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ある火山学者のひとりごと 15800-15899


15899. 2008年08月06日 09時45分16秒  投稿:おおさと 
 [http://www.shutoko.jp/company/press/h20/0805_2.html]
首都高火災
首都高被害概要等↑

渋滞ひどいですね。

15898. 2008年08月06日 01時37分53秒  投稿:素人一般人 
 [http://tokyo-ame.jwa.or.jp/index.html]
今回の下水道事故,事故発生後50分後に気象庁は大雨洪水警報が出されたそうですが,
「東京アメッシュ」
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/index.html
をみると,タイムラグ10分程度で,首都圏の局地的な豪雨の様子が手に取るようにわかり,
しかも一般にも公開されています。 この画面を眺めていれば,気象庁の警報を待たずに増水が
予想できた気がしますが・・・

しかもこのシステムを運用しているのは「東京都下水道局」です。

15897. 2008年08月05日 21時23分37秒  投稿:かわべ 
 [http://mainichi.jp/select/today/news/20080806k0000m040056000c.html]
15896 みきさん>
住所が違っていたようで...

状況は少し違いますが,この前の神戸の件と同じですね...

15896. 2008年08月05日 14時26分51秒  投稿:みき 
 [http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008080501000565.html]
東京都豊島区雑司が谷一の地下下水道で、
工事作業員五人が流されたという。

急激な増水で、作業中に流された模様。

21:40 リンク変更しました。

15895. 2008年08月05日 11時29分45秒  投稿:Hal.T 
自動で水蒸気や雨粒からの反射閾値を決定するようになっているはずだけれど、閾値を上げすぎると微妙なディテールを失うし、閾値が低すぎれば観測レーダからのドーナツ状の輪が見える。

船舶用レーダでも手動にして観察すると同じように波頭が見えたりしますよ。

15894. 2008年08月05日 09時19分01秒  投稿:ちば 
 [http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200808061208]
気象庁からアナウンスが出たようです(8/8)

きえちゃったようなので


15893. 2008年08月05日 00時19分47秒  投稿:大庭 
 [http://trend.gyao.jp/internet/entry-1444.html]
 ↑関連記事
 7月23日にも関東で同じような現象が出て話題になってました。

15892. 2008年08月04日 23時48分02秒  投稿:かわべ 
15891 ちばさん>

バグ???

15891. 2008年08月04日 21時21分07秒  投稿:ちば 
 [http://www.jma.go.jp/jp/radame/index.html?areaCode=211]
解析雨量・降水短時間予報:近畿地方の8月4日17時に注目

左上の[<]マークを クリックして 時間をもどしてください

15889. 2008年08月04日 14時17分08秒  投稿:Hal.T 
 [http://japan.landslide-soc.org/education/report/Wenchuan-earthquake-wfw.pdf]
京都大学防災研究所 (汪 発武)先生の四川地震レポート @日本地すべり学会より
こまかく旅程と写真+コメントがあり中国人の目線もありおもしろい。友人でもあります。

15887. 2008年08月03日 19時12分21秒  投稿:Hal.T 
15886>首都高の事故
首都圏大地震のモデルケースでしょうね。こういうのが頻発し、消防車はこられないってのが現実になる。それを仮定して将来を見通してほしいものです。

15886. 2008年08月03日 18時24分22秒  投稿:おおさと 
 [http://home.interlink.or.jp/~shigeto/080803shuto/IMGP1475_rs.jpg]
首都高の事故
下り線で燃えたのでダブルデッキ上段の上り線の桁があぶられ、そのため上り線支承付近の主桁が熱で変形している!主桁の変形は、中央付近でもねじれが確認できる。橋脚はRC橋脚、ラケット構造。近寄ることができなかったため、ちゃんと確認することはできなかったが、一部熱によるコンクリート剥離が見られる。RCの熱による劣化が気になるところである。


位置と全景


事故の位置は、川越街道と山手通りの交差点から北側、池袋5号線と中央環状線C2の合流部で、板橋ジャンクションの手前。http://www.shutoko.jp/service/map/viewer_zentai.html
上の写真のだと、ダブルデッキ下り車線(下の段)の消防車が写っている場所の少し先。
この事故のために、首都高のみならず、山手通りアンダーパス及び側道すべて閉鎖。

震災時の優先道路だったと思うが、高速と一般道が長期間同時に閉鎖されると災害時にはだいぶつらい。



15881. 2008年07月30日 12時53分57秒  投稿:かわべ 
 [http://nels.nii.ac.jp/els/110003040726.pdf?id=ART0003502307&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1217389587&cp=]
15880 みきさん>

そうなんですよね.
”浸かる”という表現からは,海水の壁が高速度で押し寄せてくることは想像できませんからね.この点は,その時に指摘しましたが,「理科教室」に書けと言われて...4年近くほったらかしです...

都賀川の砂防堰堤ですが,両方で16個あるすべてが満杯状態で,落差工程度の意味しかないそうです.特に兵庫県南部地震以降に急速に埋積がすすんだそうです.

末延武司・田結庄良昭(2004)神戸市西部地域における土石流危険渓流の危険度判定:特に小規模渓流について.神戸大学都市安全研究センター研究報告,8,379-385.
末延武司・田結庄良昭(2003)さしせまる地震後の六甲山地における土石流災害:ダム補足可能土砂量から見た土石流災害の危険性.日本地質学会学術大会講演要旨,110,189.
末延武司・田結庄良昭(2003)ダム捕捉可能土砂量から見た土石流災害の危険性:神戸市街地近傍の土石流危険渓流を例として.神戸大学発達科学部研究紀要,11(1),45-51.
末延武司・田結庄良昭(2002)六甲山系石屋川流域における土石流災害の危険性.神戸大学発達科学部研究紀要,10(1),119-126.

15880. 2008年07月30日 12時01分24秒  投稿:みき 
 [http://web.pref.hyogo.jp/ko05/ko05_1_000000002.html#h01]
三省堂の辞書によると、
【浸かる】
(1)物が液体の中にはいる。ひたる。
(2)ある状態などにはいりきる。
(3)漬物が食べられる状態になる。《漬》
とあります。
いろいろ検索しても「浸かる」は、
風呂桶に浸かる程度の水に入るということで使われているようです。

かわべさんの聞かれた「浸かる」の水の量は分かりませんが、
なんとなく”のどか”に聞こえた気がするのは私だけでしょうか?

「整備されている=安全」というイメージが一般住民にあるのも事実だと思います。
しかも今回のように、治水だけの三面張りから多自然型川づくりに移行していく時、
どこまで、過去の災害について、周囲に理解を求められたのかは
かなり難しいと思います。

どこかのTV局が古くからの地元の人にインタビューしている言葉に、
「六甲山に雲が掛かったら、(私は)川には決して近づかない」
というのがありました。
こうした”伝承”的な部分での防災教育も合わせて進めていかないと、
「整備されている=安全」のイメージが
一人歩きすることになるのかもしれません。

15879. 2008年07月30日 01時23分24秒  投稿:かわべ 
 [http://web.pref.hyogo.jp/ko05/ko05_1_000000002.html#h01]
15878 みきさん>

素晴らしい取り組みと普及ですね.

でも,なぜ今回の事故が起こってしまったのか.
現実との乖離...整備されている=安全ということにつながっていなかったのかどうか.

とある教研集会で,紀伊半島のとある町の小学校での防災教育の実践報告で,聞き取りで津波の分布範囲を調べて調査してまとめた実践の報告がありましたが,その報告の中での子どもたちのまとめの中で,津波に「浸かる」という表現が出てくるのです.報告していた先生も「浸かる」という言葉を使われていました.翌年も別の町の小学校の防災教育の実践報告を聞きましたが,やはり「浸かる」ということが出てきていました.

もしかしたら,洪水の話と共通したものがあるかと思ってしまいました.

15878. 2008年07月30日 00時40分59秒  投稿:みき 
 [http://web.pref.hyogo.jp/ko05/ko05_1_000000002.html#h01]
都賀川は「死の川」から、「川の再生」を望む住民の活動や、
行政による河川整備が行われ、再生されてきた川のようです。

その結果、親子の遊び場としても紹介されるようになり、
今回のような惨事が起きるに至ったようです。

15877. 2008年07月29日 23時51分20秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/2008iwtmyg/aratozawa/]
15874 ちばさん>

 あっという間のできごとですね...

 しかし,河床にはほとんど粗粒堆積物が堆積していない急流の川は怖いですね.

 神戸大学の西の谷を流れている六甲川と長峰霊園の西を流れている杣谷川が,阪急のところで合流して,都賀川になるようですね.

 長峰霊園の横の堰堤の様子ですが...


大きな地図で見る

15875. 2008年07月29日 09時50分58秒  投稿:みき 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VJ20080728110533_506.html]
平成20年7月28日11:05 桜島噴火警報(火口周辺)
が出されました。
火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表
噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げられました。

15874. 2008年07月29日 01時36分06秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080728-00000054-yom-soci]
川遊び襲った鉄砲水、ひざ下の水一気に1m以上…神戸

http://jp.youtube.com/watch?v=4QWVzKoL-J8
神戸・都賀川が大雨増水、9人?流され女性と子供の2人死亡

神戸市灘区の甲橋、神戸市建設局ホームページより

→朝日新聞の記事 続報

15873. 2008年07月28日 23時49分07秒  投稿:みき 
 [http://www.chinanews.com.cn/gn/news/2008/05-28/1264975.shtml]
15872>

中国四川の今回の地震の状況に関しても、
情報はなかなかネット上で制限があり、
オープンになりませんでしたが、
オリンピック効果でしょうか?
ずいぶん公開されるようになりましたね。

当然のことながら、
中国国内を外国人(含む日本人やその関係者)が
自由に調査できるわけではないため、わからなかったことがたくさんあります。
今回、薄皮を少しずつはがすように見えてきたという感じがします。

15872. 2008年07月28日 22時57分57秒  投稿:ちば 
 [http://www.chinanews.com.cn/gn/news/2008/05-28/1264975.shtml]
CHINANEWS.COMに15868の内容に関する解説記事がありました。

最近、日本国内からも http://www.baidu.cn/
へもアクセスできるようになったみたいで、
画像も含めて、いろいろな情報が見つけやすくなりました。

なお、以下の見出しですが、どうも
IE6で文字化けして見えるときは、IE7にバージョンアップするしかないようです


地??家:?致?次地震的?震?造位于映秀断裂?
2008年05月28日 14:56 来源:科学?? ?表??

15870. 2008年07月28日 20時52分07秒  投稿:Hal.T 
15869 斎藤さん>
じっくり、かつおもしろく読ませてもらいました。昨年、能代へ電波観測の用事で(地震ではなく普通のテレメトリ調査)訪れた帰りに鬼首を通って来たので、周囲地形もあるていど類推が可能でした。7月はしょっぱなから入院しておりましたので、(さいわい復帰はできそうです)、この掲示板を介して現地情報を見せてもらっていました。

斎藤・土井さんのレポートはそういう意味でも興味深かったので、たまには御礼の意味で書いておこうかなと思ったんです。ありがとうございます。

15869. 2008年07月28日 17時07分07秒  投稿:齋藤徳美 
 [http://www.cande.iwate-u.ac.jp/gpl/index-j.html]
 岩手大、齋藤です。
 岩手宮城内陸地震、その後の調査結果(栗駒山など震源の西側も含む)を、
掲載しました。関心をお持ちの方はご覧下さい。
 なお、栗駒山の調査結果は、土井の使命感に基づく単独調査で得られたもの
です。

15868. 2008年07月28日 17時01分23秒  投稿:ちば 
 [http://www.mlr.gov.cn/zt/kzjz/bmdt/200805/t20080521_103957.html]
地?局地震活?断裂???在北川?行?地??
2008-05-21 来源:中国地???局 作者:
より


北川断?地表破裂?形?量

15866. 2008年07月28日 09時27分10秒  投稿:齋藤徳美 
 [http://www.cande.iwate-u.ac.jp/gpl/index-j.html]
 岩手県が被災地の中心になる地震のリスク(津波はのぞいて)は小さいと考えていたのですが、「いわて」が連続して発生、減災を語ってきた地域防災の研究者の一人として、何ともいい難い思いです。洋野町の地震計は設置場所の特性か、いつでも大きくでますので、7月24日の最大震度は実質6弱と考えています。
 26日、27日に地震学会が、地元栗原市と一関市で住民地震セミナーを開催、島崎前会長、松澤東北大大学院教授らが多数の住民の質問に丁寧に答えておりました。学会が地域に向き合う始めての?試みで、大きな一歩と小生はうれしく思いました。

15853. 2008年07月24日 22時58分02秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/2008iwtmyg/aratozawa/]
 明日公開予定だったのですが,20時頃に地質学会に明日掲載のつもりで送ったら,もうリンクが張られちゃったので...僭越ながら,

2008年岩手・宮城内陸地震によって発生した荒砥沢ダム上流部の地すべり調査報告

を,とりあえず,まとめましたので,ご覧ください.



*漢字を間違えていたので修正しました(2008/08/02 23:00).

15852. 2008年07月24日 11時44分38秒  投稿:みき 
 [http://www.thr.mlit.go.jp/road/H20iwateken_engan_hokubujisin/(080724_1000)iwateken_engan_hokubujisin_hisaikasho.pdf]
国土交通省東北地方整備局が発表した
「岩手県沿岸北部で発生した地震被災箇所位置図(7月24日10:00現在)」↑

15851. 2008年07月24日 10時08分06秒  投稿:おおさと 
kik-net 玉山IWTH02(藪川小学校亀橋分校)
最大加速度はNSで1019.3gal 応答速度の平均は30kine程度
やはり最大加速度は大きいですが、応答速度は小さいですね。

震度6強が最大震度とされていますが、現在の情報内でのイメージではRC構造物の被害が小さいのは岩手宮城内陸地震と同じか。
 

15850. 2008年07月24日 02時27分33秒  投稿:かわべ 
 [http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf117-1/p076-092.pdf]
2枚舌になっている和達ベニオフ面の下の方のようですね.

中島淳一・長谷川昭(2008)の第1図CとDのトモグラフィー断面の中間付近になります.

中島淳一・長谷川昭(2008) 東北日本弧下のマントルウエッジの地震学的構造とその解釈(論説) .地学雑誌,117(1),76-92.

15849. 2008年07月24日 02時11分07秒  投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/jp/dosha/310_index.html]
今回の地震と、大雨により
岩手県土砂災害警戒情報が出されています(平成20年7月24日01時15分)
対象地域は遠野市。

15848. 2008年07月24日 01時46分19秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/20080724IwateH/]
結構きつかったですね.
P波の段階で家が軋んでいました...どのくらいのS波が来るのかちょっと緊張しました.
土曜日の地震に比べたら,かなり揺れ方が大きかったのと,速度変化が大きく,カクカクと動く感じだったので,土曜日よりは浅い地震のように感じました.
AQUAシステムで 120kmと出ていたので,ちょっと意外な感じでした.

http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/20080724IwateH/
に震源位置を示しておきました.

この間の地震で被災した地域は,表層も構造物も強度が低下しているので,また,雨も降っているということなので,大丈夫なのかと心配です.

15847. 2008年07月24日 01時26分32秒  投稿:みき 
 [http://www.hinet.bosai.go.jp/hypo/super-rapid/png/20080724002635.png]
ここ神奈川でも、かなり長い間、横揺れが続きました。
震源は遠いな、という印象は持ちましたが、
岩手や青森のあたりとは思っていませんでした。

今回は夜中の地震だったので、
山間部などの情報がまだ集まってこないようです。
明日、日が昇ってから実際の状況が分かってくるのでしょうが。

2:00から気象庁で記者会見の予定。

15845. 2008年07月24日 01時04分20秒  投稿:おおさと 
今回も国土交通省河川・道路等施設の地震計ネットワーク情報の情報では、加速度は45号思惟大橋で829gal、800galを越していますが、応答速度は33kineと100kineより小さいようです。
また、1:00時点のk-net即時データでは田老で観測されたEW加速度が408galが最大で、応答速度は、平均で40kine程度ですね。

15844. 2008年07月24日 00時49分20秒  投稿:みき 
 [http://www.hinet.bosai.go.jp/hypo/super-rapid/png/20080724002635.png]
防災科学技術研究所
AQUAシステム震源速報「最大振幅分布図」

15843. 2008年07月24日 00時47分56秒  投稿:ほたほた 
やっと,つながりました。秋田はかなり揺れましたね。特に被害はありませんが。岩手・宮城内陸地震と同じくらいでした。

15842. 2008年07月24日 00時46分38秒  投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/jp/quake/00000000091.html]
平成20年07月24日00時37分 気象庁地震火山部 発表
24日00時26分頃地震がありました。
震源地は岩手県沿岸北部 ( 北緯39.7°、東経141.7°)で震源の
深さは約120km、地震の規模(マグニチュード)は6.8と推定されます。


15830. 2008年07月23日 12時58分18秒  投稿:みき 
 [http://www.mlit.go.jp/common/000019511.pdf]
15813 かわべさん>

お返事が遅くなりました。

国土交通省の資料ありがとうございました。
「排水ポンプ稼働状況」の写真等を見ると、
巨礫そのままの状態で安定しているようですね。

現地に行けないので、心配していましたが、
これなら、川辺さんが言われるように
> 岩塊のままであれば,まずは大丈夫でしょう.
ですね。

やはり、現地の状況を行った人の言から
きちんと学ぶというのが重要ですね。

15819. 2008年07月23日 06時51分38秒  投稿:ちば 
 [http://www.isprs.org/]
7月の6日から北京で開催されたISPRSに行ってきました
四川地震関連の展示も少しありました。
ブースの許可を得て撮影したスナップ写真を紹介します
紹介されていたのは数枚でしたが、解像度は30cmだそうです。

15818. 2008年07月23日 02時33分58秒  投稿:大庭 
 物事を客観的に見られない人は、科学という分野には向かないと思います。
 人のあらを探すのではなく、良い点を見つけてあげようと思うのですが、それを見つけられないこともあります。
 他の人の研究に文句をつける前に、自分のレベルを上げる努力をしてもらいたいと思う。

 エチオピア、イエメンからのコーヒー豆の輸入が停止した問題。顕著になってきました。

 ついにメジャーな新聞でも取り上げられる状態。
http://s03.megalodon.jp/2008-0720-1730-48/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080720-00000009-mai-bus_all

 モカ。消えます。うちには在庫十分あります。

15815. 2008年07月20日 20時21分17秒  投稿:ちば 
おもしろそうな本が出ましたね


15814. 2008年07月19日 12時01分29秒  投稿:かわべ 
>平成20年07月19日11時44分 気象庁地震火山部 発表
>19日11時39分頃地震がありました。
>震源地は福島県沖 ( 北緯37.5°、東経142.5°、牡鹿半島の南東120km付近)で震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定されます。

 昨夜は大雨.二次災害は大丈夫でしょうかね,心配です.

15813. 2008年07月18日 23時49分21秒  投稿:かわべ 
 [http://www.mlit.go.jp/common/000019511.pdf]
15812 みきさん>

平成2 0 年7 月9 日
国土交通省砂防部保全課
湯浜地区河道閉塞(天然ダム)の直轄砂防災害関連緊急事業の実施について

-----------
※ URL,読めない場合があるようなので,同じPDFですが別のURLのものに変更しました(2008/07/19 22:37)

15812. 2008年07月18日 11時58分18秒  投稿:みき 
 [http://www.geosociety.jp/hazard/content0033.html]
15811 かわべさん>

> 岩塊のままであれば,まずは大丈夫でしょう.
> 実際,原岩は,長期間,急崖をつくって持っているわけですから.
> ただし,長期間の間に強風化を受けたり,人工的に粉砕して粉になって,
> 水を含んで強震動を受けると,簡単に液性限界を超えて,地すべりを起こします.
> 今回もこのような原因の地すべりや液状化が起こっています(あまり話題になっていませんが).

(前提条件は、巨礫=溶結凝灰岩)
かわべさんと私は同じことを違う面から捉えているのだと思います。
水つきになったからといって、すぐに巨礫が溶けるとは思っていませんし、
そのように書いたつもりも無いのですが・・・。

巨礫自体も、地震による崩落で河道に移動してきたわけですから、
それなりの外力を受けていると思います。
そのため、ヒビが入るなど、急崖を形成していた時ほどの安定状態ではないと思います。
そこで、風化の進行が普通(山の上で安定土塊だったとき)より早く、
巨礫の安定状態を保持する時間が減る可能性があると思ったわけです。
一朝一夕に河道閉塞した礫が溶けたり、崩れ去るとは思っていません。

一迫川の巨礫の状態について、
拡大された写真等で十分確認したわけではないので”机上論”です。
ただ、[岩手・宮城内陸地震 日本地質学会調査団茨城大学班報告]
の写真のような状態の巨礫だったら、
水つきが風化を進めることになるのではないかと思ったというわけです。
(もっとも、こんなに割れてないかもしれませんが)

[写真17 冷沢上流崩落地で認められる溶結凝灰岩]
[写真18 冷沢上流崩落地で認められる直径5m以上の大型の岩塊]


15811. 2008年07月18日 00時44分25秒  投稿:かわべ 
 [http://133.24.255.73/kawabe/www/2008iwtmyg/slope_collapse/DSC_3474s.jpg]
15809 みきさん>

>写真で見ると(ここ以外で)白っぽいものが多く、凝灰岩(溶結凝灰岩)とされています。

 ぱっと目には亜角礫からなる灰色の礫層がへばりついているので,てっきり安山岩礫かと思っていましたが,よく見てみると,礫は全部,溶結凝灰岩のようですね.





 やはり遠望地質学はダメですね(^^;実際にモノを手にとって見ないとだめだという典型でした.

>溶結度が低い凝灰岩であれば、水がつくことで弱るように思います。
>そのため、長期間にわたって水没している場合には、
>巨礫も脆弱化して崩れるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 岩塊のままであれば,まずは大丈夫でしょう.実際,原岩は,長期間,急崖をつくって持っているわけですから.
 ただし,長期間の間に強風化を受けたり,人工的に粉砕して粉になって,水を含んで強震動を受けると,簡単に液性限界を超えて,地すべりを起こします.今回もこのような原因の地すべりや液状化が起こっています(あまり話題になっていませんが).

 しかし,湯浜地区のこの崖の層序,荒砥沢とそっくりですね...荒戸沢には本物の栗駒山の安山岩がありますが...

15810. 2008年07月17日 16時09分58秒  投稿:ちば 
 [http://tech.icxo.com/htmlnews/2008/06/04/1279422.htm]
四川大地震で形成された唐家山堰塞湖についての話題です



[?情??]
唐家山堰塞湖全????城区疏散撤?范?示意?


中国語なので詳しいことはわかりませんが、
決壊の前には水位が刻々と伝えられ、下流の氾濫想定範囲の
詳細なハザードマップが示され、避難が行われたようです。

15809. 2008年07月16日 20時16分18秒  投稿:みき 
 [http://www.geosociety.jp/hazard/content0033.html]
15800. かわべ さん>

> ひとつは流入量があまり多くなかったこと

ニュースでは、かなりの大雨で流入量が多くなり・・・とずっと言っていたので、
それを信じていました。
確かに、写真を拝見する限り、清水(clear water)のようですね。
大雨の情報は報道から得ましたが、実際はそうでもなかったわけですね。

> 直接河床を埋めているものは,不整合より上位の栗駒山の土石流堆積物(”火山泥流”)?
> 由来の1〜数m大の巨礫(”超巨礫”)のようです.
> (中略) 超巨礫が粒子支持のかたちになりますから,
> 移動しにくいために,破堤には至らないのではないかということです.

超巨礫の粒子支持で安定しているのは容易に理解できます。
ところで、湯浜地区付近の超巨礫自体は“何で”できているのでしょうか?
その巨礫の固結度はどの程度のものでしょう?
写真で見ると(ここ以外で)白っぽいものが多く、凝灰岩(溶結凝灰岩)とされています。

溶結度が低い凝灰岩であれば、水がつくことで弱るように思います。
そのため、長期間にわたって水没している場合には、
巨礫も脆弱化して崩れるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

今回、湯浜地区の現地には行っていないので、シームレス地質図が頼りです。
これによると、堆積岩もしくは火砕流ということになり、
水つきが巨礫を脆弱化させるのではないかと心配です。

15808. 2008年07月16日 13時37分15秒  投稿:おおさと 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000057-mailo-l13]
坪田も一時帰宅↑

あれと思ったら三宅島の掲示板リンクがなくなっている。

15807. 2008年07月16日 09時50分24秒  投稿:おおさと 
 [http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee179474.flv?inb=yt]
中越沖地震で被災した青海川駅の斜面、きれいな法枠で補修されたんですね。↑
空から見た被災地の今

15806. 2008年07月15日 22時54分24秒  投稿:かわべ 
 [http://133.24.255.73/kawabe/www/2008iwtmyg/slope_collapse/NaturalDum080712.jpg]
15805 ちばさん>

上の地すべりの手前に水田があるのかと,一瞬,思ってしまいましたが,合成写真なんですね.

地すべり内の,もうちょっと右側,北西角の部分の様子を見てみたい...

15805. 2008年07月15日 20時34分36秒  投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/civil/sympo_in_fukuoka_2008.htm]
火山工学・斜面工学セミナ-in FUKUOKA 2008が 
今週の金曜日の 7月18日に開催されます。

このポスターの現地写真では、平成20年岩手・宮城内陸地震の
荒砥沢ダム地すべりの 滑落崖と並行する尾根の北側斜面上についた擦痕がよくわかります。


15800. 2008年07月14日 10時06分09秒  投稿:かわべ 
 [http://133.24.255.73/kawabe/www/2008iwtmyg/slope_collapse/NaturalDum080712.jpg]
15796 みきさん>

>多少決壊して流出が進んだこととポンプの台数を増やしたことによるのかもしれません。

 ひとつは流入量があまり多くなかったことや,ここより上流側では大きな崩壊はほとんど発生していないことや降雨によって二次崩壊が起こっていなかったことなどの流入側の原因が一つあると思います.
 せき止め湖に滞水している水は,写真では青を抜きすぎたきらいがありますが...実際には透明感のある青緑で,ほとんど濁っていない状態でした.
 数百m上流の河床の状態も,6月17日時点の河床の状態とほとんど変化しておらず,14時〜15時の時点では清水(clear water)が6月17日時点での流量とほとんど変わらない状態で流れていました.

 実は,写真を撮った時点では,越流が起きていることは知りませんでした.

 その直後に,県警の方が観察にやってきて,その方々の話で,初めて越流していることや,平衡状態に達していることを知りました.

>午後には流入量と越流量とが平衡状態に達しているとのことでした.

は,上記県警の方々からの伝聞です.

 このせき止め湖を作っている崩壊は,崩壊前の地形図と比べると,もともとの崩壊地の上部に崩壊し残っていた尾根が今回崩壊したもののようです.

 写真からもわかりますが,崩壊堆積物は,崖錐をつくって堆積していて,河床に達する時点では粒子流として運動していて,直接河床を埋めているものは,不整合より上位の栗駒山の土石流堆積物(”火山泥流”)?由来の1〜数m大の巨礫(”超巨礫”)のようです.

 このような巨礫を主体とする堆積物からなる土砂ダムが,越流から破堤に至ることは少ないのではないかと思って見ていました.
 1〜数m大の巨礫がまばらに含まれている状態では,流速数mでも,足もとの(数十cm以下の粒子からなる)基質が侵食されるために,巨礫は重力的に動き始めて,流れに乗って,結果的に破堤→土石流の発生に至ることがあるかと思います.
 しかし,今回のような超巨礫からなる崖錐性の土砂ダムの場合には,基質が侵食されても,超巨礫が粒子支持のかたちになりますから,移動しにくいために,破堤には至らないのではないかということです.

 巨礫堆積物が土砂ダムを作ってい厳美渓でも同様に,越流→破堤には至らないと思いますし,逆に,土砂流や軽石質凝灰岩が地すべりを起こしたような場所では,容易に越流→下方浸食→側壁の崩壊→土石流の発生につながると思います.

 崩壊によって,土砂ダムができた場合,越流が起こった後にどのようになるかは,その場所場所での堆積物の性質を見なければわからないということだと思います.

>見ること(現地でよく観察し、調査すること)、正確な現地情報を直接得て判断することが改めて重要だと思いました。

 まさにその通りだと思います.

 現場に行っても,ちょこっと上から一部を見ただけで,よく観察し、調査しなければ,越流が起こっていることも知らなかった,ということになります(^^;

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