ひとつ前へ WWWルートへ mad@mail.wind.ne.jp

ある火山学者のひとりごと 15200-15299


15299. 2007年09月05日 18時22分57秒  投稿:ちば 
 [http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=&ie=UTF8&ll=34.355979,134.10367&spn=0.061858,0.085058&t=h&z=14&om=1]
 昨日とおとといと香川大学に行ってきました。
二日目に屋島にも登りましたが、
瀬戸内火山岩類のつくる地形を一望でき、感動でした。
 さて、最近になって↓google mapの標準機能だけで(google map APIを使用することなく)
自分のHPに窓を作って地図を貼れるようになりました。
リンク先ページの右上の「このページへのリンク」というボタンを押して
下の段のHTMLソースを選択するだけです。

拡大地図を表示
掲示板用cgiでは、<iframe>タグは使用できないのが普通ですが
ひとりごと用のcgiでは書き込めるように修正を加えています。
ですから、googleの地図検索で生成されたHTMLテキストをコメント欄にペーストするだけで
このような地図を貼り付けることができます。
自由に、ドラッグや拡大・縮小もできますので、書き込みの際にご利用ください。

15298. 2007年09月05日 00時04分40秒  投稿:日本災害情報学会員 
 [http://www.jasdis.gr.jp/]
来る、9月15日(土)〜16日(日)に、
日本災害情報学会と東京都立三宅高等学校主催の

 公開ロングシンポジウム「三宅島火山災害から7年」

が、三宅島坪田の三宅高等学校で開催されます。
(※悪天候で船便が危うい場合は、初日のみ、
 大妻女子大学多摩キャンパス内で代替開催)

どなたでも自由に参加することができます。

下記のホームページでプログラム等詳細を見られ、
ご興味をもたれた方は、学会事務局までお申込みください。
格安なツアーの受付締め切りは、本日です。

 日本災害情報学会ホームページ
  http://www.jasdis.gr.jp/

15297. 2007年09月01日 19時08分25秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]
 岩波書店『科学』2007年9月号のコラム『大地の動き・人の知恵』に、「防災から減災への発想転換」というエッセイを書きました(912-913ページ)。
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo200709.html

 9/20に刊行される岩波新書『火山噴火-予知と減災を考える』の基本的な考えかたを紹介した記事でもあります。
 ご笑覧いただけましたら幸いです。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_top/newtop.html

15296. 2007年08月31日 20時06分52秒  投稿:なべ 
 [http://www.47news.jp/CN/200708/CN2007083101000183.html]
>噴火でナポリ消滅? ベズビオ火山で、学者警告

>【ローマ31日共同】古代ローマ時代のポンペイを消し去ったベズビオ火山の大噴火が迫っており、今度はナポリが消滅する可能性が高い−。30日発売のナショナル・ジオグラフィック誌(イタリア版)は、最近の調査に基づいたイタリアの火山学者の予測を紹介した。

まあ日本もあちこちで「可能性」はあるのでしょうが・・・


15295. 2007年08月31日 20時01分12秒  投稿:なべ 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070831-00000179-mailo-l13]
>三宅島復興モーターサイクルフェス:11月16〜18日開催を正式決定 /東京
8月31日14時1分配信 毎日新聞

>種目は▽同村阿古地の公道周回コース(1周約2・5キロ)を愛車やバイクで走る「三宅島Tourist Pro」=17日▽空港内直線レース(約400メートル)をオートバイで競争する「空港ドラッグレース」=17日▽地区ごとに設けた制限速度にどれだけ近づけるかを競いながら島1周約30キロを走行する「三宅島ツーリングラリー」=18日=の3種を設けた。

15294. 2007年08月31日 16時54分36秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/20070824_Izumozaki/index.htm]
何かおもしろそうな予感があるので、小遣い程度の研究費を振り絞って樹種判定と年代測定をやってみることにしました。

防災に関係していない理学系の学者に、「なぜ学問やってるの」って聞くと、「すぐには役に立たないけれどおもしろいから」と言う人も少なからずいる。じゃあ、私だって、やってもいいだろう。ましてや自費なのだから誰にも迷惑かけないもんね。そんなわけで、もともと趣味が昂じた仕事しているけれど、さらにグネグネと変な分野に変じてしまいそうだ。

15293. 2007年08月28日 21時15分13秒  投稿:堀越 
 [http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20070816/kennai-200708161008560.html]
猪苗代湖の浄化機能低下 硫酸量大幅減少(福島民報8月16日)
>県の調査で、沼尻鉱山(温泉)から流れ出た酸川(長瀬川)から流れ込む硫酸の減少で、酸性を保っていた猪苗代特有の水質浄化メカニズムが崩壊し始めていることが判った。平成23年ごろには完全に中性となる見込み。沼尻温泉の源泉温度も上昇している。

湖のpHグラフを見ると、平成7年(1995)頃から急激に中性化が進んでいますが、安達太良火山の活発化した時期と非常に近いのですが、関係あると考えてよいのでしょうね。

15288. 2007年08月26日 22時43分31秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/20070824_Izumozaki/index.htm]
夏休みをかねて古木を見に行きました。漁協の方に承諾を得て調査研究用に数本をいただいてきたのでスライスしてみようかなと思います。樹種は不明、数種類あります。まじめに調査してみたい方には丸ごとまたはスライスしたものを着払いで進呈します。生ものなので腐らないうちにどうぞ。海水をタップリと含んだ非常に重いものから、1ヶ月前に陸揚げしてかなり乾いたものまであります。ただし、送付するかどうかは申し込みメイルの内容などを見て決めますので誰にでも進呈するわけではありません。やはり漁協の参事さんとの約束がありますので、あしからず。

自動車に積んでいても何の匂いもしません。もう安定してしまっているのか、それとも塩漬けなので変質しにくいのかな、よくわかりません。生木よりはもろい感じがあり、表面を手でむしるとぼろぼろ分解します。

15287. 2007年08月25日 15時01分29秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200708240232.html]
三宅島空港が来春、再開されるというニュースです。

15286. 2007年08月23日 21時40分34秒  投稿:かわべ 
>15285 おおさとさん

たぶん,イベント成ではないかと思います.

そう考える理由は...すべて同じような形態をしているからですが.
同じような年代で,樹木が20cm前後の長さに分断されているということは,丸くなる前に水中(地下水中)である程度風化を受けている(腐りかける)必要があります.同じような過程を経たものが最終的に堆積している(水に飽和されて密度1以上になって堆積物として堆積する)ということで,個々バラバラに同じ過程をたどったと考えるよりは,イベントによって一斉に生産されたと考えた方がいいかなと思えます.

 なるほど,そのような自然災害があるのですね...あとは,もうちょっと緩いイベントとして,農耕の発達なるもの(農耕による植生の荒廃)の可能性もあるのかなと思ったりします.

引き上げられた古木を積み上げると,山のようになりますが,海中では点在している状態だそうです...

15285. 2007年08月22日 10時28分31秒  投稿:おおさと 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/308_Myokosan/308_index.html]
15218 >かわべさま
古木はイベント成?
山形大の年代測定結果は、上越市の海岸付近まで到達している赤倉火砕流(5,310±110y.B.P→[早津1995])、大田切川火砕流(4630±170y.B.P)の年代と近いな〜。
注:大田切川火砕流の噴出年代は、14C年代測定値にばらつきがあるため、約4,000〜4,500年前頃と幅をもった値が示されている[早津1985]↑

15277. 2007年08月21日 09時42分06秒  投稿:Hal.T 
明日か明後日に柏崎に行き日曜までうろうろしますので、ついでに例の古木を仔細に撮影してきたいと思っています。あわよくば何本か頂いてこようって下心。我が家に床の間は無いけれど、何の木だかは知りたい。でも重いだろうなあ・・・・

15276. 2007年08月20日 15時40分22秒  投稿:中越人 
昨夜遅く韓国から帰国、いつもながらの門外漢へ丁寧なお答え、感謝いたします。
彼の地も地震がないということ、そこに成り立った文化と意識を見てまいりました。
オーストラリア。いいですね。私は一介の主婦ですので、農家や牛飼いにはなれそうもなく
他の技も持たず残念です。外国移住はかなり難しそうで、やはり日本でボヘミアン、これかな
と感じました。岩手の遠野、岡山の倉敷、広島の尾道などが流離の候補地。
夢想しているのは、地震は何とかやり過す、その後即離れる。余震を気ほども感じない地で
ほとぼりが冷めるまで暮らす。
この繰り返しが私の「ボヘミアン計画」です。
絶対にその地を離れなければ、心が休まらない。
けれど、核のこともありました。
「廃炉運動」のこと、地震国は基本的に原発を持つべきではないということは、
ずっと考えていましたので、いよいよその時が来た、そんな感です。
また、断層上にあるのは自宅ではなく、古里の町。それも複雑な思いがします。
皆様お忙しかろうに、こんな話に付き合って下さって、本当に御礼申し上げます。

15275. 2007年08月19日 23時57分33秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-68730-8]
ちば様、みき様
 コメント有り難うございます。
 皆さんから、火山と噴火の素晴らしい写真をたくさんお借りしました。
 カラー版なので、お楽しみいただけるかと思います。
 中にはオチャラケの写真も何枚か入っています(ё_ё)
 子どもたちの感覚に合うと良いのですが・・・(^o^)☆彡
 どうぞよろしくお願いいたします。

>15261. 2007年08月17日 19時00分41秒  投稿:ちば
>さて鎌田さんの本へのリンクボタンです よろしく

>15260. 2007年08月17日 18時46分26秒  投稿:みき
>アウトリーチ活動の対象者の年齢がだんだん下がって、
>裾野が広がってきておられますね。

15274. 2007年08月19日 12時57分11秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.cma.gov.cn/tqyb/product/TQ/ZGQWSK_20/1.html]
中国も暑い夏のようだ。

15273. 2007年08月18日 12時09分27秒  投稿:おおさと 
 [http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/boso2007/]
2007年8月 九十九里浜沖の群発地震活動の特集がHi-netに掲示されました。↑

広域の震源分布はこちら↓
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypo/hinet/map/7days/KANTO_MAP.png

気象庁発表pdf
http://www.jma.go.jp/jma/press/0708/18a/kaisetsu200708180630.pdf


15272. 2007年08月18日 05時01分35秒  投稿:Boss_vzu 
地震起きてすぐにネット見ましたが、ずっとHi-netつながらないですね

K-netもまだ最新のデータだアップされていませんね。


16日4時15分
[http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/pubdata/1comp/2007/08/20070816041500/20070816041500.acmap.png]


17日0時22分
[http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/pubdata/1comp/2007/08/20070817002200/20070817002200.acmap.png]

>1週間の震源分布を確認すると、北西−南東方向の特徴が良く現れているのですが。
確かに北西−南東ですね。

15271. 2007年08月18日 04時50分38秒  投稿:おおさと 
 [http://www.jma.go.jp/jp/quake/18041900391.html]
5弱か↑
それにしてもHi−netがつながらない。
1週間の震源分布を確認すると、北西−南東方向の特徴が良く現れているのですが。

15263. 2007年08月17日 21時04分27秒  投稿:ちば 
 [http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200708170039a.nwc]
ウエザーニューズのがけ崩れ予測メールが中止になった
 わたしも、野心的な試みとして注目し
柏崎の調査から帰った直後から登録していた
登録に際して必要な選択項目は、おおまかな住所と崖の高さだけだった。
崖の傾斜はいいんだろうかとか、地質はいいのかと感じた
実効雨量への取り組みはいいとしても
肝心の閾値のデータは最初はないだろうに
どうするのだろうと 心配していたのだが、・・結局
雨が降って一部で崖が崩れたのに、事前に届くことなく翌日にメール配信
これは なんだ ということだったらしい。
 地質や地形、地震によるゆるみなどによって 閾値はずいぶん違うだろうから
難しいところだ。途中で何度も変えては混乱もするし・・
携帯電話を使用したきめの細かい防災情報配信は理想的なのだが 
がけ崩れ予測メール配信開始
ウエザーニューズの見解
配信停止について

15261. 2007年08月17日 19時00分41秒  投稿:ちば 
 [http://astore.amazon.co.jp/arukazanjp-22/detail/456968730X/250-4706952-5445856]
あと数年で山頂まで緑に覆われてしまいそうな富士山の調査から帰ってきました
(そんな富士山は見たくないですね)
さて鎌田さんの本へのリンクボタンです よろしく

15260. 2007年08月17日 18時46分26秒  投稿:みき 
 [http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-68730-8]
かまたひろき さん

ご無沙汰しています。
アウトリーチ活動の対象者の年齢がだんだん下がって、
裾野が広がってきておられますね。

今度の本は、まだ書店で拝見していませんが、
夏休み中刊行なんとか滑り込み!ってところですね。

対象になりそうな児童が周りにあまりいませんが、
アウトリーチの教材として拝見したいと思います。


15249. 2007年08月17日 10時03分12秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]

鎌田浩毅です。
 『火山の大研究』(PHP研究所)という児童書(カラー版)を、今日8/17に刊 行しました。
 夏休みの課題研究に、ちょっとは役に立つかな、と思っています。

 下記に表紙の写真があります。
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-68730-8

以下は内容紹介です:
 火山は災害だけでなく、温泉やおいしい野菜を私たちに恵んでくれます。
 そんな火山の魅力を豊富な写真と図解で楽しく解説した一冊。
 火山列島、日本に住んでいる私たちだからこそ、わかっておきたい火山の知 識がつまった一冊。
 火山の正体から噴火と災害についてまで、火山の世界を幅広く学べる一冊。

本屋さんでご覧いただけましたら、とても嬉しいです。

15248. 2007年08月16日 19時36分17秒  投稿:かわべ 
 [http://133.24.255.73/kawabe/www/2007chuetsuoki/2007higashikasiwazaki/]
>15240 あわじ(中越人)さん

 日本列島だと,どこでもいつかは地震に遭遇するのは間違いないですが,生きている間に何回もというのは,何とも言いようがないですね...

>殊にあの、突然襲う恐怖はもう沢山!お教え頂きたいのは、中越地震の激しかった余震に比し、
>今回それが少ないのは、海底震源だからですか?

 海底地震だからというか,おそらく,地震を波を出した断層ができた岩盤の地質の違いではないかと思います.比較的割れやすい同じような岩石が分布しているところとそうではなく,様々な岩石があるところとでは,スムーズに割れるか,岩石の違うところでつっかかる感じで割れるかという感じではないでしょうか.
 10km地下の話は,物理モデルとしてはいろいろ出されても,あるいは地表地質からおおまかにはわかっていても,実際の地下でのある場所の具体的な地質はほとんど何もわかってないというのが実際のところだと思います.

15247. 2007年08月16日 12時50分53秒  投稿:中越人 
本当に皆様真摯にお答え頂き、感謝です。
地震エネルギーのことも嬉しく、前向きに進めばと願います。
そしてやっぱり「ボヘミアン」。日本の住文化は貸家で始まり、貸家で終わる。
家や土地等の私的財産は馴染まないか?等も、併せ思っているところです。

また、「新潟」新しい潟。これからして地質の緩さを感じますよね。
片や商業主義に陥りすぎた結果が現在かとも思います。国を挙げて。

ともあれ、火山地震学者さんを身内の一人に欲しい私です。

15246. 2007年08月16日 11時59分51秒  投稿:みき 
 [http://www.tokai.co.jp/pressrelease/2007/n07-04-23.pdf]
中越人さま

>自分の住んでいる所がどんな地質で今までどんなことがあったのか。
>もっと知りたいと願います。

地震もそうですが、
局所的な事情になる場合もありますが、
水害履歴などを知らないで住まいを選ぶ人が多くなっているようです。
不動産取引上、重要な問題でもあるのですが、たいへん残念です。
人工開発が進むにつれ、災害履歴を埋没させて居住されていくようです。
核家族化が進み、災害経験の継承ということも難しくなっているようです。


>そして、突飛な話ですが、あの地震エネルギー、何かに転換は出来ないのでしょうか?
↑のPDFには、(とある住宅メーカーの宣伝になってしまいますが、)
ゴムダンパーを利用して地震エネルギーを熱エネルギーに変えるとか?
この住宅が地震発生時にどの程度の機能を発揮するのか、
その事例はまだないと思いますが。
(でも、結構ひずんでいるから、家が倒れなくても、
変形についていけない壁ははがれそうな気がします。)


15245. 2007年08月16日 08時50分09秒  投稿:中越人 
身勝手なコメントと思っていましたのに、真面目なレス有難うございます。
今回、「中越」に住む意識をほとほと思わされた結果です。
また、地震への国としての在り方が、他災害と違ってどことなく他人事的なことも
感じております。
自分の住んでいる所がどんな地質で今までどんなことがあったのか。
もっと知りたいと願います。
「ボヘミアン」というのは、きっとそうして住み良い地を求めてきた、先史人の記憶
そんなものを感じるからです。特にこの地に。
そして、突飛な話ですが、あの地震エネルギー、何かに転換は出来ないのでしょうか?

15244. 2007年08月15日 23時11分12秒  投稿:かわべ 
 [http://133.24.255.73/kawabe/www/2007chuetsuoki/2007higashikasiwazaki/]
>15243 なべさん
 2006年改正耐震補強促進法 によるものですね.

15243. 2007年08月15日 21時52分55秒  投稿:なべ 
 [http://www.pref.mie.jp/jutaku/HP/21/seido/zeisei.htm]
念のため、ちょっと調べたら三重県の支援制度が見つかりました↓。全国同じ?

>平成18年度から、耐震改修工事を行った方に対して、税金の特例(耐震改修促進税制)が創設されました。

>「耐震改修促進税制」とは、一定の要件に合う「住宅の耐震改修」を行うと税金が減額される制度をいいます。「耐震改修促進税制」の代表的な内容は、所得税額の特別控除と固定資産税額の減額措置の2つです。


15242. 2007年08月15日 21時32分32秒  投稿:なべ 
 [http://www.geocities.jp/cardamine_l/]
>15241.Hal.Tさん

大昔、「東京は怖い」って「一番安全な」岩手県に移住した地震学者がいたんでしたっけ?

いろいろ事情はあるでしょうが、各地の危険性を考慮の上、最悪の危機だけは回避できるようにして欲しいな、と思います。「個人の努力」ではなく、せめて倒壊を免れるくらいの耐震補強に公的援助があると良いなあ。(いや、あるけれど、たぶん年金生活者の方々などには不足かな?と。)

15241. 2007年08月15日 12時54分45秒  投稿:Hal.T 
15240>そして地震国に生きるものの「住意識」、ボヘミアンかキャンピングカー生活でしょうか?

私などがお答えしていいものか躊躇したのですが、少し私のことを書いてから思うことを書いてみます。

私は今すぐの防災や救援に役立たないことをしています。「なぜ災害になったのか、災害後の救援者(消防団など)の安全確保はどうしたらいいか」といった観点で各地の災害地に足を運びます。今回も、2004年中越地震の時に全壊した家を再建し、またもや2007年中越沖地震で全壊してしまった方々の周囲地形+家屋の調査と話を聞かせてもらいました。「家を再建することはできるけど、もったいなさすぎる」と言われると、なんともはやと言うしかありません。我が身に降りかかったこととして考えれば、ご心配は十分に理解できます。また、数年後にはもっと大きな地震が来るなどとの噂があることも聞きました。さすがに、そんな噂は裏づけの無いデマでしかないと言いおきました。

私的なこととして考えた仮の話として読んでください。私にとって新潟で暮らす事になれば東京都心へよりは気軽に引っ越すだろうと思います。しかし、住む必要があれば東京にも住むでしょう。地震は純然たる確率現象ではないと思いますが、それにしても今回の地震で日本の他よりも危険になったとか、安全になったとかなど何もわかりません。したがって、特に新潟を避ける理由は何もないのです。

15240. 2007年08月15日 08時08分38秒  投稿:あわじ 
私は中越に代々生まれ、そこに住むものです。専門的なこのページ、一般住民の声として
お聞き下さい。
鳥越断層のこと実にショックでした。実家がそこですので。大荒戸・新潟・中越・中越沖と
四度の地震を経験。「新潟」という地名からしての地質に、これからどう住み、生きるべきか
今、岐路という感しきりです。
殊にあの、突然襲う恐怖はもう沢山!お教え頂きたいのは、中越地震の激しかった余震に比し、
今回それが少ないのは、海底震源だからですか?新潟地震も余震は少なかったと記憶しています。
そして地震国に生きるものの「住意識」、ボヘミアンかキャンピングカー生活でしょうか?
とにかくあの恐怖はゴメンです。

15239. 2007年08月14日 23時47分01秒  投稿:かわべ 
 [http://133.24.255.73/kawabe/www/2007chuetsuoki/2007higashikasiwazaki/]
>15222 おおさとさん

 基礎からの引き抜きは,表層地質(特に液状化)と基礎の状態も絡んで難しい&数としては2%にも満たないので,パスしました.輪島市の重蔵神社のように基礎からの倒壊したものでも亀腹の割れが残っているものもあります.割れるフェーズと基礎が抜けるフェーズは違うのです...

 中越沖地震では,おっしゃるように,上記ページでもありますが,砂丘上で基礎が頼りなくて?支持できなくて倒壊している感じです...

15238. 2007年08月14日 23時24分18秒  投稿:かわべ 
実物を見たことがないので憶測でしかないですが...

古木は,ぶつ切りになって円磨されているようだ→ある程度”風化”を受ける状態で,円磨される条件を考えると,波打ち際で”風化”を受け,ぶつ切りになって円磨されたと考えればどうでしょうか?
形状の他,付着物や生痕(穿孔貝など)の有無などのチェックが必要ですね.

シルトと一緒に堆積する条件は,大きな嵐や土石流を考えなくても,沈降粒径がシルトと同じと考えれば,シルトが動ける通常の嵐で充分だと思います.

鈴木(1979)の山形県沖の底質図を見ると,南部で,50m〜100mの緩斜面にシルトが堆積していて,地形的にやや緩傾斜の部分にシルトとともにトラップされたと考えてもいいのではないかと思います.

問題は,海底の古木の年代がそろうなら(実際にはぽっつらぽっつらとしか分布していないということですが),古木が流木として大量に(海岸に)やってくるイベントがあったことになると思いますが,そのイベントは何だったのか?ということですね.


15225. 2007年08月12日 23時20分50秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.kurobe.go.jp/ryuboku_h1607/ryuboku.pdf]
15223 おおさとさん>
黒部川の出平、宇奈月ダムの連携排砂を観測していると、上流からこういった古木が大量に流れてくることがあります。ダム湖の水面が下がり、水深が浅くなってくるころ、川の横から砂洲を観察していると、比重1以上の倒木が折れたものが川底につっかえてときどき水面に顔を出すのが見られます。特に1昨年は大量の流木も見られました。黒部川の洪水時には、川底をジタバタとひっくり返りながら運ばれるので、あっというまに丸まってしまいますしね。

多くは流木となりますが、何%かは水中に沈んでから長く時間がたち比重が1より大きくて、そのまま海底に沈んでしまうと思われます。まあ、そんなわけで川の出口から海流に乗っていったのかなあというわけ。一種の化石だなあ、貰い受けに行ってみようかしら・・・・

15224. 2007年08月12日 19時20分21秒  投稿:おおさと 
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070723k0000m040122000c.html]
Hal.Tさま
古木の形状が記載された記事↑
磨耗されるにはかなりの距離を運搬されるか、ストームで絶えず移動されていたか・・・
原因特定は難しいのですが、樹木の種類がわかれば少しは状況がわかるのかな〜?(どのくらいの標高から流出したか。)ただ、沿岸流で結構流れるしな〜。
津波堆積物では、葉がついたままで地層中に固定されているものもあります。(津波によるということの証明は、下位層中の貝の形状(急激に埋もれて窒息した貝、合弁状態で確認できる)及び押し引きのある堆積構造が確認できる礫層もしくは砂層で確定できます。)



15223. 2007年08月12日 03時44分19秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200708070405.html]
古木が磨耗した状態だってことらしいですから、倒木が沼や湖沼まで流されて沈んでいたような感じがあり、自立している林が沈んだのではなさそう。

深さ70m、長さ20km、巾が1kmならば流入にしてはかなり広大な範囲、川の出口から海流で綺麗に押し流されて分布したのか? などと想像をめぐらせてしまいます。

15222. 2007年08月10日 22時59分48秒  投稿:おおさと 
15218-15220>かわべさま、Hal.tさま、みきさま
 すごく気になっています。較正年代か非較正年代かはわかりませんが、いずれにしても3つの年代は最大海面期付近から房総館山では高位段丘(沼T面)が離水したと考えている年代です。特に5400年前付近の年代は、房総館山では大きな津波が発生している時代です。
 水深70mの泥質堆積物中に混在しているということは、現地成と見るよりは、どこからか流入したと考えたほうが説明しやすいように感じられます。最大海面付近の堆積物が水深70mにあるということは相対的に70m+α沈降したと考えることになります。河川により流入、もしくは斜面崩壊により流入したかと考えるのが合理的ではないでしょうか?
 柏崎〜上越市周辺では、上越市の「名立崩れ」(1751年(寛延4年)地震による土砂崩れhttp://www.city.joetsu.niigata.jp/kankou/meisho/syousai/syousai145.html)や今回の地震の青海川の崩壊地のように海食崖の崩壊が地震の際に発生しています。
 取り上げられた木材が円磨されていることからも、流入と見たほうが良いのではないでしょうか。

15214-15217>かわべさま、神谷さま
鳥居の倒壊モードの中に、引き抜き力に関する項目を入れる必要はありませんか?
今回の地震で、上越市頸城区内の神社で基礎ごと引き抜かれて転倒している鳥居がありました。


15221. 2007年08月10日 19時22分49秒  投稿:木下/鹿大 
 [http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/iwo/kinoshita/iotori-k/iotori1.htm]
東シナ海の活火山、硫黄鳥島(沖縄県)の頁を公開しました。↑
かって琉球王朝の中国への重要な進貢物だった硫黄の産出地ですが、
噴火の危険で1959年から無人島となっています。
トップページ(硫黄鳥島・与路島学術調査)は↓です。
http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/project-iwotori.html

15220. 2007年08月10日 16時37分24秒  投稿:みき 
 [http://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/mame/maiboturin.html]
魚津埋没林博物館によると
「魚津埋没林は、約2,000年前、
片貝川の氾濫によって流れ出た土砂がスギの原生林を埋め、
その後海面が上昇して現在の海面より下になったと考えられています。」
ということらしいですね。
新潟のほうは分からないですが・・・。

15219. 2007年08月10日 14時24分30秒  投稿:Hal.T 
富山か石川県の沖にある埋没林とか、今回の新潟県の古木、なぜそこにあるのでしょうかしら?
そんなに大きな地形変動があったのかな?

15218. 2007年08月09日 23時09分06秒  投稿:かわべ 
 [http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200708070405.html]
日本海の震源地付近の海域で発見された大量の古木の3サンプルのAMS法によるC14年代は,4500年前,4600年前,5400年前で,水深70mの泥質堆積物中に入っていたということのようです.

15217. 2007年08月08日 20時08分48秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/torii/]
 鳥居被害の分布図に個々の鳥居の方向を入れました.ついでなので,各矢印等をカラー化しました.

 鳥居の向きにかかわらず,外力の方向に敏感に反応していると思いますが,石造鳥居の材料である花崗岩などは,意外と脆いからではないかと思っています.

15214. 2007年08月01日 23時15分23秒  投稿:神谷 
ハンドルネーム三上では失礼かと思い神谷にしました。

今まで考えたことのない鳥居のことで当然、推察しかできません。
学校や実務で扱うのは 柱梁の接合部が剛であり地震などで加力が大きくなると次第に
梁端などが曲げモーメントや剪断力を負担できなくなります。これとは基本の釣合い式が
異なります。

柱方向
木造の柱貫構造はしっかりと密着し地震時、柱が傾くとめり込み、圧縮応力によるモーメント
伝達が可能となりますが、石の場合 貫と柱が面でタッチすると圧縮応力分布により引張り
応力が生じて石が割れやすくならないでしょうか
初期の剛性をもたせるため 線タッチにしたり亀腹部でモルタルの中に楔が簡単にセットしている
おもいます。
 初期 線タッチによる圧縮と摩擦----門型ラーメンの形成
 終局 貫側面の圧着

直交方向
運動は2本のポールとしての剛体運動、剛体運動は墓石の動きですよくわかりません。
参考文献の土木学会の論文集を読みます。
傾けば傾斜復元力があります。
これに直交方向の貫と笠木がどのように関与するかです。
多分、地震時2本の柱の傾きは正反対180度のずれがあるのではないでしょうか
 *地震による石造鳥居  推定する* の報告書 
破壊のタイプ 貫部より
初期は対角線上の隅角部の損傷を受け----->貫の捩れ
次第に貫の側面 縦の辺の押圧------->円柱の交番捩れ

勝手な想像ですのでうまくまとまりませんでした。


現在 鐘楼、神社仏閣の高さのある石垣は建築基準法上、なかなか設計できないされているようです。
そこで石垣をコンクリートでの石張りとしています。伝統的な日本の文化が失われつつあるのをみて
先生方のお力を授かりたいと思い、投稿しました。

15213. 2007年07月31日 13時00分04秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/boseki/]
とりあえず,墓石の方も公開しました.

「地震による墓石の損傷痕から地震動を推定する−2007年能登半島地震の場合−」(http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/boseki/)

15212. 2007年07月31日 07時56分47秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/torii/]
>15210 三上さん
”そういうこともあって,2本のモノポールとして考えてよいのかと思っています.”というのは極論ですが...

 各所の割れが発生する周波数と倒壊する周波数は別ではないか,という気がします.割れが発生するのは墓石の運動と同様な10Hz前後で,倒壊/破壊するのはもっと周期の長い波かもしれません.
 実際に根元や途中で破断しても,そのまま立っている鳥居もいくつもあるからです.また,基礎から倒れているものには,亀腹の割れがあったりします...

15211. 2007年07月31日 01時51分07秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/torii/]
>15210 三上さん

私は建築関係は全く素人ですが....

石造鳥居という構造物を単純化すると,独立したモノポールが2つあって,その上に笠木が載っていて,2本の間に貫が挟まっている,という感じで,構造物の強度には笠木や貫はほとんど寄与していないのではないかと思います.
笠木はほんとに載っているだけなんですね...
もっとびっくりなのは,貫の外側の部分.柱の10cmも無いホゾに挟まっているだけ...

 笠木を載せて貫を挟んでいる柱は,土台があって亀腹があって,亀腹の真ん中の深さが10cmも無い穴に,モルタルを詰めて突っ込まれていて,数本の鉄の楔が打ち込まれているだけです.モルタルの接着力がどの位あるのか知りませんが,ほんとに役にたっているのか???(楔の部分に集中する応力を分散する役割はあるのかな?)
 実際に200数十基の石造鳥居を見て,地震で自然に抜けたものは一つもありません.唯一,富来の神社のものは抜けていますが,これは亀腹が完全に割れて開いてしまったからです.あとは3つ,重機を使って引き抜いたものです...

 あんな簡単な構造で,すごいと思います...

 逆に,安芸の宮島の鳥居のように,副柱を付けている”立派”な構造のものは,逆に途中にあるホゾ穴が柱の強度を下げて,強振動でそこが折れてしまうことが多いようです(穴水大社のように).

 そういうこともあって,2本のモノポールとして考えてよいのかと思っています.

15210. 2007年07月30日 21時37分28秒  投稿:三上 
かわべさん、ありがとうございます。
せっかく追加説明していただいたのですがどうも私には理解できませんが、

 柱方向と45度方向が被害が多いのは
 石の円柱と柱脚が亀腹に乗っていることによる。

 このことははっきりさせるのが建築構造の私達と思うが いかんせん、力不足で
石造の力学を学ばなくてはなりませんが、そのような参考図書などありますか?
自分でも探してみますが。

15209. 2007年07月30日 14時31分23秒  投稿:Hal.T 
刈羽に行ってきました。2004年の中越地震で、川口から山古志、小千谷いたるところの屋根が青いビニールシートで覆われていたような事はなかった。被害はかなり局地的ですが、小さい範囲では大きな被害を起こし、地盤や地形に大きく関係している感じがします。地震災害は場所によっておおきく違いますね。専門家の調査に付き合っただけなのでなんともはや断言できません。

中越地震で被害にあわれた方が、やっと家を再建したら、また被害にあってしまったなど、なんともお気の毒で同情してしまいます。

M8級の大きな地震が太平洋岸で発生する、その前には内陸で直下地震が頻発するといった説があります。なんとなくそんなことを思い出してしまいました。住民の方と話をしていても、そんな説を知っている方や、近い将来に大きな地震があるかも?などの噂があることを聞きました。誰から聞いたのかと聞き返しても、噂があること以外にはわかりません。たしかに、一度地震にあえばしばらくは無いだろうと思うのが人情。3年を経ずして地震で被災されれば噂も流れようと言うものです。

原発の各種の不備も指摘され、科学も技術も簡単に疑問を解決できないと示してしまったようです。でも、住民たちはけなげにかつ図太く生活を立て直していくだろうことが感じられました。

15208. 2007年07月28日 23時00分56秒  投稿:いしどう 
 [http://doboku.pref.shizuoka.jp/desaki3/numazu/oshirase/oshirase-136-genjo.html]
国道136号線の地滑りの様子が時系列に掲載されているページを見付けました。
県の沼津土木事務所のサイトなんですけれどもね。

http://doboku.pref.shizuoka.jp/desaki3/numazu/oshirase/oshirase-136-genjo.html

うちの近所でこんなことになったら、とても怖いでしょうね。
とはいえ、我が家は多摩川の旧河川敷にあるんでそんなことはないんですが。

15207. 2007年07月27日 23時24分38秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/torii/]
15206>三上さん

 割れの方向から加力方向を求めているわけですが.
 鳥居の方向(柱の並びの方向=笠木の伸びの方向)と求めた外力,それらの挟み角を示した図を追加しました.

 この図からは,貫のみで評価した結果と亀腹の破損をもとに評価した2以上とで若干の差はあるものの,基本的には,被害は鳥居の向きに関係なく起こっていることがわかると思います.

 各部の被害状況から復元した外力の方向と評価点の分布の図に,各鳥居の向きを入れるのは...ちょっと見難くなるので,上記の図でご勘弁を.

15206. 2007年07月27日 21時29分40秒  投稿:三上 
こんにちは。
鳥居の倒れについて興味がありましたので書き込みします。

地震時の主要な加力方向と柱脚の割れの方向が一致しているのでしょうか?
この点がイマイチよくわかりません。加力方向をどのようにして決定するか?です。
又、地図で加力方向の矢印に鳥居の方向を追加して書いて頂だけないでしょうか?

よろしくお願いします。

15205. 2007年07月27日 20時02分35秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2007/0726.htm]
「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」の震源断層モデルを推定 国土地理院

15204. 2007年07月26日 18時59分42秒  投稿:はしづめ 
 [http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/89169.html]
国道136号が陥没。とうとう段差が約3メートルに。

ひどいところで4メートル以上も陥没。県が仮設の橋を検討
http://www.digisbs.com/newsilocal/20070726000000000062.htm

新潟県中越沖地震の災害ニュースに隠れてしまっていますが、伊豆の主要国道で地滑りが進行中です。
はじめは段差が50cmとかでニュースに流れてきましたが、地滑りしつづけてとうとう3メートル超ですか。。。
こういう非常にゆっくりとした地滑りが発生することを初めて知りました。

15203. 2007年07月26日 14時21分19秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/torii/]
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」(http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/4391_13509.html)
こんなページがありました...インターネットの電子図書館、青空文庫 というボランティアのグループのページです.

寺田寅彦,小川琢治,中村新太郎...当時の人には学ぶことが多いです...

15202. 2007年07月26日 09時52分59秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/torii/]
>15201 堀越さん,

 ありがとうございます.
 本来なら,「地球科学」の「特集号」,61巻4号に全部掲載予定だったのですが,大幅なページ数超過で,61-4と61-5に2分割になったため,「鳥居」の方は次号回しになりました.まだ,編集委員会と査読者と印刷屋さん(+α)しか知らないうちに,次の地震が起こっちゃったので...ぜひ調査の際に頭の隅に入れておいてもらったら,何かの役に立つのではと.

 なお,現在,データベースやWeb公開との関係で,各学会で,著作権規定の見直しをおこなっているようです(参考:電子情報通信学会;http://www.ieice.org/jpn/about/kitei/chosakukenkitei.html).地学団体研究会の「地球科学」も8月の時に改定(の議論が)されるということです.ちょっとフライングかもしれませんが...

15201. 2007年07月26日 01時05分16秒  投稿:堀越 
>15200、かわべさん

おーっ。このレポート、地学系の人だけしか知らないのでは。
建築系の知人とサイトに知らせておきます。(^_^)

15200. 2007年07月25日 22時02分27秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/torii/]
 鳥居の被害の調査から,地震動の方向と相対的強さを求める方法をアップしました.

 地震動の様子を知るには,神様,仏様に頼ってでも,というわけで....

..end