ひとつ前へ WWWルートへ mad@mail.wind.ne.jp

ある火山学者のひとりごと 17100-17199


17199. 2010年09月30日 02時45分14秒  投稿:かわべ 
 [http://paspro.com/bousai/kazan/_arukazan/bbs/?file_id=MV8wMDAxNTg%3D&name=20100929.gif]



2010年9月29日の福島県中通りの一連の地震の震央&震源分布です.
本震は,16:59に起こっていますが,
最初の地震はお昼から始っています.

震央分布では東北東-西南西方向の分布が見えますが,
断面で見ると,南側と北側の2つに分かれます.
北側で本震を含む一連の地震があって,
そのあとで南側の一連のものが起きているようです.

最大がM5.7と大きくはないのに,
M3前後の前震・余震がおこっていて,
なんか,地下はグサグサのような感じです...

17198. 2010年09月27日 20時27分51秒  投稿:ちば 
 [https://aspara.asahi.com/blog/science/entry/DRFv8xmWpS]
朝日新聞科学欄のページ
先日のレーザー+赤色の記事で
いろいろコメントが書かれているようです
黒沢さんから丁寧な返事があったり,
わたしが,かかなければいけなかったのかなあ

17196. 2010年09月24日 16時13分13秒  投稿:ちば 
 [http://staff.aist.go.jp/a.tomiya/usu.html]
産総研の地質標本館での有珠山特別展は
今度の日曜日までです。

有珠山模型も公開中です

17195. 2010年09月23日 02時11分48秒  投稿:ちば 
 [http://twitpic.com/2qvbcv]
伊豆大島 精密 赤色立体地図 模型の 上で
リンスインシャンプー水割 やや着色 を使った 
実験の様子が Twitpicにアップされています(勝手にリンク)

 こちらは、実験の最後に行った、三原山での大噴火の様子
撮影は @Y_suzukiさん です (白尾さんのライバル?)

17194. 2010年09月22日 12時44分34秒  投稿:ちば 
 [http://twitpic.com/2q8xn4]
伊豆大島 精密 赤色立体地図 模型の 上で
リンスインシャンプー水割 やや着色 を使った 
実験の様子が Twitpicにアップされています(勝手にリンク)
撮影は @vec2ras さん
 画像の中にある黒くて小さいカメラは USB無線カメラで 
円谷プロ風の画像を撮影 しようと しています

17193. 2010年09月22日 10時38分48秒  投稿:ちば 
 [https://aspara.asahi.com/blog/science/]
3日間続いたG空間エキスポも終了。
バーチャルがほとんどの中、
精密な地形模型の本物というのは会場の中で異質だったかもしれない。
予想以上に多くの方から おもしろい という感想をいただいた

航空レーザー+赤色立体地図の紹介記事は、
昨日21日の朝日新聞科学欄に掲載されました。


いろんな人から見たよーとエールをいただきました
どうもありがとうございます

この場を借りてお礼を

17192. 2010年09月21日 08時29分04秒  投稿:Hal.T 
簡素なモデルしかできないけれど、土砂崩れでは実験で変形などもろもろの観測ができる。
火山噴火は、マグマの発泡現象を代用できるようなものがあれば可能ではないかと思うが、なかなかむずかしそうだね。今の所、急激にコーラを振り回す・・・・ああ、地震か。まあ、トリガ自体がかなり人為的なものなので子供にはいいかもしれないが、私たちには今ひとつ。

チョコレートとか粘性物質は、流れを表現するシミュレーションにはいいだろうけど、噴火そのものではないし。

結局、100〜1000分の1の模型だとすれば圧力と気体分離の関係もそのオーダーのものがあればできはするだろう。小さくなるのだから適当な高分子を加熱して発泡現象をおこさせるようなものか、でも時間スケールがまた問題になるだろうね。なんてことをボンヤリと考えてみました。

17191. 2010年09月20日 09時35分33秒  投稿:ちば 
 [http://www.g-expo.jp/]
昨日から、パシフィコ横浜で始まった、G空間エキスポ。小学生もたくさん。
伊豆大島の精密地形模型溶岩実験、今日も大噴火が予想されます。

17190. 2010年09月19日 00時57分38秒  投稿:ちば 
 [http://www.crashbang.co.nz/quake040910/index.html]
ニュージーランドの地震被害の状況

牧草地は地表地震断層の様子がよくわかる
それにしても
この国はまだ、こんなにレンガを使っているのか!
古い建物ばかりでもなさそうだし

17189. 2010年09月18日 23時50分25秒  投稿:北軽井沢ネットワーク 
 [http://www.kitakaruizawa.net/]
ありがとうございます。
この程度の火映は肉眼ではまず見えません。非常に微弱な火映です。
デジタル一眼レフを使った定点観測でないと、捉えるのは難しいでしょう。
佐久市が黒斑山に設置した高感度カメラにも写っていませんでした。
しかし、本日未明のものは、まえちゃんねっとカメラと、
北軽井沢ネットワークのカメラの過去の観測実績、
月没時刻や白煙噴出位置を分析しても、火映に間違いありません。

17188. 2010年09月18日 23時21分03秒  投稿:ちば 
北軽井沢ネットワークさま>
 これは、はっきりしたオレンジ色が写っていますね
肉眼ではほとんど見えないという感じなのでしょうか
火口カメラではどう見えるのかなあ

17187. 2010年09月18日 09時41分05秒  投稿:北軽井沢ネットワーク 
 [http://www.kitakaruizawa.net/]
本日未明、浅間山に火映を確認しました。↓クリックで拡大
2010,9,18 午前1時19分 / まえちゃんねっと2カメラ


今朝の浅間も白煙が盛んです。
2010,9,18 午前5時58分 / 北軽井沢ネットワークkbカメラ



動画はこちらです

火映を確認したのは、2009年9月以来、約1年ぶりです。
ただちに噴火とはならないでしょうが、火口底の温度が上昇していることは確かなようです。

17185. 2010年09月17日 14時42分47秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/]
朝日新聞 9月22日付朝刊 科学欄に注目です

このあいだの大型古墳や青木ヶ原溶岩の
航空レーザ計測+赤色立体地図が

見られる かと どきどき

17183. 2010年09月14日 19時02分35秒  投稿:ちば 
 [http://yomotan.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-2df9.html]
以前紹介した「上高地の赤色立体地図ジグソーパズル」

わたしも 早速購入して取り組んでみたのですが
たかが1000ピースだのに,外枠とタイトルとスケール部分ができただけで
それ以外は,遅々として進みませんでした。!

世の中には1カ月をかけて完成させた人もいるようです
とても難しかったという評価でした


17182. 2010年09月14日 18時49分03秒  投稿:ちば 
 [http://rika.cocolog-nifty.com/ajari/2010/07/post-040e.html]
オリエンテーリングの世界でも
航空レーザ計測+赤色立体地図利用の試みが始まりました

 行きたかったんですが,日曜日は残念でした。
評判は どうだったのか 気になりま〜す

17179. 2010年09月11日 01時18分53秒  投稿:堀越 
 [http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100909-OYT1T00645.htm]
「京田辺だけじゃない!各地に草だらけのアメダス」(2010年9月9日14時34分 読売新聞)

木股先生の憂慮がどんどん露わになっているようです。
これじゃアメダス信用できなくなります。
結局、人のつながりで受け取ったデータだけが信用できる世の中になってしまうのでしょうか。
観天望気なんて言葉が死語にならないことを祈りつつ猛暑を何とか乗り切りました。

GOOGLEから警告無くなりましたね。よかったー。
他の安全なサイトでも同じ警告に遭ったのですが、アブナイサイトからの書き込みがあると、
たとえ悪さをされなくても警告されちゃうようです。

17177. 2010年09月10日 07時09分32秒  投稿:ちば 
 [http://www.youtube.com/watch?v=c2rnfIGilek&feature=related]
バヌアツ共和国の火山 2008年の映像みたいだが 
観光客が火口の縁にいっぱいです
かつての三原山もこうだったのかなあ
夜の噴火の動画は興味深い

世界一火口に近づけるヤスール火山(バヌアツ共和国)
vanuatu yasur volcano

17175. 2010年09月07日 21時52分26秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/volcano/2000miyake/index.htm]
牧場入り口から左に曲がってスコリアの丘に登る所にあったレストハウスは完全に朽ちていました。H鋼のボルトが腐れはて解体中、あまりにも危ないので中に踏み入る気にはなれない。分厚いコンクリート構築物以外のものは地球に戻りつつあります。牧場入り口直前の歩道にあった手すりも腐食して手すりはなく棒が立っているだけ。

GPS観測など太陽電池で動作する観測システムは電池パネルが全滅。ほんの少しの傷があってもガスや酸性の雨水が入って内側から破壊、パネルの表面樹脂が膨らんでしまっている。2000年噴火当時は火山灰がパネルにこびりついて太陽電池が使えなかったですね、そんなわけで内臓電池だけで動作する長距離通信機が必要だと思っていたので、今回の実験になったんだ。

現場で使う特定小電力トランシーバぐらいの出力があれば、新島や神津島はもちろん、富士山まで通信できるようになったので、その長期実験を開始したってわけです。

島の友人は、「それほど遠くない時期にまた噴火するだろう、対策は2000年の時とほとんど何も変わってない」。またアタフタするでしょう・・・と。

17174. 2010年09月07日 08時15分23秒  投稿:ちば 
Hal.Tさん>
 もう、5年になるんですね。噴火から10年目。
まだ、ガスが出ているので戻っていない人もいるんですよね。
 昨年の火山学会の巡検を最後に
三宅島にいっていませんが、また11月頃に
いくことになりそうです。いくたびに、いろいろな変化を感じます。
 阿古の高濃度地区指定が解除されて
村営牧場付近に行きやすくなったと思うのですが
どうなんだろう。レストハウス付近とか

17171. 2010年09月04日 13時16分09秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.miyakemura.com/content/pdf/shinchaku/kitou5shunen.pdf]
「三宅島帰島5周年記念・感謝と交流のつどい」が9/4から開催されています。村民が全島避難の避難先でお世話になった方々にたいしての催しです。たまたま三宅と富士山の間の通信実験をするために、訪問したので知りました。

そういえば、ちょうど10年前の今日に避難が決定したのですね。大きな噴石があったのか無かったのか、いろんな情報が行きかい隠されたりもしたようです。つまるところ自然現象が災害になるためには人の関わりがあるどころか、人が大きなファクタであるってことなのでしょう。

三宅島2000年噴火
にまとめたものがありますから、振り返ってみるのもいいんじゃないでしょうかね。

17170. 2010年09月03日 15時17分10秒  投稿:ほたほた 
みなさん ほたほたです,
どうもおひさしぶりです。
FMしまばらで聞いたのですが,クラフト夫妻の制作が始まったようです。
ラジオでエキストラの募集をしていました。ちなみに締め切りは9/3です。
報道関係者役や火山学者役も募集しているそうです。

17169. 2010年08月30日 09時06分29秒  投稿:ちば 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/eyja.html]
アイスランドの土産物屋さんが都内にあったら大人気になるかもですね
写真集がいっぱいありますね かざんばいも 安く ていいし

アイスランドのアンテナショップとかないのかなあ


17168. 2010年08月26日 20時39分02秒  投稿:こやま 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/eyja.html]
上のページの最後のところに、噴火関連みやげ物のことも書いたのでぜひ見てください。

ちばさん、火山灰の一番安いやつは500クローネだったよ。高いのはビンが立派なだけで2000クローネ。

17167. 2010年08月26日 19時49分56秒  投稿:こやま 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/eyja.html]
それが意外なことに、写真では一見黒色スコリアの裸の露頭のように見えますが、黒いネットがかぶさっています(急斜面の一部は裸のまま露出)。スコリア層はネットの下で崩れるに任せている。しかしネットの上を歩くので、歩きやすい。

きょう日本に戻りましたが、帰りのアイスランド航空の定期便は、エイヤフィヤトラヨークトル火山の真上を堂々と飛んで、火口がよく見えたので、写真レポートに加えておきました(↑)



ちばさんへ、VolcanoShowも、あのオヤジも健在でした。

17166. 2010年08月26日 00時34分00秒  投稿:ちば 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Europe/heimaey1973.html]
すばらしい災害遺構公園ですね
 40年近くたっているとは思えないほど、保存状態がいいのは 
コケや植物を人為的に排除しているのでしょうか?

17165. 2010年08月24日 19時22分21秒  投稿:こやま 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Europe/heimaey1973.html]
1973年噴火と全島避難で名高いアイスランドのヘイマエイ島ですが、スコリアに埋もれた街並みを半分掘り出した災害遺構公園がつくられていることを知りましたので写真レポートします(↑)。
一軒一軒の家の歴史を刻んだ墓標に注目してください。人によって色々な感じ方があると思いますが、私が家を失った被災者だったら、こうした形で家を弔ってもらえるのは感無量です。

17164. 2010年08月23日 19時01分33秒  投稿:JiroK 
 [http://mainichi.jp/select/today/news/20100823k0000e030040000c.html]
地球の裏側の事故。

数ヶ月かぁ。
一日でも早く救出されてほしい。

17163. 2010年08月22日 15時20分41秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/20100808china/index.htm]
2008四川地震の地に行ってきました。2年前の5/12の地震でしたが、ここまで復興に力を投じることができるものかと感慨深かった。政治体制も違い簡単に比較はできませんし、中国への固定概念から批判する方もあるとは思いますけれど、日本で同じことが起きればどうなることか。

いいなと思ったのは、地震で破壊された土地や都市を復旧させるのではなく、地域一帯を遺跡として展示していることです。北川県では住民や県庁としての機能全体を別の地に再建しています。もっとも、被災地がとても危険なことともありますし、土地所有権の問題など日本ではむずかしいものがありますけれど、それにしても本質的に災害に弱い地で虫食い状態の復興をするよりもインフラの再構築という意味ではかなり低コストになり将来的にも意味がある気がします。

また、最初に作った基本インフラが高速道路。四川の成都や綿陽から被災地まで2年間で500〜1000kmぐらいの高速道路を作った感じがします。確かに日本の高価な高速道路に比べれば安普請、しかし物流が復興の基本なのは言うまでもありません。安普請だろうがなんだろうが、物事の優先性と言うかバイタリティはすごいものがありました。

成都から西の山脈に入ると、日本の黒部渓谷を10倍ぐらい大きくした谷が続きます。中国大陸は非常にメリハリのある地形で、茫漠とした平野、急峻な大渓谷と、たしかにグーグルアースで見るとおりの地形でした。

17160. 2010年08月20日 07時47分06秒  投稿:こやま 
 [http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Welcome.html]
きょうのエイヤフィヤトラヨークトル火山(上記ページに簡単な写真レポートを書きました)

17159. 2010年08月18日 19時50分40秒  投稿:ちば 
tweetボタンの実験
twitterのIDを持っている方は,ボタンを押して,何かつぶやいてみてください。
ボタンの上の数字の部分を押すと,これまでのつぶやきの一覧を見ることができます。

(追記)一覧表ですが,twitterにログインしていない状態では 
    エラーになることがあるようです β版だからかなあ

17158. 2010年08月18日 12時12分45秒  投稿:ちば 
 [http://arukazan.jp/temp/poster_salon_program_2010.htm]
今週末に東京学芸大学で,日本第四紀学会の2010年大会が開催されます
8月22日には 公開シンポがあり 150近くのポスターサロン展示があります
プログラムがpdf版しかなく 見にくいと感じたので html版を作成しましたので
ご利用ください

このような試みは 初めてで 
150近くもの展示が 並ぶのは 非常に興味深いです

17157. 2010年08月17日 22時34分10秒  投稿:ちば 
 [http://arukazan.jp/]
堀越さん>
 とりあえず
googleのbadlist指定は解除されたようです
ご心配をおかけしました。

17156. 2010年08月17日 00時35分14秒  投稿:ちば 
 [https://www.jpcert.or.jp/at/2010/at100005.txt]
おしらせ
本掲示板のcgiについては、改ざんされていないことを確認しました

17154. 2010年08月16日 17時29分28秒  投稿:ちば 
大変申し訳ありませんでした

ただいま、修復をしました。 原因は現在も調査中ですが、
とりいそぎ、いろいろ設定を変更して対応しました

7月28日から8月16日にかけて、本掲示板の上位ルートページを見に行って
このページを見るためには、スクリプトが必要ですと言われて OK した場合
何らかの攻撃を受けたかもしれません。
心当たりのある方はメールをいただければと思います。

17153. 2010年08月16日 16時44分14秒  投稿:ちば 
7月28日にルートのindex.htmlに修正の痕跡がありました。

17151. 2010年08月16日 10時34分28秒  投稿:堀越 
FireFox使っていますが、GOOGLEのセーフブラウジングで「こうげきさいと」だと言われ引っかかりました。

17150. 2010年08月14日 13時24分10秒  投稿:ちば 
 [http://www.boston.com/bigpicture/2010/08/landslides_strike_zhouqu_count.html]
Big picture で みる 中国の土石流災害
これでは、土砂を取り除くのは不可能に思える。
発生源の写真がまだないのが気になる。

17149. 2010年08月13日 11時49分04秒  投稿:ちば 
 [http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jdis_opt_gansumudslide_100810.htm]
中国の土石流災害
JAXAのページに比較写真が出ています

支流から流れ込んだ土砂で本流の河床が上昇し
上流側が広範囲に水につかったままのようですね

17148. 2010年08月12日 17時09分05秒  投稿:すずき 
中国の土石流災害
DigitalGlobeに被災地周辺の高解像度な衛星写真が出ていました。



大きな画像はこちら(2.4MBの画像です)

17147. 2010年08月12日 14時48分26秒  投稿:堀越 
 [http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100810-OYT1T00832.htm]
白い土砂で埋まった集落…土石流直後の写真公開(2010年8月10日19時28分 読売新聞)
濁流にのまれた町の被害前後の写真がありました。

右上から流れ下った濁流痕を見ると、被災前はみどり青々とした谷底地形のようです。そして被災前の写真では今回の濁流の右(東側?)が、やはり一度は濁流に現れたような土色のデコボコ地形のように見えます。もっと上流(写真の上の方)があると良いのですが、ことによると常に流路の違う濁流に呑まれている地帯なのではないでしょうか。

被災前写真全体を眺めても、みどり色より土色のごつごつした地形が多いように思います。この河川流域は、土砂災害の頻発している地域なのでしょう。おそらく、今となっては森林回復前に土砂災害が起きてしまうと言う、人が住むには適さない土地となったのですね。一度禿げたら容易に元には戻らない・・・。日本もだんだんとそうなっているような。

17146. 2010年08月11日 08時28分19秒  投稿:さとぐち 
ちばさん
17144で紹介してくださったページの動画をみました.
アナウンサーは中国語(でいいのかな)での解説だからよくわからなかったですが,映像で見るかぎりはかなりの土砂災害という感じがしました.
やけに土砂量がおおいという感じがしましたが,山崩れ(という表現が適切かはわかりませんが)もみられるのでそのせいでしょうか.
映像をみると結構なまちで,ビルも結構多い.そのことが,逆に土砂を留めているのかなどと思いました.

17145. 2010年08月10日 18時46分48秒  投稿:かまたひろき 
 [http://pen.hankyu-com.co.jp/con/index.html]
雑誌PEN 8月15日号に富士山の記事が出ました「特集:あなたの知らない富士山へ行こう」↑
「再び噴火する可能性は、どのくらいか?」(74-77ページ)

あした8月11日(水) 京都大学 総合人間学部オープンキャンパスで高校生向けの模擬講義をします。
http://www.nyusi.gakusei.kyoto-u.ac.jp/hp/modules/oc2010/index.php/ihs.html
http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/2010.8.11OpenCampus.Sojin.jpg

あさって8月12日(木) 京都大学(全学)オープンキャンパスで高校生向けの講演をします「火山はすごい!」。
http://www.nyusi.gakusei.kyoto-u.ac.jp/hp/modules/oc2010/index.php/lecture.html
http://www.s-coop.net/examination/koen/koen1001.html

京都新聞文化会議 ソフィアに掲載されました「科学を市民に伝える挑戦」。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/sofia/20100801.html

17144. 2010年08月09日 18時59分27秒  投稿:ちば 
 [http://news.cntv.cn/china/20100808/102074.shtml]
中国の土石流被害の空撮映像が公開されました

17143. 2010年08月09日 15時22分14秒  投稿:ちば 
 [http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4774128341/ref=sr_1_1_olp?ie=UTF8&s=books&qid=1281334267&sr=1-1&condition=used]
 皆様のご協力により2006年に出版させていただいた
「赤色立体地図でみる日本の凸凹」ですが,
ここに至って,何人かの人から「探している」「入手できない」「なんとかしてほしい」
という相談を受けるようになりました。
著者割という手もあったのですが,問い合わせてみたところ
すでに,版元の在庫は払底し,流通在庫のみということでした。
たしかに半年前には,Amazonにも在庫があって10冊とかまとめて買ったりしたのですが
ここ数カ月は,在庫なしになっていました。
先日も池袋のジュンク堂で見てみましたが,ありませんでした。
 ところが,きょう,ためしにAmazonを見てみたら古本の出品が6冊あるではありませんか
いずれも価格は結構上昇している状態でした。どうしてもほしい方は
早めに手を打ったほうがいいかもですね。
 なお,第2版印刷時には16か所の修正を加えています。色は,初版のほうがきれいです。

17142. 2010年08月05日 20時53分07秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/bousai/hiroshima2010/syoubara.htm]
 2日にアップした 広島県庄原災害立体オルソ画像ですが,
この画像は,オルソフォト(暫定版)とLiDAR1mDEM赤色立体地図を合成して
作成していますが,表層崩壊が判読しやすいように色調整を加えています
いろいろ考えさせられる画像なのですが・・

 「黄土色」に見える部分は表層崩壊の発生域に多い ようです
 「黒色」に,いわゆる表土の色(クロボク?)が見えている部分と
樹木の影の影響で黒っぽく見えている場合,家屋の屋根などの人工構造物も含みます
 「茶色」の部分には,土砂堆積域と流木が集積地点が含まれます
 崩壊地形の縁と緑と黄土色の境界が一致していない場合に
崖の上に樹木が覆いかぶさっているケースがあるようです
 黄土色にみえる崩壊の下流部で緑色に見えることがあります
これは,表層崩壊の土砂流が樹木を倒さずに通過したのかもしれません


17141. 2010年08月02日 18時23分46秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/bousai/hiroshima2010/syoubara.htm#rrim]
広島県庄原災害ですが 航空レーザ計測による
樹木除去仕上げ作業が終了し 1mDEMができました
webページに赤色立体地図画像を掲載されていますので紹介します

狭い範囲に表層崩壊が集中して発生しているのがよくわかると思います

尾根や谷が微妙に丸みを帯びている感じがするのは
ちょうど三瓶山から東方向に位置しているので
火山灰が堆積しているせいかもしれません

(現地に行っていないので確かなことはわかりませんが)

17139. 2010年07月30日 12時54分15秒  投稿:ちば 
 [http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200730006.html]
パキスタンで記録的大雨  ANN NEWSより ペシャワール

フンザ地すべりは大丈夫だったのかなあ
http://daveslandslideblog.blogspot.com/

17138. 2010年07月26日 12時01分49秒  投稿:かわべ 
 [http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=205]
ちばさん>

食卓で箸からすべりとしてしまって,
「こいつ,まだ生きとるやん」のような状態になった時,
うちのイヌも,ちゃんと gt^2/2 を認識して,
目で追いながら床の落下地点に駆け寄ってきます.
たとえ,食卓の上に落ちても,床までしっかり追います.

自動ブレーキや自動車間距離の車も,おそらく逐次予測制御ですよね.

やっぱり予測システムのアルゴリズムの問題なのでしょうかね.
ほとんどの人は,違和感を覚える動きなので,信じる人はほとんどいないと思いますが,
公表している予測が予測になっていないのは,やはりちょっとまずいかと思います.

P.S. 今日も,宮城県南部〜茨城県北部にかけて,変です(2010/07/26/14:25時点).

17137. 2010年07月26日 06時38分04秒  投稿:ちば 
かわべさん>
 時系列の変化や移動の傾向から予測するという手法は
狩りで獲物を捕るときにも普通に使用するもので
誰しも持っている能力と呼ぶべきものではないでしょうか
 外野フライの捕球とか株価のチャートとか・・ 
この予測はそういう手法ではなさそうだと言うことはわかりますね
 気象モデルなどで1時間後の状況を推定して画像間補間しているのかなあ

17136. 2010年07月25日 15時02分48秒  投稿:かわべ 
 [http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=205]
山形の降雨の状態を見ようと,
気象庁のレーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻):東北地方(南部)
のページを開いて,動画開始を開いたら...

現在までの動画は蔵王あたりで発生した雲が
東に動いて宮城県南部に動いている状態がわかるのですが,
予測になると,突然南に動き出し,
しかも,雨域のかたちもほとんど変わらず.
どうみても今後1時間の間も
東に動くのが筋ではないかと思うのですが,

こういう予測の問題って,結構あるのですかね.

17135. 2010年07月23日 21時00分42秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/bousai/hiroshima2010/syoubara.htm]
アジア航測の2010年広島豪雨災害のページに判読図がアップされました

 この判読は,簡易オルソ画像をベースにGIS上で,土砂移動範囲を括ったものです
その後の航空レーザー計測のラストパルスから作成した赤色立体地図(作業中)
を重ねて比較すると やや違いがある部分(樹木下の崩壊)も確認できるので,
最終的な成果ではないとのことです。

17134. 2010年07月22日 12時59分12秒  投稿:ちば 
 [http://www.nasa.gov/topics/earth/features/forest-height-map.html]
衛星LiDARによって計測した地球上の森林の分布
5km四方の平均値 日本は木が多いのがよくわかります
それにしてもフィリピンてそんなに木がなかったのかと・・

17132. 2010年07月20日 11時55分43秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/bousai/hiroshima2010/syoubara.htm]
非常に狭い範囲に大量の雨が短時間に降ったために
表層崩壊が発生した。伐採跡地など
植生が貧弱な斜面に集中している
という点は,1999年の広島災害と似ていますね。

17131. 2010年07月20日 11時07分48秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/bousai/hiroshima2010/syoubara.htm]
平成22(2010)年7月広島県豪雨災害のページ

昨日,広島県庄原市付近の土砂災害について
緊急撮影を行いました


17130. 2010年07月16日 16時05分38秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini_hyakka/43/mini43.html]
「天然原子炉」で調べるとけっこう記事がありますね。
URLは環境研の記事。うろ覚えだったんだけれど本当でした。

ところで、ちかごろ友人に進められてダーウィンの「種の起源」を読んでいます。ちょうど150年前に書かれたもので、ビーグル号の経験もありますが、ライエルなど地質学、そして古生物にわたっている内容。おそろしいのは科学的な考え方の根本的なところをついているところです。今、出版してもおかしくないぐらい、それどころか現代に読むべき本だとも思えます。

プレート移動なんて想像もつかなかった時代に、世界のありようを説明する感覚がすばらしい。ニュートンたちが科学を拓いたと言いますけれど、ほんとうのところはダーウィンが現代科学の広さを最初に切り開いたようにも思えますよ。おすすめです。

岩波でも出ていますが、「種の起源 ダーウィン 渡辺政隆 光文社」こっちを読んでいます。

17129. 2010年07月16日 10時54分23秒  投稿:ちば 
 [http://www.bp.com/extendedsectiongenericarticle.do?categoryId=40&contentId=7061813]
メキシコ湾の海底油田eruption 
うまく止まったらしいですね 試験的とのことですが
すこしホッとしました

17128. 2010年07月16日 03時52分00秒  投稿:ちば 
Hal.Tさん>
 今回の海底油田の事故は、「Oil eruption」と 呼ばれているようですね
漏れている とかいう レベルではなく
制御できないレベルの 爆発的な 漏れ という 意味では まさに eruption

天然 Oil eruptionの 痕跡の件は
探してみましたが、まだ見つかりません
岩塩ドームは 油を伴っていることが多いので
その周辺では きっとあるのではないか と思います

17127. 2010年07月16日 03時51分36秒  投稿:ちば 
 [http://takayalabo.web.fc2.com/sokuhou/sokuindex.html]
貸本屋さん>
 よくわかる現地写真ですね。地質も流下状況もとてもよくわかりますね
さらに、手前に人を配しているので、とても立体感があってわかりやすい
 流下直後は、泥が流動化したままで、踏み込めないというのは
土砂災害発生直後の現場でよくあるようですね。

17126. 2010年07月12日 16時44分04秒  投稿:貸本屋 
 [http://takayalabo.web.fc2.com/sokuhou/sokuindex.html]
17122ちばさん>,17123いむらさん>
今年の写真があります.
グーグル・マップの写真は昔のものですね,新しい砂防ダムが写っていませんから.
また一言多いですが,砂防ダムの目的はトラップではないと,昔からデ・レーケさんが言っています.

17125. 2010年07月11日 23時12分20秒  投稿:Hal.T 
大庭さんの疑問に続けて、別の疑問。
メキシコ湾の原油流出の件。これは人間が掘り抜いた採掘井戸の破壊でしたけれど、考えてみれば長い地質時間の間には地震などでどかっと噴出すようなことがあったって不思議は無いと思うんです。そんな痕跡って残っているんでしょうかね???

大昔のサイエンス誌に、数億年前の(今のアフリカで)自然原子炉があったと言う件が載ってたような気がするんですけれど(アヤフヤ)、そんな感じのことが起きたことがあるのかな?ってね。

17124. 2010年07月11日 13時42分08秒  投稿:大庭 
ご無沙汰してます。

 今年、台風が少ないような気がするのですが、原因はなんなんでしょうね。
 3月の末に1号が発生しただけで、後はなし。
 1998年も7月まで台風が発生していなくて、台風の数も16と少なかったようですが、今年はどうなるのでしょう。

17123. 2010年07月09日 00時45分51秒  投稿:いむら 
ちばさん

お察しの通りです。

現場では2007年7月の台風で土石流が発生し、今回と
同じように海まで達しています。ここではその前に
も土石流が発生しており、2007年の土石流はその対
策で作られた砂防ダムによって大部分がトラップさ
れていました。

2007年の土砂で埋まった砂防ダムの土砂を取り除き、
その上流に新たなダムを設置していたところに、今
回の土石流です。

花崗岩/阿多鳥浜のfallとflow/円レキ層(下末吉?)
/阿多のfallとflowという層序。崩壊は阿多pflの溶
結部の下から起こっています。

付近には同じような地形がたくさんあります。

分布高度から考えると円レキ層は下末吉ではなく、
MIS7でしょうね(2010.07.12追加)。

17122. 2010年07月08日 14時55分56秒  投稿:ちば 
 [http://bit.ly/d6HUtL]
南大隅町根占の土石流 たいへんなことになっているようですが
ほとんど同じ場所で 発生した ことがあったのですね
Google Mapに 崩壊が写っていて,最初すこしびっくりしました

その後,砂防ダムで 手当てしていたのが 
今回の雨で,何度も崩壊を繰り返したので
ついに溢れたのでしょうか 
NHKニュース映像

17121. 2010年07月08日 14時05分47秒  投稿:ちば 
 [http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/kikaku/jamboree/jamboree.htm]
堀越さん>
 どうもありがとうございます。バタバタしていて見落としていました(汗;)
この巨大な富士山の赤色立体地図は,縮尺1/5,000
1.5×1.0mのシート50枚くらいに分割印刷されています
上を歩いてみることができるように
表面には透明な特殊コーティング,
裏には柔軟なゴムシートが圧着してあります。
 上を歩きながら見ると圧巻です。
火口や溶岩流や断層を見ることができるのはもちろんですが
都市部の造成地などの地形にも興味深いものがあります。

富士宮市民体育館で試験的に広げた際の画像

17120. 2010年07月07日 14時18分02秒  投稿:堀越 
 [http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/kikaku/jamboree/jamboree.htm]
日本ジャンボリー(8月2〜8日)会場:富士宮市朝霧高原にあわせて、
富士山展開催中7月5日(月)〜7月9日(金)まで。
場所は富士宮市役所1階市役所玄関ホール。
目玉は富士山の赤色立体地図だそうです。縦10m×横8m。

17119. 2010年07月06日 13時07分15秒  投稿:さわだ 
 [http://www.gsj.jp/Muse/eve_care/2010/usukazan/index.html]
千葉さま、コメントをありがとうございます。

これまでの一般公開の講演会の経験ですと、親子連れのほか、
関心の高い大人もけっこう参加されます。お話の内容は、子
どもに合わせていただくと、大人にも楽しめるお話になるよ
うに思います。

当日のお話、とても楽しみにしております!

17118. 2010年07月05日 23時12分35秒  投稿:いのくちたかし 
 [http://www.bosai.go.jp/saiyo/saiyou.htm]
防災科学技術研究所 自然災害情報室の井口です。

お世話になっている千葉さんの掲示板をお借りして、研究職員の採用情報を掲載
させて頂きます。これは今日発行のメールマガジンに掲載した情報の転載です
申し訳ありませんがよろしくお願いします。

 <自然災害情報室の契約研究員の募集について>
 自然災害情報室では5月末に退職した契約研究員の補充のため、研究員を募
集することになりました。
 仕事内容は自然災害情報室の責務(災害に関する情報および資料の収集・整
理・保管・発信)のうち、特にネットを活用した災害情報の発信を中心に、海
外の災害情報の収集や所外の関連機関との連携を強化することなどを担ってい
ただきたいと考えています。
 希望される方は防災科研の採用情報のページをご覧いただいた上でご応募下
さい。締め切りは7月30日です。

http://www.bosai.go.jp/saiyo/saiyou.htm
http://www.bosai.go.jp/saiyo/pdf/20100701_01.pdf

17117. 2010年07月01日 18時30分01秒  投稿:ちば 
 [http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2010/ev20100724/ev20100724.html]
澤田さん>
 どうも,わざわざの紹介をありがとうございます
産総研の一般公開日だから 
火山好きキッズがいっぱい来るのでしょうか
わかりやすい話を準備なくちゃですね
 今年のニューイヤースクールの時も 最近10年噴火がないので
ドクターコースの学生でも噴火を見た経験がない
ぜひ,噴火の体験談をということでした。
たった10年ですが,あっという間に学生は世代交代をしているわけですね
 災害伝承の語り部としての古老の役割を自覚しているわけですが
古老が小さい子どもに話すのには,合理的理由がある(歩幅が長い)

17116. 2010年06月28日 21時51分20秒  投稿:さわだ 
 [http://www.gsj.jp/Muse/]
初めまして、産総研・地質標本館の澤田と申します。

地質標本館では、7月24日(土)に、ちば様の講演会を企画しております。
この講演会は、夏の特別展「有珠火山 −その魅力と噴火の教訓−」に
合わせて行うもので、赤色立体地図が印刷された有珠火山の立体地図も
展示予定です。
http://www.gsj.jp/Muse/eve_care/2010/usukazan/index.html

地質標本館特別講演会「火山噴火災害の現場から」
 講師:千葉達朗 (アジア航測株式会社 総合研究所 技師長)
 日時:7月24日 (土)  15:00〜16:00 
 場所:産総研・共用講堂 2階 大会議室  入場無料・先着順

なお講演会当日は、産総研つくばセンターの一般公開を行っています。
http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2010/ev20100724/ev20100724.html

この機会に、ぜひ地質標本館へお越しいただければ幸いです。

17115. 2010年06月27日 20時08分47秒  投稿:Pochi 
>17113.堀越さん
>古墳が数百数千年を経ても綺麗な形でいるのがはっきり解ります。

数千年は言葉のあやでしょうけど、森浩一さんがおっしゃっていましたが、
陵墓の原形と現状の違いには注意を払うべきだそうです。
文久の修陵、明治の濠の改修工事、大戦後ほとんどの陵墓の濠の基底部に石垣を組むなど。

17114. 2010年06月27日 13時37分58秒  投稿:ちば 
 [http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100627/t10015379991000.html]
堀越さん>
 けさのNHK全国ニュースでも流れたようですね

宮内庁の測量は戦前に陸軍省の行ったもので 80年前
 精度が全然違う その古い地形図と
同じだということがわかったという表現は
誤解されるかなあ



17113. 2010年06月27日 02時17分22秒  投稿:堀越 
>ちばさん

最近は一般人の目にふれる機会の多くなってきた赤色立体、これで特別なものでは無くなりましたね。
一般人には、対比写真のある読売の記事の方がアピール度は高いでしょう。古墳が数百数千年を経ても綺麗な形でいるのがはっきり解ります。廻りの単なる屋敷林にしか見えない木々も古墳なんですね。
言い方は悪いですが、赤色立体コンセプトの「丸裸にして良く見よう」は当たってます。
これで、土中や環濠の底までも見られるようになれば、またおもしろい発見もあるのかなーーと。
街中や山中・密林中に埋もれた遺跡など、日本は勿論、世界中でナゾの解明や遺跡の発見に使えそうですね。

17112. 2010年06月26日 23時17分54秒  投稿:ちば 
 [http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100626-OYT1T00749.htm]
読売新聞の記事には オルソと赤色立体地図の両方が並んでいるので
樹木を取り除いた感じがよくわかりますね

17111. 2010年06月26日 22時38分17秒  投稿:ちば 
 [http://mainichi.jp/photo/news/20100627k0000m040016000c.html#]
堀越さん>
 そうですよね。その写真だけじゃ意味がよくわからないですよね
毎日新聞の記事は ちゃんと赤色立体地図を出しています

高精度な御廟山古墳(堺市)の測量図=奈良県立橿原考古学研究所、アジア航測提供

NHKの取材も受けたので、ちらっと出るかもです

17110. 2010年06月26日 17時43分08秒  投稿:堀越 
 [http://www.shizushin.com/news/culture/topix/2010062601000468.htm]
橿原考古学研、アジア航測の技術を使って古墳を調査、だそうです。

赤色立体地図が待ち遠しいですね。

17109. 2010年06月23日 09時15分27秒  投稿:ちば 
ipad売り場は中高年比が高いような気がしますね
やはり、文字拡大がポイントかなあ

17108. 2010年06月20日 08時43分06秒  投稿:ちば 
 [http://www.chosunonline.com/news/20100619000049]
竜さん>
 この記事が元ネタのようですね。SARのことも触れられています。

 この記事の中の気象庁といっているのは 韓国の気象庁?

17107. 2010年06月20日 02時36分02秒  投稿: 
 [http://dil.bosai.go.jp/library/pub/report/PDF/71/71ozawa.pdf]
最近話題になっている白頭山噴火の可能性。判断の助けとなる有力なデータの一つはIn-SAR解析結果。ネットではリンク先の3年前の論文がありますが、「だいち」による結果が知りたいですねぇ。

17106. 2010年06月18日 11時42分26秒  投稿:ちば 
 [http://www.geocities.co.jp/technopolis/9866/jahigeo3.html]
宮沢賢治ファンのみなさまへ 講演のお知らせです

地質学史懇話会のお知らせ

2010年6月20日(日):13時30分-17時00分
場所:文京シビックセンター4階シルバーセンター内会議室A
東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
JR総武線水道橋駅徒歩8分

加藤碵一「宮沢賢治論の地的背景」
千葉達朗「地形表現の歴史と赤色立体地図」
急なことですが,本来予定していた方が急な海外出張ということで
今度の日曜日に,赤色立体地図の話をすることになりました。
私の話は,地質学史的内容の話になるのか やや不安な点もあります 汗;  

17105. 2010年06月17日 13時45分04秒  投稿:ちば 
 [https://info.shinmai.co.jp/book/datafile/005103.php]
御嶽山の本ができました!

御嶽山 静かなる活火山
木股 文昭 著
定価 1680円(本体 1600円)
A5判 巻頭カラー8ページ 198ページ 2010年06月
ISBN978?4?7840?7139?5 C0044
ジャンル:自然・科学
木曽・御嶽山が有史初の噴火で“目覚めて”から30年。また、山ろくの王滝村を中心に大きな被害が出た長野県西部地震からも25年が経ちました。著者は、御嶽山をはじめ国内外をフィールドに火山観測・研究に取り組む名古屋大学地震火山・防災研究センター教授。79年とその後2回の噴火や、地震の時の動きを追いながら、この30年間で解明されてきたメカニズムに迫りつつ、火山観測現場や体制の課題、防災へのあり方を分かりやすく提言します。

17104. 2010年06月16日 10時46分09秒  投稿:堀越 
幼い頃、満天の夜空の星に夢を馳せ、プラネタリウムを見、親に天体望遠鏡を買ってせがみ、
ジェミニ計画、アポロ計画をTVで見、月の石を見、いつかはオレも星まで届く宇宙船を
飛ばしてみせるぞ、と宇宙に夢を抱いた少年達は、自分達の力とその夢を支えてくれる日本の
巨大産業は勿論のこと日本発展の原動力となる町工場の力で、今、やっと夢の一つを実現した。
おめでとう。

でも彼らの夢はまだまだ続く。終わりはない。


17102. 2010年06月15日 02時36分43秒  投稿:島原太郎 
九州の朝日新聞最終版もトップでした。

しかし、もう1段、大きくしてあげればよかったのに、と思いました。

切なさすら感じる写真でした。

*****

この写真を見ながら、自分の中の「日本人のDNA」が震えるのを感じました。

「はやぶさ」が自らを犠牲にしてミッションを達成するところに、ですね。

ガンダムもそうですよね。最後はアムロ(「イトカワ」の砂が入ったカプセル)を守って力尽きる・・・みたいな。

東山さん、ありがとう。

17101. 2010年06月14日 10時16分12秒  投稿:ちば 
太郎さん>
朝日の一面トップ、予想通り、
東山さんの写真でしたね
満点の星と、銀河を背景に、はやぶさの最期の大火球。
哀しいけど、とてもきれいです

17100. 2010年06月14日 01時08分19秒  投稿:ちば 
 [http://twitpic.com/1whtmx]
ハヤブサ お帰りなさい 魚眼写真 (c)JAXA 

..end