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ある火山学者のひとりごと 16500-16599


16599. 2009年08月13日 23時48分48秒  投稿:かわべ 
もちろん,緊急措置としての復旧工事ということは前提ですが,

あの場所が盛土であることはわかっているわけで,本来なら,なぜ崩壊したのか,被害の範囲はどの程度なのか等の,基本的把握があって応急対策工事計画が立てられるべきではないかと思ったわけです.本格的調査は別としても,現場での地質状況のキーポイントを押さえるには,建設時の調査報告書を理解することと現場とを並行しておこなえば半日あればなんとかなるわけで,少なくとも最初の計画はそういう基本は押さえられていなかったように思います.

結果的に言えば,その辺の把握をもとに応急復旧工事をおこなっていれば,13日午前0時の復旧は無理かもしれませんが,13日中には完了できていたかもしれません.

16596 おおさとさんが紹介している例は,地質状況が明確(そこに盛土,コンテナ積み上げしても大丈夫)だから可能なわけで,もしかしたら崩れるかもしれない,性状の不明な斜面上の盛土に杭を打つこと同列ではないことは明らかです.
荷重を減らすこと&面的安定性を考えれば,盛土で埋め戻すより,もしかしたら発泡樹脂(発泡スチロール/発泡ウレタンなど)を埋めてしまうという手段もあったかといろいろ選択肢もあったかと思いますが...
応急対策を含むどんな場合でも,基本は,やはり,現場での地質状況のキーポイントを把握するということがポイントではないかと思います.

16598. 2009年08月13日 21時23分39秒  投稿:おおさと 
 [http://www.jartic.or.jp/traffic/highway/kousoku/rhp0007.gif]
誤解がないよう16596関連の補足です。

「一定の安全が確保できるのならば交通の確保を最優先とするのが災害復旧の初動時の考え方」に関する補足ですが、災害時交通の確保を最優先とするのは救急活動や命に係る他の緊急復旧活動等の支援に主眼があります。

 特に今回のような渋滞がおきやすい時期の被災の場合、影響範囲は地震による被災地に留まらず被災していない迂回路周辺の一般道路にまで影響を及ぼす可能性があります。
 道路の啓開が遅れることで、東名高速の遮断→一般道へ迂回→一般道の渋滞→被災地の救急活動の支障、同時に起こる中央道への車両の集中→中央道の渋滞→中央道周辺市街地へ土地勘のない車両が流出→中央道周辺市街地の渋滞→被災していない地域の一般救急活動への支障。
 
 実務担当者レベルでは想定されているかとは思いますが、こんなシナリオは対応方法のマニュアルも対策も考えられていない状況では、実際に起こってもらいたくありませんね。

 その意味でお盆ということを考慮しなくとも、安全を確保と現場の状況を把握しつつ行う早期啓開復旧が重要になると考えているのです。
 

16597. 2009年08月13日 16時09分21秒  投稿:みき 
 [http://mainichi.jp/select/today/news/20090813k0000e040044000c.html]
16596関連

もともと、NEXCO中日本ではこの復旧案を、恒久対策と考えているわけではありません。
NEXCO中日本のWebページにも、
「(前略)東名高速道路 吉田IC〜相良牧之原IC間の牧之原SA付近で、
盛土のり面の崩落があり一部区間において通行止めとなっており、
現在応急復旧工事を進めています。(後略)」
とあり、「東名高速道路の両方向を早期に通れるようにする」ための応急措置です。

16596 おおさとさん の指摘のように、
この横断図は改修完了時の竣工図でもありませんし、
仮復旧の一般図であって、全ての施工法や考え方を示したものではありません。

NEXCO中日本の発表や、
いろいろなWeb新聞記事(朝日、毎日、読売、中日)から推察するに
これまでの仮復旧作業は、以下のような状況だったようです。

・地震によるのり面崩落
・のり尻(上り線側)にH鋼(当初30m)を地山に届くように打ち、鋼矢板を敷設する仮復旧工事開始
・この施工(くい打ち)によって、さらに崩落が進む
・中央分離帯部分に応急復旧工(追加)の鋼矢板を敷設、下り線との縁切りと補強を実施
・のり尻側の施工継続
・のり尻側のH鋼敷設が巨岩の存在発覚と崩落部分の地盤の不安定化の進捗によって困難に
・先ほど、16595で掲載した施工に変更
↑(リンクURL)この改良土は、毎日新聞によれば「セメントなどを混ぜた土」と。

今回は、特に被災時期がお盆と重なり、
・交通集中が予想されるため、通行を早急に確保する必要があること(ETC1000円のせいもありますが)
・施工用の資機材の調達が難しく(お盆休み)、
極力現地発生材や静岡県内で作業している第二東名の資材を使わざるを得ないこと
も相まって、このような施工法に至ったのでしょう。

また、おおさとさんが指摘されるように、速度規制やその他の対応も本復旧が終わるまではなされるでしょう
(現在も下り線のこの区間には50km/h規制が出ています)。
本復旧工事は、10月に予定される東名高速の集中工事期間に行うのではないかと思いますが、
それまでの期間に余震を含めた地震による再度の被災や事故などが生じないことを祈ります。

16596. 2009年08月13日 15時18分50秒  投稿:おおさと 
 [http://album.pentax.jp/album/2653/photo/22819/large/]
東名の被災した盛土の応急復旧について

 図面を見た限りでは今回の地震で被災した盛土の復旧は、応急復旧ないし緊急復旧で本復旧ではないのではないようです。
 
 災害により被災した構造物の復旧は、通行ができないことによる経済的な損失や社会状況と安全を比較し、一定の安全が確保できるのならば交通の確保を最優先とするのが災害復旧の初動時の考え方になります。

 図面にすべて書き込まれていないよう感じますが、復旧の基本的な考え方としては、テンション側のすべりが盛土全体(下り斜線側)に及ばないようにとの配慮し、上り斜線と背面との縁を切ることを目的としたシートパイル(鋼矢板)の敷設、コンプレッション側(のり尻側)の抑制杭と押さえ盛土(カウンター)とせん断力を増強させるための改良土を盛土材料とした盛土の設置、トンパック(大型土嚢)による崩壊斜面の保護と抑止、トンバック上部に敷設し表層すべりを抑止するための改良土(?:記載がないので推定、表層崩壊を抑止するためにはセメントないし石灰改良した盛土材料が有効?:のり尻の改良土と同じ色にしているので改良土?)を利用した補強盛土。
 このような復旧思想で施工しようとしているのが読み取れます。

 トンバックを使用していることから見ても本復旧ではなく応急ないし緊急復旧としての対応でしょう。安全率の見地からは常時でFs=1.1〜1.3程度、地震時Fs=1.0程度を目標としているのではないでしょうか。(本復旧だと常時Fs=1.5〜2.0、地震時1.2〜1.5程度か?)

 応急復旧は何を守るかにより命題が異なりますから復旧方針も通常の考え方の延長で行うことはできません。
 たとえば、下の2つの写真は台湾の集集地震の時に行われた崩壊した橋梁にアクセスする道路の応急復旧(?)ですが、最初の写真はコンテナをワイヤーロープで連結し周囲に礫質材料で覆った道路盛土の応急復旧、その下は、落橋した橋の応急復旧です。復旧は台湾陸軍が行ったようですが、軍事上、経済上、生活の確保、避難経路の確保等さまざまな観点から、どのような状況でも良いからまず通行できるようにすることと考えられたようです。(台湾の重要幹線なので1日で復旧したと聞いています。)

 たとえ通行の確保を最優先としてもとても日本では考えられない復旧方法です。何をリスクと考えるかにより応急対策の対処と方針は変わります。

 


 コンテナを利用した道路復旧
 


 日本じゃ絶対ありえない?ピアから桁落ちした橋梁桁をワイヤーで落ちていない隣接桁につなぎ地表部に押さえ盛土を置き斜路として交通の確保をした例

 将来本復旧を実施する際には、原型復旧ではなく改良復旧として再構築されるのでしょうが、数日のうちに復旧を命題とされたのであれば、現場あわせをしつつ対応する現在のような対処法も一案なのではないでしょうか。

 過去の日本における災害で発生した被災道路の応急復旧をいくつも見てきていますが、経験からすると応急復旧方法としては逸脱した方法ではないと感じますが。

 「なお交通開放する際には、雨量規制、速度規制はつくかもしれません。それと図面には出ていない変位計、雨量計等の観測機器の設置及び連続観測と降雨時のパトロールという対処を行い、渋滞等の時期が落ち着いてから地質調査、本復旧方針の決定、基本設計、実施設計、施工といった手順を踏むのではないでしょうか。」
 

16595. 2009年08月13日 13時11分16秒  投稿:みき 
 [http://www.c-nexco.co.jp/info/traffic/pdf/200908earthquake/20090813a_01.pdf]
あたらしくNEXCO中日本が発表した
応急復旧対策 横断図

一応、最終とか。

16594. 2009年08月13日 12時37分07秒  投稿:かわべ 
 [http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090811-247096/news/20090813-OYT1T00417.htm]
>予想以上に盛土が不安定でH杭を打ち込むことができなかった

↑update前の記事...

滑ったところに杭を打ち直してコンクリートを流し込むことにしたのだそうですが,なんか根本的に間違っている感じがします.

16593. 2009年08月13日 11時30分30秒  投稿:堀越 
 [http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090811-247096/news/20090812-OYT1T00112.htm]
16580でも書きましたが、もともと地元が「盛り土を施した地盤の弱い場所」と言っているのに、中日本高速は「地盤の元の状態などは把握していない」と言ってしまった。現地を見れば谷を盛土で埋めた築堤区間であることは一目瞭然なのに、現場第一を忘れて復旧を甘く見たのでしょう。
まだまだ予断は許さないようなので、万全の復旧になるか疑問符が付きます。

16592. 2009年08月13日 08時48分02秒  投稿:ちば 
 [http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090811-247096/news/20090813-OYT1T00194.htm]
どうやら、簡単にはいかないということのようです。
東名上り焼津―袋井IC間、13日の開通困難に
 静岡・駿河湾沖を震源とする震度6弱の地震で一部が崩落した東名高速道路で、復旧工事を進めている上りの焼津IC―袋井IC間について、中日本高速道路は13日、同日中の復旧が難しくなったことを明らかにした。
 路肩の崩落部分の地盤が安定していないため、工法を変える作業に取りかかることになったためという。(2009年8月13日08時28分 読売新聞)

16590. 2009年08月13日 01時35分21秒  投稿:Hal.T 
耐震家屋はそれなりに家屋内の振動を低下させるようですが、中越沖地震を思い出してみると、最近の建築物の観察では倒壊した家よりも地盤そのものの流動や傾斜で使えなくなった家屋もかなりあった感じがします。砂地の上に立っている砂上の楼閣だったからかもしれませんが、予想される南海や東海地震では海岸線も多く砂地が多いのではと気になります。

また、耐震のために家屋を水平的に稼動させる機構もありますけれど、激震地では垂直軸の振動がかなり大きく、水平動の半分ぐらいの加速度があるようにも見えます。そんな運動に耐えるのでしょうかしら?、水平動の対策をしていても垂直動でずっこけてしまうのじゃないか?。確かに遠地で家屋内の振動を低減する効果はありますが食器の破壊を防ぐぐらいの意味しかないことになります。

16589. 2009年08月12日 22時54分32秒  投稿:Hal.T 
NEWSでは、どなたかが本物は今回の200倍のエネルギーだと言っておりました。ってえことは今回のは消費税ところか領収書の収入印紙程度ってことだね。良い経験になったなどと聞こえることもちらほら、収入印紙で本格取引の規模を想定するってのも無理でしょう。

今回の道路崩壊と同じことが200箇所で起きる可能性が高いわけですね。まあ1年近く東海道は麻痺状態になるのかな。関東大震災の時は海軍が軍艦を動員して物資輸送したと言います。東南海地震の時には船は撃沈され、鉄道は爆撃でいきぎれ、まあ運ぶべき物資もなくなっていたからたいへんだったでしょう。クロネコは海運業へも転進投資したほうがいいかもしれませんな。

新潟地震では現場に入るための情報を多くの方からいただけました。しかし、あれは子供の地震。その30倍の規模になるはずですから、面積で30倍の規模になるでしょう。周辺部から助けが入るとしても中心部にたどり着くまでに√30=5倍の時間がかかる。新潟では物資がそこそこ入り込むまでに3日はかかっていましたから15日、2週間は手元の資材で生き抜いてもらうしかないのかもしれません。

予知できても、予知できなくても、必ず訪れる地震です。豪雨災害でも地震災害でも、マニュアル類が本当に役に立つのか見直す時期なのだと思っています。

16588. 2009年08月12日 22時48分00秒  投稿:貸本屋 
16585かわべさん>
大丈夫ですよ,地すべり杭ではなく,土留め矢板ですから,地山に届いていなくても.
また,衆目の中で工事するのですから,当初のものより,周囲のものより,強いものが出来上がりますよ.気にするだけ損です.

16587. 2009年08月12日 19時31分07秒  投稿:Pochi 
 [http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090812-OYT1T00056.htm]
「東海」関連ないのか…発生早まったとの見方も (2009年8月12日03時28分 読売新聞)

判定会が、
>「想定される東海地震との結びつきはない」との判断を下した。
というのは、そう言う以外なかったんじゃネ?と思うなあ。
もちろん確かな神学論争に基づいていることは理解してますが、
あると言ったら予知しなくちゃならんのでしょう、今でも。
わたしゃ、想定東海地震と東海地震の区別くらいはついている
ような気がしますが、市井の一般人にとって東海地震の意味は
ひとつ。それが正しい常識ってやつです。


16585. 2009年08月12日 15時50分33秒  投稿:かわべ 
 [http://www.c-nexco.co.jp/info/traffic/pdf/20090812a/20090812a_01.pdf]
16583 みきさん>

地質断面図かと思いましたが...

・崖側のH鋼,L30mで地山(小笠層群?掛川層群?)に届いているんだろうか?盛土の中なのか?
 他のL=10mは盛土の中かな...

・あと1日で復旧だけど,転圧はどうするんだろ.復旧・開通後の通行自体が転圧に...ぼこっと陥没しなければいいけど...短期間に,形状の復旧はできても,性状の復旧は...可能なのか?

と,横断面を見て気になりました.

16584. 2009年08月12日 15時05分28秒  投稿:大庭 
>16581 なかやまさん

 16572でちばさんが、コメントされています。
 関係がまったくないと証明するのは、「悪魔の証明」になるので無理でしょう。
 関係があることを証明するも難しいことだと思います。

16583. 2009年08月12日 10時54分00秒  投稿:みき 
 [http://www.c-nexco.co.jp/info/traffic/pdf/20090812a/20090812a_01.pdf]
NEXCO中日本発表の応急復旧対策 横断図

16582. 2009年08月12日 10時48分07秒  投稿:みき 
 [http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY200908110473.html]
東名高速道路牧之原SA付近復旧の続報↑

16581. 2009年08月12日 05時02分22秒  投稿:なかやま 
8 月 9 日の地震 (Mw 7) と 11 日早朝に発生した地震の因果関係は無いのでしょうか ?
時間的な関連から 9 日の地震が 11 日の地震のトリガーとなった様な気がするのですが。

16580. 2009年08月12日 03時12分36秒  投稿:堀越 
 [http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090812-OYT1T00112.htm]
>16576、斜面崩壊
地元牧ノ原市によれば谷を埋め立てた所とか。2007能登半島地震でも同じ地形の所が集中的に崩壊しています。一方、今の東名の持ち主中日本高速は「地盤の元の状態などは把握していない」と事業の継続性を無視した発言。これじゃいつ崩壊に巻き込まれるか判りません。早急の切り盛り状況把握、補強工事が必要でしょう。

16579. 2009年08月12日 01時36分12秒  投稿:やじうま一般 
全く影響が無いと言えないといえば、富士山への影響などもあるかも?。
マグマ溜まりが揺すられて溶岩が発泡するとか…地震の規模がM8ほど
にはないので、これはないと思いますが…。ともあれ山体に設置された
地震計・歪率計などのデータ解析が待たれます。

16578. 2009年08月11日 22時44分38秒  投稿:かわべ 
16577 いしどうさん>

メカニズム的には因果関係が無くても,地質も地震被害を被ったり,応力配置が変わったりして,全く影響が無いと言いきることはできないと思います...

だからといってほんとに影響があるかどうかもわかりませんが.

16577. 2009年08月11日 21時07分34秒  投稿:いしどう 
 [http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/11d/200908111120.html]
今朝の地震は、東海地震と比べて、規模が小さいこと、発震構造が異なること、震源の深さが深いことで、関係がないことが理解できました。
また、東海地震のトリガーにもならなそうなことも安心しました。

16576. 2009年08月11日 11時58分10秒  投稿:ちば 
 [http://www.news24.jp/articles/2009/08/11/07141476.html]
路面崩壊の瞬間が捉えられています

16575. 2009年08月11日 11時15分16秒  投稿:おおさと 
 [http://www.jartic.or.jp/traffic/highway/kousoku/rhp0007.gif]


  JARTICによる高速道路の通行遮断区間(黒路線)この区間が通行遮断されると中央道への影響はどの程度あるのだろうか?


16574. 2009年08月11日 10時25分04秒  投稿:みき 
 [http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/disaster/090811/dst0908110812021-p1.htm]
東名高速道路牧之原SA付近の路肩が大きく崩れています。
(崩れたのはおそらく上り線側の路肩、牧之原SAまで2kmのあたり)

16573. 2009年08月11日 07時57分43秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090811-00000503-san-soci.view-000]
静岡-清水付近の被害が気になりますが

崩れた静岡城の石垣 yahooより

16572. 2009年08月11日 07時48分46秒  投稿:ちば 
一昨日の地震は深さ350キロの太平洋プレート
今日の地震は深さ50キロのフィリッピン海プレート
で、一般的には関係ないというところだと思いますが
震源の位置がそう遠くはないし、タイミングも近いので、
まったく 関連していない とはいいにくい とおもいます
関連していることを証明するのは大変だと思います

16571. 2009年08月11日 06時18分24秒  投稿:Boss_vzu 
昨日の地震と今日の地震を比べると、Hi-netではメカニズム解が似ていませんが、関連性があるとみてよいのでしょうか??

16570. 2009年08月11日 06時05分15秒  投稿:すずき 
福岡に出張のため、台風の飛行機への影響が気になってNHKを見ていました。

川崎では揺れの少し前にテレビと携帯両方に緊急地震速報が入りました。
テレビ(NHK)の緊急地震速報の一秒後には携帯に速報が入り、その後揺れました。

緊急地震速報で「静岡沖」が震源とわかった上で揺れを感じ、それなりに揺れましたので、すぐに三島の実家に電話しました。
三島でも、三階にある部屋で家具が倒れるなどはあったようですが、たいした被害にはなっていないようです。

16569. 2009年08月11日 05時44分38秒  投稿:こやま 
東海地震ではないので安心してください。静岡大学周辺の丘陵地帯は震度4くらいで被害はありません。

16568. 2009年08月11日 05時44分16秒  投稿:ちば 
携帯で緊急地震速報を受信した時刻が05:07:22
Hi-Netをみると 揺れ始め時刻はほとんど同時くらい だったようです
というのは 携帯の緊急地震速報は
マナーモードだったせいかブラウザ画面だったせいか
わかりませんが 少なくとも
残念ながら あの警報音 が鳴ることはありませんでした orz

16567. 2009年08月11日 05時20分34秒  投稿:Pochi 東京都 
05:07 緊急地震速報。花瓶とキティちゃん時計を退避したころに到達。
9日と異なり、突き上げはなく横揺れ1分ほど続く(ビル高層階)。

ちょっと感動。

16566. 2009年08月11日 05時20分19秒  投稿:いしどう 
 [http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/us2009kdb4.php]
駿河湾でM6.6

東海地震が発生してしまったのでしょうか。

(USGS地震情報のページへのリンクを修正しました 6:40)

16565. 2009年08月10日 23時29分33秒  投稿:Hal.T 
後知恵で言うのもなんだかなとは思ったのですが、やはり書いておこう。

大雨や洪水の避難準備として災害源である川を渡る計画は、避難計画どころか被災計画になってしまった。住民が事前指示に従うだけで、一般的にひざを越える流水があるときは若者でさえ困難を感じるのに、胸まである水深の中で、独自に自家か近所の2階屋にとどまろうしなかったのはどうしてだろう。とどまった者もいたろうが、どうしてとどまったのだろう。

たとえば火山災害で避難計画を立てている防災MAPがある。書いてあるからと言っても常に想定どおりだとは限らないし実に想定外のことが起きるから災害になるものだ。そんなはずではなかった、この60年そんなことはなかったと常に被災者は言う。行き先に泥流や溶岩が流れていても、そのまま突っ切ろうとするのではないだろうか。生き抜く力とはどのようにして養成されるのだろうか?

16564. 2009年08月10日 11時13分43秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/axel/sindan/index.htm]
群馬県 前橋南部 我が家の玄関前 震度 1.8
気象庁地震情報 前橋大手町 震度 2 我が家より北西 3km
気象庁地震情報 前橋昭和町 震度 1 我が家より北北西 4km
NHK等のニュース 群馬県 震度 3

さて? どうしましょう?

16563. 2009年08月10日 10時19分07秒  投稿:かわべ 
寝転んで,某寒天作りを見てましたが...

山形は震度1,天童市老野森で震度2,例によって中山町長崎は震度3でしたが,私も,家族も,イヌも,全く気がつきませんでした.

ちなみに,うちのところの20Hzでの加速度,最大でNSが3.4cm/s2...それなりに揺れてるのかな...

16562. 2009年08月10日 09時57分51秒  投稿:かわべ 
 [http://www.jma.go.jp/jp/quake/]
16557 wakurouさん>

ある人にとって,震度は,本来,そこに住んでいる,その人しかわからないものですね.
20kmメッシュで代表させても,その人にとっては,なんの意味も無い...
代表値として大きすぎる,という考え方自体に無理があるのです.

むしろ,ばらつくことをちゃんと知ってもらうことに意義があると思います.
ちゃんと必要な予算を付けて,ばらつきが明瞭にわかるだけの台数を用意すべきですね.

16561. 2009年08月09日 20時37分41秒  投稿:いしどう 
 [http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/us2009kcaz.php]
長い縦ゆれでしたね。トラックでも通っているのかと思いました。

震源は東海道沖ということだそうで。

http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/Quakes/us2009kcaz.php

16560. 2009年08月09日 20時11分09秒  投稿:ちば 
 [http://www.hinet.bosai.go.jp/AQUA/aqua_eq.php]
さきほどの地震の震源地は
駿河湾付近ですね Mw=7.0ということで
すわ 東海地震かと思いましたが
だいぶ沖だし、深いし、すこしメカニズムも違うようですね
揺れが大きかった宮城から電話があり
「そっちは近かったからもっと揺れたんだろうね」
そう簡単なものではなかったようです

16558. 2009年08月09日 10時06分59秒  投稿:Hal.T 
16557 wakurou>
まったく趣旨が理解できません。許される許されないといった、評価の結語すら理解不能です。

16557. 2009年08月08日 20時25分03秒  投稿:wakurou 
16555 Hal.Tさん> 16556 かわべさん>
> 失敗も意味がある > 貴重なデータにもなる

そのとおりでしょうが、「住民の不安」という観点からは正す必要があると思いますね。
もし、そのことが不動産価値など経済面でも住民に不利益を与えるとしたら、なおさらです。

仮に従来通り公表したとしましょう。いくら、地盤や地形で揺れ方が違いを知る貴重なデータにもなったとしても、
「データに立地要件に伴う差があるから、報道された情報を正しく補正して理解する。」そのようなことを全ての住民に期待するのは無理でしょう。
地元の役所が補正してくれるでしょうかね。それも極めて短時間の内に、そしてその補正値を公表し伝えなくてはなりません。

研究者としての立場だけでなく、いや研究者だからこそ、研究の目的がとごにあるのかを考え直す必要がありませんか、被害の予防・軽減を目的とした研究であれば、16555や16556の発言は許されないと思います。


16556. 2009年08月08日 10時56分14秒  投稿:かわべ 
 [http://www.jma.go.jp/jp/quake/]
16555 Hal.Tさん>

同感.

同じ地震,近くの場所でも,地盤や地形で揺れ方が違う,ということを強調すればいいわけで,実際に被害が出たとき,そういう場所ではどうだったのか,という貴重なデータにもなるわけですよね.

過去にも,他より震度が1程度大きい山形県中山町長崎のサイトが閉鎖されましたが,その直後に被害地震があって,半日経って震度3から震度4に格上げされたことがあります.

さらに言えば,太平洋と脊梁山地を挟んで西側の山形盆地,昨日今日の地震も,気象庁のページで見てもらえばわかりますが,福島県沖から宮城県沖の地震,震度で1〜2程度小さくなります...

ごくローカルな地形・地盤の問題から,地質構造的なものまで,全部ひっくるめて,その場の意味のある震度だと思います.

16555. 2009年08月08日 09時59分10秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.asahi.com/national/update/0808/TKY200908070443.html]
震度計の揺れが大げさ… 気象庁、全国4カ所で公表中止
「いずれも防災科学技術研究所が設置したもので、近くに電柱が立って震動が増幅されやすくなっていたり、がけの端や池を埋め立てた場所に設置されたりして、いずれも実際より揺れが強くなる傾向にあったという。震度で1程度大きく観測される状態だったという。」

誤差がある情報としてだけではなく、そういう場所では震度1ぐらい大きくなることに力点を置いてくれれば、失敗もちゃんと意味があるんだがなあ。

16554. 2009年08月07日 22時01分42秒  投稿:榎田信衛門 
 [http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003200908071849540111]
熊本県南阿蘇村の泥火山に新たな噴気孔が出来ているとの報道。
近いうちに動画でレポートしてみようかと考えています。

16553. 2009年08月05日 00時31分56秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.fearbeneath.com/2009/07/warning-shark-advisory-near-avila-beach/]

ちょいと外国の例
WARNING: Shark Advisory Near Avila Beach
警告:アビラ・ビーチ近傍のサメ情報

Port San Luis Harbor Patrol says at about 9 a.m. Wednesday a sea lion was found with an evident shark bite. Harbor managers say a sea lion was attacked by a shark but at this time they do not know the location of the attack.

サンルイス港パトロールは、水曜日の午前9時頃に、明白なサメの噛み傷があるアシカを見つけたと言います。港管理者はアシカがサメによって攻撃されたと言います、しかし、今現在彼らは攻撃の位置を知りません。

As a precaution, Harbor Patrol has posted a shark advisory sign throughout Port San Luis and Avila Beach. The signs warn folks to enter the water at their own risk and will be posted for 3 days.

予防措置として、港パトロールは、サンルイス港とアビラビーチ全体にサメに対する助言を掲示しました。人々に彼ら自身の危険負担で水に入るよう警告する掲示を3日間掲示します。・・・

日本ならどのように対応するでしょうね? まあ、言わずもがなか。

16552. 2009年08月03日 21時59分23秒  投稿:Pochi 
 [http://www.media-i.com/Eclipse2009/eye-safety-j.html]
うーん、危険と「判明」していることは「回避」すべきだとは思うんですよ。
天体観測が科学教育であるのは、その危険性の対処も含めてのことだと考えると、
禁止項目の羅列で済ませてしまうことに強く違和感を感じるわけで。
NASAのサイトにもあるチョウ先生の解説の↑訳文をテキストにすれば、
学問の蓄積とはどういうことかといういい教材になったのに、まったく残念なことです。

16551. 2009年08月03日 20時56分18秒  投稿:chibaf 
初めまして。日食観測の一連の話、興味深く読みました。危険と「思われる」ものを全て排除すると言う思考は結局,
虚無主義とかニヒリズムの極致、空っぽの世界に行き着くのでは。

16550. 2009年08月03日 10時36分41秒  投稿:浅間ウォッチャー@埼玉 
 こんにちは。

 幼稚園児のころ、多分46年前の日食の時だったのかもしれませんが、煤を付けたガラス板で日食を見たことがあります。これは幼稚園のイベントなので当然先生の管理下でしたが、初めての日食経験なので鮮明…というか鮮烈に記憶しています。小学生のころは下敷きでした。普通にみんなやってましたね。今回、それらが「危険だから絶対やめて下さい」とマスコミ広報されていることにちょっと驚きました。これは「科学や医学の進歩」によるもの? それとも、小学校や公園からブランコを撤去するのと同じ類の流れでしょうか?

 裸眼で太陽を見たことがない子供なんておそらく皆無。煤塗りガラスでも本当に危険ならば、幼い頃から「太陽は絶対に見てはいけない」としつこく教育していないと辻褄が合いません。テレビで何度も同じ警告を流していましたが、どれも「なるほど危険なんだな」と思わせるような説明は希薄で、中には煤塗りガラスや下敷きなどと双眼鏡・望遠鏡による目視観察をメリハリ無く並べて「危険ですからやめましょう」と警告をする番組もあり、却って危険なのでは?と心配になりました。おそらく「最も理解力・判断力の弱い子供」を基準対象に置いての広報だと思いますが、いろいろと疑問の残る広報でした。

16549. 2009年08月03日 10時12分51秒  投稿:Hal.T 
人は他者の経験を共有して世界を理解する。しかし他者の経験を自らのものとして受容するためのは、あくまでも自分の体験の上に積み重ねるものだ。TVで眺める深い谷は綺麗ではあるが崖っぷちからの映像を見せても深さしか感じられない。そこに立った経験があればトイレに行きたくなる・・・・

透明な海に潜ると20mぐらいの海底が見える。沖に出ると緑一色。遠く下にくねくねと泳ぐ小さな魚影を見ると、泡を食って引き帰す。もちろんサメだ。そんな経験をベースに自然と付き合うようになる。カリフォルニアの海岸には、「泳くのは危ない」って看板が立っているけれど、遊泳禁止とは書いてない。個人的な体験の自由と、公的な宣言とがうまくバランスしているね。

噴火中の火山観察の話題の中で、そんな話題があったのを思い出した。個人的な体験の自由を確保したいね。

16548. 2009年08月02日 23時12分20秒  投稿:Pochi 
 [http://pochipress.blog20.fc2.com/blog-entry-178.html]
日食のために旅程を組んだのですが、撮影に関しては何ら準備をしませんでした。
太陽観測メガネやND400フィルターの品薄にも対処はしていません。
三脚すら用意しなかった。
観測する人の姿や木漏れ日で日食を表現できればいいなあと思っていましたが、
まあでも物は試しだからとノーマル装備で日食撮影もやってみました。
どんなに絞っても光が飽和してほとんど食を観察するのは無理なんですが、
薄雲で光量が減少する瞬間を狙えばなんとかなるんですね。
一瞬フィルターなしで太陽を撮るくらい、わたしは問題としませんが、
公的にはやはり言えない時代なんでしょう。

新しい知見があれば過去は否定されてもいたし方ないわけですが、

だれかの管理下で観測させられるのはまっぴらです。

そういうことですよね、Hal.T さん。

16547. 2009年08月02日 16時51分10秒  投稿:Hal.T 
日食があった。子供たちが観測する姿の変遷は恐ろしい。自分で道具を作って太陽を見るなと言うのだ。

そんなアホなと思ったが、これは子供たちから科学の楽しみを取り上げる行為ではないだろうか。欠けたガラスを見つけてきてススを塗ったり、濃い下敷きを使って、正常時の太陽を見てうまくサングラスを作る方法を教えればいいのに、禁止するとは何を考えているのだろうと思う。確かにピンホールカメラ的な道具の紹介はあったが、以前の日食では子供たちの日食失明者が増えるってことなのかしら?。

安全な方法を教えるのは大人の役目だが、危険の片鱗があるだけで、すべてを禁止すれば未来を築くことはできるのだろうか? 自分で工夫することを禁止して、どこが科学教育なのか? 青と赤のセロハンを張った立体視めがねがある。これもひょっとしたら目の色バランスを崩すとか信号機を見誤る可能性があるなんてことで禁止されるかも。

16546. 2009年07月31日 10時48分11秒  投稿:さとぐち 
新聞記事などからみれば,市はちゃんとしていなかったけど,県は市へも施設へもちゃんと指導したよ,という事を言いたいのかな?という気がしました.どっちも行政だけど,団体が違うという感じか.

行政がちゃんと指導するべきだ,というのは全く異論はありませんが,Hal.Tさんと同じような事を思います.
住民は自分たちの住んでいる場所には全く無頓着なのか?という事です.指導がなければ,自分の住んでいるところがどんな場所かも知らないですまされているような感じがあります.普通の住民はそういうものかとも思いますが,少なくとも人をあずかっている老人ホームなどの施設はもう少し,敏感であってもいいと思います.

そういう意味では,自然災害や災害を起こす自然現象について,自分たちの住む場所に無頓着であるようにし向けている,日本の教育に問題があるのだろうと思います.そういう現状をほとんど変化させられない自分たちの活動の無力さを痛感します.

ただ,琵琶湖の西側にある花折断層沿いで江戸時代に起きた町居崩れ(町居という集落が全滅した土砂災害)については,その地域で言い伝えが残り,地域の自治会が当時の絵図を保管しているというような例もあります.古くからある自治会のレベルでは,数世代〜十数世代前までの言い伝えが残る地域が時々見られます.
今は,人の移動も多く,自治会に入らない人も増え,地形や地質に無頓着な不動産業者から経済的な利便性だけを強調されて,移り住む人びとという状況も定着しつつありますから,そういう言い伝えによる「自分達の地域の危うさ」なんてものは残らないのかもしれません.

16545. 2009年07月30日 06時58分27秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/index.htm]
2000年三宅のころには蒲原の土石流を参考にした警報機開発。そのころからあっちこっちの災害地に訪れた。長野では営林署の職員が、山肌を切り開いた地に住む都会者を見て、いずれ崩れるのにと言う。山から出た直後の扇状地に住む住民も多いし、海岸では津波などものともせずに海岸から数mの高さに家を建てている。

思うに多くの人は災害後の平地に住んでいる。たった1万年も過去をたどれば災害地でなかったところは皆無ではなかろうか。被災者は50年ここに住んできたが、そんなことは経験しなかったと言う。そりゃそうだ、たいていの災害は1千年単位だから50世代前の先祖までたどらなくては駄目なのだ。

私の住む群馬県でさえ、1200年前の壊滅的な大地震を知る人は皆無に近いM8ぐらいの内陸地震だったららしい。ところがたったの2世代ぐらい前の災害すら忘れ果て、50世代前は霧のかなた。2世代前の赤城周辺に大災害を起こし、埼玉から東京まで大洪水を引き起こしたたS22年のキャスリン台風すら知られていない。赤城山ではその被災地に住宅が並んでいる。

日本は自由な国だという、災害にであう自由もあるのだろう。50世代に一度、ある地域のある世代が全滅するのなら人類は問題なく生き延びる。そういうことなのかもしれないとすら思う。

16544. 2009年07月29日 00時24分59秒  投稿:堀越 
以下の記事2つを見比べて、山口の土砂災害により人命が失われたのは明らかに行政による人災だと思いました。

毎日新聞7月23日3時35分配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000002-maip-soci
>防府市は、一帯が昨年3月、土砂災害警戒区域に指定されながら、市は土砂災害防止法で義務づけられた住民への周知を十分にしていなかったことが分かった。県によると、同法の規定で住民らに避難経路などを周知する義務がありながら、県が作製した災害危険個所のマップを、市が公民館などに張り出しただけで、住民に説明をしていなかった。

なのにも関わらず今になって

「山口の特養、風水害指針策定せず」(2009年7月28日22時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090728-OYT1T01057.htm?from=main1
>特養護老人ホームが、県の指針で定められた風水害への対応マニュアルを策定していなかったことが、分かった。県は昨年1月、施設側を指導したが、その後も作られていなかったという。

と言って施設に全責任を押し付けるようとしています。土砂災害の危険地区だという十分な認識を得られなかったから、対応マニュアルも作れなかったは当然の事だと思います。

行政の無責任さに今更ながらあきれ果てました。
二度と同じ事を起こさぬよう、防災関係者の努力をムダにせぬよう、行政に訴えかけるべきと感じました。

16543. 2009年07月28日 21時51分28秒  投稿:ちば 
 [http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/index.html]
産総研の活断層データベース
KMZとshpファイルでトレースデータを
ダウンロードできるようになったそうです

16542. 2009年07月28日 16時31分09秒  投稿:堀越 
>16539. ちば さん、
ご説明ありがとうございます。
見たままだったのですね。赤色だったのでてっきり凸凹本の処理済みと思いこんでしまいました。 

16541. 2009年07月27日 14時01分50秒  投稿:榎田信衛門 
 [http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/kyushu/h21/0727/pdfs/01.pdf]
九州自動車道の崖崩れです。
ちょくちょく通る道なのですが、土砂災害は何処でも起き得ることなのだな‥と。
亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。

16540. 2009年07月26日 01時02分37秒  投稿:かわべ 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/]
全く土地勘が無いので...

防府市周辺の地形の陰影図と産総研シームレス地質図をアップしました.
予想以上に地形と地質との対応が明瞭ですね.




グリーン系統が三郡変成岩類,ピンクが山陽帯花崗岩,オレンジ系が白亜紀後期酸性火山岩類です.

16539. 2009年07月25日 23時03分16秒  投稿:ちば 
堀越さん>
 すみません。説明不足でした。

16537で紹介した画像は DSM(Digital Surface Model)という
植生をまだ除去していない、”ファーストパルス”から作成したものです。
微妙にデコボコして見えるのは、基本的に密生する樹木のつくる表面で、
植生の状況を反映していると考えていいと思います
ただし、場所にっては(道路や水田など)ほとんど地形面と変わらないこともあります
というわけで、土石流の流れたところの植生が破壊されているので、
樹木の高さをもつ溝の底に、土石流がたまっているように感じられるわけです

16538. 2009年07月25日 22時41分31秒  投稿:堀越 
>16537 ちばさん、
赤色で見ると地表がスポンジみたいにボソボソなんですね。単にマサ土だからなのでしょうか。木の根で地表が緩くなった所が沈んだようにも見えますが判りません。

土木系雑誌日経コンストラクションにあったのですが、棚田には地滑り跡・土砂崩れ跡を利用したモノが多いと書いてありました。人力でしか耕せなくなり棚田にするのだとか。防災科研の地滑りマップだと被災地付近には地滑り箇所は少ないようなので、棚田は土石流・土砂崩れ跡を利用したのかなーと思ったのですがどうなんでしょうか。

16537. 2009年07月25日 20時14分25秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/bousai2/hofu/hofu2.htm]
アジア航測では7月23日に航空レーザ計測を行いましたが
ホームページで、赤色立体地図などその成果の一部を公開中です。

途中にある治山堰堤は小規模ですが、袖の一部が残っているのがわかります

16536. 2009年07月25日 15時38分53秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000524-yom-soci]
九州各地で史上最大雨量、死者・不明7人

読売新聞による

16535. 2009年07月23日 20時51分22秒  投稿:すずき 
 [http://www.disaster-i.net/disaster/20090721/]
静岡大学防災総合センター 牛山先生の2009年7月21日防府災害のページ
現地調査の写真なども豊富です。

16534. 2009年07月23日 20時01分08秒  投稿:かわべ 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/?file_id=MV8wMDAwNzY%3D&name=ccg-74-11_c7a_15.jpg]

防府市の土石流災害で老人ホームの立地付近の.建設省国土計画局1974年撮影の,CCG-74-11 C7A-15の空中写真です.

16533. 2009年07月23日 14時17分06秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/bousai2/hofu/hofu2.htm]
アジア航測のページに 今回の災害の斜め写真が掲載されました


16532. 2009年07月23日 02時28分00秒  投稿:やじうま一般 
 [http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&ll=34.098772,131.606748&spn=0.004469,0.010986&z=17]
防府市の土石流災害で老人ホームの立地が東側の谷線の延長上に
あるように見える…。地勢リスクもあったのでしょうかね?。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈り致します。

16531. 2009年07月22日 13時21分04秒  投稿:Pochi 
沖縄座間味島は雲こそ多いものの快晴。
高月山展望台から撮影しました。
ニコンD90 AF-S NIKKOR 18-200o
日食観測グラスを借りて撮りました。
ひとまず投稿掲示板をお借りします。
91%ではほとんど暗くはならないんですね、地上は。


10:15


10:38


10:54

16530. 2009年07月22日 12時54分18秒  投稿:Pochi 
 [http://tamakun2.blog20.fc2.com/]
ひとまず、カミさんのブログから。
カシオEX-Z1000で撮影。

16529. 2009年07月21日 16時06分03秒  投稿:ひできち 
 [http://www.astroarts.co.jp/special/20090722solar_eclipse/media-j.shtml]
ぬをっ!
こんなところにまえちゃんねっと発見!!!
http://www.astroarts.co.jp/special/20090722solar_eclipse/media-j.shtml

16528. 2009年07月21日 10時18分19秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/weather_robot/index.htm]
関東平野の北西端にある赤城山頂の8月の気温でも夜間や風雨の時に気温10℃は当たり前。ましてや
北海道の大雪山系では0℃近くの可能性すらあることは山に行く人の常識だと思っていたが、そうでもないようだ。

ことは単に山行きのガイドと0℃に対応する装備もなしに行くものがいただけではない。危険地に行くならばガイドの資質もさることながら、彼に実質的な指揮権があったのかが問われるだろう。災害現場の調査に行く時にも同じことを感じる。特に学術系の研究者が現場に入る状況を見ていると、よくあれで生き延びているものだと思うことが多い。工事関係者の安全管理から比べれば研究者の安全管理は一段と低レベル。いつも幸運の女神がついているとは限らない。

16527. 2009年07月21日 00時30分33秒  投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/saigai/weather/wea-2009.html#090720]
北海道トムラウシ岳での大量遭難 
ガイドの予想を超えた急激な気温低下はどのようにして発生したのか
「気象面からみた大雪山系トムラウシ等での遭難」  山川修治
 2009年7月16日,北海道・大雪山系のトムラウシ山(2141m)と美瑛山(2052m)で遭難があり,10名もの尊い命が失われました。心よりご冥福をお祈りいたします。
 高年齢ツアー,不慣れなガイドなどの問題点が指摘されていますが,ここでは,気象面からの状況推移と留意事項を示したいと思います。
■日大地球システムのページへジャンプ

16525. 2009年07月20日 22時31分22秒  投稿:Pochi 
22日はたまたま座間味島にいる予定。
最大食分は那覇と同じ0.917、ライブはありません。

16524. 2009年07月20日 19時28分08秒  投稿:ヨッシー 
 [http://maechan.net/eclipse2009/]
2009.7.22日食、(低予算で)にわかライブ中継↑します…あとはお天気次第。
p.s.)こやまさんの本、表紙の絵も格好いいなぁ。(^^;)

16523. 2009年07月20日 04時36分21秒  投稿:ちば 
 [http://www.kokon.co.jp/h4131.htm]
小山先生 出版おめでとうございます
先日はご献本ありがとうございました
富士山噴火とハザードマップ -宝永噴火の16日間-
1707年噴火の実態を現代に置き換えた被害想定は


このシリーズは,一人一人身につけてほしい防災知識を過去の自然災害から学ぼうという趣旨で生まれた。語り継がれてきてはいるが,もう充分ということはない。まだまだ自然の猛威は,繰り返される自然災害として私たちを襲うのだから。教える側に立つ人にこそ読んで広めてほしい。
貴重な史料をもとに1707年(宝永4年)の宝永噴火の様子を調べ,多くの図版で現代に役立つハザードマップをつくったその経緯と成果,その後の動向を語る。富士山検討委員会のメンバーとして現在も伊豆東部火山群の火山防災対策検討会副会長を務める著者が,詳細な資料とともに明かす秘話。


16522. 2009年07月19日 16時46分52秒  投稿:こやま 
 [http://www.kokon.co.jp/h4131.htm]
↑新刊紹介です。これでハザードマップ騒ぎ以来続けてきた富士山研究はひと区切りにします。ちばさん、できればアマゾンへのリンクボタンを…

16521. 2009年07月18日 22時01分35秒  投稿:かわべ 
 [http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/saigaijoho/kyoku/kentokai/hokokusho.html]
荒砥沢ダム上流域の地すべりに関して,林野庁の検討委員会で公表されている,地すべりの北北西−南南東の5つの断面図に描かれているすべり面を元に,すべり面のコンターマップを作成してみました.

地すべり前の中石沢より北北西側では,地すべり面は,南南東側で最高272mで,うねりながら北北西側に低くなっていき,頭部で最も低くなります.この断面図からは,地すべりは,2/1000〜5/1000程度の斜面を登って動いたことになりますが,どのようなメカニズムが考えられているのか,不思議です.

16520. 2009年07月18日 21時39分16秒  投稿:かわべ 
 [http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090715t13034.htm]
 『荒砥沢地すべりのジオパーク構想を考える会』が地元の方々によって8月1日に開かれます.
 先日にもたれた地元の区長さんたちの会合で,荒砥沢ダム上流域の地すべりが地質百景に選ばれた次の段階として,日本ジオパークを目指そうという話しになり(河北新報報道:http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090715t13034.htm),上記の学習会が計画されました.
 地元の方々は,災害を天からの授かりものの宝として,学術的価値を生かして,地域おこしに生かしたいと考えています.

日時:8月1日14:00〜
場所:宮城県栗原市栗駒文字荒砥沢45−27(荒砥沢ダムの直下です)
   文字温泉「さくらの湯」
   TEL・FAX:0228−47−2111
   URL:http://www18.ocn.ne.jp/~sakurayu/
内容:
   「荒砥沢ダム上流域の大規模地すべりの学術的意義について」・・・山形大学地域教育文化学部 川辺孝幸
   「ジオパークについて」・・・産総研フェロー 加藤碩一(日本ジオパーク委員会委員)
   「今後の取り組みについて」・・・文字郵便局局長 菅原敏元(荒砥沢キャニオンを守る会)

 なお,林野庁では,地すべり学会の会員を中心に検討委員会がもたれ,土砂流入防止の砂防堰堤の建設のほか,頭部急崖の排土と凹地の埋め立て,地すべり地内の各ブロックの急崖の斜面工など,大規模な災害復旧工事が予定され(http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/saigaijoho/kyoku/kentokai/hokokusho.html),100億円以上の予算が補正予算でついているとのことです.

 現在の景観があってのジオパーク構想です.
 今後,最低限の工事は何が必要か,今後何が自然現象で何が”災害”となるかの考え方など,早急に議論をする必要があるとおもわれます.

 もし,賛同されるご意思または興味がある方は,ぜひお越しください.
 もしくは,「さくらの湯」(大場武雄さん)に電話,もしくは私宛にメールを頂ければ幸いです.
 

16519. 2009年07月18日 15時35分39秒  投稿:ちば 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090718-00000065-jij-soci]
月着陸陰謀説の方々はおとなしくなるのかなあ

アポロ11号の着陸船、撮影=40年ぶり、米探査機で−NASA
7月18日14時48分配信 時事通信
 米航空宇宙局(NASA)は18日までに、6月に打ち上げた月探査機「ルナ・リコネサンス・オービター」(LRO)の搭載カメラで、1969年に人類初の月面着陸に成功したアポロ11号が残した着陸船の一部などを撮影し、写真を公開した。
 アポロ11号は、ちょうど40年前の69年7月、「静かの海」付近に着陸。ニール・アームストロング船長らが、人類史上初めて月に降り立った。
http://www.nasa.gov/mission_pages/LRO/multimedia/lroimages/apollosites.html

16518. 2009年07月16日 20時27分33秒  投稿:ちば 
 [http://www.bing.com/]
マイクロソフトの新しい検索エンジン googleと似たフィーリングです

16517. 2009年07月15日 21時26分09秒  投稿:堀越 
就職して最初は土木課に在籍していました。
落石防止壁は300kg×50倍の静荷重、ロック・シェッドは1tonが10m上から落下、の荷重に対して設計していました。でも石1個の荷重を2フレームで分散負担の仮定なのでフレーム上に落ちたらダメなんです。上司に質問しましたけど、今の土木の基準だから仕方がない、これで土木事務所もOK言っている、でした。あれからまもなく30年。いまだに落石対策は遅れているようです。
ロック・シェッドでは、サンドマットを発砲スチロールに変えるなど死荷重減らして荷重分散範囲を広げる努力はしているようですが(ex.国道18号綾戸)。
ネットの対策も新規か道路脇の岩盤崩壊の恐れがあるところが優先のようです。自然落下する浮き岩塊対策はまだまだ先になりそうですね。

16516. 2009年07月15日 13時41分01秒  投稿:みき 
 [http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-840/fujidoboku_fujisantozanjouhou.html]
静岡県富士土木事務所のHPによると、
今回の落石事故を受けて、
富士山富士宮口新五合目付近の
車両通行と駐車場の使用規制を行うことにしたようです。↑

16515. 2009年07月14日 21時00分59秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/national/update/0714/TKY200907130410.html]
富士山 富士宮口新五合目で落石
この場所は、一昨年のスラッシュ雪崩が発生したところと
まったく同じルートのようですね

3トンもの落石は想定外

リングネットならなんとかなるかなあ

16514. 2009年07月13日 22時35分17秒  投稿:ちば 
 [http://www.kashmir3d.com/online/skyview/]
7月1日より
カシミール3Dのスカイビュースケープで
デジタル・アース・テクノロジー社の
「山岳立体地図」が使用できるようになりました

範囲は、まだ北アルプス周辺だけですが
順次整備を進めており、百名山・二百名山と広げる予定

この山岳立体地図画像は、
国土地理院の基盤地図10mDEMから作成した赤色立体地図の上に
国土地理院の1/2.5万地形図(紙地図をスキャンして正規化)の画像を
重ねたものです。

地形図が立体的に見えるので、もう尾根と谷は間違わない(だろう)
(20日間は無料で試すことができます)

富山県立山カルデラ・室堂付近

16512. 2009年07月10日 11時54分12秒  投稿:ちば 
 [http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2009/ev20090725/ev20090725.html]
独立行政法人産業技術総合研究所つくばセンター一般公開
日時:2009年7月25日(土) 9:30-16:30
場所:独立行政法人産業技術総合研究所つくばセンター
主催:独立行政法人産業技術総合研究所
内容:秋山 仁氏講演会,実験ショー,工作コーナー,地質標本館特別講演
「地球はもっとおもしろい!−ジオパークへ行こう−」

16511. 2009年07月10日 11時53分39秒  投稿:ちば 
 [http://www.kahaku.go.jp/event/2009/05astronomy/index.html]
国立科学博物館企画展
ガリレオの天体観測から400年 宇宙の謎を解き明かす
日時:2009年7月20日(月)まで
場所:国立科学博物館
主催:国立科学博物館
内容:天文学の発展の歴史と、その成果としての最新の宇宙像を紹介

16510. 2009年07月10日 11時53分04秒  投稿:ちば 
 [http://www.sayonara-kaguya.jp/index.html]
Fly me to the Moon in AKIBA
日時:2009年7月18日(土)〜19日(日)
場所:秋葉原(UDX,ベルサール秋葉原)
主催:宇宙航空研究開発機構
内容:宇宙航空研究開発機構の月探査等についてのパブリックイベント

16509. 2009年07月08日 22時11分39秒  投稿:いねはち 
 [http://www.gsj.jp/database/vsidb/image/Sarychev_Peak/volinfo.html]
たびたび話題のサリチェフ火山周辺の円形の晴天域について。

上記の産総研サイトに衛星画像があります。
大噴火前の5月31日は東風(右から)のようで、島の西側に晴天域が広がっています。他の日も同様で晴天域の向きや範囲が異なります。また、6月16日はやや大きな噴火中ですが、むしろ島だけが雲に覆われており、噴火のために雲が消えているわけではないことがわかります。2006年9月19日、10月2日、5日あたりの雲は、二層だったりしてなかなか面白い。
晴天域が生じる位置は、地形と気象条件の関係で変わるので、この6月12日はたまたま島の風上側から広く晴天域になる条件で、上空から見てくださいと言わんばかりのひじょうにラッキーなタイミングに若田さんは遭遇したのではないでしょうか。

海洋では空気の流れが安定しているので、唯一の障害物である島を越える際にも、実験室的なきれいな気流が生じるように思います。特に、千島は弧状列島で、列島を横断する方向の空気の流れは、ひとつの島の形にだけ影響され、サリチェフのような独立峰では、その周りにきれいな円形の晴天域を生じたり、反対に島だけが雲に覆われたりしやすいのではないでしょうか。

北海道の利尻山の頂上で、周りを見渡すと島の周辺だけ円形に晴天域が広がっていたという経験があります。正確に言うと、風上側は円形で風下側は晴天域がやや長く伸びていました。6月12日の若田さんの写真シリーズでも、広域が写った写真では、よく見ると晴天域は完全な円形ではなく、風下側は伸びていたと思います。

私は経験的に今回の晴天域は衝撃波や噴火によるものとは思いませんでした。しかし、それらが複合的に重なったことを否定するだけの知識は持ちません。気象についても素人ですので、専門家のコメントがいただけるとよいのですが。
(以上、16496ながいさんに賛同。利尻ではカルマン渦?まではわかりませんでした。)

16508. 2009年07月08日 01時44分42秒  投稿:Hal.T 
劒岳 --点の記-- より
点の記とは三角点設定の記録である。一等三角点の記、
二等三角点の記、三等三角点の記の三種類がある。
三角点標石埋定の年月日及び人名、貼標(測量用やぐら=テンピョウ)
建設の年月日及び人名、測量観測の年月日及び人名の他、
その三角点に至る道順、人夫賃、宿泊設備、飲料水等の
必要事項を集録したものであり、明治二十一年以来の記
録は永久保存資料として国土地理院に保管されている。
なお、一般的に点の記というと三角点についての記録
であるが、多角点、水準点、磁気点等の測量標にも点の
記が残されている。

16507. 2009年07月06日 18時05分43秒  投稿:ちば 
 [http://www.tsurugidake.jp/]
劔岳 点の記 公開中

測量の大変さがよくわかる 映画です
北アルプスの美しい映像を
登山者目線で大判銀塩フィルムカメラで見られるだけでも
見る価値あり CG 空撮無しなので古い記録映画風 

16506. 2009年07月05日 22時34分50秒  投稿:堀越 
桜島昭和火口に明るい火映が出ています。

大隅国道事務所カメラがよく見えます。
気象庁桜島(2)カメラは雲と噴煙に邪魔されて見えません。

16504. 2009年07月04日 17時47分36秒  投稿:Lucky 
はじめまして。

桜島が今年100回目の爆発を記録しました。
ここ数年、活動がおとなしい状態が続いていましたが、
爆発が100回をこえるのは2001年以来のことになります。

たぶん、今後も昭和火口中心の活動となるでしょう・・・。

ただ、マグマが全然大量に供給されているわけでもないというのが本当のところでしょうか?
これで、もし、大量のマグマが供給されるようになったら、どうなるかは考慮?憂慮すべきところなのでしょうね?

16503. 2009年07月04日 11時28分53秒  投稿:KUGE 
はじめまして。
16489の榎田信衛門様の投稿でご紹介いただいたHPの管理人をしておりますKUGEと申します。
折角このような場に掲出していただきましたので、松輪島の件について…

かつて松輪島が観測点から外された真相については、おそらく火山活動ではないと考えています。
それは、松輪島から約150km離れたシムシル島や300kmも離れたウルップ島でも、
松輪島とほぼ同時に観測休止に追い込まれたこと…
ほぼ同時に廃止(休止?)になった気象観測所が300kmも離れているのでやはり
財政状況が原因ではなかったのかと思っています。
むしろ、災害が原因だとすれば千島トラフでときたま発生する地震も考えられるのでは…?
とも思いましたが、千島列島の観測所からの入電が相次いで途絶えていった1997年当時に
そのような事実があったことは確認できていません。

それにしても、読売新聞に記載されたサリチェフ火山の写真。
気象・火山ともに興味のある身として、本当に衝撃的なものでした。
噴火の衝撃波であれほど綺麗に雲が吹き飛ぶものなのかと…
ただただ自然現象の偉大さに感心するばかりです。

最後に、16490で堀越様に触れていただいている福岡の地震。
旅の道中で、兵庫県南部地震後に建設された野島断層保存館で震度7の模擬体験をした直後だった
だけに、まさか自身が生の地震災害に遭遇するとは別の意味で衝撃的でした。
あの地震でもう一つ衝撃的、と言いますか印象的だったのが、地震からわずか4日後に
地震調査委員会から発表された当時の"確率論的地震動予測地図"(今後30年以内に
震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図 )で福岡が0.1%未満のエリアに属していたこと。
福岡県が全国的に見ても地震活動の低い場所だという事実は以前から知っていましたが、
まさか"0.1%未満"の確率でしかないものに偶然にも遭遇してしまった。
本当に日本中どこに居ても地震に対して安全な場所はないということを思い知らされました。
ちなみに、同じ分布図で自宅のある埼玉県北部は福岡より遥かに確率の高い3〜6%のエリアに属しています。

突然の書き込みにもかかわらず長文・乱文で失礼いたしました。
掲示板の方、今後もときどき拝見させてください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

16502. 2009年07月03日 19時17分23秒  投稿:かわべ 
 [http://www.youtube.com/watch?v=LESBxErmZ-U]
ちばさん>

すごいですね.

あの後,あわないフレームを捨てて,サイズ&方向合わせして,ちゃんとした動画を作ろうかと思い,始めましたが,フルサイズから切り出しても,回転させてしまうと(あれこれ試行錯誤やってるからかもしれませんが),解像度落ちてしまうので(合計何°回転したかとか,合計何%拡大・縮小したかをもとに,もう一度読み込んで一発で決めないとだめですね)...止めてます.

もうこれでやる必要なくなった(^^;

で,最初にアップしたのを作っていて,若田さんの興奮して撮影している様子がよくわかった気がします.ファインダーを眺めながめて観察しながら撮影したり,片目で全体を見ながらもう片方の目でフレーミングしたりしながら撮っているのかな,っていうのが,シャッター間隔やフレーミングの流れを見ていて,なんとなくわかりました.

16501. 2009年07月02日 19時20分54秒  投稿:ちば 
 [http://www.youtube.com/watch?v=LESBxErmZ-U]
かわべさん>
世界中のあちこちで、若田さんの噴火写真から動画を作る試みが
行われているようですね
いまのところ ↓これが一番すごいという噂です


16500. 2009年07月01日 12時56分06秒  投稿:astra 
 [http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/event.php?id=38937]
上記URLにsarychev火山噴火ならびに噴出ガスの拡散状況画像がまとめられています。
拡散ガスによる異常な夕焼け空も広い地域で観察されているようです。

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