ひとつ前へ

Hal.Tさんが作成したファイルに千葉が追加しました

ある火山学者のひとりごと 18300-18399


18394. 2013年01月21日 11時52分41秒  投稿:ちば 
 [http://www.ntv.co.jp/team/index.html]
昨晩のNTV「ニッポン創造」で、千葉達朗の「赤色立体地図」が取り上げられました
全体で5分くらいですが、webページでアーカイブが公開されています。

18393. 2013年01月20日 10時25分11秒  投稿:ちば 
 [http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=2940]
本日未明、北関東地方を中心に大火球の落下が目撃されましたが
複数の写真から 隕石落下軌道の推定が出ています

つくば隕石とほぼ同じ

18391. 2013年01月18日 07時11分11秒  投稿:ちば 
 [http://www.youtube.com/watch?v=_cyi1DVnaN8]
アゼルバイジャンのバクーで目撃された
泥火山の噴火は、天然ガスの燃焼を伴っていたので
まさに「噴火」現象


18390. 2013年01月17日 15時36分51秒  投稿:ちば 
 [http://www.ntv.co.jp/team/]
今週の土曜日 19日の夜23時3分からの
ニッポン創造に出演予定です

放送時間がいつもと違うので注意
2013/01/19 23:03 〜 2013/01/19 23:09 (日本テレビ)

18389. 2013年01月17日 13時59分13秒  投稿:ちば 
 [http://astore.amazon.co.jp/arukazanjp-22/detail/4621084771]
結構売れているらしいです

全国77都市の地盤と災害ハンドブック(DVD付)
From 丸善出版  価格: ¥ 36,750

内容紹介
2011年3月11日の東日本大震災を契機に、建築物における耐震問題や地震等による地盤災害など、
社会活動の基盤となっている地盤について社会的な関心が高まっている。

本書は日本全国の主要77都市を対象に、各都市の基盤を形成している地盤の特徴と災害の詳細について、
図表などのデータを中心に示しながらより専門的に解説する。

また本文に掲載しきれなかった図版や資料、写真はDVDにてフルカラーで収録する。

18388. 2013年01月17日 13時00分12秒  投稿:ちば 
 [https://www.facebook.com/VOLCANOgroup]
ロシア カムチャツカ半島のトルバチク火山から届いた年賀状

18386. 2013年01月15日 22時46分19秒  投稿:ちば 
 [http://www.solid-earth.net/3/97/2012/se-3-97-2012.html]
Floating stones off El Hierro, Canary Islands: xenoliths of pre-island sedimentary origin in the early products of the October 2011 eruption
オープンアクセス
http://www.solid-earth.net/3/97/2012/se-3-97-2012.pdf

18385. 2013年01月15日 22時44分38秒  投稿:ちば 
 [http://earthquake-report.com/2012/05/18/the-2011-submarine-volcanic-eruption-in-el-hierro-canary-islands-spain-eruption-overview/]
エルヒエロの浮かぶ火山弾の論文 Floating stones off El Hierro
「レスティゴライト」 ‘restingolites’ に感動
これの小さいのは 伊東沖海底噴火の時のチョコボールって呼んだ石じゃないのか 
1983年の三宅島噴火でも結構見つけた 中はパンみたいな気泡 

Floating stones off El Hierro, Canary Islands:
xenoliths of pre-island sedimentary origin in the early products of the October 2011 eruption

18383. 2013年01月11日 01時25分57秒  投稿:ちば 
 [http://www.geology.co.jp/index.html]
露頭を風化から守り、いつまでも観察可能にしてくれる




実施年月
件 名 場 所
1997.08 チャルチャパ遺跡 エルサルバドル
1998.03 柴田神社 (北の庄城跡) 石垣遺構強化処理
福井県福井市
1998.05 三峰山城跡 切岸遺構強化処理 福井県吉田郡永平寺町
1998.08 高尾成畑遺跡 列石遺構強化処理 山梨県北都留郡丹波山村
1999.04 野島断層 (河野邸敷地内) 断層面強化処理
兵庫県津名郡北淡町
2000.07 福岡町加茂 石塔強化処理
富山県高岡市
2002.06 車籠埔断層地震断層 台湾台中県霧峰郷
2003.06 林・藤島遺跡 足跡保存処理 福井県福井市
2003.08 柴田神社 (北の庄城跡) 石塔表面強化処理 福井県福井市
2006.12 車籠埔断層地震断層 台湾台中県霧峰郷
2009.01 旧河川堤防盛土 滋賀県草津市
2009.06 学校の旧石造門柱修復保存 福井県小浜市
2009.07 石塔「九重塔」の強化保存処理 福井県敦賀市
2010.03 海底地すべり地層の保存 千葉県
2010.09 史跡村上城天守遺構保存処理工事 新潟県村上市
2010.09 ソンマ・ヴェスヴィアーナ遺跡処理 イタリア

18380. 2013年01月09日 07時47分39秒  投稿:ちば 
 [http://www.airpano.ru/360Degree-VirtualTour.php?3D=Kamchatka-Volcano-Plosky-Tolbachik]
トルバチク火山の溶岩流上空の360度画像
ヘリコプターからの撮影

再生ボタンを押すと 回転できる画像ファイルへジャンプします【注意BGMあり】

18379. 2013年01月08日 07時09分51秒  投稿:ちば 
 [http://sustainablejapan.net/?p=3189]
富士山や三原山の裸地の植生の増え方がおかしいと感じていたのですが
やはり、空から肥料が降ってきていたようです

八幡平山岳湖沼の湖底堆積物を
東北大学大学と愛媛大学の研究チームが調査したところ
アンチモンやインジウムなどのレアメタルが
ここ30年間で急激に増加していることが確認され、
このレアメタルは中国大陸から大気降下物として飛来したものと推定できるそうです。

この、大気降下物にはリンや窒素などの栄養塩も含まれており、
その関係で、八幡平の山岳湖沼でも富栄養化が進行していることも分かった。
アンチモンやインジウムは人に対する毒性も報告されており、
中国大陸由来の大気降下物が日本国内の生態系や
人の健康に及ぼす影響の解明が必要であることを示している。
Science of The Total Environment (2013年1月号)
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969712013198


18376. 2013年01月06日 17時10分11秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/necora/examin/index.htm]
三宅島噴火災害以来、ここに顔を出してすでに13年。田舎の技術者がその電子技術をベースにした災害観測に手を出したころに皆さんと意見交換を始めたのがきっかけでした。それ以後、現場に足を運ぶための情報提供をもらったり、いろいろな場面で役に立ち、今はTWやFBにも顔を出しますが、今でも最後はここになります。

三宅以来の国内外の災害現場に行きましたが、日本特有の問題があります。現場から国の中央に至るまで、その問題が貫く指揮の問題です。誰も決定的な指揮権を持たず、責任も無い状態がわれわれの対応力の限界だってことで、技術力ではなく人組織の問題なんだ。まあ、こればっかりはどうしようもないな。

18375. 2013年01月04日 10時18分55秒  投稿:ちば 
新年を石巻で迎えました。
瓦礫の処理も進み、埋立地には巨大な
分別処理施設ができています。
あちこちにあった瓦礫の山も、
だいぶ低くなってきましたが、
終わりはまだまだ見えない感じです。
旧市街地は、被災建物が撤去され、
すこしづつ、再開発が始まっています。
地殻変動で、70cm沈下したこともあり、
川沿いには、本堤防を作ることが
ついに決まったそうです。
その高さは4.1m

18372. 2012年12月30日 22時00分34秒  投稿:ちば 
 [http://www.geocities.jp/tokyo_benzene/minato/maptracing.html#00]
小学校の低学年の頃、18731の画像の南縁の雲雀の海岸の背後には、荒れ地があった.
怪しげな防風林(当時の松林は怪しかった)の間に、楕円形の競馬場の跡地がありった。
台風のあとなど、しばらく巨大な水たまりができることがあり,みんなで、筏を作って漕ぎ出したりした。
丸1日かけて,大きな落とし穴も作ったり,自由に遊んだ。
 5年生の授業では、佐々木豊先生の引率で、雲雀野に行き,地形を観察したり 浜ヒルガオの大群落の観察もした。
そこをしばらく北に進むと、小さな堤があって、トロッコの線路があり
(トロッコを押して遊んではいけないと注意された)、
ものすごく臭くて何か浮いている汚い排水路を挟んで、南浜町は一面の水田だった(津波前は住宅街)。
昭和30年代後半の、土地利用は、そういう感じだった。


 人間界と海との間には,「荒れ地」という名の 非武装地帯(緩衝地帯)があって,
時々攻め込まれるのを,甘受していた.
人間の力で,ないふる に勝てるとは思っていなかった
このへんは 人が住み着いてはいけない場所という言い伝えがあったと聞いた

18371. 2012年12月30日 17時02分10秒  投稿:ちば 
 [http://arukazan.jp/temp/cover-dg.jpg]
技術報ができました。
表紙は、石巻の赤色立体地図。

私の通った門脇小と門脇中と石巻高、
5才まで暮した
今回の津波で流されたところにあった家、
18才まで育った南光町の上社宅、
友達の家も、
遊んだ山や田んぼも、
この一枚の画像の中にすべて入っています。



私たちは、地層が語りかけていた言葉に、
もっと真摯に耳を傾けるべきでした。


18370. 2012年12月30日 03時02分25秒  投稿:Hal.T 
私は災害用の観測やセンサ開発からこの分野に入ってきました。当然ながら災害地に足を運びますし、一般的にはとても危険な場所です。だって、現実に崩壊したり崩壊中なんてところも多い。依頼元にあらかじめ話をすることもありますが、たいていは安全指揮は私たちが独自に実施しますし、危ないとなれば業務だろうが関係なく撤退します。だって人を守る仕事で死んだり怪我したらお笑い草ですからね。自分も守れない者に防災なんて無理。

この話の次に、うんと不遜なことを書いてみましょう。しかし、どうしても混乱の中に入らなければならないことがあるやもしれません。そのために、実は用心棒級のスタッフも用意しています。よくよくならば、実力行使するしかない場面もあるかもねと思いまして。指揮と治安の確立の方が身内はもちろん周囲の皆さんのためにもいいかと思うんです。これは3/11以後の東北の海岸線近くの現実を見て思ったことです。

18369. 2012年12月29日 20時10分18秒  投稿:第六中仙道踏切 
 埼玉県北部の住人です。長くなります。すみません。

 最近は高架の線路が多いので、電車の車窓から富士山がキレイに見えます。

 今までは、あえて、埼玉の高い山(2番目の甲武信ヶ岳)や秩父の武甲山を見ていましたが、最近は富士山にカメラを向けるようになりました。2014年の元旦に、同じ姿が見られるかな? と疑問に思うようになったからです。その答は土木学会の講習会で伺いたいと思います。

 千葉さんと同じく、毎日の通勤の靴は、やはり家まで歩くことを考えています。
 同様に、ザックの中は、毎日の仕事に使うPCやら資料の他、やはり食料(チョコにしました)、水筒、ラジオ、懐中電灯、サバイバルツール、レスキューシート、携帯トイレ、予備の電池などがあり、毎日相当な重さです。現金も多めに入れてあります。

 昨日は職場の大掃除でした。ついでに防災用品の点検。約30kmの自宅までの食料として、チョコの他、レトルトの白かゆとふりかけ。水と電池類の他、ヘルメット、ゴーグル、マスク、使い捨てカイロ、ゴミ袋、トイレットペーパー、ラップ。指示事項なども書けるように20枚程度の用紙とマジックインキ。そして常備品であるラジオや、最悪火山灰まじりの雨に備えてのカッパなどをザックに加えるように書いたメモ。食品は、賞味期限を見て交換しました。

 年末の職場の避難訓練は、やはり火災に備えてのものでした。直下型地震に備えてのものにしたいのですが、あれだけの地震を経験しても、埼玉から見れば遠地であったため、難しいですね。一瞬で、モノが空中を飛び回り、机の下に隠れる時間がない、という様子を想像できる人はほとんどいないようです。

 自宅には井戸が有り、プロパンガスなので、直下型で無ければ、無洗米で暖かいご飯が食べられるかな。電源不要の電池式のストーブも災害用に購入したので、灯油の在庫とマッチを確認しなくては。ランタンも蝋燭も用意OK!
 そうか、テントが必要なのか・・・。
 
 先日、地元の祭を運営した際、船頭が多くて、指示・命令系統が大混乱しました。
 老朽化した歩道橋が道を塞いだ中、情報は混乱するだろうな・・・。
 困難な状況では、ヒューマニティはマヒするかも。そして、自警団が過剰に反応するかも。
 携帯電話の機能しない中、行政はどう動くのだろうか・・・


 最近の「宇宙論」では、マルチバースとして、10の何百乗というような想像を超える数のたくさんの宇宙が生まれては消滅する中で、物理法則の定数がヒトの生存条件となるような宇宙があって、それが私たちの宇宙で、ヒトは宇宙を認識するために存在しているという「人間原理」があるそうな。
 となると、豊かな自然を見せてくれる日本列島も、日本列島のできてきた過程を認識させてくれるような経験を、われわれ日本人にさせるのだろうな、すなわち「日本人と日本列島の原理」とでもいうべきものがあるのかもしれない・・・・。

 はたして1年後の2014年元旦に、富士山の写真の入った年賀状が配達されるのだろうか・・・・。
 さあ、この正月、「死都日本」を読み直してイメージトレーニングしておこう。

18368. 2012年12月29日 09時00分42秒  投稿:ちば 
あまり、意識しているわけではないのですが
都心に出るときは、ザックの中に防寒着と着替えを入れ、
靴は自宅までの歩行に耐えられるもの、非常食とバッテリーは携行しています。
他にPCとか資料とかあるので、いつも重いですが、まあ仕方ありません。
会社にも、帰宅難民に備えて、断熱マットや着替えを常備しています
自宅には非常食料と水、緊急用暖房器具とランタン
そうか、無線機がないなあ

18366. 2012年12月29日 00時35分32秒  投稿:ちば 
Hal.Tさん>
 地震被害+液状化+次男沈下+津波 
そのタイミングがきょうみたいな冬の夜の雨だったらどうするのか
過酷な複合災害の対策をしないとだなあ

冬の夜の地震は津波が来ないとかいって布団に入って寝るんじゃだめだなあ

18365. 2012年12月28日 22時28分22秒  投稿:なべ 
暖房やら食料やらももちろんですが、当日は余震と瓦礫で家に入れません。とりあえず初日に夜露あるいは降雨を凌ぐのが第一、中越地震では車で寝る人が多数でした。避難所も必ずしも近くはないし。まず初日の安全確保、次に数日間の避難所と食料、そして長期の仮設住宅?しかし震災の度に困難を繰り返していますね。各家庭にテントがあると良いのでしょうが。

18364. 2012年12月28日 22時07分43秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/200603Leyte/Tdoc/index.htm#SEC5]
東京の直下地震はもちろんだけど、東南海の地震は東北のように距離が遠いわけではなく、直下地震に当たる都市も多い。これが決定的に違う所。石巻や釜石は地震そのものではなく津波の災害でした。直下地震+津波なんてのが近代都市に襲いかかると何が起きるかわからないのが正直な所。

たとえば、東北では1mぐらいの沈下は当たりまえでしたが、静岡から高知まで1mでとどまるかどうか? 直下地震で破壊したインフラに加えて地盤沈下+津波。ちょっと想像もつかない。その他、都市伝説と言われていたいろんな災害の裏面に隠れていた犯罪を阻止する治安も無くなってしまいます(これはあまり言われない事ですが事実のようです)。

東南アジアの大災害では、最初に地方警察軍が出動します。装備はM16。彼らが最初に到着し周囲の治安を維持します。日本ではその体制はありません。犯罪者が跋扈することになり、自警団を考えておくべきかなとも思う。自警団と言えば関東大震災の嫌な側面がありますけれど、治安が維持されなくては救援者も被災者も救うすべがありません。中越地震では山古志村に入る全部の道に地元の消防団が立ち番しており、許可証を持っていても、ちゃんと確認するまで入れてくれませんでした。

助け合うためには、少々違法であっても、治安と指揮構造の整備が必須です。これらについて検討されている気配はまったくありません。指揮について言えば、警察と消防はそれなりに地元密着でいいんですけれど、なにしろ装備が絶無に近い。この50年つまはじきにされてきた自衛隊が口を出す雰囲気ではなく、自衛隊のせっかくの輸送力や通信と偵察技術もうまく運用しにくいと言う事です。つまり、ちょっと違法だっていいからせめて県単位で合意できる有能な全権指揮者がいなくては烏合の衆がする救援と言うことになってしまいます。

災害を予知するのもいいでしょうが、予知しても必ず起きることは起きます。私は予言ではなく、この10年間の災害を見ていて、我々日本人の危機対応が非常に民主的と言うか生ぬるく、無理なことは考えないと言うことが多いように感じます。無理を考える、そう、「あなたの携帯が使えない時」を想像してくださいと言うのはそう言う事なんです。東北の釜石では地震直後に携帯は全滅しました。津波で完全に壊れる前の話です。おそらく、静岡から高知まで、多くの都市では緊急対応のために役所から携帯通報を使おうとしているでしょう。いったい何を教訓にしているのか、それとも役所のやる気をアピールするだけなのか、不可解ですなあ・・・・

18362. 2012年12月28日 21時12分50秒  投稿:ちば 
もしも、いま大地震が来て、インフラが破壊されて
長時間停電になったらどうするだろうと、考えてみた
まず、暖房が止まる。パソコンも使えなくなる、サーバやルーターが止まるから
ネットもだめ。エレベーターが止まり、電車が止まるだろう
道路はあっても信号がだめ、車は動くかもしれないが、タクシー待ちの長い列と大渋滞
自家用車のガソリンはあるだけ
停電になるとガソリンスタンドのポンプが動かないから、入れられない
POSも動かないからお金のやりとりもできない。へたをすると現金がなくて
ガソリンどころか何も買えず、なにも食えないかもしれない。
山の中でキャンプしているよう感じになるのか。
一斉に帰宅難民になるのだろう。仮に家にたどりついても食うものは何もない。暖房もないということかも
ヨーロッパの冬のように、食糧備蓄1か月分かなあ。薪を積み上げて
3.11から何か学んだろうか

18361. 2012年12月28日 14時21分07秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.wiss.org/WISS2012/InvitedLecture.html]
死にそこないではあるが、最近は電子技術や情報分析を利用した防災観測から、災害そのものへの対応に世界が広がりつつあります。「災害はそこに人がいるから」と言われ、間違いではないのですが、「災害はインフラが壊れるから災害になる」とも言えると思うのが、この3/11の教訓ではないかしら。

阪神大震災以来、高度情報通信を利用したICT技術の利用と言う形で防災対策を進めている国ですが、その結果があのありさまと言えるでしょう。東北沖の深海津波計が設置されましたけれど、衛星経由で送られてくるならば、釜石沖にあった津波計と同じになるでしょう。東京やつくばの観測地でリアルタイムに見ていながら、被災地域に通報するすべが何もない。次もそんなことになりそうです。

URLは岩手県災害対策本部で動いていた秋冨医師の話がベースになっています。インフラがすべて壊れてしまった後の緊急医療の実情、治安と通信の崩壊が描かれています。東南海、東京の災害では想像もできないほどのインフラ破壊が連鎖的に被害を拡大する。3・11で見られたTVの情報すらないでしょう。

地域防災を担当している自治体の方は自分の携帯電話を見てください。その携帯電話が使えるのなら災害はたいしたことがありません。予想される災害では確実にその携帯電話は使えません。そうしたときに地域防災がどう動けるか、役に立つのかよく考えてみて欲しいと思います。もっか、私がお勧めする最強の近距離通信手段は遠足で先生が使う10Wぐらいの少し大きめの肩掛けハンドマイクです。これは誰にでも使え、自動車交通が無いのなら500m離れて会話できます。小集落の指揮をするならば防災無線よりも圧倒的な力を発揮するでしょう。

ふたたび書いておきます、大災害は確実にインフラを壊します。さて、どうします?

18358. 2012年12月27日 12時10分24秒  投稿:ちば 
Hal.Tさん>
 すみませんでした.齋藤先生へのリプライありがとうございます.
ひるんで,うまくかけなかったのです.

掲示板は 議論には向いていないというかんじは
わかります

壁に向かって 独り言を 話していると
じつは 誰かが聞いてくれていて ときどき 反応がある
そういうものだなあと おもって
たいとるに ひとりごと と名前をつけました

書き込んでいる瞬間は みなひとりで キーボードに向かっているので

でも,反応があると facebookよりも うれしいですね


18357. 2012年12月27日 07時47分55秒  投稿:ちば 
 [http://www.airpano.ru/360Degree-VirtualTour.php?3D=Kamchatka-Volcano-Plosky-Tolbachik]
ロシアのairpano ヘリコプターから撮影した高解像度全周映像


カムチャツカのトルバチク火山噴火中の映像

【注意】リンク先はデフォルトでBGMが流れます


18354. 2012年12月25日 21時05分56秒  投稿:ちば 
 [http://www.jishin.go.jp/main/chousa/12_yosokuchizu/index.htm]
斎藤先生>
 違和感というか,残念な感じがします.
たしか、昨年公表しなかったのは、地震の規模が大きく、
予想だにしていなかったM9.0ということもあったのでしょうが
当時の発生確率の計算法では、2011.3.11の影響を、うまく反映できない。
巨大地震が発生したのに、直前と発生確率がほとんど変わらないのでは
おかしいから、と読んだ覚えがあります。
 今年の公表値は、関東地方など、いろいろ変っているところもあるので、
巨大地震の影響を、考慮できるような方法になったのかなあと
思っていました。リンク先を見るとまだ検討途中のようですが,
だから公表しないわけにもいかないので,出すのだと・・・

地震屋さんたちのやりかたもいいのですが
地質学の成果をもっと生かすべきだろうと
 大まかに言えば,1000年に1回位の頻度で津波堆積物がみつかっていて
最後の貞観津波は1000年くらい前,ちょうど満期だった
そういう観点での情報提供は何かできないのか


18353. 2012年12月25日 17時53分11秒  投稿:齋藤 
3.11で大外れした(兵庫県南部地震以降に遡っても、発生した場所は確率の低いとこばかり)にも関わらず、推本から全国地震動予測地図が公表されました。前回の予測で仙台は4%であったこと(低いのは安心情報でないと断りつつ数字をあげている)など、どう捉えたら良いのか、統計上の数値にしても0.1%までの数値に意味があるのか、一般に公表される図(数値)としては違和感を覚えるのは、私だけでしょうか。

18351. 2012年12月24日 15時35分15秒  投稿:ちば 
 [http://www.jsce.or.jp/branch/kanto/01_04_gijyutu/school/koshuu_130201.html]
講習会「富士山の噴火に備える」

 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M9)を契機として、各地で地震が頻発しており、日本の地震・火山活動は新たなステージに突入したとの報道がなされています。なかでも、震災直後の3月15日に富士山直下で発生した地震は、富士山噴火が目前に迫った事象の現れとして緊張が一気に高まりました。その後、富士山は平穏を保っていますが、近い将来、噴火に至るだろうとマスコミ等で報道されています。富士山が噴火すると、関東地方には火山灰が数十cm(場所によっては数m超)、都内でも数cmから10cm程度のオーダーで積もり、交通網や通信網、下水等の都市インフラが麻痺し機能不全に陥るなど、これまで経験してこなかった災害に市民生活が大きく脅かされることが懸念されています。市民の安全を確保するためには、富士山噴火を見据えて様々な備えをしていく必要があります。
 今回の講演会では、まず火山噴火予知連絡会長の藤井先生から、富士山の噴火はあるのか、あるとすればいつ頃なのか、我々にはどのような備えが必要なのか等についてご講演をいただきます。
 また、お二人目の赤色立体地図発明者の千葉技師長からは、赤色立体地図の防災の活用法などについてご講演をいただきます。赤色立体地図は、地表の凹凸を直感的に素早く確実に認識することができる手法として最近テレビ番組等でも注目を集め、特に、災害の発生や防災・避難などを考える際に大きな効果があると期待されています。講演では、富士山の凸凹情報から過去の噴火事例等についても解説していただく予定です。
 本講習会を、富士山噴火や防災の備えの一助にして頂けたらと考えています。多数の皆様の参加をお待ちしております。



1. 主   催 公益社団法人 土木学会関東支部
2. 期   日 2013年2月1日(金) 13:30〜17:10(13:00から受付開始)
3. 場   所 土木学会本部2階大講堂(JR中央線四ツ谷駅下車四谷口徒歩5分)
160-0004 新宿区四谷1丁目無番地(外濠公園内)
4. プログラム
13:30−13:35  開会挨拶 技術情報部会主査
13:35−15:15(100分)  富士山の噴火に備えて
火山噴火予知連絡会長
CeMI環境・防災研究所長
東京大学名誉教授 藤井敏嗣
15:15-15:25  休憩(10分)
15:25-17:05(100分)  赤色立体地図でみる地球の凹凸と防災への活用
アジア航測(株)
総合研究所技師長 千葉達朗
17:05-17:10  閉会の挨拶
5. 会   費 会員2,000円 非会員3,000円 学生会員1,000円
(消費税込み,会員は個人会員及び法人会員)
6. 定   員 120名(定員になり次第締め切ります)

18349. 2012年12月23日 19時04分42秒  投稿:ちば 
 [http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2012-12-28&ch=21&eid=12758]
砂防工事が続き
一般観光客が立ち入れない立山カルデラを紹介する番組があるそうです

NHK総合
2012年12月28日(金) 午後3:15〜午後4:00(45分)

年間100万の観光客が訪れる立山連峰。
実はそのすぐ隣に、大地の崩壊を防ぐため100年に渡って工事が続くかつての火山の崩壊地、
「立山カルデラ」が広がっている。一般の人はほとんど足を踏み入れない「秘境」。
古代遺跡を思わせる壮大なダム、市民の安全を守るため働く男たちの心意気…

立山カルデラ砂防博物館 TOPページ

立山カルデラの写真ギャラリー

18348. 2012年12月18日 00時35分14秒  投稿:ちば 
今日は、午後から日本テレビの取材。
ニッポン創造という番組。
赤色立体地図は、なぜ赤いのかという質問が
またありました。
赤が一番立体的にみえるとか、
微妙な彩度の違いがわかるとか説明した
でも、目が疲れないとかもあるかな

18341. 2012年12月14日 18時56分20秒  投稿:ちば 
 [http://www.ch-japan.com/ja/]
今度の日曜日のチャンネルジャパンに出演します

TBS「夢の扉+」の番組からいくつかを選んで
海外向けに放送するのだそうです

アジア&インドネシアが16日
台湾が17日と23日
USTREAM配信は18日以降とのことです


ひとつの夢に情熱を捧げる人間の姿を追うTBSの人気ドキュメンタリー「夢の扉」。その中からキーパーソンを海外向けに厳選してお届けします。
 今回は、「地図の力で自然災害から人々の安全を守りたい」と奮闘する空間測量技師。これまで地図の主流は等高線地図でしたが、凹凸や地形を判断しにくいという課題がありました。彼は自らの測量技術を応用して、試行錯誤の末、精緻な地形を3次元的に表現する“赤色立体地図”を開発します。大きな特徴は、常識を覆す赤い地図ということ。なぜ赤色なのでしょうか。
 この赤色立体地図は、地震予知などの防災のほか、古墳調査など様々な分野で利用されるようになります。開発者の故郷は、東日本大震災で被災した宮城県石巻。この地図を活用した、彼の新たな挑戦、その思いに迫ります。

18339. 2012年12月14日 11時46分04秒  投稿:ちば 
「その、実験台の引き出しには、ずいぶん前に失くして、ずっと探していた、
私の大切だった物がいっぱいはいっていた。
取り戻すことができて、とてもうれしかった。
しかし、いくつかのものはすっかりダメになって、茶色になってしまっており、
袋から出して流しに捨てた。」
という夢をみた。

18338. 2012年12月12日 19時50分52秒  投稿:ちば 
 [http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/tsuruga_hasaitai/20121210.html]
敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者評価会合

18336. 2012年12月07日 08時46分57秒  投稿:ちば 
 [http://www.volkstat.ru/foto-ANO/index.php?event=showimg&msnum=13727]
カムチャツカ半島のトルバチク火山の溶岩流下の様子

18335. 2012年12月06日 22時16分00秒  投稿:ちば 
 [http://www.gsj.jp/researches/gsj-symposium/sympo20/sympo20-program.html]
来年の1月22日に開催される 産総研シンポのプログラムです
転載します


13:15-13:20 開会挨拶
佃   栄吉 (理事・地質分野研究統括)


13:20-13:30 本シンポジウムの趣旨と構成
篠原宏志 (マグマ活動研究グループ長)


【基調講演】
13:30-14:00 産業界から見た火山防災の地質学的新手法
千葉達朗 (アジア航測株式会社 技師長)

 ここ10年、地形測量の手法が大きく進化した。航空レーザー測量による樹木を取り除いた詳細な地形の解明である。特に火山では、火口や溶岩流や火砕流など、微地形からその地質を容易に推定できるケースも多い。レーザー計測とその表現法としての赤色立体地図を利用した、地質調査の実践例を紹介する。

【産総研における研究成果1 国内事例】
14:00-14:25 富士火山の噴火の特性と想定される噴火災害
山元孝広 (主幹研究員)

 富士山は日本で最大の活火山である。1707年の宝永噴火以降、表面活動は停止しているが、火山としての寿命は尽きておらず、将来再び噴火を起こすことはほぼ確実である。富士山の噴火履歴からその特徴を明らかにし、備えるべき火山災害について考える。

14:25-14:50 伊豆大島の噴火シナリオ高度化に向けて
川辺禎久・石塚   治 (火山活動研究グループ)

 伊豆大島は日本で最もよく調べられ観測されている火山の一つである。しかし不明確な事柄も残されており、地上ならびに周辺海域のさらなる調査が欠かせない。海陸の地質調査の最新成果を元に、伊豆大島火山の噴火シナリオ高度化について紹介する。

14:50-15:45 【ポスターセッションコアタイム】

【提言講演】
15:45-16:15 火山活動予測に地質学など物質科学的手法が果たす役割と期待
山里   平 (気象庁地震火山部火山課長)

 従来火山活動予測には地球物理学的手法が多く使われ、気象庁の24時間火山監視も地球物理学的手法が軸となっている。一方で、地質学や地球化学など物質科学的手法も火山活動評価に大きな役割を果たす。物質科学的火山学が果たしてきた実績と今後に向けた期待について述べる。

【産総研における研究成果2 新手法と海外事例】
16:15-16:40 感度法によるK-Ar年代測定システムの高精度化
山崎誠子・松本哲一 (火山活動研究グループ)

 火山の活動履歴を知る上で、高精度の年代情報が不可欠である。他の年代法の適用が困難な数万〜数十万年前の火山噴出物の測定が可能な感度法によるK-Ar年代測定システムの高精度化を進めている。構築中のシステムの概要を紹介するとともに、年代測定の役割について議論する。

16:40-17:05 岩石学的手法による噴火研究−霧島火山新燃岳噴火を例として−
斎藤元治 (マグマ活動研究グループ)

 火山噴火推移予測を行うためには、どのようなマグマが活動しているかを知る必要があり、そのためのツールが岩石学である。岩石学的手法を用いた噴火機構の解明やマグマ供給系の実態把握に関する研究を進めており、その一例として2011年に起きた霧島火山新燃岳噴火の研究成果について紹介する。

17:05-17:30 過去1000年間に3回も巨大噴火が起こったインドネシアから学ぶこと
高田   亮 (マグマ活動研究グループ)・古川竜太 (火山活動研究グループ)

 日本では7000年前以後巨大噴火の経験がないが、インドネシアでは13世紀、1815年、1883年に地球規模の影響を与えた巨大噴火がおきた。巨大噴火に至る準備過程、前兆現象、噴火後の影響について、インドネシアとの共同研究の成果を述べる。将来巨大噴火を起こす火山を見つけるための取り組みも紹介する。

17:30-17:55 全体質疑

17:55-18:00 閉会挨拶
牧野雅彦 (地質情報研究部門長)



18334. 2012年12月06日 22時10分01秒  投稿:ちば 
 [http://www.gsj.jp/researches/gsj-symposium/sympo20/index.html]
産総研では、多様な噴火現象を理解しその活動推移を予測するために、地質学的・物質科学的な調査・研究を行い、噴火履歴の把握とそれを引き起こしたマグマ活動機構の理解を進めている。本シンポジウムでは、火山噴火推移予測への地質学・物質科学の貢献について、産と官の立場からご講演頂くとともに、産総研で行われている最新の研究成果を紹介し、火山国日本において「安全で安心な社会を構築」するための研究のあり方について議論する。

開催概要

タイトル 地質調査総合センター第20回シンポジウム
地質学は火山噴火の推移予測にどう貢献するか
日時 2013年1月22日(火) 13:15〜18:00
会場 秋葉原ダイビルコンベンションホール→<アクセス>
(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2階)
主催 独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター
後援 一般社団法人全国地質調査業協会連合会
参加費 無料

18333. 2012年12月06日 12時38分45秒  投稿:ちば 
 [http://www.geocities.jp/f_iwamatsu/retire/taisho.pdf]
 石黒曜さんが「死都日本」という小説の中で、霧島が破局噴火したら
どうなるか、そして日本がどうなるかというシミュレーションを展開しています。
このような噴火が、近い将来桜島で起こる可能性についてのことだと思いますが、
もちろん、小さい確率でもいつかは起こるので、ゼロではないのですが、
 現在の桜島の状況は、大正や昭和の噴火のような、
山腹からの溶岩流出というパターンを
念頭に置いて、注意をしている、という感じだとおもいます。

18332. 2012年12月05日 23時49分55秒  投稿:桜島 
12月2日の朝日新聞に火山のことについて書いてありました。大規模な噴火が近年起きていないことはマグマの蓄積を示している「将来的に大噴火が起きる可能性がある」桜島のマグマはあと10年で大正噴火前の水準に達する見込みだ。とかいてありましたが、もし、桜島が大噴火すれば、東日本までに灰が降るんですか?

18331. 2012年12月05日 14時38分10秒  投稿:かわべ 
 [http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=22942]
今月(2013年1月)号の福音館書店 月刊 『たくさんのふしぎ』は、
宮武健さんの「桜島の赤い火」。

おもに2009年後半の夜間の噴火の様子をきれいに紹介しています。

18330. 2012年12月04日 07時14分37秒  投稿:ちば 
姶良Tn火山灰のこと

「姶良」は鹿児島の近くの錦江湾にあるカルデラの名前で、
「Tn」 は丹沢付近に分布する丹沢パミスという白色の火山灰層の略記号です
この火山灰が姶良カルデラ起源のものだと明らかにした、町田・新井(1974)によって命名されました。
姶良カルデラ起源のTn火山灰という意味です
普通はさらに省略してATとよばれることが多いです
バブルウォール型と呼ばれる泡のかけらのような形の小さな火山ガラスを多く含むという特徴があります。
 この噴火により、姶良カルデラが形成され、現在の錦江湾となりました
南九州の広い範囲に火砕流が厚く堆積し、
その後浸食されましたが、現在もシラス台地となって残っています。
 この噴火の発生した年代については、発見当初は2万1千年前くらいと言われていましたが
現在では、2万7千から9千年前ごろとされ、まだ検討が行われています。

町田 洋・新井房夫(1976)広域に分布する火山灰 ---姶良Tn火山灰の発見とその意義--- 科学,46,339-347.

18328. 2012年12月01日 15時53分38秒  投稿:桜島 
桜島について 姶良Tn火山灰とは何ですか?

18326. 2012年11月30日 02時40分46秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.wiss.org/WISS2012/]
クマと鳥の調査については、URLの会合、これは情報通信と周辺技術の会合で、2泊とまりこみの合宿でおもしろいんだ。数年前に、三重県員弁郡で砂防学会の研究会だったかな、みんなで大広間で合宿したようなものの大規模版。

悪く言えば学芸会、よく言えば異分野、若者からジジイまでの雑談会。ソフトからハードウェア。
いろんな言い方ができるんだけど学会とは違うおもしろさがあります。

今年は青森の三沢であり、当方の講演は、実のところ公演と言っていい感じで、カラスとクマと野生動物のぬいぐるみではなく、毛皮をかぶって話をしろと言ってありますが、さてどうなるか。ひょっとしたら生中継になるでしょう。その場合にはここでお知らせします。

18325. 2012年11月30日 02時33分26秒  投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/ss/Library/2012sabo/docbak/saboGaiyou2012hal.pdf]
齊藤さん、ちょっと興味を持って所属を調べさせてもらったら、岩手大学なんですね。

私どもは、岩手大学農学部のクマや鳥の先生、』岩手県立大学のネットワーク系の先生と、この3年ぐらいかな、環境と防災通信の新しいシステムの野外試験をしています。11月の最初は盛岡市周辺の数羽のカラスの15分毎の位置観測をやってました。3/11の強震動は遠野の傾斜センサ⇒仙人峠山頂のNK局舎⇒インターンフェっと経由で盛岡や全国に即座に届いています。ただし、実験システムなので観測しているだけでしたけどね。

もともとは、土石流の通信のための通信技術から発起した長距離通信ですが、残念ながら3・11で危惧していたことが実証されてしまった。ある意味、阪神大震災でわかっていたことをまたやってしまったと言う感じです。URLは今年5月の砂防学会に出したポスターの原稿です。

おっしゃるとおりですが、私は「人は」ではなく、「38億年の生命の歴史の末裔である私」と感じます、農学部の影響なのでしょうね。桜の木も私も、次世代に命を伝え進化していき、あるとき終焉を迎えます。情報工学的な言い方はへんてこりんですが、私のDNAは38億年分の情報を私まで持ち越し、私自身のDNAはその役目を数年で終えるだろうという、諦観と・・・諦観から導かれる希望です。

TwitterやFacebookもいいんですが、千葉さんのこの掲示板はしっかり管理されていて居心地がいいんだ。BAKUPは私の方のサーバーにあり、すでに12年たちます。もっとも掲示板は議論には向かず、情報交換に向いていますね。・・・というわけで千葉さんになり替わるわけにもいきませんが、趣旨に沿わないことはないものと思いますよ。

18324. 2012年11月28日 10時45分26秒  投稿:齋藤 
震災被災地、地元の想い、聞いてもらえるなら・・・・・・・
「岩手日報論壇」に先月掲載した拙文です。管理人さん、そぐわなければ、どうぞ削除してください。
「核のごみ埋設地を『天領』に」
 福島の大地と同胞を賭博で、すってんてんに失い、さらに日本の国土と国民の未来を掛け金にする。この国の政治屋や財界人は懲りもせず。生命より財が大切とのたまう。
 現政権の「脱原発」は揺れ動き、今日の誤った原子力政策の主犯である前政権は、原発こそ国の根幹と大合唱。あなたたちは、人の気配が消えた「死の街」福島の現地に身を置いたか、住処を失った多くの同胞のうめきを聞いたか。その上で、厚顔無恥に同じ主張を繰り返すのか。
 核と遺伝子は、出来の悪い生物、人類が手を染めてはいけない神の手に委ねられるべきものであった。脱原発というぶれない決意を固めてこそ、持続可能な社会への工程表は作られる。
 何千兆円の借金ばかりか、何万年後の子孫へまで核のごみを付回す人でなしの道を私達は選んではいけない。ヒトは「種」を引き継ぐことを存在価値として生きてきたし、これからも生きていくのである。
 それにしても、全国の原発建屋や青森の再処理施設にたまり続けた使用済、使用中の核燃料は運転中の原発よりも危険である。格納容器にすら入っていない燃料は、貯留水槽が損傷したら、私たちの、未来は、それで終わりとなりかねない。
 例え、今すぐ原発を廃止するにしても核燃料の処理は気の遠くなるような未来にまで続く。
 国は安定処理技術の開発に今こそ叡智を結集すべし。そして、補助金、交付金を餌に最終処分地を地方に押し付ける愚をすぐにやめ、国の責任で管理する国の直轄地、いわば天領を設置すべきである。
 数万年という日本列島の骨組みすら姿を変える長い期間、安全を保持することは不可能に近い。取り返しはつかないかもしれないが、国主導で、その努力をする以外に日本民族の「種」の継続はない。
 その覚悟を示すために私は国の中枢である国会、電力消費地の東京都庁の地下にも、その一部を埋設し、過ちの責任と管理の徹底を忘れ去らぬよう墓碑銘を刻み残すことを提案したい。できれば、元気に維新を説く橋下徹市長の足元の大阪市役所も一角に加えたい。
 危機管理のリスクは地方と共に首都圏も担って、初めて日本という地域が成り立つことを肝に命ずるべきである。

18323. 2012年11月18日 22時25分46秒  投稿:ちば 
山火事のあとは、大雨で表層崩壊が発生しやすくなるのが心配ですね

18322. 2012年11月18日 12時16分55秒  投稿:ちば 
 [http://snapper.blog6.fc2.com/]
心配していた
三宅島の山火事ですが、大雨が降ったこともあり
ようやく消えたようです。

三宅島三池付近(野田さん撮影)

 炎上した範囲には、火山ガスの影響で立ち枯れた
樹木がたくさんあり、かねてから山火事のの際に
燃えやすいことが懸念され、
計画的に伐採が進められた範囲
が含まれていたようです

リンクはスナッパー野田さんのブログです
http://snapper.blog6.fc2.com/

18317. 2012年11月15日 07時57分01秒  投稿:ちば 
 [http://blog.libertytimes.com.tw/kang1021/2010/12/31/77063]
朝日新聞に掲載された 航空レーザー計測の解説

18316. 2012年11月10日 07時02分48秒  投稿:ちば 
 [http://www.thr.mlit.go.jp/karyuu/bosai/20110311_jisinn/110311%20kisya%20106.pdf]
大型土嚢の設置位置

18315. 2012年11月10日 06時53分56秒  投稿:ちば 
 [http://townphoto.net/]
石巻市内を流れる 旧北上川の状況 2007年撮影
堤防が全くないのがわかる
遠慮がちに移動可能なガードレールが置いてある

このあと翌年くらいに50cm程度の防潮柵→津波・沈降→大型土嚢→仮設堤防→4.1mの本堤防計画中


http://townphoto.net/miyagi/man/man133.jpg

たぶんニューヨークもこうだったのではないか

18314. 2012年11月10日 00時08分47秒  投稿:ちば 
 [http://www.gizmodo.jp/2012/11/post_11109.html?fb_action_ids=2588714692955&fb_action_types=og.likes&fb_ref=s%3DshowShareBarUI%3Ap%3Dfacebook-like&fb_source=other_multiline&action_object_map=%7B%222588714692955%22%3A495872057113927%7D&action_type_map=%7B%222588714692955%22%3A%22og.likes%22%7D&action_ref_map=%7B%222588714692955%22%3A%22s%3DshowShareBarUI%3Ap%3Dfacebook-like%22%7D]
マンハッタンの古地図とハリケーンサンディ緊急避難区域が完全に一致

18313. 2012年11月08日 06時24分28秒  投稿:ちば 
今年の夏の記録的少雨のために、水位が下がって赤い泥が広がる裏磐梯の銅沼(あかぬま)。
意外なことに、水の色は淡い緑色。

2012年11月7日 千葉達朗撮影 カメラiphone5

18309. 2012年11月04日 10時16分48秒  投稿:もくせい 
 [http://www.tbs.co.jp/news/]
本日の18時からTBSの世界遺産でアイスランドのスルツエイを取り上げるみたいです。
図鑑などには噴火中の写真は取り上げていますが、噴火後の写真はほとんど見たことがないので楽しみです。

18307. 2012年11月02日 20時31分48秒  投稿:ちば 
 [http://www.schoolpress.co.jp/news-title/tosho.htm]
図書館教育ニュース(2012年11月8日号)に赤色立体地図が掲載されます

ネクタイは、掲載された画像と同じ、有珠山の赤色立体地図 を印刷した特注品です

リンク修正しました

18306. 2012年11月02日 11時22分08秒  投稿:ちば 
 [http://ishinomakinews.blogspot.jp/2012/11/19.html]
石巻新聞のサイトで石巻に雹が降ったと速報されていました

1日19時過ぎ、石巻市内で大粒のヒョウ
きょう午後7時過ぎ、石巻市内にカミナリが鳴り響き、
直径1〜2センチのヒョウが降って来ました。
勢いは激しく、傘を差していても外を歩くのは難しいレベル。
10分ほどで収まりました。

18303. 2012年11月01日 18時46分04秒  投稿:ちば 
 [http://strati.sci.hokudai.ac.jp/kawamura/peripheral/usu/usu_misc/index.htm]
有珠山や昭和新山の古い貴重な写真がデジタル化されています

..end