. 2000年04月24日 10時40分31秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/volume2.htm]
おおさとさん>
オンタイムのハザードマップという考えには賛成です

室蘭がどうのという問い合わせがあるということは
土地勘がないのでそういう誤解あっただけかもしれませんが
マスコミも必要な情報をきちんと伝える責任を
果たせてていないのかもしれませんね

噴火当初こそたくさんの情報が流れていましたが
最近はめっきり減ったように思います。
今回は各機関やマスコミ、
大学等のwebページがあるから、
何とかなっているのかもしれません

いま、すべての避難所にパソコンがあって、
webページを誰でも自由に見れるようになっているのでしょうか
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1475. 2000年04月23日 23時02分50秒 投稿:大里 
 [http://www.mr.hda.go.jp/23rain_b.jpg]
>ちばさん
 確かに1473で千葉さんが言われているように、風評被害といえないケースもあるかと
思います。(ちばさんが言われているようなケースは、交通遮断や直接的被災に伴う経
済被害と私は考えています。)
 しかし、新千歳〜苫小牧〜室蘭ルートや、道路網では、開発局HP(引用したアドレス)
で示されているような函館〜苫小牧〜室蘭と言った迂回ルートがないわけではありません。
 北海道では、以下のHPアドレスに示したような代替交通機関の対応がとられています。

 http://www.gsh.pref.hokkaido.jp/usu/taisaku/taisaku.html

 安全性に対するその地域の判断とは、次元が異なる事象と考えています。
 {道外の予約客から「室蘭も危険なのか」などの問い合わせ:北海道新聞4月22日8:01の
記事引用}が入ると言った現象は、やはり一部の情報が、誇張されたことによる風評災害と
見るべきなのではないでしょうか。
 いいかえれば、リスクがあるがあるかないかを判断させるの情報が、正しく伝わっていな
いと見る必要があるように思います。  

 災害が進行中のハザードマップが、必要なのかもしれません。
 「たとえばこの地域は、噴石、火砕流による危険地域ですとか、この地域は影響圏外です
とかこの道路は、安全に通行できますとか、通行はできますが、噴火の状況によっては、噴
石の影響を受けるなど危険性を伴います。とかの情報が明記された地図」
 どのように広報するかも問題を含んでいるような気もしますが。
 
 
[210.166.226.175][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1474. 2000年04月23日 20時19分10秒 投稿:ちば 
 [http://www.gsi-mc.go.jp/WNEW/LATEST/USU/sar/sar.htm]
国土地理院が2時期のSARのデータを比較して地殻変動量を求めたそうです.
>記者発表資料

これは,郵政省の航空機搭載型のものではなく
人工衛星(ヨーロッパのERS-1とERS-2)からのデータですから,
軌道がはっきりしているので
インターフェロメトリーで,
綺麗な干渉縞が見える可能性もあったのですが
その絵が公表されていないことを見ると
やはり,あまりにも変動量が大きく,
かつ地形の変化も大きかったので
干渉しなかったようですね
96年の2月24日と2000年の4月9日だというから無理ももない


人工衛星画像解析から広域の地殻変動量を初めて面的に把握
−西山周辺の大きな地殻変動を人工衛星画像からも確認−
[133.43.162.52][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1473. 2000年04月23日 10時42分41秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
おおさとさん>
かならずしも風評被害とはいえない側面があると思います
つまり、洞爺湖温泉に宿泊できなくなって
そこに宿泊できるという前提で企画されていたツアーに
参加できなくなった場合とか
室蘭本線も使えない、高速道路も使えないとなると、
室蘭に行くにはかなり時間がかかることになって
スケジュール的に余裕がなくなり、他の企画に換えざるを得なかった
ということもあると思います。
秋の修学旅行をどうしようかという、高校の先生の話も聞きました。

はやかわさん>
日大のサイトにUSU200Gの発泡状態が良くわかるSEM写真をのせました
とくに、洞爺湖に浮遊していた軽石の発泡はよく、
新鮮であることがわかります。
[210.159.94.135][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1472. 2000年04月23日 06時45分58秒 投稿:大里 
 [http://www.hokkaido-np.co.jp/News/general/0021/0021.article.shtml#200004217903]
 北海道新聞4月22日版に、「有珠山噴火が影響、室蘭沖の鯨ウオッチング予約低調」
という記事がありました。
 周辺都市にまで風評災害が、広がっているようですね。
 安全性と危険性の認知は、個人差があるというのはわかるんですが、個人差があるか
らこそ、有珠山周辺地域の地理感がない人々に、「なぜその地域は安全か、なぜ危険か」と
いった安全性と危険性を判断できる正確な情報と判断した基準を、報道や行政、防災にかかわ
る関係者は、もっと伝えてゆく必要があるのではないのでしょうか?
 東海村の事故と同じような状況が、生まれだしているように思えます。
 正確な情報があっても、安全と判断する人もいれば、危険と判断する人もいる。
 危険性はあるのだが生きていく上でしかたがない、と判断する人もいる場合もあるのです
から。
 
[210.166.224.44][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1471. 2000年04月22日 14時33分10秒 投稿:ちば 
 [http://www.usuzan.com/funka2/funka4.html]
昭和新山のロープウエーは
4月28日から営業再開するそうですね

それにしても、この噴火直後の写真は、
虻田町の緊迫感が伝わってくる
[133.43.162.138][Mozilla/4.7 [ja] (WinNT; I)]

1470. 2000年04月22日 09時40分49秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
むこうの版権使用料の相場がわからんのですよね
(知っているのは白尾さんの空撮写真の使用料くらい)
webに300dpiのファイルを置いて、
使用した場合はここに連絡し以下のfeeをっていうのが
かっこいいかも

きょうはこれから1回目の授業、もういかなくちゃ
[210.159.94.81][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1469. 2000年04月22日 08時50分29秒 投稿:早川 
 [http://www.nae.jgsdf.go.jp/cgi-bin/usuphoto/bigphoto.cgi?day=20000420&file=img20000420085519.jpg]
ん?
ここは,ビジネス,ビジネス.
「いくらくれるんですか?」とはっきり聞いてみましょう.

さて,ふじたさんがきのう紹介してくださった
18日撮影の自衛隊映像ですが,
火口の中に水たまりができていますねえ.

ただこれが言いたかっただけ.
カリフラワーをこのごろ聞かなくなってさみしい私.



[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1468. 2000年04月22日 08時49分59秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
きのうの夕刊に、東宮さんの記事が出ていましたね
本質物質が50%だったと。ちょっと、遅めだったけど
なかなか正しいニュアンアンスが伝わる記事だった。
マグネタイトにあんなにバリエーションがあって
あんなにうまく使えるとは、・・・

どこかに洞爺湖に浮かんでいる状態の軽石の写真はないでしょうか
やぎさん>
遠藤先生のは湖岸に流れ着いたところが良くわかるんですが
[210.159.94.93][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1467. 2000年04月22日 08時32分46秒 投稿:ちば 
 [http://www.kensetsunews.com/]
きのうgeotimesからメールがあって

おまえのところの写真はとてもいい
ついては印刷に耐える300dpiくらいの画像ファイルを
webにあげてくれるとありがたい、ときた

メール添付でもいいが、だって

雲仙のときのケースでは
写真をfedexの着払いで送って欲しいというのはあったけど
こんなのはなかったなあ
[210.159.94.93][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1466. 2000年04月22日 08時27分34秒 投稿:ちば 
 [http://www.kensetsunews.com/]
噴火中の火口は大変危険で
近づくことができない
このような対象をどうやって正確に早く計測するか
これは、まさにことばどおりの「リモートセンシング」

今回注目すべきなのは、航空機からのレーザー測量、
航空機搭載型SAR、高解像度衛星のイコノス

SARのインターフェロメトリーは、
このあいだはきれいな虹があまりでなかったけど
撮影の時間間隔をもっと極端に短くすれば、
火口付近でも干渉すると思うんだけどなあ
[210.159.94.93][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1465. 2000年04月22日 06時56分39秒 投稿:早川 
 [http://www.hcc.co.jp/]
わかりました.わかりました.(↑)
よく調べもせずに失礼なことをいってごめんなさい.

ジャンボが落ちそうになった話を4月4日に
教えてもらいまいた.

あのときは,ありがとうございました.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1464. 2000年04月22日 06時52分14秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/usulink.html]
すみません,1463ののぐちさんってだれですか?

210.138.22.3
だけの情報では,
mailhost.hcc.co.jp
からアクセスなさっているとしかわかりません.

職業もしくは専門を教えてください.
固有名詞はいりません.

もしホームページをおもちなら,
それを教えてくださるのがいちばんはやい.

それがないと,1463の発言内容は
情報として使用することができません.



[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1463. 2000年04月21日 22時45分08秒 投稿:のぐち 
地理院発表についてですが、「この手法」が空中三角測量だとすれば、誤差はあったとしても
周りに対して上下していること自体は間違いようがないと思います。
例えば5Mの凹地が10Mの凹地になったと発表されたとすると、実際の変化量が5Mなのか
どうかはともかく、相対的に下がったであろうことは確実だと思います。
また、ふじたさんの仰るように、道路上の測定点については、かなり正確な数値である筈です。
[210.138.22.3][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1462. 2000年04月21日 22時01分34秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/volume2.htm]
日大のページに
有珠山噴火の降灰量測定の第2報がアップされました。
追加された観測点のデータもコンパイルした結果、
3/31の噴出量は、遠方だけでも12万トンと上方修正されています。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1461. 2000年04月21日 21時50分02秒 投稿:ちば 
 [http://www.gsi-mc.go.jp/WNEW/LATEST/USU/chikei/henka0418-3.jpg]
どうしたら「局部的に50mになるか」を一生懸命考えたのにぃ・・

念のために、国土地理院のページにいってみたら・・

平成12年4月18日午前10時頃と平成5年8月の高さの変化
が21日付けで 訂正されていました。

新しい図によれば、最大隆起の量は、53.2mでなく34.2m

ていうことは、前のデータは早川さんの想像通りに
何かしらの厚みを含んでいるものを計測していたのかなあ
訂正した地点はだいたい、そんな場所に近いしなあ

わが方の定点写真の比較も、西山山麓はすこし
多めかもしれないという気がしてきた・・・(急に)

すぐに訂正した数値を出すということは
とても勇気のいることですから、すばらしいですね
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1460. 2000年04月21日 18時05分10秒 投稿:ちば 
 [http://www.nae.jgsdf.go.jp/cgi-bin/usuphoto/bigphoto.cgi?day=20000420&file=img20000420085519.jpg]
隆起量が狭い範囲でも大きく変化するのは
誤差も多少はあるでしょうが、断層群(地割れ)のパターンは
実際にそういう変形が起こっていると信じさせるに足る激しさです。

元地形との差で火砕丘の体積を求める場合、
隆起分は差し引く必要があります。しかし、今回のように
地表がホルスト&グラーベン「千切り状態」 の場合
階段の一段ごとに分けて計算しないといけなくなってしまい
かなり厄介だと思います

それにしても、断層群よりも後にできた
地割れ(テンションクラック)がS字状に曲がっている
のがとても気になります。
新しい割れ目が古い「割れ目」で止まってT字型になっているから
断層的な運動ではなく、テンションクラック的であることがわかります
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1459. 2000年04月21日 16時27分43秒 投稿:ふじた 
 [http://www.nae.jgsdf.go.jp/cgi-bin/usuphoto/bigphoto.cgi?day=20000420&file=img20000420085519.jpg]
早川さま
専門的な説明ではないのですが、地理院の変動値が
地盤の隆起か堆積物の厚さかを知る手がかりがありましたのでお知らせします。

うえのリンクにある4/18日に撮影した自衛隊撮影の写真を見ると
高い変動値(42.2,22.1m)を示した2点は、どちらも道路上のようです。

多少、堆積物がかぶっているようなのですが、道路を見えなくするほどではありませんので、
地理院が発表した変動量は、純粋な隆起量にかなり近いのではないかと思います。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1458. 2000年04月21日 15時27分51秒 投稿:早川 
 [http://www.gsi-mc.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2000/0420a1.jpg]
専門家のちばさんにとくに質問します.
もちろん他の方からの回答も歓迎します.

きのうからけさにかけて盛んに報道された
国土地理院の高さ変化のデータなんですが,

-4メートルとか-7メートルの数字もたくさんあります.
42.2メートルと22.1メートルを除けば,上昇と下降が拮抗しています.

数メートルの上下というのは,この手法では,
誤差の範囲だと理解することもできますか?

42.2メートルと22.1メートルの二つの点は,
火口からの噴出物が積み上がってつくった上昇を
測ったのだと解釈することは可能でしょうか?


[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1457. 2000年04月21日 09時59分57秒 投稿:ふじた 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/coffeetime/1944.html]
今日、早川さんのHPで紹介されていた
三松正夫著「昭和新山物語--火山と私の一生」(誠文堂新光社)
ですが、ちょうど今復刊されているので、手に入りやすいと思います。
私も、火曜日にはじめて手に入れて、その内容にビックリしました。
早川さんのおっしゃるとおり、おすすめの一冊だと思います。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1456. 2000年04月21日 09時02分44秒 投稿:ちば 
 [http://www.kensetsunews.com/]
そうだ、三松さんに、日刊建設通信新聞の記事のコピーを
送ったら、きっと喜ぶよね。
「現代版ミマツダイヤグラム」
ホームページは見つかったけど、
一昨日の記事にはどうやってアクセスするのかわからん
infowebには検索システムがあるみたいだけど

(花粉症のこと)
ついに白いタイルの壁に付着した何かを
一生懸命にブラシで掃除している夢を見ました
ことしは、まだとっても苦しいです
[210.159.94.89][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1454. 2000年04月20日 15時29分41秒 投稿:ふじた 
ちょっと遅くなったのですが、
今朝、早川さん、千葉さんがやりとりされていた、新聞記事の件についてです。

わたしとしては、この記事に会社の名前とか
個人の名前がでていないということについて
それほど怒りというものは感じていません。
それは、名前がでれば嬉しいという気持ちはありますが、
その私とて、テレビが流した映像をうまくアレンジしただけで、
どうしても”人の褌で、相撲をとっている”という気持ちが拭い切れないのが本音です。
それと、記事の内容にしても、隆起をはじめて捉えたという
スクープ的な内容ではなかったということも大きいと思います。

それより私が思ったのは、現地で取材をしている報道陣のなかで
「ミマツダイヤグラム」を知っている人がどれぐらい居るだろうという事でした。
有珠が活動をはじめ、さらに地殻変動も大きくなってきたという話しを耳にした時に、
有珠(特に昭和新山)のことを多少なりとも知っていれば、
すぐさま「ミマツダイヤグラム」のことが頭に浮かんでくると思います。

記事が出る前日に、朝日新聞の方からいただいたメールにも
「噴煙は気にしていたが、隆起の方は気がつかなかった」というコメントがありました。
もし、このまま誰も隆起の事を気にしないまま過ぎていたら、新山形成過程をとらえる
という千載一遇のチャンスを逃していたかもしれません。

今回のことがあったことで、少なくとも朝日新聞の方は、これから地殻変動に対しても
十分気を配ってくれると思います。
私も含めて、現地へ行きたくても行けない人がたくさんいる筈ですから
今現地で詰めている報道陣の方に、通り一辺倒の記事ではなく、
違った視点からの記事を書いてもらうためにも、今回の件は役に立つのではと思います。
(当然、いまからでも「ミマツダイヤグラム」の勉強ぐらいはしてもらいたいですが)

私的な事で少々長くなりましたが、今の正直なところです。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1453. 2000年04月20日 14時23分43秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/edu/communi/06rinri.html]
大庭さんへ,

私の授業シラバスの一部をご覧ください(↑)
私は,法廷で争う用意があります.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1452. 2000年04月20日 14時19分09秒 投稿:大庭 
著作権及び、ネチケットについて、拡大解釈されている様な気がします。
複製、引用、リンク等の扱いについては、それぞれのページにおいて、制限を明示しているはずです。

 たとえば、朝日新聞社のHPは、リンク先を、http://www.asahi.com/または、http://www.asahi.com/english/english.htmlに制限しています。

 新聞社のページは、バーナー広告により収入を得ている訳で、フロントのページから読んで
もらわないと、広告の効果が薄れる事になります。
 通信社から買ったり、自分の会社の記者が交通費と人件費をかけて撮影した画像である訳で、
新聞社としては、当然の主張であると思います

 各社のページなどから、クレームが来た場合には、対抗するのは難しいと思います。
 朝日新聞社のフロントページの一番下に、「著作権とリンク」と言うのがありますから、
これを一読されることをお勧めします。

 現行では、”おおめに見てもらっている”と言う、状態でしかないと私は思います。
[202.228.222.10][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1451. 2000年04月20日 14時05分13秒 投稿:やぎ 
 [http://www.gds.aster.ersdac.or.jp/gds_www2000/entrance_j/images/set_image_44_j.html]
NHKも初めて公開なんてニュースを流しましたね.
NASAのアメリカ国内むけ発表をそのまま流しているのでしょう.

2週間近く前に日本では発表していて,ある程度の解析すら終えている
なんてことくらいチェックしてほしいものです.
通産省の器材だってことは調べているんだからさ.
[150.29.132.115][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1450. 2000年04月20日 13時47分47秒 投稿:やぎ 
 [http://www.gds.aster.ersdac.or.jp/gds_www2000/entrance_j/images/set_image_44_j.html]
あーあ,時事通信の記事を読んだけど,初公開というのは完全な間違いですね.
少なくともERSDACでは,4/7には公開されていたんだけど.
[150.29.132.115][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1449. 2000年04月20日 13時35分39秒 投稿:やぎ 
 [http://www.gsj.go.jp/~jitoh/opn/usu-Aster/0403-txt.html]
空撮写真はたぶん私が撮影したのと同じ時刻のものですね>ちばさま
風早さん撮影のDVでも確認しましたが,13:26から13:27あたりです.

あとNASAのASTER画像は,4/3に撮影したものです.
画像は地調でも見ていまして,すでにどの帯がいつの火山灰かを解析して4/7に
記者発表しています.
ASTERの画像は4/7にも撮影されていて,これも解析して4/12に発表済み.
こちらは4/4の北に流れた火山灰の帯が明瞭です.
[150.29.132.115][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1448. 2000年04月20日 13時17分16秒 投稿:ちば 
 [http://terra.nasa.gov/Gallery/browse.php3?rec_id=257]
はやかわさん>
そうです、さっきの画像ファイルに直リンクというのは
<img src="http://どこかのサイト/なんとか.jpg">
というやつのことです。

タグの書き方を説明しようとすると
タグとして認識されてしまうということですよね
そんなときは特殊記号の書き方を使うか、
たとえば、
<は、半角で「&lt;」、
>は、半角で「&gt;」、
"は 半角で「&quot;」
というかんじです。
あるいはいっそ全角にしてしまうの方法のいずれかをとる必要があります。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1447. 2000年04月20日 12時54分59秒 投稿:ちば 
 [http://terra.nasa.gov/Gallery/browse.php3?rec_id=257]
わかりました。引用は決してネチケット違反ではないという
ことですね。そりゃよかった。そうでなくっちゃ、・・

ところで、時事通信の記事にあった
NASAのテラのサイトの有珠のASTER衛星写真ですが
みつかりました

4月18日の最新データでも、まだ高いほうは降下火山灰の筋が明瞭です

http://terra.nasa.gov/Gallery/Viz/ev2/ev257_usu.jpg

1174 x 1447ピクセル非圧縮だから 3.5メガもある!

解説はこちら
http://terra.nasa.gov/Gallery/browse.php3?rec_id=257
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1446. 2000年04月20日 12時44分18秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/law/link.html]
この掲示板の本文中に
えいちてぃーえむえるタグを
書き込むと不具合がでます.

書き込まない方が無難です.

さっきの発言をただしく表示させるのに,
ずいぶん時間をつかった.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1445. 2000年04月20日 12時40分55秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/law/link.html]
ちばさんが「直リンク」という語を使っていることに気づきました.
この語が,htmlタグでいうところの,
A HREFではなくIMG SRCを意味しているのであれば,
私の1444は誤解のもとに書かれた文章です.
私は,前者をリンク,後者を貼り付けおよび表示と表現しました.

でも,いずれにしろ,著作権者の名前を表示することは,どんな場合も
欠かしてはならないことです.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1444. 2000年04月20日 12時21分56秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/law/link.html]
ちばさんのお考え,よくわかりました.

しかし,次のお考えだけは賛成できません.

>ほかのサイト(たとえばasahi。com)の画像に直リンクをはって
>オリジナルのコメントをする行為は、
>ネチケット違反であり、決して推奨されている行為ではありません

これは,ネチケットに違反していません.
著作権法で認められた正当な引用です.

イタリアのBoris Behnckeさんにあるような,
他人の画像を自分のサイトに貼り付けて
その出典を示さないのは,もちろん禁止です.

しかしリンクするだけの十分な理由があって,
リンク先の名前をきちんと表示してあれば,
それは社会への,立派な知的文化的貢献です.
これを引用といいます.

リンク先のページや画像がまもなく消滅あるいは
書き換えられるだろうと思われるときは,
そのページや画像を自分のサイトの中にコピーして,
それをインターネット上で表示させることも
私は正当行為だと考えています.

もちろん,そのとき,それに対するオリジナルな評論が
必要であることはいうまでもありません.

ただ,コピーして置いておくだけは禁止です.


[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1443. 2000年04月20日 11時10分52秒 投稿:ちば 
 [http://www.gsj.go.jp/~yagi/usupic/index.html]
やぎさん>
アジアの斜め写真の撮影時刻問題ですが、
この時刻の裏表と思いますが、どうでしょうか
この写真の3枚あとのカットでは、
噴煙の頂部が低い雲の底に突っ込んで見えなくなっていますから
間違いないと思うのですが、

サイロ展望台から14:26の映像(川辺さん撮影)


アジア航測撮影斜め写真
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1442. 2000年04月20日 10時45分09秒 投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/paper/special/usu/index.html]
はやかわさん>
わたしとしては
写真を2枚並べることについてまでとやかく言う気はありませんし、
アニメを作ったからといって、そんなことは言えないのではないかと思います
むしろ前の晩にメールがあったことは、とても素晴らしいと評価しているくらいです。

ただ、きっかけとなったふじたさんのgifアニメーションのことや、
昭和新山の時のミマツダイヤグラムのことにも言及してあれば、
読者に対してもっといい記事になっていたろうになあとは思いましたが、
それについても、よく考えると、まだダイヤグラムと言える段階でもないし、
その時期が来てから載せたほうがわかりやすいとおもいます。
1面という紙面の関係もあるし、私がデスクだったとしても
あんなところかなと感じています。問題にしたくありません。

そういうのも、
かくいうわたしもほかの人のことをあまり言えない事情もあるわけです。
一過性と考えている 掲示板内でのみですが、
ほかのサイト(たとえばasahi。com)の画像に直リンクをはって
オリジナルのコメントをする行為は、
ネチケット違反であり、決して推奨されている行為ではありません
しかし、議論を科学的に正確に進めるためには、
おたがいに引用を明記すればしてもいいということにしよう、
そうすべきであると信じておこなっているわけです
早川さんのリンクについての所にも記述がありますが
論文で、先人の論文から図を引用するのとおなじことであると考えています

ほかにも、
マスコミ画像のキャプチャーは
放送局と放映時間を明記すれば使用しても良いのかとか
景色はいいけども空撮画像はどうだとか、タレントのはだめだとか
そのことについて、明確なコンセンサスがあるとは言えないと思います

ただ、今回の場合は、噴火という緊急事態で、
目的が防災、公共の利益を逸脱しないかぎりは
ホームページで、勝手にリンクを張る行為も含めて
このくらいはお互いに許容したほうがいいのではないかと思っています。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1441. 2000年04月20日 06時45分23秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/usulink.html]
ちばさんへ,

上の私のページで
「しかしそこには,アジア航測も藤田も千葉もひとこともありません 」
と書いたのは,一面記事の中に,そのどの三つの固有名詞もないことを
指摘しています.
(ちょっとわかりにくいが,よく読んでもらえるば,わかるはず)

事前の挨拶のありなしはとにかく
(電子メールの送信が挨拶と言えるかどうか疑問.電子メールは
電話と違って受け取ってもらえたかどうかの確認はできない.
なんのための送信だったのだろうか)
記事の中での言及がなかったことを私はたいへん不満に思います.

学界でこれをやったら,その人の学者生命は絶たれる.
学界ではそういうことが発生しないように査読制度がきちんと
置かれて,機能している.

出校した記事には三つの固有名詞のどれかがあったのだが,紙面の権限を
握っているデスクがそれを削除したのだろうと,私は朝日新聞に好意的に
想像していたのだが,どうやらそうではないようだ.
確信的背信行為だったらしいことが,朝日新聞担当から藤田さんに
前日夜に送信されたという電子メールの記述からわかります.

もし,このアイデア開発者への無言及がこの国であるいは
莫大な影響力を持つ大新聞で認められる行為であるなら,
事態はたいへん深刻です.

私は,お詫び記事がでておかしくない「事件」だとこれを認識しています.


ちばさん>
>これからはぜひ意識的に継続的に、
>天候の許す限り毎日(定時)に撮影していただければ
> 今後の火山研究に役に立つ基礎データが得られると思います。

ちばさんは穏やかないい人だなあ.
(でも内心は,はらわた煮えくり返っているよね.藤田さんも)

朝日新聞写真にはっきり写っている焼却場の煙突には私も注目しました.
3.31写真は雪景色だからはっきりとはわからないが,写ってないように見える.
つまり,この焼却場の煙突が3年より新しいということはないみたい.


[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1440. 2000年04月20日 01時55分12秒 投稿:ちば 
 [http://join21.jiji.com/usu3.html?NEWS_DATE=20000418&NEWS_NO=11046]
というわけで、バックナンバーを見たときに、
何がなんだかわからなくならないように
時事通信の配信記事を転載しておきます。

電話で2度取材を受けたのですが、記事を見て、
わかりやすい良いまとめ方だと思いました。
どうもありがとうございました。
(ただ、計算したのは本当はふじたさんなのですが)

=================================================以下上記URLからの転載
2000/04/18−18:18
HPで有珠山の隆起歴然=測量会社社員が作成−有珠山噴火
測量会社「アジア航測」(本社東京)の社員らが、北海道・有珠山の噴火前とその後の写真をパソコンで合成、北西領域の隆起の様子が一目で分かる動画を作 成し、ホームページ(HP)上で公開している。精密な測量機器のなかった1944−45年の昭和新山形成時、地元の郵便局長だった故三松正夫氏がスケッチを基にりょう線の変化を示した「ミマツダイヤグラム」が火山研究の貴重な資料として残っているが、その現代版とも言える。
 これは、有珠山の監視ポイントの一つで対岸の洞爺湖畔にある「サイロ展望台」(洞爺村)から3年前に社員が撮った写真と、16日のテレビ影像とを比較した。ほぼ同じ位置から撮影したとみられ、画像の大きさや角度などをパソコンで補正し、重ね合わせた。
 同社防災部の千葉達朗さんはこの画像から、西山山ろくの火口付近は40−45メートル隆起したと算出。「航空測量のような精度はないが、変化の様子をとらえるにはいい。決まった地点から継続的に撮影していれば、さらに詳しい“現代版ミマツダイヤグラム”が作れるはず」と話している。
 ホームページのアドレスはhttp://www.ajiko.co.jp/topics/ct/usu/usu2.htm(了)
[210.159.94.195][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1439. 2000年04月20日 01時39分58秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/nishi_henka.gif]
ようやく出張から戻ってきました。

それにしても、今朝の朝日新聞には、驚きましたね。まさかの1面カラー。
デジャビューかと思いました。(どっかで見たなあと言う感じでした)
意外と早い対応だなとも思いましたが
前日の夜にふじたさんのところへ「挨拶」のメールがあったそうです
(はやかわさん>ひとこともなかったうんぬん・をなおしておいて下さい)

そのメールによれば
17日にgifアニメを見て「やられた」とおもったそうで、
よく朝すぐに撮影をしたのこと。

噴火以来、毎日ずっと寒いサイロ展望台から写真を撮影していて、
ほんの少しずつ隆起しているという微妙な変化には気が付かなかった。
あらためて並べてみて、ようやく変化がはっきりわかったとのことでした。

毎日いっしょにいる家族が、
意外と変化に気づかないというのと似ているのかもしれませんね

これからはぜひ意識的に継続的に、
天候の許す限り毎日(定時)に撮影していただければ
今後の火山研究に役に立つ基礎データが得られると思います。

ビデオでは画像が不鮮明で判読にやや不安のあった、
焼却場の煙突が、鮮明な写真ではっきり確認できて
ほっとしたというのが本音ですが
[210.159.94.195][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1438. 2000年04月19日 13時06分12秒 投稿:ふじた 
早川さま>

藤田です。ちばさん出張のため、代わってレスします。
朝日新聞の担当の方からは、昨日の夜にメールが届いていました。
内容は、17日にGIFアニメを見て、
18日の朝に写真を取ったということでした。

メールによると噴煙の高さは気にしていたが、
地形の変化には気づかなかったという事でした。


[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1437. 2000年04月19日 11時16分49秒 投稿:Mint 
 [http://ricen.manabi.pref.hokkaido.jp/science/chigaku/mimatsu.htm]
動画GIFが話題ですが、昭和新山のミマツダイヤグラムを
動画GIF化した資料があります。上記のURLです。

作成したのは道立理科センターの先生で、時間軸も調整して
あります。作ったのは4年ほど前ですが。

何かの参考になればと思います。
[202.219.158.150][Mozilla/4.7 [ja] (Win95; U)]

1436. 2000年04月19日 08時33分22秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/usulink.html]
ちばさんへ,

けさの記事を読むと,
時事通信からの問い合わせがあったことはわかるけど,
朝日新聞からの問い合わせはありましたか?

テレビ局からの問い合わせはまだぁ?
アニメだからテレビ向けなんだがなあ.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1435. 2000年04月19日 06時10分49秒 投稿:Mint 
 [http://www2b.biglobe.ne.jp/~mint/street/mint_080.htm]
岩内町でも有珠山のイオウ臭

ちばさん、resありがとうございます。

昨日、岩内町の友人から聞いたのですが、風向きによっては
岩内町(有珠山の北西、約100km)でもイオウ臭がする
ことがあるそうです。

札幌でも感じることが有るかもしれません。現在まで話しは
聞きませんが。
[202.248.12.97][Mozilla/4.7 [ja] (Win95; I)]

1434. 2000年04月19日 00時02分57秒 投稿:TAKO 
 [http://www.seaple.icc.ne.jp/~tmyamada/]
千葉先生のこの掲示板は、たぶん研究者以外の方も見ていると思い書き込みます。

子供と風呂に入って、手で水鉄砲をして遊びました。
手のひらを「グー」にして、片手で真上に水を噴水のように吹きました。
水面直下でグーをすこしゆるめておいて、急速に絞るように握りしめると、
水が上に吹きあがります。
その形が「コックス・テール・ジェット」に似ています。

つまり握り拳の中は、「割合深い爆発点を持つ水蒸気爆発」の地下の状況と似ている
のではないかな?という感じ。
ノズルが緩やかに絞られて、ほぼパイプ状になっていると、高い角度で吹きあがる、
ということです。

この2日くらい、有珠山の西山火口群では
確かに、この形だけでなくて、地表で破裂しているような噴出(破裂)が見えますね。
これだとノズルは、「じょうご」の逆さ形状なのでしょうね。パイプが無い感じ。
マグマが上がってきたな、って思い、慎重な対応を願っています。
[210.170.11.193][Mozilla/4.5 [en] (Win95; I)]

1433. 2000年04月18日 18時18分05秒 投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/paper/special/usu/index.html]
「もくもく」ですが、

まず、普通のコックステイルジェットの噴石の飛散の角度は
かなり高角で、60度とか70度が多いように思います。
深い縦穴の火口の下の方で爆発しているためだと思います。

ところが、このごろの爆発をみていると
だいぶ低角に変化してきていて、あまり上の方には行かずに
火口の周囲に飛散する様子が多いように見えます。
火口のすぐ上の辺りで白い噴煙の中から花火のように
放射状に飛びだしてくる印象です。
これをもくもくと呼ぶのかわかりませんが
水蒸気爆発の発生深度が浅くなった
ということは確かに言えると思います。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1432. 2000年04月18日 15時08分21秒 投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/paper/special/usu/index.html]
ふじたさん>
アニメーションについて
マスコミから問い合わせがありました。
計測誤差はプラスマイナス10mくらいといっておきました。
もう少しいいのかもしれませんが
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1431. 2000年04月18日 10時57分23秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/usulink.html]
カリフラワー型の噴煙,まだわからない.
「破裂型」のことを言ってるのかとも思ったが,
ビデオを見返すと,「もくもく」と言っているニュースもある.

たとえば,
4.16.0842北海道開発局の映像を見せながら,
「もくもくとした黒い噴煙がカリフラワー状に広がっていきます」
ANN4.16.1734

でも,その映像にもくもくはほとんど見えない.やっぱりジェット.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1430. 2000年04月18日 10時55分54秒 投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/paper/special/usu/index.html]
これは、かなりショッキングな写真だ

噴石の落下によってインパクトクレーターが無数に生じている。
屋根の縁の壊れ方からすると、火口はこの正面やや左よりに位置するらしい。
アパートの手前側の5mほどの範囲は、落下痕跡がない。
屋根の上の痕跡密度のほうが高いのは
地面は泥流が流れて、落下痕跡が一度リセットされたのではないか。


(http://www.asahi.com/paper/special/usu/00041701.jpg)
岡田先生が4月16日午前に撮影した、金比羅山火口近くのアパートの状況
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1429. 2000年04月18日 10時14分44秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
Mintさん>
大滝村の道の駅って木造の
ログハウス風のやつですよね

私も去年の今ごろ、除雪したての駐車場に車を入れ
たぶん同じキノコ汁だったかキノコうどんだったかを
食べた記憶があります。
あのへんまで、硫黄臭がするというのは驚きですね。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1428. 2000年04月18日 05時23分09秒 投稿:Mint 
 [http://www2b.biglobe.ne.jp/~mint/street/mint_080.htm]
札幌から函館まで出張の機会がありましたので、周辺を通過してきました。
写真が無いのは車の運転担当だったためです。
あまり価値はありませんが、現地「通過」レポートです。
[202.248.12.88][Mozilla/4.7 [ja] (Win95; I)]

1427. 2000年04月18日 00時25分23秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
日大の有珠山ページに
3/31火山灰の凝集粒子のsem画像が掲載されました。
写真-3のおおきな凝集粒子を構成している細粒のものは、
バブルウォールのガラスがほとんどとのことです(写真-4)。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1426. 2000年04月18日 00時17分59秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/uplift.htm]
ふじたさんが昨日作った
「サイロ展望台からの映像比較のアニメーションGIFファイル」は
はやかわさんから、絶賛されました。
とくに、安上がりの点。

そこで、その勢いで隆起量の算定を試みましたのでご覧ください。

サイロ展望台からの映像解析による隆起量の検討

もうじき、誰の目にも隆起した山の形が明らかになり、
形状の変化がニュースの話題になるのでしょう。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1424. 2000年04月17日 18時39分18秒 投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/topics/ct/usu/usu2.htm]
はやかわさん>
ふじたさん作成のアニメーションを
公開しました。
ほんとにマスコミから問い合わせがくるのかなあ
定点カメラを抱えているところはどこでも自前でやれるはずです
いろいろな角度からの画像で比較すればいい

西山側の火口の噴火の北海道開発局の映像(16倍速)をニュースで見ましたが
カリフラワー型の噴煙というのは、ああいうふうに
バフバフと膨縮しながら連続的にでるやつのことでしょうか?
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1421. 2000年04月17日 15時51分59秒 投稿:ちば 
 [http://www.gsj.go.jp/~hoshizum/usu/331ash.html]
やぎさん>
気泡がよくわかりますね。小さくて、つぶれていない。
基質がクリアガラスではなく隠微晶質のものが本質物質
というのが、なかなかすぐにはわからなかった理由ですね。
日大の写真もいまごろ、ちゃんとちゃんと再撮影中
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1420. 2000年04月17日 14時52分15秒 投稿:やぎ 
 [http://www.gsj.go.jp/~hoshizum/usu/331ash.html]
ということでSEMと実体顕微鏡画像です.
[150.29.132.115][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1419. 2000年04月17日 13時23分36秒 投稿:ちば 
すみません、泡がなくて

SEMの写真は、きちんとした縮分法をせずに
サンプルから適当にとって
両面テープを貼ったスライドガラスに蒔いて
さらに余分な部分をはらって蒸着したので
終端速度の違いで軽い発泡した粒子が少なめになっている
可能性があるそうです
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1418. 2000年04月17日 12時59分55秒 投稿:やぎ 
宮城さんのSEM BEI画像にも写っていますが,発泡したものはかなり含まれています.
水に浮いていた軽石と同じものです.
実体顕微鏡とSEM画像は現在web公開準備中.
[150.29.132.115][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1417. 2000年04月17日 12時20分31秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/usu/cap/0331/figs.html]
このごろテレビニュースでよく言うようになった
(やさいの)カリフラワーのような噴煙って
どのこと?

アナウンサーはそう読むのだが,同時に流れる噴火映像は
ちっともカリフラワーにはみえない.

(みんなずっと思っていただろうことを,
おもわず聞いてしまいました)

3.31噴火のもくもくは,カリフラワーによく似ていたと思うけど,
それよりもっと似てるのかなあ?
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1416. 2000年04月17日 09時49分42秒 投稿:ふじた 
早川さま>
噴火前後、両方の写真・映像ともPCで補正してあります。
噴火前の写真は、手持ちのため水平が取れていませんでしたし、
噴火後のNHKの映像は、写真と整合を取るために
微妙に大きさを変えてあります。
どちらも、そこそこ望遠で取っていたために、
歪が少なかったのも良かったようです。
[202.221.5.134][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1415. 2000年04月17日 07時15分45秒 投稿:早川 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
いまNHkニュースで放送された自衛隊の映像は
驚きだった.

金比羅山の火口だと思うのだけど,
火口の中に水のプールができていて,
そこから鶏尾状ジェットがでていた.

いつの映像だか不明.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1414. 2000年04月17日 06時56分57秒 投稿:早川 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]
やぎさん>
>3/31のたぶん本質発泡ガラスは薄片何で見るとかなり汚らしく見えるので,
>誤認しやすいです.当初発泡ガラスが1%程度と言われたのも仕方ない面があります.

3.31噴出物のうち,マグマからできたばかりの粒子は
ほとんど発泡してないんでしょ?

日大のSEM(↑)をみると,ほとんど発泡していないようにみえます.
ここでいう発泡とは,マグマが自分のなかの水蒸気を気化させることに
よって膨らむことをいいます.



[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1413. 2000年04月17日 06時52分02秒 投稿:早川 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/nishi_henka.gif]
ふじたさんのgifアニメ,すごい.すごい.

今回の有珠観測で,最優秀賞ものです.
人工衛星や空中写真をはるかにしのぐ.
安価にこれだけのデータが取れて,
さらには,このセンスいい表現力!

2000年噴火のミマツダイアグラム.

すべてのテレビ局から打診が来ると思うな.
はやいとこ,著作権の主張をしといたほうがいいかも.

ところで,質問です.

隆起前は自分でとった写真なんでしょ.
隆起後はNHKのニュース映像なんですか?
両者がぴったりうまく合うのはどうして?
レンズの焦点距離がちがわなかったのですか?

あるいは,パソコンで補正したんですか?




[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1412. 2000年04月17日 01時15分12秒 投稿:やぎ 
明治噴火の火山灰は,星住さんがやろうと調査はしたのだけど,どれが明治噴火の
火山灰かわかりづらくて,結局よくわかりませんでした.
1944-45噴火も,本質物は出ていないことになっていますねえ.

でも1944.7.11の噴火では,噴石で家が燃えたという記録があるし,あんがいちゃんと
見れば本質物が入っているんじゃなかろうか.
[210.155.216.109][Mozilla/4.72 (Macintosh; I; PPC)]

1411. 2000年04月17日 00時22分48秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/nishi_henka.gif]
やぎさん>
なるほど、ところで1910-11年噴火の時の
本質物質って見つかっていましたっけ?
噴火の火山灰すらあまり確認できてなかったような覚えがあります

え、黒い皮のあった変な軽石は、なんなんですか?
おそらく、破片状の斑晶しかないとか
組成がとんでもない値で、セラミサイトだとか、そんなとこでしょう?
ああ、気になるなー

ところで、隆起量ですが、やっぱり相当なものですね

ふじたさんが最近(4/16 12:00NHKニュース)の展望台からの映像と、
噴火前の展望台からの画像を比較するアニメをつくってくれました。
隆起していることが、いまやはっきりわかります
gifアニメ(588kもありますが)
噴火前の写真は、ふじたさんが
このようなことをしようという意図で事前に撮影していたものです
サイロ展望台の同じ地点から撮影したらしく
湖岸線やカルデラ崖は変化していないのに
西山西麓の火口から西山にかけて尾根すじが
ほぼ真上に隆起していることが一目瞭然です
[210.159.94.132][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1409. 2000年04月16日 22時06分16秒 投稿:やぎ 
4/2午後2時の火山灰放出は割と規模が大きなものだったのですが,9割くらいは変質岩片
でした.4/4の北に流れた火山灰やそれ以降の火山灰もほぼ同様です.
3/31の火山灰とは全然違う印象です.

同じマグマ水蒸気爆発といっても,3/31はかなりマグマそのものの自発的な粉砕が
効いているのに対して,それ以降のものは外来水との接触が主な要因になっていると
感じます.

>>黒い皮付きの粒子は本質物質に間違いないのでしょう
これがまた変なものらしいけど…急冷されたものであるのは間違いないです(^^;)
[210.155.216.218][Mozilla/4.72 (Macintosh; I; PPC)]

1408. 2000年04月16日 20時20分17秒 投稿:ちば 
やぎさん>
金毘羅山からも、4月2日の午後でしたか
結構黒い噴煙がでましたよね
(昭和新山のほうにむかって飛んでいったけど)
あれでも、本質物質無しだったのですか、
パイライトピカピカ!(八幡さん好み!)だった!

それにしても、どれが本質物質なのかと言う議論は
よく考えると難しくてわかりにくいですね
化学組成を測れば結論をだせるかというと
それほど単純ではない、つまり、過去の噴出物と
同じ組成だからといって、再堆積と断定もできない
まったく同じ化学組成のマグマが出てくる場合もありうる
より、きれいなガラスというわけでもない・・・

今のところ、東宮さんの指摘どおりかなと思いますが
少なくとも洞爺湖に浮遊していた軽石や
黒い皮付きの粒子は本質物質に間違いないのでしょう

[133.43.162.137][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 95; DigExt)]

1407. 2000年04月16日 19時55分19秒 投稿:やぎ 
3/31のたぶん本質発泡ガラスは薄片何で見るとかなり汚らしく見えるので,
誤認しやすいです.当初発泡ガラスが1%程度と言われたのも仕方ない面があります.
実体顕微鏡とSEM画像は,こちらでも用意していますが,まだリンクされていません.

なお,金比羅山火口群からの火山灰は,私が知っているかぎりの試料では大部分が変質岩片で,
火山ガラスはわずかしか含まれていません.黄鉄鉱がゴロゴロ(^^;)
[150.29.132.131][Mozilla/4.72 (Macintosh; I; PPC)]

1406. 2000年04月16日 19時10分49秒 投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/usu/usu4.htm]

洞爺湖の岸で撮影された漂着軽石の4/4の写真
(撮影:遠藤)
撮影地点は降灰の主軸の直下くらい

大きさは1〜2mm位で,4/2の時点ではまだ浮遊していたそうです
ウォーターレベルマーク的に,そのときの水位よりも
10cmほど高い位置に並ぶようにみられたとのことです
(やや洞爺湖の水位が下がり気味)

日大のページに掲載してあります
[133.43.170.83][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1404. 2000年04月16日 18時29分43秒 投稿:ちば 
 [http://www.eorc.nasda.go.jp/usu/info/20000414/index2.htm]
藤井N先生>
朝日航洋の結果とのことですが(しらないふり・)
2次元三松ダイヤグラム的な比較ができるという
考えには同感です.だいたいの傾向を
大急ぎで把握するにはとても良い方法だとおもいます.

広域的な地殻変動をとらえるのに最も有効と考えられている
SARですが,上のページに干渉させた結果がでています
案の定ですが,地形変化が激しくて
>きれいな虹が出たのは,伊達市のあたりと
虻田にかけての海岸線付近だけのようです
[133.43.170.83][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1403. 2000年04月16日 18時12分16秒 投稿:藤井N 
早川さん>藤井N@名大です。
ちょっと覗いていたので,割り込ませていただきます。

>ヘリコプターやセスナに発信器を積んで、
> 地面に向かってパルス状に何万回もレーザー光線を
>発射して、反射して来るまでの時間から距離を求めて
>うんぬん

>これ初めて聞きました.
>どこがやってるの?

岡田さんによれば,朝日航洋だと言うことです。(14日有珠山部会より)
12日に小生も聞きましたが,精度は高々10m(?)程度らしい。
また,一連の地形断面を比較しているので,千葉さんが指摘しているように,
点ー点間の対応は難しいが,プロファイルとしての差(三松ダイヤグラム!)
と言う意味では,かなり全体を掴んだ結果となるのではありませんか?

とにかく,今後,スコリヤ丘なのか,実際に隆起したのかをはやく,
確かめたいところですね。

また干渉SARで地殻変動を求めようと思っても,地表面の状態が激しく
変化してしまうと,非常につらいとおもいますね。
(CRLの飛行機はレピートパスで干渉させたと言う実績はまだない<らしい>
ので,我らとしてはせめてLバンドでコヒーレンスの程度を知りたいところです)

では。
[133.6.125.161][Mozilla/4.03 (Macintosh; I; PPC, Nav)]

1402. 2000年04月16日 17時18分18秒 投稿:ふじた 
早川さんのコメントにも出てきた、今日の昼に流れた西山の映像のことです。
(サイロ展望台からの画像だと思うのですが)
活動の初期には、このあたりには噴煙しか見えなかったと思うのですが、
今日の画像だと、はっきりと火砕丘が見えています。

昨日からのニュースで、40m以上の隆起が起こっているとのことでしたが
やはり、この付近が隆起の中心になっているのでしょうか?
[202.217.10.224][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

1401. 2000年04月16日 16時21分34秒 投稿:早川 
 [http://www.asahi.com/paper/special/usu/00041301.jpg]
げっ,早めに謝っとこ.

そうですよね,SEM画像でしたね.
粒子の表面にひび割れがほとんどない.

Heiken and Wohletzの本にあるphreatomagmaticの典型
ですね.

ちばさんたちは,
本質物質がほとんどなしとは、どこにも書いていません.
たいへん失礼しました.
そして,わたしもそう鑑定することをしません.

だって,いまの噴火を見れば,マグマがほとんど
出てないという結論はへんだもの.

きょうのお昼の,NNNとNHKの西山火口映像は激しかったですね.

スコリアがふきとんでいるように見えた.
これから「乾いて」スコリア丘ができるかのように見える.

有珠山を知らない外国人にこれを見せたら,かならず
そういうと思う.

しかしデイサイトなんでしょ?

デイサイトのこういう噴火映像って,
世界で初めていま取られているんじゃない?
火山学の教科書に新しいことが加筆できそう.


>ヘリコプターやセスナに発信器を積んで、
> 地面に向かってパルス状に何万回もレーザー光線を
>発射して、反射して来るまでの時間から距離を求めて
>うんぬん

これ初めて聞きました.
どこがやってるの?

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1400. 2000年04月16日 15時38分11秒 投稿:ちば 
はやかわさん>本質物質がほとんどなしとは、どこにも書いていませんが
そのように(鑑定されます)か?
(反射の写真ものせなくっちゃ)
札幌のサンプルなんか、いっぱいガラスが入っているといってました。

はやかわさん>
レーダーじゃなくってレーザー(だっちゅうに)ですよ
1393で引用した記事には「空中レーザー測量」って、
ヘリコプターやセスナに発信器を積んで、
地面に向かってパルス状に何万回もレーザー光線を
発射して、反射して来るまでの時間から距離を求めて
うんぬんというやつです。
[210.159.94.64][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

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