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ある火山学者のひとりごと 14000-14099


14099. 2006年04月30日 13時31分46秒  投稿:ちば 
 [http://www.jma.go.jp/jp/quake/]
伊豆で震度5弱の地震 震源は浅いようです
神奈川も揺れました

伊東ジュラクカメラ

14097. 2006年04月29日 11時24分35秒  投稿:真黒熊象 
 [http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/photo/sakura050816.jpg]
桜島南岳東斜面の噴気について。
海上保安庁海洋情報部HPの海域火山データベース・桜島のページにある上記の
写真に、南岳東斜面に尾根が不連続(右ズレ?)になっている線状配列が見られ
ます。この線がちょうど噴気付近を通っており、また線上で噴気付近が最も火口内
壁に近くなっています。南岳火口東側内壁の噴気口自体がこの構造に沿ったもの
かもしれません。また1946年の昭和溶岩を流出させた側火口もこの線上にある
ようです。

14096. 2006年04月28日 19時00分52秒  投稿:TOMO 
2000年噴火の一番初期で、噴火の前日と言うよりも、噴火情報の前日ですね。
2000年6月25日(日)の東海汽船で帰りました。
実際には26日夕方だと思いましたがニュースで噴火情報が流れて驚いた訳です。
その後27日には『海底噴火』だとかと報道見ていましたが、一次収束したようでしたよね。
25日は朝早く御蔵島でイルカと泳ぎ、その後島の南西部『冨ヶ浜』から『間鼻』当たりを潜ったと記憶しています。
海底噴火したと言われている『大鼻沖』とそんなに離れている訳ではありませんが、海中はなんの徴候もなく、穏やかなのんびりした景観だったと思います。
『野生生物は天変地異に敏感だ』だと言うのが単なる思い込みでしかなかったと思った事件です。
この辺は毎日潜っていたスナッパーさんの方が、平常時との違いが分かるのではないでしょうか?

さてまた素朴な疑問です。
三宅島の噴火は最近の物では1940年、1962年、1983年と2000年。
前述の三宅中学校の廣瀬先生がダイビングクラブでの同期と言うこともあり、三宅島にはだいぶ行きましたが、三池から“三七山”を通るたびに『三宅島の噴火は20年周期』と聞いており、1983年の頃も『そろそろかも…』と本当に噴火したし、今回の2000年は少し早かったですがまた然り。
この辺りのマグマは一定量(20年分)たまると我慢できずに噴き出すのでしょうか?
でも今回はなかなか納まりませんね。

14095. 2006年04月28日 14時56分35秒  投稿:ちば 
TOMOさん>
 ところで
虫の知らせで、噴火の前日に離島したというのは
何月何日の噴火だったのか、など、
もうすこし教えてください

14094. 2006年04月27日 21時04分27秒  投稿:TOMO 
スナッパーさんこんにちは
ここに投稿しているって言うことは、ちばさんの噴火当時のリアル情報はスナッパーさんの情報だったのですね。
さらにこの掲示板が身近になりました。
本当にちばさんとは大学時代“超”の付くほどの仲良し。
三宅中学校の廣瀬先生も学科違いの同期なんですよ。
…おっと、井戸端会議になってしまいましたね。
すみません・・・

14093. 2006年04月27日 13時16分38秒  投稿:ちば 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/sanchu/Seismo_Note/2006/060217.html]
先日のレイテ島の地すべり発生に伴う地震
(表面波)が国内の地震計に
ばっちり記録されていたのだそうです

距離順に並べてまっすぐになるから
表面波だってわかるわけですね

14092. 2006年04月27日 12時57分17秒  投稿:真黒熊象 
 [http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo28-2.htm]
海上保安庁海洋情報部の上記ページの桜島活動記録に第十管区海上保安本部の視認
情報として、2006年2月5日に「南岳東側側壁の一部から僅かに白色の噴気」との記述
がありました。

14090. 2006年04月27日 12時27分05秒  投稿:真黒熊象 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php?kansokuten=SKRTARvvi&mode=0&cmd=write]
気象庁桜島監視カメラ画像の南岳噴火孔東斜面に雲が切れてきた9時41分の画像
からガス状のものが2箇所から上がっているのが写っています。

この現象は以前にも何度か見ていますが、これは雨後の水蒸気が見えているだけな
のでしょうか?

14089. 2006年04月26日 19時26分13秒  投稿:三宅島スナッパー 
ちばさんとTOMOさんがお知り合いとはビックリです。
久しぶりに驚きました。

14088. 2006年04月25日 21時31分10秒  投稿:TOMO 
疑問への返信ありがとうございます。
やっぱりって言う感じですね。
大きな地震は夏前だ。
実は今日も伊東の城ヶ崎海岸(大室山の麓)に行っていました。
潜りではなく、酸素吸入を教えるインストラクターを講習してきました。
地元では、地震や津波等の災害支援と言うことで、ダイビングの組合が協力しています。
救命救急法や酸素プロバイダーという講習を数多く実施し、いざという際の準備をしています。
で今日も仲間と今回の地震の話になり、
「いやぁ、久々に来たかって言う感じだった。』
『しばらく無かったからねぇ。』
等と話をしてきたところにアップされたデーター。
1998年以来大きな物はなかったんですね。
私は1996年に伊東の店をたたんでしまったので気になっていなかったようです。

14081. 2006年04月24日 18時45分08秒  投稿:ちば 
 [http://www.antara.co.id/en/seenws/?id=11626]
インドネシアのジャワ島のメラピ火山、もはや噴火寸前とのこと

避難は必ずしも順調ではない

14079. 2006年04月24日 16時59分31秒  投稿:やぎ 
 [http://www.jma.go.jp/jma/press/0604/18a/20060418_izutouhou.pdf]
1978年からの地震活動リストは気象庁の発表↑にあります。
はじまり月でえいやっと数えると
1月4回、2月3回、3月5回、4月4回、5月7回、6月5回、7月2回、8月2回、
9月4回、10月3回、11月2回、12月3回となってます。
これだけだと5月6月開始が多いかな。
震度3以上を10回以上観測した地震では、3月1回、4月1回、5月1回、6月2回、7月1回、
9月1回となってます。

14078. 2006年04月24日 16時48分41秒  投稿:Hal.T 
 [http://bousai.maechan.net/earthquake/db/]
蓄積したDBによれば
1980以来「伊豆半島東方沖」と書かれているものだけで2575件、頻発開始時期を適当に拾うと
2006/04/18、1998/04/21、1997/03/03、1995/09/29、1993/05/27、1989/07/03
1988/07/26、1987/05/10、1984/09/01、1980/06/25
などがある。なんとなく春先が多く、ついで夏からとも見えますね。

14077. 2006年04月24日 10時29分38秒  投稿:TOMO 
素朴な疑問…
伊豆には30年ほどほぼ毎週のように行っています。
また、1990年から1996年頃、伊東の富戸と言うところで民宿とダイビングショップも営んでいました。
そのころの記憶から、毎年伊豆東方沖群発地震は春先から夏前に起こりますね。
6月頃が最も多かった記憶があります。
ちょうど伊東の手石島沖の大きな地震があった頃かと思いますが、地元では季節の風物詩感覚。
なんの関連もないと思うのですが、『いやぁ、今年もそろそろ夏が来る…』って言う感じ。
でもあまりニュースで取り上げられると、客足に響くので困っていましたね。
一般的な季節とは関連無いでしょうが、何か周期的なものがあるのかなぁ?

14076. 2006年04月23日 15時56分15秒  投稿:tamakun 
伊豆東方沖群発地震
4月22日朝初島沖に海洋調査船なつしまが停泊していました。
(漁船とは違う形の船なので気になっていたのですがニュースで分かりました。)
地震は熱海伊豆山から伊東大室山周辺に頻繁に発生しています。

14075. 2006年04月23日 14時55分56秒  投稿:ちば 
 [http://www.shizushin.com/local_social/20060422000000000013.htm]
この間の伊豆半島東方沖地震のときに
初島沖海底観測ステーションのカメラにに泥流のようなものが写り
震源周辺域で海底地すべりが発生した可能性があるということで
緊急調査が行われているようです。なんと対応が早いこと。

海洋研究開発機構の関連ページ

14073. 2006年04月23日 14時49分33秒  投稿:ちば 
TOMOさん>
 お久しぶりです。あのころ、いろいろ水中写真を見せてもらったりしましたよね。
迷路みたいでおもしろいうちにも遊びにいった。
三宅島の応援をしています。なにかしら話題提供してもらえればとおもいます。
 この掲示板はスレッド形式でなくいわば単線です。
すべて記録されるということもあり、新話題の書き込みには
おおきなプレッシャーがあるかもしれません。
 最近のブログやSNSのよい点を取り入れたり、画像投稿や地図連動などの技術もあるので、
そろそろ、改良を検討しようと思っています。

14072. 2006年04月23日 12時59分15秒  投稿:TOMO 
 [http://www.takeoff.bz/]
ちばさんこんにちは。
応地同期の鞆です。
ひょんなことからここにたどり着きました。
現在はスクーバダイビングのプロショップをやっており、地質関係からは一見無縁な世界に…
見ると伊豆半島、伊豆大島沖の地震と三宅島が話題になっていますね。
これらは何処もダイビングの絶好のロケーションと言うことで、他人事ではありません。
もしも良かったら専門的からは遠く離れますが、一市民(?)の立場でいろいろ投稿しても良いでしょうか?
なにせ三宅の噴火はもしかすると当日、総勢20名くらい連れて在島していたかもしれなかったくらいある意味身近な問題です。
虫の知らせか前日に全員撤収し、翌日驚いた覚え場あります。
そして昨年は、島民復島と言うこともあり、7月に潜ってきました。
何か役にたつかなぁ?

14071. 2006年04月22日 06時23分21秒  投稿:KAWA 
過去三宅島が噴火したあと、2−3年(短期間)後に大島(付近)が噴火するケースもあるようですが、今回の地震もその意味で注意した方が良いのでしょうかね。あまり短絡的には考えない方が良いと思いますが。

14070. 2006年04月21日 23時53分05秒  投稿:ちば 
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060421ddm041040147000c.html]
国際プロジェクト「統合国際深海掘削計画(IODP)」が、
東太平洋の中米コスタリカ沖で、海底を深さ約1・5キロまで掘り抜き、
地殻の最下層の深成岩を採取することに初めて成功した。

IODPのニュースリリース

14069. 2006年04月21日 18時03分15秒  投稿:やぎ 
 [http://mekira.gsi.go.jp/project/f2/ja/index.html]
今年に入ってから4回目の地震活動ということのようですね。
地震に伴って地殻変動も起きているようで、地理院のGPS観測ページにも3月末の変動が出ています。

たぶん地下でごそごそ動いているんでしょうけど、80年代末から90年代の
活動に比べると、地震数、地殻変動量ともまだまだ小さい。

14068. 2006年04月21日 13時03分37秒  投稿:ちば 
 [http://www.jma.go.jp/jma/press/0604/21a/20060421_izutouhou.html]
真夜中の地震は大きく感じたのかもしれません
そんな時間でも震度分布やメカニズムまでわかるというのは
あらためて凄い時代になったものだ

14066. 2006年04月21日 08時46分54秒  投稿:ちば 
 [http://pasadena.wr.usgs.gov/shake/ous/STORE/Xltay_06/ciim_display.html]
KAWAさん>
1978年の伊豆大島近海地震はM7.0でした。
昨日の地震はM5.6でした。最大震度も4だったようですから
似ているのはメカニズムだけということらしいです

USGSの地震アンケートシステムが面白いですね
郵便番号から位置を特定してるのかしらん
日本にはこういうものはないですね
web2.0の試みのひとつとしてつかえるかも

14065. 2006年04月21日 06時45分14秒  投稿:KAWA 
今回の伊豆東方沖地震活動は、火山活動に発展する可能性はあるのでしょうか。

14064. 2006年04月21日 04時01分15秒  投稿:ちば 
 [http://www.hinet.bosai.go.jp/]
ねていたんだけど地震で、はね起きた。
震源は伊豆大島と伊豆大島の間らしい。
2時50分。
発生メカニズムを見ると横ずれだ。1978年の伊豆大島近海地震と似ている。
伊豆半島での被害が心配だ。 

14061. 2006年04月19日 20時41分47秒  投稿:なべ 
 [http://www.geocities.jp/cardamine_l/]
数年前に西安(長安)へ行ったとき、ほこりっぽい空気に鼻とのどがずっとえがらっぽく、苦しかったことを思い出します。のどの奥に粉を吹き付けられるような感じ。昨日今日の長岡はあの時の西安のように霞んでいます。

14060. 2006年04月19日 20時15分24秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000011-scn-cn]
黄砂 呼吸器の異常で病院一杯に
非常に細かい粒子は肺の奥に入り込むから厄介なんですね
鉱物以外に、重金属や菌も含まれているという

NASAによる日本を襲う黄砂の映像

14059. 2006年04月19日 12時10分57秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000019-san-soci]
この鳩の大量死事件
黄砂の降った翌朝9日のできごとですよね
 世田谷の公園で、農薬入りの鳩のえさの残りでも
みつかれば安心なのですが・・

14058. 2006年04月19日 06時45分48秒  投稿:KAWA 
>Pochisama,
私は専門家ではないので、このようなデータが回覧できるとは知りませんでした。場所によっては、地盤がみしみし鳴っている臨場感はありますね。それ以上のことは、私には分からないですが。

14057. 2006年04月19日 00時36分14秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/national/update/0418/TKY200604180363.html]
東京の都心でも黄砂を観測

黄砂の降る日はクシャミがよく出る気がする
8日の日曜日もひどかったが、今日もひどかった
黄砂に何かアレルゲン物質が入っているのかもしれない

14055. 2006年04月18日 11時26分41秒  投稿:Pochi 

>tamakun

( ・∀・)つhttp://www.hinet.bosai.go.jp/strace/

震度はMね。

14053. 2006年04月18日 03時42分48秒  投稿:tamakun 
伊豆半島東方沖地震
連続波形画像4月17日21時頃より地震をとらえています。
大室山東方沖10km。震度は2・7−3・1です。

14052. 2006年04月16日 00時19分41秒  投稿: 
 [http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060415i412.htm]
広井先生、まだまだお若かったのですねえ>享年59歳

故人のご冥福を心よりお祈りします。
#普賢岳火砕流災害の報告書、今でも時々読み返します。

14051. 2006年04月15日 20時49分49秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/obituaries/update/0415/003.html]
訃報です。
東大大学院教授の広井脩先生がお亡くなりになりました。
災害時の情報伝達システムなどの普及に尽力されていました。
ご冥福お祈りします。


14050. 2006年04月11日 20時30分41秒  投稿:tomy 
プレミアム10「奇跡の山富士山」見ましたよ!ハイ、よかったです。

14049. 2006年04月11日 18時50分43秒  投稿:なべ 
 [http://www.geocities.jp/cardamine_l/]
宣伝をお許しください。

今さらながら、「2004年新潟県中越地震体験記録集 谷高生のさけび」が発行されました。

「・・・地震が発生した後すぐに電気が消えて、非常灯の明かりだけになった。ほこりが天じょうから降ってきた。揺れが少しおさまったら、物の下敷きにならないように、店の中の通路の所へ行って、お母さんと妹と3人でくっついてしゃがんでいた。・・・」(生徒の体験記から引用)

ご希望の方は、下記の吉越先生までご連絡ください。

新潟県立小千谷高等学校(〒947-0005 新潟県小千谷市旭町7-1)吉越正勝

メールアドレス:yoshikoshi@ojiya−h.ed.jp(スパム防止のため全角表示をお許しください)

製本:位下印刷(〒947-0054 小千谷市若葉3-137)

頒価:2000円

14048. 2006年04月10日 21時29分16秒  投稿:Hal.T 
水中翼船が鯨らしきものにぶつかったそうですが、昨年の便乗航海でクルーに聞いたところによるとけっこう鯨さんは船にぶつかると言ってました。

漂泊していても体を擦り付けてくるし、鯨調査していると背中にペンキのついた鯨を見ることもあるそうです。3週間の間に50m以内に近寄ったのはマッコウとニタリが5回ぐらいかなあ。
発見できる確率にもよりますが5%(めちゃんこいいかげん)とすると20倍ぐらい、つまり3週間で100頭のそばを通ったことになります。

時速80kmで走っていれば結構な頻度でぶつかるのは当然じゃないかなあと思います。ちなみにニタリクジラは体長約13メートル、体重は約16トン。まあダンプカーに土砂を満載したぐらい。片目をときどき海から出して、こいつら何やってんだろうと眺めつつ、船の周りを3回ほど回って去っていきました。

14047. 2006年04月07日 14時41分54秒  投稿:ちば 
番組のお知らせです 転載します

先日放送しました
ハイビジョン特集「奇跡の山富士山」が好評のため、
総合テレビで放送されることになりました。
番組も88分で見やすいサイズになっています。

プレミアム10「奇跡の山富士山」 4月10日22:00〜23:28放送

美しい映像にこだわり、ゆったり見られる番組を目指しました。
必ず見たことのない富士山に出会えるはずです。

もし、興味ありそうな方がいれば、是非お伝え頂けると幸いです。

14046. 2006年04月05日 14時42分31秒  投稿:ちば 
 [http://edition.cnn.com/2006/WORLD/africa/04/04/volcano.ap/index.html]
タンザニアのオルドイニョレンガイ火山が噴火したそうです

http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/carbon/carbon.html

14045. 2006年04月04日 22時40分23秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/200603Leyte/Tdoc/index.htm]
友人から文庫の「日本沈没」を渡されて読みました。今までそれほどの小説ではないと思っていたんですが、なぜそんな悪印象を持っていたのか?、映画を見てあく印象を持ったのかなあ。よくわかりません。いずれにしても、良い印象は持っていませんでしたが、撤回。

ともあれ、小松左京さんを見直した。とは言え、彼以後、こういう資料を駆使したSF小説家はめったにいない。30年たってやっと石黒さんがいるぐらい。SFなのだから事実と違うのはあたりまえだけれど、それにしてもよくできています。幾人かの地質や災害関係の方と話をして、日本沈没を読んで進路を決めたと言っていたのはうなづけます。

14044. 2006年04月04日 22時24分48秒  投稿:こやま 
朝日新聞の科学面で特集「ブンガクとの遭遇」がきょう夕刊(地方によっては明日朝刊か?)から始まりました.

第1回のテーマは「日本沈没」と「死都日本」ですので,ぜひ読んでみてください.石黒さんも登場します.

14043. 2006年04月04日 11時59分14秒  投稿:ちば 
花粉症
 今年は、昨年に比べたら、もう天国みたいに楽ですね
昨年は耳鼻科に何度も通って、最後は強いステロイドを処方してもらった
今年は、つくし飴でばっちり(一粒100円!)
でも、もうどこにも売っていない。

14042. 2006年04月04日 11時10分17秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/200603Leyte/Tdoc/index.htm]
とりあえずレイテ観測行のお話、初版

14041. 2006年04月04日 01時24分37秒  投稿:Hal.T 
 [http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/onShizushin060327.html]
14037>
>東海地震説に「間違い」 提唱から30年 石橋教授見解 報道
報道の「間違い」と言うか、趣旨違いだと言う言明。

14040. 2006年04月03日 00時51分43秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/science/news/TKY200604010233.html]
レイテ島地すべりの記事
 レーザー測量の話も出ていますね
小学校は移動してから埋まったという

14039. 2006年03月31日 22時50分44秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]
 震災ドラマ番組の案内です。
 4月3日(月)晩21:15〜23:24に、日本テレビ系列で「首都直下地震シミュレーションドラマ」が放映されます。
   報道特別ドラマスペシャル  生と死を分けた理由…
   “アース・クエイク ” 平成18年春・東京大震災

 首都・東京で直下型の大地震が起きたら、その時一体何が起こるのか・・・。
 東京が震度7の巨大地震に見舞われた際の様々な状況を、日本テレビ報道局の取材に基づいて制作するシミュレーションドラマ。
 果たして、その時、一体何が起こるのか? 私たちはどのように行動すればいいのか?
都内の惨状は? レスキューを含めた救急医療体制は?
 ドラマを通して巨大地震への対策を訴える。

<みどころ>
 東京が巨大地震に見舞われる――。ドラマの舞台となるのは、東京湾岸の汐留に2003年に完成した地上32階地下4階の日本テレビ。ここで働く社員たちは、突然、大地震に遭遇し、様々な状況に追い込まれる。
 ある者は、高層階のフロアに閉じ込められ、ある者はエレベーターの中に缶詰になる。また、出産する妻を励ますために汐留を出ていた社員は、電車の脱線転覆に遭遇しながらも、妻の姿を求めて、街をさまよう。
 このドラマでは、阪神大震災をはるかに上回る死者1万人以上、負傷者は10万人以上という数を想定している。果たして、その時一体何が起こるのか? 都内の惨状は?私たちはどのように行動すればいいのか?レスキューなどを含めた救急医療体制はどうなるのか?

 以下は、日本テレビ谷原和憲さんからのコメントです。
 「派手な被害を取り上げるのではなく、都市に住む人なら、誰もが危険性をもっている<生き残ったけど、ビルで孤立>にスポットを当ててみました。つまり、震災全体では、際立った被害者ではないけど、忘れてはいけないこと・・・をドラマにしています」 

14038. 2006年03月28日 18時59分08秒  投稿:ちば 
なべさん>
東海地震だけが特別ではないというニュアンスですよね
たくさんあるアスペリティのひとつに過ぎない

14037. 2006年03月27日 20時51分37秒  投稿:なべ 
 [http://www.shizushin.com/feature/jisin/jisin_kiji/20060327000000000016.htm]
>東海地震説に「間違い」 提唱から30年 石橋教授見解

ともあれ、今となっては単独の東海地震より、紀伊半島沖と一体のいわゆる東海地震の発生が近づいているのでしょうね。

14036. 2006年03月27日 16時54分50秒  投稿:kou 
時々訪問はしていたのですが、初めて投稿させて頂きます、kouと言います。以後よろしくお願いします。
↓の記事にあるこのレイテ島の火砕流堆積物ってどこ起源のものなのでしょう?
だれか知っている方が居られましたら教えてくださいませんか?
「死都日本」にはまってしまってから、どうしても「火砕流」という言葉に敏感になってしまって・・。

14035. 2006年03月27日 16時26分32秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/international/update/0327/001.html]
レイテ島 佐々先生の記事が出ましたね

14034. 2006年03月27日 16時19分43秒  投稿:ちば 
 [http://www.rkk.co.jp/mmeye/aso_kakou.html]
阿蘇火口カメラへのリンク

14033. 2006年03月27日 15時08分33秒  投稿:tamakun 
阿蘇山中岳第一火口湯だまりが、本日午前11時50分頃、大分県日向灘にて発性した地震により縮小した感じがします。

14032. 2006年03月27日 12時52分17秒  投稿:Hal.T 
14031 さとぐちさん>
原因論についてですが、私は門前の小僧の前に座るワンちゃん程度なので、なんともはや。数日中に見解を発表すると聞いてはいますが、そうは簡単にわからないんじゃないかなってのが私の感想です。その発表を待ってから私なりの現地情報を出したいと思います。と言っても学術的なものじゃなく旅行記ですが・・・

ただし、確実に言えることは、周囲一帯はうっそうとしたココナツ林であり、対岸でお願いした地元のガイドさんが10から15mもある高い木に登りココナツミルクで我々の乾きを癒してくれました。

14031. 2006年03月27日 08時46分26秒  投稿:さとぐち 
>14030 Hal.Tさん
私はこの団体の活動が噂などで聞く以外にはほとんど知らないのですが,まだ原因がハッキリしていないようなことをつかって,自分達の意見を主張する材料に使うというのは,この団体の活動を信じている人たちや,発言力のある団体でもあるので間違った価値観を世間に植え付ける可能性がある気がします.確かに,これでは災害を軽減することにはつながらない気がします.

そのページで主張していることは,森林の土砂流失を軽減する役割についてであって,今回のことはあまり関係ない気がしますが,実際のところはどうなのでしょうか?
このことについて,地質関係とか工学関係の方から意見を出したりはないのでしょうか?私はHal.Tさんの紹介があるまで知りませんでした.

14030. 2006年03月27日 02時35分56秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.greenpeace.or.jp/press/releases/pr20060307_html]
日本に帰りつきました。それにしても↑のURLのように、意見を押し通すために地滑りの原因をこじつけるのはいただけないと言うか、今回の被災者も救われないし将来の災害を少なくすることもできない。

14029. 2006年03月25日 23時33分48秒  投稿:Hal.T 
やっとレイテからマニラに全員怪我も無く帰着。日ごろの行いがいいのか連日の長雨も3日間だけ途切れてくれましたが、今日は大雨に戻りました。
詳細はグループリーダの発表を見てもらうとしても、毎日朝の7時ごろ現場を挟む川の前に集まって行動します。そこには5mほどの大きな木製の十字架があり、親族を無くした人たちがその前に集まったり、ひざ上ほどの水深がある川を歩いて渡り自分の家のほうへ歩いてお参り?してました。

毎日、30度以上、強烈な日差しで瓦礫の山を登ったり降りたりと、もうへとへとです。初日には少々ゲリラ情報による騒ぎがあったりもしたのですが真偽のほどは不明。それからは周辺の村に行くときはPOLICEがM16を担いで警備してくれていました。

明日、日本に帰ります。

14028. 2006年03月25日 06時10分10秒  投稿:わんこ 
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/503-20060324150000-42.html]
昨日気象庁から火山情報のあった阿蘇山ですが、
25日6時頃ライブカメラを見たところ
確かに若干の湯だまり減少が見られるようです

http://www.rkk.co.jp/mmeye/aso_kakou.html

14027. 2006年03月25日 01時06分10秒  投稿:おおさと 
 [http://www.jst.go.jp/pr/info/info271/index.html]
電子アーカイブで過去の学術雑誌を初公開↑
(明治期からの日本の研究の探索が可能に)
Journal@rchive (ジャーナルアーカイブ) で

46,47 Tokyo Sugaku- Butsurigakkwai kiji- gaiyo Vol.2 (1903) 312 寺田寅彦

Journal of Geomagnetism and Geoelectricity
Soils and Foundations
Journal of Oceanography
Journal of Meteorological Society of Japan
International Geoscience Journal Gondwana Research

も公開されるんですね。

14026. 2006年03月25日 01時02分50秒  投稿:寺田 
 [http://uvo.sci.hokudai.ac.jp/tasks/topics/]

特に火口の南半分についての画像を紹介します
http://uvo.sci.hokudai.ac.jp/staff/terada/meakan/akanuma3.jpg

立体視画像
http://uvo.sci.hokudai.ac.jp/staff/terada/meakan/fig1.jpg

14025. 2006年03月24日 13時42分31秒  投稿:ちば 
 [http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060324&j=0047&k=200603243964]
雌阿寒岳 山頂火口内に新たな亀裂を確認

14023. 2006年03月23日 13時58分07秒  投稿:ちば 
本日、日本災害情報学会「デジタル放送研究会」第10回勉強会で
災害情報伝達におけるネットのBBSが果たす役割と問題点
という(かんじ)のタイトルで、この掲示板のことを紹介してきます
1998年3月からはじめたので、いつのまにか10年近い老舗みたいな
ことになっています。見ている人は誰でもいつでも書き込めるという
自由やレスポンス速度と引き換えに、ひどく脆弱な場所でもあるわけですが
そのへんの話をしたいとおもいます
内容的には、先日の地質学会での議論を再構成したものを考えています

14022. 2006年03月23日 13時20分12秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/meakan-10mDEM-contour.jpg]
雌阿寒岳の10mDEMから作成した等高線図を
赤色立体地図に重ねたもの(暫定版その2)
彩度を低めにしています


14021. 2006年03月23日 11時47分31秒  投稿:おお 
 [http://www.bousaihaku.com/wopen/kazan/images/001hmap1.jpg]
雌阿寒岳ハザードマップ↑

消防博物館日本の火山世界の火山
http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B520&ac2=&ac3=2935&Page=hpd2_view



14019. 2006年03月23日 09時48分01秒  投稿:早川 
 [http://vulcania.jp/bbs/]
例外的な二重投稿です。

4888. 2006年03月23日 09時42分23秒 早川
 

千葉さんの赤色地図の上に、火口と泥流の位置を落としました。
迅速作業だから精度はよくないと思います。
もっと高精度の作業をどなたか、してください。

・泥流の先端はいま雌阿寒温泉に向かっている

という事実認識を、私はもっています。

ただし泥流の規模は大きくないし、速度もゆっくりだから、いまとくにあわてる
必要はないと思います。地表から現地に接近してよく調べる必要があります。
泥流は雌阿寒温泉に達する前に止まるかもしれません。

14018. 2006年03月22日 23時23分08秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/meakan-rrim-cont2.jpg]
等高線かさねバージョン(暫定)

14016. 2006年03月22日 23時15分36秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/meakan-rrim_moji2.jpg]
雌阿寒岳赤色立体地図(注記入り)
北海道新聞の空撮写真から位置を推定して記入したものです

背景の赤色立体地図が国土地理院の数値地図火山標高10mより作成した
画像の東西がちょうど8km(1ピクセル=10m)

14013. 2006年03月22日 22時49分21秒  投稿:ちば 
 [http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060322&j=0022&k=200603223446]
泥流の到達距離が気になりますね

14009. 2006年03月22日 22時33分05秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/meakan-rrim.jpg]
雌阿寒岳赤色立体地図

国土地理院の数値地図火山標高10mより作成した

14008. 2006年03月22日 22時07分58秒  投稿:ちば 
 [http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000603220010]
雌阿寒岳 小噴火は水蒸気爆発
中川さんのコメントあり

北海道新聞には寺田さん登場

14006. 2006年03月22日 13時40分23秒  投稿:かわい 
http://uvo.sci.hokudai.ac.jp/tasks/topics/
北海道大学の地震火山研究観測センターの雌阿寒岳の活動についての記録です。

14005. 2006年03月22日 11時57分39秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/105-20060322101000-42.html]
 雌阿寒岳の火山灰の分析結果から、新しいマグマ噴出を示す物質は認められなかったそうです↑
よって、昨日の噴火は、目視観測の結果と同じく、水蒸気爆発ということになります。

 ただし、今後どのような展開をするかは、これから出てくる火山灰を調べることで、予測がつくことがあります。

 たとえば、火山灰の中に「新鮮で泡だったガラスを見つける」などの観察が大切です。
拙著『火山はすごい』(PHP 新書)159ページに、有珠山噴火の例で説明しています。

14004. 2006年03月21日 12時58分47秒  投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/105-20060321122000-42.html]
火山観測情報 第8号
雌阿寒岳の噴火で、微量の降灰が確認されたとのこと

14003. 2006年03月21日 09時04分13秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/national/update/0321/TKY200603210091.html]
雌阿寒岳で火山性微動、噴火の可能性も 臨時火山情報

火山観測情報第6号

14001. 2006年03月20日 18時39分34秒  投稿:ちば 
Hal.Tさん>
2次災害に気をつけてくださいね
1ヶ月になるからもうカチカチなのでしょうか

14000. 2006年03月19日 20時53分19秒  投稿:Hal.T 
無事にマニラまで到着、みんなで飯を食いに行き、帰りに足の小指があたるので新しい靴を購入、4500ペソ。山歩きが多いのでしかたない。ふぃりっぴんの人は人当たりがよく、感じがいいよ。
あさってにレイテに行く。

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