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ある火山学者のひとりごと 1800-1899


1899. 2000年07月13日 15時56分54秒  投稿:ちば 
 [http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/miyake/caldera-map-800.jpg]
下司さんから、投稿された判読図です。


キャプション:
地図は1/5000火山基本図を使用し、アジア航測(株)による7/9撮影の空中写真を
用いて判読したものです。とりあえず作成しました。(下司信夫・東大理地球惑星)
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1898. 2000年07月13日 15時22分59秒  投稿:名古屋のみき 
さだぞうさん>

>滑走路上の戦闘機によるタッチアンドゴーが
>噴火予知の重大な妨げになるものなのでしょうか。

強いて考えれば、タッチアンドゴーによる振動が、
地震波の観測の支障になることでしょうか。

国立公園内に大規模な施設を建設することは本来認められていないものです。
(新澪池周辺の噴火跡地が国立公園の何種地域に指定されているか、
不勉強なため存じませんが)、石や竹木の採取にしても許可がいるはずです。

これに対し、米軍の施設をつくるなど、もってのほかなのですが、
(得意の)超法規的措置とやらで考えていたのかも知れません(?)
[157.14.164.83][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1897. 2000年07月13日 15時22分01秒  投稿:ちば 
 [http://www.lycos.co.jp/topics/scn_miyakejima.html]
Lycosからのメールを転載します


ライコスジャパンでトピックスを担当している
○○と申します。

いつも弊社サイトをご利用いただき
まことにありがとうございます。

さて、リンクに関するお問い合わせの件ですが、
貴社サイトを拝見させていただきました。
おっしゃるとおり、災害の現状を把握する上で
たいへん参考になるページ作りをされていると思います。

LYCOSトピックスでは、最新の時事ネタや話題などを
テーマに沿って紹介しています。
とくに、災害関連の情報はユーザーの関心も高いので、
ぜひトピックスからそれぞれ該当ページにリンクを
貼らせていただきたいと思います。

以下リンク元URLとなっております。

「伊豆諸島(神津島)地震情報」
http://www.lycos.co.jp/topics/scn_earthquake.html

「三宅島緊急火山情報」
http://www.lycos.co.jp/topics/scn_miyakejima.html

ご質問等ございましたらいつでもご連絡ください。

今後ともライコスジャパンをよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

========================

ライコス ジャパン株式会社
http://www.lycos.co.jp/

今日のトピックス
http://www.lycos.co.jp/topics/

トピックス ご意見・お問い合わせ
topics@lycos.co.jp
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1894. 2000年07月13日 14時52分01秒  投稿:ちば 
 [http://news.yahoo.co.jp/Full_Coverage/Earthquake/]
yahooからのメールを転載します


こんにちは、Yahoo!ニュース・カスタマーサービスです。
Yahoo!ニュースのご利用ありがとうございます。

お知らせいただきました件につきまして、早速、下記トピックスの関連サイトに
リンクさせていただきましたことをご報告いたします。

三宅島火山活動情報関連トピックス
http://news.yahoo.co.jp/Full_Coverage/Miyakejima/

地震情報関連トピックス
http://news.yahoo.co.jp/Full_Coverage/Earthquake/

スタッフ一同、より一層のニュースコンテンツの充実に努力してまいりたいと存
じますので、これからも、ご意見ご感想等ございましたら、ご連絡いただければ
幸いです。

ご丁寧なメールをお送りいただきましてありがとうございました。
これからもYahoo! JAPANをよろしくお願いします。
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1892. 2000年07月13日 14時45分24秒  投稿:ちば 
NLP(夜間空母離発着訓練)は、そもそも厚木で大問題になっていて
なんとか移転先をと困っていたときに
1983年に三宅島が噴火し、「新澪池周辺の噴火跡地」が、
NLP用の滑走路建設候補地として急浮上したものです。

だれかが噴火で緑がなくなって荒れ地になった
国立公園でなくなるとでも思ったのでしょうか?

三宅島の島民のほとんどが大反対だったように記憶しています。
新鼻付近でうちの女子学生が地質調査をしていたときに、
監視している沖の漁船から無線で聞いたと
反対派の住民が押し掛けてきたこともありました。

たしか、気象観測タワーの周りの機動隊が
夏の炎天下に住民に包囲され、次々に脱水症状を起こして
結局逃げ出したというはなしを聞いたことがあります。

そのあと、正式に計画は引っ込められて
いないのかもしれませんが

現実的には事態は着々と進行しており
硫黄島に 米軍用の宿泊施設などが作られ
滑走路の一部を空母に見立ててのNLPが行われています。

硫黄島の気象条件などによっては、
厚木基地でもNLPが行われることがあるようですが
すっかり少なくなったのは本当のようです

また、最近、横須賀沖にできた浮体工法の実証施設で、
着陸テストに成功というニュースがありましたが
この滑走路の使い道としては
NLPを念頭に置いているという記事もありました。

そんな事態の推移や、最近の環境保護機運の高まりと
新澪池跡地付近の緑の回復状況をみても
あそこに滑走路を作るという話は
もうないものと思っていました。
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1891. 2000年07月13日 11時59分26秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
さだぞうさんへ,

噴火の晩の降灰域の報告,ありがとうございました.

そのチラシを配っただろう政党の新聞のその話題の記事に
私の名前がのっていますが,私はその政党ととくべつ
親しいわけではありません.

ウェブをみて電話をくれた記者さんに,いつものように応対しました.
電話口の記者さんはとても親切でした.

さて,「夜間2〜3時間で年間数十日程度」という条件なら,
専門家の意見をもとめるまでもなく,結論は出ている,
といえましょう.

むしろそのような基地ができれば,その基地を噴火災害から守るために
観測体制がより整備されるかもしれないと思われるくらいでしょう.

噴火の恐れがあるなかで,タッチアンドゴーの訓練が実行される
とは思えませんし.

三宅島への米軍基地建設計画は,1983年噴火のあとにもちあがったと
記憶しています.建設しないことに決まったのだと思っていましたが,
そうでもないようですね.

三宅島への米軍基地建設にかんして,地震学や火山学の立場からは
ほとんど何もいえないと思います.

もっとも尊重されるべきは,地元村民の方々の意向だと思います.

次に環境保護だと思います.

島にお住まいの(どうやら噴火をみてその日のうちに山に登ったらしい)
ジャック・モイヤーさんは,1985年の論文で,
三宅島の貴重な自然を失うことになる基地建設に反対の
考えを述べています.

そこで彼は,次のように述べています(原文は英語):
「国立公園内に軍事施設を建設することは米国法で禁じられて
いるにもかかわらず,米国政府は日本の国立公園内にそれを
つくろうとしている」
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1889. 2000年07月13日 11時09分20秒  投稿:さだぞう 
先日、三宅島で村長選(結局無投票に終わった)に関連したある政党のチラシが配布され、その中に――「火山観測の重大な障害となるNLP(米軍機夜間離着陸訓練)基地の建設を許さなかったことも、今回の予知成功の一つの背景」と指摘する地震専門家の声も少なくありません。――という記述があったのですが、滑走路上の戦闘機によるタッチアンドゴーが噴火予知の重大な妨げになるものなのでしょうか。専門家の皆さんのご意見をお聞かせいただきたいのですが。 
ちなみに訓練用の滑走路は新澪池付近から冨賀神社付近までの2000メートル、訓練は夜間2〜3時間で年間数十日程度と言われています。
なおこのレスは純粋に知的興味によるもので、政治的背景や意図は全くありませんので、念のため申し添えます。
[210.132.21.202][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

1888. 2000年07月13日 00時58分25秒  投稿:ちば 
三宅島の”新カルデラ”の斜め写真は
全部で10カットありますから
新旧でちょうどぴったしの組み合わせが見つかるかもしれませんね

ただ、航空カメラはフィルムサイズが23センチ四方、
画角は90度もありますので、アングルは似ていても
全く同じように写っているものはないのではと思います。
普通の一眼レフだと24ミリレンズくらいになるとおもいます。
たぶん、解像度を犠牲にしてまで上空から24ミリでは撮らないでしょう。

まあ、水平線がちゃんと写っているという事は
カメラの付いた機体を45度以上傾けているわけで
(そうすると急旋回せざるをえない)
そんな航空撮影をこれまでにしているとは思えませんし・・

きょうは、地質学会に行って来ました
今度のニュースレターの表紙に注目してくださいね
[210.166.70.165][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1887. 2000年07月12日 17時49分05秒  投稿:名古屋のみき 
ふじたさん>
おすすめに従って、みてみました。
他の地震と比べると、波形が全く違います。

ついでに、アメリカなどで、ビルを解体する際の
地震波等があれば、比較するのもおもしろいかも・・・・(?_?)。

[157.14.164.68][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1886. 2000年07月12日 17時13分34秒  投稿:ふじた 
 [http://argent.geo.bosai.go.jp/freesia/event/tdmt/20000708094000/JIZ.jpg]
三宅島で陥没があった、8日の18:41に発生した地震について
中伊豆で記録された地震波形を、防災科学技術研究所のサイトで
見ることができます。

これによると、陥没にともなって発生したとおもわれる地震が
周期の長い低周波地震だったことがよくわかります。

神津島周辺で発生している他の地震の波形と比較すると、
この地震がいかに特異的だったかが、はっきりすると思います。

○防災科学技術研究所の広帯域地震観測網による地震情報
http://argent.geo.bosai.go.jp/freesia/event/hypo/joho-j.html
(記録された地震の発生時刻をクリックし、さらに地震波形で特定の観測地点を
 クリックすると、その地点での地震波形を見ることができます)
[202.32.150.2][Mozilla/4.73 [ja] (Win98; U)]

1885. 2000年07月12日 12時19分45秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
ふじたさん,

情報ありがとうございます.
民間の方がやるより文部教官がやったほうがいいと
考えて,著作権法上,問題があることを承知で
上に並べて置きました.

これはわかりやすい,と思います.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1884. 2000年07月12日 11時34分53秒  投稿:ふじた 
 [http://www.gsi-mc.go.jp/REPORT/JIHO/vol84/5-pho-5.gif]
早川さん

噴火前の写真ですが、国土地理院の海野さんたちが
三宅島の火山土地条件図を作られたときの報告の中に、
東方向からの写真が掲載されています。

3149の写真と似たアングルなので、
陥没の状況が良くわかると思います。
[202.32.150.2][Mozilla/4.73 [ja] (Win98; U)]

1883. 2000年07月12日 10時16分47秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
ちばさんへ,

3149と3146がいい.
わかりやすい.(写真-13が二つある)

3149か3146と似たアングルで,
陥没前の写真がないかしらん.
並べておけば,その違いが一目瞭然となる.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1882. 2000年07月12日 09時37分35秒  投稿:Aki.Fujinawa 
三宅島の鮮明な画像,ありがとうございました.早速授業に使わせてもらいます.
[157.80.53.60][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

1881. 2000年07月12日 08時29分38秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
ちばさん,

パラボラアンテナのビーム状がわからない.

四周にあるたくさんの基地局からの電波を拾ってしまう
ことには変わりないだろうから,
パラボラアンテナからのビーム状電波は,
それらをけちらすくらい強力だということなの?


▼これこれ,相原さん,

みんながだまって心配していることを
不用意にこういうところでいったりしないのよ,コラ.

水路部のサイドスキャンについては,
私には理解不能.
ノーコメント.
無意義だと言っているわけではない.
たいへん有意義なデータなんでしょうが,
いまのわたしには解釈できない.



[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1880. 2000年07月12日 08時08分15秒  投稿:相原延光 
千葉さん、雄山のピットクレーターの鮮明な写真楽しめました。
ありがとうございます。私事ですが、夏休みの27日〜28日に家族5人で
富士山に登る予定でいます。梅雨明け10日のチャンスで仕事の合間に
でかけてきます。携帯電話は持っていませんが、こういういきさつがある
とは思ってもいませんでした。アンテナを見たら千葉さんを思い出します。
広告にはどのようにのっているのでしょうね。アップしてみてくれませんか。

早川さん、三宅島西方の海域の海底地形を見ましたが、スケールの大きさからいって
噴砂現象とは思えないのですが、その点はいかがでしょうか。
それと、三宅島2000年地変(噴火)の解説の感想ですが、事実を曲げない程度に
大変素人にはわかりやすい表現になっています。ただ、あまり擬人的に書きすぎない
方が良いのではないかと思われます。なぜこのような現象が起こったのか、について
少し踏み込んで(プレート運動との関連もふくめて)書いていただけるといいと
思いますが。
今新島-神津島の地下ではただ単に群発地震が起こっているだけなのでしょうか。
地下では新しいマグマ(珪長質)が形成されつつあるのではないでしょうか。
このことは地震波の解析ではとらえられていないのでしょうか。
この地域が群発地震だけである理由は、マグマが発生するだけの十分な温度がない
ということでしょうか。それとも単に噴火の記録がないので、避けているだけで
しょうか。
[210.145.21.104][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1879. 2000年07月12日 07時36分42秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/miyake2000.html]
ちばさん
XGAサイズの画像をありがとうございます。
早速,壁紙にしてはりつけたら・・・
たいへん大きな気持ちになります。
[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1878. 2000年07月12日 01時10分25秒  投稿:ちば 
週刊朝日7/21号のグラビアに載っているNTTの広告にあった
富士山麓に設置された携帯電話用のアンテナの写真
大変、感慨深いものがあります。
去年、富士山に登って携帯を使えたので
きっと、あれをやったんじゃないかなあと
思っていて、確認したかったことが出ていたからなのです。

というのも、
1997年8月25日の午後3時頃
富士山頂でNTTの公衆電話を撤去している人たちに会いました。
富士宮口の神社の東の方にあった基地の前でした
お互いにちょうど、これから下山しようかというときで
親しく会話を交わしました。

なかでも、一人だけ前の方に立っていた
すこしかっぷくのよい人が、責任者の人のようでした。
結構知っていそうな感じだなあとおもって
質問攻めにしてみました。

「公衆電話の撤収ですか。どうもごくろうさまです。
ところで、前から一度聞いてみたかったんですけど、
なぜ、富士山の山頂のような見通しのよいところで
携帯電話が通じないのですか」

「それは、山麓部にある。おなじ周波数の複数の基地局の
電波を拾ってしまうからなんです。ご存知のように利用できる
周波数は限られていますから、離れるとどうしても
同じ周波数の電波を使うことになる。
山麓部にいるうちはもちろん、問題ないのですけれど、
富士山はどこからでもみえるように、
いろんなところからの電波がみんな届いてしまうのです。
これは防ぎようがない。
電波状況を示すインディケーターが3本立っていても、
やってみると、かならず話し中になるでしょう。」
「そうです。夕べも山小屋で何度もやってみたんですが、
もう少しのところでだめになる。」
「結局、いくつかの基地局と絶えず情報を交換していることになるから
電池の消耗も早いはずですよ。」
「そうだったのですか。夕べ充電したばかりなのに、
今朝出てすぐになくなってしまいましたから、
どうもおかしいと思っていたんです」
「だから意外と、高いところでも、岩陰などの
窪みのようなところだと通じるときがありますよ」
「そういえば、そういうところで一回だけ着信して
驚いたことがありました。それは、スリット効果のようなことで、
特定の基地局の電波しか届かなくなるためですか」
「たぶん、そうだとおもいます」
「山頂は冬の気象条件が厳しいから、アンテナが作れませんから無理なんですよ」
「でも、山の遭難の時なんか携帯電話が使えたら有効ですよね」
「そうなんですが」

「もしそうなら、山麓にパラボラアンテナみたいなものを作って
上向きに登山道を狙えばいいじゃないですか、ビーム状に」

「なるほど・・、そうか、それはうまくいくかもしれない・・」

「きっとうまくいきますよ、がんばってください」

サングラスで水色のそろいの作業着をきたNTTの人たち(10人くらい)からの
見えない視線を浴びながら、何となく晴れがましいきもちで
下山をはじめたのをよく覚えています。
そう言えば私もサングラスをしていた。

広告記事に「コロンブスの卵的な発想」と、書いてあったから
ちょこっと、うれしかった。

そのときいっしょにその場にいたのは
日大のY井さんとHさん、T大のK口さんです。

なんか、この話一度書いたっけ?
[202.32.150.2][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1877. 2000年07月11日 18時49分24秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/topics/ct/miyake/miyake.htm]
三宅島のページに斜め写真を追加しましたので
ご覧ください。

画像は、横1024pixのXGAサイズにしてしまいました。

ファイル名は「miyakejima-ob3152-1024.jpg」
拡張子の前の数字が横のピクセル数を示しています。

ほかの数字も有効なものもありますので
時間のあるときに、入力してみるのも一興。

地質学会の次のニュースレターの表紙に
注目しましょう(ちゃんとした色に出るかなあ)
[202.32.150.2][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1876. 2000年07月11日 13時41分41秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
アジア航測が7.9にとった写真no.3133を判読して,
陥没火口内外で観察できる事項をその写真の上に記入しました.
火口縁はまだ拡大を続けています.写真を毎日何回か撮ってほしい.
その変化のようすが記録できます.

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1875. 2000年07月11日 11時48分14秒  投稿:名古屋のみき 
追記します。
雄山はもとの形に戻ろうとしたが、バランスを崩して崩落した。

のもとの形に戻ると言うイメージは、
長崎でよく売ってるビードロ(ガラス細工で吹いたりすったりして
音の出る物)
の様な形なのですが・・・・。

[157.14.164.144][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1874. 2000年07月11日 11時40分30秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/miyake2000.html]
ほたほたです。

先程,質問があったので説明します。
フィッシャーとは割れ目のことです。
いろいろな人が見ているのを忘れておりました。
[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1873. 2000年07月11日 11時39分06秒  投稿:名古屋のみき 
ちょっと掲示板に参加できないでいるうちに、
三宅島の雄山がなくなってしまいました。
どなたか言われていたように、
写真等ではとても三宅島には見えない状態になりましたね。

三宅島の雄山が陥没した一つの理由に
台風通過による気圧の減少との関連は考えられないのでしょうか?

これまでの火山活動によって、雄山火口直下には巨大な空洞があった。
台風襲来による減圧で、一度山体が盛り上がり、山頂の”ふた”も持ち上がった。
その後、台風通過後、気圧が変化するに従って、
雄山はもとの形に戻ろうとしたが、バランスを崩して崩落した。

無理があるかも(^_^;)

千葉さん>
雪印の牛乳と千葉さんのお腹のどちらが強いかやってみる価値
があったかもしれない。



[157.14.164.144][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1872. 2000年07月11日 10時26分29秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/topics/ct/miyake/after.jpg]
崩落が続いているうちは、そばによるのはとても危険でしょうね。
覗き込めるのは、かろうじて残った雄山山頂くらいかなあ。
9日の22時にも同じようなイベント(傾斜計では)があったそうですから、
いまは、もうあの写真よりもずっと崩壊しているかもしれませんね。
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1871. 2000年07月11日 09時47分17秒  投稿:早川 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/MIYAKE/sancho.html]
「2000年大陥没火口」
より
「2000年陥没大火口」
のほうがすわりがいいんじゃない?

中田さんの写真↑をみると,
かろうじて残った雄山山頂814メートルが,
足場がよくて,下を見下ろせて,
展望台をつくるのにもってこいの
場所だと思う.

道路終点の駐車場も残っているから,
そこに大駐車場をつくって,
トイレとレストランをつくるとよい.

火山博物館は,登り口につくるのがいいだろうな.
坪田の高校の隣あたりが広くていい.
空港からも近いし,港からも近い.
東京から日帰りも可能.
もちろん泊まってほしいけど.

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1870. 2000年07月11日 09時13分42秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/miyake2000.html]
>じゃあ,ちょっと地味だけど,
>「2000年陥没火口」
>でどうでしょう?やっぱり千年紀にこだわりたい.

そうですね。

でも,やはり大をつけて
「2000年大陥没火口」
はいかがでしょう。

作るべき施設ですが,フィッシャーがあって火口の縁に
近づくのは危険なので,火口から少し離れたところに展望台が
必要そうですね。周囲の環境との調和を考えると木製といったところでしょうか。

それともどこか火口をのぞきこめる安全な場所があったら
そこを展望台にすれば良いのですが・・・

なんとか火山噴火を逆手にとって観光客を呼び込んでほしいですね。
火山教育にもなりますし・・・

東京都の石原知事が必要な公共事業があったら言ってく
ださい,というようなことを言ったとニュースで聞きましたが,
火山博物館を作ってもらうというのもいいですね。
[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1869. 2000年07月11日 07時47分16秒  投稿:早川 
 [http://www1.neweb.ne.jp/wb/miyakejima/new/funka.htm]
じゃあ,ちょっと地味だけど,

「2000年陥没火口」

でどうでしょう?やっぱり千年紀にこだわりたい.


ところで,朝日新聞天声人語氏がネットワーカーであること判明.
三宅村商工会のページ↑をみている.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1868. 2000年07月10日 21時30分15秒  投稿:きつかわ 
 [http://www.akina.ne.jp/~bandaimu/hukuka01.htm]
磐梯山も揺れてるのですね。↑
[133.187.1.1][Mozilla/4.5 [ja] (Win98; I)]

1867. 2000年07月10日 21時13分18秒  投稿:ひできち 
予知連の有珠統一見解
======================================================================
臨時火山情報第22号
                平成12年 7月10日19時30分
                       室蘭地方気象台 発表
火山名 有珠山


 有珠山の火山活動について、火山噴火予知連絡会は、以下のとおりの統
一見解を発表しました。


    有珠山の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解


 有珠山では、北西山麓の金比羅山火口群と西山西麓火口群で水蒸気爆発
が続いていますが、深部からのマグマの供給はほぼ停止しており、火山活
動は徐々に低下していくものと考えられます。


 一連の噴火活動は、深さ約10kmの深部マグマだまりから、深さ4?
5kmの浅部マグマだまりに、噴火開始の直前にマグマが上昇してきたこ
とにより始まったものと推定されます。さらに、この浅部マグマだまりか
ら一旦上昇したマグマは、北西に向けて移動し、地盤の隆起と2つの火口
群からの噴火を起こしてきました。


 地盤の隆起は現在も西山西麓で続いていますが、一定の割合で鈍化して
います。中心部の隆起速度は1日5cm程度になり、隆起域も狭くなりつ
つあります。5月中頃以降、山体の大部分では、変動方向が反転して沈降
傾向になっています。この事実は、北西山麓の下に貫入したマグマの一部
がさらに浅部に移動していく過程に対応するものと理解できます。更に広
域の変動がほぼ停止していることから見ても、深部マグマだまりからの供
給はほぼ途絶えた状態にあると考えられます。


 噴火開始当初の噴煙にはマグマ起源の物質が多量に含まれましたが、そ
の後噴火は水蒸気を主体とする活動に移行し、噴煙の高度、爆発力、熱エ
ネルギーは減少傾向にあります。最近は、西山西麓火口群は間欠的に火山
灰を噴出し、爆発力は弱くなっています。また、西山西麓火口の周辺には、
熱水・噴気活動域の拡大が認められます。金比羅山火口群は空振・爆発音
・噴石を伴って頻繁に爆発していますが、その活動度は最近低下してきま
した。噴石の落下範囲は、この1ヶ月ほどは、火口から少なくとも300
m程度となっています。
 地震活動は主に南西山麓で続いていますが、その規模・回数は徐々に低
下しつつあります。


 以上のように、深部からのマグマの供給はほぼ停止しており、一連のマ
グマの活動は終息に向かっていると考えられます。
今後、火砕サージを伴うような爆発性の強い噴火はないと考えられます。
しかし、現在までに上昇してきたマグマが熱を供給し続けていることから、
当分の間、現在と同様の爆発が両火口群で継続すると考えられ、火口から
500m程度の範囲では、噴石や地熱活動に対する警戒が必要です。
[210.152.126.34][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1866. 2000年07月10日 18時03分06秒  投稿:ひできち 
 [http://www.kt.rim.or.jp/~sugi/]
はやかわさん>

カシミールならここからダウンロードできますよ。
[210.152.126.34][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1865. 2000年07月10日 18時00分06秒  投稿:いわぶちよう 
 [http://www.jhd.go.jp]
ほたほたさま

11mは明らかに誤りですね。ご指摘頂きありがとうございました。20mに訂正させます。短径20m、長径30mのものが4つ(ないし5つ)WNW-ESEに連なっているように私には思えます。ホームページでは3つと書いてありますが、これは読み方の違いでしょうから誤りとは言えませんが。
深さはまだきちんと解析していないのですが、長径30m、短径20m、深さ10m弱(7m程度)のものが連なっているようです。

私もこの水深で水蒸気爆発が起きるとは(直感的にですが)思っていません。もっとも、手石海丘が噴火する前までは、水深100mもあればマグマ水蒸気爆発遭遇しても(今回の某タグボートのように)近くにいても大丈夫ではないかと思っていました(根拠のない想像)。
今回の物質が出た(多少は出たと想像しているのですが)とは思いますが、それを見つけることは、たとえ潜水船を使ったとしても困難ではないかなと想像します(強い根拠はありませんが、継続期間が短かったこと、周囲は三宅島を起源とする火山砂及び礫が卓越している場所であることからの想像)。

[202.33.156.85][Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)]

1864. 2000年07月10日 17時49分14秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/archives/JHD/002.JPG]
もうひとつ.
日経ぺーじよりはるかに解像度がよいです.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1863. 2000年07月10日 17時48分34秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/archives/JHD/001.JPG]
いわぶちさんから,添付ファイルでもらいました.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1861. 2000年07月10日 17時22分38秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
そのカシミールというの,わたしもほしいなあ.

なお,きょうわたしがやった垂直写真へのマッピングと
地形図へのマッピングは,応急的な,きわめてラフなものです.
学術的価値はありません.

ちばさん,きちんとやってよね.

いま FNNの空撮を今回はきちんと録画しました.
お昼よりちょっと短かったみたい.

お昼もやっていまもやったけど,
8日夕方の噴煙の,みたことのないスチル写真がでた.
ビデオ画面をとっているかのようだった.
NHK映像のわけないですよね.

黒々としていて,いままでみたなかで一番いい噴火映像だった.

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1860. 2000年07月10日 17時15分11秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/miyake2000.html]
いわぶちさま

ほたほたです。

先ほどの発言はかなり言葉足らずでした。すみません。

マグマ水蒸気爆発と水蒸気爆発にわけて書くべきでした。
>ただ,10気圧の元で火口地形をつくるのはかなり難しいと思います。
>爆発を起こすのはかなり困難ですし・・・
こちらは水蒸気爆発のことです。
海底で水蒸気爆発が起こるのかどうか,今後検討が必要です。はたして
過熱した水が10気圧の元で爆発的に沸騰するのかどうか,検討する必要
があります。たぶん,実験した方が早いとは思います。

マグマ水蒸気爆発であればもちろん爆発を起こすことは可能です。
その場合はマグマ物質が見つかることが期待されますが,潜水調
査が不可能というのは残念です。

また,直径20〜30mのクレータができる爆発を水深80mで起こして水面に
水のドームを作らないということが可能かどうかは,水中爆破実験
をしてみる必要がありそうです。

というわけで,以上述べたのは単なる感想と私の今後の計画で,いわぶちさんの
火口であると言う論拠に対する反論をするだけの材料は今の所持っておりません。

ところで,クレータ短径はホームページだと約11mとなっていますが,
さきほどのいわぶちさんのコメントでは直径20〜30mとなっています。
再度スキャンビームのデータの解釈の仕方を知らないので,どちらの
数字が良いのか押しえてくだされば,と思います。
どちらを取るかで爆発エネルギーはひと桁違ってきますので。

[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1859. 2000年07月10日 16時37分26秒  投稿:ふじた 
 [http://www.ajiko.co.jp/topics/ct/miyake/miyake.htm]
1852の説明なのですが、カシミールを使って地理院のDEMに
噴火前の写真を張り合わせたものです。
垂直写真が出来上がる前に、NHKの画像と同じ位置ということで試してみました。
しかしながら、すでに早川さんが垂直写真に陥没したの範囲を落とされたので
今更ながらという感じです。

陥没後の垂直写真や斜め写真を見ると、クレーターの東側や西側のいくつかの場所で、
円弧状の亀裂が見えています。おそらく陥没が発生したときに不安定化したものの、
地すべり的な崩落を免れたブロックだと思います。
現地を見ないと良くわからないのですが、今後の雨や地震によって崩壊する可能性も
あるのではないでしょうか?

まずは、現地調査の時に注意が必要ですね。
[202.32.150.2][Mozilla/4.73 [ja] (Win98; U)]

1858. 2000年07月10日 16時21分19秒  投稿:いわぶちよう 
 [http://www.jhd.go.jp]

はっきりした根拠を示していただいてありがとうございます。

そのクレータ列の方向ですが,私がヘリから観察した変色水列の並びの方向と
あっていて,たいへんうれしいです。

ただ,10気圧の元で火口地形をつくるのはかなり難しいと思います。
爆発を起こすのはかなり困難ですし・・・
その凹地形の場所で潜水艇による調査があるといいんですけれど。



1989年の7月までは私も同じように考えていましたが、そうではないことを体験しました。手石海丘もここも水深は90mですから、水深100mで火口地形を作ることは難しいと考えることは、少なくとも過去の乏しい事例から判断する限り適当ではないと思います。
手石海丘の時は爆発も派手でクレーター径も200mありましたが、それに比べて今回の活動はテレビで見る限り海面が多少もり上がった程度であり、活動の激しさに比例してクレーターも数十m(最大のものは長径が50mあると思ったが、別の角度からとったサイドスキャンソナー映像では、20~30m径のクレーターが連なってるように見える。従って、クレーターは4〜5個連なっている?)のものしか出来なかったのでしょうか。

なお、私はこれが火山活動により形成された地形だと考えていますので(それ以外に私にはクレーターの成因の合理的な説明ができない。もし、火山地形でないとお考えの人がいたら、成因をご教示願いたい)、そこに溶岩流が認められなかったということも重要な情報だと思います。

現場の海底は流速が数ノットもある流れの早い場所ですので、潜水船による調査は困難かと思いますが、今回の活動における物質が出ている可能性があるので、詳細な調査を期待している(残念ながら今我々にはその手法がない)ところです。
[202.33.156.85][Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)]

1857. 2000年07月10日 14時48分10秒  投稿:早川 
 [http://www.jhd.go.jp/cue/ENGAN/kazan/miyakesokuho.htm]
いわぶちさんへ,

水路部のページ↑に置かれたサイドスキャンソナー記録をみつけました.
まだ解釈していません.

このほかに見せていただけるものがありましたら,
ウェブにおいて,そのURLをここに書いてくださるか,
あるいは,私あてに添付書類でください.
hayakawa@edu.gunma-u.ac.jp

一瞬,大いわぶちさんかと思ったけど,小いわぶちさんですよね.
「いわ部長」とよんでしまたのです.

ごきげんよう.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1856. 2000年07月10日 14時20分59秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/miyake2000.html]
早川様

「ミレニアムクレーター」ってちょっと三宅島のイメージと違和感がありません?
私が三宅島から連想するのは火山とくさやなので・・・くさやの干物はうまいですよねえ。

いわぶちさま
はっきりした根拠を示していただいてありがとうございます。

そのクレータ列の方向ですが,私がヘリから観察した変色水列の並びの方向と
あっていて,たいへんうれしいです。

ただ,10気圧の元で火口地形をつくるのはかなり難しいと思います。
爆発を起こすのはかなり困難ですし・・・
その凹地形の場所で潜水艇による調査があるといいんですけれど。

[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1855. 2000年07月10日 14時11分31秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
国土地理院の垂直写真に,失われた部分の概略を図示しました.
上↑のページで同じ写真をクリックすると大きなものを見ることができます.



どうやら,山頂813.9mは,かろうじて残ったみたい.
テレビの中継塔も残っているみたい.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1854. 2000年07月10日 13時35分28秒  投稿:いわぶちよう 
 [http://www.jhd.go.jp]
水路部のいわぶちと申します。

>日経記事の海上保安庁の画像を教えてくださってありがとうございます.
>影をつけてある部分は何なんでしょう?なんだかちっともわからないですね,この画像.そうなんですよね。少なくとも解釈図を添えてくれないと、海保がどのように考えたのかすらちっともわかりません。もとデータが公表されていないかと探してみましたが見当たりません。どなたかご存知では?

影は影です。普通は光が当たらないところの事を言います。海は電磁波を通しませんのでこの場合超音波ですが、海底の起伏のために超音波が当たらなかった部分です。月のクレーターの写真と同じように斜めから気仮(超音波)が当たったものを上から見ているとご理解下さい。ここでの海底クレーターの径は数十m、深さは10m程度で周囲は数mの高まりとなっています。クレーターが今回の活動と関連していると推定した根拠は、1)周辺海域にはWNE-ESEの地割れ(一部では明瞭なグラーベンをなす)が顕著である。2)その地割れは海流によって形成されたデューンを切っている。デューンが形成される砂地の海底で地割れが新鮮に保存されているということは、地割れが極めて新しい時期に形成されたものである。3)クレーターの周囲では、地割れは恐らくはクレーター起源と思われる堆積物によって覆われているように見える。4)よって、クレーターの形成は、新しい時期に形成された地割れよりもさらに新しいことは間違いない。5)今回の活動では震源がWNWに移動したこと、測地観測の結果から、WNW-ESEのダイクが貫入した可能性が高い。6)極めて新しい時期にWNW-ENE走向のダイクの貫入とグラーベンの形成があり、クレーター列がそれよりも新しいということは、今回の活動がそれに該当する可能性が高い。と考えました。
もちろん、クレーターや地割れに製造年月日がついている訳ではないので、あくまでも推定ということにはなりますが、無茶苦茶な推定ではないものと考えます。

なお、サイドスキャン画像も投稿しようと思ったのですが、方法が判らなかったので出来ませんでした。どなたかご教示頂ければアップします。
[202.33.156.85][Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)]

1853. 2000年07月10日 13時25分09秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/diary/071001.html]
ネーミングで,思いつきました.

「日本最大のピットクレーター」

ハワイ島のキラウエア火山の東リフトゾーンにそって走る
Chain of Craters Roadのそばにたくさんあるピットクレーターと
これはまったく同じ成因でできたものです.

中央火口をピットクレーターというのはおかしいかなあ?
おかしいかもね.

じゃあ,
「ミレニアムクレーター」でどうだ!

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1852. 2000年07月10日 12時09分39秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/topics/ct/miyake/after.jpg]

ふじたさん説明をお願いします
(おでかけします)
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1851. 2000年07月10日 11時35分52秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/diary/071001.html]
いまのFNNの空撮,よかった.もう一回見せてほしい.
あいにくJNNを録画していた.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1850. 2000年07月10日 11時32分33秒  投稿:早川 
 [http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000709/dom/19150000_maidomm019.html]
おもったとおり「雄山山頂」にあったらしい.


> 噴火から一夜明けた島では住民は平静を取り戻しているが、雄山山頂付近のテレ
>ビ受信塔に電気が供給されなくなり、島東部の坪田地区の一部でテレビ放送が見ら
>れない状態が続いている。受信塔はNHKと民法各社が共同管理しているもので、
>原因を調べている。

もう原因を知って,びっくりなさったかしら?

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1849. 2000年07月10日 09時38分28秒  投稿:げし 

>中田さんたちの写真は,やはり噴砂だと思っています.
>割れ目のまわりに「砂のエプロン」があるように,私には,見えます.
噴砂かもしれません(弱気)。いずれにしてもキャプチャ画像があまり鮮明でないので,そ
の辺の判断は第一には調査した中田さんにすべての画像を検討してはっきりしてもらうの
がよいと思いますし、それは観察した人の仕事でしょう。いずれにしてもこれをもって海
底噴火の跡とは言いがたいですね。

>日経記事の海上保安庁の画像を教えてくださってありがとうございます.
>影をつけてある部分は何なんでしょう?なんだかちっともわからないですね,この画像.
そうなんですよね。少なくとも解釈図を添えてくれないと、海保がどのように考えたのか
すらちっともわかりません。もとデータが公表されていないかと探してみましたが見当た
りません。どなたかご存知では?


[133.11.230.162][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1848. 2000年07月10日 09時34分43秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
へーせーは,いまひとつパンチがないですねえ.

ミレニアム陥没大火口
なんてどうでしょう?

ところで,これって「火口」でいいかなあ?
もちろんカルデラというには小さすぎるから,
カルデラか火口かの二者択一なら,火口だけど.

火口って,噴出物をだした窪地のことをいうのでしょ?
陥没はいいだろうから,陥没口かなあ?

ミレニアム大陥没口

う〜ん,いまひとつ!

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1847. 2000年07月10日 09時23分19秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/mitakepreerip.GIF]
>水はたまらなくても,それでもかなり見応えのある景色でしょう.
>2000年噴火の産物として,村はどんどん売り出すのがよい.
>そのためには,登山道の整備と,それから柵みたいなものが必要.
>もちろんトイレや土産物店も.

上記の意見に大賛成!!

で,観光資源にするためにはネーミングが大事です。
取りあえず思いつくのは「平成の大陥没火口」といったところです。

学術的には別な名前がつくでしょうが・・・

で,来年の夏の巡検は三宅島に決めました。

[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1846. 2000年07月10日 08時16分22秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
げしさんへ,

海底の件.

中田さんたちの写真は,やはり噴砂だと思っています.
割れ目のまわりに「砂のエプロン」があるように,私には,見えます.

これ以上は,文字では水掛け論でしょう.
画像に印をつけて討論するのがよいでしょうが,
いまその時間がとれません.

日経記事の海上保安庁の画像を教えてくださってありがとうございます.
影をつけてある部分は何なんでしょう?

なんだかちっともわからないですね,この画像.

そもそも2000.6.27に生じた地形であることは
どこをみてわかるのでしょうか?
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1845. 2000年07月10日 07時28分29秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
不幸なことに,本日は新聞休刊日.

ところで,7.8.1841噴火以来三宅島でテレビが見えなくなったというのを
きのう聞いたけど,まだ続いていますか?

まだ続いているなら,中継施設は奈落の底に落ちてしまって,
もはやなくなっていて,修理不能.新設のみ,という事態だとおもう.
中継施設がどこにあったのか,知らないんだけど.

ちばさんがいうように,「火口湖(カルデラ湖)になるかもしれない」
が実現したら,新しい観光資源として三宅島はたいへんハッピーだけど,
そうはならないと思う.

底が抜けているから,雨水は滞留することなく地下にすぐしみこんでしまうと
思う.

水はたまらなくても,それでもかなり見応えのある景色でしょう.
2000年噴火の産物として,村はどんどん売り出すのがよい.
そのためには,登山道の整備と,それから柵みたいなものが必要.
もちろんトイレや土産物店も.



[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1843. 2000年07月10日 02時34分00秒  投稿:ちば 
 [http://www.ajiko.co.jp/topics/ct/miyake/miyake.htm]
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1842. 2000年07月09日 21時51分59秒  投稿:おおさと 
 [http://www.gsi-mc.go.jp/WNEW/LATEST/MIYAKE/photo/000627C9-5.jpg]
国土地理院の空中写真のページ
陥没前の雄山周辺の地形がよくわかります。
鉛直の空撮ではっきるするとは思いますが、斜め写真から地図に範囲をプロットすると、
直径1.2km程度はありそうなんだけど?
どうですかね?
東側or南東側が陥没して、西側の平坦面が引きずり込まれたって感じがするな。
[210.166.226.169][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1841. 2000年07月09日 19時32分44秒  投稿:ちば 
はやかわさん>
たしかに,マスコミが報道しないですね

どうしてなのでしょう
「水蒸気爆発があって,直径800mの陥没を生じた」では
わかりにくいのかなあ
「雄山がなくなった」「山頂がなくなった」
「三宅島の最高点の高度が変わった」
「三原山の山頂にあるような大きな中央火口ができた」
「火口湖(カルデラ湖)になるかもしれない」
ということの重大性がわかっていない
[133.43.170.83][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1840. 2000年07月09日 16時28分46秒  投稿:ちば 
陥没の穴の様子をよく見ないと判りませんが

想像その1
実は雄山の下には,ずっと前から(たぶん1940くらいから)
大きな空洞があって,たまたま,うまくアーチ状の天井ができていたので
長い間崩れなかった.今回の貫入事件で入った割れ目で脆弱化して
さらに水蒸気爆発をきっかけとして大崩落して露わとなった.
[133.43.170.83][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1839. 2000年07月09日 16時16分30秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
林さんの写真をお借りして,
昨日夕方の噴火で喪失した部分を図示してみました.
雄山がなくなったという林さんの発言は誇張ではありません.

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1837. 2000年07月09日 13時43分18秒  投稿:げし 
御山山頂で大陥没が起こったりしていまさらという感じもありますが、昨日の日経新聞のHPにサイドスキャンソナーイメージが出ています。
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt23/20000707dcci090707.html
この地形が今回形成されたものだとすると、中田さんたちの調査で見つかったくぼ地(径数10cm)とは明らかに別物です。この地点の潜水調査が再度必要でしょう。
早川さんは中田さんほかの調査で見出されたくぼ地を噴砂孔とお考えのようですが、映像を見る限り孔の周囲には噴出した砂のエプロンが存在していないように見えます。個人的には、ルーズな砂地にできた割れ目に周囲の砂が崩壊・拡大したものではないかと考えていますがいかがでしょうか。
中田さんほかの海底調査のページ↓
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/MIYAKE/kaitei2.html

[133.11.230.162][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1836. 2000年07月09日 11時33分52秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
>いずれにせよ、マグマはもういなくなった
>という「おしるし」ということになるのでしょう

というちばさんの解釈にまったく賛成.

はやしさん,おっとちがった.ここでは,ほたほたさんだ.
ほたほたさんの説明は,一般の方にはちょとむずかしい
のではないかと危惧します.

私なりに,今回の三宅島-神津島の地変をわかりやすく整理すると
次のようになります.

・26日,三宅島の真下からマグマが上昇してきた.

・地下の浅いところ(〜2km)に達して,自分がまわりより
軽くないところに気づいたマグマは,それ以上(浮力で)上昇することが
できなくなって,真横に北西方向へ進むことにした.

・真横に進んでいるとちゅうでマグマは,27日午前,阿古沖の海底に
ちょっと悪さをした.しかし,自分が海底にでることはなかった.

・かなりの量のマグマがかなりの距離を移動したので,その移動した先の
神津島で,1日に震度6弱の地震があった.

・4日から,三宅島山頂直下で地震が起こり始めた.マグマの移動に
よって生じた地下のバランスの乱れを解消するためだった.

・8日夕刻,その解消作業がついに地表に達し,地下に用意された空間に
向かって(ここはやや過剰に比喩的),26日山頂直下に上昇してきたまま
真横へ動くのを怠慢していたマグマが,雄山山頂を道連れにして真下に
崩れ落ちていった.このときの地震はとくべつの種類のものだった.

・崩れ落ちた量の1/1000くらいが大気中に放出されたので,
風下の三池に火山灰が降った.

・地下深くに落ちていった量がかなりのものだったから,また神津島に
震度6弱の地震を起こした.

・9日未明以降に報告されている(白い)噴煙は,8日夕刻に山頂にできた
大きな火口の新しい壁が崩れ落ちていることにともなう,ホコリだろう.

8日夕刻に地下深いところに落ちていった物質の量は,26日に上昇してきた
マグマの量とほぼ同じか,その数倍程度だろう(前回,前々回の噴火の分も
今回の落下で帳消しにした可能性がある).


ということから,三宅島とその直下はいまたいへんスッキリした状態だと
思われます.
もうとうぶん(〜20年),三宅島は噴火しないでしょう.
ただし,他の火山の噴火と,地震の警戒は必要です.

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1835. 2000年07月09日 10時59分21秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
早川@7時のNHKニュースはこの掲示板に書き込んでいる最中に
後ろのテレビでやっていたのに気づかなかった,です.

動く映像はまだみてない.

おおさとさんのアドバイスにしたがって,気象庁サイトを
いまみました.

なんで臨時火山情報出さなかったんだろ?
出す寸前に噴火してしまったのではないだろうか.

地震回数・微動振幅・傾斜計をみると,破局に向かって
まっしぐらに進んでいたことがわかる.
(まあ,事後だからいえるのですけどね)

上の3データがウェブでリアルタイム公開されていたら
よかたなあ.

ほぼリアルタイム公開は,東大地震研の震源情報と
国土地理院のGPSだけだった.


[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1834. 2000年07月09日 10時16分23秒  投稿:ちば 
並べてみました
[210.166.70.55][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1833. 2000年07月09日 09時24分07秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/mitakepreerip.GIF]
2000年6月27日の空撮写真をはりつけます。

赤い矢印のコーンが,NHKの映像では半分に断ち切られているのがわかります。
6月27日には何の異常もなかったのに・・・

http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/mitakepreerip.GIF
[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1832. 2000年07月09日 09時07分06秒  投稿:おおさと 
 [http://www.kishou.go.jp/press/miyake/08_2310/index.html]
 気象庁の記者発表資料で、噴火前2時間と噴火後2時間の傾斜計データ、GPSデータ等が掲載されています。
 7月8日の01:00頃から、傾斜計、地震回数共に変化が生じ始めていたみたいですね。
 GPSデータは、うーん??
[210.166.226.146][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1831. 2000年07月09日 09時03分35秒  投稿:hotahota 
 [http://www.akita-u.ac.jp/~hayashi/miyake2000.html]
雄山がなくなっている!!
6/27の写真とくらべてみましたが,あまりにも大きな異変で
驚きました。
陥没した堆積は0.1km3くらいですか?
あるいはもうすこし大きいかな?
この量のマグマが岩脈でぬけたかドレンバックしたとすると今回の
噴火ではたいへんな量のマグマが関わったことになります。

良くマグマが地表に出ませんでしたねえ。奇跡的です。

で,あらためて言うまでもありませんが,これで噴火かどうか悩むこともなく
三宅島2000年噴火できまりです。

[158.215.75.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)]

1830. 2000年07月09日 08時42分28秒  投稿:ちば 
カルデラと呼ぶかどうか微妙なサイズですね
でも、火口と呼ぶのもふさわしくない、陥没口ならいい
この体積分のマグマが貫入したのかなあ

いずれにせよ、マグマはもういなくなった
という「おしるし」ということになるのでしょう
[210.166.70.72][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1829. 2000年07月09日 07時59分06秒  投稿:ちば 
ちょうどビデオをとっていたので
キャプチャーして、実体視できるようにしてみました。
位置関係が良くわかると思います
(感謝:NHK)
[210.166.70.41][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1828. 2000年07月09日 07時56分17秒  投稿:ちば 


[210.166.70.41][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1827. 2000年07月09日 07時28分46秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
坪田のさだぞうさんへ,

降った灰の詳しい分布を報告してくださって,
ちばさんだけでなく私もたいへんありがたいと思っています.

思ったより,分布範囲が狭いですね.
台風一過のつよい西風だったのでしょう.

1811で私は10万トンと書きましたが,下方修正する必要があります.
2万トン程度だと思います.
噴火マグニチュードで言えば,0.3です.

これは,昨晩21時前のNHKニュースで流れた降った灰の映像を見て,
一周道路で一番厚いところが1mmていどだと見積もってのことです.
厚さ1mmは,1000g/m2に相当します.

1983年10月3日に坪田に降った小石にくらべたら,
ずっと小粒で,ずっと少量だった.

1983年のように小石が降ったり,溶岩が流れてくることは,
たぶん,ないだろうと思います.

しかし神津島で震度6弱の地震があったことと,
27日以来ほとんど止まっていた地面の動きが,きのうの噴火のときに
動いたという情報もあるので,それの分析が急がれます.

国土地理院(GPS)と防災科学技術研究所(傾斜計)のページには
(日曜日のためか)まだない.


[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1826. 2000年07月09日 07時26分01秒  投稿:ちば 
雄山の西側半分を巻き込んでいるようで
直径はざっと1km深さは200mくらいかなあ
北西側は巻き込まれたように
おおきく南東方向に傾きながら落っこちていた

1987年11月に三原山で
マグマが、マグマだまりに戻った
イベントと類似している

カルデラというか
中央火口の再生というか
コールドロンというか

あまりにもショッキングな写真で驚きました
[210.166.70.22][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1825. 2000年07月09日 07時20分05秒  投稿:ちば 
いまの、NHKニュースで
雄山の映像を流していましたが
八丁平に新たなカルデラができたようでした

まるで違った様子で、はじめ
伊豆大島の間違いかと思いました
[210.166.70.22][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1824. 2000年07月09日 06時57分31秒  投稿:ちば 
 [http://news.yahoo.co.jp/headlines/jij/000707/dom/20083101_jijdomx503.html]
今朝3時にm神津島でまた、震度6弱の地震とのこと
M6.0、この間の地震よりは小さいとはいえ
余震の規模としてはやや大き過ぎる印象を受ける

さきほどのニュースに出ていた空撮画像では
鯖崎の道路が崩壊土砂で埋まっていたし
神津高校のやや北側の工事中で、この間は持ちこたえた法面が
大きく崩壊していた。

島全体ではどんなことになったのか
非常に心配である。

たっぷり水を含んだ状態で大きな震動を加えられたのでは
通常の予想を越えた被害といわざるを得ない

(空撮写真のアングルに見覚えがあったのでよくわかった)
[210.166.70.4][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

1823. 2000年07月09日 01時50分08秒  投稿:ちば 
噴煙の高度が800mといっていました。
その高度での風向きはよくわかりませんが
実際に堆積しているのですから、西風だったのでしょう。

今晩の船で、N大のOさんやT大のNさんが
調査に向かっています。
彼らにも、この情報を伝えられるので
大変助かりました。

[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1822. 2000年07月09日 01時25分37秒  投稿:さだぞう 
>そうすると、いわれているような北東方向ではなく
>むしろ、東方向ということになるのですね。
八丁平のどの辺で噴いたかというのがよくわからないのですが、当時の風向は南西でしたので(但し地表付近。地表が南西でも上空は西風ということがあるのはしばしば確認しています)
北東方向に灰が流れるのが自然と思いますが。ちょっと変ですね。
やはり当時の上空の風向が西ないしは西南西だったのでしょうか。 それとも外輪山の南縁部分で噴いたのでしょうか。
[210.132.21.195][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

1821. 2000年07月09日 01時01分46秒  投稿:ちば 
さだぞうさん>
はじめまして、そして
どうもありがとうございます!

現地に確認までしていただき感激です!

そうすると、いわれているような北東方向ではなく
むしろ、東方向ということになるのですね。
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1820. 2000年07月09日 00時54分41秒  投稿:さだぞう 
すみません,先ほどのレス,訂正させていただきます。 正確を期するため今確認してきました。
降灰は、御子敷バス停(三七山スポーツ公園入り口)付近より認められ、三池バス停付近が一番ひどく、役場の先、やすべえ商店付近までは、はっきりと確認できました。 その先空港付近では道路の縁石付近に所々、灰を見つけられる程度です。
[210.132.21.195][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

1819. 2000年07月09日 00時17分08秒  投稿:さだぞう 
先ほどの補足です。 降灰は三池の切り通しの下までで、役場付近にはほとんど認められませんでした。 ところで本当に溶岩の噴出はないのでしょうね。 三宅村商工会の調査によれば、この夏既に2000泊以上の宿泊キャンセルが出ているそうです。 どうなっちゃうんでしょう。全く困ったものです。
[210.132.21.195][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

1818. 2000年07月09日 00時08分52秒  投稿:さだぞう 
初めて書きこみさせていただきます。 小生、三宅島の坪田に住んでおります。
さて、降灰の状況ですが、20時過ぎに,神着方面から車で走ったところでは、
三池キャンプ上の手前から降灰が認められ、三池バス停付近ではかなり積もっているようでした。(数ミリ程度か?) 車で走るのにも減速が必要なほどでした。(スリップを防ぐため)
[210.132.21.195][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

1817. 2000年07月08日 23時36分31秒  投稿:ちば 
三宅島の降灰の範囲どこからどこまでか
三池から坪田くらいかなあ?
ご存知の方は、ぜひおしえてください
(急いで知りたい事情があります)
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1815. 2000年07月08日 23時17分25秒  投稿:ちば 
 [http://www.asahi.com/0708/news/national08026.html]
とりいそぎ、asahicomのニュース
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1814. 2000年07月08日 22時39分14秒  投稿:ちば 
大変貴重なキャプチャー画像を見たかぎりでは
(あえて聞いたりしないほうがいいように思うけど・)

北海道駒ヶ岳の1997年の噴煙と似ていますね
週刊読売に掲載されていた
山田さんだったかの写真にまるでそっくり
(あれは、ほとんど前兆がなかったから)

台風の雨が雄山の上の窪地に溜まって
どこかから地下にしみ込んでいって爆発したのかなあ
新しい地割があったのかもしれない

[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

1813. 2000年07月08日 22時33分40秒  投稿:ひできち 
 [http://www.kishou.go.jp/press/miyake/05_1830/kansoku.html]
はやかわさん>

私には70号の情報が欠落していました。確かにそう書いてあります。
1765の発言もチェックしていませんでした(恥)
すなわち今回のマグマ貫入事件に対応するものが,1940年では12日19:30の溶岩噴出で,今日の水蒸気爆発が,14日朝のイベントに対応するわけですね。
[210.152.126.34][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1812. 2000年07月08日 22時21分08秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
ひできちさんへ,

5日の火山観測情報70号は,
1940年噴火と似たことが起こることを想定していると読めます.
きょう8日まで,山頂直下の地震が継続し,
それが現実となったわけです.

火山観測情報70号は,臨時火山情報として出した方がよかったと
わたしはそれを初めて読んだとき思いました.
だって,新しい危険を述べているのですから.

きょう8日まで山頂直下の地震が継続したのですから,
きょう臨時火山情報をだしてもよかった.

残念ながら,気象庁は3連勝を果たせなかったと言うべきです.
臨時火山情報がないまま噴火したのですから,
有珠以降は,2勝1敗だということになりましょう.

なお記者会見で竹内課長が
「新しいマグマではない」と語ったそうですが,
噴火の原動力は26日のマグマであって,それ以降に新しく上昇して
きたマグマによる噴火ではない,と受け取るべきです.

つまり,このままでは,これが大きなことに発展する心配は
小さいとみてよいと思います.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1811. 2000年07月08日 21時56分59秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
これで晴れて「三宅島2000年噴火」ですね.
火山灰の量は,ざっと10万トン.
噴火マグニチュードでいうと1.

虫が知らせた.
いや,台風が知らせたのかな.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1810. 2000年07月08日 21時23分14秒  投稿:ひできち 
 [http://tenki.or.jp/usu/usu.html]
今,活火山総覧の三宅島を斜め読みしていたのですが,山頂からの顕著な水蒸気爆発というのは,今までなかったのかしら?1763年噴火には溶岩の記載はないけど,年号にアンダーバーは引いてあるし,津久井・鈴木(1998)には島の南西部でしっかり1783溶岩が記載されているし・・・・?
[210.152.126.34][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1809. 2000年07月08日 20時50分57秒 投稿:ちば 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/shimano/miyake2000.html]
嶋野さんのところに
もうキャプチャーがある!
リンクは↑
[210.253.165.91][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1808. 2000年07月08日 19時49分48秒  投稿:ひできち 
 [http://tenki.or.jp/usu/usu.html]
火山情報もだいぶ早くアップされるようになってきましたねぇ。
ありがたいことだ・・・・
[210.152.126.34][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

1807. 2000年07月08日 19時36分14秒  投稿:ちば 
 [http://news.yahoo.co.jp/Full_Coverage/Miyakejima/]
yahooの三宅島特集ページ
[210.253.165.91][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1806. 2000年07月08日 19時27分28秒  投稿:ちば 
 [http://hakone.eri.u-tokyo.ac.jp/vrc/kagiyama/Miyake/oyamal.files/miya0007_12516_image001.gif]
鍵山研の雄山の温度変化のグラフ

台風のときに急激に温度が低下していたことと
関係があったのでしょうか

NHKの画像は北側からの撮影で
火山灰は東の方向に飛んだと言うことでした

さっきの5分前の中継では,
すっかり静かになって,噴煙は見えませんでした.



[210.253.165.91][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1805. 2000年07月08日 19時20分19秒  投稿:ちば 
雄山の噴煙確認は,18時43分でした.
[133.43.162.137][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1804. 2000年07月08日 19時13分58秒  投稿:ちば 
18時45分に噴火したそうです.臨時火山情報が55分にでたそうです.
ニュース映像では,噴煙の高度は2000m程度かなあ
水蒸気爆発のようでした.
噴煙の上部は白っぽく,下の方は黒っぽい
[133.43.162.137][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1803. 2000年07月08日 19時06分23秒  投稿:ちば 
雄山で噴火というニュースですが
まだ詳しいことがわかりません
[133.43.162.137][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

1802. 2000年07月08日 16時30分35秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
日本気象庁も,
「海水変色」と「噴火」を区別しています.

日本活火山総覧(第2版)*
で,59福徳岡の場などをごらんください.

*これは,必携.政府刊行物扱い所(たしか県庁所在地にはある)で,
2500円で売っている.

[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1801. 2000年07月08日 16時25分11秒  投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/index.html]
ん?

海上保安庁の窪地発見のニュースを聞いてもなお,私は
噴火かだったかどうか強く疑っています↑.

・そもそも海水の化学成分を分析して,噴火の有り無しを
判定することが可能だろうか?

・スミソニアンのGVNでは,変色海水はdiscolored seawaterと記述されて,
噴火eruptionとは区別されています.
たとえば,日本近海の1996年分は下をご覧ください.
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/catalog/GVN/96J

#専門家が自分の専門分野の認定問題で厳しい側の意見をいうのは,
これは当然だと思います.
甘い判断をすると,雪印や割りばしのようにひどいことになる.
[133.8.72.8][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

1800. 2000年07月08日 16時11分50秒  投稿:ちば 
はやかわさん>
個人的には、海底噴火だろうということは
海底地形などの証拠がない段階でも、
十分に推定できたと思いましたが、
海上保安庁の海水の分析もあったし
南方の海底火山噴火のときなんか
海底で地形や堆積物を確認していないのに
あまり問題になっていないように思うからです。
[133.43.162.138][Mozilla/4.7 [ja] (WinNT; I)]

..end