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ある火山学者のひとりごと 16300-16399


16399. 2009年05月11日 11時32分11秒  投稿:ちば 
 [http://flutracker.rhizalabs.com/]
ついに国内でも発生が確認されたようですね
それにしてもマスコミの
現地でマスクをしなかったと個人の責任を追及するような報道はいかがかと

感染拡大マップのサイトは移動したようです

16398. 2009年05月11日 08時38分46秒  投稿:ちば 
 [http://www.billingsgazette.net/articles/2009/05/01/news/wyoming/20-missing.txt]
成尾さん>
 屋久島たんけんマップ、わたしのところにも届きました。
見ているだけでも、屋久島に行きたくなってきました
表紙に採用していただいた赤色立体地図は国土地理院の50mメッシュ
から作成したものです。宮之浦岳があまり高く感じられなく
意外でした。高く見えるように調整するよりも、
それも屋久島の特徴かと

木下さん>
Craig Anthony Arnoldさんの捜索はまだ続けられているという記事を見ました
UW English Department anxious about missing poet
行方不明後にネットに接続した形跡があるとのことで、謎ですね

http://www.asahi.com/national/update/0508/SEB200905080009.html

16397. 2009年05月08日 20時42分53秒  投稿:木下 
 [http://www.asahi.com/national/update/0508/SEB200905080009.html]
活火山をテーマにした詩を書くために行ったという詩人でワイオミング大教授のC. A. Arnoldさんが口永良部島で遭難 09年05月02日(土)南日本新聞エリアニュース (Closed)
の続報asahi.com(朝日新聞社) 09年05月08日↑
どなたか情報をお持ちではありませんか。既に浅間山や桜島を訪問したそうですが。

16396. 2009年05月07日 21時44分51秒  投稿:成尾 
日本地質学会から国立公園リーフレット・たんけんシリーズ2「屋久島たんけんマップ」が刊行されました。表紙にはアジア航測提供の赤色立体地図が使用されています。千葉さんありがとうございました。
このマップは筑波大学の安間先生や地元屋久島の地学同好会が中心になって作成されたものです。同好会のメンバーはこれまで地学を学んだことの無い方々でしたが,熱心に勉強・露頭観察を続けられてこられました。私も側面から協力しましたが,メンバーの鋭い質問や露頭観察力にタジタジとなる場面が多々ありました。屋久島には「屋久島オタク」と自称する人たちが結構たくさんおられ,屋久島のことなら何でも知りたい,調べたいという意欲に満ちあふれています。編集委員の先生方にとってはかなり手強い相手だったとは思いますが,とにもかくにも使える分かりやすいマップになったと思っています。ぜひ多くの方々に手に取ってもらい,現地で使用していただき,感想などをお聞かせいただければ有り難いです。
このマップ作りを通して,「地域の成り立ちを知りたい」という人たちが多数いらっしゃることが分かり,地学を学ぶ者としてその声にどのように応えていけば良いのか,どのように連携していけばよいのか,考えさせられました。
なお,現地では早速このマップを使って「地質の日」の行事を行うそうです。

16395. 2009年05月06日 22時13分53秒  投稿:Pochi 
 [http://sankei.jp.msn.com/life/body/090506/bdy0905060132002-n1.htm]
【新型インフル】都が「疑い例」を届け出ず すでに数人-MSN産経ニュース

新型インフルエンザへの対応で東京都が、検疫後に感染の疑い」症状がある人を把握しているにもかかわらず、感染症法で定められた国への届け出をしていないことが5日、分かった。一般への情報公開もしていない。

最後の二行が削除されています。魚拓参照

 厚労省新型インフル対策推進本部では「早く届けてほしいというのが国の立場だ。ただ、自治体側が責任を持って独自判断をするなら、無理矢理に届けろとはいえない」と話している。

ああ厚労省が事務連絡したのですか。

本日付産経新聞の記事について

5月6日付産経新聞の新型インフルエンザに関する報道において「厚労省新型インフルエンザ対策推進本部では『早く届けてほしいというのが国の立場だ。ただ、自治体側が責任を持って独自判断をするなら、無理矢理に届けろとはいえない』と話している。」という記事が掲載されましたが、本事務局においてはこのようなコメントはしておりません。

感染症法12条等に規定する都道府県の国に対する届出は、いずれも、直ちにもれなく行わなければならないものです。自治体の独自判断により届け出ないことは法律に違反するものです。


どう考えても誰かのコメントが誰かを激怒させたと理解します。
厚労省は東京都健康安全研究センターを告訴なさるおつもりか。
サンケイ新聞のスタンスは東京都批判なんでしょうかね。
素人目にも実務レベルの有能さでは厚労省の旗色は芳しくありません。
過剰反応(初期には仕方ないです)を知見によってすばやく修正できる
のは知性の証だと思います、はい。

(以下5月7日10:00 追記)
東京都からの反論です。
新型インフルエンザに関する東京都の対応等について(第13報)
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/news/210506_13infultaiou.pdf

16394. 2009年05月06日 06時05分24秒  投稿:sionoiri 
 [http://square.umin.ac.jp/pb165/mito/comp/die_epidemie.html]
強毒性≠死者が多いです。弱毒性というのはおもに呼吸器だけに感染し、脳など他の臓器へはあまりいかない、しかし他の臓器の炎症がある、下血や嘔吐などの消化器症状や脳炎が多いなら強毒性です。弱毒性でも、高病原性(感染したあと発病し易い)ならば流行の規模により、ハイリスク者を中心に死者が増えます。カモなどはインフルエンザに罹患しても発症せずウイルスを拡散させます。低病原性なのです。
この10日あまり、検疫が水際で抑えているあいだにウイルスの特徴がつかめてきました。必要なのか個々人のエティケットで流行規模を拡大させない事とハイリスク者にウイルスが到達しないようにすることの2点です。
そういった意味では疑い報道例であった高校生のような行動そのものが危険でウイルスが危険なのではないでしょう。
発熱した後部活を続けるようなら拡散し流行が拡大します。Aソ連だったから白ではなく、いま北海道においてB型インフルエンザで110施設で学級閉鎖などがあるように、Aソ連型の流行による休校が横浜の報道された学校では必要になったかもしれませんし、その家族(特に祖父母)にはハイリスク者が含まれた事も考え合わせなければなりません。
業務継続計画の基本は罹患しないことではなく、手あらいやマスク以前に、「発熱者の出勤通学停止です」

16393. 2009年05月04日 17時41分06秒  投稿:Pochi 
ちばさん>
 田代さんのレクチャーを受けたのかどうか、テレビでは強毒性になることはありえない
と言っていますと解説してました。強毒性の傾向は見えていないし確率的にも低いと答え
ておられるようですが、サイトカインストームを引き合いに出して、変異の予測はつかな
いとも語っています。強毒性への兆候は感じられないが、致死率がどう変化していくかは
予測できないと伝えるべきだと思うのですが、無理なんでしょうねえ。

16392. 2009年05月04日 14時12分53秒  投稿:ちば 
 [http://bousai.jiji.com/info/swine_flu.html]
pochiさん>
 大正時代のスペインかぜのとき
亡くなった人もたくさんいたけど、生き残ったひともたくさんいた
その人たちは、スペイン風邪にかかったけど治った人たちなんですよね
(かからなかった人ではなく)
おそかれはやかれ、やがていつかみんなかかる
われわれはすべてその生き残った人たちの子孫である

だから、今回の新型インフルエンザも
いつかは全員かかると思うべきで
ただその流行のピークがコントロール不能なほど過大にならないように
うまくコントロールするにはどうするべきか
ということになると思います

(岡田さんの小説で描かれているようなシナリオを恐れてつくられた)
強毒性新型インフルエンザ用の対策を
そのままあてはめなくても大丈夫なのかもしれません
(弱毒性だということは最近分かったのであり結果論)

さいきんの季節性インフルエンザはタミフル耐性がほとんどのようですが
(わたしもおととしはバッチリ効いたけど去年はさっぱりでした)
この新インフルエンザは酵素型などからみて
タミフルが有効であるのは確かなようです
その点は、すこし安心材料と思っています
(タミフル個人輸入するという方法もあります)

防災リスクマネジメントWEBに掲載された田代さんのレク が一番参考になりますね


16391. 2009年05月04日 11時49分04秒  投稿:Pochi 
みきさん>

>「水際」と呼ばれる場所で
>「対策」らしいパフォーマンスをしているように私には見えます

書き込みしようかずいぶん悩みましたがやっぱり書いておきます。
岡田晴恵さんに対抗して厚生労働医系技官の木村盛世さんの発言から。

新型インフルエンザ、水際封じ込めはナンセンス
http://lohasmedical.jp/news/2009/05/01183722.php

>ハコもヒトもカネもない、どうやったら対応できるんだという議論を
>しないといけないはずなんですけれど、その議論を避けたいから
>100%水際で止めるんだと言っているんでないかと感じます。

>海外から国内へ入ってくるものを止める検疫法は厚労省の直接管轄ですけれど、
>国内で発生してしまった後の感染症法は主体が地方自治体になります。厚労省は
>「やれ」とだけ言えばいい。今回の疑い患者の例に関しても、厚労省は横浜市か
>らきちんと連絡が来ないという言い方をしてますでしょう。いちど入ってきてし
>まったら、後は厚労省が責任を負わないで済むんです。

>現在の日本は、天然痘のように封じ込めできる疾患と、インフルエンザのように
>封じ込めできない疾患の区別すらついていません。




「組織」というのは本質を議論しないで問題をやり過ごすための、ある意味知恵ではあるんですが、いまの検疫がSARSの応用でしかないように、今回なんちゃってパンデミックで幸いにも終息すれば、第二波が来たときも同じ検疫法を繰返すことでしょう。第二波の毒性が同じかどうかはまったく予測不能にもかかわらず。いずれにせよ、パンデミックというのは季節性インフルエンザの大規模な交代現象に過ぎず、人類の終焉でも大破局でもないはずです。超過死亡は大幅に増えるかも知れませんが、事実としてわれわれはインフルエンザと共存させていただく立場なのでしょう。

1976年豚インフルエンザの発生と在郷軍人病騒ぎで米国の為政者たちはスペイン風邪の恐怖にかられ、ワクチン接種を開始したがパンデミックは起こらず、副作用のギランバレー症候群で84人が死亡した。そのときCDC長官だったデヴィッド・センサーは後年インタビューで『ピーナッツ』の一挿話から語り始めたといいます。スヌーピーがタイプライターで『豚インフルエンザ』という原稿を書いています。書き出しは、「それは、暗く嵐の夜だった・・・」

この有名な書き出しの決まり文句をスヌーピーは何度も使っているらしいの
ですが、豚インフルエンザと明記したエピソードは確認できませんでした。

http://2.bp.blogspot.com/_vW54hxJ2jv4/SEMmn0PVQVI/AAAAAAAAABA/sSXANEe8-DU/s1600-h/dark-n-stormy+night.gif

16390. 2009年05月03日 04時25分08秒  投稿:ヨッシー 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VG20090503032645.html]
03:20に浅間山微噴火 : 速報ページ

16389. 2009年05月02日 10時59分43秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]
 岩波書店『科学』2009年5月号のコラムに、『小学生に「火山はすごい!」』というエッセイを書きました(485-487ページ)。
 NHK総合テレビ『課外授業 ようこそ先輩』(2009年2月8日放映)の収録エピソードを書いています。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives284.html

5月10日(日曜:地質の日)の15:00-16:45に講演会をします。
 タイトルは「火山はすごい! -日本列島の火山をさぐる」
 場所は科学技術館(千代田区北の丸公園2-1)。参加無料で申込不要です。
http://www.geosociety.jp/name/content0039.html

 「こどももおとなもみんなで地学をまなびませんか?」というイベントで、日本地質学会主催・日本火山学会後援です。
http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/2009.05.10TisituNoHi.pdf

 日曜日ですので、お子様連れのご来場をお待ちしています。

16388. 2009年05月02日 01時58分14秒  投稿:かわべ 
ニュースで高速道路の大渋滞をやってましたが,景気対策のETC料金特別割引,環境にはものすごく優しくないですね...

かく言う私も,先月29日,長野から帰ってくる時に,ついつい130kmも余分に走ってしまいました.

普段なら,中条ICから国道8号→112号で小国を通って山形に帰る所,磐越道→東北道→山形道で帰ってしまいました.磐越道(西線)はめったに使ったこと無く,しかも真夜中で,一度どんなところを走ってるのか景色を見てみたかっただけなのですが,同じ1000円ということで,無駄をしてしまいました.

普段より混んでるのにペースが速めで速度変化が大きくて走りづらかったし,おまけに中越沖地震の復旧箇所で中央分離帯より路面が高くなっているところで脱輪して渋滞...おまけに渋滞の最後尾で追突事故もあったりして,さらに渋滞が伸びて...

そもそも,とっくに償還が過ぎて無料だったはずの道路で高いお金を払っているのを,将来の借金でまけて貰った気分になって...なんとも困ったもんです.

16386. 2009年05月01日 21時51分19秒  投稿:ちば 
 [http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478002401?ie=UTF8&tag=arukazanjp-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4478002401]
おととしの秋ごろに読んだ 岡田晴恵さんの「H5N1」という小説は、新型インフルエンザが日本にどのように上陸して
どのように広がっていくのかを克明に書いた(石黒耀ばりの)近未来シミュレーション小説です。
専門家ならではの綿密な科学的裏付けに基づいたリアリティがあり、救いようのない結末なのですが、未来に起こる出来事を秘密裏に見てしまった、というような感じがしたのをよく覚えています。
このごろのニュースをみていると(鳥か豚かの違いはあるものの)最初の章ではなく、いきなり中盤から始まった感じです。WHOのマーガレットチャンが実名で出てきて、パンデミック宣言するところなど、ほとんどそのまま、デジャビュー かと思うくらいでした。

その後に書かれていることが、起こらないようにするには、
最悪の場合を考えて、できることをするという意味では、
空港での検疫は、最重要項目の一つだと思います。


16385. 2009年05月01日 19時57分01秒  投稿:みき 
水際対策

「水際」と呼ばれる場所で
「対策」らしいパフォーマンスをしているように私には見えます

16384. 2009年05月01日 18時49分24秒  投稿:Hal.T 
しょせん水際対策は無理、どっちみち入ってくるでしょう。今のインフルエンザ程度を越える特に重篤な症状でないのならば、放置しても同じかな。どっちにしても流行したら会議や出社は控えようと考えています。おいおい、それじゃ普段の生活じゃないか・・・・と言われます。

16383. 2009年05月01日 17時34分46秒  投稿:ちば 
 [http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65251080.html]
新型インフルエンザ、水際対策の問題点


16382. 2009年05月01日 00時16分42秒  投稿:かわべ 
> ・8番ホールの下に排水管が実際に設置されていたかどうかは不明
> ・排水管の出口とみられる貯水池には大量の土砂が流出していた。
> ということですから、
> 1.排水管が設置されていたかどうかの確認
> 2.設置されていたとして、その出口が本当にこの調整池だったかの確認
> が必要ですね。

そのとおりですね.

> ただし、ゴルフ場の池はロストボール拾いや浚渫で、人の手が入っていることがあるため、
> 堆積した土砂が成層しているとは限らないところが、厄介かと・・・。

 成層してるかいないかということですが,1回のシーケンスとして,土砂の流入=増水期だとすると,減水期にかけて,濁り水の浮流の細粒堆積物が粗粒堆積物を覆っているはずです.1回のシーケンスでは,全体として上方細粒化の傾向が見られると思います.
 人の手・・・実際は手ではなく足跡ですが,これはバイオタベーションというか足跡化石ですね.細粒堆積物・・・シルトとか粘土ですが,これは砂よりはるかに侵食に強く,踏まれても,砂は液状化・流動化して内部構造を壊して動きますが,シルト・粘土薄層は,意外と変形しても層として残ったり,壊れてもブロックとして残ったりして,意外と層序関係は保たれます.
 あと内地なら,客土(客砂)として芝生の養生でマサ土が使われていますが,これが表流水による侵食で流入していれば,非花崗岩地帯なら鍵層になったりします...北海道の場合にはどうなんでしょうね.

 いずれにしても,流出先として少しでも疑われるなら,きちんとした層序学的・堆積学的調査をしておいて損は無いと思います.だれがやるの?って現実的な話はありますが.

16381. 2009年04月30日 16時18分48秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200904270213.html]
16378 かわべ さん>
 
ご指摘のとおりですが、
ニュース記事を読むと
・8番ホールの下に排水管が実際に設置されていたかどうかは不明
・排水管の出口とみられる貯水池には大量の土砂が流出していた。
ということですから、
1.排水管が設置されていたかどうかの確認
2.設置されていたとして、その出口が本当にこの調整池だったかの確認
が必要ですね。

その上で、
上流側とつながっている調整池の中に流れ込んでいる土砂の中から、
今回の”穴”を作った土砂を特定できれば侵食過程が解析されると思います。

ただし、ゴルフ場の池はロストボール拾いや浚渫で、人の手が入っていることがあるため、
堆積した土砂が成層しているとは限らないところが、厄介かと・・・。

16380. 2009年04月30日 16時01分49秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/international/update/0428/TKY200904280289.html]
メキシコの話題といえば、今は豚インフルエンザしか扱われなくなっていますが、
メキシコ中部で27日朝、M5.6の地震が発生(米地質調査所による)。
高齢者2人が心臓発作で死亡、アカプルコで住宅4軒が倒壊。

16379. 2009年04月29日 08時25分43秒  投稿:かわべ 
豚インフルエンザに対して,うちの職場では,学生の渡航状況の把握をおこな
うようにお達しが出ました.

---------
 新型ブタインフルエンザの流行について、ニュースで騒がれています。
 なお、今回の状況把握については、アメリカ・メキシコに限定するもので
はなく、今後の動向に対応するため、及び海外渡航申請書提出の遵守を目的
として海外渡航全般とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

               記

 1.4月に入り海外より帰国した学生
 2.5月の連休及び近日中に海外への渡航を予定している学生


16378. 2009年04月29日 08時19分39秒  投稿:かわべ 
 [http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200904270213.html]
16373 みきさん>

貯水池の大量の土砂の堆積層序をちゃんとやれば,
いつごろから,どのような状態で堆積が始まったかがわかりますが,
→ 侵食過程もかなりのところ復元できそうですね.

16377. 2009年04月28日 00時42分41秒  投稿:ちば 
 [http://news.bbc.co.uk/2/hi/talking_point/8018428.stm]
BBCNEWSの投書欄にはメキシコの現地の医師からの生の声も
掲載されている。そこには、くすりが効かないためになすすべもなく
次々と亡くなっているとはっきり書かれている。医療従事者が逃げ出し始めているらしい。
今出ているマスメディアのニュアンスとかなり違う。

豚インフルエンザについて BBC News の投書欄が怖すぎる件についての邦訳を一部転載する
 私はメキシコ国立健康研究所(the Mexican National Institute of Health)の呼吸器疾病と集中医療の専門医です。ここでは豚インフルエンザについて重大な緊急事態になっています。集中治療室に、次々と新しい患者が運びこまれてきています。スタッフ全員(医師・看護士・専門家)の果敢な努力にもかかわらず、患者たちの死を回避することができません。実のところ、抗ウィルス治療とワクチンはなんの効果もないと考えられています。スタッフの間には大きな恐怖があります。医師と医療スタッフに対する感染リスクは非常に高いです。
 他の病院でも混乱した状況になっており、私たちは何をすべきかわからない状態です。スタッフは現場を去り始めており、多くの人たちが退職を選択したり、休暇を申請しています。当局が発表しているものより、さらに致死率が高いのが真実です。すくなくとも私が働いている病院ではそうです。ここでは、一日に3人から4人の患者が亡くなっており、この状態が3週間以上続いています。これは恥ずべきことであり、大きな恐怖を感じています。20歳から30歳の若い患者たちが、私たちの絶望的なまなざしの中で死んでいき、ここの医療専門家の間には大きな悲しみが広がっています。
Antonio Chavez, Mexico City(4月25日)

16376. 2009年04月28日 00時06分06秒  投稿:おおさと 
 [http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090426-02.html]
豚インフルエンザ対応に関する厚生労働省事務連絡↑

16375. 2009年04月27日 23時43分18秒  投稿:みき 
 [http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html]
日本の牛丼屋の ○屋ではメキシコ産の豚肉を使っていた丼の販売を取りやめた。

農水省の見解では↑
豚肉は、十分加熱するよう言われていること。
インフルエンザウィルスは熱に弱く、加熱調理で容易に死滅すること。
インフルエンザウィルスは酸に弱く、胃酸で不活化される可能性が高いこと。
の3点から、安全と言っているのに・・・。
自分から風評を作り出してどうする ○屋さん。
(それとも十分な加熱をしてなかったの?)

とはいえ、売り続けていたとしても、この丼は売れなくなるであろうことを
見越した措置なんだろうと思います・・・が。

16374. 2009年04月27日 22時59分22秒  投稿:ちば 
 [http://www.cdc.gov/swineflu/]
メキシコから始まった豚インフルエンザ
増えすぎた人類を淘汰しようという自然のメカニズムか
進化という意味ではワクチンやタミフルに頼らず生き残った人が
新しい子孫をつくるほうがいいのだろうが

やっぱり、気がつくのが遅すぎたらしい、
あすにもWHOはFase4宣言するだろう
これまでのところ、
いくつか読んだ近未来小説と同じシナリオで推移している
潜伏期間が数日よりも長いとしたらやっかいだ

google mapによるSwine flu発生状況その1

google mapによるSwine flu発生状況その2

米国CDC 豚インフルエンザ情報(日本語字幕あり)

16373. 2009年04月27日 17時52分41秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200904270213.html]
16341 の「ル・ペタウゴルフ場」陥没事故の続報が載っていました。

やはり、沢だった場所に土を盛って造成したコースで、
地下水による盛土の侵食が原因と考えられるようです。

16372. 2009年04月25日 21時16分30秒  投稿:成尾 
24日に桜島のレベルが3から2へ引き下げられました。
以下,引用
**(本 文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 昭和火口では、2月28日から4月10日にかけて爆発的噴火を含む噴火
が断続的に発生しましたが、その後は爆発的噴火はありませんでした。4月
11日以降、昭和火口及び南岳山頂火口で発生したのは、いずれもごく小規
模な噴火でした。
 火山性地震及び火山性微動は少ない状態が続いており、山体の膨張を示す
地殻変動も観測されていません。
 これらのことから、桜島の噴火警戒レベルを3から2に引き下げます。

16371. 2009年04月23日 13時01分08秒  投稿:みき 
 [http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0811/feature02/]
おおさとさんご紹介のYou Tube
混み合っているのかなかなか見られません。

静止画と解説が↑National Geographicにあります。

16370. 2009年04月23日 11時58分38秒  投稿:おおさと 
 [http://www.youtube.com/watch?v=ZI4IWzhU3nk&feature=related]
 
 NHKのハイビジョン番組、ワンダーワンダーで紹介されたNAICAの結晶洞窟、透石膏の結晶ということだがそれにしてもでかい。鏡下で見た三宅島火山灰に含まれていた石膏結晶と随分イメージが違うこと。まさにベルヌの地底探検の世界。URLは、YouTubeにアップされていた結晶洞窟に関する動画。↑

16369. 2009年04月21日 09時58分01秒  投稿:ちば 
 [http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090418/CK2009041802000057.html]
東京オリンピック招致のために評価委員に見せた1/1,000都市模型が
絶賛されたというニュースが気になりました
森タワーができたときに作った巨大都市模型の一部流用かなあと思いましたが
それにしても、かなりビルも増えたようですし、
ほとんど手作業だというのもすばらしい!

4月30日まではそのまま展示しているとのことですが、
どこかで、常設展示できないのかなあ
森ビル提供の「巨大都市模型」をIOC評価委員会が視察

森ビルでは、2016年オリンピック・パラリンピック招致を目指す東京都に協力し、当社が独自技術で制作した東京中心部の巨大都市模型を提供しました。
4月17日(金)、来日しているIOC評価委員会が模型を視察し、石原都知事が自らオリンピック開催のテーマとしている「コンパクトさ」をアピールしました。
模型をご覧になった評価委員会のみなさんは、そのスケールと精巧さに一様に驚かれ、模型のまわりを囲み、場所を指差したり、案内役に質問をするなど、食い入るように模型を視察されていました。

森ビルニュースリリース

北京にも巨大都市模型があったはずと調べてみたら、
スケールは1/750で博物館として大人気らしい

16368. 2009年04月19日 23時19分25秒  投稿:かわべ 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/volcano/n15100.htm]
>本日のテレビ朝日系『素敵な宇宙船地球号』
>[第571回] 4月19日 23:00〜23:30放送
>
>「泥火山の恐怖」 〜地下に眠る地球の驚異〜

 以前ここでも話題になった泥火山...

>15131. 2007年06月28日 01時06分32秒  投稿:Hal.T 
> [http://www.crisp.nus.edu.sg/coverages/mudflow/]
>インドネシアの泥火山の話題が14525(2006/10)にあった。その後の状況をBS1でドキュメンタリーと>して放送していた。いまだに元気に活動しているようで、大変なことが続いている。

>15132. 2007年06月28日 12時01分18秒  投稿:ちば 
> [http://crisp.nus.edu.sg/coverages/mudflow/images/EJ20070605_5m_res.jpg]
・・・略・・・
> いったん破綻したものはどうしようもない
>もはや人間の力ではどうにもならない段階になった、
>という感じだったのでしょうか

 まさにその通りのようですね・・・

16367. 2009年04月19日 14時49分55秒  投稿:かわべ 
 [http://www.tv-asahi.co.jp/earth/]
本日のテレビ朝日系『素敵な宇宙船地球号』
[第571回] 4月19日 23:00〜23:30放送

「泥火山の恐怖」 〜地下に眠る地球の驚異〜

> 今、インドネシアで、大変なことが起きています。
> 3年前、ジャワ島の住宅街に突然あらわれた泥火山に、家や工場が飲み込まれてしまったのです。その規模はすでに東京ドーム23個分にも達しています。
> インドネシア政府の様々な努力にもかかわらず、今も毎日大量の泥を噴出し続ける泥火山。
> 周辺の住宅地は地盤沈下を始め、陥没してひび割れた地面や住宅の床から、地中のメタンガスも噴出し始めました。実は、このシドアルジョの下には、巨大ガス田があったのです。
> ところで日本でも、巨大なガス田を有する都市があります。それは東京です。

 ということで,九十九里平野の上ガスも取り上げるようですね(千葉県地質環境センターの風岡さんたち...).

16366. 2009年04月17日 01時58分24秒  投稿:火口-10km木下 
 [http://arist.edu.kagoshima-u.ac.jp/volc/volcnews/Sa09409erup/s09409er1.htm]
4.9 の桜島爆発噴煙と降灰の映像を公開しました。↑
近赤外ウェブカメラで比較的鮮明な画像が得られ(次のページ)、Movieをつけています。
桜島のドカ灰に関する南日本新聞の記事でも紹介されています。
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=16358

16365. 2009年04月11日 07時37分21秒  投稿:ちば 
 [http://www.mbc.co.jp/web-news2/00144696_20090410_300k.asx]
ニュースでは鹿児島市内の降灰量を
1平方mあたり243gと言っていますね
200g/m2を超えたのは17年ぶり
臨時に克灰袋を各家庭に10枚配布

16364. 2009年04月09日 18時50分20秒  投稿:ちば 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kouhai/Z__C_RJTD_20090409160500_EQV_CHT_JCIashfallf_JR506X_N1_image.pdf]
とっとさん>
成尾さん>
4000mまで噴煙が上がったというのは高いですね
2000年の10月に南岳でおおきな噴火があったときには
東風で西側に火山灰が流され、車のガラスが割れたりしましたが、
そういうおおきめのサイズの火山灰はなかったのでしょうか
心配になりました

気象庁から桜島の降灰予報が出ていますが
予報も鹿児島方面ですね


16363. 2009年04月09日 18時16分08秒  投稿:成尾 
鹿児島の成尾です。急に室内が暗くなったと思ったら硫黄くさい匂いがして,火山灰がサラサラと
降ってきました。先は見えないくらいの状態でした。現在も断続的に噴煙が上がっています。用事
があって外出しましたが,頭は火山灰でジャリジャリになりました。
以下,MBC放送の記事です。
「桜島の昭和火口できょう午後3時31分、爆発的噴火が発生し、大量の火山灰が東風に乗って鹿児島市の中心部などに降りました。鹿児島地方気象台によりますと、この噴火で、火砕流が火口から東側におよそ1キロ流れ下ったのが確認されました。また、噴煙が火口から4000メートル以上の高さまで上がりました。この高さまで噴煙が上がったのは、昭和火口が3年前に噴火を再開して以来、今回が初めてです。この噴火で大量の火山灰が東風に乗って南西方向に流れ、鹿児島市中心部などを直撃しました。」

16362. 2009年04月09日 15時50分46秒  投稿:とっと 
今の桜島の噴火はけっこう大きい。
噴煙はどのくらい上がっているのでしょう?。
大隅河川国道事務所の牟礼岡カメラで一時、昭和火口がオレンジに見えたのは夕方の光線の影響でしょうか?。

16361. 2009年04月09日 12時47分28秒  投稿:かわべ 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/]
Seleziona un evento sismico (http://cnt.rm.ingv.it/~earthquake/index_web_cnt.php)からのデータですが,
本震発生(2009/04/06 01:32:29)前の3月10日11時頃から前震が(30個)起こっていたようですが...

それらの一連の地震が,本震に繋がるかどうか,言い当てるのは,それだけからは難しいですよね...

16360. 2009年04月08日 22時08分39秒  投稿:かわべ 
 [http://kei.kj.yamagata-u.ac.jp/kawabe/www/090406_italy/index.html]
USGSから拾った7個について震源分布を描いてみました.

南部の地震は,N25°W36°NEの面上に並ぶように見えますが,深さ10kmの地震3つが直線上に乗っているので...データの精度はどうなんでしょうね.

USGSに発震機構解が出ていますが,結構合っちゃってますね.

http://neic.usgs.gov/neis/eq_depot/2009/eq_090406_fcaf/neic_fcaf_cmt.html

Principal axes:
T Val= 3.27 Plg= 5 Azm=227
N 0.22 17 135
P -3.49 71 334
Best Double Couple:Mo=3.4*10**18
NP1:Strike=337 Dip=42 Slip= -62
NP2: 122 53 -112

傾斜はちょっと違うけど(発震機構解の方が急),走向は,NP1とよく合っているようです.

16359. 2009年04月08日 16時26分00秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/international/update/0407/TKY200904070102.html]
16358 と同じ情報ですが、↑のほうが詳しいかも。
こちらでは既にパニックになっていたと読み取れます。

16358. 2009年04月08日 15時58分25秒  投稿:ちば 
 [http://mainichi.jp/select/world/news/20090407k0000e030054000c.html]
イタリア地震:現地学者「来る」予知 市が自粛求める
 【ローマ藤原章生】イタリア中部で6日未明に起きた地震について、地震発生前、現地の地震学者が「大地震が来る」と当局に上申していたことがわかった。学者は自家用車のスピーカーで住民に避難を呼びかけたが、「パニックを広げる」と市に自粛を求められていた。

 この学者は震源地のラクイラ在住の元国家原子力研究所職員、ジャンパオロ・ジュリアーニ氏。レプブリカ紙によると、同氏は地下の岩盤から放出されるラドンガスの量で地震を予測する仮説を提唱している。それに基づき、同氏は今年2月、ラクイラ市に「住民の避難」を呼びかけていた。しかし市は騒乱を引き起こすと、警告を続けるジュリアーノ氏のホームページを閉じるよう命じていた。
毎日JP

16357. 2009年04月08日 12時30分56秒  投稿:かわべ 
 [http://www.ncgt.org/]
イタリアの最近の地震に関して,↑のISSUES の,Issue 46(March 08)の中に,以下のような論文がありました.
STRASER,Valentino(2008)Planetary perturbations and ‘Twin earthquakes’: a model for the long-term prediction of earthquakes.46, 35-50.

(A sequence of earthquakes occurred at regular intervals and with a comparable magnitude in Central Italy from
2003 to 2007 in coincidence with planetary alignments suggested the definition of ‘twin earthquakes’.
The cyclicity of twin earthquakes is governed by planetary alignment of celestial bodies)

半島の中央部,Sibillini山地周辺でも,そこそこ地震は起こっているようでね.

16356. 2009年04月08日 02時58分18秒  投稿:おおさと 
 [http://cnt.rm.ingv.it/~earthquake/data_id/2206496920/event.php]
今回の地震についてはイタリア語だけれどこれみたい↑
(イタリアのマグニチュード(MI)だとMI=5.8なんだ。Mw=6.2なので、MJだとMw=0.78Mj+1.081を変換に使うと Mj=(Mw-1.081)/0.78=6.6)


16355. 2009年04月08日 02時12分44秒  投稿:おおさと 
 [http://www.ingv.it/real-time-monitoring-1/recent-earthquakes-1/]
INGVのページ↑

前のコメントといいつつも整備はされているので↓
ITACA(強震網のページ)
アナログ地震計も含まれていますが、各観測サイトの地質、振動特性等が確認できます。↓

http://itaca.mi.ingv.it/ItacaNet/

16354. 2009年04月08日 01時50分28秒  投稿:おおさと 
 [http://topo.earth.chiba-u.jp/afr/backnumber/No7/7%E5%8F%B704%E5%8D%83%E7%94%B0%E3%81%BB%E3%81%8B.pdf]
文献紹介↑
イタリア地震関連
アペニン山脈におけるいくつかの活断層

 強震記録がほしかったのだが、ネットで調べるとイタリアでは日本のようにデジタルの地震計はまだ少ないとのこと。
 日本で整備されているような強震観測網は、世界の中ではレアケースなのか・・・?
 兵庫県南部地震の教訓が日本では本当に大きかった・・・!?

16352. 2009年04月07日 13時42分58秒  投稿:とっと 
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/306-20090407130000-40.html]
浅間山、噴火警戒レベルを3から2に引き下げ。
これで浅間火山博物館も営業再開かな?

16351. 2009年04月07日 10時07分31秒  投稿:みき 
 [http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37354420090406]
日本ではあまり報道されていませんが、
イタリア中部で6日に発生した地震は、
死者130人超、最大5万人が家を失った可能性があると。

16350. 2009年04月07日 04時01分18秒  投稿:かわべ 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/?file_id=MV8wMDAwNTk%3D&name=%83X%83%89%83C%83h18.JPG]
>16347 かわべ
 
>あと,こういう穴の場合に,出口(での堆積)はどうなっていたのか???

もし,流出部がわかれば,堆積物(おそらくローブの重なりからなるファンデルタ堆積物)をシーケンス解析すれば,どのくらいの時間(シーズン&シーズン内の増水/減水)堆積が継続しているのかを復元できると思います.

シーズンの区切りは,おそらくローブ境界の植生(...雪で潰された植生のマット)で判断できると思います...

ちなみに,鬼首の寒湯地区の陥没穴は,2001年8月から2008年6月までの間に,600立方m(直径11m,深さ7m)以上の自然地層のシラス堆積物が,地下水によって侵食されてどっかに行っちゃいました.
白濁した濁り水(火山灰が浮流で運搬されている)が何箇所から湧いていて,一部は泥火山をつくっている部分もありますが,大半は,そのままどっか下流に流出しているようです...

16349. 2009年04月07日 01時58分01秒  投稿:かわべ 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/?file_id=MV8wMDAwNTg%3D&name=chitose_0812-0903.gif]
気象庁の気象統計情報の千歳の2008年12月〜2009月3月のデータをもとに,日降水量と積雪深のグラフを描いてみました.3月上旬〜中旬,特に13日頃の雨で,一気に雪解けが進んだようですが...地下水流量の増加は関係は無いでしょうか.

16348. 2009年04月06日 18時35分20秒  投稿:津沢 
 [http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/us2009fcat.php]
イタリア半島中央部でM6.3の地震、
発生から半日が過ぎ、被害が判明しつつあるようです↓
http://www.asahi.com/international/update/0406/TKY200904060103.html

USGS / Latest Earthquakes in the World から
> Magnitude 6.3
> Date-Time
> * Monday, April 06, 2009 at 01:32:42 UTC
> * Monday, April 06, 2009 at 03:32:42 AM at epicenter
> * Time of Earthquake in other Time Zones
> Location 42.423°N, 13.395°E
> Depth 10 km (6.2 miles) set by location program
> Region CENTRAL ITALY
> Distances 70 km (40 miles) W of Pescara, Italy
> 95 km (60 miles) NE of ROME, Italy
> 115 km (70 miles) SE of Perugia, Italy
> 135 km (85 miles) S of Ancona, Italy




16347. 2009年04月06日 16時21分04秒  投稿:かわべ 
>16346 ちばさん

なるほどね,やっぱしですね.

>穴の中の壁を見れば自明でしょうが

 まさにその通りですね.

 あと,こういう穴の場合に,出口(での堆積)はどうなっていたのか???
 今回は,鬼首みたいにボーリングで30数m下から蛇籠の破片が出たなんて,とんでもない割れ目!?ということにはならないでしょうね.

P.S.
こういう期間(年)の場合には,国土交通省のアーカイブが良いですね.

16346. 2009年04月06日 15時19分33秒  投稿:ちば 
 [http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/75/cho-75-9/c2b/cho-75-9_c2b_33.jpg]
かわべさん>
空中写真は見つけました
ぴったり重ねるのはなかなか難しいのですが
造成前よりも谷の幅が狭いので
谷の中に落ちるみたいです

穴の中の壁を見れば自明でしょうが

16345. 2009年04月06日 11時16分35秒  投稿:かわべ 
>16343 ちばさん

開場が1992年なので,それ以前の空中写真等と比較すると,現場の地形・(人工)地質の状況はどうであるか,ある程度推定できるかもしれませんね.

って,もちろん,現場のゴルフ場には設計図があるから,どういう場所なのかはチェックしいるはずですよね.

16344. 2009年04月05日 12時41分52秒  投稿:貸本屋 
16342ちばさんへ。
>北海道ではシラスという言葉は使わないので,何と呼ぶかですが
地質学分野では,「支笏シラス」があると聞いたことがあります。土木分野ではありませんけど。

16343. 2009年04月04日 18時01分25秒  投稿:ちば 
 [http://arukazan.jp/temp/hole.kmz]
NTVの空撮画像とGoogleEarthに掲載された衛星写真を比較して陥没穴の位置を特定しました

大きな地図で見る

Google Earthがインストールされているにもかかわらず
↑のURLをクリックしてもGoogle earthが自動起動しての表示がうまくできない場合

右クリックでリンク先のファイルを保存を選択し、OS側からダブルクリックするか
Google Earthを起動後、ファイルを開くから保存したファイルを指定してください
なお、保存したファイルの拡張子がzipになってしまった時はkmzに変更してください

16342. 2009年04月04日 08時53分53秒  投稿:ちば 
 [http://www.ntv.co.jp/news/132310.html]

(C)NNN http://www.ntv.co.jp/news/pictures/090402081.jpg

北海道立地質研究所(札幌市)の石丸聡防災地質科長は「現場付近は、水を通しにくい地層の上を
>火山灰や軽石などが覆っており、地下水や雪解け水が原因で穴ができた可能性もある」と指摘

ゴルフ場造成の時に沢を埋めたのが原因
かもしれないとおもっていたのですが

シラスドリーネというものが九州にありますが
シラスの分布地域でみられる陥没孔のことだそうです
それと同じようなものができたのかもしれない
ということですね

北海道ではシラスという言葉は使わないので
何と呼ぶかですが


大きな地図で見る

16341. 2009年04月04日 08時35分49秒  投稿:Boss_vzu 
昨日、ニュースでゴルフ場に空いた穴に女性が落ちて水死という事件がありました。
場所は北海道勇払郡安平町というところで、千歳空港の東側になります。
正確な場所が分かりませんが、樽前山などの火山噴出物の東端に当たるのではないかと。
他にも地底湖?が出てきそうな気がします。

>北海道立地質研究所(札幌市)の石丸聡防災地質科長は「現場付近は、水を通しにくい地層の上を
>火山灰や軽石などが覆っており、地下水や雪解け水が原因で穴ができた可能性もある」と指摘
[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000200-jij-soci]

16340. 2009年04月03日 01時32分25秒  投稿:TAKUCHIBO 
夜の北軽井沢ネットワークを久々にのぞいたら、浅間山で火映が見えてます。
もっとも長時間露光で赤く写るくらいですから、明るさはそんなに強くはないのでしょう。

16339. 2009年04月03日 00時13分15秒  投稿:Pochi 
 [http://pochipress.blog20.fc2.com/blog-entry-141.html]
小岩不動尊善養寺の浅間山噴火犠牲者供養碑の碑文に、
どうしても読めなかった部分があったので、江戸川区
の文化財係を訪れて登録台帳の記載を確認しました。

碑文の上部左に金剛界大日如来のヴァーンハ、
右に胎蔵界大日如来のアーンハを刻印。

前癸卯信州浅間山水火湧出流緇素洪河日往
轉杳」月來更自黛白蠕孔裏蠢青蠅?上飛
欲尋昔日愛一悲一可愧今歳寛政七乙卯七月
十三回佛陀妙慧慈雲霑法雨無上菩提純浄也


前(さき)の癸卯(天明三年)信州浅間山水火湧出し緇素(僧俗)を洪河に流せり
日往けば轉(うた)た爛(ただれ)を揩オ
月來れば更に自ら黛(あおぐろ)し
白蠕(はくじゅ・蛆虫)孔裏に蠢(うごめ)き
青蠅?(し・肉のついた腐骨)上に飛べり
昔日の愛を尋ねんと欲するも一(ひとえ)に悲しく一に愧づ可し
今歳(ことし)寛政七乙卯七月十三回(忌)
佛陀の妙慧慈雲(をもって)
法雨を無上の菩提の純浄に霑(うるほ)さんとする也 (Pochi 試訳)

きちんとした読み下し文があればご教授願います。

*4月3日12:28 追加修正

16338. 2009年04月01日 19時01分48秒  投稿:みき 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VK20090401172016_320.html]
4月1日16:17頃 三宅島で小規模な噴火が発生

16337. 2009年04月01日 01時33分36秒  投稿:Pochi 
 [http://pochipress.blog20.fc2.com/blog-entry-142.html]
鎌原熱泥流の黒岩を見るために坂東大橋の下流に行きました。
今回は教授ありがとうね。



ついでに伊勢崎市側の天明慰霊碑を巡り、
神社では天明5年の奇妙な石燈籠を発見しました。

16335. 2009年03月22日 19時19分43秒  投稿:やじうま一般 
トンガの付近の海域って今月20日にマグニチュード7.7の地震が
ありましたね。どうもアタマの中で関連づけてしまいます。

16334. 2009年03月22日 11時21分44秒  投稿:ちば 
 [http://www.boston.com/bigpicture/2009/03/undersea_eruptions_near_tonga.html]
トンガの海底火山噴火、
コックステイルジェットの向うの島の向こうでも噴火
March 19, 2009
Undersea eruptions near Tonga
Scientists sailed out to have a closer look at the eruptions of an undersea volcano off the coast of Tonga in the South Pacific Ocean today. Tonga's head geologist, Kelepi Mafi, said there was no apparent danger to residents of Nuku'alofa and others living on the main island of Tongatapu. Officials also said it may be related to a quake with a magnitude of 4.4 which struck last March 13 around 35 kilometers from the capital at a depth of nearly 150 kilometres. (I know this is an off-day posting, but really, thought the images were worth it - 12 photos total)

16333. 2009年03月18日 12時21分22秒  投稿:堀越 
 [http://www.jma.go.jp/jma/press/0903/17a/090317_level.html]
気象庁は、3月17日、3月31日10時より安達太良山、磐梯山、那須岳、箱根山に噴火警戒レベルを導入すると発表。とりあえず皆噴火警戒レベル1とのこと。

箱根山の場合、火山弾が火口から2km以内に飛んだ場合も「レベル5(避難!)」らしい。じゃ、それ以前に小さい噴火が起きているときはどうするのか。想定火口(冠ヶ岳〜大涌谷周辺)から700mと言う至近距離に人家がある箱根火山は、生命保護と共に経済活動も絡むので、レベル設定が難しいのでしょう。

16332. 2009年03月16日 09時36分48秒  投稿:Jiro 
富士山のスラッシュ雪崩ですが,15日朝,南から南東斜面に行ってきました.

・スカイライン周辺では,宝永第一火口の西隣の谷(目測でEL3200m付近とEL2750mから発生)と市兵衛沢で雪崩の発生を確認.その間の日沢でも(目測でEL2450m付近から)小規模な雪崩か.07年3が于25日と同様に林間まで雪崩のデブリが出ているように見える.5合目駐車場の状況はわからない.

・一方,太郎坊では極めて小規模な雪崩.この違いはなんなんだろうか..

16331. 2009年03月16日 00時46分48秒  投稿:ヨッシー 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VG20090316000843.html]
浅間山、23時48分に小規模噴火。
まえちゃんねっとカメラ23:00台の動画で捉えています。

16330. 2009年03月15日 12時27分45秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.icao.int/icao/en/nr/2009/pio200902_e.pdf]
ICAO OFFICIALLY ADVISED OF DPRK PLANS FOR ROCKET LAUNCH
北朝鮮が公表した日本海と太平洋上のロケット部品落下地点

16329. 2009年03月15日 11時52分45秒  投稿:みき 
 [http://www.fujisabo.go.jp/db/db-kisya/090314.pdf]
16326  で Jiro さんが危惧していた
富士山のスラッシュ雪崩ですが、
国土交通省富士砂防事務所によると、
3月14日5:30ころ富士山大沢川源頭域での発生が監視カメラで確認されたようです。

その後、新たなスラッシュ雪崩は確認されていないようです。

16328. 2009年03月15日 07時47分27秒  投稿:成尾 
今日は桜島地方は快晴で,国土交通省の桜島監視カメラで桜島の様子がよく見えます。牟礼岡の監視カメラでは昭和火口のアップを見ることができます。昨日は桜島は冠雪していましたが,今朝も冷え込んだため,火口からだけでなく斜面からの蒸気も確認できます。

16327. 2009年03月14日 23時19分16秒  投稿:こやま 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Izu/Izushin/ItoMap.html]
↑「火山がつくった伊東の風景」と題した火山観光マップを出版しました。

また、3月25日に地元伊東でお披露目講演会を開催しますので、お近くの方はぜひおいでください。ちなみに講演会は参加無料ですが、参加者全員にこのマップをプレゼントします。
http://blog.canpan.info/pal_ito_blog/archive/69

16326. 2009年03月14日 06時45分15秒  投稿:Jiro 
 [http://www1.river.go.jp/]
富士山のスラッシュ雪崩,現地は2月14日のときよりも雨は激しいようです.
14日6時,国交省の印野観測点で時間雨量35mm(水文水質データベースより).

2月のときは動いた地元機関も,今回は特に動いてないみたいだが..

16325. 2009年03月13日 19時00分28秒  投稿:なべ 
てるみつ部屋、戻ったみたいですよ。

16324. 2009年03月13日 17時33分15秒  投稿:浅間ウォッチャー@埼玉 
 [http://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/kyoka.html]
初めまして。
気象庁の「予報業務の許可について」のページからの引用です。

>気象庁以外の事業者が天気や波浪等の予報の業務を行おうとする場合は、気象業務法第17条の規定により、気象庁長官の許可を受けなければなりません。
> これは予報業務が国民生活や企業活動等と深く関連しており、技術的な裏付けの無い予報が社会に発表され、混乱をもたらすことを防ぐ必要があるため、予報業務を許可制としているものです。

火山活動の予報は下記の「地震動の予報業務許可についてよくある質問と回答」に準じて解釈すれば、今回の件が法に抵触するとは思えません。

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/q_a.html
>「予報業務」の定義を教えてください。
> 予報とは気象業務法によって「観測の成果に基づく現象の予想の発表」と定義されています。具体的には、「時」と「場所」を特定して、今後生じる自然現象の状況を、観測の成果を基に自然科学的方法によって予想し、その結果を利用者(第三者)へ提供することをいいます。
> 業務とは「反復・継続して行われる行為」をいいます。
> よって、例えば、気温や天気などの予想結果を世の中に対して反復・継続して発表することは、その発表手段や営利か非営利を問わず、予報業務許可の対象となります。

16323. 2009年03月13日 15時59分31秒  投稿:Pochi 
 [http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-224.html]
上記のページが見られません。わたしがただ誹謗中傷して
いるように見えてもいやなので、該当記事を転載します。

本人はてるみつさんに何ら含むところがないのはわかっています。
気象業務法の問題提起として、新聞記事の情報と同じあつかいで
とりあげただけだと思っているんでしょう。

気象業務法に問題提起したいのであれば、ご自身で法に抵触すると
思われかねない発言をしてみせたらいかが?

身内に鉄砲を正面から撃つのが昔からの芸風なのはわかっているんですけどね。
では以下転載。


火山の予報と警報

2007年12月1日の気象業務法改正によって、気象庁長官の許可なく火山の予報を公にすることはできなくなりました(17条)。火山の警報については、気象庁以外が公にすることは一切できなくなりました(23条)。

てるみつさんの2009/3/10 15:43発言は、気象業務法に抵触していると思います。過去の事実の評価だけでなく、具体的な未来予測に立ち入っていますから。なお私は、てるみつさんの2009/3/10 15:43発言のような文章をインターネットブログに載せるなと言っているのではありません。現行法に照らして違法適法を判断しただけです。悪法にどう対処するかについては、いろいろな考えがあるだろうと思います。


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てるみつ部屋BLOG Ver.6.0 のコメント欄から
投稿者:てるみつ2009/3/10 15:43
○○○さま、お久しぶりです。
なんとなく今が分岐点のような感じがします。もし、これよりさらに活動が活発化する方向に進むのであれば、噴石もさることながら、次は火砕流かもしれませんね。

16322. 2009年03月13日 05時47分05秒  投稿:Pochi 
 [http://red.ap.teacup.com/terumitsubeya06/]
てるみつ部屋BLOG Ver.6.0 がここ数日見られないのはなぜかと思えば・・・・

こいつか!
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-224.html

火山学者としては一目置きますが、知りもしないのになんで法律で火遊びするのかな。

>なんとなく今が分岐点のような感じがします。もし、これよりさらに活
>動が活発化する方向に進むのであれば、噴石もさることながら、次
>は火砕流かもしれませんね。

これが気象業務法に抵触しているんだってさ。
またはじまっちゃった。いや茶化している場合じゃないや。
おかげさまでてるみつさんの情報が遮断されて大迷惑ですがな。
ああ、まったく無関係にブログが閉じられているという可能性はありますね。
でもまともな人間がこんな指摘を受けたら当然そうするであろう、で十分です。

ブログ閉鎖という事実関係を抜きにしても、法律を弄ぶ行為そのものが愚かしい
としか思えないのですから。


16321. 2009年03月11日 19時46分21秒  投稿:Jiro 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/saigai/topics/top-2009.html#090218]
ほぼ一ヶ月前,富士山南東斜面で小規模なスラッシュ雪崩が発生しました↑

2007年もバレンタインデーに発生したので,ちょうど二年ぶりでした。

72時間後の天気図を見るとどうやら今月の13日から14日ホワイトデーにかけて,気圧配置は要注目となりそうです。3月始めに現地はしっかり雪がつもったから雪崩れる材料はそろってるし。


16319. 2009年03月11日 11時12分14秒  投稿:みやざき 
桜島の噴火警報を切替え(3月10日気象庁発表)
『切替え』って、気象の専門用語なんでしょうか?
日本語として違和感を覚えます。

16318. 2009年03月10日 23時11分27秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/video/news/TKY200903100244.html]
赤く見える火山弾が画像の左方向 南方向に 偏って 噴き出しているのが
気になります

鹿児島地方気象台は10日、鹿児島市の桜島が爆発的に噴火し、昭和火口から南約2キロで噴石を確認したと発表した。集落から約500メートルの2合目で、06年の噴火活動再開以降、火口から最も遠い場所だった(九州地方整備局大隅河川国道事務所による)
asahi.com

16317. 2009年03月10日 13時13分31秒  投稿:みき 
 [http://www.jma.go.jp/jma/press/0903/10a/090310sakurajima.pdf]
桜島では、3月10日7時10分に
火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が切り替えられました。

平成21年3月2日10時30分
噴火警戒レベル3、入山規制
 昭和火口及び南岳山頂火口から2km程度の範囲で警戒が必要。


平成21年3月10日07時10分
噴火警戒レベル3、入山規制
 火口から居住地域近くまでの範囲で警戒が必要。

特に、10日05時22分には弾道を描いて飛散する大きな噴石が
2合目(昭和火口より2km付近)まで達したとのこと。

16316. 2009年03月04日 19時01分24秒  投稿:田中@北軽井沢ネットワーク 
 [http://www.kitakaruizawa.net/]
信州大学・津金様
レポートを拝見しました。大変興味深い内容で、感激しました。
当山荘に設置した「デジタル一眼レフカメラによる浅間山観測」は2004年11月にスタートし、
当初はカメラが停止するたびに、地元の方に再起動してもらうなど、苦労の連続でした。
まえちゃんねっとが、自動撮影、自動再起動、その他の専用プログラムを開発してくれたので、
現在は非常に安定した性能になりました。
 
単に浅間の噴火記録だけでなく、こうして画像の学術的な価値を見出していただき、
大変有難く思います。ありがとうございました。

16315. 2009年03月04日 14時20分37秒  投稿:津金 
 [http://science.shinshu-u.ac.jp/~geol/Miyake/04asama.html]
信州大学の津金です.2009年2月2日浅間山噴火時の北軽井沢ネットワーク,まえちゃんねっとの映像から,噴出物の温度を見積もるための実験・解析など行ってみました.その結果,噴火時の岩塊の温度は700℃以上はあったと思われます.実験方法などの詳細はHPをご覧下さい.

16314. 2009年03月03日 07時03分44秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]
 岩波書店『科学』2009年3月号に、小屋口剛博 著『火山現象のモデリング』(東京大学出版会)の書評を掲載しました(353-354ページ)。
 多くの学生・院生・研究者に読んでいただきたい名著だと思います。

☆下記の2冊が刊行されました。
 『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480688040/

 『世界がわかる理系の名著』(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/68/9784166606856.shtml

16313. 2009年03月02日 20時51分29秒  投稿:成尾 
桜島の警戒レベルが再び3へ引き上げられました。
「桜島では、今後、噴火活動が活発化するおそれがあることから10時30分に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表し、噴火警戒レベルを2から3に引き上げました。」
昨日から噴火していましたが,今朝,午前6時53分にも爆発的噴火が発生しました。ちょうど通勤途中で車中から見ることができました。カリフラワー状の噴煙柱がまっすぐ上がり,その後,弱い風に流され大量の火山灰が東方に降下しました。引き続いて2回ほど噴煙があがりました。鹿児島気象台によると噴煙は火口から1500メートルの高さまで上がり、大きな噴石が4合目まで達したとのことです。
噴火の様子はMBC(南日本放送)のニュースで見ることができます。

16312. 2009年03月02日 10時30分13秒  投稿:ちば 
 [http://wwwsoc.nii.ac.jp/kazan/J/doc/20090309.pdf]
「次世代型・火山ハザードマップに関する研究集会」

【(独)防災科学技術研究所火山防災研究部つくば火山学セミナー共催】
  • 日時:平成21年3月9日(月)10:00〜16:00
  • 場所:茨城県つくば市(防災科学技術研究所・研究交流棟セミナー室)
  • 主旨:近い将来の火山噴火で実際に役立つ新しいハザードマップのあり方について議論する。火山防災に役立つ新たなツールとして、「次世代型ハザードマップ」や「リアルタイムハザードマップ」などの開発に期待が寄せられています。しかし、その新しい「ハザードマップ」の具体的な機能に関するイメージは、個々人によって大きくばらつきがあるような印象があります。現在、標準的に使われているハザードマップの改善すべき点の抽出とともに、現状の限られた技術や予算・人材の活用と今後必要な技術開発にも焦点を当て、最も実用的・有効な次世代のハザードマップを作成するには、今後、何をする必要があるのか、どのような方向性がよいのかをリストアップするための議論を行いたく思います。

主な議題:

○「リアルタイムハザードマップ」や「次世代型ハザードマップ」という
看板を掲げたプロジェクトで実際、何をやろうとしているのか?(国土交通省、気象庁、産総研、コンサルタント、防災科研などの現状に関する情報の共有化)
○実際に噴火が起きたとき、地元住民や防災担当者らは、どのような情報を必要としているのか?(「次世代型ハザードマップ」に盛り込むべき情報に関する意識の共有化)
○今後のハザードマップは、何を指針として作成していくべきか?(現状の技術レベル、人的資源で作成可能なハザードマップの理想像に関する意見の集約)


プログラム(暫定版090204:敬称略)

10:00  開会の辞 防災科学技術研究所 鵜川元雄

10:05 趣旨説明 防災科学技術研究所 藤田英輔

―第1部: リアルタイムハザードマップの概念―

10:20 防災対策からみたリアルタイムハザードマップへの期待と課題
……………………………………………………………………国土技術政策総合研究所 小山内信智
10:40 噴火前兆・進行中における噴火予知連の立場から(仮題)
……………………………………………………………………東京大学地震研究所 藤井敏嗣
11:00 緊急時に必要な情報等(桜島における事例など)(仮題)
……………………………………………………………………京都大学防災研究所 石原和弘

―第2部: リアルタイムハザードマップ実現のための技術的検討―

11:20 緊急減災対策における数値シミュレーション手法の課題
……………………………………………………………………砂防・地すべり技術センター 安養寺信夫
11:40 地表面現象シミュレーション技術 
……………………………………………………………………防災科学技術研究所 石峯康浩

(12:00 〜 13:00 昼休み)

13:00 次世代リアルタイムハザードマップのためのGEO Grid火山重力流システム
……………………………………………………………………産業技術総合研究所 宝田晋治
13:15 気象庁降灰予測システム
……………………………………………………………………気象庁火山課 新堀敏基
13:30 火山噴火に緊急的に対応するための火山灰等の調査手法とその利活用
……………………………………………………………………土木研究所 田村圭司
13:45 自動降灰・降雨量計による降灰観測と火山灰堆積分布推定法について
……………………………………………………………………日本工営  田島靖久
14:00 次世代型ハザードマップの現状と課題−故きを温ねて新しきを知る−
……………………………………………………………………国際航業 佐々木寿

(14:15 〜 14:30 休憩)

―第3部: 必要とされるリアルタイム情報とは(総合討論)―

14:30 東京都の火山防災対策と緊急時における火山情報への要請
……………………………………………………………………東京都 笹井洋一
14:45 火山災害の危険度評価手法の検討−那須岳火山地域での試行−
……………………………………………………………………宇都宮大学 中村洋一
15:00 「昼は雲の柱」にみる噴火危機対応の未来像
……………………………………………………………………静岡大学 小山真人

15:15 総合討論 司会 中村洋一・藤田英輔
……………………………………………………………………話題提供 防災士研修センター 宮下加奈
・"リアルタイムハザードマップ"の定義
・必要とする情報と発信可能な情報とその精度の確認
・有効なツール(フォーマット)の提案

(16:00 終了)

※ 事前の参加登録の必要はありません。


16311. 2009年03月01日 19時09分29秒  投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/saigai/volcano/vol-asama/asama2009_9.html]
日大文理地球システム科学科のページに
2月9日の降灰調査の様子が報告されています

2009年2月9日噴火の降灰調査結果と火山灰粒子の顕微鏡写真
 2009年2月9日11時半に始まった噴火は12日の8時まで継続する長時間の噴火でした(気象庁 浅間山 火山の状況に関する解説情報 第51号 ).ここでは2月10日の夕方に浅間山北東山麓で実施した降灰調査と,採取した火山灰の顕微鏡観察結果を報告します.


16306. 2009年02月22日 00時16分26秒  投稿:田中@北軽井沢ネットワーク 
 [http://www.kitakaruizawa.net/]
浅間山とは直接関係ないですが、北軽井沢は関東有数の星の美しい土地です。
さきほど、今話題の「ルーリン彗星」の撮影に成功しました。
火映撮影のついでに彗星撮影される方、露出など参考にしてください。
天体望遠鏡がなくても、普通のデジタル一眼レフ+明るい標準レンズで写ります。
今夜は新月に近くシーイングも良、撮影条件は最高なのですが、-12℃以下と猛烈に寒いです。


2009,2,21 - 22:50 / 北軽井沢 / 撮影;田中@北軽井沢ネットワーク
Fuji ファインピクス S2-Pro / ISO 800 / ニコン50mm / F1.4 / 8秒露光


解説図


彗星部分拡大。中心がルーリン彗星。地球から見て反対側なので、尾は見えません。

現在彗星は、おとめ座頭部にあり、肉眼でもかすかに見えますが、双眼鏡があれば確実に見えます。
2/23〜24にかけて土星のすぐそばを通り、27日にはしし座の一等星「レグルス」の近くを通ります。

16305. 2009年02月19日 21時41分43秒  投稿:成尾 
本日15時に桜島の噴火警戒レベルが3(入山規制)から2(火口周辺規制)へ引下げられました。桜島はほとんど噴煙もなく穏やかな状態です。

16304. 2009年02月19日 21時37分08秒  投稿:ちば 
 [http://www.shinmai.co.jp/news/20090219/KT090218FTI090019000022.htm]
昨日の火山噴火予知連関連記事から

信濃毎日新聞
浅間山の火山活動「引き続き警戒必要」 噴火予知連 2月19日
 火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東大地震研究所教授)は18日、気象庁で定例会を開いた。2日未明に小噴火し、その後も小規模噴火が続いている浅間山について「マグマが火口直下まで上がってきている兆候は見られないが、1キロ下の深部ではマグマの供給が続いている」とし、引き続き警戒が必要との見解を示した。・・・・・


16303. 2009年02月19日 00時43分46秒  投稿:かわべ 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/]
2月16日〜17日,長野に行く用事があったので,遠回りして浅間山を眺めてきました.

もともとの溶岩流や火砕流などの表面の微地形や,風のつくる雪と火山灰の模様,雪が溶けて火山灰が濃集する模様などが重なり合って,見飽きないですね.

しかし,実物を見ないであれこれ言うのは,まったくのデタラメになるとつくづく思いました(特に16278).

あと,噴気には水蒸気だけでなく火山ガス(SO2?)が含まれていて,湯気が消えたあとにガスが残って東にたなびいていく様子や,地をはうような噴気にはたくさん火山ガスが含まれているのがよくわかりました.

画像掲示板の方に,写真をアップしておきましたので,ご覧ください.

16302. 2009年02月18日 09時15分55秒  投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/html/asama2009.html]
浅間火山2009年噴火は,世田谷にある日大文理地球システム科学科を直撃し,
校舎は火山灰で覆われて灰色になってしまいました(おおげさですが).
量としてはわずかなものでしたが,貴重なデータであると考え,
さまざまな角度から調査分析を行ってきました
調査結果については,5月の連合大会でも報告を予定していますが
すでに,速報ページに順次アップ中です.

浅間山2009年噴火(速報)

16301. 2009年02月17日 23時42分24秒  投稿:千ヶ滝西区 季節居住者 
#16297
#16299
> 火口内部の状況に変化があったのでしょうか?
今日の噴煙は確かにいつもより西寄りに見えますが、久しぶりに東大の火口カメラがよく見えた15日
のアーカイブでは一番明るい部分は以前と同じ場所のように見えますね。

16300. 2009年02月17日 22時59分37秒  投稿:うちぼり 
 [http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=490571&un=87757]
北に比べて南側からの火映は見えにくいのですが撮影に行くと撮ることが出来ました。
場所は追分山中、撮影にコツがあって短い露光で火映が撮影できます。
感度を上げて、F値の出来るだけ低いレンズを使って2-6秒でよく写ります、時間を長くすると濃い噴煙によってかき乱される為、白い噴煙の絵しか撮れません。

噴煙の下限に照らし出される火映がカメラから吐き出されます、もちろん肉眼では確認できません。
F値の異なるレンズで撮影したものをアルバムにアップしました。


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