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ある火山学者のひとりごと 14400-14499


14495. 2006年10月18日 09時12分37秒  投稿:ちば 
 [http://housyasen.taiki.go.jp/]
環境放射線等モニタリングデータ公開システム が 公開されたそうです
asahi.comの記事の URLが間違っていたので なかなか見つからなかった

14493. 2006年10月16日 11時49分55秒  投稿:ちば 
 [http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/ustwbh.php]
ハワイの地震の震源は ハワイ島の西側のようです
なぜ オアフ島で停電になったのかなあ

14492. 2006年10月16日 11時02分21秒  投稿:みき 
ハワイ沖でマグニチュード6・6の地震発生

14491. 2006年10月16日 00時10分44秒  投稿:ちば 
 [http://gz5432.husuma.com/index.html]
ほにゃららと言えば というサイト

いろいろ考えさせられる

14490. 2006年10月14日 20時16分44秒  投稿:塩井宏幸 
 [http://www.qsr.mlit.go.jp/osumi/livecamera/livecamera.htm]
大隈河川国道事務所の桜島ライブ画像(上記URL)を見ると今夜は南岳A火口による
と推定される火映現象が弱いながら発生しているようです。

火映現象については、火口底に溶融した状態のマグマ頭が露出していない場合、
火口底で赤熱部が形成されるためには高温ガスの噴出による「ふいご効果」が
継続する必要があるのかもしれません。これは、昨年の阿蘇中岳火口底での赤熱
現象を見ていて感じたことです。

つまり、表面が冷えた部分が噴火活動によって除去されたとしても、赤熱部が形成
されて火映現象が見られるようになるまではタイムラグがあるのではないかと思う
のです。

14488. 2006年10月13日 12時48分01秒  投稿:astra 
 [http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/NewImages/images.php3?img_id=17425]
14487 ちばさん
Tavurvur火山から放出されたSO2が、上記URLにて見られます。

14487. 2006年10月12日 17時58分44秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061008-00000305-reu-int]
パプアニューギニアの噴火のニュース
国内ではほとんど報道されていませんが
1994年以来の大噴火だったようですね
ブログによるレポート
パプアニューギニアのラジオ局に派遣中の青年海外協力隊員の活動日記 by yakomor

14483. 2006年10月12日 00時10分33秒  投稿:Hal.T 
14481 さくらさん>
10/4-5にかけて白馬岳の北東20kmにある蓮華温泉にいました。

実は1996年の蒲原土石流で多くの人が死亡したのをきっかけとして、1998年から土石流警報機の研究が当方の防災関与の事始め。1年に1度は観察に行っています。いくぶんかは惰性ですけれど自然が変化するのを観察するのも興味深いものです。昨年は山道も藪に覆われ、いつもの観察地までは行けませんでした。野ばらと藪に追い返されたってわけです。そこで、今年はナタやトランシーバ、GPSを持って朝っぱらから挑戦しようと言うことで前日の夜は温泉調査と銘打って露天風呂。

露天風呂は蓮華温泉の山小屋からさらに奥へ15分位の山中です。紅葉もまだ中途、露天風呂に入るときに服を脱いでも寒くは無い。山に慣れている人でもこの天候が大吹雪になるとはなかなか予想しづらいとは思います。わかっちゃいるけど行動にするのはむずかしいですね。吹雪になりはじめた段階でどこにいるかが運命を分けたのかもしれません。

翌日は直線距離で500mを1時間ぐらいかけて蒲原沢の中流部にある監視所ってところまで行けました。2年前までは道があったのですが、今年は斜面に這いつくばるとわかる程度の踏み跡が残るだけ。来年にはほぼ完全に自然に戻るでしょう。今回、GPSでポイントと道順を取得したので、来年からは今年ほど右往左往しないだろうなあ。

しかし、ここの冬は2,3mの積雪があるところですけれど、たった2年ぐらいで登山道がわからなくなるってのは凄い。日本は植物の天国なのですね。極寒と酷暑が順繰りにくるからかしら?

天候の振幅が大きくなったと言われますが、私にはわかりません。山に入るのが好きで、おまけに現場を訪れることを仕事+趣味にしている我々としては「備えよ常に」ってボーイスカウトの標語を大事にしましょうね。

14482. 2006年10月11日 23時17分15秒  投稿:塩井宏幸 
 [http://www004.upp.so-net.ne.jp/shioi/SakurajimaEruption.htm]
桜島は昨日と一転して、噴火は全く検出できませんでした(鹿児島大学教育学部
の「桜島の今」画像アーカイブ使用)。

桜島南岳(A火口と推定される)の噴火活動については、9月20日〜21日の爆発を
伴うやや活発な活動以降の推移を見ると、下記のようなサイクルを繰り返す可能
性があるかもしれません。

赤熱部の露出(火映の明瞭化) → 噴火活動の低下 → 赤熱部表面の固結(火映
の不明瞭化) → やや活発な集中的噴火活動 → 赤熱部の露出

今夜はまだ明瞭な火映現象はとらえられていないようです。

14481. 2006年10月11日 23時08分36秒  投稿:さくら 
 [http://www.sankei.co.jp/news/061009/sha007.htm]
山の上はもう冬と言われればそれまでですが,
なんとも痛ましい集中遭難事故です....

今週の北海道東部の集中豪雨といい,好天と荒天の振れ幅が大きくなっているように
みえるのは,気のせいでしょうか?

14480. 2006年10月11日 22時58分42秒  投稿:ちば 
 [http://www.isis-online.org/publications/dprk/dprktestbrief.pdf]
isis-online.org による分析 (重いです)
google mapの衛星写真の判読で
簡単にわかることも多い

14477. 2006年10月11日 01時52分29秒  投稿:ちば 
 [http://www.sevo.kyushu-u.ac.jp/seis0610091037.html]
北朝鮮の核実験と推定される地震波形記録とその解析の試み
東大地震研 新J-arrayで観測された北朝鮮関連の地震波形記録
九大島原地震火山観測所2006年10月9日に観測された北朝鮮地域を震源とする波形について
筑波大 2006年10月9日北朝鮮の核実験と推定されるイベントの地震波解析

14473. 2006年10月11日 00時49分37秒  投稿:塩井宏幸 
 [http://www004.upp.so-net.ne.jp/shioi/SakurajimaEruption.htm]
桜島の噴火活動が今日10月10日になって活発化しています。鹿児島大学教育学部
の「桜島の今」画像アーカイブから、9時41分〜14時33分の間に5回の噴火を検出し
ました。特に12時44分〜13時38分にはほぼ連続的な灰噴火となりました。日没後も
断続的に噴火が発生している様子が気象庁や大隈河川国道事務所のライブ画像に
とらえられています。

ところで、9月20〜21日のやや活発な噴火活動以降、桜島の噴火時の噴煙に含まれ
る火山灰の割合が減少したように感じます。火山灰の滞留が見立たず、火山灰を含
まない噴煙との区別も不明瞭になっています。また、その後に大隈河川国道事務所
の夜間画像とらえられた南岳A火口によると思われる火映現象がそれまでより明瞭に
なったようです。これらの傾向が生じた原因は、火口周辺を閉塞していた固結した溶
岩が噴火活動によって除去されたためではないかと考えました。

●桜島噴火映像(ペインターかわさき「今日の桜島I」より)
http://www004.upp.so-net.ne.jp/shioi/SakurajimaEruption.htm

※火映現象については「てるみつ部屋BLOG Ver.4.0」
http://star.ap.teacup.com/terumitsubey4/
を参考にさせていただきました。

14471. 2006年10月10日 21時34分07秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo200610.html]
 岩波書店『科学』2006年10月号のコラム『大地の動き・人の知恵』に、
「古生代末に起こった大量絶滅の原因」というエッセイを書きました
(966-967ページ)↑ 

 2億5000万年前に起きた史上最大といわれる環境変動の原因について、
内因説(大規模な火山活動)と外因説(巨大隕石の衝突)を紹介しました。
いずれもまだ仮説の段階ですが、今後の展開が楽しみです。

14470. 2006年10月10日 10時21分30秒  投稿:ちば 
シンポジウムのお知らせです

国際シンポジウム「火山防災と広域避難」

イタリア・ベスビオ火山60万人の避難計画に学ぶ
International Symposium
Mitigation of Volcanic Disastersincluding Mass Evacuation


 主 催  山梨県環境科学研究所・東京大学地震研究所
 後 援  内閣府,総務省消防庁,国土交通省砂防部,環富士山火山防災協議会
期日・場所 平成18年11月10日(金)山梨県環境科学研究所
平成18年11月11日(土)東京大学地震研究所

目的
大規模な火山噴火の際には,火山の近傍に居住する多数の住民を短時間内に避難させる必要が生じます.都道府県の行政区域を超えて数万人規模の避難を行うことは,大変な困難が予想されます.実例としては,イタリア・ベスビオ火山の1631年の噴火に相当する規模の火砕流噴火で,60万人の住民を避難させる計画や,富士火山の1707年の噴火に相当する規模の噴火で山麓住民を避難させる計画などがあります.本シンポジウムの目的は,そのような事例を詳細に調査・討論し,問題点を提起し,最適な防災計画を提案することであります.

背景
イタリアのナポリ市は人口300万の大都市ですが,その東に接してベスビオ火山があり.1631年には大噴火を起こし,火砕流が山麓を流れ下って大災害を引き起こしました.現在の地図に火砕流の分布を落とすと,市外密集地域の約60万人が被害を受ける計算になります.イタリア政府は最近国を挙げての防災対策を打ち出し,被害が想定される18の市町村それぞれに,イタリア国内での避難先が集団で指定され,軍隊を総動員して,強制的に住民を避難させるという計画です. 日本でこれに似た計画は,富士山の広域火山防災計画であり,300年前の宝永噴火の規模の噴火を想定し,大規模な火砕物降下,溶岩流出,その他のケースを想定し,他府県にまたがる避難計画を策定しています
意義
富士山麓の富士吉田市において,環富士山火山防災連絡会加盟の地方自治体の防災担当者や地域住民が集まり,イタリアから招聘したベスビオ火山防災の担当者と情報交換や討論を行うことは,大きな意義があると考えます.


会議の日程(予定)
  11月10日(金) 山梨県環境科学研究所(山梨県富士吉田市)
      09:00 − 12:00  ケース・ヒストリー
            ベスビオ火山噴火と想定される災害(スカンドーネ教授ほか)
            富士火山噴火と想定される災害(内閣府)
            伊豆大島1986噴火の際の10000人全島避難」(東京都)
           ,有珠2000噴火の際の16000人避難(北海道)
      13:00 − 16:00  避難計画
            ベスビオ火山の避難計画(イタリア防災省)
            富士火山の避難計画(環富士山火山防災連絡会,内閣府)
            伊豆大島の避難計画(東京都)
            総合討論(パネル)
   11月11日(土)午前中,東京へ移動
      13:00 − 17:00  東京大学地震研究所(東京都文京区本郷)
            講演会形式でイタリア火山防災,富士(大島)を中心とした
            日本の広域避難について,講師数名が講演.
            その後に総合討論 

申し込み,お問い合わせ
        山梨県環境科学研究所 
        〒403-0005 富士吉田市上吉田字剣丸尾5597-1
        電話 0555-72-6211  FAX 0555-72-6204

14467. 2006年10月10日 02時06分07秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/fujiyama-from-ooyama.jpg]

2006年10月8日16時12分撮影 大山山頂より いろいろ補正

14466. 2006年10月10日 01時46分25秒  投稿:ちば 
 [http://maps.google.com/maps?f=q&hl=en&q=+41.294,+129.134&ie=UTF8&t=h&om=0&z=17&ll=41.278742,129.086266&spn=0.005717,0.013475]
cryptome.org のいう possible test facilities の拡大

14465. 2006年10月10日 01時29分41秒  投稿:ちば 
 [http://cryptome.org/dprk-test.htm]
cryptome.org も 南西側に注目しているようだ

14463. 2006年10月09日 23時43分04秒  投稿:ちば 
 [http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061009i213.htm?from=main2]
まだ、核実験だったと断定はされていない
というのは 地震以外の分析がまだということか

14461. 2006年10月09日 23時26分38秒  投稿:ちば 
 [http://www.arukazan.jp/temp/nk.kml]
USGSによる震源の位置(北緯41度17分38.4秒 東経129度8分2.4秒)を
google earthで見てみると 何の施設もない山の中であることがわかる
尾根をはさんだ南側には道路と何かの建物が確認できる
東側は高解像度の画像が無いので不明

14460. 2006年10月09日 22時45分16秒  投稿:ちば 
 [http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/ustqab.php]
USGS マグニチュードは4.2としている メカニズム解がない

14459. 2006年10月09日 22時34分32秒  投稿:ちば 
 [http://www.jma.go.jp/jma/press/0610/09a/061009kitachosen.pdf]
気象庁の記者発表
平成18年10月9日10時35分頃(日本時間)、
北海道から九州にかけての広い範囲で地震波を観測しました。
北 緯: 41.2°東 経: 129.2° 深 さ: 不 明 マグニチュード: 4.9

 地震学的には地下核実験という解釈しかない感じ

14456. 2006年10月09日 15時49分52秒  投稿:さくら 
 [http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap061009.html]
Mars Rover at Victoria Crater Imaged from Orbit
火星のこんな画像を見られるようになるなんて.
長生きはするものですね.

14453. 2006年10月08日 14時36分40秒  投稿:成尾 
桜島関係です。
昨日(9月7日)の朝,桜島に行ってきました。竜さん撮影の写真にあった火口左側部分の黒い線は,やはり崖になっていました。長さの物差しがないので何とも言えませんが,火口の大きさから推測して数m落ちているようです。ここでは南岳の斜面が「昭和火口」内に連続しており,斜面が火口内にずり落ちるような状態になっていました。14444でやぎさんが指摘されたような滑落崖かと思われます。火口縁から外にも崖がのびていますが,火口内に落ち込んだ斜面に引きずられるように落ち込んだものと判断しました。
桜島にいた時には南岳からの噴気も無く非常に穏やかな状態でしたが,10時30分頃に南岳山頂火口から中規模噴火がありました。この時は桜島から遠く離れていたので,噴火の瞬間は撮影できませんでした。せっかくのシャッターチャンスを逃しました。

14451. 2006年10月08日 01時15分20秒  投稿: 
 [http://www.imagegateway.net/a?i=ImskabHnTo]
太平洋沿岸で急激に発達した低気圧のために、昨日鹿島港沖で座礁した鉱石運搬船GIANT STEPの写真を撮影して上記サイトに置きました。ちなみに、遭難地点から15kmほど北にある私の職場では、6日の16時半頃に最大瞬間風速30.5m/secを記録しました。残念ながら、GIANT STEPの乗組員のうち9名の方がまだ行方不明です。


14448. 2006年10月04日 23時37分31秒  投稿:ひできち 
 [http://wwwsoc.nii.ac.jp/kazan/J/doc/2007calendar.html]
日本火山学会の2007年カレンダー発売のお知らせです。

来年のカレンダーが発売になります。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/kazan/J/doc/2007calendar.html

一般書店では来週の頭くらいには店頭に並ぶ予定です。

来年のカレンダーは、昨年までの白尾元理氏の美しい写真に加え、
鹿児島大学井村隆介氏の迫力ある空中写真や、産総研中野氏の伊豆大島噴火写真など、大変芸術性の高い、すばらしいカレンダーとなっています。
監修は白尾氏のほか、小山真人氏、(僭越ながらわたし)です。

火山学会員の方は、ぜひwebで、非学会員の方は、最寄の書店でお買い求めください。
また、火山学会熊本大会でも販売いたします。

以上、宣伝でした。

14447. 2006年10月03日 14時13分03秒  投稿:ちば 
 [http://www.jiban.or.jp/kantou/event/htm/20061004.htm]
三宅島2000年噴火の地盤工学的研究 特に細粒火山灰の影響について

三宅島の今回の噴火は、火山ガスの大量放出、および火山ガスで森林が壊滅したことによる山腹斜面の荒廃と土石流の発生で特徴付けられます。
地盤工学会関東支部の活動対象地域には、活火山が多く存在し、火山災害の危険度は一般的に高い一方、火山災害復興に関する総合的かつ系統的な研究事例は少ないという実態にあります。そこで、地盤工学会関東支部では、三宅島の復興に際して、地盤環境の経年的変化のモニタリングに重点をおいた火山災害復興事例の総合的研究として 「地盤工学的立場から見た三宅島火山災害に関する研究委員会」を設置し昨年度より活動しております。
今回は初年度の活動の総括として、噴火と災害の概要と2日間の現地調査の結果をご報告する機会を設けさせていただきます。G-CPDポイント:2.0
◆日    時◆ 平成18年10月4日(水) 16:00〜
◆会    場◆ 地盤工学会 大会議
◆プログラム◆
清水委員長 あいさつ
後藤委員  委員会設立の初年度の活動
千葉委員  三宅島2000年噴火の経緯と火山災害
千葉委員  三宅島現地調査報告(1)細粒火山灰
沖津委員  三宅島現地調査報告(2)植生の調査報告
内田委員  三宅島現地調査報告(3)火山ガスのモニタリング
大里委員  今年度の調査計画 モニタリング計画

14446. 2006年10月03日 14時04分11秒  投稿:ちば 
月刊地球の「地球科学のフロンティアとしてのアウトリーチ」という特集号が
書店に並びました 719-727ページに
「三宅島2000年噴火と掲示板-ある火山学者のひとりごと-」
という 小文(というかエッセイかな)も掲載させていただきました。
引用や謝辞など 論文とし不十分なも多々あるかとおもいますが ご容赦ください。
 ここを知らない人に あるいはネットを見ていない人に
この場の雰囲気が 伝わるように 心がけました
結局 書けたのは いろいろ考えていたことの1/10くらい

14445. 2006年10月03日 12時50分56秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2006/20061008/index.html]

 テレビ朝日で富士山の番組が放映されます↑
「素敵な宇宙船地球号/緊急シミュレーション〜富士山噴火300年目の真実」
 放送日時:10月8日(日) 夜11時15分〜45分
 首都圏のシミュレーションですので、とくに関東の方々には是非観ていただきたいですね。

14444. 2006年10月02日 01時42分10秒  投稿:やぎ 
私も9月は私用で鹿児島におり,竜さんが桜島に行かれた前日の24日に再び黒神に行きました.
私の写真にも成尾さんご指摘のように向かって左の尾根に黒い線のようなものが延びています.
最初火口内側の表層が落ちたのかなとも思いましたが,尾根を越えて延びているし,
火口内側のガリの様子は変わっておらず,黒い線で切断されています.

ちょっとした崩落崖なんでしょうか.

14443. 2006年09月30日 11時07分41秒  投稿:成尾 
14442>
最近,桜島に行っていませんので現状は把握していませんが,写真を見ると火口壁左側部分が内側へ落ちているように見えます。14349・やぎさんの拡大写真などと比較すると,線状に白くのびていた部分に相当しています。

14442. 2006年09月30日 03時00分08秒  投稿: 
 [http://www.imagegateway.net/a?i=o0KlgYzDqr]
桜島の写真を少し上記のサイトに置きました。下記は昭和火口のクローズアップ。
クリックするとオリジナルの画像を見ることができますが、3MB近くあるのでご注意。
なお、撮影は9月25日


あと、
MVロケット打ち上げの様子
もよろしかったらご覧ください。

14441. 2006年09月30日 01時32分59秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.enyo.affrc.go.jp/seika/R&T/kujira.pdf]
昨年の今頃、↑のようなことをやってました。遠洋水産研究所側の公開後に独自に言及できる約束になっていたので、これで一安心。

簡単に言えば鯨類(クジラやイルカ)に装着して行動(潜水時間や深さ)を調べるデータロガがあります。これを回収する方向探知機についてのお話です。場所は岩手沖300kmぐらい。

何しろ船は自転車ぐらいの速さ。昨年も台風が多く逃げるのには時間がかかります。台風の進路を気にしながら、日がな一日海と空を眺め、ドンブラドンブラ過ごすこと3週間。アタオコロイノナは出現しませんでした。イルカやクジラのことは素人ですが、ニタリクジラの吐く息は使い古した冷蔵庫を開けたような悪臭でした。

14440. 2006年09月28日 13時23分32秒  投稿:ちば 
 [http://ch.kanagawa-museum.jp/tenji/toku/toku-00.html]
会 期 平成18年10月14日(土)〜11月19日(日)
開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
金曜日:午前9時30分〜午後8時(入館は午後7時30分まで)
休館日 月曜日
会 場 特別展示室・コレクション展示室
観覧料 大人800円/20歳未満,学生500円
20名以上の団体は100円引
※高校生以下,65歳以上,障害者手帳をお持ちの方は無料
関連行事 ●記念講演会
「富士山の火山活動と宝永噴火」
●シンポジウム
「1707富士山宝永噴火報告書」報告会
●学芸員による展示解説

14439. 2006年09月28日 00時56分53秒  投稿:Hal.T 
ロケットではないけれど、片貝のお祭りで打ち上げる3尺、4尺球。TVで見ていると普通の花火の音。今年の2日目の雨の中、傘をさして見ていた。バッスーン(打ち上げの音)・・・・・ベシャッ!ってなかんじ。衝撃波で腹がへっこみ、手に持つ傘は5cmぐらい後ろにズル。マイクロホンでは無理なのだろう。

14438. 2006年09月27日 02時04分35秒  投稿: 
 [http://373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060924_2.htm]
旧聞になりつつありますが、先週末のMVロケット7号機の打ち上げを見に内之浦まで
行って来ました。ロケットの打ち上げを見るのは始めてでしたが、いやー、想像以上に
良かった。炎のオレンジ色も美しかったけど、やはり音と衝撃波の迫力はテレビの映像
ではわからないと実感。太陽観測が目的のSOLAR-B衛星は、「ひので」という、これ
またぴったりのネーミングで無事に切り離されて、今回の打ち上げは大成功。

延期を見越して昨日まで休暇を取っていたのですが、結局予定通りに打ち上がったので、
「ひので」が内之浦の上空に戻ってきたときに射場の34m&20mパラボラが追尾する様
子を眺めたり、34m管制室での様子を見学させて頂いたりで有意義な旅でした。

で、ついでに昨日は桜島の昭和火口も見に行って、以前話題になっていた白色変色域も
写真に撮ってみましたが、ぱっと見る限りは8月からあまり変化がなさそうな?
#そのうちどっかに写真を置こうかと思いますが...

14437. 2006年09月25日 12時13分41秒  投稿:Hal.T 
高エネルギーの電池はかなり危険。
もともと小さい体積にどえらいエネルギーが詰まっているものは、どこまで対策しても完全に安全だと言えるものではないと思います。

以前、野生生物に装着して使う無線機の構造を調査。0.3ミリぐらいの薄いダイアモンドカッターと大量の水で冷却しながら切っていたら、モクモクと白煙。飛散防止のためにケースに覆われている中が見えなくなった。あわてて停止してふたを開けたら、どえらい刺激臭。非常に発熱して庭に放り出して避難しました。考えてみたらリチウムって水に反応するんですよねえ、馬鹿みたい。

爆発しなかったのが幸いでした。電池に書いてある「解体しないでください」は守るべきですな。

14436. 2006年09月25日 08時08分10秒  投稿:ちば 
 [http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20240689,00.htm]
thinkpadよ、おまえもか
これまで 毎日発火するかもしれないものを 抱えていたのか!

14435. 2006年09月24日 15時13分22秒  投稿:Pochi 
 [http://www.railfaneurope.net/pix/de/misc/maglev/misc/pix.html]


記事ではmaintenance vehicleに衝突したということですが、
同型と思われる左の写真はshunting engine と呼ばれている。
何かなと思ったら入替用機関車という意味なんだそうな。
保守点検に使うことはありかもしれんけど、
レールのメンテならやはり右のタイプでしょう。

14434. 2006年09月24日 13時19分34秒  投稿:ちば 
 [http://www.youtube.com/watch?v=4ZWrIFQMDJo]
Transrapidの紹介ビデオ画像 7分
この構造では落ち葉とか軌道の上に溜まりやすそうだから
毎日の掃き掃除が欠かせなかったということかなあ

14432. 2006年09月24日 10時01分45秒  投稿:ちば 
 [http://cryptome.org/cdp/cdp092306/pict31.jpg]
ドイツのリニア事故の空撮写真
An aerial view of the damaged magnetic train Transrapid on its elevated tracks in Lathen, northwestern Germany, photographed on Saturday, Sept. 23, 2006.
The high-tech train that floats on powerful magnetic fields, smashed into a maintenance car on an elevated test track Friday, killing 23 people, the first fatalities on a Maglev train. Ten more people were injured.
(AP Photo/Frank Augstein)

14431. 2006年09月23日 23時14分53秒  投稿:さくら 
 [http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060923&j=0022&k=200609223684]
北海道の大雪山で,初雪が降ったそうですね.
北は雪,南は台風.日本の広さを感じます.

14430. 2006年09月23日 12時03分06秒  投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/jp/typh/0614.html]
台風14号は日本から離れていったみたいですね。

14429. 2006年09月23日 00時51分58秒  投稿:ちば 
 [http://www.spiegel.de/international/0,1518,438657,00.html]
ドイツのトランスピッドで事故があったようです
詳しい写真がありました

14428. 2006年09月22日 22時25分46秒  投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/306-20060922140000-42.html]
浅間山の火山活動度レベルが2から1に引き下げられました。

14424. 2006年09月21日 21時06分23秒  投稿:なべ 
 [http://373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060921_9.htm]
>火口付近の噴煙が、せり上がってきたマグマに照らされ、赤く光る様子がくっきり−。20日夜、鹿児島市中心部に降灰をもたらした桜島南岳山頂火口の爆発。その直後の様子を、南日本新聞が同岳ふもとに設置した監視カメラがとらえた。



一昨年の浅間山を思い出しました。

14414. 2006年09月20日 10時09分18秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]
>14375. 2006年09月13日 15時59分51秒 投稿:ちば 
>「三宅島2000年噴火と掲示板ある火山学者のひとりごと」
>というタイトルで原稿を作成中です

 『月刊地球』10月号特集 「地球科学のフロンティアとしてのアウトリーチ」
の世話人をつとめていたのですが、13編のゲラ校正が完了し、今月末に刊行の
予定です。
 上記の管理人さんの論説をはじめとして、地学の啓発活動に関する興味深い
論説がたくさんありますので、ご覧いただければ幸いです。 
 私は巻頭言と「アウトリーチを効果的に行う秘訣:フレームワーク法の技術
と実例」という話を載せました。

14413. 2006年09月20日 10時01分26秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20060919/ftu_____sci_____001.shtml]
東京新聞/中日新聞の科学欄(9/19付)に「雲仙普賢岳の麓に水の都」という話を書きました↑
火山の災害と恵みに関するエッセイです。

島原市では2007年11月に火山都市国際会議が開かれます↓
http://www.citiesonvolcanoes5.com/

14411. 2006年09月20日 02時30分55秒  投稿: 
 [http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/]
竜巻の話の補足です。

藤田哲也著「たつまき 上」で確認してみました。これによると、1950年〜1971年の
22年間に、土屋清&島田守家の両氏、及び気象研の渡辺和夫氏によって集計された陸
上竜巻の数は
 242個
とのこと。もちろん観測され記録として残っている竜巻のみの数。うちF3クラスは
 8個
なので、年平均で単純に計算すると 0.36個/年

1971年以降、今年で35年経過していますから、これまた単純に考えると13個弱が
追加されて、この57年間で20個程度は発生している計算になります。もちろん、
年によって頻度は変わるでしょうけど。

報道に出てくる"3の竜巻は国内で2例しか確認されておらず"ってソースは何なの
だろう???

14410. 2006年09月20日 00時58分26秒  投稿:あきら 
皆様、早速の明解な御教示を有難うございました。教育委員会でいきます! 
助かりました。
また、教えを請いに出て参ると思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。m(__)m

14409. 2006年09月20日 00時30分11秒  投稿:おおさと 
14408>竜さん
>一定の資料をまとめた後に埋め戻される例も少なくないとのこと。なので、実際に大規模な発掘に至るのはごく一部と聞きました。

確かに、遺跡発掘事態がある面で遺跡破壊ですからね〜

 私のフィールドの館山は、露頭で縄文土器やら弥生土器やらザックザク地層の年代確定に一部使用しています。なんせ条里がある地域なので。一応県には届けているけれど・・・(基本的には表層採取と同じ扱いなので出土状態の写真撮って位置の計測して図面つけて届け出てなんて具合です。
 
 それはそうと、2006年合同大会予稿集の本文リンクが切れている。pdfがでない。

14408. 2006年09月19日 21時38分45秒  投稿: 
 [http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/]
F2〜F3だとか>延岡の竜巻
F3なんて確かに今までにそんなに数はないはずですが、「数例」だったかなぁ?
#藤田博士著の「たつまき」の発行時に既に「数例」だったような? 今手元に
#本がないので後で確認してみます。

遺跡の件ですが、西日本の某県立博物館で学芸員(所属は県の教育委員会になる)を
やっている愚弟に以前話を聞いたことがあります。やはり、何らかの遺構を見つけ
た場合は教育委員会に報告が基本。

ただし、巷で言われているように、いったん見つけて発掘ということになると業者側
は商売上がったりなので闇に葬られる遺跡は少なくないとのこと。とは言うものの、
自治体側の金、人のリソースも有限なので、すべて報告されると今度はとてもじゃな
いが調べきれないそうで、適当なところでバランスしているのが現状だそうです。

もっとも、遺構が見つかってもすべて即発掘ではなく、写真調査、試掘、測量調査な
どいくつかのランク付けがあって、一定の資料をまとめた後に埋め戻される例も少な
くないとのこと。なので、実際に大規模な発掘に至るのはごく一部と聞きました。

14407. 2006年09月19日 16時05分42秒  投稿:あきやま 
皆さんご指摘のとおりではないでしょうか。

文化財の種類によって、厳密には届け先が分かれますが、まずは、発掘地がある自治体の教育委員会に届けて指示を仰ぐのが一番と思います。
自治体の教育委員会では、一般公開していない埋蔵文化財の地図をはじめとして、国、県におよぶまでの文化財を、すべて把握しています。
大抵は、教育委員会のなかに、文化財保護課という類いの担当課がありまっす♪ (*^-^)b

14405. 2006年09月19日 13時00分20秒  投稿:みき 
 [http://www.city.musashino.lg.jp/cms/sisaku/00/00/16/00001641.html]
香川県教育委員会のHPでは
(http://www.pref.kagawa.jp/kenkyoui/bunka/dosuru/5-3.php)
「市町の教育委員会に連絡」って書いてありますね。

それから文化財保護委員というのは↑
武蔵野市によると
「教育委員会の諮問に応じて文化財の保存および活用に関する重要な事項を審議する」
人のようです。工事現場で発見!の場合はやはり市の教育委員会への届けかと。

14404. 2006年09月19日 00時55分46秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.houko.com/00/01/S25/214.HTM#s6]
文化財保護法によれば
(遺跡の発見に関する届出、停止命令等)第96条 土地の所有者又は占有者が出土品の出土等により貝づか、住居跡、古墳その他遺跡と認められるものを発見したときは・・・その旨を文化庁長官に届け出なければならない。

とありますが、たとえば群馬県の高崎市のHPには、埋蔵文化財包蔵地外で見つけちゃった場合!
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/ky-bunkazai/tetuduki/tetuduki.htm
市教育委員会に通知して、あとは流れに任せるのが本筋。通知先は最末端の教育委員会ですね。

しかし、工事業者は作業中断の保証も無いし面倒なので知らん振りして埋め戻しちゃうことも多いと聞きます。

14403. 2006年09月19日 00時39分02秒  投稿:あきら 
皆様、お久しぶりです。
執筆と講演に忙しすぎてROMしておりました。<(_ _)>
次作の小説版が11月刊行予定(漫画版は来年)で、現在、著者校正に追われております。
毎度この時期になると、皆様のお知恵を拝借に這い出してくるのがすっかり習慣になっておりますが(笑)、ご存知の方がおいででしたら御教示下さい。工事現場で遺跡が発見された時、届けるのは「教育委員」ですか? それとも「文化財保護委員」? あるいはどっちでもよい? 
関係者の間で意見が割れて困っております。
どうぞよろしく。m(_ _)m

14402. 2006年09月18日 19時37分30秒  投稿:kou 
今日の朝日新聞朝刊2面に破局噴火についての記事が載ってましたね。

社会的認知度が高まった印でしょうか。

14401. 2006年09月18日 16時59分49秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/national/update/0918/TKY200609180124.html]
スズメバチに刺されて77歳の女性が亡くなりました。
これから、秋は、現場調査が多くなる時期ですから、
気をつけないと・・・。 

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