ひとつ前へ WWWルートへ mad@mail.wind.ne.jp

ある火山学者のひとりごと 16400-16499


16499. 2009年07月01日 11時05分58秒  投稿:おおさと 
 [http://www.kakushin21.jp/kyousei/k021open/results/FY2003/h15report34.htm]
http://www-mete.kugi.kyoto-u.ac.jp/mete/J/intro_paper/

噴煙柱の上面が対流圏界面付近である事が重要なのでは↑
この写真は、地球温暖化に関するシミュレーションにも役立つのかもしれない。

16498. 2009年06月30日 14時27分58秒  投稿:かわべ 
とりあえず,画像掲示板に,撮影実時間間隔のGIFアニメをアップしました.

16497. 2009年06月30日 00時11分23秒  投稿:かわべ 
どういう理由かはわかりませんが,
丸い穴の晴天域の右手側に雲より高い高度に火山灰の拡散した部分があります.
あれって,二日後の14日の写真よりもう一層高いところまで吹き上がった時の,次の段階の状態なのかなと思ったりしています.
比較的低い雲の層よりやや高い層まで火山灰が達する時に,その下の雲の層を何とかした・・・
(押しのけられたところは,その後周囲から穴埋めで下降する???)

で,空いた穴に,次の爆発がおこってきのこ雲が成長した・・・

あとGIFアニメ作ったのですが...時間を入れないとダメだということで,アップできる状態ではないです・・・時間入れたら(最初はHPの詳細から入れてたのだけど,撮影情報は,縮小された写真自体にそのまま残ってます),こっそりアップします.

16496. 2009年06月29日 19時53分32秒  投稿:ながい 
てるみつさんご紹介のページにある写真9631では島の背後にカルマン渦列ができていますね.
別の日(6月14日)の写真10161では別の島にもぽっかり穴が開いていて,同じようにカルマン渦列が見えています.
カルマン渦列が雲の模様となってきれいに見えるような気象条件では,障害物(山)の回りは雲が消える…のでしょうか? 検索かけてみるとそういう写真が多いような気がします.
そうだとすると純粋に地形の影響で生じている可能性もあると思いますが,どうでしょうか.

16495. 2009年06月29日 18時07分40秒  投稿:Hal.T 
熱で上昇する噴煙が上に行くのを補償するように周囲から下降気流が発生して、雲を水蒸気に転換して透明にしているんかな。いずれにしても、私はアマチュア科学者の域を超えません・・逃げ口上です。

16494. 2009年06月29日 16時55分29秒  投稿:ちば 
Hal.Tさん>
そうですね。衝撃波と仮定すると早すぎる
円形の晴天域(雲に空いた穴)の淵のあたりに
レースのような薄い雲が見える部分があります
縁に沿うように
水面に石を投げたときの波紋のようにも見えてきた

16493. 2009年06月29日 03時39分38秒  投稿:Hal.T 
>円形の晴れの領域は衝撃波の影響の様ですね

とても、そうは思えないがなあ。衝撃波ってのは音速程度ですからあっという間に去ってしまうし。温度も固定的には変化しない。ベトナム戦争の爆撃に良く映っているのは圧縮波によるリング。衝撃波ならリング状になるんじゃないかな。円の直径は6kmとして音速だとすると10秒の範囲。それで8000mも上昇するかしら。

16492. 2009年06月28日 22時49分18秒  投稿:ちば 
 [http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090627-OYT1T00710.htm?from=main3]
読売新聞の記事によれば
円形の晴れの領域は衝撃波の影響の様ですね
この半径は測定できそうだから 島の大きさくらい
爆発からの経過時間も計算できる
衝撃波面の進行速度って どのくらいだったかな 
影の長さから噴煙柱の高さがわかる 8000m?
そうすれば 噴煙柱の上昇速度も
あ、問題は薄雲の高度 かなり低そうですが 
火山の山頂よりは高いので 2000m位?

16491. 2009年06月28日 13時27分15秒  投稿:ちば 
 [http://blogs.yahoo.co.jp/koichiwakata_blog/archive/2009/06/25]
若田宇宙飛行士のブログへのリンクです
確かに、6月21日に撮影したと書いてあります
素晴らしいショットですね 
火山な人たちはみな感動で盛り上がっていますよとメールを送ろうかなぁ

メーカー名: NIKON CORPORATION
モデル名: NIKON D3X
撮影日時: 2009:06:12 22:15:55
フラッシュ使用: 未使用
レンズの焦点距離: 800.0mm (35mm 換算焦点距離: 800mm)
露出時間: 0.0004 秒 (1/2500)
絞り値: f/5.6
ISO 感度: 200
露出補正値: -0.33
ホワイトバランス: オート
測光方式: マトリックス
露出プログラム: 絞り優先 (セミオート)


16490. 2009年06月28日 08時35分50秒  投稿:堀越 
榎田信衛門さん、はじめまして。

興味深いHPのご紹介ありがとうございます。原因不明のまま通信が途絶えたのですか。ソビエトの経済状況なのか、はたまた火山が原因なのか、ナゾですねー。天気図で覚えた海外の地点名は、授業で無理矢理覚えた地名と違って忘れてないですね。不思議だなー。まあ、毎日耳にタコができるように20分間聞いているわけですから。

ところで、このHP作者の方、なんと2005年3月20日福岡県西方沖地震に旅先の志賀島をチャリンコ中に遭遇されたとのこと。生々しい遭遇レポートはその後の行動も克明に書かれており、災害後にとるべき行動についても参考になりますね。

16489. 2009年06月28日 00時37分08秒  投稿:榎田信衛門 
 [http://www.knet.ne.jp/~3776net/weather-chart003.html]
皆様こんばんは。
実は私も天気図を書いておりましたので松輪島は懐かしい名前です。
その松輪島ですが、現在は気象データの通報地点から外されています。
リンク先に詳しく書かれております。

16488. 2009年06月27日 23時01分03秒  投稿:高岡 俊哉 
堀越さん、こんばんわ。初めまして。

そうそう、その観測点は今回は無事だったのかな? 無人化された観測点なのでしょうか???

16487. 2009年06月27日 22時28分02秒  投稿:堀越 
サリチェフ火山のある松輪島って、早朝と夜の気象情報で「松輪島では天気は・・、風力・・」のあの松輪島ですよね。数十年前(今でもたまに)ラジオを聴きながら天気図作ったの思い出しました。

16486. 2009年06月27日 17時39分23秒  投稿:高岡 俊哉 
皆様、初めまして。こんにちは。

サリチェフ火山噴火に関して、若田光一さんが撮影した見事な写真をはじめ、興味深い情報が
たくさん公開されていて、興味をそそられました。

ところで、この噴火のマグニチュードはどのくらいでしょうか?
噴出物の量は重さでどのくらいでしょうか?

16485. 2009年06月27日 13時37分18秒  投稿: 
16483.大庭さん、

地デジの周波数での異常伝播も珍しくはないようです。
ラジオダクトと呼ばれる現象があるようですが、多分他の
モードもあるのでしょう。

2chにこんなスレッドがありました。
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/bs/1222926220/441-

他地域からの電波で妨害された場合の画面は受像機によって
異なると思われます。デコーターのエラーコンシールメントに
関しては各社ノウハウがありますし、特許も出ています。

逆に異常伝播により受信した画面の写真はこちらに載って
いました。
http://www.geocities.jp/long_d_receive/right/ss3/free_reference_image/abnormaly_transmission_receive/abnormaly_transmission_receive.html

16484. 2009年06月27日 10時29分41秒  投稿:おおさと 
16475>ちばさん
 周辺に写っている地形から求めた噴煙中の影の長さと、火山位置の緯度(48°N)からすると噴煙中の高さはH=8000m弱、噴煙の上部長径はW=4000m強なのではないでしょうか?
 つまりこの写真は、対流圏界面に「ぶつかった」or「ぶつかる」瞬間と見たほうが良いのでは。

16483. 2009年06月27日 02時48分40秒  投稿:大庭 
ご無沙汰してます。大庭です。

 26日の夜(たぶん9時過ぎ)。時代遅れのアナログテレビ放送をみていたら、「一部地域で地上デジタル放送に見づらい状況が発生しています」と言う様なテロップが流れていました。

 原因はなんなのかがわからすネットを検索してみましが、その状況を説明しているページは見つけられませんでした。
 地デジのテレビはうちにないので、どんな画面になっているかもわからず、何が起こっているのか???の状態です。

 強いスポラディックE層が発生したのではと言う書き込みも見つけましたが、スポEと言うのはFMラジオからVHFの周波数への影響が顕著なもののような気がしてます。
 NHKのページにもスポEの影響は地デジ(UHF)を利用することで解消される言うようなQ&Aが載っていたし。
 スポEの出やすい時間帯は、昼間(昼前後から夕方?)だった気もするし。

 アナログ(テレビ)な実生活にはなんの影響も無かったのですが、今宵何が起こったのか、ご存知の方がいたら、教えてください。

16482. 2009年06月26日 23時52分25秒  投稿: 
 [http://www.asahi.com/science/update/0626/TKY200906260327.html]
撮影者は若田さんだったようですね(→朝日の記事)。

普段はあまり火山など興味を向けない娘(中2)に見せたら「へー、すごーい」とのこと。
#見せた甲斐がありました。

16481. 2009年06月26日 11時56分57秒  投稿:てるみつ 
 [http://eol.jsc.nasa.gov/scripts/sseop/clickmap.pl?hashnumber=8053&fieldlist=GEON,FEAT,LAT,LON,PDATE&options=none]
6月14日までのサリチェフ噴火を捉えた国際宇宙ステーション撮影の画像集です。

16480. 2009年06月26日 10時55分42秒  投稿:かわべ 
キノコの笠の下部の雲のベールと噴煙との間に隙間が空いていますね。
火山灰主体の粘性体と,水蒸気が分離して粘性の低い水蒸気の方が先に拡散したのかな。

>宇宙ステーションから 宇宙飛行士が 手持ちカメラで 撮影したようですね(ニコンで)

なるほど.

>撮影者のセンスもいいのでしょう、

まさにそのとおりですね.
見えている様々なことがおもしろいと感じなければ取れない写真だと思います.

露頭の写真でも,観察する前の写真って,同じ位置から撮っていても,あとから見てもさっぱり読めなかったりすますからね.

16479. 2009年06月26日 10時49分03秒  投稿:かわべ 
 [http://www.tsurugidake.jp/]
ちょっと気になる映画

明治40年7月13日に北アルプス剣岳の山頂に四等三角点を設置して周辺の測量をした旧陸軍陸地測量部の柴崎芳太郎測量官の仕事を追記録した映画.

「剣岳点の記」


16478. 2009年06月26日 07時54分58秒  投稿:astra 
 [ftp://eol.jsc.nasa.gov]
ちばさん
>直前、直後の写真があればぜひ見たいものです

以下のanonymous FTP に一連の画像があります。
ftp://eol.jsc.nasa.gov
ここの /ESC_large_ISS020_ISS020-E-8737.jpgから9032.jpgがそれですが、撮影時刻はほんの数秒ではないかと思います。
password : メールアドレスで利用できます。

16477. 2009年06月25日 21時53分47秒  投稿:astra 
 [http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap090625.html]
3D画像も上記URLで見られます。
ニコンD2Xs+400mmZOOM(Exif情報)のようですが、撮影ターゲットではあったのでしょうけれど、現地上空通過時に決定的瞬間が訪れるなんて、幸運なクルーですね。

16476. 2009年06月25日 21時39分45秒  投稿:Hal.T 
>雲にぽっかりと穴があいているのは

核実験の周囲に見られるのは衝撃波以外にも(γ線やX線)放射の大気吸収による熱的な影響が大きいので、これは立ち上がる大量の火山噴煙からの赤外放射の影響じゃないかな。

16475. 2009年06月25日 19時53分31秒  投稿:ちば 
 [http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=38985]
astraさん>

非常によい、興味深い写真ですね
宇宙ステーションから 宇宙飛行士が 手持ちカメラで 撮影したようですね(ニコンで)
撮影者のセンスもいいのでしょう、

成層圏に突入した噴煙柱がこれからまさに傘型に広がろうとしている
そういう瞬間をとらえているのでしょう。
直前、直後の写真があればぜひ見たいものです



白っぽいベールのようなものは 積乱雲の上にできる「ずきん雲」に相当するものでしょうか

下のほうには火砕流が流れている様子も見えますし
それぞれの噴煙の色の変化も興味深いです

雲にぽっかりと穴があいているのは
立ち上がる噴煙柱のまわりには下降気流があるのか
それとも核実験のムービーでも見たような衝撃波の影響なのでしょうか


16474. 2009年06月25日 17時33分40秒  投稿:すずき 
Sarychev火山。SRTMから作成。
Sarychev

16473. 2009年06月25日 08時53分48秒  投稿:astra 
 [http://earthobservatory.nasa.gov/images/imagerecords/38000/38985/ISS020-E-09048_lrg.jpg]
ISSから撮影されたサリチェフ火山噴火画像。
上から見下ろす視点ならではの現象が発見できて、貴重だと思います。

16472. 2009年06月24日 12時39分24秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/video/news/TKY200906190431.html]
「かぐや」が最後にみた月面 衝撃のラストシーン!

http://www.kaguya.jaxa.jp/ja/communication/position_j.htm

オーストラリアでとらえた衝突閃光

16470. 2009年06月21日 16時07分22秒  投稿:堀越 
 [http://www.asahi.com/national/update/0619/SEB200906190004.html]
厄介ものの火山灰シラス、資源化に道 しかも無尽蔵(朝日新聞)
シラス粒の中に空気を入れて球体にすると、軽量プラスチックや自動車の内装部品の素材として需要があるんですねー。価格も1/20になるらしいです。無尽蔵で使いきれないとは言え、出た後の使い道で安心した姶良さんが気を良くして噴かねば良いが。

16469. 2009年06月19日 08時26分36秒  投稿:Puchi 
 [http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jdis_av2_090618_sarychev.htm]
千島列島のサリチェフ(松輪島)が噴火したようです。
陸域観測衛星による観測結果

16468. 2009年06月15日 00時30分25秒  投稿:Pochi 
 [http://www.cabrain.net/news/article/newsId/22533.html]
記事となるのに二週間かかったのはどうしてなんでしょう。
このすばらしい科学教育に、ただ感嘆の念を抱くばかりです。

 「皆さんの協力で、貴重な情報を得られた。ありがとう」―。新型インフルエンザ感染者の集団発生で学校閉鎖になってから2週間後の6月1日、学校を再開した関西大倉学園の全校集会で、国立感染症研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官が講演し、生徒らに呼び掛けた。

ただ学校の対応でこれは、毅然として無意味なことはやらないと言えなかったのが。
日常生活で空気を読むことと違い、流言飛語と風潮の受容はセットメニューなんだと
いう教育者の矜持は持っていてほしかったなあと、ふと思う。

 学校の再開前には、校内の消毒もした。「専門家から、(ウイルスは既に死滅しているので)消毒の必要はないと聞いており、意味がないということも分かっていた。しかし、こういう風潮の中では、やらざるを得なかった」。

16465. 2009年06月13日 20時09分18秒  投稿:Pochi 
sionoiriさん>
はい、歩くのもやってみましたが、やはり絵が欲しいです。

おおさとさん>
高校地理の宿題ですか。
散歩用の地図にラフトレースするだけでも大変なのに。

16464. 2009年06月13日 18時44分30秒  投稿:sionoiri 
 [http://www.gsi.go.jp/kanto/ki8bsuigenten.html]
生涯噴火確率、湘南から大島の噴火を眺める(空振あり)、長崎市内で朝起きたら顔がジャリジャリしている(普賢岳;おれは鹿児島大学を火山灰故に避けたのに、追いかけてきたorz)。
江戸以前の波打ち際は、歩けば判りますよ。外務省から財務省に掛けてあるいて霞ヶ関ビルから溜池に至れば実感します。あとは水準原点から、お堀を眺めるのも手です。

16463. 2009年06月13日 16時25分22秒  投稿:おおさと 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/]
Pochiさん

日比谷入り江↑
甥っ子の高校地理の宿題と同じ話題だ・・・

16462. 2009年06月13日 11時25分21秒  投稿:Pochi 
生涯噴火遭遇確率のカウントはやはり噴火開始時点ですね。
噴火予報が出た火山を見に行くという行動様式は確率論の外だ。

ところで、隕石との遭遇確率とは具体的にどういう状況なんでしょう。

16461. 2009年06月13日 01時14分28秒  投稿:Hal.T 
群馬県に住んでいるのなら、浅間による噴火遭遇確率は生涯で数回じゃないかな。
農業ならば1、2度は被害をこうむる。じいさま、ばさまの時代までさかのぼればもっと多いよ。

私でも、噴火の爆裂音を2度聞いたことがある。一度は40年ぐらい前の正月、前橋でガラスがバシッと鳴り、西を見ると噴火していた。その夜に小浅間の近傍まで、友達を誘い自動車で行って礫を集めてきたことがある。普段はアイスバーンの道が、滑り止めをまいたようになっていたよ。

私はリストの中で津波だけが未経験だ。

16460. 2009年06月12日 22時53分56秒  投稿:Pochi 
噴火の開始に立ち会うならともかく、噴火中の火山なら
確率ではなく見に行けるかどうかの問題ですね。

津波と遭遇するのははるかに難しいことですが、
チリ地震津波のような規模の波が予報されれば、
可能性はかなりありそうです。
あ、
津波>噴火>
逆かなと思ったら、それでいいんですね。

じつは大手町あたりが洪水になる可能性を考えて
います。期待しているわけではないですが、
日比谷入江の汀線がどこまでよみがえるものか、
とても興味があります。

追記:洪水というか集中豪雨かな。
昔大水で水没して汀線がはっきり見えたことがあったと、
鈴木理生氏の著書で読んだことがあります。

16459. 2009年06月12日 20時50分15秒  投稿:ちば 
pochiさん>
一般的に生涯噴火遭遇確率はどのくらいなのでしょうね
大雨>かみなり>地震>ひょう>洪水>津波>噴火>>>>隕石
噴火も規模が大きければ遭遇する人も多くなるけど発生頻度はさらに少ない
交通事故よりは少ない、宝くじにの1等に当たるよりは多いか

16457. 2009年06月09日 17時58分46秒  投稿:浅間ウォッチャー@埼玉 
サーフィンをしている少女に「津波が来たらどうする?」と聞けば、

>「サーフボードに乗って逃げる」と笑った。

というのは余りにも予定調和なマスコミインタビュー問答でしょう(笑)
引用先を読む限りでは「津波に乗れるかどうか」というテクニカルな判断を少女が下しているようには見えません。それに対して、

>「津波に乗れるわけはない。学者の常識が社会に伝わっていない」と気付いた。
>(中略)
>この服装の先にはサーフボードの少女がいる。

というご展開は生真面目過ぎるなぁというのが私の感想です。あるいは「学者の常識が社会に伝わっていない」という日頃のご認識がまずあって、その例示としてサーファー少女を拾いあげたのかもしれませんが。

それでも、学会的成果や大学内での栄達にしか関心の無い大勢の先生方よりずっと魅力的です。具体的方法論がいささか手工業的なところが目的合理性を欠いているような気もしますが、私などに対案があるわけでもなし。失礼しました。

16456. 2009年06月08日 15時20分16秒  投稿:Pochi 
地震研のラボツアーに参加したことがあります。

>研究所内をご案内するラボツアー
ということで、期待して伺ったのです。
まず見せられたのがP波とS波の伝播実験。
いやそれを見たいわけではないのだが。

海底観測機器開発実験室。
ガイドさんはなぜここがナトリウムランプで
照明されているのか説明できませんでした。
電子ボードのわざとらしい書き込みやら何やら
で、ここは倉庫を実験室であるかのように見せ
ているだけだと判断しました。

1号館にも本物の研究室はあるのでしょうが、
ここで本物の臭いを感じたのは、免震構造の
基礎に下りたときのカビ臭さだけです。

古い2号館にも案内されたのですが、見せられた
のは地震計博物館だけ。それはそれなりに興味は
ありますが、・・・。
廊下にある緊急シャワーを素通りしそうになった
ので、ほかの皆さんにもわかるよう解説してもら
いました。

お上の広報活動が教化を抜きにしては考えられな
いのはまあいいです。そんなもんでしょう。

しかし一番の驚きは、浅間に観測機器を設置した
りしているガイドさんに、噴火を見た経験がない
と言われたことでした。

そんなこと、考えたこともありませんでした。
ある意味、とても大きな収穫があったような気
がします。

16455. 2009年06月08日 02時40分28秒  投稿:Hal.T 
防災と教育について

ふと思ったのですが、過去の歴史中にある科学や政策では、論争無き分野は背景に隠れてしまように見えます。もっとも、その論争がピント外れではピント外れなりに社会の合意が誘導されてしまう。ここ30年ほどを振り返ってみても、いくつかの理論や解釈が競い合っている方が、その業界なり人の世界を活性化させていたようです。多くの人が認めるようになってしまうと、記憶の背景に移動してしまい、何もならない。そうではなく複数の理解の仕方が提示され競い合っている方が、そのときにどうするかのか?と未来シミュレーションを個人がするようになり意識に定着するようです。

ここ数年、災害現場に学生を連れて行きます。連れて行く側からの観察では、危険性を感受する能力は教えなければ知ることができない。たいていの現場では直接に危険性を感受したら、すでに彼らの未来はありません。つまり、事前に未来の想像をかきたてて心の中で疑似体験させておく必要があるってことなんだ。たとえば、洪水中の川に落ちたらどうする? はじめからザイルで結んでおこう、そのためには結び方を練習しておこうとかね。

現場に学者達と入ることが多くあります。ときどき思うのは、その学者たちがあまりにも事後の危険性を軽く見ているような気もします。

科学は観測から始まる理解でしょう。理解は彼のもつ言語や体験をベースにして組み立てられるしかないので、科学として練り上げられた言語をそのまま使うことができないのが普通です。したがって、ときどき齟齬が生じますが、それでも起き得る全体像を組み立てていく作業をすすめるとかなりの部分で世界観の共有ができます。

また観測から始まるものならば、結論を提示するだけは無く、観測の体験をさせることが必要でしょう。多くは観測を抜きにして現象の理解のみを与えているようです。観測はそれ自体困難ですが、机上の理論では得られない原初的・動物的な感覚が得られます。だから現場に連れて行くわけですが、眺めてみるだけでも体験の一助にはなるようです。いつも、自然現象のあまりにも大きな規模に圧倒されるだけでも、連れて行った価値があったなと思います。

ひるがえって模型実験のことなのですが、どうもあまりにも子供たちの身近なものになってしまって、何だそれだけのことか!、って感じを持たせている気もします。ある種、規模の大きさが人知を超えているから災害になるのであって、簡単に展示できる実験では、なんとか対処できるような感覚を持たせてしまうのじゃなかろうかと危惧します・・・実験で提示することを非難しているわけじゃありませんよ。

つらつらと書いてみましたが、どうでしょうかねえ。

16454. 2009年06月07日 18時36分15秒  投稿:Pochi 
かまたさん>

>また出来るだけこの掲示板でのお話しにも参加してゆきたいと思います。

いま参加できないのでしたら、これからも出来ないでしょう。
人の発言をただ並べて、どの言葉ももっともだと思いますというのは
対話の拒絶だと受け取りました、残念です。いえわかってましたけど。


ながいさん>

>どんな風に追い込まれたときにも一筋の・・・

解釈のほうがわたしの考えよりも洗練されている!


16453. 2009年06月07日 14時25分30秒  投稿:ながい 
亀レスですが16450のPochiさんへ

どんな風に追い込まれたときにも一筋の光を失わないような言葉であることが大変重要ですよ、ということでしたか。やっとおっしゃていることが分かった気がします。
もう臨機応変にしてよと言うしかないような状況になるべく追い込まれないためには、選択可能な時点では何をするべきかという処までが防災対策の守備範囲だろうとわたしは勝手に思っていたので、件の記事ではその点で妥当性を欠いていると問題にしているのかと思っていました。同じ現状認識でも受け取り方はこれだけ違うのですから、確かに対話は必要ですね。

16452. 2009年06月07日 08時51分41秒  投稿:さとぐち 
ちょっとサーファーの話からはずれますが,元住民さんの文章を読んでいて思った事.
「学者の常識」ってなんでしょうね?常識というより,あるのは通説(一般に出回っている考え)だと思います.常識というと,あたかもそれが科学的事実や真実のような感じがします.そういう意味で,鎌田さんが,学者の常識,という言い方をしているのだとすると,それはどうかな?と思ってしまう.

元住民さんが書かれていた「神戸に大きな地震はない」というのは,地質をやっている私達にとっては,全くのでたらめ(六甲はどうやってできたと思いますか?という問いが巡検ではかならずありました)でしたし,「川で遊べるように近自然工法がいい」というのが本当に常識だったのか?と疑いますし(工法ですから,人口水路にしているわけで,人口水路にするのは,排水効率をあげるためで.神戸のような裏山があるような場所で,川遊びができる人口水路が良いなんて,それが常識だとは,地質や地形の立場からは考えられない気がします),
「学者の常識」というのは,その学者が思っている常識であって,他の研究者や,違う分野に行けばまったく常識じゃない可能性があると思います.

Hal.TさんやPochiさんがいわれるように,防災については特に対話が必要な気がします.
「学者の常識」なんて事を言われてしまうと,そこで思考はストップしてしまい,だれもそれ以上の事を議論したり考えたりしないような気がします.

ただ,防災について強く発言するためには,(科学的には正確ではなくても)あえてわかりやすい言葉で伝えないといけない事もあるだろうなという気はします.

16451. 2009年06月07日 08時33分41秒  投稿:かまたひろき 
 [http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/]
 確認が遅れました。皆さまに不快な思いをさせてしまい申しわけありません。「学者の常識という言葉はいささか不用意な発言ではないでしょうか。」や「京大の大学教授の肩書きはとても強い社会的影響力を持つと思います。」や「対話しない科学は宗教でしかなく、つまらないなと感じる。」は、どの言葉ももっともだと思います。

 皆さまのご意見を謙虚に受けとめて、今後行動したいと思います。また出来るだけこの掲示板でのお話しにも参加してゆきたいと思います。今後とも どうぞよろしくお願いいたします。鎌田浩毅

16450. 2009年06月06日 23時44分20秒  投稿:Pochi 
津波警報が発令されようと、予期せぬ津波が迫ろうと、
いま海上にいるサーファーはサーフィンで陸に戻るしか
ないですね。

派手な服装の先生が津波には乗れないと言っていたから
って、そこであきらめて念仏でも唱えてろというのかしら。

さて、どこに防災の意味があるのでしょうね。

16449. 2009年06月06日 23時27分18秒  投稿:元住民 
元住民より,Pochiさんに1票!
私は,今の世の中,Pochiさんの様なツッコミが必要だと思いました。
私は,今でも,「学者の常識」が一番悪いと,思っています。
なぜならば,当時,「神戸に大きな地震はない」,「神戸は川で遊べるように,近自然工法が良い」,「関空の洪積粘土は圧密沈下しない」などが「学者の常識」でした。教養のない報道が,オウム返しをしました。結果,おおくの住民がなくなったり,そんしたりしました。この様なことを,鹿児島大学の先生が「学災」と呼んでいました。
だから,いざとなったら,「専門バカ」より,少女の方にある,とっさの知恵が役に立つと思っています。「逃げる」という最高の方法を知っているだけで十分じゃないでしょうか。

16448. 2009年06月06日 22時50分51秒  投稿:Hal.T 
横槍だよ。

サーフボードで逃げられるか? これ実はおもしろい問題だと思う。その場で波の高さほどの前後と上下で運動する水=大波と津波は同じか? そういったことになる。

Pochiさんも知っているだろうが、岩礁の水面そばで泳いでいると危ない。たまにくる大波に巻き込まれて岩礁にこすりつけられる。実は20年ほど前、私は佐渡の二つ亀島の沖で打ち上げられて切り傷だらけになったことがある。当時も今も馬鹿には違いない。

ところでスマトラ級の津波だが、通例サーファーが泳いでいる100m以内の距離では深さが5mほどだろうかしら。海面水位がどかっと上昇して陸になだれ込むわけだから大波とは違うのじゃなかろうか。実際に沖にある水塊の運動は不案内だが、すくなくとも表面に浮いている漁船や船は陸岸からかなりの距離をとっていないと陸上の家屋になだれ込むのが過去の経験だね。つまり、サーファーは大通りで演技するわけだ。人生最後の場としてはいいかもしれない。

さて、別の観点。Pochiの感覚は、知っていると自称する者が一方通行で話を投げかけるだけでいいのか? ってことだろうと見えるし、私もそう思う。プラトンの対話集ではないが、対話しない科学は宗教でしかなく、つまらないなと感じる。

16447. 2009年06月06日 11時56分08秒  投稿:Pochi 
抽象という言い方は適切ではなかったかも知れません。
「ある」「ない」はたんに事実の問題として成立しています。


わたしがあえて無粋な突込みを入れたのは、記事中のコメント、

>この服装の先にはサーフボードの少女がいる。

に、思わずお茶を噴いたからにほかなりません。

この掲示板でコミュニケーションが出来ないのなら、
よその場所でも出来てはいないだろうと普通思いますんで。

16446. 2009年06月05日 22時51分49秒  投稿:ながい 
わたし「ながいま」じゃないですね,「ながい」です.失礼しました.

あるかないかだけに問題を抽象して,防災上どんなメリットがあるのか正直いって私には分かりませんが,
それらの「あるという例」が例として適切でないなら成立しないのでは.


16445. 2009年06月05日 02時25分00秒  投稿:Pochi 
 [http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20090602ddm008070004000c.html]
ながいまさん>
コメントとご教示ありがとうございます。

かまたさん、たまにはここでお話しましょうよというのが趣旨だったんです。

「津波に乗れるわけがな」いという発言に対して、乗っている例がありますと
言うのは、「ある」か「ない」かだけに問題を抽象しているわけで、誰でも
出来るわけではないとか、話者の思惑がどうかといったことには関わりがない
という条件下で成立しています。いかがでしょう。
ながいまさんの現実認識についてはわたしも同意いたします。

なお氷河サーファーはジェットスキーで牽引されているのですから、あれは
足を固定できるウエイクボードですね。



16444. 2009年06月05日 00時03分55秒  投稿:ながいま 
 [http://balihigh.cocolog-nifty.com/irako/tunami/index.html]
津波の専門家でもなんでもないですが、よこからお邪魔します。
ご紹介された映像のようなもので「事前準備なしの状態で沿岸で遭遇する巨大な地震津波」をシミュレートできるとはちょっと思えません。
津波の場合はさまざまな浮遊物や陸の構造物に衝突しかねないですし、波に乗れても強い引き波によって遠くに連れ去られかねないかと。
かまたさんは(あるいは直接執筆した記者は)おそらくそういったトータルでの危険性を含めて「乗れるわけはない」の一言で示しているのだと思います。

URLはCNNの記事が転載されているサーファーさんのページです(一番下にあります)。
うまいこと乗りました、というニュアンスは感じられないようです。

16443. 2009年06月04日 13時01分45秒  投稿:Pochi 
 [http://www.surfmedia-tk.co.jp/g070825.html]
かまた先生>
>スマトラ沖大地震(04年)の津波を取り上げた民放のテレビ番組では、サーフィンをしている少
>女が「津波が来たら、サーフボードに乗って逃げる」と笑った。「津波に乗れるわけはない。学者
>の常識が社会に伝わっていない」と気付いた。

まったくしょうもない突っ込みで恐縮ですが、乗れる人はいます。

■氷河津波でのトウイン-サーフィンに成功

ギャレット・マクナマラとケアリイ・ママラのハワイアン・トゥイン・チームは、
初めて氷河が起こした最高25フィートの津波に乗ったサーファーになった。おそら
く、この記録は今後破られる事は無いだろう。今回、彼らが津波サーフィンを経験
した場所はコルドバ(アラスカ)の町の近くに位置し、サウスセントラル・アラス
カのCopperリヴァーのチャイルズ氷河。その氷河から海水に崩れ落ちる400フィート
以上の氷の雪崩。彼等は、その爆弾のような氷の山が崩れ落ちるパワーで出来る波
に乗ることを試みたのだ。彼等は氷河が崩落するのを氷水の中で何時間も待ち、ジェ
ットスキーで牽引され波に乗った。
以下略。

You Tube の映像もあります。
http://www.youtube.com/watch?v=mKRR9RMmcIQ
こちらはfakeかも知れない津波サーフィン映像。
http://www.youtube.com/watch?v=wonc1IuWcWg

京大の大学教授の肩書きはとても強い社会的影響力を持つと思います。
専攻分野外の発言についても、きちんと裏を取る作業がなされているか、
わたしは市井の人間として、いつでもそこから眺めるようにしています。
学者の常識という言葉はいささか不用意な発言ではないでしょうか。
失礼の段お許しください。

なお、スマトラ沖地震津波ではサーフィンをしていた英国人がオンボードで
生還したというニュースがありました。2005年1月4日のCNNジャパン記事を
保存していますが、いまネットで確認できる記事は探し出せませんでした。

(14:25 追記)ポロロッカに乗ったサーファーもいましたね。
 段波と段波との間で自由に廻旋運動していましたっけ。
http://www.youtube.com/watch?v=7a_2g6uTDb0

16442. 2009年06月04日 08時22分54秒  投稿:ちば 
 [http://www.kaguya.jaxa.jp/ja/communication/KAGUYA_Lunar_Impact_j.htm]
かぐやの月面衝突の推定位置と時刻が公表されました
表側に落ちるように修正したのだそうです

16441. 2009年06月03日 14時50分31秒  投稿:かまたひろき 
 [http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20090602ddm008070004000c.html]
 毎日新聞2009年6月2日朝刊「ひと」欄に「奇抜なファッションで地震・火山語る」姿が紹介されました↑
本紙ではカラー写真がついています。

16440. 2009年06月02日 22時42分37秒  投稿:Pochi 
 [http://pochipress.blog20.fc2.com/blog-entry-165.html]
昨日、七五三掛集落に行ってきました。
もうワイドショーのスタッフはいません。

16439. 2009年06月02日 09時20分09秒  投稿:佐藤公 
 [http://www.bandaimuse.jp/jyunusu.htm]
磐梯山噴火記念館の佐藤公です。

重複して受信された方はすみません。

巡回展「有珠火山」が今日から始まりました。
http://www.bandaimuse.jp/jyunusu.htm

これは、私たち火山系博物館連絡協議会と産総研と地質標本館の連携で行われるものです。
一昨年、「三宅島火山」という巡回展を開催し、全国の人々に2000年の噴火と三宅島火山について
ご紹介をしましたが、この経験から、今回の巡回展「有珠火山」につながりました。
今回は新たに北海道大学総合博物館の協力も得て、連携の輪を広げたものとなっています。
自然科学の分野だけでなく、災害という社会科学の分野からもアプローチした面白い展示になっています。

全国の火山系博物館と地質標本館で開催されますので、お近くの博物館へ足を運んでください。

日程
2009年6月2日 〜 7月5日 立山カルデラ砂防博物館
http://www.tatecal.or.jp/hot/2009/07/090602hot.html
2009年7月25日 〜 9月6日 雲仙岳災害記念館
2009年9月19日 〜 11月30日 阿蘇火山博物館
2010年4月10日 〜 2010年6月27日 磐梯山噴火記念館
2010年7月 〜 2010年8月末 地質標本館

よろしくお願いします。

16438. 2009年06月01日 17時55分54秒  投稿:ちば 
 [http://www.jiban.or.jp/kantou/event/kantouevent.htm]
宣伝です 興味のある方はご参集くださいますよう
以下MLより転載

第45回 アフター5談話会 
「火山噴火による細粒火山灰とその被害−三宅島2000年噴火と浅間山噴火の事例−」
主催:(社)地盤工学会関東支部

アフター5談話会は,「気軽に参加できる地盤工学会の行事が欲しい」というニーズから平成12年
7月からスタートし,今回で45回目を迎えることとなりました.興味深い話題提供や討論,ビール
ソフトドリンクを飲みながらの雰囲気に何回も参加される方も多く,素朴な疑問から専門的な質問
などもあり,好評を得ております.
今回は,アジア航測株式会社の千葉達朗さんより「火山噴火による細粒火山灰とその被害
−三宅島2000年噴火と浅間山噴火の事例−」と題して,講演いただくことになりました.

【内容(予定)】
* 火山災害の中でも細粒火山灰による被害は影響範囲が数百キロに達することもあり,当日の
風向きによって分布範囲が異なり事前の予測や対策は難しい.高度に発達した現代社会に与える
細粒火山灰の被害については不明な点が多い.
* 2009 年2月2日に浅間山が噴火し,首都圏に浅間山の火山灰が到達降下した.浅間山噴火
による火山灰について日本大学による現地調査と分析結果を報告するとともに,地盤工学会関東支部
の委員会による2000年三宅島噴火の火山灰調査の成果を紹介し,細粒火山灰特有の土質工学的
性質をもとに大噴火のさいに大都市で想定される火山灰被害を考える.

G-CPDポイント:2.0
日   時 : 平成21年6月5日(金) 17:00〜19:00
場   所 : 地盤工学会 地下大会議室 
話題提供者 : 千葉達朗(アジア航測株式会社)
定   員 : 80名
参 加 料 : 会員1,000円,非会員2,000円,学生会員500円(消費税含む.当日会場で納入)

申込み方法:FAXまたはE-mailで,@参加者氏名,A所属,B所属電話番号,FAX番号
メールアドレス,C会員・非会員の別,を記入して下記へお申し込み下さい.学会から連絡がない場合
には受け付けられたものとお受け取りください.定員に達したときは折り返しご連絡いたします.

申込み先:(社)地盤工学会関東支部
FAX:03-3946-8678,TEL:03-3946-8670
E-MAIL:kantouevent@jiban.or.jp

◆WEB参加申込みフォーム◆

16437. 2009年06月01日 07時13分06秒  投稿:おおさと 
 [http://www.gsj.jp/Event/090615sympo/index.html]
ちょっと宣伝↑

第14回GSJシンポジウム「地質リスクとリスクマネジメントその2」の開催

日時:6月15日(月) 9:45〜16:40(受付9:15〜)
場所:東京大学小柴ホール
主催:(独)産総研・地質調査総合センター,(社)全国地質調査業協会連合会
共催:(独)土木研究所,(社)地盤工学会・関東支部
後援:地質地盤情報協議会
参加費:無料
定員:150名

16436. 2009年05月30日 13時50分53秒  投稿:堀越 
 [http://diamond.jp/series/tsujihiro/10071/]
木村さんの発言場面を見損なった人もいるでしょうから、ダイヤモンドオンライン取材記事です。

「日本が感染症対策の途上国である」

国会という場所でよくぞ言ってくれた。正論だと思う。
もしこの発言が元で彼女の将来が役人によって閉ざされるようなことが起きるなら、この国の公衆衛生はもっと悪くなる。

16435. 2009年05月30日 13時39分53秒  投稿:かわべ 
 [http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000905300003]
2009年5月30日付朝日新聞山形版
-----------------------
止まらぬ地滑り
2009年05月30日

 ∞住民自主避難1カ月

●鶴岡・七五三掛
 5世帯が自主避難してから1カ月余り。鶴岡市大網の七五三掛地区で起きた地滑りの被害は依然、日に日に広がっている。地区には米アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」に登場した民家が2軒あり、にぎわいを期待していた地元は、収束のメドがつかない天災に、やりきれない思いを募らせている。(川原千夏子)

・・・・略

地区は91年に農水省が地滑りの警戒が必要な「地すべり防止区域」に指定して以来、県と農水省が対策を進めてきた。地滑りを引き起こす水を井戸を掘って排水し、地下水の位置を計る機械など計測機器を設置。工事費用は農水省と県が半分ずつ出してきた。
 今年2月に地滑りの前兆と見られる亀裂を確認してからも、農水省が機械を増設するなど対策の主体は変わらなかった。
 29日に初めて現地を見た土木研究所の藤沢和範・上席研究員は、排水された地下水の流量を計ることや、家屋の基礎の割れ目にスプレーで色をつけ、新たにできた割れ目が分かるように、県職員に指示を出した。藤沢さんは「どこの管轄などと言っている場合ではない。この地滑りの被害を最小限にとどめることが先決」と話した。

・・・略
-----------------------

なお,記者の川原千夏子さんは,千木良さんのところで修士を出られた方です.


16434. 2009年05月30日 09時30分12秒  投稿:Pochi 
 [http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/152e5083328a3029520e33590bec14bd]
ちばさん>
>わかっていて新型鳥インフルエンザ対応の演習をしていたのかもしれないですね
 
それは贔屓の引き倒しというやつでは?
わかっている人なら感染症法の前文を土足で踏みにじる
ような人権侵害はできないと思うのですよ。

以下「感染症診療の原則」より参議院予算委員会の感想を引用。

検疫での検出力について、今回のような事例についてのデータは日本にはなく、SARSのときなど過去の検証について外国の人が書いたものを引用するしかありません。それにもとづいた国際機関や他の先進国判断からしたら「最優先事項ではない」ことは明白。

意味が少しはあったかどうかという議論ではなかったはず。

16433. 2009年05月30日 00時06分10秒  投稿:ちば 
 [http://takano1957.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-f4f8.html]
内科医さん>
 「木村さん」は国会の質問で証人に立って、検疫偏重の対応を批判した方ですよね
それはそのとおりかもしれないですが、
わかっていて新型鳥インフルエンザ対応の演習をしていたのかもしれないですね
その結果、あれだけ大々的な検疫を行っても
水際で防げないという事実を見える形で示したという点では意味があったと思います
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090528-00000503-yom-pol
現代日本の過密な都市生活に潜む構造的なリスクが露わになったということでしょうか

16432. 2009年05月29日 22時44分33秒  投稿:Pochi 
おおこれは失礼しました。

本家さくらんぼ種飛ばし2009ジャパングランプリの成功をお祈りします。

よく記事を読めば南アルプス市は昨年から始まったと書いてありますね。

16431. 2009年05月29日 22時07分49秒  投稿:かわべ 
 [http://www.higashine.com/m/index.cgi?no=93]
16429 Pochiさん

>新型インフル:さくらんぼ種飛ばし大会中止 感染の恐れで

まさか!と思いましたが,本家の東根市の「さくらんぼ種飛ばし2009ジャパングランプリ」は今年も,ちゃんと開催されます(日時:6月14日(日)).

すでに5月6日には仙台グランプリが終わっています.しかし,大阪国際空港で5月24日に開催予定だった大阪グランプリは,さすがに中止になりました.


16430. 2009年05月29日 21時00分12秒  投稿:内科医 
木村さんの 発言は、納得できるところ多いと思います。鳴り物入りの発熱外来は、わずかに数日でパンク もし、H5N1、 SARS だったら どうなっていたか? 一般開業医として、この国の 未来に不安を感じる。

16429. 2009年05月29日 16時04分17秒  投稿:Pochi 
 [http://mainichi.jp/select/today/news/20090529k0000m040065000c.html]
新型インフル:さくらんぼ種飛ばし大会中止 感染の恐れで

まあたぶんそんなところだろうとは思っていましたが、
科学教育とか、やるだけ無駄みたいですね。
謹んで南アルプス市に呪術立国大賞を推薦いたします。
今年一番のお笑いニュースでした。ありがとうございます。(魚拓

追記(17:00):どうせ呪術から逃れられないのなら、このように制御すべしというお手本が
ありました。眼に見えないものを結界で可視化するというのはすごいアイデアだった
んだなあ。
http://heike.cocolog-nifty.com/kanwa/2009/05/post-d6e1.html

16428. 2009年05月29日 10時51分23秒  投稿:みき 
 [http://www.cnn.co.jp/science/CNN200905280019.html]
CNNによると
ホンジュラス沖で発生した地震では大きな被害はない模様。
ただし、震源に近い北部の町などでスタジアムの壁が崩れたり、
橋が損壊したとの情報があるようです。

29日のAFPによると、
5人が死亡、少なくとも13人が負傷。

被害状況が把握されて行くにしたがって、被災者の数は増える模様。

16426. 2009年05月28日 17時53分23秒  投稿:まりも 
日本時間で先ほど28日17時25分ころ中米で地震があった模様です。
気象庁によると、震源は北緯16.7度、西経86.3度で、マグニチュードは7.3。
USGSによれば、震源は北緯16.783度、西経86.166度、マグニチュードは7.1。
震源の深さは10kmだそうです。

津波の被害が出ていなければいいのですが・・・。

16425. 2009年05月28日 17時37分19秒  投稿:みき 
 [http://www.pref.yamagata.jp/business/farm/6140017shimekakeh21.html]
山形県鶴岡市大網字七五三掛地内で地すべりが発生しています。

2月25日に発見された地すべりによる亀裂は、
融雪とともに拡大したり、新たな亀裂が発生しており、
現在、7世帯のうち5世帯が自主避難しているとのことです。

16424. 2009年05月25日 12時59分53秒  投稿:ちば 
 [http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/us2009hbaf.php]
北朝鮮で地下核実験が行われたようです
パラメーターを見ると深度0kmとあるのが気になります
メカニズムは全方向押しなのでしょうが・・KML

気象庁報道発表資料pdf
朝日新聞

2006年の地下核実験波の解析へのリンク ⇒#14477

16422. 2009年05月22日 11時12分15秒  投稿:Pochi 
 [http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdf]
38℃の発熱があったので東京都の発熱相談に電話したら、7日以内に、
メキシコ、アメリカ(本土)、カナダ、兵庫県、大阪府に滞在または
旅行した者ではないので門前払いされました。
結局は腸管内感染症による発熱でしたが。

リンク先はきのう発表された社団法人日本感染症学会緊急提言
「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」
です。

高齢者の多くは過去に型の変異したインフルエンザの洗礼を何度も受けたため免疫の
メモリーがありますが、若年層ではそれが乏しいため新型が流行する初期には被害が甚
大となるものの、数年して若年層の多くが免疫を保持するようになると全年齢層がほぼ
等しく免疫を保持するようになり、その結果、相対的に抵抗力の弱い高齢者に被害の中
心が移って行くと考えられています。


免疫あれど抵抗力なし、酒あれど肴なしみたいなもんか、違うか?

16421. 2009年05月22日 01時13分36秒  投稿:Hal.T 
16420>1957年以前生まれには免疫があるらしいとの

来週は広島で砂防学会、少し気が楽になった。小学校のころはインフルエンザによる学級閉鎖と台風による休校が頻繁で、休みが多くて楽しかったな。そのおかげかな。学会後には瀬戸内の海面を利用した電波の伝わり方の実験で江田島や松山に行くつもり。

16420. 2009年05月21日 21時10分36秒  投稿:ちば 
 [http://sankei.jp.msn.com/life/body/090521/bdy0905211056015-n1.htm]
新型インフルエンザ
1957年以前生まれには免疫があるらしいとの分析
少し救われたような、そうではないような
とにかくあのころは不衛生だったから
うまく育った子供にはいろんな免疫があるんだろう

16419. 2009年05月20日 15時42分49秒  投稿:ROM 
 [http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009052000554]
「ロイター通信が日本南部で強い地震が発生したとの速報を配信した」だそうです。

16418. 2009年05月20日 14時48分19秒  投稿:ROM 
 [http://www.jma.go.jp/jma/index.html]
アナウンスの文面が変わりました。
> 13時10分過ぎに地震情報(訓練の情報)が誤って掲載されましたが、削除いたしました。ご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ありません。

16417. 2009年05月20日 13時58分13秒  投稿: 
 [http://www.jma.go.jp/jp/quake/20090520131300491-201306.html]
16416 ROMさん

訓練情報でしたか。規模のわりにTVでもネットでも情報が出てこないので
半信半疑だったのですが。どうもお騒がせいたしました。

16416. 2009年05月20日 13時47分10秒  投稿:ROM 
 [http://www.jma.go.jp/jma/index.html]
> 13時06分の地震情報(訓練の情報)が誤って掲載されました。表示を修正中ですが、誤って使用しないようお願いいたします。申し訳ございません。

16415. 2009年05月20日 13時30分35秒  投稿: 
 [http://www.jma.go.jp/jp/quake/20090520131300491-201306.html]
まだニュースに出てないみたいですが、確かなんでしょうか?

平成21年05月20日13時13分 気象庁発表
20日13時06分頃地震がありました。
震源地は日向灘 ( 北緯31.8度、東経132.0度、宮崎の東南東60km付近)で
震源の深さは約10km、
地震の規模(マグニチュード)は7.6と推定されます。

宮崎県  震度6強 宮崎市橘通東*
     震度6弱 日向市亀崎 西都市聖陵町* 高鍋町上江*
など

16414. 2009年05月18日 19時14分42秒  投稿:chikara 
 [http://es.educ.kumamoto-u.ac.jp/volc/sakushowa/]
最近の桜島噴火映像をまとめました. 2009.04.09 (垂水)(錦江台)(鴨池

16413. 2009年05月18日 16時02分12秒  投稿:堀越 
おおさとさん、これですこれ。グーグルで全編見られるんですねー。

まず再放送は期待できないし、ビデオも見あたらないようなので、今週末はグーグル鑑賞にします。
あ、字幕無しだからチトしんどい。でも久々の原語鑑賞といたしますか。

グーグルの映像は、後ろに次回予告編まで入った劇場版テープを使っているみたいです。凄すぎる。

16412. 2009年05月18日 15時57分30秒  投稿:堀越 
ながいさん、ありがとうございます。

あらすじを読んでみて、これです。
題名で拾ってみると、けっこう多くの人が探してるのですね。

16410. 2009年05月17日 15時02分51秒  投稿:矢澤 
 [http://www.madlabo.com]
 こんにちは、数理設計/矢澤です。#16409の補足です。

 私たちがIT強震計に関わることになったきっかけは、この掲示板の、とある投稿でした。
 この書き込みによって鷹野さんのIT強震計を知り、巡り巡って今に至っています。

>12266. 2004年10月14日 00時18分12秒 投稿:いしどう 
>はじめまして、でしょうか。asahi.com で見つけた記事ですが、かなり「欲しい!」と思ってしま
>いました。一家に一台強震計、でしょうか(^^;;20万円以下だったら、ついふらふらと買ってしま
>いそうな…。
>家庭などに地震計網、建物弱点探る
>http://www.asahi.com/science/update/1012/001.html[現在はリンク切れ]

16409. 2009年05月17日 02時09分12秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.jpgu.org/meeting/]
「日本地球惑星科学連合2009年大会」。当方は自然現象そのものの研究が専門ではないのですが、「電子技術を防災に!」の旗印で、できることをやろうってんで電気屋らしくコミットし、IT強震計研究会(東大地震研究所の鷹野さんが主催)を生みの親とするIT強震計を友邦会社(株式会社セントラルコーポレーション)が出展しており、2年越しでやっとこさ出荷寸前の状態になりました。当方はこれの仕様設定や検定法にコミットしています。

今年からはこれのネットワークを通じた処理システムの構築と情報公開が主題です。計測器はクローズな開発と提供が今までのあり方でした。製造会社に趣旨をお願いして持ち出しっぽく人的資源を投入していただいたので、どうしても幾分かは非公開の部分が残るとは思いますが、可能な限り装置内部からインターフェースまで公開しようとしています。

強震計としてはもちろんですが斜面災害や耐震診断にも視野を置いたものであり、低価格+高性能を目指して環太平洋の地震国が強震計ネットを自力で構成できるように構想したものです。100ドルPCの強震計版でしょうか。行かれたら担当者に評価コメントを言ってやってください。どんどん改良しますから。

およよ、かなり宣伝だなあ・・・でも、知って使ってもらい防災に役立たなくちゃ意味が無いのでゆるされよ。

16408. 2009年05月16日 14時02分03秒  投稿:みき 
 [http://www.jpgu.org/meeting/]
今日から、
以下の日程、会場で「日本地球惑星科学連合2009年大会」
が開かれます。
会期 :2009年5月16日(土)〜21日(木) 6日間
会場 :幕張メッセ国際会議場 (〒261-0023千葉市美浜区中瀬2-1)

今年は、新型インフルエンザ対策アンケートの記入が求められるなど、
例年と少し異なることもありますが、
土曜日の今日、多くの人が来場しています。

明日は、一般の方や教員向けのアウトリーチプログラムもありますので、
近隣で興味のある方はぜひ。

16407. 2009年05月15日 21時32分22秒  投稿:おおさと 
 [http://video.google.com/videoplay?docid=8720806257609918145]
その映画ひょっとしてこれ?↑
最初と中間に映画の説明がつき、本編、後半はフレッドアステアがでている別の映画がついてますが。

16406. 2009年05月15日 09時55分47秒  投稿:ながい 
 [http://en.wikipedia.org/wiki/Crack_in_the_World]
Crack in the World(邦題:地球は壊滅する)/1965(1964?)年/Andrew Marton監督/ではないかと思います.
わたしも子供のころにTVで観た記憶があり,気になって検索したことがありました.

16405. 2009年05月14日 22時38分32秒  投稿:堀越 
昔テレビでこんな映画を見た記憶があるのですが、題名を覚えていません。どなたかご存じですか。

1.マグマのエネルギーを使うために、アフリカ大陸で穴を掘った。
2.登場する火山学者はアメリカ人らしい。
3.穴からマグマが噴出を始める。
4.穴から2方向に亀裂が走り、亀裂からマグマが噴出。
5.亀裂はドンドン進んで、地球を一周しそう。
6.亀裂を止めるために、穴を掘ったり、爆撃したはず。
7.マグマを噴出しながら進んだ2つの亀裂は地球を一周し、運良く、掘った穴に戻ってくる。
8.見たのはたぶん1970年代。映像は1950年代頃の撮影のような色。

記憶にあるのはこれだけなんですが、ワクワクしながら見たのははっきり覚えています。
夢じゃ無かったと思います。

16404. 2009年05月14日 09時28分52秒  投稿:さとぐち 
 [http://www.lbm.go.jp/]
Hal.Tさんのコメントに引っ掛けて...
地震関連で,琵琶湖博物館で展示をやっています.
滋賀県北部で百年前に起きた「姉川地震(江濃地震)」を題材にして,防災の事も含めての展示です.滋賀県を震源とする大規模な地震が百年前までさかのぼらないとない,という事が逆に怖さを感じています.

さて,歴史的にみても,琵琶湖のほとりにたてた膳所城は地震のたびに倒壊したり,(今はありませんが)それでも修繕してそこを使うという,どうも昔からウォーターフロントに憧れるという人間のさががあるような気がします.
少し前だと,大阪府の府庁移転で(関空周辺の開発が目的なのでしょうけれど)ウォーターフロントへという話がありました.
開発が進むのは,山の地域よりもやはり大阪湾,伊勢湾,東京湾などの周辺が多いような気がします.

展示を見ている人や,取材にくるマスコミの方と接していると,どうすれば危険を回避できるのか?という事も当然ながら関心ごとというのは感じます.
そこで,防災へ,とつながる訳ですが,私のように地質学をやっている者にとっては,ウォーターフロントは地震には弱い地盤なので危険だから,開発をさける,という防災への考えになると思うのですが,一般的には,その場所を開発したい,という考えが先にあって,そこで建物を建てるにはどういう耐震補強をすればいいの?という防災の考えになっているようで,防災への考え方が地質の事を意識する側とは根本的に違うように思います.


16403. 2009年05月14日 03時22分53秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.esec.jp/ESEC/]
「電子技術を防災に!」ってんで始めた防災関連の事業、昨日から東京の国際展示場に来ております。もちろん出展しているのですが、まあこの掲示板の方にはちょっと縁遠いかな。技術と防災科学との大きな距離を感じています。

ともあれ、東京湾を望む埋立地に立てられたホテルに泊まって周囲を見ると大きなビルが林立している。年に1度ぐらい来るのですけれど毎年景色が変わる。海の上には新たなケーソンがぼこぼこと並びいずれ道路ができるのかな?関東大震災の記憶なんぞ振り払って海抜5mの軟弱地に大都市が出現しているわけです。

阪神大震災の前年に神戸に行き、ぶっ倒れた高架の下を走り、神戸港の新しい港まで橋を渡ってみました。なんとなくその後の惨状を思い出します。阪神大震災に比べてひとランク大きい地震が、いずれこの地に起きると予想しつつ、耐震補強だけで乗り切れるような幻想をいだくのが都会に生きざるを得ない人間かなと思うと何かさびしいものがあります。

16402. 2009年05月13日 12時35分20秒  投稿:みやぎ 
 [http://staff.aist.go.jp/miyagi.iso14000/Works/Event/Miyake2000/petrol/redpond/HomePage.html]
16401:竹田さま
 2000年9月に三宅島の水たまりが変色する話題↑がありましたね(この板の5400番台あたり).ドンピシャの答えでないにせよ,参考程度にはなるのでは?

16401. 2009年05月11日 23時31分08秒  投稿:竹田 
 霧島連山、新燃岳の火口湖が変色、とのニュースがありました。
原因は何でしょうか?

http://www.asahi.com/national/update/0509/SEB200905080025.html

16400. 2009年05月11日 14時24分29秒  投稿:かわべ 
16398 ちばさん

>宮之浦岳があまり高く感じられなく意外でした。

花崗岩の分布域全体が高く,台形のかたちをしているからですね.

実際,永田岳との谷底から宮之浦岳の頂上まで300m程度の標高差しかありません.シカ道を駆け上って30分です...

..end