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ある火山学者のひとりごと 16600-16699


16697. 2009年11月22日 16時49分20秒  投稿:ちば 
スパム書き込みが多いので
「ある火山学者のひとりごと」
という 言葉があると 
書き込みを拒否するようにcgiを修正しました

16689. 2009年11月19日 23時42分08秒  投稿:堀越 
 [http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20091119-OYT1T01282.htm]
はやぶさくんのエンジン、奇跡の復活だそうです。よかった。
万が一用に繋いでおいた電線が役に立ったとのこと。
予定ではあと7ヶ月程で帰還予定。無事に帰ってきてねー。

16687. 2009年11月16日 11時30分17秒  投稿:ひできち 
開催告知をひとつ・・・

***************************************
自然災害に対する防災教育ワークショップ開催のご案内
  自然災害に対する防災教育ワークショップ実行委員長 井良沢道也

開催趣旨
 近年,地震や豪雨に伴う土砂災害が増加傾向にあり,毎年多くの人々が犠牲となっています.
昨年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震では,犠牲者の8割が土砂災害によるものであり,土砂災害に対する正確な知識の普及と啓発がますます重要視されつつあります.
本ワークショップは,土砂災害に関連した防災教育のあり方と手法についての意見交換と議論することを目的として,2007年から活動をはじめ,今年で3回目となります.
今回は特に,小中学校における防災教育に力を入れてこられた研究者・技術者の方々に話題提供いただき,土砂災害のみならず,自然災害全般を通して防災教育のあり方,手法とその効果等について議論を深めていきたいと考えております.
防災関係者(研究者,技術者,行政担当者)および防災・防災教育に関心のある方は,どなたでも参加いただけます.ぜひご参加いただけますようご案内いたします.
なお,ワークショップ開催後,盛岡市内で意見交換会を予定しております.こちらの方もあわせてご参加ください.

開催概要
日時:平成21年12月19日(土)14:00-17:00
場所:岩手大学農学部2号館1階2号会議室
    
参加費:無料

申し込み・お問い合わせ
 話題提供いただける方は,下記問い合わせ先に電子メールで,題目,発表者(連名者)名を11月27日までにご連絡ください.その際,意見交換会の参加の希望についてもお知らせください.

 岩手県立大学総合政策学部 伊藤英之 E-mail:h-itohあっとまーくiwate-pu.ac.jp

16681. 2009年11月09日 22時51分02秒  投稿:堀越 
 [http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20091109-OYT1T00774.htm?from=main3]
はやぶさくん帰還ピンチ(読売新聞より)
残った2台のエンジンのうち、ついに1台も停止とのこと。
おみやげが届かないよー。

翌朝追記 スペースシャトルではやぶさくん捕獲なんてワザ、使えないかなー。

16675. 2009年11月08日 16時45分39秒  投稿:ちば 
 [http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=46]
桜島の爆発、今年400回目 24年ぶり (2009 11/06 10:42)

今年400回目の爆発で、噴煙を上げ、噴石を飛ばす昭和火口=5日午後9時53分、鹿児島市黒神町(南日本新聞監視カメラ)
 桜島は5日午後9時52分ごろ、今年400回目の爆発をした。昭和火口で、噴石を4合目まで飛ばした。年間の爆発回数が400回に達したのは南岳山頂火口の活動が活発で474回を記録した1985年以来24年ぶり。
 昭和火口は2006年6月の活動再開以降、活発な活動を続けており、400回のほとんどは同火口。鹿児島地方気象台は「今後も引き続き活発な傾向が続く」と注意を呼び掛けている。噴火警戒レベルは3(入山規制)が継続している。

今年400回目の爆発で、噴煙を上げ、噴石を飛ばす昭和火口=5日午後9時53分、鹿児島市黒神町(南日本新聞監視カメラ)

南日本新聞より

16674. 2009年11月08日 09時07分30秒  投稿:ちば 
 [http://jalnenkin.web.fc2.com/]
ネットが普及して少数意見や反対意見にも触れることができるようになった

JAL企業年金の改定について考える会

個人的にマスメディアに反対意見を伝えた際の
結果や感想が掲載されている
実際に印刷物として配布しているのか不明であるが
印刷物のpdfをwebページに掲載する形式をとっている

掲示板は「部外者」の書き込みに困惑
日航労組OB・OG会掲示板

16672. 2009年11月02日 23時10分45秒  投稿:かまたひろき 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000572-san-soci.view-000]
いえいえ、前回も私のプレゼンがまずかったんですよね。
改めてお詫び申し上げます。

今回、東海地震のことをアップしたのは、講演会で火山の話をしても必ず地震のことを質問されるからです。

しかも、「神戸は大地震が来たから日本で一番安全な場所と考えていいですか」「巨大地震が来たら高層ビルはみな倒れますか」「このあいだ静岡で起きたのが東海地震なんですか」などと言われるのです。
 そこで、東海地震についても正確に伝えないといけないな、と考えていたところに、こやまさんの素晴らしい解説を見かけたので、これだっ!と思ったわけです。
 ちょうど長周期地震動の予測地図の記事も出たので、合わせて皆さんに知っていただきたいと思いました。
 特に、この地図を見ていて、とても恐いことだと思いました↑

16671. 2009年11月02日 22時52分53秒  投稿:Pochi 
>これならお気に障りませんでしょうか(^_^;)

いやそうじゃなくて、前回かなり失礼なことを申したのは、
別の一件からの返す刀がちょうどかまたさんに向ってしまい、
内心忸怩たるものがあったのですよ、ごめんなさい。

わたしなら多くの人に読んでもらいたい記事は、地の文にも
リンク処理しますけれど、ああこれは釈迦に鉄砲ですねえ。

16670. 2009年11月02日 22時00分31秒  投稿:かまたひろき 
 [http://a.hatena.ne.jp/cft/?gid=106589]
すみません。アップし直します。
先週こやまさんが東海地震に関する非常に分かりやすいコラムを書いて下さいました↓

http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/opinion/jihyo46.html

これと下記の長周期地震動の予測地図の記事を、多くの人に読んでいただきたいと思います↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000572-san-soci

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090918/dst0909180846001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090918/dst0909180846001-n2.htm


こやまさんの新しいコラムが出たのは、ここから知りました↑
知人のホームページの内容が更新されたのを知るのはなかなかむずかしいので、このサイトは便利です。

これならお気に障りませんでしょうか(^_^;)

16667. 2009年11月02日 19時10分08秒  投稿:Pochi 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/opinion/jihyo46.html]
理系のためのコミュニケーションって、こやまさんのコラムを紹介するために
ご自身のページをリンクするわけですか、いやあ勉強になりました。

・・・って、(21:40 追記)あららなにも消さなくても、かまた先生。

16665. 2009年10月31日 09時21分11秒  投稿:ちば 
 [http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0910290022/]
富士山の噴火に備え防災対策協定締結/神奈川と山梨、静岡県

神奈川、山梨、静岡県は29日、富士山火山防災対策に関する協定を締結した。富士山の噴火に備えた防災対策の実効性を高めるため、噴火警戒レベルに応じた情報共有体制の確立や、避難対策、降灰対策などに3県が連携して取り組むことを定めている。

 松沢成文知事、横内正明山梨県知事、川勝平太静岡県知事が同日、山梨県富士吉田市で開かれた「第4回山梨・静岡・神奈川3県サミット」で調印した。

 富士山の最後の噴火から300年以上が経過しているが、万一の噴火の際は3県などで甚大な被害が生じると予測されることから、松沢知事が提案し、昨年から3県で協議してきたという。

 協定には(1)噴火警戒レベルに応じて、入山・交通規制、避難勧告、避難所の開設状況などを3県間で連絡する情報共有体制の確立(2)危険地域の進入防止や、避難経路・避難施設の確保、避難者の搬送、火山灰の除去などでの連携(3)合同防災訓練の実施―などを盛り込んだ。

 松沢知事は「富士山はいつ噴火するか分からず、神奈川では大きな降灰被害が予想される。万一の被害を最小限に抑えるのは行政の務めで、具体策が入った意義ある協定ができた」と述べた。

神奈川新聞より

16664. 2009年10月31日 07時05分35秒  投稿:相原延光 
16659で書いたことへの自己レスです。「月」「マリウス」「溶岩」で引っかかりました。
JAXAのかぐやの画像サイトに掲載されています。
マリウス丘の溶岩流がわかって感動しました。
でもなぜ丸い形の「窓」をしているのか疑問が残ります。
形成年代とか知りたいものです。

http://wms.selene.jaxa.jp/selene_viewer/jpn/observation_mission/tc/tc_039.html

16663. 2009年10月29日 11時20分58秒  投稿:みき 
【緊急】の追記です。

ちばさんからの迷惑メールのタイトルは必ずしも一種類ではないようです。
タイトルが Did you get my invite?
というものを受け取られた方もおられるので、
皆さまお気をつけ下さい。

16662. 2009年10月27日 09時04分14秒  投稿:ちば 
【緊急】
きのう gmailの連絡先から任意の10名?海外のSNSへ招待するという
  きわめて迷惑なメールを 送られてしまいました(不覚!)
  この掲示板をごらんの中に、受け取ったひとがいるかもしれないので
  あえて 書き込みをすることにしました 
  9名までは わかりましたが あと1名が誰だかわかりません
  あるいはもっとい多いかもしれません

もし、以下のような メールが
  私 あるいは 親しい(あるいはあまり親しくない)友人から
  突然届いたら

  何も触れずに 直ちに捨てて くださいますよう 強くお願いします
  (rejectでも大丈夫ということもないようなので)

  携帯だとわかりにくいので 特に注意が必要です

******* の部分に 友人の 名前がある

> ---- Forwarded Message -------------------------------
> タイトル: 「******** has sent you a Desktopdating invitation」
> 受信日 : 2009/10/26 20:00:18
>
> ******** wants to be your friend
> Do you want to add ******* to your friends network ?
>
> Accept
> Reject
>
>
> Privacy Policy Unsubscribe Terms and Conditions


このサイト(海外の出会い系サイト)に行くと 勝手にアドオンが動いて
何かしているようです 不用意に 探して調べたりもしないほうがいいようです

16661. 2009年10月27日 08時23分29秒  投稿:ちば 
 [http://www.shinmai.co.jp/news/20091027/a-7.htm]
国や県、御岳山噴火対策見直しへ

きのう 中津川で御嶽の委員会が開かれました
北麓で見つかった火砕流など最近1万年以内に
少なくとも4回のマグマ噴火があったことがわかったということもあり
3年かけて検討進めることになりました

16660. 2009年10月25日 18時19分02秒  投稿:Pochi 
 [http://mainichi.jp/select/science/news/20091025ddm003040138000c.html]
>JAXA:月面に縦穴を発見 地下の巨大溶岩トンネルと直結、天然の基地に

・・・・・・・・・・・・・・

16659. 2009年10月25日 14時12分31秒  投稿:相原延光 
JAXAのかぐやの撮影した映像から月面の表側の嵐の大洋に溶岩トンネルが発見されたというニュースが出ています。そこで千葉さんの青木ヶ原溶岩の赤色立体地図を思い出し、月面で赤色立体地図を応用すればさらにいろいろなことがわかるのではないかと思った次第です。千葉さんやみなさんのコメントをいただければ幸いです。
JAXA:月面に縦穴を発見 地下の巨大溶岩トンネルと直結、天然の基地に
http://mainichi.jp/select/science/news/20091025ddm003040138000c.html

16658. 2009年10月24日 23時28分47秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.ammonite-center.jp/]
数日前だが、いつもは何かに引っ掛けて観光しているのだけれど、今回は純粋に遊びに出かけた。
いわき市のアンモナイトセンター。これがすごい、発掘現場全体に屋根をかけて現場保存してある。30−50cmぐらいのアンモナイトがゴロゴロと発掘途中で置いてある。アメリカのこのような実物展示の博物館は知っていたけれど、アンモナイトとは言えこれほどリアル=現物を展示している大きな体育館みたいなものは日本でもここだけだろう。

WEBはしょぼくれているが現物はすごい、もっとどんどん宣伝すればいいのにと思うが、穴場だね。恐竜好き人間は一度行ってみることをお勧めする。

16657. 2009年10月24日 07時46分47秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200910210306.html]
第四紀学会MLより転載
10月21日付 asahi.com に第四紀の新定義に関する記事と遠藤邦彦・会長の談話 が掲載されました.

■気候変動繰り返した「第四紀」,再定義で80万年古く■

 地質学上の地球の歴史区分である第四紀が新しく定義された。
「地球史の現代」とも呼ばれ現在も含む第四紀。
これまで始まりは180万年前とされてきたが、80万年 古い260万年前に変更することが
国際地質科学連合(IUGS)の執行委員会で先ごろ正式に決定した。
また、意味も「人類の時代」から「人類が世界に広がった 時代」に見直された。
背景には気候変動への関心の高まりが見える。

16656. 2009年10月19日 13時27分44秒  投稿:ちば 
 [http://www.bosai.go.jp/2009volcano-ws.html]


プログラム
11/4(水) 10:00〜 ワークショップ第1日目@防災科研
10:00 開会の挨拶
10:10 趣旨説明
第1部 大規模噴火の事例(1)
○米国・セントへレンズ火山の噴火(1980年5月)
10:20−11:05 R. I. Tilling (元USGS)
11:05−11:50 Dan Miller(元USGS)
11:50−13:00 昼食
○フィリピン・ピナツボ火山の噴火(1991年6月)
13:00−13:45 Chris Newhall(EOS, Singapore)
○日本・有珠山(2000年3月)
13:45−14:15 岡田 弘 (環境防災総合政策研究機構・北大名誉教授)
○日本・伊豆大島(1986年11月)
14:15−14:45 荒牧重雄(山梨県環境科学研究所)
○日本・雲仙普賢岳(1991年6月)
14:45−15:15 太田一也(九州大学名誉教授)
15:15−15:30 休憩
第2部 大規模噴火発生の際の日本の火山防災
15:30−16:00 気象庁レベル4・5の意味するところ 斎藤 誠(気象庁地震火山部火山課火山対策官)
16:00−16:30 大規模噴火時における国家レベルでの対応 内閣府
16:30−17:00 第3部へ向けて 荒牧重雄(山梨県環境科学研究所)

11/6(金) ワークショップ第2日目@山梨環境研
09:30 開会の挨拶(山梨環境研)
第3部 米国における火山防災体制―リスク・クライシスマネージメントと意思決定プロセス
09:45−10:30 John W. Ewert (CVO, USGS)
10:30−11:45 Nathan Wood (CVO, USGS)
11:45−13:00 昼食
13:00−14:30 大規模噴火発生火山防災シミュレーション 総合討論(荒牧重雄・中村洋一・藤田英輔)
○特定の火山の過去の特定の大噴火を例にとり,同様の噴火が現時点で起きた場合のシナリオを想定し,防災対応のシミュレーションを行う.
○特定のシミュレーションについて,可能な問題点,困難性を可能な限り抽出し,最適の防災対応のストラテジーをくみ上げる.
○大規模噴火(クライシス)の際の意思決定手法について
Player(国・都道府県・市町村レベル火山防災担当者/監視機関/火山専門家/マスコミ/ライフライン等)の配置、そのリンクのあり方。
○事前に整備しておくべきこと(シナリオなど)
14:30 終了

16655. 2009年10月08日 08時06分32秒  投稿:かわべ 
 [http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/recenteqsww/]
2009年10月8日午前7時3分頃および午前7時22分頃に発生したバヌアツ諸島の地震です.

Magnitude:7.8
Date-Time:Wednesday, October 07, 2009 at 22:03:15 UTC
Location:13.052°S, 166.187°E
Depth:35 km (21.7 miles) set by location program

Magnitude:7.3
Date-Time:Wednesday, October 07, 2009 at 22:18:43 UTC
Location:13.684°S, 164.709°E
Depth:35 km (21.7 miles) set by location program

こっちは過去8〜30日(09/08-09/30UTC)の世界の地震.

16654. 2009年10月04日 18時46分57秒  投稿:chikara 
 [http://es.educ.kumamoto-u.ac.jp/volc/sakushowa/]
ここ最近の桜島噴煙・降灰のようすをまとめました.

16652. 2009年10月03日 18時32分17秒  投稿:成尾 
 桜島の南岳火口が午後4時45分ごろ爆発し、噴煙が3000メートルに達したとのことです。噴石が火
口から4合目付近まで飛散しました。南岳火口の爆発は今年2月22日以来です。
 鹿児島地方気象台によると爆発は中規模で、体感空振は中。火砕流は確認されておらず,被害の
情報はないとのことです。しかし,桜島から約20km離れた姶良町市街地では,大きな爆発音が聞こ
え,窓ガラスが割れるのではないかと思うほどの空振がありました。現在,降灰予報も出ています
が,北東方向へ流れています。

16651. 2009年10月02日 22時29分12秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.france24.com/en/20091001-indonesia-sumatra-earthquake-death-toll-soars-over-500-padang]
URLはNEWS、クリックすればビデオがある
スマトラのパダンには来年早々に行く予定、どうなるか。機器開発の都合で半年遅れになったんだけれど、ひょっとしたらパダンにいたかもしれない。

16650. 2009年10月02日 18時20分14秒  投稿:ちば 
 [http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009100200657]
スマトラの地震は2連発
2回目のほうが直下型で被害が大きくなったようですね

2009/10/02-17:27 地震発生3日、捜索作業に遅れ=日本の援助隊現地入り−インドネシア
 【パダン時事】インドネシア・スマトラ島沖地震の被災地では2日も懸命の捜索作業が続けられた。数千人がまだ倒壊した家屋などの下に取り残されている恐れがあるが、重機や装備の不足などで作業の遅れも目立つ。地震発生後3日がたち、生存率の著しい低下が懸念される中、現場には焦燥感が漂い始めた。

16649. 2009年09月30日 23時40分11秒  投稿:みき 
 [http://www.cnn.co.jp/world/CNN200909300024.html]
連投すみません。

日本時間19:16 今度は、インドネシア西部のスマトラ島沖でM7.6地震が発生。
多数の建物が倒壊し、死傷者が数百人以上に達したとのこと。


16648. 2009年09月30日 23時37分32秒  投稿:みき 
 [http://www.cnn.co.jp/world/CNN200909300023.html]
日本での報道が少ないですが、
日本時間の今朝早く発生した、
南太平洋のサモア諸島周辺のM8.0の地震では、
犠牲者数が110人を超えていますが、まだ、全容は分かっていないようです。

16647. 2009年09月27日 21時33分00秒  投稿:成尾 
鹿児島県口永良部火山の噴火レベルが,本日17時に1から2に引き上げられました。今朝7時ころから火山性地震が増加しており,16時までに34回(速報値)発生したとのことです。

16646. 2009年09月27日 20時55分39秒  投稿:木下 
 [http://arist.edu.kagoshima-u.ac.jp/volc/volcnews/book-tok/book-tok.htm]
ご無沙汰しております。
トカラ列島を中心に、南の火山島の本を書きました↑。アマゾンにもあります。
(1) 火山島の防災の章を書きながら感じたことは
 南の火山島には早くからハザードマップはあった!
  (時々、全国的リストで見落とされていることがあります。)
 研究者と行政機関・気象台など関係機関と民間組織の連絡体制が確立、
 住民を含めた避難訓練も実施。
関係者の努力はもっと評価されるべきと思いました。
(2) 気象庁が2007年12月から、防災対応との関係を重視して現行の
分かりやすい噴火警戒レベルの表現に変更したことは肯定的に受け止めています。
しかし、「ひとりごと」15462/岡田、15470/すどう などのご意見は
重要だと思います。さらに今後を注目し、議論しましょう。

16645. 2009年09月27日 09時28分19秒  投稿:ちば 
 [http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090927ddm041040065000c.html]
御嶽山のマグマ噴火に関する記事が出ました

16644. 2009年09月26日 13時01分53秒  投稿:みき 
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/sapporo/09m09/109_090925.pdf]
樽前山で9月25日4:15頃と6:07頃に火山性微動が発生したそうです。

噴火警戒レベル1「平常」は
平成19年12月1日に出された噴火予報のまま変化なし。

16643. 2009年09月26日 12時57分30秒  投稿:津沢 
 [http://hiroba.jmc.or.jp/archives/cat_10018895.Html]
ごぶさたしております。告知記事ですが、ご容赦お願いします。
16630. 2009年09月04日、いのくち様の投稿にもありましたが、今年は伊勢湾台風が来襲から50年にあたり、今日がその日です。

国土地理院/地図と測量の科学館で、企画展「伊勢湾台風から50年」〜水害から国土を守る〜を開催しています。伊勢湾台風災害を契機に、災害対策基本法の制定、防災科研の前身である国立防災科学技術センタ−設立など、日本における自然災害対策が大きく進展しましたが、地条件調査も、平野の微地形と高潮災害との相関がみられたことが新聞報道されたことなどから、翌1960年に始まりました。

また(財)日本地図センターから発行している「地図中心」誌では「伊勢湾台風50年」の特集を組んでいます。冒頭記事で、1959年9月26日18時における台風15号(伊勢湾台風)の状況を、現役の気象予報士に現代の台風情報の文体で書いていただきました。さらに災害復旧を発展の契機に活かした名鉄や近鉄のOBの方々にお願いして、復旧現場の貴重な記録や写真を提供いただきました。鉄分の濃い方にもお奨めです。


16642. 2009年09月22日 19時38分17秒  投稿:Hal.T 
鳥学会で函館に来ている。防災関係の学会とはかなり違うのがおもしろい。違いのひとつは女性の割合だ。60%ぐらいかな。それも非常にお若い。趣旨換えしようかな・・・もうそんな年ではないか。

もうひとつは、なぜそれをするのかと問えば、「興味があるから」と答えるってことから違わないと思うのだが、それでも違う。違いは、社会的に見た、「なんのために」の部分で、研究者の感覚的な差異を感じる。動物系の方たちはどこまで行っても個人の興味が主になり、防災関係は他者のためにって旗がある点だ。別にどっちがいいとか言う判断をしているわけではないけど、やはり大きく違う。いや、動物系の人にさらに問いただせば、環境云々とは言うけどね。

連休と重ねてしまった学会はたいへん、来るときは関東から自動車で青森まで、そこで自動車を放り出して青函トンネルの電車で来た。明日は青森へ渡ろうと思っているのだけれど、満員状態。さて泳いで帰るわけにもいかない。その後、せっかくきた東北北部の地を観察しつつ地熱調査で温泉へ、海洋調査で釣りでもしつつウロウロしよう。

16641. 2009年09月19日 06時18分50秒  投稿:Hal.T 
>GPSで誘導というのが 気になります
そうですね。低軌道とは言え宇宙空間を動くならば上下を裏返して、地上配備のGPS-EARTHなんてのがいいかもしれない。300kmぐらいの高度だから見通し距離はずいぶんあるだろうから地球上に1000kmおきぐらいに基準局を置けばね。

それでもずいぶん必要だね。赤道上には40局。極まであるから1000局ぐらい配置しなけりゃならんかな。1局2000万円としても200億円だね。GPSを1回打ち上げる程度か・・・。GPS衛星のように不安定で変化する軌道をめぐらないので測定精度はダントツに良くなるでしょうし、プレートの移動なども一桁良い精度でわかるかもよ。

連休は函館で鳥学会、その後うろうろと東北の北部回りしてきます。

16640. 2009年09月18日 18時43分19秒  投稿:ちば 
 [http://www.jaxa.jp/press/2009/09/20090918_htv_j.html]
日本の衛星打ち上げ技術もなかなか素晴らしいですね
GPSで誘導というのが 気になります

宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機の
国際宇宙ステーションとの結合完了について

16638. 2009年09月13日 23時47分47秒  投稿:Pochi 
 [http://bousai.maechan.net/volcano/asama/maechan2/]
浅間山、ほんとに、ひさしぶりに、火映だな。

16637. 2009年09月12日 20時38分55秒  投稿:Pochi 
↓さん。やじるしさんとでもお読みするのかな。

冷たすぎる印象を与えてしまいましたか。
すみません、いやまてよ。
わたしは母親の気持ちを察するからこそ、短い記事だけから
すぐモンスターなんとか呼ばわりする最近の風潮には従えない
と言ったまでなんですけど。

16636. 2009年09月12日 20時30分57秒  投稿:chibaf 
>母親の気持ちを察する
>人として冷たすぎる
なんか、空気読めと言うか世間様が許さない感じの言い回し。
救助するひとたちの気持ちはどうなんでしょうね。
厳しい状況で作業されている救助のひとたちの気持ちも勘案してください。

16635. 2009年09月12日 17時30分25秒  投稿:Hal.T 
匿名や ああ匿名の 軽さかな

16634. 2009年09月12日 15時30分16秒  投稿: 
研究者の方なんでしょうか、状況は科学的に理解できても、母親の気持ちを察することはできないのですね。以下のコメントの最後の部分は人として冷たすぎる印象を受けます。

16633. 2009年09月12日 08時15分53秒  投稿:Pochi 
 [http://plaza.rakuten.co.jp/atsushimatsuura/diary/200902020002/]

奥穂高岳で殉職された岐阜県防災航空センター職員3名のご冥福を。


ことし2月の積丹岳救助中遭難の遺族が損害賠償を求め、提訴したそうです。

毎日新聞★
 訴状などによると、藤原さんは1月31日、積丹岳でスノーボード中に遭難。2月1日に道警山岳遭難救助隊の5人に救出され、救助用そりに乗せられ下山を目指した。だが、そりを引くロープにくくりつけた樹木が折れ、藤原さんはそりとともに約200メートル下に滑落。救助隊はその後捜索を打ち切り、藤原さんは2月2日、遺体で発見された。救助隊は藤原さんを助けなければ、死亡すると予見できたが、救助義務を怠ったとしている。

 記者会見した藤原さんの母親の晴美さん(64)は「救助活動に感謝はしている。だが、救助活動の問題点を改善し、今後、犠牲者を出さないために提訴した」と話した。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090912k0000m040106000c.html

北海道新聞★
藤原さんを放置すれば死に至ることを予見できた上、雪の上にそりの跡があり、捜索が十分可能であったにもかかわらず、捜索を打ち切って下山したことが、「救助するための適切な行為をすべき義務を怠った過失」にあたるとしている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/188059.html

神戸新聞★
 両親は(1)救助隊員が木にソリをくくりつける際に複数の支点をつくり固定しなかった(2)滑落した藤原さんを助けなければ死に至ることを知りながら捜索を打ち切った-など適切な救助をしなかったと主張している。
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0002334300.shtml

あらかじめお断りしておきますが、わたしはご遺族が提訴されたことをいかなる意味でも非難するつもりはありません。モンスターなんとかと括ってしまえば鬼畜米英を笑えなくなってしまいます。新聞記事で読みとれることなど知れていますが、確かなことは遺族が納得していない、それだけしかわかりません。

事故当時の記事は上部のリンク先にまとめられていますが、相当の悪条件下であったことがわかります。提訴の記事に見る訴状の要約はなにか牧歌的な救助作業中の出来事みたいで、違和感ありまくりです。あの状況下で救助できなかったことを、なぜ遺族は納得できなかったのか、なぜ納得させられなかったのでしょうか。

16632. 2009年09月09日 01時58分42秒  投稿:大庭 
 [http://1000yamakoshi.main.jp/]
新百合ヶ丘で「しんゆり映画祭」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090908-00000015-minkei-l14

「1000年の山古志−中越大震災と闘った小さな村の物語−」
は、10月10日からの首都圏ロードショーに先駆けて、初の一般公開となるそうです。

1000年の山古志オフィシャルサイト
http://1000yamakoshi.main.jp/

16631. 2009年09月07日 12時25分52秒  投稿:Hal.T 
電源ユニットが故障して数時間停止。電源を乗せ換え「まえちゃんねっと」が回復してくれました。

16630. 2009年09月04日 00時01分20秒  投稿:いのくち 
 [http://www.bosai.go.jp/library/exhibition/exhibition_isewan/15.html]
ご無沙汰しております。防災科研いのくちです。

今年は山口県防府市・福岡県・台風9号など災害が相次いでいますが、今から50年前の9月26日には、伊勢湾台風が襲来し、戦後第2の人的災害をもたらしました。

防災科研の前身である国立防災科学技術センタ−は伊勢湾台風を契機に設立された経緯もあり、被災50年の節目にあたるこの9月12日(土)に講演と展示・映画から構成されるイベントを日本科学未来館において開催します。

講演会は事前申込みをお願いしていますが、その他のイベントは参加自由です。
展示会場ではアジア航測撮影の高潮被災地の空中写真144枚を接合した床写真の展示も行なう予定です。

できるだけ多くの皆様の参加を期待しています。

16629. 2009年08月27日 11時54分26秒  投稿:堀越 
軽井沢町広報「風のおたより」から

平成21年度 浅間山 火山の学校
第2回「小浅間・東大火山観測所ヶ白糸の滝・離山について」、9月11日(金)
    要申込、定員25名、申込期限9/2、申込・問い合わせは、軽井沢消防署消防課防災係
中央公民館集合、小浅間・観測所・白糸の滝・離山。マイクロバスで廻るようです(小浅間と離山は登山でしょう)。講師は、荒牧重雄氏・前川和宏氏

第1回は、7/31にトーミ頭、湯の平、賽の河原、火山館コースで実施済。
3回目は無いようです。

16628. 2009年08月27日 11時44分51秒  投稿:堀越 
先週、ヨメさんと息子が浅間火山博物館に行ってきましたが博物館本館展望台は、危険なため立入禁止、となっていたそうです。5年前の爆発以来閉鎖なのかもしれません。
自然遊歩道見晴台の方はさぼって行かなかったそうで判らないと言っていました。

16627. 2009年08月26日 08時44分08秒  投稿:wakurou 
気象庁が「関東地方で震度5弱程度の揺れがある」とする誤った緊急地震速報を発表した問題で、同庁は25日、地震計のソフトウエアの改修を依頼した明星電気(群馬県伊勢崎市)が、依頼したものとは別のソフトウエアに無断で変更を加えた上、変更内容も誤ったことが原因だったと発表した。

明星電気は「地震計の性能の向上を目指してやったが、本来なら気象庁に提案し、承認されてから変更すべきだった。なぜ無断で変更を加えたのか、現在経緯を調査している」としている。

16626. 2009年08月24日 23時09分57秒  投稿:かわべ 
16625 ちばさん>

おもしろいといっては不謹慎かもしれませんが,純粋に学問の対象としてみた場合の話し.

実際に塑性変形している盛土層までの厚さの違いからだと思いますが,
修復した部分のうち,道路方向で見ると,中心部分では沈降,縁の部分で隆起が見られます.
道路の横断方向で,白線を基準に距離をみると,隆起部の幅は,
中央分離帯側で約8〜10m,車線境界付近で約12m,路肩側で約16mと,中央分離帯付近から路肩側にかけて広くなっています.
おそらく,撓曲の変形の幅のように,実際の盛土の変形層(撓曲の場合には基盤の断裂)までの深さの違いが反映しているのではないかと思いますが...

中央分離帯部分は全体的に沈降していますが,車の荷重がかからず,単純に自重による短縮だけなのかな.

なぜ縁の部分で隆起するのか,ちょっと不思議でしたが,考えてみれば,変形層にかかっている荷重は自重+自動車ですから,縁の部分では,前後輪荷重の片側しか働かないから,相対的に中央部分に比べて小さくなるからですね.

16625. 2009年08月24日 13時20分36秒  投稿:ちば 
 [http://arukazan.jp/temp/DSC_5013-1.jpg]
日曜日に東名の崩壊地点を通る機会があったので
助手席から撮影しました。


中央分離帯が弓なりに沈下していることが、
ガードレールと土嚢からわかります

16624. 2009年08月23日 21時10分04秒  投稿:Hal.T 
URLについてですが、投稿するページの上のほうにURLと書いたところがありますから、そこに書いていただければLINKされますよ。そうでなければ単なる文章として扱われます。

16623. 2009年08月23日 20時19分14秒  投稿:いむら 
昨年12月に世界ジオパークネットワークに登録を申請していた島原半島、糸魚川、洞爺湖・有珠山の3地域が日本最初の世界ジオパークに認定されました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009082300065

おめでとうございます。

霧島も続きたいものです。

16618. 2009年08月21日 21時10分19秒  投稿:ちば 
 [http://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail2367.htm]
ほぼ1年がかりで「火山工学入門」が、できました。

表紙は 三宅島2000年8月29日の火砕流の連続写真です。
わたしも20ページ書きました(汗)。よろしく。
なぜか、amazonにはないので とりあえず 7-11

16617. 2009年08月20日 23時25分47秒  投稿:yuji 
http://www.qsr.mlit.go.jp/osumi/camera_sabo.htm

桜島強い火映が出ています。最近出ていたのかもしれないけれど。今気づきました。
肉眼で見てみたいですね!

16616. 2009年08月18日 14時34分44秒  投稿:ちば 
 [http://www.csrsr.ncu.edu.tw/08CSRWeb/ChinVer/]
台湾の大学のHP「國立中央大學太空及遙測中心」に
今回の災害の高解像度衛星写真が掲載されています
pptのpdfファイルへのリンク

16614. 2009年08月17日 01時23分30秒  投稿:貸本屋 
16613. かわべさん>
交通開放していますが,まだ工事中です.

16613. 2009年08月16日 01時09分43秒  投稿:かわべ 
東名上り線,無事,16日0時から開通しましたね.

ただし,復旧箇所は速度規制.

降雨時のようなドライバーの自主性にたよる速度規制なのかな?
私のような人間には,除雪時のようなペースカーによる強制的速度規制が必要...

16612. 2009年08月15日 20時10分36秒  投稿:Hal.T 
16610,16611 堀越、かわべ>
ありがとうございます。近年の災害多発、予算削減で河川事務所もかなり危機感を持っているようですが、やはり堤防の安全にかかわることなので慎重なのは致し方ないと思っています。堀越さんではないですが、私の場合の5cmならいいという理由は植生がそれぐらいはあるからいいだろう、ってことでした。

これからの話ですが、ちゃんと事後の保全をするならばボーリング調査ができそうですけれど、どうしても点調査はコストがかかる。何とか外部から一定程度の推定や診断ができないものかと思案中です。

16611. 2009年08月15日 16時58分41秒  投稿:かわべ 
16608 Hal.Tさん>

2007年に,山形市中野目の須川の堤防の拡幅工事が完成した際に,内側に残った旧堤防の破堤実験がおこなわれています.その際の断面観察では,縦横無尽にモグラの穴が走っていて,大げさに言えばスポンジ状だったそうです.

16610. 2009年08月15日 14時16分31秒  投稿:堀越 
>16608.Hal.Tさん、表層5cmならばOKと言われてがっくり

10年ほど前、多摩川左岸の堤防に水道管(私的施設)を通したくて相談に行ったら、斜面は乗っけるだけ、頂部は深さ15cm位の溝ならいいよ、って。
なぜ頂部は良いんですかと聞いたら、堤防道路整備で今じゃ設計より15cm盛ってあるんだ、って言ってました。
絶対に設計断面は譲らないみたいで、ガッカリして帰ってきました。

16609. 2009年08月15日 07時16分40秒  投稿:おおさと 
16600の訂正
 横断図に記載されている補強土の部分、テレビで施工状況の映像を見ていたら、かわべさんが提示されていた発泡スチロールによる軽量盛土工法で施工していますね。

 金額ではなく土で施工するよりは高さと容積を早く稼ごうというということ、主働側(のり肩側)の荷重は低減、受働側(のり尻側)の荷重は抵抗するように土に改良材を混合してして重くする、台形盛土上部には盛土の浮きががりに影響する水位はないという判断のようですね。

 この時期の施工、材料は別の現場の材料を流用したのかな〜?



16608. 2009年08月14日 21時06分53秒  投稿:Hal.T 
そうねえ、変な言い方だが公文書館などは、「意味のある文書+公開してもいい」マスクがかかって集めているから、もともとそういうところにはろくな文書が無いのが日本の役所では普通だってことじゃないかな。

知り合いの公園設備業者などの倉庫には、50年前からの図面が残っている、現場から少し遠く当事者で無い役所では、情報を整理して集め維持する価値観が無いからでしょうなあ。どだい地質なんぞは100年ぐらいではめったなことでは変わらないし、いくら昔だからと言ってもねえ。

そうそう、利根川の堤防について断面調査した図(または推定図)を見たことがあります。これは恐ろしく古く、江戸時代に3回ぐらい、その後、明治から昭和にかけてどんどん積み増して、現在では5層ぐらいある。中身がまた難物で断面を切ってみなくてはわからないし、堤防に傷をつけて内部の調査もできない。正式にお頼み申したことがあるんだけれど、表層5cmならばOKと言われてがっくりしたことがあります。破損の可能性調査すら困難、ましてや図面も何も無い。そんなのが身近にゴロゴロしているってのが現代の安全・安心なんだな。

愚痴みたいな話ですんません。

16607. 2009年08月14日 19時58分42秒  投稿:ちば 
 [http://www.youtube.com/watch?v=VnTQSqRLQdA&feature=channel]
台湾の 八八水災(8月8日の台風による災害)では
年間降水量の1.7倍くらいの雨が3日間で降った模様
最も大きな被害を受けた小林村はこのあたり

大きな地図で見る

16606. 2009年08月14日 17時27分09秒  投稿:みき 
 [http://www.gsi.go.jp/kenkyukanri/kenkyukanri60003.html]
国土地理院が、
8月11日5:07頃の駿河湾の地震の震源断層モデルを推定し、
公表しました↑

それによると
・断層の向きは、ほぼ北西−南東方向で、
・長さ約17km、幅約6km、上端部の深さが約18km
の南西から北東に傾き下がる逆断層(傾斜角約38度)
とのことです。

16605. 2009年08月14日 16時44分52秒  投稿:Pochi 
>いまからでも遅くないでしょうし。

どうなんでしょう。DB化は80年代を起点として、基本的に過去に遡れないのでは。
いくつかの分野で公文書を求めた経験上、日本では20年以上前のドキュメントは
ほぼ皆無というのが通例だと実感しました。
だからわたし、資料管理の連続性をだれも尊重しないことに驚きはなく、
40年も前の記録がもし残っていたとしても利用できる形では存在しない
ことは自明だと思っていました。

公文書管理法(通称)の施行も2年後です。

16604. 2009年08月14日 11時54分37秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad2/meiji-text/book_LIB/index.htm]
16600おおさと>コンピューターによるデータベース化やマイクロフィルムによる保存等の対応がとられるまでの資料すべてが残っていることを前提で意見を言われるのは危険です。

そりゃそうだと思いながらも、マイクロフィルム化とかDB化が始まって長い時間がたっていますし、東南海、東海地震の危険が言われて久しい。関越自動車道の破損からでも5年、道路が破損することは自明だったはずです。本番ではとてつもない被害が出るでしょう。古い図面をかき集めてSCANするのにそれほどの予算と手間はかからないと思います。いまからでも遅くないでしょうし。上のURLは140年まえの明治時代の物理学関係の図書(これは科研費Cでやったことです)

16603. 2009年08月14日 10時18分42秒  投稿:ちば 
 [http://www.etaiwannews.com/gallery.php?category=981#slideshow_top]
特にここが大規模みたいです
Taiwan Asia Storm

A helicopter flies over a mudslide affected area of Shiao Lin village, Wednesday, Aug. 12, 2009, in Kaohsiung county, southern Taiwan. Rescuers have found nearly 1,000 people alive in the area around three remote villages devastated by Typhoon Morakot, which pummeled the island over the weekend, Taiwan's military said Wednesday. (AP Photo)

16602. 2009年08月14日 10時13分34秒  投稿:ちば 
 [http://www.etaiwannews.com/gallery.php?category=981#slideshow_top]
国内ではあまり報道されませんが、台風9号による台湾の被害が深刻ですね(2009/8/13撮影)

莫拉克颱風重創南台灣,從空中鳥瞰高雄縣?濃溪畔,道路柔腸寸斷,不少房舍遭土石掩蓋。中央社記者蘇聖斌攝



莫拉克颱風重創南台灣。圖為從空中鳥瞰高雄縣旗山溪,旗尾橋及附近房舍遭洪水沖毀,一片狼籍。中央社記者蘇聖斌攝

16601. 2009年08月14日 08時58分08秒  投稿:貸本屋 
16599 かわべさん>
早期緊急復旧の場合は,「道路管理者」の判断で工事をします.
災害復旧体験者としては,「時間がないのに,無理を言わないで下さいよ」の一言です.
詳しく説明を始めると長くなりますので,断念しますが,是非,身近な「道路管理の職員」か「建設コンサルタント」に,災害復旧のフローチャートを,じっくり聞いて見て下さい.
そのかわり,参考例としては,2005年の山陽道の盛土部崩壊を挙げておきます.この時は,はじめから,かわべさんのいう,本復旧のための調査・設計がちゃんと行われました.だから約3ヶ月通行止めでした.で,その盛土部崩壊の原因は,盛土部を横断する配水管の欠損でした.よくある話です.

16600. 2009年08月14日 05時11分27秒  投稿:おおさと 
 [http://www.e-nexco.co.jp/bids/info/technical_standards/]
16599>かわべさん
 確かに現状の地質の把握はごもっともですが、古い盛土区間は被災箇所を掘って見ないと状況が良く分からないということが災害時には良くあります。
 かわべさんも能登の地震については現地に行かれたのでご存知かと思いますが、能登の地震で被災した有料道路も同様でした。
 また誤解されているようなので、台湾の仮復旧箇所の例の説明を補足しておきますが、写真を拡大されコンテナ部分を見ていただくと分かるかと思いますが、コンテナが交通荷重で変形しているのが確認できるかと思います。安全性を考えるならば盛土代替使用材料として採用するのは不適格です。
 ただし利用した経緯までヒアリングしていないので推測になりますが、コンテナは中空なので軽いこと、容積及び高さが短期間で稼げること、集中的にトラック輸送できること、入手しやすかった?ことなど現地の状況にあったから採用されたものだと思います。
 被災当日に復旧されたことから決して地質が把握できたから採用されたものでないという現地を見た感想です。とにかく早期復旧が優先だったからとられた手段かと推測しています。

 なお、一例として提示されたのかと思いますが軽量盛土材料を使用するのは仮復旧金額が高くなること、水位が高かくなった場合腹付け盛土となる箇所の押さえ力が足らなくなり斜面の安定に影響が出る可能性があること、本復旧の際に除去した土の処分が難しいこと、材料発注の問題などから、このような崩壊斜面の緊急復旧箇所及び台風が接近していたこと等を考慮すると工法としては採用しにくいかと思います。

 また最近、nexcoの設計要領が改訂されつつあるようです。上のリンクは東日本の設計要領(案)ですが期日を見ていただくとお分かりになるように改定期日は平成21年7月になっています。
 盛土に関する考え方、耐震性能レベル1とレベル2の考え方等が記載されていますので参考になるかと思います。

 施工時の調査報告書の例を挙げられていますが、他の数十キロにわたるライン構造物の耐震調査を行った経験から今回の被災箇所の管理上の推測を追記しておきます。(nexcoの関係者ではありませんし、nexcoの耐震調査を行ったことも無いので違っていたらごめんなさい。修正意見願います。)
 今回の区間の被災建設は1967年(昭和42年)頃の工事になるかと思います。すでに42年たっています。道路台帳で竣工図程度は残っているかもしれませんが、当時の構造計算書や地質調査報告書、なくなっているかもしれません。図面は残っていても青焼き図面が薄くなって見えなくなっていることもあります。(20歳代や30歳代の方は青焼き図面をごらんになったことがない方もいるかもしれませんが、古い図面になるとたまに墨書きの図面なんていうのもでてきます。)
 また当時の技術と方針で、この区間の詳細な地質調査は行われていないかもしれません。
 民営化の際に行方不明になってしまった図書もあるかもしれません。
 当時の建設過程をご存知の技術者はもう他界されているかもしれません。
 かなりしっかりした既存図書の管理がなされている事業者でも昭和40年代、50年代の構造計算や地質調査報告書が紛失している例は多く見受けられます。
 コンピューターによるデータベース化やマイクロフィルムによる保存等の対応がとられるまでの資料すべてが残っていることを前提で意見を言われるのは危険です。

 
 

..end