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ある火山学者のひとりごと 4600-4699


4699. 2000年09月05日 01時56分24秒 投稿:後藤@有珠山ネット 
 [http://www.sh.rim.or.jp/~mel/P9050145.jpg]
三宅島から住民が避難しましたが
もし、帰る日がきたとしても、復旧作業が容易ではなさそうです。
上のURLに、ちょっと庭先からいただいてきた灰
(正確には灰と水により、スレート化しているもの)の写真があります。

かなり緻密で、掘り返すのは容易ではありません。
(水分が抜けて、ひび割れしているが、それでもけっこう硬い)
まるで、建築資材の「サイディング」のような状態です。

復旧作業のやりかたも何とか考えないといけないかも。です。
なんにしても、落ち着いてもらわなければどうしようもないのですが。
[211.0.180.17][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)]

4698. 2000年09月05日 01時52分28秒 投稿:みね 
臨時火山情報 第2号
平成12年 9月 5日 0時50分
札幌管区気象台 発表
火山名 北海道駒ヶ岳

北海道駒ヶ岳が噴火しました。
気象庁A点(昭和4年火口の西南西約4KM)の地震計で4日22時14分頃
から10分間程度の火山性微動が観測されました。森測候所が行ったその後
の現地調査によると、森町尾白内で降灰を確認しました。火山性微動が観測
された頃に噴火が発生したと推定されます。
噴煙の状況は、現在夜間のため確認できません。
今後の噴火活動に十分注意して下さい。
[211.5.30.45][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4697. 2000年09月05日 01時45分51秒 投稿:高橋 
 [http://www.kyoboku.com]
お久しぶりです。
1時過ぎのNHKニュースで、車のガラスにうっすらと火山灰が積もったとの報道がありました。駒ヶ岳が、どうやら小規模な噴火をしたみたいです。
[211.3.28.42][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

4695. 2000年09月05日 01時37分16秒 投稿:ちば 
平田さん>

はじめまして。
貴重な情報をありがとうございます。

森町は駒ヶ岳の北側だったと思いますが

平田さんは、いま森町にお住まいなのでしょうか
それとも車かなにかで通りかかったのでしょうか
[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.5; Mac_PowerPC)]

4694. 2000年09月05日 01時13分38秒 投稿:みね 
 [http://www2.justnet.ne.jp/~jaf03034/index.htm]
次のようなページがあります。
@フィリピンのビナツボ火山噴火災害での、「噴火の記録と経過」、「政府の対応」など
A壮瞥町有珠火山災害対策本部が立ち上がるまで−有珠山の火山活動開始当初(3/27〜28)の記録−
B北海道大学宇井忠英さんが、自衛隊観測ヘリコプターから撮影した2000年有珠山噴火災害の写真

田鍋敏也さんの、個人的なHPです。↑
田鍋敏也さんは、壮瞥町役場企画調整課長として、ご活躍されています。

>HP(2000/07/10開設)更新 Log
2000/08/27 記録写真「災害U」追加
2000/08/26 TopPage 更新Log追加
 本日、壮瞥町を会場に「地震火山子どもサマースクール」が開催されました。
 地震学会、火山学会、北大など スタッフの皆さまご苦労さまでした。
2000/08/24 当初の記録 追加
2000/08/15 壮瞥町リンク設定承認
2000/08/15 Yahoo 登録
2000/08/12 写真ページ追加
2000/08/10 Count 300
2000/07/10 HP Open

(ご参考)北海道壮瞥町役場HP↓
http://apple.earthcape.ne.jp/users/sobetsu/

(蛇足です)
4686で投稿した後で、肩書を間違えたように感じて、4691のように一度削除させていただきました。
壮瞥町HPで再点検しましたので、4986と同一内容で再UPします。
当時は「B長」、今は「A長」のご様子です。間違っていなかったようです。

[210.141.116.154][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4693. 2000年09月05日 01時07分46秒 投稿:みね 
 [http://www.north-jwa.gr.jp/]
火山観測情報 第4号
             平成12年09月05日00時20分
             札 幌 管 区 気 象 台  発表
            (財)日本気象協会北海道支社  提供
火山名 北海道駒ヶ岳

 北海道駒ヶ岳の火山活動状況についてお知らせします(平成12
年9月4日23時00分発表、臨時火山情報第1号関連)。
 北海道駒ヶ岳で火山性微動が観測されました。
 気象庁A点(昭和4年火口の西南西約4km)の地震計で22時
14分頃から火山性微動が観測されました。微動の最大振幅は3マ
イクロメートル程度で、平成10年10月の噴火時に観測された微
動の最大振幅は約16マイクロメートルでした。
 噴煙の状況は、夜間のため確認できませんが、森町尾白内で降灰
があったという情報が入っています。
 場合によっては北海道駒ヶ岳で噴火が発生した可能性もあります
ので、現在森測候所で降灰調査を行っています。調査の結果はわか
り次第、火山情報でお知らせします。
 今後の火山活動に十分注意して下さい。
[211.5.14.177][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4692. 2000年09月05日 00時41分56秒 投稿:平田 
北海道駒ケ岳について
森町で降灰や硫黄の匂いがしてます。
[210.145.71.254][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt; ocnie5-1)]

4690. 2000年09月05日 00時23分33秒 投稿:山ア 久隆 
>4680ちばさんの転載された都災害対策本部(第60報)の文書を見て驚いています。
なんと4分の1近くの人たちが島、つまり陸上に泊まると言うではないですか。
 全員を船に乗せるのではなかったのですか。なぜ100名余りの人たちが島に残っていなければならないのでしょうか。理解できません。
 島に残るとしてもせめて夜間だけは危険を避けるために船に泊まるというのが、安全対策だと都は言っていたはずです。山も見えないし寝ているし、火山ガスがおそってきても分からない。だから船に戻ると。
 しかし実際はこうやってなし崩し的に安全対策を放棄しているではないですか。当初取られた対策が、さしたる根拠もなくないがしろにされた結果起きた災害は、事例を出すまでもない。労安ではそういうことは最初に戒められるはずですよ。しかも今回は驚いたことに最初の夜からこうです。
 家族は、せめて夜間は船に乗るからと、危険を回避しているものと思っているでしょう。しかし実際は島に100人以上もおりている。都の災対はPTSDという言葉と定義を知っていますか。家族への精神的負担をどれだけ増やしていると思っているのでしょう。
 さしたる理由もなく、このような危険きわまりない行為は直ちに止めてください。
[202.219.188.112][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4689. 2000年09月05日 00時20分53秒 投稿:やまもと 
 [http://202.214.228.99/kazan/kazan005.htm]
北海道駒ヶ岳に関する情報。
火山防災情報サービスの駒ヶ岳の項です。
[165.76.214.69][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4688. 2000年09月05日 00時09分57秒 投稿:さの 
■4647 やぎさま:

> 100km*100km*1km*10ppb(体積)として計算すると,SO2の質量は約300トンです.
> 平均濃度を100ppbとしても約3000トンですから,現在観測されている火口からの
> 放出量とほぼ同じオーダーと見てよいでしょう.
> 万のオーダーは過大だと思います.

は、4632 さの 宛公開レスですよね?
計算は合っていると思いますが(>4653 Hal.Tさまと同様)、私の考え方(観点)と
かみあっていないように思いますので、もう一度、考えたことをなるべく具体的に書
いてみます。

1. 火山ガスの暴露を考えるときは「評価時間」を考慮することが重要。

2. 三宅島で数分から1時間程度致命的高濃度の火山ガスに暴露されるリスクについて
  概算を行いたい。

3. 8月28日の関東異臭騒ぎのときを考える。これは、大湧谷あたりの火山ガス噴出とは
  空間スケールが1、2オーダー違いそうだ。

4. 東京西部、神奈川西部のSO2測定データ、気象データ、ランドサット画像より
  高さ1km(日中大気混合層厚)、幅50km(ほぼ小田原-横浜間)の長方形グリッドを、
  SO2平均濃度0.1ppm、H2S平均濃度0.5ppm、流速5m/s(18km/h)の大気流束(フラッ
  クス)が3時間(測定局の高濃度継続時間)継続通過したと近似。

5. 上記流束ボックスの体積は1km×5km×54km=2700km~3。
  (SO2の質量は4647やぎさまと同様にして約810トン、H2Sの質量は分子量からSO2の
   半分(1.5kg/m^3)として約2000トン)。

6. 5.のボックス中のSO2、H2Sは、28日3-6時の噴火の際に1-3時間程度で三宅島より
  放出されたものと考える(火山観測情報第207号:9/2三宅島測候所発表 参照)。
  安定した風系の下で100km以上離れた所で、3時間程度のSO2高濃度が継続したと
  いうことから、100km以上の拡散輸送中の風向方向の水平拡散幅を考えると、対応
  する発生源での放出時間は3時間より短いはずで、ここでは1時間と考える。
  (つまり、三宅島でSO2 810トン、H2S 2000トンが1時間で放出されたと考えた。
   ←1日で平均的に放出されたと考えなっかた所が重要。また、既報のSO2放出量
    3000t/日とも矛盾しない。)

7. 6.の想定で放出されたSO2、H2Sが、気象条件により三宅島をすっぽりと覆う厚さ
  500mの大気層内に1時間滞留することを気象条件によりあり得る事態として想定。
  この円筒状大気層の体積は、層厚×島の面積 0.5km×4km×4km×3.1=約25km^3で
  5.で想定した流束ボックスの約1/100である。そこで、この大気層内のSO2、H2S濃
  度は、流束ボックス内濃度の100倍と単純に考えると、各々約10ppm、約50ppmとなる。

8. 7.で見積もった濃度は1時間平均濃度である。8月28日の東京西部、神奈川西部での
  SO2測定データ(1時間値)の最大値は約1ppmで、H2S起因と推察される異臭についての
  住民の訴え(報道)から考えられるH2S濃度の最大値(時間評価は不明だが1時間以下
  と考えるのが妥当だろう)は約5ppmである。これらは、4.の流束ボックス内の平均
  濃度の10倍である。従って、7.で想定した条件下でも、数分間という評価時間で
  考えると1時間平均濃度の10倍程度にはなるであろう。すなわち、SO2約100ppm、
  H2S約500ppmである。

9. また、火砕流や噴煙に伴う火山ガスの流下、高大気安定度時の微弱風に乗った流下
  という事態が発生した場合は、7.で考えた大気層の体積を半分程度に小さく考えて
  も不自然ではない。
  すると、SO2、H2Sの1時間平均濃度は、各々20ppm、100ppm、数分間評価での最大濃
  度は200ppm、1000ppmとなる。

10. やぎさまのHP http://www.gsj.go.jp/~yagi/Volc_Gas.html によれば、
  SO2 400-500ppmで「1-2分で皮膚を刺激し、気道・気管支が犯され、生命危険となる。」、
  H2S 800ppmで「直ちに急性中毒を起こして失神、呼吸麻痺により即死する。」とあり
  ますが、9.の評価時間込み濃度見積もりと照らすと、これはまさに致命的濃度といえ
  る。

11. 4210 みゃるさま の火砕流下での歴史的証言(回想)(抜粋)

> 真っ暗な中、常夜灯の光で、霧がものすごい勢いで渦巻いている事が確認できる時に
> 外にでたのですが、2呼吸もすると、胃がひっくり返りそうな咳がでるので、
> 正しい確認ができたかどうか自信がありません。

> 臭いは、硫黄臭と、今回初の鉄サビ臭さです。
> 鼻腔の奥の刺激は強く感じる物の、目への刺激は、私は感じませんでした。
> 口を開けたので、味も感じました。歯医者で使う薬品の味がしました。
> 味、というより、刺激かもしれません。

> また、皮膚についた霧状の物は、しばらく経つと、異臭を発します。
> ちょうど還元剤を用いて、ひどい汚れの洗濯物や、魚焼きの網を洗浄するときの臭いに
> 似ていました。ただし、体毛が溶けるようなことはありませんでした。

> また、換気扇から入ってきた霧状の物は、ふきんで拭き集めると、
> 砂状のホコリのように見えました。
> 強いて言うと、一昔前のバルサンを部屋で炊いたときに床にうっすら積もった感じに
> 似ています。
> ですから、ジャリジャリしたり、ざらつくなどの感触はありません。

 と、上述やぎさまの HP を照らすと、このときのSO2濃度は室内で10〜20ppm程度、屋外
 で50〜100ppm位と思われる。ただし、継続時間は不明。他のガスとの複合効果も分から
 ない。
 SO2濃度について、10.までの考察結果とオーダーで矛盾しない。H2S濃度は心配ながら
 裏がとれない。

以上が、私の思考過程です(根拠資料の入替はありますが)。この結果、致命的な火山ガス
災害が発生するのではないかと心配するに至りました。ただし、不確実な仮定を積み上げて
いる上に、チョンボも多いので不安です。どこかに荒唐無稽な見積もりミスでもあるのでは
ないかと。
(→4678 Hal.Tさま お情けありがとうございます。後ほど甘えさせて戴きます。)

というわけで、4612 さの で「3000t/日よりも1オーダー強い放出」と書いたのは、上記
思考過程6.の810t/時=19440t/日 を想定したもので、1日に万tオーダーのSO2放出が平均
的に続くという意味で書いたのではありません。ここの所、誤解されたのではと思いました。

以上、まことに長文恐縮。島に残る方に早く逃げて戴きたい虚仮の一念の板汚しお許しを。

ところで、やぎさまは、八木様でなく山羊様だったんですね。びっくり。

駒ヶ岳にもびっくり。
[210.165.70.254][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4685. 2000年09月04日 23時45分39秒 投稿:やまもと 
やまもとです。

4682への自己レス

北海道駒ヶ岳について

22時過ぎより火山性微動観測、噴煙は夜間の為不明、噴火している可能性もある。
以上は6チャンネルの速報ニュース。

[165.76.214.69][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4684. 2000年09月04日 23時43分35秒 投稿:まんば 
NNNニュース速報で「北海道駒が岳で火山性微動を観測 噴火した可能性も」と出ました
[202.238.123.231][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4683. 2000年09月04日 23時42分06秒 投稿:村松@有珠山ネット 
臨時火山情報 第1号
平成12年09月04日23時00分
札幌管区気象台発表
火山名 北海道駒ヶ岳

 北海道駒ヶ岳で火山性微動が観測されています。
 気象庁A点(昭和4年火口の西南西約4km)の地震計で22時
14分頃から火山性微動が観測されています。
 噴煙の状況は、夜間のため確認できません。
 場合によっては北海道駒ヶ岳で噴火が発生した可能性もあります
ので、現在気象台で降灰の有無について聞き取り調査を行っていま
す。調査の結果はわかり次第、火山情報でお知らせします。
 今後の火山活動に十分注意して下さい。
[211.10.64.124][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95)]

4682. 2000年09月04日 23時41分09秒 投稿:やまもと 
やまもとです。

4681ちばさんへ

今、6チャンネルで速報が流れました。北海道駒ヶ岳噴火する恐れあり。
詳細まだ流れません。
[165.76.214.69][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4681. 2000年09月04日 23時36分14秒 投稿:ちば 
北海道駒ヶ岳に臨時火山情報だそうです
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

4680. 2000年09月04日 23時17分16秒 投稿:ちば 
 [http://www.metro.tokyo.jp/INET/ETC/SAITAI/HISAI/MIYAK160.HTM]

平成12年9月4日
午後9時15分
東京都災害対策本部

         東京都災害対策本部の対応等について(第60報)
         現地災害対策本部会議の決定事項について

 9月4日午後4時55分から開催した現地災害対策本部会議での決定事項は下記のとおりです。
                    記
1 緊急時の避難方法について
  別紙のとおり2 立入禁止区域の設定
  三宅村は原則として都道の内側(山側)を立入禁止区域とした。
3 三宅島残留防災関係機関者数について
  417人
   内訳 船中泊 312人
      島内泊 105人
       島内泊の主な関係機関:三宅支庁5名、三宅村役場11名、警視庁25名
                  東京消防庁30名、消防団2名、東京電力15名       
                  建設関係2名
(別紙)
  緊急時の避難方法について
1 行動に当たっての徹底事項
   グループでまとまって、あらかじめ現地対策本部に提出した行動計画に従い行動す
  ること。単独行動は、厳禁します。
   行動する前には、必ず避難場所(避難マップ参照)を確認しておいて下さい。
2 現地対策本部は、測候所からの異常通報があった場合、次の方法により避難を指示し
 ます。
 (1)村の同報無線を通じて「サイレン」を鳴らします。
 (2)村の同報無線を通じて「避難指示」の放送をします。
 (3)村の同報無線を受信できる受信機を必ず携帯してください。受信機は、ホテル
   シップ下船時に、各行動グループ毎に渡します。
3 通報を受けたときは、次のように行動して下さい。
 (1)直ちに最寄りのコンテナシェルターか堅固な建物内に避難して下さい。
   コンテナシェルター内には、エアーボンベ、水、懐中電灯、大ハンマー、軍手を
   装備してあります。
 (2)村の同報無線を通じて「行動再開」の情報を得た上で退避行動に移って下さい。
4 退避は、次のように行動して下さい。
 (1)降灰や火砕流等火山活動が収まった段階で、人員を確認後、現地対策本部に電話
   や防災無線で連絡して下さい。
 (2)現地対策本部の指示に従い行動して下さい。
 (3)漁港に避難、移動した場合は、避難者がいることを示す「白旗」を見やすい場所
   に掲げて、最寄りのコンテナシェルターや堅固な建物で待機して下さい。
   ★救助船が旗を確認し、すぐに救助に向かう場合は、「白色灯の点滅」
   ★救助船が旗を確認し、状況が悪くしばらく待っていただく場合は、「赤色灯の点
    滅」
 (4)救助船または救援ヘリコプターが到着したら、速やかに乗船または搭乗して下さ
   い。
 (5)各グループは、避難用車両(行動用の車両)を必ず随伴して下さい。
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

4679. 2000年09月04日 23時16分48秒 投稿:みね 
 [http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/miyake/09/03-2.html]
下田に7隻避難 市が避難漁民に係留地用意[毎日新聞9月3日]↑

(蛇足)
静岡新聞社は、共同通信社の「加盟社」です。
毎日新聞社は、共同通信社の「契約社」です。
共同通信社HPに「加盟社」と「契約社」が掲載されています。↓
http://www.kyodo.co.jp/

[211.5.23.141][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4678. 2000年09月04日 23時11分58秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/gid/gidlog/index.htm]
 履歴ファイルの自己訂正について:
4632さのさん>
 我ながら恥ずかしいのですが、私にも似たことがあったのです。履歴ファイルを消すと話しが
見えなくなってしまうので、その番号ファイルの最後に(4632自己訂正)と付け足して
そのファイルだけを後で読んで間違いを起こすことの無いようにしました。

 やっぱり直接書きこんでいると、ボロボロ間違うもんですから・・・

 ご希望の方は、履歴ファイルの訂正をメイルで指示してください。(2000/9/5自己訂正)
などと書きこんでおきますから。5,6日は出に入るので、できませんけれど。
[210.250.0.156][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4677. 2000年09月04日 22時46分56秒 投稿:ちば 
ふじたさんから,電話がありました。
錆ヶ浜港に停泊中のホテルシップからです。
雨が降っていて,海は荒れていて,火山は噴火中。
もし,いま火砕流が発生したら,と考えると
とても生きた心地がしない。とのことでした。

安全確保の対策は,無線の常時携帯と
噴火したら無線で知らせる,無線を聞いたら
最寄のシェルターに逃げ込むというものだそうです。

火砕流の速度は,きわめて早いので
発生してからの避難では間に合わないことがあると
どのマニュアルにも書いてありますし,
雲仙での悲劇を知らないわけではないと思います。
予知連の先日の見解には,
さらに強い火砕流の発生する可能性がある
と明記してあります。また,現在の観測体制では
予知できない可能性もあるとあります。

この三段論法の結論を理解しているふじたさんには
恐ろしい近未来の現実がすでに見えているのかもしれません。

[202.32.150.2][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows NT)]

4676. 2000年09月04日 22時42分40秒 投稿:みね 
9月2日に泊まった熱海温泉のホテルは、静岡新聞夕刊を差し入れてくださいました。
4673.みね よりも「前」の記事を、ご紹介します(逆順UPごめんなさい)。

>静岡新聞9月2日夕刊
下田市、受け入れ準備急ぐ − 三宅島漁民を全面支援 − 4日にも第一陣

 全島避難が決まった三宅島の漁業関係者らを漁船ごと受け入れる下田市は、二日朝から、仮宿泊拠点施設となる同市柿崎の東京都北区立下田臨海学園のメンテナンス作業などに取り組み、受け入れ準備を急いだ。同市は、「下田の体制を現在説明中。実際に三宅島から避難する第一陣が到着するのは四日になるのでは」と話している。

 下田市と三宅島は約90キロの距離で、漁船で約三時間で行き来ができ、漁業を通じて長年にわたり交流をもつ。漁業者の要望を受けて、同市や市漁協は受入を快諾。これを受け、下田市に避難していた三宅島の漁業関係者二人が島に戻って現在受け入れ体制を説明しているが、現地はパニック状態で、「何世帯、何隻が非難してくるか全くわからない」(下田市)という。
 仮宿泊施設の下田臨海学園は鉄筋四階建て、二十八室あり、三二十人の収容が可能。平成九年九月に閉鎖したため、メンテナンス作業が急ピッチで進められている。ガスの準備は終わり、飲料水設備、配電設備などが行われている。同学園管理人の土屋茂昭さん(64)は、「地震や噴火による不安の気持ちは計り知れない。下田の地で気持ちが落ち着いてくれることができれば」と話す。また、近所に住む主婦らも「避難してきた人たちに近隣住民として、住みやすい場所となるようにできるだけ協力したい。」と作業を見守った。
[カラー写真:受け入れに向けて、メンテナンス作業が急ピッチで進められている北区立下田臨海学園=下田市柿崎]
>以上、静岡新聞9月2日夕刊、カラー写真付き一面トップ記事でした。
>HPで見つけられなかったので、輪転機による新聞から転記しました。

>お問合せ先
静岡新聞社 (本社)  静岡(054)284-8900
静岡新聞社 浜松総局  浜松(053)455-3355
静岡新聞社 東部総局  沼津(0559)62-0380

下田市役所 tel.0558-22-2212
(〒415-0035 静岡県下田市東本郷一丁目5番18号)

下田市HP(この記事は見当たらないのですが、一応ご紹介しておきます)
http://www6.shizuokanet.ne.jp/shimodac/

[211.5.14.145][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4675. 2000年09月04日 21時22分14秒 投稿:山川 
4644.寺田さん、さだぞうさん

「さだぞうカメラ」には,大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。

毎日、毎日、お世話になっていました。
これからもよろしくお願いいたします。
[211.3.235.177][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

4674. 2000年09月04日 21時19分26秒 投稿:みね 
4672.TAKO さん
東大地震研HP中田研の「火砕流様の噴煙の写真」から、「嶋野君の写真」をクリックして、さらに「飯沼さん」をクリックすると、見覚えのあるHPにサーフィンしました(ビックリ!)。

[210.141.117.79][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4673. 2000年09月04日 20時47分12秒 投稿:みね 
 [http://www.sbs-np.co.jp/shimbun/index.html]
静岡新聞HPトップページに↑、今現在は掲載中ですが、1日以内に更新されてトップページから消えると思います。リンクで見れなくなったら、ゴメンなさい。コピペしておきます。

>静岡新聞HP、9月4日から転載↓
三宅島から避難漁民、下田着 まず8隻、9人
 活発な火山活動により全島避難が始まっている東京・三宅島の漁業関係者が三日、下田市への避難を開始した。石井直樹市長や市漁協関係者らが出迎える中、第一陣として九人が漁船八隻で下田港に到着。漁民らは、安堵(あんど)と疲労の入り交じった複雑な表情を浮かべながら下田に降り立った。

[210.141.126.78][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4672. 2000年09月04日 20時01分25秒 投稿:TAKO 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/nakada/miyake.html]
↑東大地震研、三宅島2000年噴火特集(三宅島総合観測班:地質グループ)

中田さんのページにカルデラ形状・カルデラ底が明瞭にわかる写真が掲載されました。
9月4日更新、のところ。
その下の8/29噴火写真も新しい画像が公開されています。
「火砕流様の噴煙の写真」というタイトルが付されています。
[210.170.15.125][Mozilla/4.5 [en] (Win95; I)]

4671. 2000年09月04日 19時54分00秒 投稿:TAKO 
 [http://tenki.or.jp/TYUUI/tyu3_3t18t01t.html]
↑「防災気象サービス」掲載の「注意報・警報」

以下、そのまま引用。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
平成12年 9月 4日19時35分 八丈島測候所発表
八丈島雷,波浪注意報
三宅島大雨警報雷,波浪注意報
((三宅島では、これから明日にかけ雷を伴って1時間に20から30ミリ
の雨が降る恐れ。泥流に厳重に警戒))

日本の南海上に低気圧があって東北東へ進んでいます。

このため、大気の状態が不安定となっており、三宅島では雷を伴って1時
間に20から30ミリの雨が降る恐れがあります。
又、八丈島ではやや強い雨を伴ない、発雷する恐れがあります。
雨による土砂災害・泥流災害の発生する恐れがありますので、厳重に警戒
して下さい。又、地震情報にも注意して下さい。

三宅島では、これから明日夕方までに予想される雨量は、1時間に20か
ら30ミリ、総雨量80から100ミリの見込みです。

落雷・突風に十分注意して下さい。

又、伊豆諸島南部では、北東の風がやや強く吹いており、海上では波・う
ねりの高い状態が明日にかけて続く見込みです。

波・うねりの高さ3m

船舶等関係機関は、高波に注意して下さい。

今後発表する注意報・警報・情報等に十分注意して下さい。
[210.170.15.125][Mozilla/4.5 [en] (Win95; I)]

4670. 2000年09月04日 19時43分01秒 投稿:さの 
 [http://tenki.or.jp/tyuui.html]
三宅島に大雨警報発令(19:35)!
[210.165.70.32][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4669. 2000年09月04日 18時54分55秒 投稿:早川 
 [http://www.crl.go.jp/ck/ck521/PI-SAR/J/izu/Miyake.html]
4663で,西側カルデラ縁後退を300メートルと書きましたが,
おそらく150メートルくらいだろうと思います.

しかし依然として,西側が大きく低い.
噴火口はカルデラ床の南西端,最低点は北側.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4668. 2000年09月04日 18時40分11秒 投稿:早川 
 [http://www.crl.go.jp/ck/ck521/PI-SAR/J/izu/Miyake.html]
JNNはカメラマンや音声さんなどは引き上げたんですね.
電話レポートしたあきばさん,死ぬなよ.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4667. 2000年09月04日 18時37分36秒 投稿:早川 
 [http://www.crl.go.jp/ck/ck521/PI-SAR/J/izu/Miyake.html]
いまJNNですとれちあ丸船上から生放送していた.
さだぞうさん,でないかと思ったが,元気な女性アナウンサーだけ.

船の上にヘリをホバリングさせて,信号を船からアップリンク.
ヘリか池袋サンシャインに送るんだそうだ.

2日に,その練習で20分くらいすとれちあを追った.
ホバリングはあまり愉快なものではない.

うまくきれいな画像音声がとどいて,よかったですね.>加藤さん
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4666. 2000年09月04日 18時11分27秒 投稿:早川 
 [http://www.crl.go.jp/ck/ck521/PI-SAR/J/izu/Miyake.html]
西側山腹の危険を考えるとき,
29日午後に報告された「湯気を立てながら沢筋をくだった熱泥流」
がじつはなんであったかをもう一度よく考える必要がある.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4665. 2000年09月04日 18時08分55秒 投稿:まんば 
 [http://www03.u-page.so-net.ne.jp/sa2/h-sugawa/index_hm.html]
4658.早川さんが言っていたFNNの画像をキャプチャして↑に置きました。
[202.238.123.231][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4664. 2000年09月04日 18時07分53秒 投稿:早川 
 [http://www.crl.go.jp/ck/ck521/PI-SAR/J/izu/Miyake.html]
「三宅島カルデラ縁は,たぶんいま西側がとても低い.
次の火砕流は,いまホテルシップがある阿古へ下る」

このわたしの迅速把握を,だれか追試してください.

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4663. 2000年09月04日 17時56分27秒 投稿:早川 
4661竜さん,

たいへんよいものを教えていただきました.
ありがとうございます.

8.29噴火で,カルデラ縁が西側にずいぶん後退しています.
300メートルくらい後退したのではないか.

8.29後,はじめて晴れたきのうの空撮をもう一度しっかりみないといけない.

読売新聞さん,まだぁ?
ほしいなあ.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4662. 2000年09月04日 17時50分30秒 投稿:ふじた@みやけ 
今日の雄山は、雲で高度1000m付近から上が見えないため
島の北側から噴煙を確認することはできませんでした。
ただし、島内の放送では13:50から噴火しているとの情報が
14:00ごろに流れていました。(10分のレスポンスタイムが気になります)

それと島の滞在者は、今夜から船で宿泊することになります。
基本的に寝るだけのようですが、その中で質疑応答の時間があるかもしれません。
同時に避難についての概要も発表されたのですが、
細かなところはまだわかりません。

それにしても、火砕流をはじめとする火山災害に対する認識が
あまりにも低い気がします。(とくに火砕流について)
10分のレスポンスタイムといい、避難計画といい、うーん大変です。
[202.219.174.89][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

4661. 2000年09月04日 17時36分05秒 投稿:竜 
 [http://www.crl.go.jp/ck/ck521/PI-SAR/J/izu/Miyake.html]
RE:4659
火口SAR空撮映像の最新版(8月30日撮影)は上記のサイトにありました。
[210.131.122.14][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

4660. 2000年09月04日 17時33分19秒 投稿:早川 
阿古の錆が浜から出港した東海汽船を,
桟橋から,青山副知事が手を振って見送っていた.
長谷川村長のとなり.

立派だが,死なないでほしい.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4659. 2000年09月04日 17時28分07秒 投稿:ASA 
 [http://www.crl.go.jp/pub/whatsnew/press/000808/000808-2.html]
日経に載っていた陥没の写真を一生懸命探して、ようやく見つけました。最新のはないのかな。
[203.179.218.158][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

4658. 2000年09月04日 17時12分23秒 投稿:早川 
安心情報

いまFNN1705で放送された山腹の「亀裂」はガリーです.

ガリーは,日本語では雨裂といいます.
雨水でやわらかい地層が深く浸食されてできるものです.
直線的ではなく,くねくねしているのが特徴.

もちろんガリーの下は,泥流が発生しやすいからその心配は必要.
しかしそれ以上の心配は無用.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4657. 2000年09月04日 17時03分22秒 投稿:とも 
私は、東京は毎日臭いような気がしますが、気のせいですか?
先週の初めの2日間のことしかニュースにならなかったようですけど。

[210.149.92.236][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

4656. 2000年09月04日 16時48分13秒 投稿:前田@神津島 
 [http://www.amy.hi-ho.ne.jp/takeshi-n/]
昨日の夜、神津島でも、硫黄の(くさい)のいがしたそうです(野外)
少しの間だったそうですが、屋内では気が付きませんでした。(自分)

昨日は、南西の風後、北東の風(神津島)(左回り)
三宅も、南西の風から、北東の風に変わったと思います。
[203.141.116.251][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)]

4655. 2000年09月04日 15時55分58秒 投稿:たかやま 
↓にある、今日の9時の天気図の台風14号の注釈には、
24時間以内に中心付近の最大風速が35m/s(天気図には
70knotsと書いてある)なり、風速25m/sの暴風域が生じ
るとあります。

 今のところの数値予報では、四国・九州あたりに接近
する予測になっていますね。
[160.202.2.10][Mozilla/4.73 [ja] (Win95; U)]

4654. 2000年09月04日 15時06分34秒 投稿:松島 
 [http://www.metocean.co.jp/kisho/html97/kisho/fax/typhoon000.gif]
台風14号の中心の4日9時現在の最新の数値予報による7日9時における予想位置は
三宅島の南南西700kmくらいの北緯27度、東経138度付近です。上の URL の位置
は少し古い予想なので位置が少しずれています。
中心気圧や中心付近の最大風速の予想は分かりませんが、数値予報図を見る限りでは
いまのところ猛烈に発達はしない予想です。
三宅島に影響があるとすると波と雨が7日から、風が8日からと思われます。
上空の偏西風は本州日本海沿岸まで南下してくる予想なので、いったん西の方に
進んだ後、転向して東進し三宅島近くを通ることも考えられます。
[130.34.125.208][Mozilla/4.73 [ja] (Windows NT 5.0; U)]

4653. 2000年09月04日 14時53分17秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/volcano/index.htm]
4652. 2000年09月04日 14時45分40秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/volcano/index.htm]
4647やぎさん>
 大昔の私の計算(SO2の量)は間違えてました、やぎさんのほうがもちろん正しい。

 明日からの出張にそなえた履歴ファイルの保存依頼にかまけて間違い言明を忘れていました。
すみません。

[210.254.79.5][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4648. 2000年09月04日 13時36分23秒 投稿:早川 
やぎさんへ,

やぎさんが所属する機関が,3000年前の噴火を桑木平カルデラだと考えている
らしいことを先日しりました.

津久井さんはそれを八丁平火口だと考えていることをご存知ですか?

そちらの全員一致で桑木平カルデラと考えているのですか?

理由は何ですか?

31日の伊豆部会では,この重大な意見不一致について議論がありましたか?


この質問は,ここで二度目です.


[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4647. 2000年09月04日 13時04分42秒 投稿:やぎ 
100km*100km*1km*10ppb(体積)として計算すると,SO2の質量は約300トンです.平均濃度を100ppbとしても約3000トンですから,現在観測されている火口からの放出量とほぼ同じオーダーと見てよいでしょう.
万のオーダーは過大だと思います.
#SO2の気体密度は約3kg/m^3.
[150.29.132.131][Mozilla/4.73 (Macintosh; U; PPC)]

4646. 2000年09月04日 12時59分02秒 投稿:おおさと 
さだぞうさん、寺田さんほんとにご苦労様でした。
まだ乗り越えなくては成らない山がいくつもあるかと思いますが。
お体大切に。

4637吉沼さん>
某消息筋の情報なのですが、ある防災拠点の飲料水を、三宅島に昨日送ったようです。
[210.166.226.159][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

4645. 2000年09月04日 12時56分29秒 投稿:ちば 
4634.ふじたさん>
>26日にスオウ穴にできていた水溜りの近くにまで
>火口壁が迫っています。
>それにしてもスオウ穴の切れ込みが大きいのに驚いています。

そうですね
島下辺りから見たスオウ穴の切れ込みって
切符にはさみを入れたような
長方形にみえるんですよね。

いま、スオウ穴の空撮写真を整理しているところです
後で、変遷写真としてあらためてアップします。

[202.32.150.2][Mozilla/4.7 (Macintosh; I; PPC)]

4644. 2000年09月04日 12時51分13秒 投稿:寺田暁彦 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/MIYAKE/index.html]
今後のさだぞうカメラについて

 当面は,オーバーホールか島外移設を検討しています.

 研究目的のみならず,三宅島の島民の方にも,山の様子がご覧いただ
ける環境を整備することは,大変重要であると考えています.島内への
適当な場所への移設を検討し,すでに複数の候補地を確保してあります.

 しかしながら,当地は大変危険な状態であると認識しています.私は,
島に行くことに強い恐怖を感じます.私を含め,地震研究所の大学院生
は今後三宅島に行きません.地震研の職業研究者も今後の観測体制を再
検討しています.従って,さだぞうカメラの「島内移設」は,当面の間,
予定されていません.

今後は,御蔵島に設置したカメラ2号(通称は子供達が相談中)をご覧
下さい.
[133.11.56.21][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

4642. 2000年09月04日 12時44分44秒 投稿:寺田暁彦 
 [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/MIYAKE/index.html]
さだぞうカメラ撤収のについて

 さだぞうさんの書き込みにもありましたが,重ねてお知らせします.

 村側から避難の際にブレーカーを落とすように指示がされています.
また,今後,坪田地区にも噴石や降灰の被害が予想され,漏電などの危
険が少なからず存在します.また,窓ガラスが汚れても掃除する人がい
ません.

 以上の事をさだぞうさんと相談した結果,本日のさだぞうさんの島外
避難に合わせて,さだぞうカメラを撤収することにしました.
 4日12時10分を持ちまして,同カメラの運用を終了させていただきま
した.8月12日以来3週間にわたり,「携帯電話で定期的に画像転送」と
いう無茶な方法にも関わらず,予想以上に順調に運用することができま
した.
 また,この期間,制御された条件下で貴重な画像資料を得,予知連資
料にもなりました.さだぞうさんを含め,関係者各位の多大なご協力に,
深く深く感謝します.本当にありがとうございました.

[133.11.56.21][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

4640. 2000年09月04日 11時55分43秒 投稿:ポチ 
 [http://www.nyc.go.jp/]
さだぞうさん、寺田さん、本当にご苦労様でした。
[211.120.79.250][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

4638. 2000年09月04日 11時40分57秒 投稿:さだぞう 
さだぞうカメラはまもなく機能を停止します。
地震研の寺田さんと相談した結果、
無人の家のブレーカーを落とさずに行くのは、
何かあった時火災の危険がありまずい、ということになり、
やむなく撤収を決定しました。
皆様のご愛顧に感謝致します。
[210.132.21.211][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4637. 2000年09月04日 09時56分33秒 投稿:吉沼 みどり 
お聞きしたいのですが、SO2等は、水に溶けやすいので濡れタオルを・・。
とあったと思うのですが、その水は大丈夫ですか?
三宅の水道は、大路池を利用しているのですが。
水道の水、又島の人が利用する雨水は?

残っている人の飲料水は大丈夫でしょうか?
[202.217.30.88][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

4636. 2000年09月04日 09時50分55秒 投稿:早川 
 [http://www.yomiuri.co.jp/04/20000903i114.htm]
読売新聞科学部増満記者へ
読売新聞社会部かわべ記者へ

けさの貴紙に掲載された三宅島カルデラ空撮写真あるいはそれと似た構図の写真を
添付ファイルでわたしあてに送っていただけたら,幸いです.

カルデラ床の陥没が進行しているかどうかを知ることがいま
最も重要だと私は考えています.そのために,貴紙のくっきり写真をみたい.

早川由紀夫
hayakawa@edu.gunma-u.ac.jp

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4635. 2000年09月04日 09時43分23秒 投稿:早川 
 [http://www.yomiuri.co.jp/04/20000903i114.htm]
ずいぶんとまあ,楽観的な見方↑

時刻予知できないと会長が31日にいった言と矛盾している.

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4634. 2000年09月04日 09時13分31秒 投稿:ふじた@みやけ 
ふじたです。

みやけ神着です。
なんとかこっちのネット環境が整い再登場です。
昨日の朝についたのですが、おりからの西風で
火山灰とガスの洗礼を受けました。

きのうは、午後から噴煙高度が高くなり13時すぎには
3000mを超えていたと思います。

さらに、夕方からは火山灰混じりの灰色の噴煙に変わり
伊ヶ谷方面に降灰があったようです。


早川さま
きのう昼に撮影したビデオを見ることができました。
26日にスオウ穴にできていた水溜りの近くにまで
火口壁が迫っています。
それにしてもスオウ穴の切れ込みが大きいのに驚いています。

まずは、ごあいさつがてら。
[202.219.174.90][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

4633. 2000年09月04日 09時07分20秒 投稿:早川 
そうだ,げしへ.

8.18火山灰が3000年前の火山灰と異なるところがあるかどうかという
宿題レポートの提出がまだです.
ずいぶんと遅刻です.


8.20ころの次の発言:
2961
2959
2951
など
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4632. 2000年09月04日 09時04分10秒 投稿:さの 
■4612 やぎ@つくば さま

> SO2の連続観測は,大気吸引してSO2分子の紫外線吸収を連続測定する方法のはずですが…

東京都の保健所臨時局のSO2測定値は1時間連続値、移動局は間歇値ということになりますね。
であれば、4603さの の 4580こばやしさま: にあてたコメント部分を撤回します。

> ...短期的な噴出量の増加や,気象条件によっては,この10倍程度にはすぐになる

防災面より安全側の立場で概算するならば、発生源のSO2流量の変動と、気象条件の変動の
影響をそれぞれ10倍程度として、環境濃度の変動を100倍程度とみておかなければならない
気がします。
発生源の方の根拠:28日の関東異臭騒ぎのときのSO2濃度と気象条件、ランドサット画像か
らみて、3000t/日よりも1オーダー強い放出があったのではないかと考えたこと(定常プ
ルームが1000m程度の大気混合層内を進むという簡単な計算はしましたが不安)
気象条件の方の根拠:大気安定度による水平・鉛直の拡散幅のレンジ

過大すぎる見積もりでしょうか?

■訂正
↑に関連して自己ログを見直し 4488 さの に誤りを見つけ自己削除したのですが、もはや
ログに入っていて手遅れのようでした(^^;

誤りは次の3点です。

・(誤)東京都環境保全局→(正)東京都環境局
・(誤)1時間値→(正)1時間値の最大値 :'90年度から'98年度の統計値を並べた所
・(誤)1時間値の最大値3.4ppmは短期的環境基準(0.1ppm)の340倍!
  →(正)1時間値の最大値3.4ppmは短期的環境基準(0.1ppm)の34倍!

申し訳ありませんでした。
[210.165.70.67][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4631. 2000年09月04日 08時49分17秒 投稿:早川 
 [http://www.gsj.go.jp/~imiyagi/Works/Event/Miyake2000/etc/yt0831/]
通産省工業技術院地質調査所の火山関係者のみなさまへ

                     早川由紀夫(群馬大学)

貴所で31日にまとめられて,その日の伊豆部会に提出した資料↑
が,今回の全島避難の決定に至るために大きな役割を果たしたと
漏れ聞いています.

ご努力に敬服します.

さて,本日午後の東海汽船で,最後の住民避難がおこなわれると聞いています.
しかし,そのあとも,島には400人ものかたがたが滞在する予定だそうです.

貴所は,所員の生命身体の安全確保のため,三宅島に上陸して調査する
ことを停止するつもりであると,31日の時点で話されたと聞いています.

まったく妥当な判断だとわたしは思います.

じっさいに三宅島派遣を停止したのなら,そのことをもっとひろく
アナウンスしていただきたいと思います.

我が国唯一の地質学の国立研究機関がそうした処置をとっている事実は,
いま島に人を派遣している公的機関・民間企業のトップ(意思決定者)に
すくなからぬ影響を与えると思うからです.


[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4630. 2000年09月04日 08時28分32秒 投稿:早川 
4629ちばさんへ,

そんなことはない.わたしのところからはそこへすんなりはいれる.




[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4629. 2000年09月04日 08時08分07秒 投稿:ちば 
さっきのNHK全国ニュースで
三宅島を離れた村民のためのページができたと紹介され
URLも伝えていました。さっきアクセスしようとしたらまったく
反応がありませんでした。きっといまごろ、ものすごいアクセスがあるのではないでしょうか
ようやく表示されても、まだ、作成中でなにもないので
また、びっくりしてしまうだけでしょうが。
はやくなんとかしないと、
もしも現地(?米たべてる)で対応させているのなら
それどころじゃないと思う。
[210.166.70.120][Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)]

4628. 2000年09月04日 07時53分12秒 投稿:早川 
4625の補足

三宅島を離れた村民のみなさまへ
のページ紹介.

メールアドレス紹介でした.

内容は伴わなくても,ありさえすればいいとNHKは考えたらしい.

なお,そのページにはいま重大なあやまりがあります.
きょうは9月3日ではなく9月4日です.

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4624. 2000年09月04日 07時33分58秒 投稿:おおさと 
Hal.Tさん4614、まつ@島原さん4615>
コメントありがとうございます。

Hal.TさんのところのGID-LOG シーケンスロガとまつ@島原さんの工夫をあわせれば、もしくはさらに何らか工夫すれば、メンテナンスにかかる人的リスクを減らすことが出来るようですね。


>三宅では雨が強いので,自然に任せるのが結構よいみたいです.あまりたくさん
>灰が降るとだめかもしれませんが,7月の噴火の時の木々の葉に積もった火山灰は,
>その後の雨でほとんどwash outされてしまっていました。

避難されたお宅の屋根の灰もwash outされてくれればいいのですが。

**************************************
気になっている点
避難された家屋に取り残されたLPGボンベの措置
確か、有珠の時にはガスボンベを避難家屋のすべてのボンベを撤去していたと思うんだけど。

[210.166.224.63][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

4619. 2000年09月04日 06時11分46秒 投稿:早川 
本日の私の行動目的:

きょうの東海汽船がでたあとに島に留まることになっているらしい
400人の数を,今日中に,できるだけゼロに近づける.
ゼロがむずかしければ,一桁の数まで持ち込む.

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

4618. 2000年09月04日 01時46分53秒 投稿:なや 
 [http://www.mogami-wire.co.jp/paper/physical-constants.html]
補足:
玄武岩質だと、Fe3O4なんかが多いだろうから、もっと誘電率は高いかも。
[210.159.175.216][Mozilla/4.72 [ja]C-NSCPCD (Win98; U)]

4617. 2000年09月04日 01時44分12秒 投稿:Rover 
 [http://www.tenki.or.jp/]
 気象庁は3日、南鳥島の南約900キロの太平洋上で、熱帯低気圧が台風14号になったと発表。
同庁の観測によると、中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、
中心から半径190キロ以内で風速15メートル以上の強風が吹いている。台風は時速約15キロ
で西へ進んでいる。

* 進路が気になります。泥流の危険性。それに、海が荒れたら、船はどこに?人はどこに?

  早めの対策が必要と感じます。皆様の無事を祈っています。
[210.198.145.159][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

4616. 2000年09月04日 01時43分56秒 投稿:なや 
 [http://www.mogami-wire.co.jp/paper/physical-constants.html]
4615:まつさん>
>そうすると,アンテナに何かがどんどん乗っかって,遅延が発生したと考えるのが
>簡単かなと…

火山灰の packing densityがどの程度か見積もるのが難しいですけれど、
鉱物の誘電率がだいたい 4〜8程度とすれば、結構ふかふかの状態でも
かなりの遅延は起こりそうです。
?:石英:3.5,雲母:6〜7.9,乾燥土壌:3 だそうです。↑のHPから

アンテナに積もったと考えると、全方向からの電波に遅延が生じるから、
見かけ上沈降するという方向に行くでしょうし。
[210.159.175.216][Mozilla/4.72 [ja]C-NSCPCD (Win98; U)]

4615. 2000年09月04日 01時16分56秒 投稿:まつ@島原 
4610.Hal.Tさん>
> GPSの高精度測定(位相によるもの)は空気中の水蒸気量を測定することができるぐらい敏感です
> つまり噴火の最中など電波の通り道に水分やガス・埃など電波速度に影響するものがあると
> 補正が必要となるはずです。通常は設置位置が変わらない物として水蒸気量の測定に使われる
> ぐらいですからね。(この話題だけは私の専門だ、うれしい)

そうですね.水蒸気量は大きな遅延を与えますね.(実は私もこの研究にからんでいた^^;)
ただ,今回は8月29日からシステマチックに(毎時のばらつきは小さいく)25cmも
沈降を続けました(沈降しているように見えた?).大気の水蒸気量やガスの影響
だと日変化や風向でばらつきが出そうですよね.
そうすると,アンテナに何かがどんどん乗っかって,遅延が発生したと考えるのが
簡単かなと…

4611.おおさとさん>
> 、太陽電池に付着した火山灰
> を自動に除去できるような装置ってありますか。もしくは製作することは出来るのでしょうか。

三宅では雨が強いので,自然に任せるのが結構よいみたいです.あまりたくさん
灰が降るとだめかもしれませんが,7月の噴火の時の木々の葉に積もった火山灰は,
その後の雨でほとんどwash outされてしまっていました.
太陽電池パネルも意外ときれいになっていました.
あとよいと思うのが,丈夫なヒモを垂らしておく方法.風で舞って灰をたたき落とす.
風車が回って落とすのも良いかもしれません.
トンネル内の反射板の清掃に使われていますよね.
[133.5.168.105][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

4614. 2000年09月04日 00時55分38秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/gid/gidlog/index.htm]
4611おおさとさん>
 だいぶ前にも書かれていた太陽電池の掃除機の件ですね。私どもも山間で測定するために太陽電池の採用を
考えたことがありますが、掃除と日陰の問題で解決策は見つかっていません。
 現状はその対策として、電池のみでデータ収集する方向で物事を進めています。周辺センサ類には
必要な瞬間だけ電力を供給し、その他の時間は寝て暮らすようなシステムでやろうとしているん
です。上のURLにその実験システムの実験例があります。やっと本年の3月からなので、もっか
信頼性を保証できない!
 しかし、太陽電池の券も忘れてはいません・・・・

[210.250.0.196][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4613. 2000年09月04日 00時41分43秒 投稿:竜 
RE:4610
GPSで水蒸気が測ることができる話はまつ@島原さんもよくご存じのはずです.

ところで,先月18日の三宅島の地理院GPSデータを入手して噴火時の水蒸気変
動がどの程度だったか見積もろうと試みています.残念ながら予備的な解析では
あまり顕著な変動は見えません.噴煙柱の熱エネルギーをうまく見積もれたらと
いう素朴な考えですが,そう簡単ではなさそうです.
[210.131.121.1][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

4612. 2000年09月04日 00時18分16秒 投稿:やぎ@つくば 
 [http://www.gsj.go.jp/~yagi/Volc_Gas.html]
SO2の連続観測は,大気吸引してSO2分子の紫外線吸収を連続測定する方法のはずですが…

なお,日量3000トンのSO2は,分布域の大きさを幅2km,厚さ0.5km,風速5m/sと仮定すると,平均的な体積濃度は約2.3ppmです.これだけでもかなりの濃度ですが,短期的な噴出量の増加や,気象条件によっては,この10倍程度にはすぐになる可能性が高いです.幅や厚さ,風速,放出量を適当に変更すれば,濃度の目安にはなるでしょう.
[210.155.216.45][Mozilla/4.72 (Macintosh; I; PPC)]

4611. 2000年09月04日 00時17分35秒 投稿:おおさと 
Hal.tさん>
 まだ、ご覧になっているかな?
 Hal.tさんに教えていただきたいのですが、以前この掲示板に投稿したことがあるのですが、太陽電池に付着した火山灰を自動に除去できるような装置ってありますか。もしくは製作することは出来るのでしょうか。
 今後観測が強化され、太陽電池を電源とする観測機器(たとえば監視カメラ、今回どっかで使ってたような映像を見た記憶があるのですが。さだぞうカメラでなく。)が設置され、この太陽電池に火山灰が付着したら、雲仙の時のように、だれか危険を冒して掃除に行かなくてはならなくなるのでは。(雲仙では、自衛隊員が確か掃除してたと記憶しています。)
 何かいい方法はないでしょうか?
 
[210.166.226.150][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

4610. 2000年09月04日 00時06分47秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/volcano/index.htm]
4607まつさん>
 GPSの高精度測定(位相によるもの)は空気中の水蒸気量を測定することができるぐらい敏感です
 つまり噴火の最中など電波の通り道に水分やガス・埃など電波速度に影響するものがあると
補正が必要となるはずです。通常は設置位置が変わらない物として水蒸気量の測定に使われる
ぐらいですからね。(この話題だけは私の専門だ、うれしい)

[210.250.0.197][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4609. 2000年09月03日 23時58分46秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/research/volcano/index.htm]
「履歴ファイル」、火曜日と水曜日(9月5,6日)のお願いは数人の方からメイルいただき
ました。個別に返事しますが、一応の準備はできたので報告しておきます。
 (9月5,6日)は長野県の蒲原沢に土石流警報機(低価格版)の実験的設置と沢の形状
測定に行くんです。
[210.250.0.168][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4608. 2000年09月03日 23時56分17秒 投稿:みね 
>4602.ちば さん
>A温泉て、熱海のAだったというわけか

そういうわけでした。

前日泊にして、当日朝の天候で行動を決める心づもりで、熱海に行きました。
雨が降れば、予定稿(4601.みね)がボツになる関係で、A温泉と伏字にしました。天気が良かったので、予定稿(4601.みね)は、予定どおりに投稿いたしました。

熱烈なる「大気の恩恵」のおかげをもちまして、外輪山とかの距離感が分かりました。相模湾はもちろん富士山や駿河湾まで見えたので、「大地の大きさと自分の大きさの違いの程度」を実感したつもりでいます。
晴天で、真夏日でした(苦笑)。

熱海温泉のホテルの方とかに聞いてみました(記憶でのカキコです)。
>「大島が見えなければ半額」にはできない、特に夏は。冬の富士5湖とは違う(怒られた)。
>三宅島は見えない、東京都だから、ここは静岡だよ(意味不詳のまま掲載)。
>熱川で噴煙を見たとか言ってたな。下田は、もっと近いけど、夏はモヤで霞んでしまう。

[211.5.26.82][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4607. 2000年09月03日 23時47分43秒 投稿:まつ@島原 
早川さん

三宅島南東側に地震の巣があるとの件ですが,東大地震研の高感度地震観測の
解析担当者(酒井氏)に問い合わせましたが,そのような事実はないとのことでした.
地震の震源は山頂直下に集まり,深くなるにつれ徐々に島の南西側で発生している
そうです.
やはり,マグマは地殻変動の隆起and沈降中心である三宅島南西部深部にあるようです.



[133.5.168.105][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

4606. 2000年09月03日 23時39分53秒 投稿:まつ@島原 
国土地理院GPS観測網に出ている三宅島の沈降+膨張傾向についてですが,ちょっと
データに疑問がでてきました.

火山噴火予知連内でのこのデータの評価を聞きました(東大渡辺教授談).
 特に三宅3観測点(三七山スポーツ公園)に非常に大きな沈降がみられる.
 沈降に最も敏感なはずの島内の傾斜計に変化は見られない.
 斜距離の増加も,沈降による見かけの分も考えなければならない.
とのことで,三宅3観測点ごく近傍の近く変動(人工的なものも含む),または
アンテナへの火山灰の付着による影響の可能性もあり検討中とのこと.

たしかに,アンテナレドームに灰等が付着すると,電波の遅延や減衰が生じて影響がでます.
その後のGPSデータでは,9月2日午後ぐらいから 三宅3観測点が逆に数時間で20cmも
隆起してしまったことになっています.
雨等で灰が流されて,もとの電波受信状態にもどったためかもしれません.
>解析専門の方,どうでしょう?
[133.5.168.105][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

4605. 2000年09月03日 23時32分00秒 投稿:阿古・しゃいん 
10時30分頃から降灰は落ち着いた状態です。しかし、まだ臭いが残ってます!

Booさん、あした寝坊しないように!
[143.90.173.6][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

4604. 2000年09月03日 23時09分01秒 投稿:ちば 
■もし噴火があった場合、実況報告は
この掲示板にお願いします。
といっても、ほとんどいなくなっちゃうわけですね。
(ふじたさんが昨日の晩の船でいって、現在滞在中だけど)

■この掲示板では、三宅島噴火の推移をずっと見守ってきました。
6月末の早い段階から、その状況に関して議論を重ね、
8月18日の噴火は、生命に危険がおよびかねない
大規模でかつほとんど前例のない噴火であったことを指摘し
一刻も早い全島民の島外避難が必要だと主張してきました。
それができなかったら、自主避難でもいいから
とにかく、危険だから島を離れるほうがいいと
「おおかみ少年」のようだったかもしれません。
嚇かし過ぎだという場面もありました

■しかし、8月29日の朝の火砕流を伴った噴火で
その不安、危惧は現実のものとなり
杞憂ではなかったことが証明されたのです。
幸い、人的な被害こそなかったものの
弱い火砕流が発生した時には
みゃるさんからの実況書き込みがあるなど
リアルタイム双方向メディアの強みを発揮し
証拠となる決定的な映像の掲載によって
その第一報を伝えたと理解しています。

■「ここは三宅島」をどうしましょうか。
たしかにHal.Tさんのいう通りだなあと思うのです。
時系列情報を収集する力、情報の集約性、それらによる迅速な交換
これらの機能は、掲示板が分散していなかったからこそ
可能だったように思います
また、岡村さんのリクエストによって作ってみたものの
内容的には、「島魂」の掲示板と重複するかなと
今日のところでは、100件程度まで様子を見て
バックナンバーも含めて
本家に取り込んでしまおうかなと考えています。

■この「ある火山学者のひとりごと」では
自由闊達な議論を展開していただければいいのです
悩みでもなんでもいいですからどんどんかきこんでください。
まあ、タイミングよく発言してくれればいいです。
いっぱいの専門家が、そして全国の人たちが注視しています。
レスポンスの早さと鋭さを維持するには
板を分割しない方向でいきたいと思います。
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

4603. 2000年09月03日 22時57分17秒 投稿:さの 
■4580こばやしさま:

ありがとうございます。お礼遅くなりました。

て、いうことは東京都の保健所臨時局のSO2測定値は1時間連続値じゃなくて1時間毎の
5分(程度?)間歇測定値ということですね。だから、桜島赤池の測定値と比較して
大したことはないなんていう評価はできませんよね。4528村松さんのおっしゃるように
SO2濃度は刹那的ですからね。

■4597東京都環境局のHP読者さま:

やはりご覧になってましたね。↑も見てください。

現時点の火山ガスのリスクは、

1.火砕流に伴う致命的高濃度の火山ガスに暴露されるリスク

2.白色の噴煙、あるいは噴煙等に伴わず気流にのって流下する致命的高濃度の火山ガス
  に暴露されるリスク(これでよいか?不安)

3.強い火山ガス発生源近傍であるため、致命的ではないが恒常的あるいは断続的に高濃度
  の火山ガス及び浮遊粒子状物質(SPM)を暴露されることにより、慢性的健康障害を
  負うリスク

に整理できると思います。

考慮すべき火山ガス成分はSO2、H2S、HClでCO2、COについても一応含めておく必要がある
と存じます。

今後島に残られる方のリスク認識と現実のギャップの大きいのは2と3で、2については
防災上の緊急性が要求される事態にあると思います。

2については防災本部と環境局の緊急かつ緊密な連携が、3についは緊急性は少ないですが、
環境局が防災本部の中でイニシアティブをとって対応する必要とあるものと存じます。
3のリスクをおろそかにすると「杉並病」や「ディーゼルNO運動」どころじゃ無くなると
思いますよ。

どうか上記の点を至急防災対応に反映させてください。一都民としてお願い致します。

■4600ちばさま+島に残る方々

4597山崎さまの消防庁化学災害専門部隊は派遣されないようですね。島に残る方々は火山
ガスの高濃度を感じたらどこに逃げ込めばいいのか是非業務命令者に聞いてみてください。

■4599阿古・しゃいんさま
要厳重警戒ですね(↑2のリスク)。
[210.165.70.253][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

4602. 2000年09月03日 21時44分48秒 投稿:ちば 
A温泉て、熱海のAだったというわけか
そういえば、去年は熱海の花火大会を桟敷きで見たなあ
(伊豆大島のかえりに、ついついふらふらと)
[202.32.150.2][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

4601. 2000年09月03日 21時35分42秒 投稿:みね 
 [http://www.town.hakone.kanagawa.jp/]
9月2日(土)熱海温泉に泊まりました。
9月3日(日)箱根の芦ノ湖の遊覧船に乗ってきました。
カルデラの風景を、自分の目で見てきました。

箱根町HP↑の、「40万年の物語 箱根火山と芦ノ湖のなりたち」のページです。↓
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/kankou/alacarte/kazan.html

(参考)神奈川県箱根町と、北海道虻田町とは、姉妹都市だそうです(カルデラ湖の観光)。

[210.255.9.119][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; MSN 2.5; Windows 98)]

4600. 2000年09月03日 21時31分55秒 投稿:ちば 
そうですね、そうしましょう。そのほうがいいですね。

■ 三宅村役場の調べでは
8月31日現在の三宅島自主島外避難者数は 2,365人だそうです。
8月1日現在住民基本台帳による人口は、3,855人ですから
実に人口の60%にもなります

■ 平成12年9月2日
午前10時50分
東京都災害対策本部

       東京都災害対策本部の対応等について(第47報)

        現地対策会議の検討内容について

 本日午前9時から行われた三宅島現地対策会議において検討された内容は、下記のとおりです。


                  記

平成12年9月2日
東京都三宅支庁

          三宅島災害 東京都現地災害対策会議

[出席者](1)東京都  青山副知事(座長)、総務局(三宅支庁、総務部、災害対策部、行政部)
     (2)三宅村  長谷川村長、消防団長/ (3)国土庁/ (4)内閣官房
     (5)自治省消防庁、東京消防庁/ (6)通産省資源エネルギー庁 (7)建設省
     (8)郵政省、現地郵便局代表/ (9)警察庁、警視庁三宅島警察署
     (10)防衛庁、自衛隊第一師団、海上自衛隊/ (11)海上保安庁
     (12)気象庁、田崎三宅島測候所長/ (13)東京電力/
     (14)NTT東日本、NTTME、NTTドコモ/ (15)東海汽船
     (16)三宅島建設業協会会長/ (17)島内運送業界代表/ (18)三宅島農協
     (19)三宅島漁協

+−−−−−−−−−−−−−残 留 者 の 残 留 目 的−−−−−−−−−−−−−+
|(1)気象庁、火山噴火予知連の情報により帰島が可能になった場合、島民が帰島した際に|
|  生活が速やかに再開できるように緊急泥流対策を行い、道路、交通、ライフラインの機|
|  能を維持する。                                |
|(2)火山活動の観測態勢を維持する。                       |
|(3)島外の住民に島の様子を適宜伝えられるように島内の状況を把握する。      |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

確認すべき事項
 1 現地災害対策本部を東京都三宅支庁内に設置する。
 2 残留者の泥流・火砕流退避対策
   (1)速報体制の確立
      1)残留各機関が同報周波数受信機を携行する。
      2)各機関のパソコンネットワーク化
      3)三宅支庁にも同報無線発進装置を設置
 +−−−−−−+−−−−−+    +−−−−+     +→村内放送塔からサイレン
 |三宅島測候所|火山活動の|−−+→|三宅支庁|−−+  |
|      |異常の通報|  | +−−−−+  +−−+→村内放送塔からの通報
+−−−−−−+−−−−−+  +→|三宅村 |−−+  |
    ↑              +−−−−+     +→携行受信機からの通報
現地での種々の異変を確認

   (2)避難や観測設備の設置
      1)赤外線暗視カメラの支庁・村役場への設置
      2)建設業者の従事にはコンテナシェルター、水、エアボンベ、大ハンマーの設置
      3)退避用シェルター(マップ化して周知)
        ・比較的堅固な建物          55ヶ所(使用可能な状態か実査)
        ・ボックスカルバート2連式シェルター 18ヶ所
        ・コンテナ式シェルター        30ヶ所(火砕流対策の原則)
      4)屋外作業には退避用の車両を随伴すること
   (3)観測態勢の強化
      航空機による上空からの監視及び機器等による観測により得た火山の活動に関する
      情報に基づき、気象庁は避難に必要な情報を現地本部に伝達する。
   (4)行動計画の事前提出と在島者数の把握
      各機関は前日に翌日の行動場所、行動内容、行動者等を記載した行動計画書を現地
      本部に提出してこれに基づき行動する(報道機関を含む)。在島者数のメール交換。
   (5)救急医療体制
      現地医療機関(中央診療所)、東京消防庁、都衛生局の連携により迅速な対応を図る。

 3 防災土木−−−−別添付資料のとおり

 4 現地の広報体制−−−−国=国土庁職員/都=報道課職員/村=総務課職員

 5 現地残留者への生活支援
   (1)ホテルシップの運用
      9月4日夕刻以降、原則としてホテルシップを運用するものとし、食事等の提供態勢
      を整備する。
   (2)以下の夜間島内当直者(必要最小限の要員)との速報態勢の確立

      +−−−+   +−−−−−−+   +→ ホテルシップ
      |気象庁|−−−|現地本部  |−−−|→ 三宅島警察署
      +−−−+   | 都三宅支庁|   |→ 三宅村役場
              +−−−−−−+   |→ 東京消防庁三宅島派遣隊
                         +→ 東京電力
   (3)ガソリン、LPガス、灯油の調達
      各機関が独自に調達するが、一定の安全な場所に集積保管する。
   (4)車両の調達
      各機関が独自に輸送船で搬入する(相互に協力しあう)
   (5)生活物資の調達
      各機関が独自に輸送船で搬入する。

 6 残留機関の役割分担の確認
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
|      班      |現状人数|残留要員|主な任務                |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
| (1)火山活動観測班                                 |
++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
||気象庁三宅島測候所   | 10名| 10名|災害観測、災害予報、発災情報の発信   |
||−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
||海保、警察、消防、自衛隊|(後述)     |観測用航空機の提供           |
++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
|(2)ライフライン維持班                                |
++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
||東京電力        | 17名| 11名|電気が全てのライフライン機能維持の要と |
||            |    |    |なることから、9月4日までは現行体制を |
||            |    |    |維持し、以降は発電所の運転要員、保安要 |
||            |    |    |員を確保し送電を維持する。       |
||−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
||NTT・NTTME   | 16名|  7名|9月5日以降も電話回線の機能を維持する |
||            |    |    | 。このため要員が待機するとともに作業、|
||            |    |    |修繕を行っていく。           |
||−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
||東海汽船        | 10名| 19名|(1)ホテルシップの提供(9/4以降) |
||(伊豆諸島海運を    |    |    |(2)残留者への物資輸送・復旧用資機材 |
||含む)         |    |    |  の搬入用の貨物便と船舶荷揚げ機能の |
||            |    |    |  維持                |
||            |    |    |(3)御蔵島への定期船・定期貨物船の中 |
||            |    |    |  継基地としての機能維持       |
++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
|(3)防災班                                      |
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||東京都三宅支庁 他   |107名| 70名|(1)泥流災害防止工事         |
|| 在島東京都事業所   |    |    |(2)現地災害対策本部的機能を果たす。 |
||            |    |    |(3)空港・港湾機能の維持       |
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||警視庁三宅島警察署   | 35名| 35名|防犯、発災時の残留部隊の避難誘導    |
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||東京消防庁      | 20名| 20名|発災時の残留部隊の避難支援及び負傷者の |
|| 三宅島派遣隊     |    |    |救助搬送(耐熱救援車・救急車等7台)  |
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||三宅島消防団      |137名| 50名|警察署とともに村内を巡回し異常を確認  |
||−−−−−−−−−−−−−−−−−−(未定)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
||島内建設会社4社    |173名| 70名|泥流災害等の災害復旧重機のオペレーター |
||            |    |    |要員を中心に交代で在島         |
||            |    |    |(バックホー28台、ペイローダー22台 |
||            |    |    |ダンプ30台)             |
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||自衛隊         |  6名|  6名|災害派遣連絡員(海自2名+陸自4名)  |
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||海上保安庁       |  0名|  3名|緊急救援連絡体制の維持         |
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||運輸省航空局      |   名|   名|空港管制機能の維持           |
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|(4)生活維持班                                    |
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||三宅村役場       |125名| 90名|(1)東京に村の出張所を開設し、村の情 |
||            |    |(未定)|  報を島外避難者に周知        |
||            |    |    |(2)残留部隊は水道や廃棄物処理場など |
||            |    |    |  の村営施設の施設維持        |
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||島内運送業界      |未確認 |  5名|ヤマト便の維持             |
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||郵便局         |5局  | 1局 |9月2日〜4日は5局体制を維持し、以降 |
||            | 29名|3〜5名|は、残留機関への対応のため坪田1局を維 |
||            |    |    |し、ATM(送金預金等)郵便窓口を確保 |
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|(5)指定防災協力機関の指名(今後)                          |
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||○ガソリンスタンド   |   社|   社|ガソリンと灯油供給の維持について打診中 |
||○LPガス供給者    |   社|   社|LPガス供給機能の維持を      〃 |
||○自動車修理工場    |   社|   社|各機関車両や建設機械の修理機能維持を〃 |
||○タクシー会社     |   社|   社|報道機関等来島者の交通手段提供を  〃 |
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|計            |700名|400名|(応援部隊をいれると最大で約600名) |
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